JP2005315470A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005315470A
JP2005315470A JP2004131935A JP2004131935A JP2005315470A JP 2005315470 A JP2005315470 A JP 2005315470A JP 2004131935 A JP2004131935 A JP 2004131935A JP 2004131935 A JP2004131935 A JP 2004131935A JP 2005315470 A JP2005315470 A JP 2005315470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
air conditioner
led
indicator lamp
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004131935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4353849B2 (ja
Inventor
Akihiro Itani
明広 井谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004131935A priority Critical patent/JP4353849B2/ja
Publication of JP2005315470A publication Critical patent/JP2005315470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4353849B2 publication Critical patent/JP4353849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】 筐体の中に収容された空気調和機本体に表示部を有し,筐体の開口部を覆うカバー部に表示窓部を有する空気調和機において,複数の表示灯それぞれを予め個別に遮光性部材で区割しておく技術を用いる場合であっても,上記複数の表示灯それぞれからの光が漏れないように,カバー部材と空気調和機本体との間の隙間の発生を防止すること。
【解決手段】 カバー部材を閉じると,該カバー部材の一部である表示パネル210の磁石収容用凹部221に収容された磁石421と,LEDカバー120に埋め込まれた磁性体部材411との間に吸引力が生じる。
LEDカバー120は,カバー部材の表面に垂直の方向へスライド自在に取り付けられており,表示パネル210に対して磁気的に付勢される。
これによって,LED収容用凹部121ないし123の開口端周縁部と表示パネル210の裏面とを密接させ,隙間をなくす。
【選択図】 図1

Description

本発明は,運転状態等の各種状態を表示するための複数の表示灯を有する空気調和機に関し,特に,上記表示灯を装置本体側に有すると共に,本体とは別のカバー部材に表示窓部を有する空気調和機に関する。
空気調和機の運転状態等の各種状態を表示するために,LED等の複数の表示灯を用いる技術が知られている。例えば,冷房運転時には緑色のLEDを点灯させ,暖房運転時には橙色のLEDを点灯させ,あるいは風速(強・中・弱)に応じて点灯させるLEDを変えるものがある。また,7セグメントLEDによって設定温度,現在室温等を表示させるものもある。
このような複数の表示灯を有する空気調和機は,それぞれの表示灯から発せられた光それぞれを透過する表示窓部を有しているが,これら複数の表示灯が同時に点灯された際に表示窓部に到達する光が互いに干渉したり,あるいは点灯されていない表示灯に対応する表示窓部に点灯中の表示灯から発せられた光が漏れたりすると表示灯の視認性が落ち,表示状態の誤認を招くという問題点がある。
このような問題点を解決する技術として,表示灯をリブによって各々区割する技術が知られている(例えば,特許文献1参照)。
図10は上記特許文献1に記載された表示灯をリブによって区割した空気調和機の構成図である(特許文献1の第1図ないし第4図を引用)。図10(a)に示されるように,表示手段2の前面のみを透過可能とした化粧板12の裏面には区割用のリブ17が一体に形成されている。リブ17は遮光性を有し,このリブ17を回路基板1に押圧することで発光手段2から発せられた光が漏れるのを防ぎ,上記のような誤認を防止することができる。
ここで,図10(b)に示されるように,回路基板1の背面には弾性係片18が設けられているため,リブ17が回路基板1の表面に当接しても,回路基板1の背面で弾性係片18の厚み寸法でその押圧力を吸収する構成になっている。
また,図10(c)及び(d)に示されるように,回路基板1の背面に上記弾性係片18を設ける代わりに,発泡性合成樹脂等からなる弾性部材16を取り付ける技術も開示されている。
実開平1−172619号公報
上記従来技術では,リブ17が化粧板12(カバー部材の一部)の裏面に一体に形成されていることが前提となっている。
