JP2005315436A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

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茂雄 川波
Toshiharu Sasaki
俊治 佐々木
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一久 八木
Naoki Sugimoto
直樹 杉本
Satoshi Nakayama
聡 中山
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Abstract

【課題】
従来の貫流ファンを使用した空気調和機では、調和空気を下面にのみ吹出すことしか考慮されておらず、下がり天井部に空気調和機を据え付ける場合、前面に吹出し口を変更することができなかった。
【解決手段】
、貫流ファンを使用した空気調和機にて、下方向のみの空気の流れを変更できるように、円弧状の面をもつノーズをキャビネットから切り離すことができる部品としてキャビネットの内面の上面と側面の交わる隅に設置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機の室内ユニットに関し、特に天井埋込型の空気調和機に好適である。
従来、天井埋込型空気調和機において、組立て性とメンテナンス性をよくするため、前面パネルに取り付けられた吸込グリルを開閉可能で、片開き可能とすることが知られ、例えば特許文献1に記載されている。
特開2003−240330号公報
上記従来技術においては、調和空気を下面にのみ吹出すことしか考慮されておらず、下がり天井部に空気調和機を据え付ける場合、冷房のとき冷風が人体に直接あたる等不都合が多かった。
本発明の目的は、天井埋込型空気調和機においても調和空気の吹出方向を下方向から前方向へ変更することを容易にし、下がり天井部に据え付ける場合、現地での簡単な後加工で前吹出しとして据え付けることを可能にすることにある。また、他の目的は前面に吹出し口を変更したとしても騒音を低く抑えることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ケーシングと該ケーシングの内面に貼り付けられた内壁形成部材を有する本体ユニットと、該本体ユニット内に熱交換器、送風機及び前記熱交換器から滴下するドレンを受ける水受けを配設し、前記本体ユニット下面に吸込口と吹出口を形成した化粧パネルを有し、前記送風機により前記吸込口から吸込んだ空気を前記熱交換器にて調和空気にした後、前記吹出口より調和空気を吹出す天井埋込型空気調和機において、前記送風機として用いられる貫流ファンと、前記貫流ファンからの空気を前記吹出口へ導くように円弧面を有し、前記内壁形成部材の内面に取り付けられたノーズと、前記ケーシングの側面で前記ノーズの設置された側に開けられた貫通口と、を備え、前記貫通口周囲の前記内壁形成部材を切断し、前記化粧パネルを前記吹出口が閉止された新たな化粧パネルに交換し、調和空気の吹出し方向を前方向に変更して設置されるものである。
また、上記のものにおいて、前記ケーシングは金属製の薄板部材であり、前記内壁形成部材及び前記ノーズは発泡スチロールとされていることが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、前記ノーズは一方が円弧状で他方が角状の形状とされ、角状の部分が前記内壁形成部材の隅に固定されていることが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、前記ノーズは一方が円弧状で他方が角状の形状とされ、角状の部分が前記内壁形成部材の隅に嵌め込まれてあり、吹出し方向を前方向に変更する場合、取り外されることが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、新たな化粧パネルに交換せずに調和空気を下方向と前方向の2方向として設置することが望ましい。
本発明によれば、天井埋込型空気調和機に貫流ファンを設け、さらに貫流ファンの流れの向きを変更する円弧状のノーズを形成し、本体ユニットの側面の貫通穴より空気を吹出すようにしたので、調和空気の吹出方向を下方向から前方向へ変更することを容易にすることができる。また、円弧状のノーズを介して吹出すようにしたので、空気の流れが円滑となり、空気抵抗を抑制して騒音を低く抑えることができる。
図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は天井埋込型空気調和機の断面図、図2は正面図であり、室内ユニットは、吸込口10、熱交換器4、吹出口9、貫流ファン6、本体ケーシング3、および水受け5をそれぞれ図のように配置している。吸込口10は室内の空気を取り入れるための開口部でありファンの上流側に設けられ、室内熱交換器4は吸込口10から取り入れられた空気を冷却または加熱するためのものであり吸込口10と貫流ファン6との間に配置されている。
吹出口9は室内熱交換器4で熱交換された空気を室内に戻すための開口部であり、貫流ファン6の下流側に設けられ、貫流ファン6は吸込口10から空気を取り入れるとともに、吹出口9から室内に熱交換された空気を吹出す。略直方体の本体ケーシング3の下面には吸込口10および吹出口9が形成され、熱交換器4および貫流ファン4を収容している。
水受5は熱交換器4および貫流ファン6の下方に配置され、上方から滴下してくるドレンを回収する。貫流ファン6は水平方向(紙面において垂直方向)に延在する回転軸まわりに回転し、本体ケーシング3は金属製の薄板部材で作られている。
さらに、本体ケーシング3の上部外面および側部外面にはそれぞれ、上部断熱材15および側部断熱材16が貼り付けられている。
さらに、本体ケーシングの上部内面から吹出口側側部内面にかけて、内壁形成部材17、18が貼り付けられ、内壁形成部材17、18は、たとえば発泡スチロールなどから作られたものである。そして、内壁形成部材17の内面、すなわち吹出口の側に向く面は、吸込口から吸い込まれた空気が吹出口に円滑に流れるような円弧状の曲面を有するノーズ7が取り付けてある。ノーズ7は、上部内壁形成部材17と吹出口側側部内壁形成部材18の隅に押し当てられ、ノーズ7両端の円弧状の曲面側へ固定部材を取り付けることにより設置されている。ノーズ7の材料として発泡スチロールが良い。
室内ユニットは、図3に示すように標準の使用状態では、本体ユニット1を天井内へ据え付けた後、本体ユニット1下面に化粧パネル2を取り付け、化粧パネル2の吸込口10より吸い込んだ空気を調和空気にした後、化粧パネル2の吹出口9より下方向へ吹出す。そして、図4に示すように下がり天井部に据え付ける場合には、化粧パネル2の吹出口ではなく、下がり天井の立下り面に設けた前吹き用グリル11より前面に吹出す。
図5は下がり天井部据え付けの場合の断面図であり、このためには本体ケーシング3の前面に設けてある貫通口8周囲の側部断熱材16、吹出口側の内壁形成部材18を現地にて切断して、空気が流れるように開ける。そして、本体ケーシング3の貫通口8は内面にノーズ7が設置してあるので、貫通口8よりノーズ7を引き出し、空気の流れる流路を確保する。つまり、ノーズ7は貫通口8の寸法より小さい断面寸法の設定してあり、貫通口7より本体ケーシング3の外へ引き出すことができるようになっている。そして、この際、ノーズ7両端の円弧状の曲面側に取り付けている固定部材を取り外す必要がなく、本体ケーシング3の外側よりノーズ7を引き出すことができるように、ノーズ7の寸法より大きく貫通口8の大きさは設定されている。つぎに、この状態の室内ユニットに前面吹出用のグリル11、吹出口を閉止した化粧パネル2を取り付ける。これにより、化粧パネル2の吸込口10より吸い込んだ空気を調和空気にした後、前面に設けたグリル11より前方向へ吹出すことが出来る。
以上図6に示すように、据付工事を行う現地での簡便な後加工にて、調和空気の吹出方向を下方向から前方向へ変更することができる。また、下吹の標準的な据え付けの場合は、吹出部にノーズ7を設置することにより空気抵抗を抑制することができ、騒音を低く抑えることができる。つまり、円弧状の面をもつノーズ7を内壁形成部材17の内面の上面と側面の交わる隅に設置するので、ノーズ7の取り付け時には、空気の流れの乱れを小さくし、空気抵抗が増加することを防止しながら、下面方向に吹出すことができる
また、前吹出し用に吹出口を閉止した化粧パネル2の代わりに、下吹き用に使用した吹出口9のある化粧パネル2を本体ユニット1と組み合わせることにより、前方向、下方向に同時に吹出すことが出来る空気調和機とすることができる。そして、下がり天井部据え付け状態で適した前吹出しおよび下吹出しの両方向への吹出しとすることが容易に可能となる。
本発明による一実施の形態を示す空気調和機の断面図。 一実施の形態による空気調和機の正面図。 一実施の形態による空気調和機の設置状態(下吹出し)を示す斜視図。 一実施の形態による空気調和機の設置状態(前面吹出し)を示す斜視図。 一実施の形態による前面吹出しとした場合の断面図。 一実施の形態による前面吹出し及び下吹出しとした場合の断面図。
符号の説明
1…本体ユニット、2…化粧パネル、3…本体ケーシング、4…熱交換器、5…水受け、6…貫流ファン、7…ノーズ、8…貫通口、9…吹出口、10…吸込口、11…前吹き用グリル、12…電気品箱、13…吊金具、14…天井、15…上部断熱材、16…側部断熱材、17…内壁形成部材(上部)、18…内壁形成部材(側部)。

