JP2005316237A - 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 高画質を維持しながら記録材がなくなるまでの時間を延ばすことができなかった。
【解決手段】 特定の記録材での出力色を他の記録材での出力色で代替可能な関係にある複数の記録材を利用して印刷を実行する印刷装置を制御するにあたり、印刷対象の画像を示す印刷データを取得し、同印刷データに基づいて各記録材の使用量を決定し、上記特定の記録材の残量が所定の基準より少ないか否かを検出し、上記印刷データに基づいて上記画像の属性を検出し、特定の記録材の残量が所定の基準より少ないと検出されたときに、印刷対象の画像の属性毎に異なる代替量となるように上記他の記録材で上記特定の記録材の一部を代替させ、上記決定された使用量を修正し、得られた使用量で印刷を実行させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムに関する。
プリンタにおいては、複数色のトナーやインク等を使用して印刷媒体上に画像を形成することが多く、この中の1色でも記録材が尽きると印刷不能になるのが通常である。そこで、特定の色の記録材がなくなるまでの時間を延ばすための技術が開発されている(例えば、特許文献1)。
特開平9−265223号公報
上述の技術においては、単に記録材がなくなるまでの時間を延ばすのみであり、高画質を維持しながら印刷を続けることができなかった。すなわち、上記特許文献1では、カラートナーの各々について残量を検出し、残量が所定値以下になったときにブラックトナーによるUCRレベルを制御しているが、このときに、画質に対する考慮がなされていない。より具体的には、画質に影響を与える要因としては、画像の属性毎に適正量の記録材を使用しているか否か、色毎(例えばブラックと有彩色)の使用量バランスが適正であるか否か、高精度でカラーマッチングをしているか否かなど、種々の要因がある。しかし、従来の技術では、これらの要因について考慮することができなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、できるだけ高画質を維持しながら記録材がなくなるまでの時間を延ばすことが可能な印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムの提供を目的とする。
上記目的の少なくとも一つを達成するため、本発明では、印刷データに基づいて記録材の使用量を決定するにあたり、記録材の残量および画像の属性に応じて基準の使用量を修正する。すなわち、特定の記録材の残量が基準より少ない場合には、基準の使用量で印刷を行う場合より当該特定の記録材の減少速度が遅くなるように使用量を修正する。また、画像の属性を検出することにより、属性毎に異なる修正量で使用量を修正する。この結果、記録材がなくなるまでの時間を延ばすと同時に、画像の属性毎にできるだけ画質を維持できるように使用量を修正することができ、高画質を維持することができる。
また、画像の属性に応じて記録材の使用量の修正による画質への影響度合いが異なる。例えば、画像が文字である場合に、はっきりした黒で印刷することが高画質に寄与すると考える場合もあれば、文字の色が多少変化しても画質に対する影響は少ないと考える場合もある。また、文字以外の画像、例えば、グラフ等の図形画像である場合に、グラフ等から読み取られる情報自体を重視し、色の多少の変化が充分許容されることもあるし、文字以外の画像である写真画像の色については忠実な再現が望まれることもある。
すなわち、画像の属性毎に基準の使用量(使用量決定手段で決定される使用量)に対する修正の許容度が異なり、その許容度としては種々の指針に基づいて決めることができる。しかし、いずれにしても、画像の属性毎に均一な修正量とせず、属性に応じて使用量を修正する構成を採用することで、所望の属性について使用量の修正による画質への影響を意図通りに制御することが可能になる。従って、各属性毎にブラックと有彩色の記録材の使用量バランスをできるだけ適正なものにしたり、各属性毎にできるだけ高精度にカラーマッチングするように制御することができる。
尚、印刷装置においては代替可能な関係にある記録材を利用して印刷を実行できればよい。ここで、記録材としては、印刷媒体上に記録されることにより各種の色を出力するための物質であればよく、トナーや液体インク等種々のものを採用可能である。また、ここでは、上記特定の記録材と他の記録材とが印刷媒体上に記録されたときに同等の色に見えうる場合に、特定の記録材と他の記録材とが代替可能な関係にあるとしている。
例えば、複数の色相の記録材を組み合わせて微小位置に記録させると人間の目に他の色として見えることもある。従って、色相の異なる複数の記録材の組み合わせで表現される色がある記録材での出力色と同等であるときにこれら複数の記録材を上記他の記録材とする構成を採用してもよいし、逆に、上記ある記録材を上記他の記録材とする構成を採用してもい。例えば、CMY(シアン,マゼンタ,イエロー)の三色を組み合わせることによりK(ブラック)を表現することができる。従って、CMYの三色を特定の記録材としてKを代替可能な他の記録材としてもよいし、Kを特定の記録材としてCMYの三色を代替可能な他の記録材としてもよい。むろん、他にも、R(レッド)をMとYとで代替する構成など種々の構成を採用可能である。
また、単位重量あたりの記録材に含まれる色剤量が異なるなどにより、単位量の記録材が媒体上に記録した状態で色相が略同一であって濃度が異なるような濃淡の記録材はいずれかが特定の記録材となり、他方が他の記録材になりうる。すなわち、このような濃淡の記録材においては濃い記録材1に対して淡い記録材2の比率で媒体上にインクを記録すればほぼ同色に見えるなど記録量を調節することによって代替可能である。従って、濃い記録材を特定の記録材としたときには淡い記録材が代替可能な他の記録材になるし、逆に淡い記録材を特定の記録材としたときには濃い記録材が代替可能な他の記録材になる。
印刷データ取得手段にて取得する印刷データにおいては、印刷対象の画像を示していればよく、種々の構成を採用可能である。例えば、ページ記述言語で印刷条件とともに印刷対象の画像を記述したデータであっても良いし、画像を構成するドットマトリクスの各画素について色成分毎に階調を特定したデータであっても良い。使用量決定手段においては、印刷データが示す画像を印刷装置で出力する際の記録材の使用量を決定できればよい。例えば、画像を構成するドットマトリクスの各画素について記録材の色毎にその使用量を決定する構成等を採用可能である。
むろん、印刷データによって画像を形成する際の記録材の使用量を直接的に指定していればその指定通りに使用量を決定すれば良いし、直接的に指定していなければ所定の変換を経て記録材の使用量を指定するデータを取得すればよい。例えば、記録材の使用量を階調値とし、各記録材の色を各色成分とした表色系で記録材の使用量を指定する構成において、印刷データでは異なる表色系(例えば、RGB表色系やL***表色系)の画像データを採用している場合、所定のプロファイルを利用して色変換処理をすることによって使用量を決定すればよい。