しかしながら,例えば図9に示す室内外一体型空気調和機ACのようにカバー部材200の一部である表示パネル210に表示窓部211ないし213が一体に形成されている空気調和機においては,表示パネル210の裏面にリブを設けて発光手段を区割することは困難である。
これは,図9に例示されるように,空気調和機本体100が筐体300に収容され,該筐体300の開口部を開閉自在に設けられたカバー部材200によって覆うような場合,空気調和機本体100,カバー部材200,筐体300の寸法と比較して,極めて微小な部品である表示灯を,表示パネル210の裏面に設けられたリブで区割するためには,極めて高精度な設計技術が要求されるためである。
また,空気調和機本体100は重量が大きく,これを収容する筐体300が変形したり,表示パネル210が温度変化等によって変形したりすることもある。たとえ,これらの変形が微小であったとしても,上記のように,表示灯は極めて微小であることから,これをリブによって区割できなくなることがしばしばである。
そこで,表示パネル210の裏面に設けられたリブによって表示灯を区割するのではなく,複数の表示灯それぞれを予め個別に遮光性部材で区割しておく技術が一般的に知られている。しかしながら,この技術では,上記遮光性部材と上記カバー部材との間に隙間がある場合には,その隙間から光が漏れるという問題点があった。
このような問題は,空気調和機本体100を筐体300内に収容し,カバー部材200で上記筐体300の正面開口をふさぐという上記従来の空気調和機の基本構造から来るものであり,大型の筐体300に大型の空気調和機本体100を収容するために精確な位置決め寸法を得ることができず,どうしてもカバー部材200と空気調和機本体100との間に相当の隙間が生じてしまうことから来るものである。
本発明は,このような事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,複数の表示灯それぞれを予め個別に遮光性部材で区割しておく技術において,光の漏れを生じることがないように,上記のようなカバー部材と空気調和機本体との間の隙間の発生を防止することができる空気調和機を,なるべく簡易且つ低コストな構成にて提供することである。
上記目的を達成するために,本発明は,筐体の中に収容された空気調和機本体と,上記筐体の開口部を覆うカバー部材とを有し,上記空気調和機本体が,空気調和機の各種状態を表示する複数の表示灯と,上記複数の表示灯それぞれを個別に収容する遮光性の表示灯収容部とを備え,上記カバー部材が,遮光性材料からなり,該カバー部材によって前記開口部を閉じた際に上記複数の表示灯から発せられた各々の光を透過するべく上記複数の表示灯にそれぞれ対向して設けられた複数の表示窓部を備えてなる空気調和機において,上記表示灯収容部と上記カバー部材とを密接させる密接手段を備えてなることを特徴とする空気調和機として構成されている。
これによって,設計上あるいは変形によってカバー部材と表示灯収容部との間に隙間を生じるような場合であっても,これらが密接手段によって互いに密接されるため,表示灯から発せられた光が,該表示灯に対向する表示窓部以外の表示窓部へ漏れることを防止できる。したがって,表示状態の誤認も防止できる。
上記複数の表示灯が上記表示灯収容部に並列的に形成された複数の凹部の底部にそれぞれ収容され,上記密接手段が,上記表示灯収容部の上記凹部の開口端周縁部と,上記カバー部材の裏側面とを密接させるものであっても良い。
複数の凹部の底部にそれぞれ表示灯が収容され,その凹部の開口端周縁部とカバー部材の裏側面とが密接されていれば,上記のような光の漏れを防止することができる。
また,上記表示灯収容部が上記カバー部材の表面に垂直の方向へスライド自在に上記空気調和機本体に取り付けられ,上記密着手段が,上記表示灯収容部を上記カバー部材に対して磁気的あるいは弾性的に付勢するものであれば望ましい。 簡易且つ低コストで構成できるからである。
以上のように本発明によれば,複数の表示灯それぞれを予め個別に遮光性部材で区割しておく(表示灯収容部に収容する)技術において,表示灯収容部とカバー部材とが密接されるため,複数の表示灯それぞれが,遮光性の表示灯収容部と,同じく遮光性材料からなるカバー部材とによって包囲される。これによって,複数の表示灯から発せられた光の表示窓部方向への光路以外の光路が遮蔽されるため,これら複数の表示灯が同時に点灯された際に表示窓部に到達する光が互いに干渉したり,あるいは点灯されていない表示灯に対応する表示窓部に点灯中の表示灯から発せられた光が漏れたりすることがなく,表示状態の誤認を防止でき,好適な状態表示が可能となる。
上記複数の表示灯は予め表示灯収容部に収容されるため,カバー部材の裏面にリブを設けて表示灯を区割する従来技術とは異なり,高精度な設計は要求されず,また,カバー部材等の変形が生じた場合であっても,光の漏れを防ぐことができる。