Claims (5)

  1. ケーシングと該ケーシングの内面に貼り付けられた内壁形成部材を有する本体ユニットと、該本体ユニット内に熱交換器、送風機及び前記熱交換器から滴下するドレンを受ける水受けを配設し、前記本体ユニット下面に吸込口と吹出口を形成した化粧パネルを有し、前記送風機により前記吸込口から吸込んだ空気を前記熱交換器にて調和空気にした後、前記吹出口より調和空気を吹出す天井埋込型空気調和機において、
    前記送風機として用いられる貫流ファンと、
    前記貫流ファンからの空気を前記吹出口へ導くように円弧面を有し、前記内壁形成部材の内面に取り付けられたノーズと、
    前記ケーシングの側面で前記ノーズの設置された側に開けられた貫通口と、
    を備え、
    前記貫通口周囲の前記内壁形成部材を切断し、前記化粧パネルを前記吹出口が閉止された新たな化粧パネルに交換し、調和空気の吹出し方向を前方向に変更して設置されることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 請求項1に記載のものにおいて、前記ケーシングは金属製の薄板部材であり、前記内壁形成部材及び前記ノーズは発泡スチロールとされていることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  3. 請求項1に記載のものにおいて、前記ノーズは一方が円弧状で他方が角状の形状とされ、角状の部分が前記内壁形成部材の隅に固定されていることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  4. 請求項1に記載のものにおいて、前記ノーズは一方が円弧状で他方が角状の形状とされ、角状の部分が前記内壁形成部材の隅に嵌め込まれてあり、吹出し方向を前方向に変更する場合、取り外されることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  5. 請求項1に記載のものにおいて、新たな化粧パネルに交換せずに調和空気を下方向と前方向の2方向として設置することを特徴とする天井埋込型空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107816756A (zh) * 2017-12-04 2018-03-20 广东美的制冷设备有限公司 天花机
CN108709302A (zh) * 2018-04-13 2018-10-26 宁波清智环保科技有限公司 环保噪音消音装置
JP2018189251A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 株式会社富士通ゼネラル 天井埋込型空気調和機の室内機

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