プロファイルとしては、異なる表色系のそれぞれにおいて複数の参照点で対応関係を規定したLUTや異なる表彰系の対応関係を関数によって規定したプロファイル等を採用可能である。いずれにしても、当該使用量決定手段において決定される記録材の使用量は、印刷装置における基準の使用量である。すなわち、当該使用量は、いずれの記録材の残量も所定の基準を上回っており、本発明にかかる処理を実行しない状態で印刷を行うための使用量である。従って、この使用量で印刷を実施すれば、印刷対象の画像は高精度のカラーマネジメントがなされた状態で印刷される。
尚、使用量決定手段においては、各記録材の使用量を決定することができればよいが、ここにおいても画像の属性毎に異なる使用量にすることが可能である。例えば、画像の属性毎に異なるハーフトーンアルゴリズムを使用して記録材の記録/非記録を決定するのであれば、印刷データで採用された表色系で同じ階調値が指定されているとしても、画像の属性毎に記録材の記録/非記録が異なり得る。従って、記録材について、画像の属性毎に異なる使用量とすることが可能である。
記録材残量検出手段においては、少なくとも他の記録材で代替され得る特定の記録材の残量を検出することができれば良く、種々の構成を採用可能である。例えば、トナーやインクを蓄積するカートリッジ内の残量を物理的に検出するセンサを設けても良いし、トナーやインクのカートリッジを交換した後に使用した量を計算あるいは類推し、初期の充填量から差し引くことによって残量を検出しても良い。むろん、記録材の使用量を逐次検出しても良いが、少なくとも残量が所定の基準より少ないか否かを検出することができればよい。
属性検出手段においては、印刷データから当該属性を検出することができればよく、所望の特徴毎に予め画像を分類しておき、画像がいずれの分類となるのかを検出すればよい。属性を検出するための処理としても種々の処理を採用可能であり、ページ記述言語で記述した印刷データにおいてその言語から検出可能であるし、画像を構成するドットマトリクスの各画素について色成分毎に階調を特定したデータを解析して検出しても良い。
例えば、前者においては、そのコマンドにより、フォントを形成していること、ビットマップ画像を利用していること、既定の図形を描画していること等を検出することができるので、当該コマンドに基づいて画像の属性を検出することが可能である。また、後者においては、その階調に基づいて、画像内で同じ色が連続していることや直角など特徴的な部位が存在することを検出することができる。そこで、同色の連続は図形や文字に特有であり、特徴的な部位は図形に特有であると考えれば、階調から画像の属性を検出することができる。むろん、他にも各種の条件によって属性を判別することができる。例えば、画像の空間周波数スペクトルによって属性を分類しておき、印刷データから画像の空間周波数スペクトルを算出し、いずれの属性となるかを判別する構成を採用可能である。
尚、属性検出手段において画像の属性を検出したら、属性を識別するための識別データと画像とを対応付けるのが好ましい。かかる構成によれば、使用量修正手段によって修正を行う際に、画像の属性がどのようなものであるのかを容易に把握することが可能である。識別データは画像の属性を確実に把握することができるように構成できればよいが、使用量修正手段においては、使用量決定手段において使用量を決定した後に属性を把握する必要がある。そこで、画素毎に記録材の使用量を決定した後に、各画素毎にその属性を示す識別データを対応づけるなどの構成を採用すればよい。
使用量修正手段においては、残量が基準以下の記録材について使用量決定手段で決定された使用量を修正することができれば良く、このとき、画像の属性毎に異なる代替量で代替を行う。すなわち、上記特定の記録材と他の記録材とでは、一定の規則で代替を行うことにより、出力色を略維持したまま使用される記録材の組合せを変更することができる。さらに、このとき、画像の属性毎に異なる代替量としているので、画像の属性毎に適正な代替量が異なる場合であっても容易に属性毎に適正な代替量とすることができる。ここでは、特定の記録材を代替可能な記録材で代替することで使用量の修正を行うことができればよく、具体的な代替規則は種々の規則を採用可能である。すなわち、少なくとも属性毎に異なる代替量とすることができれば、容易に属性毎に適正な代替量とすることができる。
印刷実行手段においては、得られた使用量、すなわち、使用量決定手段にて決定された使用量および使用量修正手段で修正が行われた場合には修正後の使用量で記録材を記録し、印刷を実行できればよい。例えば、得られた使用量で印刷するように印刷装置の各部を駆動するためのデータを生成し、このデータを印刷装置に供給する構成等を採用すればよい。この結果、印刷装置において、できるだけ高画質を維持しながら記録材がなくなるまでの時間を延ばすことができる。
また、上記属性検出手段において好適な構成例として、少なくとも文字と文字以外の画像とを異なる属性とする構成を採用可能である。この結果、文字と文字以外の画像とで、記録材を代替する効率が異なり、また、カラーマッチングの精度,記録材の使用量バランス等を異なる状態で印刷を実施させることが可能になる。例えば、文字についてカラーマッチングの精度を維持し、文字以外においてはカラーマッチングの精度が低下することを許容するのであれば、文字については文字以外の画像より代替量が少なくなるように構成すればよい。むろん、文字以外についてカラーマッチングの精度を維持し、文字においてはカラーマッチングの精度が低下することを許容するのであれば、文字以外の画像については文字より代替量が少なくなるように構成すればよい。
また、文字と文字以外の画像(図形や絵、写真画像等)を比較すると、文字の場合は記録材を記録せずに印刷媒体の表面が露出する部位が確実に存在するが、文字以外の場合、画像によっては印刷媒体の表面がほとんど露出しない場合もあり、記録材の使用量が多くなる傾向がある。従って、文字以外の画像について文字よりも代替量が多くなるように構成すれば、非常に効率的に代替を行うことができ、効果的に記録材がなくなるまでの時間を延ばすことができる。
尚、文字については文字以外の画像より代替量が少なくなるように構成するには、属性が文字である場合における上記特定の記録材の代替量をX,属性が文字でない場合における上記特定の記録材の代替量をYとして、0≦X<Yの関係となるように定義するなどの構成を採用すればよい。すなわち、文字については代替を行わない(修正を行わない)ように構成しても、上述の効果と同様の効果を得ることができる。むろん、ここで、X,Yは記録材の量を特定することができれば良く、単位は限定されない。例えば、階調値の差分や記録率の差分等を採用することもできる。
また、文字以外の画像は文字でなければ良いが、文字の輪郭外で記録媒体の表面が露出するような文字(いわゆるフォントデータによって指定される文字)以外の文字は、その属性を文字以外に分類しても良い。このような文字としては、例えば、図案化されたロゴマーク等が該当する。また、文字以外の画像としては、上述のように図形や絵、写真画像を含む。むろん、図形,絵,写真画像毎に異なる属性として代替量を変更することも可能である。