以下,添付図面を参照して,本発明の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI1の分解図,図2はカバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI1の概略構成を示す概略構成図であって,(a)は正面図,(b)は(a)のA−A矢視断面図,(c)は(a)のB−B矢視断面図,図3は本発明の他の実施形態に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI2の分解図,図4はカバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI2の概略構成を示す概略構成図であって,(a)は正面図,(b)は(a)のA−A矢視断面図,(c)は(a)のB−B矢視断面図,図5は,本発明の第1の実施例に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI3の分解図,図6はカバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI3の概略構成を示す概略構成図であって,(a)は正面図,(b)は(a)のA−A矢視断面図,(c)は(a)のB−B矢視断面図,図7は本発明の第2の実施例に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI4の分解図,図8はカバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI4の概略構成を示す概略構成図であって,(a)は正面図,(b)は(a)のA−A矢視断面図,(c)は(a)のB−B矢視断面図,図9は本発明の実施形態及び実施例に係る空気調和機の一例である室内外一体型空気調和機ACの外観図であって,(a)は斜視図,(b)は分解図である。
はじめに,図9の外観図を用いて本発明の実施形態に係る空気調和機の一例である室内外一体型空気調和機ACの概略構成について説明する。図9に示されるように本発明の実施の形態に係る空気調和機ACは,筐体300とこの筐体300内に収容される空気調和機本体100,及び筐体300の開口部を開閉自在に覆うカバー部材200とを有している。尚,図9では筐体300の正面側に開口部があり,これをカバー部材200が覆う構成となっているが,これに限られるものではなく,筐体の上下面,側面,若しくは背面に開口部があっても良い。以下では,代表的に正面側に開口部がある場合の実施形態及び実施例について説明するが,これに限定する性格のものではない。
また,空気調和機本体100には表示部101が設けられており,カバー部材200によってカバー部材を閉じた際に,カバー部材200の表示部101に対向する位置には表示パネル210が形成されている。表示パネル210には,表示窓部211ないし213が設けられている
この表示部101と表示パネル210とによって構成される表示ユニットIが本発明の主要部であり,以下に表示ユニットIの構成例を説明する。
まず,図1の分解図を用いて,本発明の実施の形態に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI1(上記表示ユニットIの一例)の概略構成について説明する。図1に示されるように,本発明の実施の形態に係る空気調和機の表示ユニットI1の表示部101は,LED111ないし113(表示灯の一例)が実装されたLED基板110,LEDカバー120(表示灯収容部の一例),LEDホルダ130,を備えて構成されている。
LEDカバー120は,遮光性を有し,その表面には,LED111ないし113それぞれを個別に収容するための,表面側が開口されたLED収容用凹部121ないし123が並列的に形成されている。また,LEDカバー120表面の凹部121ないし123以外の部位には,鉄等の磁性体部材411が埋め込まれている。さらに,裏面には係止突起部141が形成された係止片140が後方へ突出して設けられている。
上記LED基板110は,LED111ないし113が上記凹部121ないし123にそれぞれ収容されるように位置合わせされ,上記LEDカバー120内に嵌入された後,LEDカバー120内に固定される。このとき,図1に示されるように,LED基板110に上記係止片140を貫通させるための係止片貫通用孔114を設けておけば,上記係止片140の取付幅よりLED基板110の幅の方が広くても,上記LED基板110を図示のようにLEDカバー120との平行状態を保ったままで,LEDカバー120内に嵌入することが可能となる。
LED基板110が固定された後,LEDカバー120は,LEDホルダ130内に嵌入される。このとき,上記係止片140はLEDホルダ130に形成された係止孔131に摺動自在に嵌入される。
一方,本発明の実施の形態に係る空気調和機の表示ユニットI1の表示パネル210(カバー部材200の一部)には,例えば透明合成樹脂のような透光性部材からなる表示窓部211ないし213が設けられている。これら表示窓部211ないし213は,カバー部材200が上記筐体300の開口部を閉じるように取り付けられた際に,上記LED111ないし113から発せられた各々の光を透過するべく,上記LED111ないし113(即ち,上記LED収容用凹部121ないし123の開口部)とそれぞれ対向して設けられている。この表示パネル210の上記表示窓部211ないし213以外の部位は,遮光性の材料からなっている。また,裏面には磁石421と略同一形状の磁石収容用凹部221が形成され,ここに磁石421が埋め込まれる。
続いて,図2の概略構成図を用いて,カバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI1の取り付け状態について説明する。
図2(a)は,上記表示ユニットI1の正面図であり,図2(b)は,カバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた状態における図2(a)のA−A矢視断面図,図2(c)は,図2(a)のB−B矢視断面図である。
図2(b)に示されるように,LEDカバー120の表面Kに並列的に形成されたLED収容用凹部121ないし123の底部には,表示灯の一例であるLED111ないし113それぞれが個別に収容されている。ここでは,表示灯として,各々一個ずつのLEDを収容する場合を例として挙げているが,複数のLEDで一の表示灯を構成するような場合であっても良く,このような場合であっても本発明の範囲内である。尚,複数のLEDで一の表示灯を構成する場合とは,例えば,冷房運転時に緑色に発色するLEDと,暖房運転時に橙色に発色するLEDとが,同じLED収容用凹部内に収容され,同じ表示窓部から点灯される場合のように,複数のLEDの組み合わせによって状態表示を行なう場合等をいう。また,表示灯は,LED若しくはその組み合わせに限られるものではなく,他の発光体若しくはその組み合わせを用いても当然良い。
LEDカバー120に設けられた係止片140の長さは,カバー部材200を筐体300に取り付けたとき,その先端の係止突起部141が破線で示す(141´)ように係止孔131を通過した後,更に距離Lだけ深く差し込まれるような長さに設定されている。即ち,LEDホルダ120は,この係止片140と係止孔131とによって,カバー部材200の表面に垂直の方向(この実施形態の場合は前後方向)へ長さLだけスライド自在に空気調和機本体100に取り付けられている。
また図2(b)及び(c)に示されるように,磁性体部材411は,LEDカバー120の表面と面一になるように埋め込まれており,同様に磁石421も,表示パネル210の裏面と面一になるように埋め込まれている。
したがって,カバー部材200を閉じると,磁石421と磁性体部材411との間に吸引力が生じ,LEDカバー120がカバー部材200方向にスライドし,カバー部材200の一部である表示パネル210に対して磁気的に付勢される。
これによって,図2(b)及び(c)に示されるように,カバー部材200の一部である表示パネル210の裏面とLEDカバー120のLED収容用凹部121ないし123の開口端周縁部との隙間がなくなり,LED111ないし113から発せられた光の,上記表示窓部211ないし213以外の方向への光路が遮蔽される。したがって,各々の表示灯から発せられた光は,対応する表示窓部211ないし213以外の表示窓部へ漏れることがなく,表示状態の誤認を防止することができる。
尚,図2(c)に示されるように,LEDホルダ130は,例えば螺子101によって空気調和機本体100に固定され,空気調和機本体100の一部をなす。また,カバー部材200を開いた際には,係止突起部141がLEDホルダ130係合することで,LEDカバー120がLEDホルダ130から脱落することがないよう構成されている。
上記実施の形態では,LEDカバー120に磁性体部材411が埋め込まれている場合を挙げたが,LEDカバー120そのものが磁性体からなるものであれば,磁性体部材411を埋め込む必要はない。また,図3及び図4に示すように,表示パネル210側の磁性体収容用凹部222に磁性体412が,LEDカバー120に磁石422が埋め込まれているような場合であっても良く,このような場合であっても本発明の範囲内である。さらに,表示パネル210及びLEDカバー120共に磁石が埋め込まれていても良い。
また,上記実施の形態では,磁性体部材411,412及び磁石421,422が,表示パネル210とLEDカバー120との当接面と面一になるように埋め込まれている場合を挙げているが,これに限られるものではなく,要するに,磁性体部材411,412と磁石421,422とが磁気的に結合された際に,LED収容用凹部121ないし123の開口端周縁部とカバー部材200の裏面とが密接されることで,光の漏れを防止する構成となっていれば良い。
以上のような構成によって,複数の表示灯それぞれを予め個別に表示灯収容部に収容する場合において,表示灯収容部とカバー部材とが密接されるため,複数の表示灯それぞれが,遮光性の表示灯収容部と,同じく遮光性材料からなるカバー部材とによって包囲される。これによって,複数の表示灯から発せられた光の表示窓部方向への光路以外の光路が遮蔽されるため,これら複数の表示灯が同時に点灯された際に表示窓部に到達する光が互いに干渉したり,あるいは点灯されていない表示灯に対応する表示窓部に点灯中の表示灯から発せられた光が漏れたりすることがなく,表示状態の誤認を防止でき,好適な状態表示が可能となる。
このように,LEDカバー120をカバー部材200の表面に垂直の方向へスライド自在に空気調和機本体100に取り付け,上記LEDカバー120をカバー部材200に対して磁気的に付勢するのが,表示灯収容部とカバー部材とを密接させる密接手段の一例である。