さらに、種々の視点に基づいて属性毎に適正な代替量を決定可能である。例えば、要求される色の出力精度に応じて異なる代替量にすることが可能である。すなわち、会社のロゴマークなど、できるだけ一定の色で印刷すべきと言う要請のある印刷対象では、高精度のカラーマッチングが必要とされる。本発明における記録材の使用量修正を行うと、基準の使用量における印刷と比較して色の出力精度が低下し得る。
そこで、要求される色の出力精度が高いほど代替量を小さくすれば、過度に色の出力精度を低下させることなく印刷を行うことができる。むろん、高精度の出力が要求される対象では記録材の代替を行わないという構成を採用しても良い。この構成においては、印刷データにて印刷される画像毎に要求される色の出力精度を決定することができれば良く、印刷データを作成する際に画像毎に出力精度や出力精度に応じた代替量の決定を行うべきであるか否かを指定する構成等を採用可能である。
さらに、上記使用量決定手段にて決定された記録材の使用量に応じて異なる代替量にしても良い。すなわち、記録材の使用量の多少に応じて記録材の代替による影響が目立つ度合いが変化するので、使用量決定手段にて決定された記録材の使用量に応じて異なる代替量とする。例えば、代替による影響が目立ちにくい色では代替を多く、代替による影響が目立ちやすい色では代替を少なくする。この結果、代替による影響をできるだけ抑えながら効果的に記録材がなくなるまでの時間を延ばすことができる。
ここで、代替による影響としては、上記決定された記録材の使用量において出力される色の色相,彩度や粒状感に対する影響が挙げられる。例えば、記録材の使用量が少ない色では記録材の使用量が多い色と比較して、少量の代替によって色相や彩度のずれが目立ち易い。また、上記使用量決定手段においては、粒状感をできるだけ抑えるようにして使用量を決定するのが通常であるところ、代替によって使用量を修正すると粒状感を感じ易くなる。そこで、記録材の使用量が少ない色では代替量を少なくすれば、これら代替の影響を抑えることができる。
以上のように、本発明は、特定の記録材の残量が上記他の記録材の残量より少ないときに、記録材の基準使用量に対して、印刷対象の画像の属性毎に異なる量で代替を行うことによって属性毎にできるだけ適正な量の記録材を使用し、高画質を維持しながら記録材がなくなるまでの時間を延ばすことができる。また、記録材の色毎の使用量バランスをできるだけ適正に保ち、できるだけ高精度でカラーマッチングを行いながら使用量の修正を行うことができる。むろん、ここで、基準使用量は、記録材がなくなるまでの時間を延ばすことを考慮しないでカラーマッチングを行うようにして決定される記録材の使用量である。
ところで、上述した印刷制御装置は、単独で実施される場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で他の方法とともに実施されることもあるなど、発明の思想としては各種の態様を含むものであって、適宜、変更可能である。また、上述した画像の属性毎に異なる代替量で記録材の使用量を修正する手法は、所定の手順に従って処理を進めていくうえで、その根底にはその手順に発明が存在するということは当然である。したがって、本発明は方法としても適用可能であり、請求項9,請求項10にかかる発明においても、基本的には同様の作用となる。本発明を実施しようとする際に、印刷制御装置にて所定のプログラムを実行させる場合もある。本発明は、そのプログラムとしても適用可能であり、請求項11,請求項12にかかる発明においても、基本的には同様の作用となる。
むろん、請求項2〜請求項7に記載された構成を上記方法やプログラムに対応させることも可能である。また、いかなる記憶媒体もプログラムを提供するために使用可能である。例えば、磁気記録媒体や光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。また、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現される場合においても本発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込む形態のものも含まれる。さらに、一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地なく同等である。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)印刷制御処理の概要:
(2)印刷制御装置の構成:
(3)印刷制御処理の詳細:
(4)他の実施形態:
(1)印刷制御処理の概要:
図1は、本実施形態にかかる印刷制御処理およびその効果を概略的に説明する説明図である。本実施形態においては、コンピュータ10によって生成された印刷データ11をプリンタ20に転送し、当該プリンタ20にて印刷データ11を解析して印刷を行う。本実施形態における印刷データ11では、所定のページ記述言語で印刷対象の画像を規定しており、当該ページ記述言語によって各種の属性に分類される画像を記述することができる。また、当該印刷データ11においては、印刷時の解像度や使用する印刷媒体、使用するLUTや印刷枚数等を各種印刷条件を指定することができる。図1に示す例では、印刷データ11によって文字や図形およびビットマップ画像を印刷対象に指定するとともに、この印刷対象を100枚印刷するように指定している。
プリンタ20は、当該印刷データ11を受信し、その言語を解析することによって図1に示すような画像を描画するとともに、上記解像度や印刷枚数等の印刷条件を設定して印刷を開始する。一般に、印刷データ11において画像の色を特定するために使用する表色系は、プリンタ20で使用する記録材(本実施形態の場合はトナー)の色を成分とした表色系と異なっている。そこで、LUT(ルックアップテーブル)を参照し、印刷データ11に基づいて描画された画像の表色系を記録材の色を成分とした表色系に変換する。
本実施形態におけるプリンタ20は、CMYK各色のトナーが充填されたカートリッジを搭載している。また、プリンタ20において印刷データ11を解析した後には、ドットマトリクス状の各画素における色を階調表現した画像データを生成する。従って、上記LUTにおける色変換では、ドットマトリクス状の画素によって構成される画像の階調値をCMYK各色毎の階調値に変換することになる。この結果、当該階調値によってCMYK各色トナーの使用量が決定される。
以上のLUTは、異なる2つの表色系における色の対応関係を複数の参照点について規定しており、印刷データ11にて規定される画像の色をCMYKトナーの組合せで再現するように作成されている。すなわち、カラーマッチングがなされる。そこで、本明細書ではこのLUTを基準のLUTとしており、当該LUTを参照して決定されるCMYK各色トナーの使用量を基準の使用量とする。