以下の実施例においては,密接手段の他の例について説明する。
続いて,図5ないし図8を用いて,本発明の実施例について説明する。
図5は,本発明の第1の実施例に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI3の概略構成を示す分解図,図6(a)は,上記表示ユニットI3の正面図であり,図2(b)は,カバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた状態における図2(a)のA−A矢視断面図,図2(c)は,図2(a)のB−B矢視断面図である。
まず図5の分解図を用いて,本発明の実施の第1の実施例に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI3の概略構成について説明する。
図5に示されるように,本発明の第1の実施例に係る空気調和機の表示ユニットI3は,上記実施の形態と同様,LED111ないし113が実装されたLED基板110,LEDカバー120,LEDホルダ130を備える表示部101と,表示パネル210とによって構成される。
LEDカバー120は上記実施形態の場合と略同一の構成であるが,磁性体部材411若しくは磁石422を埋め込む必要がない点,及び裏面には係止片140に加えて,リブ124が設けられている点が異なる。
LED基板110も上記実施形態の場合と略同一の構成であるが,LED基板110をLEDカバー120内に嵌入する際に,リブ124が干渉するようであれば,基板110に切欠115を形成しておけば良い。
LEDホルダ130には,係止孔131に加えて,掛止部132が設けられており,これに上記リブ124が当接する紐状弾性体133が掛止されている。
表示パネル210には,上記実施の形態の場合と同様に表示窓部211ないし213が設けられているが,磁石収容用凹部221若しくは磁性体部材収容部222を設ける必要はない。
次に,図6の概略構成図を用いて,カバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示部I3の取り付け状態について,表示ユニットI1と異なる部分を主に説明する。
図6(a)は,上記表示ユニットI3の正面図であり,図2(b)は,図2(a)のA−A矢視断面図,図2(b)は,図2(a)のB−B矢視断面図である。
この第1の実施例に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI3においては,カバー部材200を閉じたときに上記リブ124が紐状弾性体133に当接されることでLEDホルダ120が上記カバー部材200の一部である表示パネル210に対して弾性的に付勢される。
これによって,図6(b)及び(c)に示されるように,カバー部材200の一部である表示パネル210の裏面とLEDカバー120のLED収容用凹部121ないし123の開口端周縁部との隙間がなくなり,LED111ないし113から発せられた光の,上記表示窓部211ないし213以外の方向への光路が遮蔽される。したがって,この実施例の場合も,各々の表示灯から発せられた光は,対応する表示窓部以外の表示窓部へ漏れることがなく,表示状態の誤認を防止することができる。
この場合,紐状弾性体133の太さを変えることで,LEDカバー120を表示パネル210に対して付勢する圧力を容易に調整できる。
上記第1の実施例では,紐状弾性体133を使用することでLEDカバー120をカバー部材200に対して弾性的に付勢する例を挙げたが,図7及び図8に示すように,他の一例としてLEDホルダ130に板バネ134を設けても良い。
この場合,図8(b)及び(c)に示されるように,板バネ134がLED基板110の裏面と当接して,LED基板110をカバー部材200方向へ押圧することによって,LEDホルダ120が上記カバー部材200の一部である表示パネル210に対して弾性的に付勢される。
これによって,上記実施形態並びに実施例と同様に,各々の表示灯から発せられた光が,対向する表示窓部以外の表示窓部へ漏れることを防ぎ,表示状態の誤認を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI1の分解図。 カバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI1の概略構成を示す概略構成図であって,(a)は正面図,(b)は(a)のA−A矢視断面図,(c)は(a)のB−B矢視断面図。 本発明の他の実施形態に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI2の分解図。 カバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI2の概略構成を示す概略構成図であって,(a)は正面図,(b)は(a)のA−A矢視断面図,(c)は(a)のB−B矢視断面図。 本発明の第1の実施例に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI3の分解図。 カバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI3の概略構成を示す概略構成図であって,(a)は正面図,(b)は(a)のA−A矢視断面図,(c)は(a)のB−B矢視断面図。 本発明の第2の実施例に係る空気調和機の主要部である表示ユニットI4の分解図。 カバー部材200によって筐体300の開口部を閉じた際の上記表示ユニットI4の概略構成を示す概略構成図であって,(a)は正面図,(b)は(a)のA−A矢視断面図,(c)は(a)のB−B矢視断面図。 本発明の実施形態及び実施例に係る空気調和機の一例である室内外一体型空気調和機ACの外観図であって,(a)は斜視図,(b)は分解図。 従来の空気調和機の表示部近傍の構成図(特許文献1の第1図ないし第4図)。
符号の説明
100・・・ 空気調和機本体
101・・・ 表示部
110・・・ LED基板
111〜113・・・ LED(表示灯の一例)
114・・・ 係止片貫通用孔
115・・・ 切欠
120・・・ LEDカバー(表示灯収容部の一例)
121〜123・・・ LED収容用凹部
124・・・ リブ
130・・・ LEDホルダ
131・・・ 係止孔
132・・・ 掛止部
133・・・ 紐状弾性体
134・・・ 板バネ
140・・・ 係止片
141・・・ 係止突起部
200・・・ カバー部材
210・・・ 表示パネル
211〜213・・・ 表示窓部
221・・・ 磁石収容用凹部
222・・・ 磁性体収容用凹部
300・・・ 筐体
I・・・表示ユニット

Claims (3)

  1. 筐体の中に収容された空気調和機本体と,上記筐体の開口部を覆うカバー部材とを有し,
    上記空気調和機本体が,空気調和機の各種状態を表示する複数の表示灯と,上記複数の表示灯それぞれを個別に収容する遮光性の表示灯収容部とを備え,
    上記カバー部材が,遮光性材料からなり,該カバー部材によって上記開口部を閉じた際に上記複数の表示灯から発せられた各々の光を透過するべく上記複数の表示灯にそれぞれ対向して設けられた複数の表示窓部を備えてなる空気調和機において,
    上記表示灯収容部と上記カバー部材とを密接させる密接手段を備えてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 上記複数の表示灯が上記表示灯収容部に並列的に形成された複数の凹部の底部にそれぞれ収容され,
    上記密接手段が,
    上記表示灯収容部の上記凹部の開口端周縁部と,上記カバー部材の裏面とを密接させるものである請求項1に記載の空気調和機。
  3. 上記表示灯収容部が上記カバー部材の表面に垂直の方向へスライド自在に上記空気調和機本体に取り付けられ,
    上記密着手段が,上記表示灯収容部を上記カバー部材に対して磁気的あるいは弾性的に付勢するものである請求項1又は2のいずれかに記載の空気調和機。
JP2004131935A 2004-04-27 2004-04-27 空気調和機 Expired - Fee Related JP4353849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004131935A JP4353849B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004131935A JP4353849B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005315470A true JP2005315470A (ja) 2005-11-10
JP4353849B2 JP4353849B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=35443085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004131935A Expired - Fee Related JP4353849B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4353849B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209094A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
JP2009079787A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機
JP2009299999A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Sanyo Electric Co Ltd 天井埋込型空気調和装置
CN102032659A (zh) * 2009-10-08 2011-04-27 Lg电子株式会社 空调机
JP2011163616A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 表示装置及び空気調和機の室内機
CN103868219A (zh) * 2012-12-11 2014-06-18 珠海格力电器股份有限公司 空调器及其外观件的生产方法