CMYK各色トナーの使用量が決定されると、プリンタ20のプリントエンジンによって印刷媒体上にトナーが記録され、印刷媒体上に図1の左側に示すような画像が形成される。また、印刷データ11では、100枚の印刷媒体に対して印刷を実施するように指定されているため、プリンタ20は印刷媒体の蓄積部から印刷媒体を連続的に供給し、印刷を実施する。図1においては、基準の使用量で印刷を実施した場合に、60枚でいずれかの色のトナーがなくなる場合の例を示している。
このように、いずれかの色のトナーがなくなると印刷データ11で指定された枚数の印刷が完了していなくても印刷が中断してしまうが、本発明によれば、トナーの使用量を修正して印刷を実施することにより、印刷を中断させることなく印刷を完了することができる。また、本発明においては画像の属性毎に異なる修正量で修正を行ってトナーの使用量を決定しているので、各属性毎に好ましい修正量にすることができる。すなわち、印刷データ11における表色系で同じ値であったとしても各属性毎に適正な基準の使用量は異なり得るが、総ての属性で同じ修正量であると、ある属性については色の変動を抑えながら修正をするものの他の属性については色が大きく変動するなどの状況が生じやすい。
そこで、属性毎に異なる修正量とすることで、いずれの属性においても基準の使用量での出力色から大きく色を変動させることなく適正な修正量にすることができる。この結果、基準の使用量で印刷した通常色と修正後の使用量で印刷した修正色とができるだけ近い色になるように制御することができる。また、粒状感を抑えたり適正な色相,彩度で印刷を行うために、上記基準の使用量ではCMYK各色トナーのバランスを調整している。従って、本発明における修正によってこのバランスを変更すれば、粒状感が生じたり、色相や彩度がずれが生じ得る。しかし、属性毎に修正量を変動させることが可能であるので、各属性で過度の修正を抑えながら、修正を実施することができる。この結果、できるだけ高画質を維持しながら、トナー切れまでの時間を延ばすことができる。
(2)印刷制御装置の構成:
次に、上記印刷制御処理を実現するための装置構成を説明する。図2はプリンタ20のハードウェア構成および印刷制御を行うためにプリンタ20内で実行される印刷制御プログラムの機能ブロック図を示している。図2において、コンピュータ10は汎用的なパーソナルコンピュータであり、ディスプレイ12やキーボード13,マウス14等の操作入力装置が接続されている。利用者はディスプレイ12の表示画像を視認しつつ当該操作入力装置を操作することにより、印刷対象画像を作成したり、印刷実行指示を行うことができる。
コンピュータ10においては、OSの制御下でプリンタドライバ(PRTDRV)15が実行可能である。当該PRTDRV15は、上記印刷実行指示がなされたときに印刷媒体の種類やプリンタ20の機種、解像度、印刷枚数等の印刷条件および印刷対象となる画像やフォントの内容を記述した印刷データ11を生成し、通信回線を介してプリンタ20に送信する。
プリンタ20は、CPU21、EEPROM22、RAM23、IC24、I/F25を備えており、これらがバスを介して接続されている。CPU21、EEPROM22、RAM23、IC24においては、EEPROM22あるいは図示しないROM等に記録したプログラムを実行可能であるし、IC24においては所定のデータ処理、例えば、色変換処理やハーフトーン処理等を実行可能である。例えば、I/F25はコンピュータ10の図示しないI/Fに対して通信回線を介して接続可能であり、所定のプログラムによる制御によってコンピュータ10から出力される印刷データ11を取得する。
また、図2に示す印刷制御プログラム27が実行され、この印刷データ11に基づいて処理を行うことによって印刷が実行される。すなわち、プリントエンジン26は、レーザの照射や走査、紙送りを実施するための機構を備えており、印刷制御プログラム27によって生成されたデータに基づいてレーザの照射や走査、紙送り機構の駆動を制御し、印刷を実行するようになっている。尚、プリントエンジン26は、各色トナーの残量を検出する残量センサ26aを備えており、印刷制御プログラム27は、検出結果を示すデータを取得して所定の処理を実施することができる。
印刷制御プログラム27は、PDL解析部27aと色変換部27bと色修正部27cとハーフトーン処理部27dとプリントエンジン制御部27eとを備えている。上記I/F25を介して受信した印刷データ11は、PDL解析部27aに受け渡され、そのPDLが解釈される。すなわち、印刷データ11には印刷時の解像度,印刷用紙の種類,参照すべきLUTを示す情報および画像記述コマンドが含まれており、PDL解析部27aは、これらの情報および画像記述コマンドを解析し、印刷対象の画像を印刷媒体上に形成させるためのラスタデータを生成する。
また、PDL解析部27aは、印刷対象画像の属性を判別することができる。本実施形態においては、文字の画像と文字以外の画像とを異なる属性として分類しており、上記画像記述コマンドによって文字の描画が指定されている場合にその画像を文字と判別し、文字の描画が指定されていない場合、例えば、ベクトルデータに基づいて描画される図形やビットマップ画像を文字以外の画像と判別する。そして、各画像のラスタデータについて、判別後の内容が識別できるように判別結果を示す識別データを付加する。
上記ラスタデータは、ドットマトリクス状の各画素について所定の色成分毎に階調値を特定することによって各画素の色を特定するデータであり、その表色系は利用者所望の表色系(例えば、RGB,L***,CMYK表色系)を選択することができる。どのような表色系を選択したとしても、この表色系はコンピュータ10にて印刷対象の画像を作成する際に使用される表色系であり、一般的には、プリンタ20におけるトナーの使用量を直接的に指定する画像データの表色系とは異なっている。
そこで、印刷制御プログラム27では、表色系を変換し、トナーの色を色成分とした表色系で画素毎の色を表現したラスタデータを取得する。色変換部27bはこの変換処理を担うモジュールであり、EEPROM22にアクセスし、上記PDL解析部27aの解析によって特定されるLUTを参照する。尚、本実施形態においては、画像の属性毎にLUTが用意されており、上記PDL解析部27aが各ラスタデータに付加した識別データに基づいてその属性を判別し、色変換部27bは各属性に適したLUTを参照する。
すなわち、文字と文字以外とでは、ハーフトーン処理部27dにて適用すべきハーフトーンアルゴリズムが異なっており、当該異なるアルゴリズムによる処理を前提としてカラーマッチングがなされるようにLUTを作成するので、この作成の結果得られるLUTは必然的に異なってくる。一方、属性毎にLUTが異なることによって、属性毎に適正なトナーの使用量にすることができるし、属性毎に適正なハーフトーンアルゴリズムを適用して印刷を実施することが可能である。
トナー残量が充分確保できている状態では、色変換部27bによる変換後のラスタデータがハーフトーン処理部27dに受け渡されるが、トナー残量が所定の値以下になっている場合には、トナー切れまでの時間をできるだけ延ばすため、色修正部27cによる修正処理を行う。すなわち、色修正部27cは、いずれかの色のトナー残量が所定以下になっていることを検出し、この検出がなされた場合には、当該所定以下になっているトナーの使用量が基準の使用量より少なくなり、他の色のトナーが当該基準の使用量より多くなるように修正する。
上記トナー残量の検出は、プリントエンジン26の残量センサ26aの出力信号に基づいて行われる。すなわち、残量センサ26aは、各色毎にトナーの残量を検出することができ、当該残量を示す信号を出力することができる。色修正部27cは出力信号からトナー残量を把握し、予め決められた所定の閾値と当該トナー残量とを比較することによってトナー残量が所定の値以下であるか否かを検出する。
また、EEPROM22に記録された修正データを参照することによって、色変換後のラスタデータを修正する。修正データは、ラスタデータの階調値毎に予め決められた修正量を示すデータであり、この修正量でラスタデータの階調値を増減する。尚、修正データは、属性毎に用意されており、ここでも画像の属性毎に適した修正データを参照して修正を行う。この処理の詳細は後述する。
ハーフトーン処理部27dは、色変換部27bによる変換後あるいは色修正部27cによる修正がなされた後のハーフトーンデータに対してハーフトーン処理を行う。すなわち、プリンタ20にて各画素毎に表現できる階調数で上記ラスタデータ(通常は各色256階調)が示す画像の色を表現するハーフトーンデータを生成する。このハーフトーン処理に際しては種々のアルゴリズムを採用可能であるが、本実施形態において、文字の画像と文字以外の画像とは異なるアルゴリズムによって処理がなされる。
すなわち、上記識別データに基づいてその属性を判別し、ハーフトーン処理部27dは各属性毎に予め決められたアルゴリズムでハーフトーン処理部を行う。プリントエンジン制御部27eは、当該ハーフトーンデータに基づいて各画素毎にトナーを記録するようにプリントエンジン26を制御するモジュールであり、この制御のためのデータを生成してプリントエンジン26に対して出力する。この結果、上記印刷データ11にて記述された画像が印刷媒体上に形成される。
(3)印刷制御処理の詳細:
次に、上記印刷制御プログラムにおける処理の詳細を説明する。図3は、この印刷制御処理示すフローチャートであり、図4,図5は色修正の詳細を説明する説明図である。プリンタ20にて、この印刷制御処理を開始するにあたり、利用者はコンピュータ10にて印刷対象の画像を作成し、印刷指示を行う。このとき、トナー残量が減少した場合に本発明にかかる色修正処理を実行するか否かを指示することができる。いずれにしても、印刷指示がなされると、印刷データ11がコンピュータ10から出力され、プリンタ20にて受信される(ステップS100)。尚、色修正処理を実行する指示がなされた場合、その旨を示すデータが印刷データ11に埋め込まれる。
PDL解析部27aは、当該印刷データ11に記述されたページ記述言語を解析し(ステップS105)、各種印刷条件を把握する。また、各コマンドに基づいて印刷対象画像を描画し、ラスタデータを生成する。このとき、PDL解析部27aは、印刷データ11に基づいて各画像が文字の画像であるか文字以外の画像であるかを判定し、その結果を示す識別データをラスタデータに付加する(ステップS110)。この識別データにおいては、各画素の画像について文字であるか文字以外であるかを示すことができれば良く、各画素毎にフラグを対応づけるなど種々の態様によって実現可能である。
次に、色変換部27bは、当該識別データに基づいて各画素の画像が文字あるいは文字以外のいずれであるかを把握し、文字であればEEPROM22に記録された文字用のLUTを参照して上記ラスタデータに対して色変換を行う。また、文字以外であればEEPROM22に記録された文字以外用のLUTを参照し、上記ラスタデータに対して色変換を行う(ステップS115)。このラスタデータにおいては、各画素毎に色成分毎の階調値を指定しており、この階調値がトナーの使用量に相当する。
次に、色修正部27cは、本発明にかかる色修正処理を実行するための指示なされていたか否かを判別し(ステップS120)、色修正処理を実行するための指示がなされたと判別されない場合には、ステップS125〜ステップS180をスキップする。ステップS120にて色修正処理を実行するための指示がなされたと判別されたとき、色修正部27cは残量センサ26aの出力信号を取得し、残量センサ26aにおける検出値を取得する(ステップS125)。
そして、まずKトナーの残量が所定の閾値α以下であるか否かを判別する(ステップS130)。同ステップS130にてKトナーの残量が閾値α以下であると判別されたときには、さらに、CMYトナーのいずれかの残量が閾値α以下であるか否かを判別する(ステップS135)。ステップS135にてCMYトナーのいずれかの残量が閾値α以下であると判別されたときには、KトナーおよびCMYトナーの少なくとも1色の残量がともに少ない場合である。本実施形態における代替規則によってトナーを代替するように修正を行っても、この場合はトナー切れまでの時間を延ばすことができないので、修正処理をスキップする。
ステップS135にてCMYトナーのいずれかの残量が閾値α以下であると判別されないとき、CMYトナーの残量に余裕があるので、CMYトナーでKトナーを代替するための処理を行う。本発明においては、画像の属性毎に異なる代替量にすることで各属性毎に適した修正を行うので、色修正部27cは、ここで上記識別データに基づいて画像の属性を判別する(ステップS140)。そして、ステップS140にて画像の属性が文字であると判別されたときには、文字用の修正(修正処理1)を行う(ステップS145)。ステップ140にて画像の属性が文字以外であると判別されたときには、文字以外用の修正(修正処理2)を行う(ステップS150)。
図4においては、これらの修正処理1,2における修正データの具体例をグラフで示している。ここで、横軸は修正前のラスタデータにおけるK成分の階調値kであり、縦軸は代替量Fn(k)である。尚、nは自然数であり、n=1のとき修正処理1の修正量、n=2のとき修正処理2の修正量を示している。また、CMY成分の階調値をそれぞれcmyとし、修正後のCMYK階調値をそれぞれc’m’y’k’とすると、以下の式によって修正後の階調値が得られる。
c’=c+Fn(k)
m’=m+Fn(k)
y’=y+Fn(k)
k’=k−Fn(k)
修正処理1,2において、修正量の計算は以上の式に基づいて実施されるが、図4に示すようにF1(k),F2(k)の関数形が異なることによって、修正処理1,2における代替量が異なるようにしてある。すなわち、F1(k),F2(k)ともに、階調値kを逓増させると、階調値kが所定の値(Ks1,Ks2)を超えてからFn(k)が逓増し、階調値kがある階調値を超えるとFn(k)が一定の値(Kmax1,Kmax2)を維持する。
また、図4に示すようにKs1>Ks2かつKmax1<Kmax2であり、F1(k)とF2(k)の増加率は同程度である。従って、修正処理1の代替量F1(k)と修正処理2の代替量F2(k)とでは、修正処理1の代替量F1(k)の方が小さい。すなわち、文字の画像は文字以外の画像より少ない代替量となっている。
上述のように、修正は元の階調値cmykから代替量Fn(k)を増減させることによって行われ、このとき、kトナーから代替量Fn(k)を減じ、cmyトナーに代替量Fn(k)を加えている。従って、Kトナー量1に対してCMYトナー量1の比率で代替を行っていることになる。すなわち、CMYトナーを印刷媒体に対して等量記録すると、ほぼ無彩色になることに基づいて代替を行っている。
また、本実施形態において、階調値kの逓増とともに概略Fn(k)が逓増するので、修正前の基準のトナー使用量が多いほど代替量が多くなる。これは、代替が粒状感および色相,彩度に与える影響をできるだけ抑えるためである。すなわち、Kの階調値が小さいとKの記録量が小さく、Kのみを考えると淡い黒である。一般に、CMYトナーで無彩色を表現しようとしても、わずかに色味を感じることがあり、淡い色ほどこの傾向が高い。
さらに、プリンタによる印刷においてはドット毎に記録材を記録するので、記録材が印刷媒体上で細かな点に感じられる(粒状感)ことがあるが、この粒状感は、Kトナーの階調値が小さい(トナーの記録率が小さい)場合に感じられやすい。そこで、小さな階調値では代替を極力抑え、階調値kが大きくなるにつれ代替量を増やすことにしている。さらに、代替量の上限をKmax1,Kmax2とすることにより、過度の代替がなされないようにしている。この結果、代替が粒状感および色相,彩度に与える影響をできるだけ抑えることができる。
また、本実施形態においては、文字については文字以外の画像に比較して代替量が小さくなるようにしてある。従って、本実施形態においては、代替を行ったとしても文字以外の画像と比較して文字の方が粒状感が感じられにくいし、色相や彩度も印刷データ11で指定された基準の色に近い状態で印刷される。さらに、文字と文字以外の画像を比較すると、文字の場合は記録材を記録せずに印刷媒体の表面が露出する部位が確実に存在するが、文字以外の場合、画像によっては印刷媒体の表面がほとんど露出しない場合もあり、記録材の使用量が多くなる傾向がある。
従って、文字以外の画像について文字よりも多く代替を行うと、効果的に記録材がなくなるまでの時間を延ばすことができる。以上の処理によって、属性毎に予め決められた代替量による修正を行うと、色修正部27cは、上記ラスタデータの総ての画素について色修正処理が終了したか否かを判別する(ステップS155)。そして、全画素について処理を終了したと判別されるまでステップS140以降の処理を繰り返す。
一方、上記ステップS130にてKトナーの残量が閾値α以下であると判別されないときには、さらに、CMYトナーのいずれかの残量が閾値α以下であるか否かを判別する(ステップS160)。ステップS160にてCMYトナーのいずれかの残量が閾値α以下であると判別されないときには、Kトナー,CMYトナーの総てについて残量に余裕があるので、修正処理をスキップする。ステップS160にてCMYトナーのいずれかの残量が閾値α以下であると判別されたとき、Kトナーの残量に余裕があり、CMYトナーのいずれかに余裕がない状態なので、KトナーでCMYトナーを代替するための処理を行う。
ここでも、画像の属性毎に異なる代替量にするため、色修正部27cは、上記識別データに基づいて画像の属性を判別する(ステップS165)。そして、ステップS165にて画像の属性が文字であると判別されたときには文字用の修正(修正処理3)を行い(ステップS170)、画像の属性が文字以外であると判別されたときには文字以外用の修正(修正処理4)を行う(ステップS175)。
図5においては、これらの修正処理3,4における修正データの具体例をグラフで示している。横軸は修正前のラスタデータにおけるCMY成分の階調値cmyのいずれかであり、縦軸は代替量Fn(cmy)である。尚、(cmy)は、CMYトナーのうち残量が最も少ない色における階調値を示している。また、nは自然数であり、n=3のとき修正処理3の修正量、n=4のとき修正処理4の修正量を示している。修正量3,4は、CMY成分の階調値をそれぞれcmyとし、修正後のCMYK階調値をそれぞれc’m’y’k’とすると、以下の式によって修正後の階調値が得られる。
c’=c−Fn(cmy)
m’=m−Fn(cmy)
y’=y−Fn(cmy)
k’=k+Fn(cmy)
ここでも、図5に示すようにF3(cmy),F4(cmy)の関数形が異なることによって、修正処理3,4における代替量が異なるようにしてある。すなわち、代替量はCMYトナーのうち最も残量が少ない色の階調値に基づいて決定され、この色の階調値が逓増すると、階調値が所定の値(CMYs3,CMYs4)を超えてからFn(cmy)が逓増し、階調値がある値を超えるとFn(cmy)が一定の値(CMYmax3,CMYmax4)を維持する。
また、図5においても、修正処理3の代替量F3(cmy)が修正処理4の代替量F4(cmy)を超えないようになっている。従って、文字の画像は文字以外の画像より少ない代替量になる。さらに、ここでも元の階調値cmykから代替量Fn(cmy)を増減させることによって修正を行っており、kトナーに代替量Fn(cmy)を加え、cmyトナーから代替量Fn(cmy)を減じている。従って、CMYトナー量各1に対してKトナー量1の比率で代替を行っていることになる。
この結果、上述の修正処理1,2と同様の効果が得られ、代替を行ったとしても文字以外の画像と比較して文字の方が色のずれが生じにくい。さらに、効果的に記録材がなくなるまでの時間を延ばすことができる。以上の処理によって、属性毎に予め決められた代替量による修正を行うと、色修正部27cは、上記ラスタデータの総ての画素について色修正処理が終了したか否かを判別する(ステップS180)。そして、全画素について処理を終了したと判別されるまでステップS165以降の処理を繰り返す。
ハーフトーン処理部27dは、修正処理1〜4による処理後のラスタデータあるいは色変換部27bによる変換後のラスタデータに対してハーフトーン処理を行い(ステップS185)、プリントエンジン制御部27eは、当該ハーフトーンデータに基づいて各画素毎にトナーを記録するようにプリントエンジン26を制御する(ステップS190)。この結果、CMYKトナーのいずれかが所定の閾値α以下であるときに、できるだけトナー切れまでの時間を長くするように代替を行うことができる。また、画像の属性毎に好ましい代替量で代替を行うことができ、できるだけ高画質を維持することができる。
(4)他の実施形態:
以上説明した実施形態は一例であり、属性毎に異なる代替量で記録材の使用量を修正することができる限りにおいて種々の構成を採用可能である。例えば、上述のように、修正データを利用して属性毎の代替量を決定する処理を実施する構成以外にも、代替を加味したLUTを予め作成しておき、画像の属性を判別し、色変換を実施する際に適切なLUTを選択することにより、修正を加味したラスタデータを生成する構成を採用しても良い。かかる構成は、色修正部27cによる処理と実質的に同等の処理を色変換部27bによって実現することができるので、構成が簡易になるとともに高速に処理を進めることができる。
また、上述の実施形態においては、属性毎に異なる代替量となるように修正を行っていたが、他の条件を加味して代替量を変動させても良い。例えば、会社のロゴマークなど、特定の色について高精度にカラーマッチングがなされるようにするために、このような特定の色を考慮するか否かを指定するように構成する。そして、当該特定の色を考慮するように指定されたときには、当該特定の色について上記代替を行わないか、あるいは代替量を少なくする構成を採用可能である。かかる構成により、特定の色について高精度のカラーマッチングを実施するとともに特定の色以外は代替を行ってトナー切れまでの時間を延ばすことができる。
むろん、上述の実施形態において、代替による色の影響を抑えるためには、代替量を少なくすることに加え、上述のパラメータ(Ks1,Ks2,Kmax1,Kmax2,CMYs3,CMYs4,CMYmax3,CMYmax4)を調整することによっても実現可能である。
すなわち、代替を行う最低の階調値(Ks1,Ks2,CMYs3,CMYs4)が大きくなるほど、淡い色における代替が抑えられるので、粒状感の発生や色相,彩度のずれを抑えることができる。最大の代替量(Kmax1,Kmax2,CMYmax3,CMYmax4)が小さくなれば過度の代替を抑えられ、粒状感の発生や色相,彩度のずれを抑えることができる。従って、これらのパラメータによって特定の色に対する色の変動を抑えても良い。
さらに、上述の実施例においては、Kトナー量1に対してCMYトナー量各1を対応づけて代替していたが、この比率であることが必須というわけではない。すなわち、色や粒状性に与える影響をできるだけ抑えるように代替を行うために、Kトナー量1に対するCMYトナー量の比率を変えても良いし、CMY各色毎に異なる比率にしても良い。
さらに、上述の実施形態においては、トナーインクの残量を総ての色について閾値αで判別していたが、むろん、色毎に異なる閾値としても良い。かかる構成によれば、比較的減少速度が速い色について閾値を大きくするなどして、より効率的にトナー切れまでの時間を延ばすことができる。むろん、閾値は予め決めておいても良いし、利用者の入力に基づいて決定するように構成しても良く、種々の構成を採用可能である。
さらに、上記実施形態ではプリンタ20にてCMYKトナーを利用して印刷を実施していたが、むろん、色数や色成分としてもこれらに限られない。例えば、CMYKの4色ではなくCMYKlclm(lc:ライトシアン,lm:ライトマゼンタ)の6色やCMYKlclmDY(DY:ダークイエロー),CMYKRGB(G:グリーン,B:ブルー)等の7色の記録材を使用するプリンタに本発明を適用しても良い。
図6は、CMYKRGBの各トナーを使用するプリンタで代替を行う際の例を示す図である。同図においてCMYRGBの欄に付したマルはトナー残量に余裕があることを示し、バツはトナー残量が所定以下になっていることを示している。CMYトナーの組合せおよびRGBトナーの組合せによれば、非常に多数の色を表現することが可能であり、特定の色の組合せを利用してほぼ任意の色を生成することができる。
そこで、任意の色を修正対象色とし、当該修正対象色と略同等の色を示すトナーあるいは修正対象色と略同等の色を示すトナーの組合せについて使用量を増減すれば、有彩色におけるトナーの代替を行うことができる。例えば、同図に示すパターン1においては、ある1色以上のトナーが所定の閾値以下になったとき、当該1色以上のトナーによって表現される色を修正対象色とし、当該1色以上のトナーの使用量を減少させる。このために、減少させたトナーを他の2色以上のトナーによって代替する。
例えば、Rトナーの残量が所定の閾値以下になったとき、Rを修正対象色とし、Rトナーの使用量を減少させ、組み合わせることによってRと略同等の色を生成可能なYおよびMのトナーを増加させる。このときの代替比は種々の考え方に基づいて決定することができ、上記図4,図5に示すグラフと同様に、修正前の階調値に対して代替量を定義し、修正前の階調値に対して増減することによって階調値を修正することができる。むろん、このとき、画像の属性毎に異なる代替量とし、できるだけ画質に影響を与えないように属性毎に好ましい修正を行う。
図6に示すパターン1は、同様の考え方に基づく修正の他の例を示している。例えば、R,Gトナーの残量が所定の閾値以下になったとき、RとGの組合せで表現される色を修正対象色とし、R,Gトナーの使用量を減少させ、組み合わせることによってRとGの組合せと略同等の色を生成可能なY,M,Cトナーを増加させる。R,Bトナーの残量が所定の閾値以下になった場合、G,Bトナーの残量が所定の閾値以下になった場合でも同様に考えることができ、図6に示す色のトナーを増減すればよい。また、R,G,Bトナーの残量が所定の閾値以下になったとき、R,G,Bの組合せで表現される色を修正対象色とし、R,G,Bトナーの使用量を減少させ、組み合わせることによってR,G,Bの組合せと略同等の色を生成可能なY,M,Cトナーを増加させる。
また、修正対象色と使用量を減少させる色とが異なっても良い。例えば、図6に示すパターン2のようにCトナーの残量が所定の閾値以下になったときに、修正対象色をG,Bのいずれかまたはその組合せで表現される色とし、CとYあるいはCとMの使用量を減少させる。むろん、Mトナーの残量が所定の閾値以下になった場合、Yトナーの残量が所定の閾値以下になった場合であっても同様に考えることができ、図6に示す色のトナーを増減すればよい。パターン3のように、C,Mトナーの残量が所定の閾値以下になった場合、C,Yトナーの残量が所定の閾値以下になった場合、M,Yトナーの残量が所定の閾値以下になった場合であっても同様に考えることができ、図6に示す色のトナーを増減すればよい。
むろん、CMY系のいずれかとRGB系のいずれかが2色以上所定の閾値以下になった場合にも代替を行うことができる。例えば、パターン4のようにC,Rトナーの残量が所定の閾値以下になったとき、RとG,RとBの組合せで表現される色を修正対象色とし、R,C,YあるいはR,C,Mの組合せでトナーの使用量を減少させ、Y,M,CあるいはY,M,Bの組合せでトナーを増加させる。むろん、M,Gトナーの残量が所定の閾値以下になった場合、Y,Bトナーの残量が所定の閾値以下になった場合でも同様に考えることができ、図6に示す色のトナーを増減すればよい。
尚、ここでは有彩色についての代替を示したが、むろん、無彩色については上記実施形態と同様にCMYとKとで代替を行うことが可能であるし、RGBとK,CMYとRGBで代替を行うことも可能である。また、上述のように濃淡の記録材によって代替を行うことも可能である。以上のように、本発明は、代替可能な関係にある記録材を搭載するプリンタに対して広く適用することが可能である。
むろん、画像の属性としては、文字と文字以外の画像との2種類に分類する以外に、種々の分類を行うことができる。例えば、ビットマップ画像とベクトル画像とで属性を分けても良いし、写真画像とそれ以外の画像(グラフ等の画像)等で属性を分けても良い。かかる構成によれば、利用者所望の属性について好ましい修正量とすることができる。さらに、本発明は、プリンタによる処理で修正を行う構成に限られず、色変換処理や修正処理をコンピュータ10によって実施する構成としても良い。また、プリンタの形式としてもレーザープリンタに限られず、インクジェットプリンタ等、種々の形式のプリンタに本発明を適用することが可能である。
印刷制御処理を概略的に説明する説明図である。 印刷制御装置のブロック図である。 印刷制御処理のフローチャートである。 色修正の詳細を説明する説明図である。 色修正の詳細を説明する説明図である。 有彩色についての代替を示す図である。
符号の説明
10…コンピュータ、11…印刷データ、12…ディスプレイ、13…キーボード、20…プリンタ、26…プリントエンジン、26a…残量センサ、27…印刷制御プログラム、27a…PDL解析部、27b…色変換部、27c…色修正部、27d…ハーフトーン処理部、27e…プリントエンジン制御部

Claims (12)

  1. 特定の記録材での出力色を他の記録材での出力色で代替可能な関係にある複数の記録材を利用して印刷を実行する印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    印刷対象の画像を示す印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    同印刷データに基づいて各記録材の使用量を決定する使用量決定手段と、
    上記特定の記録材の残量が所定の基準より少ないか否かを検出する記録材残量検出手段と、
    上記印刷データに基づいて上記画像の属性を検出する属性検出手段と、
    特定の記録材の残量が所定の基準より少ないと検出されたときに、印刷対象の画像の属性毎に異なる代替量となるように上記他の記録材で上記特定の記録材の一部を代替させ、上記決定された使用量を修正する使用量修正手段と、
    得られた使用量で印刷を実行させる印刷実行手段とを備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 上記印刷データはページ記述言語で記述されたデータであり、上記属性検出手段は当該ページ記述言語に基づいて上記画像の属性を検出することを特徴とする上記請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 上記属性検出手段は検出した画像の属性を示す属性データをその画像に対して対応付け、上記使用量修正手段は当該属性データに対して対応づけられた代替規則に従って記録材の代替処理を実施することを特徴とする上記請求項1または請求項2のいずれかに記載の印刷制御装置。
  4. 上記属性検出手段は、少なくとも文字と文字以外の画像とを異なる属性として検出することを特徴とする上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 上記使用量修正手段は、属性が文字である場合における上記特定の記録材の代替量をX,属性が文字でない場合における上記特定の記録材の代替量をYとして、0≦X<Yの関係で代替を行うことを特徴とする上記請求項4に記載の印刷制御装置。
  6. 上記使用量修正手段は、色の出力精度に応じて異なる代替量として使用量を修正することを特徴とする上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の印刷制御装置。
  7. 上記使用量修正手段は、上記使用量決定手段にて決定された記録材の使用量に応じて異なる代替量として使用量を修正することを特徴とする上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の印刷制御装置。
  8. 特定の記録材での出力色を他の記録材での出力色で代替可能な関係にある複数の記録材を利用して印刷を実行する印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    上記特定の記録材の残量が上記他の記録材の残量より少ないときに、上記特定の記録材における基準の使用量の一部を上記他の記録材で代替し、かつ当該代替における代替量が印刷対象の画像の属性毎に異なる代替量となるように記録材の使用量を決定して印刷を実行することを特徴とする印刷制御装置。
  9. 特定の記録材での出力色を他の記録材での出力色で代替可能な関係にある複数の記録材を利用して印刷を実行する印刷装置を制御する印刷制御方法であって、
    印刷対象の画像を示す印刷データを取得する印刷データ取得工程と、
    同印刷データに基づいて各記録材の使用量を決定する使用量決定工程と、
    上記特定の記録材の残量が所定の基準より少ないか否かを検出する記録材残量検出工程と、
    上記印刷データに基づいて上記画像の属性を検出する属性検出工程と、
    特定の記録材の残量が所定の基準より少ないと検出されたときに、印刷対象の画像の属性毎に異なる代替量となるように上記他の記録材で上記特定の記録材の一部を代替させ、上記決定された使用量を修正する使用量修正工程と、
    得られた使用量で印刷を実行させる印刷実行工程とを備えることを特徴とする印刷制御方法。
  10. 特定の記録材での出力色を他の記録材での出力色で代替可能な関係にある複数の記録材を利用して印刷を実行する印刷装置を制御する印刷制御方法であって、
    上記特定の記録材の残量が上記他の記録材の残量より少ないときに、上記特定の記録材における基準の使用量の一部を上記他の記録材で代替し、かつ当該代替における代替量が印刷対象の画像の属性毎に異なる代替量となるように記録材の使用量を決定して印刷を実行することを特徴とする印刷制御方法。
  11. 特定の記録材での出力色を他の記録材での出力色で代替可能な関係にある複数の記録材を利用して印刷を実行する印刷装置を制御する印刷制御プログラムであって、
    印刷対象の画像を示す印刷データを取得する印刷データ取得機能と、
    同印刷データに基づいて各記録材の使用量を決定する使用量決定機能と、
    上記特定の記録材の残量が所定の基準より少ないか否かを検出する記録材残量検出機能と、
    上記印刷データに基づいて上記画像の属性を検出する属性検出機能と、
    特定の記録材の残量が所定の基準より少ないと検出されたときに、印刷対象の画像の属性毎に異なる代替量となるように上記他の記録材で上記特定の記録材の一部を代替させ、上記決定された使用量を修正する使用量修正機能と、
    得られた使用量で印刷を実行させる印刷実行機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする印刷制御プログラム。
  12. 特定の記録材での出力色を他の記録材での出力色で代替可能な関係にある複数の記録材を利用して印刷を実行する印刷装置を制御する印刷制御プログラムであって、
    上記特定の記録材の残量が上記他の記録材の残量より少ないときに、上記特定の記録材における基準の使用量の一部を上記他の記録材で代替し、かつ当該代替における代替量が印刷対象の画像の属性毎に異なる代替量となるように記録材の使用量を決定して印刷を実行する印刷実行機能をコンピュータに実現させることを特徴とする印刷制御プログラム。

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