EP2978235A1 (en) * 2014-07-25 2016-01-27 Mitsubishi Electric Corporation Communication device and air-conditioning apparatus
JP2017009241A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 東芝キヤリア株式会社 空気調和機の室内機
JP2017152100A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 ダイキン工業株式会社 電子回路装置、及び空気調和装置
JP2018091583A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室内機

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209094A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
JP2009079787A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機
JP2009299999A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Sanyo Electric Co Ltd 天井埋込型空気調和装置
CN102032659A (zh) * 2009-10-08 2011-04-27 Lg电子株式会社 空调机
JP2011163616A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 表示装置及び空気調和機の室内機
CN103868219A (zh) * 2012-12-11 2014-06-18 珠海格力电器股份有限公司 空调器及其外观件的生产方法
CN103868219B (zh) * 2012-12-11 2016-12-21 珠海格力电器股份有限公司 空调器及其外观件的生产方法
EP2978235A1 (en) * 2014-07-25 2016-01-27 Mitsubishi Electric Corporation Communication device and air-conditioning apparatus
JP2017009241A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 東芝キヤリア株式会社 空気調和機の室内機
JP2017152100A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 ダイキン工業株式会社 電子回路装置、及び空気調和装置
JP2018091583A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室内機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4353849B2 (ja) 2009-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107223096B (zh) 用于照亮标记的光组件
JP4353849B2 (ja) 空気調和機
WO2015076114A1 (ja) 車輌用灯具
JP5291450B2 (ja) 表示灯
JP4506627B2 (ja) 誘導灯
US9170004B2 (en) Device for displaying graphical symbols
JP6925373B2 (ja) 操作部構造およびこれを備えた電子機器
JP3721959B2 (ja) 表示用照明器具
JP2010137590A (ja) 車両用灯具及びその組付け方法
JP5013093B2 (ja) 誘導灯
JPH0710782U (ja) 表示装置
JPH11132794A (ja) 計器装置
JP6569984B2 (ja) スイッチ用ハンドル及びスイッチ
US10408424B2 (en) Light guiding device
JP6650614B2 (ja) スイッチ用ハンドル及びスイッチ
JP6650615B2 (ja) スイッチ用ハンドル及びスイッチ
JP4413204B2 (ja) 電子機器の操作装置
JP4965636B2 (ja) 空気調和機
CN115962431A (zh) 一种照明装置及制冷器具
JP3824453B2 (ja) 電子機器の操作装置
JP2007018873A (ja) 表示装置
JP5142732B2 (ja) 発光装置
JPH04123037U (ja) 操作装置
KR200216092Y1 (ko) 온도제어기용 포밍필름의 조명구조
JP2008047346A (ja) 光装飾装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4353849

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees