JP2005312489A - 洗浄装置及び除菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊な洗浄液や薬剤を用いることなく、電気剃刀装置を洗浄する洗浄装置と、これを除菌する除菌装置とを提供する。
【解決手段】本発明の洗浄装置は、電解補助剤を溶解させた水を電気分解する電解槽と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えており、電解槽にて陰極側に生成されたアルカリ性電解水を処理槽に注入して、ヘッド部の洗浄を行う。また、本発明の洗浄装置は、塩素を含む水を電気分解する電解槽と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えており、電解槽にて生成された電解水を処理槽に注入して、ヘッド部の除菌を行う。電解補助剤としては、塩、即ち塩化ナトリウムが使用でき、電解補助剤を溶解させる水及び塩素を含む水には、水道水が使用できるので、本発明によれば、容易に入手できる且つ廉価な材料を用いて洗浄液又は除菌液を生成し、これらを用いて電気剃刀装置の洗浄又は除菌ができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気剃刀装置の洗浄を行う洗浄装置、及びその除菌を行う除菌装置に関する。
電気剃刀装置内には、その使用に伴って、ヘッド部に髭等の体毛の切屑が溜まると共に、また、ヘッド部を構成する外刃や内刃等の部材に、脂肪、タンパク質、垢及び汗等が付着する。このような切屑及び付着物を放置しておくと、電気剃刀装置の切れ味が低下して、不快臭が発生する。また、電気剃刀装置の外刃内部の領域は、切屑及び付着物が栄養分となることに加えて、光が入り難いので、細菌の繁殖に好ましい環境になっている。従って、電気剃刀装置の切れ味を維持し、さらにこれを衛生的に使用するためには、使用者は、電気剃刀装置のヘッド部から切屑及び付着物を定期的に除去する必要がある。
従来の電気剃刀装置では、使用者は、刷毛等を用いて外刃及び内刃等の清掃を行い、又は、ヘッド部を水洗いしていた。しかし、これらの作業はかなり面倒であり、必要とされる又は望ましい頻度で作業を行う使用者はかなり少ない。そのため、従来の電気剃刀装置は、不衛生な状態で使用されることが多く、さらにその機能低下が促進されていた。
このような事情を鑑みて、電気剃刀装置を自動的に洗浄及び除菌する洗浄装置が提案及び実施されている。例えば、特表2001−512336号に開示された洗浄装置は、洗浄液が入れられた容器と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えている。洗浄液は、容器から処理槽に送り出されて容器に戻るように構成されており、この洗浄液の流れによって、さらには、電気剃刀装置を動作させることによって、電気剃刀装置のヘッド部の洗浄が行われる。洗浄液には、アルコール成分を含む薬液が使用されているので、切屑及び付着物の除去に加えて、電気剃刀装置の除菌が効果的に行われる。また、切屑及び付着物の除去と除菌を行うための薬剤が市販されており、該薬剤を水に溶かして生成した洗浄液に、電気剃刀装置を浸け置きして洗浄することも行われている。
特表2001−512336号
しかしながら、洗浄液の入った容器や薬剤を定期的に購入することは手間且つ面倒であるので、使用者は、これらを用いた電気剃刀装置の除菌を継続して行わないおそれがある。また、上記のような洗浄装置を購入した者は、洗浄液の入った容器の提供を製造業者が打ち切って、洗浄装置が使用できなくなる事態を懸念しており、このような事態を考慮して、洗浄装置の購入を控えている者も多数存在している。
本発明は、以上の問題を解決するものであり、上記のような特殊な洗浄液や薬剤を用いることなく、電気剃刀装置を洗浄する洗浄装置と、これを除菌する除菌装置とを提供する。
本発明の洗浄装置は、電解補助剤を溶解させた水を電気分解する電解槽と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えており、前記電解槽にて陰極側に生成されたアルカリ性電解水を前記処理槽に注入して、前記ヘッド部の洗浄を行う。
本発明の除菌装置は、塩素を含む水を電気分解する電解槽と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えており、前記電解槽にて生成された電解水を前記処理槽に注入して、前記ヘッド部の除菌を行う。
本発明の除菌装置は、電解補助剤を溶解させた水を電気分解する電解槽と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えており、前記電解槽にて陽極側に生成された酸性電解水を前記処理槽に注入して、又は、前記酸性電解水を昇温又は希釈した後に前記処理槽に注入して、前記ヘッド部の除菌を行う。
本発明の洗浄装置は、電解補助剤を溶解させた水を電気分解する電解槽を具えており、電解槽にて陰極側に生成されたアルカリ性電解水を洗浄液として用いて、電気剃刀装置の洗浄を行う。電解補助剤としては、塩、即ち塩化ナトリウムが使用でき、電解補助剤を溶解させる水には、水道水が使用できる。従って、本発明の洗浄装置によれば、使用者が容易に入手できる且つ廉価な材料を用いて洗浄液を生成し、これを用いて電気剃刀装置の洗浄を行うことができる。
本発明の洗浄装置は、電解槽から送られたアルカリ性電解水を貯蔵すると共に、処理槽から戻されたアルカリ性電解水が送られる貯蔵槽を具えていることが好ましい。これにより、貯蔵槽に貯蔵した洗浄液を繰り返して使用でき、洗浄液を頻繁に生成する必要がなくなる。さらに、貯蔵槽にて、処理槽に送られるアルカリ性電解水が流入する吸込口を覆う網状フィルタを設けると、電気剃刀装置から除去した切屑が貯蔵槽から処理槽に送られることを防止できる。
本発明の洗浄装置は、水及び電解補助剤が入れられて、電解補助剤の水溶液が生成される容器を具えており、電解槽内の水をこの容器に流し込んで、容器から電解槽に水溶液を押し流した後、電解槽にて電気分解が行われることが好ましい。水と十分な量の電解補助剤とを容器に入れておくことにより、容器には電解補助剤の飽和水溶液が生成される。また、電解槽内の水が容器に流れ込んで、溶解しないで残っている電解補助剤が溶け出すことにより、容器内の飽和水溶液が補充される。従って、本構成によれば、電解槽内に水と電解補助剤を同時に入れる必要がないので、電解補助剤の補充頻度を少なくすることができ、さらに、電解補助剤の飽和水溶液が電解槽内の水に加えられるので、電解槽にて生成される洗浄液の特性が一定にされる。
本発明の洗浄装置において、ヘッド部の洗浄は、処理槽内に溜められたアルカリ性電解水にヘッド部を浸け置くことにより、処理槽内に溜められたアルカリ性電解水にヘッド部を浸けた状態で、電気剃刀装置を駆動すること若しくはヘッド部に超音波振動を加えることにより、又は、アルカリ性電解水を前記ヘッド部に向けて放出することにより行われるのが好ましい。
本発明の洗浄装置は、電気剃刀装置の洗浄に加えて除菌もできることが好ましい。例えば、電解槽にて陽極側に生成された酸性電解水を処理槽に注入して、酸性電解水を昇温又は希釈した後に処理槽に注入して、又は塩素を含む水を電気分解して生成された電解水を処理槽に注入して、電気剃刀装置のヘッド部の除菌が行われる。なお、必ずしも、電気剃刀装置の洗浄後に除菌が行われる必要はなく、電気剃刀装置の洗浄及び除菌は、夫々独立して行われてよい。
本発明の除菌装置は、塩素を含む水を電気分解する電解槽を具えており、電解槽にて生成された電解水を除菌液として使用して、電気剃刀装置の除菌を行う。水道水には塩素が含まれているから、本発明の洗浄装置によれば、容易且つ廉価に入手できる水道水を用いて電解液、即ち除菌液を生成し、これを用いて電気剃刀装置の除菌を行うことができる。なお、処理槽に注入された電解水は前記電解槽に戻され、電解槽には、処理槽に送られる電解水が流入する吸込口を覆う網状フィルタが設けられていることが好ましい。これにより、生成した除菌液を繰り返し使用することができ、電気剃刀装置から除去した切屑が電解槽から処理槽に送られることを防止できる。また、電解補助剤を溶解させた水を電気分解することにより、水道水及び塩を用いて生成した除菌液を使用して電気剃刀装置の除菌を行うことができる。
以下、本発明を図を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である電気剃刀装置用の洗浄装置の概要を示す斜視図である。洗浄装置(1)は、電気剃刀装置(2)のヘッド部の洗浄及び除菌を行う。電気剃刀装置(2)は、そのヘッド部を下方にした姿勢で洗浄装置(1)に装着される。洗浄装置(1)には、上方に開いた洗浄及び除菌用の処理槽(3)が設けられており、電気剃刀装置(2)のヘッド部は、該処理槽(3)に挿入される。電気剃刀装置(2)の本体部は、洗浄装置(1)の筐体に形成されたガイド溝(4)に配置される。
洗浄装置(1)は、電気剃刀装置(2)のヘッド部の洗浄に用いる電解水(以下、「洗浄液」と称す)と、ヘッド部の除菌に用いる電解水(以下、「除菌液」と称す)とを生成し、これらを処理槽(3)に供給することによって、ヘッド部の洗浄及び除菌を行う。洗浄装置(1)の上部には、上蓋(5)が脱着自在に設けられており、その下方には、洗浄液を生成する処理が行われる洗浄液生成槽(6)と、その生成に使用する電解補助剤の飽和水溶液を納める飽和水溶液用容器(7)と、除菌液の生成に用いる水道水を納める水道水用容器(8)とが、これらの開口を上方に向けて配設されている。洗浄装置(1)の使用者は、必要に応じて、上蓋(5)を取り外して洗浄液生成槽(6)、飽和水溶液用容器(7)及び水道水用容器(8)に水道水を入れる。飽和水溶液用容器(7)には、水道水に加えて電解補助剤も入れられる。生成される電解補助剤の水溶液が飽和するように、十分な量の電解補助剤が飽和水溶液用容器(7)に入れられる。なお、洗浄液生成槽(6)及び飽和水溶液用容器(7)に、水道水以外の蒸留水等の水を入れてもよく、水道水用容器(8)に、水道水以外の塩素を含む水を入れてもよい。電解補助剤には、例えば塩、塩化ナトリウムが使用される。以下の説明では、電解補助剤に塩化ナトリウムを用いた場合を例として説明を行う。
洗浄液生成槽(6)内の水道水には、飽和水溶液用容器(7)から送られる塩化ナトリウムの飽和水溶液が供給される。洗浄液生成槽(6)では、後述するように、隔膜法を用いて、塩化ナトリウムを溶解させた水道水の電気分解が行われる。その結果、陽極側には、次亜塩素酸を含む酸性の電解水が生成され、陰極側には、水酸化ナトリウムを含むアルカリ性電解水が生成される。洗浄装置(1)は、この電解水を洗浄液として使用する。
洗浄液生成槽(6)にて生成された電解水は、洗浄装置(1)の下部に設けられた貯蔵部(9)に送られる。貯蔵部(9)は、酸性電解水を貯蔵する第1貯蔵槽(29)と、アルカリ性電解水、即ち洗浄液を貯蔵する第2貯蔵槽(31)とを含んでおり(図2参照)、これら電解水は、生成後に第1貯蔵槽(29)及び第2貯蔵槽(31)に夫々送られる。そして、洗浄液は、貯蔵部(9)から処理槽(3)に送られて、洗浄装置(1)のヘッド部の洗浄が行われる。また、第1貯蔵部(9)の酸性電解水は、使用者によって適宜廃棄される。
貯蔵部(9)は、第1貯蔵槽(29)及び第2貯蔵槽(31)に加えて、除菌液貯蔵槽(38)を含んでいる(図2参照)。水道水用容器(8)に溜められた水は、除菌液貯蔵槽(38)に適宜送られる。除菌液貯蔵槽(38)では、水道水の電気分解が無隔膜法を用いて行われて、低濃度の次亜塩素酸を含む電解水が生成される。洗浄装置(1)は、この電解水を除菌液として使用する。除菌液は、貯蔵部(9)から処理槽(3)に送られて、洗浄装置(1)のヘッド部の除菌が行われる。
本実施例の洗浄装置(1)は、ヘッド部の洗浄及び除菌に加えて、電気剃刀装置の充電も行うことが可能である。ガイド溝(4)の上端付近にて、電気剃刀装置(2)の上部には、上下に摺動自在なL字状の支持部材(10)が設けられており、該支持部材(10)の先端部には、斜め下方に向いたコネクタ(11)が配置されている。支持部材(10)のコネクタ(11)は、洗浄装置(1)に設けられた充電制御回路(53)(図3参照)と電気的に接続されている。一方、電気剃刀装置(2)の後端部には、その内部に設けられたバッテリと電気的に接続された接続プラグ(図示せず)が設けられている。支持部材(10)を上側に配置した状態で、電気剃刀装置(2)は、洗浄装置(1)に装着される。その後、支持部材(10)を下側に移動させることによって、電気剃刀装置(2)の接続プラグはコネクタ(11)と結合されて、電気剃刀装置(2)のバッテリの充電が行われる。
図2は、洗浄液及び除菌液の生成、並びにこれらの処理に関連した洗浄装置(1)の構成を模式的に示す説明図であり、図3は、洗浄装置(1)の電気的な構成を示すブロック図である。以下、図1に加えてこれらを参照して、洗浄装置(1)の洗浄処理及び除菌処理について説明する。洗浄装置(1)は、洗浄処理及び除菌処理に関する各種制御を行う制御部(51)を具えている。制御部(51)には、例えば、マイクロコンピュータが用いられており、各種操作釦で構成された操作部(52)が接続されている。上述のように、洗浄液生成槽(6)、飽和水溶液用容器(7)及び水道水用容器(8)に水道水が溜められて、さらに飽和水溶液用容器(7)内に、塩化ナトリウムの飽和水溶液が生成されている状態にて、操作部(52)を構成する開始釦(12)が押されると、洗浄処理、さらには除菌処理が行われる。なお、洗浄装置(1)に電気剃刀装置(2)が装着されると、洗浄装置(1)は、これらの処理を開始するように構成されてもよい。充電用のコネクタ(11)は充電制御回路(53)に接続されており、例えば、該コネクタ(11)と電気剃刀装置(2)のプラグの接続が、充電制御回路(53)を介して検知されると、制御部(51)は、洗浄処理を開始する処理を行う。充電制御回路(53)は電源回路(54)と接続されている。さらに、電源回路(54)は、洗浄装置(1)の外部に設けられた100Vの商用交流電源(55)と接続されており、該交流電源(55)から供給される交流電力を直流電力に変換して、充電制御回路(53)及び制御部(51)等の洗浄装置(1)の各種構成要素に対して動作に必要な電力を供給する。
洗浄液生成槽(6)及び飽和水溶液用容器(7)は、2つの流路を通じて繋がっており、一方の流路には、洗浄液生成槽(6)から飽和水溶液用容器(7)に水道水を送る第1ポンプ(21)が設けられており、他方の流路には、第1バルブ(22)が設けられている。飽和水溶液用容器(7)には、十分な量の塩化ナトリウム(23)が入れられており、溶解していない塩化ナトリウム(23)はその底部に沈殿している。その上方には、塩化ナトリウム(23)の飽和水溶液が溜まっている。開始釦(12)が押されると、制御部(51)は、ポンプ駆動回路(56)に指示を送って、第1ポンプ(21)を駆動させて、洗浄液生成槽(6)内の水道水を飽和水溶液用容器(7)に送り出すと共に、バルブ駆動回路(57)に指示を送って、閉状態の第1バルブ(22)を開状態にする。これにより、飽和水溶液用容器(7)内の飽和水溶液の一部が、洗浄液生成槽(6)に送られる。
洗浄液生成槽(6)には、第1陽極板(24)及び第1陰極板(25)が設けられており、また、これらの間にはイオン交換膜(26)が配置されている。制御部(51)から電気分解制御回路(58)に指示を送られると、電気分解制御回路(58)は、第1陽極板(24)及び第1陰極板(25)の間に、所定の電圧を印可する。これによって、塩化ナトリウムが溶けた水道水は、洗浄液生成槽(6)にて電気分解される。洗浄液生成槽(6)は、イオン交換膜(26)を用いて、陽極槽(27)と陰極槽(28)とに仕切られており、電気分解の結果、陽極槽(27)には、次亜塩素酸を含む酸性電解水が生成され、陰極槽(28)には、水酸化ナトリウムを含むあるアルカリ性電解液が生成される。
陽極槽(27)は、その下方に配置された貯蔵部(9)の第1貯蔵槽(29)に繋がっており、陽極槽(27)と第1貯蔵槽(29)を繋ぐ流路には第2バルブ(30)が設けられている。また、陰極槽(28)は、貯蔵部(9)の第2貯蔵槽(31)に繋がっており、陰極槽(28)と第2貯蔵槽(31)を繋ぐ流路には第3バルブ(32)が設けられている。制御部は、所定時間、第1陽極板(24)及び第1陰極板(25)に電圧を印可した後、電気分解を終了して、閉状態にある第2及び第3バルブ(30)(32)を開状態にする。これにより、陽極槽(27)内の電解水は、第1貯蔵槽(29)に、陰極槽(28)内の洗浄液は、第2貯蔵槽(31)に移される。
第2貯蔵槽(31)は、処理槽(3)と繋がっており、第2貯蔵槽(31)と処理槽(3)を繋ぐ流路には、第2貯蔵槽(31)から洗浄液を吸い上げる第2ポンプ(33)が設けられている。洗浄液が第2貯蔵槽(31)に移されると、制御部(51)の指示により、ポンプ駆動回路(56)は、第2ポンプ(33)を駆動する(その前に、切替スイッチ(37)の動作が行われるが、この点については後述する)。第2ポンプ(33)が駆動すると、第2貯蔵槽(31)内の洗浄液が吸い上げられて、第2貯蔵槽(31)の上方に位置する処理槽(3)に送られる。これにより、電気剃刀装置(2)の洗浄が開始される。
洗浄液は、第2ポンプ(33)と処理槽(3)を繋ぐ配管(34)を介して、電気剃刀装置(2)のヘッド部に向けて放出される。これにより、洗浄液の化学的な効果に加えて、洗浄液の流れが生じることにより、ヘッド部の洗浄が効果的に行われる。なお、配管(34)は分岐されて、処理槽(3)内にて、複数の方向からヘッド部に洗浄液が放出されるのが好ましい。 洗浄液は、連続的に処理槽(3)に供給される。処理槽(3)の底部には、貯蔵部(9)に至る流路を構成する配管(35)が接続されており、処理槽(3)内に供給された洗浄液は、処理槽(3)から流れ出る。
処理槽(3)の内壁には、貯蔵部(9)に至る流路を構成する配管(35)に繋がる配管(36)の一端が露出している。処理槽(3)の洗浄液の液面が、この配管(36)の一端に達すると、洗浄液は該配管(36)に流入して貯蔵部(9)に至るので、処理槽(3)の洗浄液の液面は、一定レベルを超えないようになっている。従って、洗浄液を連続して処理槽(3)に供給しても、処理槽(3)から洗浄液が溢れ出すことはない。
図1に示すように、処理槽(3)の底部には、錠状又は粉末状の洗浄剤を配置するために使用される窪み(13)が設けられている。洗浄液が処理槽(3)に供給されると、該洗浄剤が、処理槽(3)内で流動する洗浄液に溶け出すことにより、さらに効果的に電気剃刀装置(2)の洗浄が行われる。なお、電気剃刀装置(2)が洗浄される模様を、使用者が視覚的に把握できるように、処理槽(3)を透明な材料で形成すると共に、少なくとも処理槽(3)の付近又は周囲にて、洗浄装置(1)の筐体を透明な材料で形成してもよい。
処理槽(3)から貯蔵部(9)に至る流路には、切替スイッチ(37)が設けられている。切替スイッチ(37)には、上述の配管(35)と、第2貯蔵槽(31)に至る配管と、除菌液貯蔵槽(38)に至る配管とが接続されており、切替スイッチ(37)は、処理槽(3)から出された流体の送り先を、これら2つの配管の間で切り換える。第2ポンプ(33)を駆動させる指示をポンプ駆動回路(56)に送る前に、制御部(51)は、切替スイッチ(37)を第2貯蔵槽(31)側に切り替えるように、バルブ駆動回路(57)に指示を送っており、処理槽(3)から流れ出た洗浄液は、第2貯蔵槽(31)に戻される。第2貯蔵槽(31)に戻された洗浄液は、第2ポンプ(33)で汲み上げられて、処理槽(3)に再度送られる。このように、本実施例の洗浄装置(1)では、電気剃刀装置(2)の洗浄時において、第2貯蔵槽(31)と処理槽(3)の間で洗浄液が循環する。
洗浄に伴って処理槽(3)から流出する洗浄液には切屑等のゴミが混入し、洗浄液と共に第2貯蔵槽(31)に送られてしまう。第2貯蔵槽(31)内には、第2ポンプ(33)に繋がる配管の一端、即ち、洗浄液の吸込口を覆うように、網状のフィルタ(39)が設けられている。該フィルタ(39)は切屑等のゴミを通過させないので、洗浄液と共にゴミが処理槽(3)に送り出されることが防止されている。
第2ポンプ(33)が駆動してから所定時間が経過すると、制御部(51)は、ポンプ駆動回路(56)に指示を送って、第2ポンプ(33)を停止させる。これにて、電気剃刀装置(2)のヘッド部の洗浄が終了する。なお、以上に説明した洗浄装置(1)の洗浄処理は、第2貯蔵槽(31)内に洗浄液が貯蔵されていない状態にて、開始釦(12)が押された場合の処理である。本実施例の洗浄装置(1)は、第2貯蔵槽(31)内の洗浄液を繰り返し使用する。即ち、第2貯蔵槽(31)に洗浄液がある場合には、洗浄液の生成は行われずに、切替スイッチ(37)の切替と第2ポンプ(33)の駆動から洗浄処理が開始される。制御部(51)には、複数のLEDで構成された表示部(59)が設けられている。制御部(51)は、洗浄液の使用回数(又は開始釦(12)が押された回数)を記憶しており、該回数が所定の値に至ると、第2貯蔵槽(31)内の洗浄液の廃棄を使用者に促すために、表示部(59)を構成する第1LED(14)を点灯させる(図1参照)。洗浄装置(1)の筐体には、第2貯蔵槽(31)と繋がった洗浄液の排出口(図示省略)が設けられており、使用者は、該排出口を開けて洗浄液を廃棄する。
本実施例の洗浄装置(1)は、洗浄処理に引き続いて電気剃刀装置(2)の除菌処理を行う。除菌処理に使用する除菌液は、水道水用容器(8)の水道水を、貯蔵部(9)の除菌液貯蔵槽(38)にて無隔膜法にて電気分解して生成される。除菌液貯蔵槽(38)に除菌液が貯蔵されていない状態で、開始釦(12)が押された場合、洗浄処理と平行して、除菌液の生成が行われる。まず、バルブ駆動回路(57)に制御部(51)から指示が送られて、所定量の水道水が除菌液貯蔵槽(38)に溜められるまで、第4バルブ(40)が開けられる。次に、電気分解制御回路(58)に制御部(51)から指示が送られて、除菌液貯蔵槽(38)内に設けられた第2陽極板(41)と第2陰極板(42)間に、所定の電圧が印可され、水道水の電気分解が行われる。周知のように、水道水には殺菌用の塩素が溶けていることから、水道水の電気分解により低濃度の次亜塩素酸を含む酸性の電解水が得られ、この電解水が洗浄装置(1)にて除菌液として使用される。次亜塩素酸の濃度(遊離塩素濃度)は、100ppm以下であることが好ましい。
洗浄処理が終了して、処理槽(3)内に残った洗浄液が第2貯蔵槽(31)に流れ出た後、具体的には第2ポンプ(33)が停止してから所定時間が経過した後(除菌液の生成が完了していない場合は、さらにこれが完了した後)、制御部(51)は、バルブ駆動回路(56)に指示して処理槽(3)から送られた流体が除菌液貯蔵槽(38)に送られるように、切替スイッチ(37)を除菌液貯蔵槽(38)側に切り替える。除菌液貯蔵槽(38)は、処理槽(3)と繋がっており、除菌液貯蔵槽(38)と処理槽(3)間の流路には、除菌液を吸い上げる第3ポンプ(43)が設けられている。切替スイッチ(37)の切替後、制御部(51)は、ポンプ駆動回路(56)に指示を送り、第3ポンプ(43)を駆動させる。そして、第3ポンプ(43)と処理槽(3)を繋ぐ配管から配管(44)から、電気剃刀装置(2)のヘッド部に向けて除菌液が放出される。これにより、電気剃刀装置(2)のヘッド部の除菌と、ヘッド部に残った洗浄液の洗い流しが行われる。なお、配管(44)は分岐されて、処理槽(3)内にて、複数の方向からヘッド部に洗浄液が放出されることが好ましい。また、電気剃刀装置(2)のヘッド部を構成する外刃や内刃等の金属製の部材は、付着した除菌液による腐食が生じないように、チタン等の耐食性の高い材料を用いるか、チタンコーティングが施されることが好ましい。放出された除菌液は、配管(35)等を介して除菌液貯蔵槽(38)に戻されて、除菌液貯蔵槽(38)と処理槽(3)間で循環する。洗浄処理と同様に、処理槽(3)内にて、除菌液の液面は、一定レベルを超えることはない。
除菌処理にて処理槽(3)から流出する除菌液にも切屑等のゴミが混入し、除菌液貯蔵槽(38)に送られる。除菌液貯蔵槽(38)内には、第3ポンプ(43)に繋がる配管の一端、即ち、除菌液の吸込口を覆うように、網状のフィルタ(45)が設けられており、除菌液貯蔵槽(38)内のゴミが除菌液と共に処理槽(3)に送り出されることが防止されている。
第3ポンプ(43)が駆動してから所定時間が経過すると、制御部(51)は、ポンプ駆動回路(56)に指示を送って、第3ポンプ(43)を停止させる。これにて、電気剃刀装置(2)の除菌が終了する。なお、以上に説明した洗浄装置(1)の除菌動作は、除菌液貯蔵槽(38)内に除菌液が貯蔵されていない状態にて、開始釦(12)が押された場合の動作である。本実施例の洗浄装置(1)は、除菌液貯蔵槽(38)内の除菌液を繰り返し使用する。除菌液貯蔵槽(38)内に除菌液がある場合に、開始釦(12)が押されると、切替スイッチ(37)の切替と第3ポンプ(43)の駆動から除菌動作が開始される。制御部(51)は、除菌液の使用回数(又は開始釦(12)が押された回数)を記憶しており、該回数が所定の値に至ると除菌液の廃棄を使用者に促すために、表示部(59)を構成する第2LED(15)を点灯させる(図1参照)。洗浄装置(1)の筐体には、除菌液貯蔵槽(38)と繋がった除菌液の排出口(図示省略)が設けられており、使用者は、該排出口を開けて除菌液を廃棄する。
除菌処理が終了すると、具体的には、第3ポンプ(43)が停止して、処理槽(3)内に残留していた除菌液の大半が除菌液貯蔵槽(38)に戻った後、電気剃刀装置(2)のヘッド部の乾燥処理が行われる。洗浄装置(1)の内部には、乾燥装置(16)が設けられており、乾燥装置(16)は、洗浄装置(1)の背部から取り込んだ空気を、処理槽(3)内に配置された電気剃刀装置(2)のヘッド部に吹き付けて、該ヘッド部を乾燥させる処理を行う。処理槽(3)の内壁には、複数の送風口(17)が開設されており、乾燥装置(16)から発せられた空気流は、これら送風口(17)を通って処理槽(3)内に送られる。乾燥装置(16)は、取り込んだ空気を加熱して、温風を処理槽(3)内に送ってもよい。また、ヘッド部を乾燥させる手段として、このような乾燥装置(16)ではなく、電気剃刀装置(2)のヘッド部を加熱するヒータを洗浄装置(1)に設けてもよい。電気剃刀装置(2)にコネクタ(11)が接続されることで、電気剃刀装置(2)の充電が、洗浄及び除菌処理と平行して行われている。従って、乾燥処理後において、使用者は、満充電状態にある電気剃刀装置(2)を使用できる。
上記実施例の洗浄装置(1)では、処理槽(3)内に洗浄液の水流を生じさせることによって洗浄効果を高めているが、電気剃刀装置(2)のヘッド部は、洗浄液に浸け置きされてもよい。例えば、処理槽(3)と切替スイッチ(37)間の流路にバルブが設けられて、該バルブが閉状態にされた状態にて、所定量の洗浄液が処理槽(3)に流し込まれる。電気剃刀装置(2)のヘッド部は、処理槽(3)に静的に溜められた洗浄液に長時間浸けられた後、バルブは開状態にされて、処理槽(3)内の洗浄液が第2貯蔵槽(31)に戻される。さらに、処理槽(3)に溜められた洗浄液を介して超音波による微振動をヘッド部に与えるような超音波洗浄機能を、洗浄装置(1)に与えてもよい。また、電気剃刀装置(2)の洗浄は、処理槽(3)に溜められた洗浄液にヘッド部が浸された状態にて、電気剃刀装置(2)を駆動させて行われてもよい。電気剃刀装置(2)の駆動は、上記実施例の場合のように洗浄液の水流をヘッド部に当てる場合や超音波洗浄を行う場合にでも、洗浄中に行われてよい。
上記実施例の洗浄装置(1)では、隔膜法を用いて洗浄液生成槽(6)にて洗浄液を生成しているが、洗浄液生成槽(6)にイオン交換膜(26)を設けずに、無隔膜法を用いて洗浄液を生成してもよい。この場合、第1陽極板(24)側には、次亜塩素酸ナトリウムを含む電解水が生成されて、第1貯蔵槽(29)に貯蔵される。
上記実施例の洗浄装置(1)では、除菌液を除菌液貯蔵槽(38)で生成しているが、第1貯蔵槽(29)に貯蔵された酸性電解水を利用することにより、除菌液貯蔵槽(38)にて水道水の電気分解を行うことなく除菌液を生成してもよい。例えば、上記実施例の洗浄装置(1)において、第1貯蔵槽(29)と除菌液貯蔵槽(38)間をポンプを介在された流路を設けて、除菌液貯蔵槽(38)に送られた水道水に、第1貯蔵槽(29)に貯蔵された酸性電解水を加えて希釈することで除菌液が生成されてもよい。電解水の注入量は、除菌液の次亜塩素酸濃度が低濃度(100ppm以下)になるように定められるのが好ましい。なお、無隔膜法で生成された電解水を希釈して、除菌液が生成されてもよい。また、第1貯蔵槽(29)に貯蔵された電解水(無隔膜法で生成された電解水でもよい)を40度以上に昇温することによって、水道水で希釈することなく除菌液として使用してもよい。さらに、上記実施例の洗浄装置(1)にて、陽極槽(27)の体積を大きくして陽極槽(27)にて生成される酸性電解水の次亜塩素酸濃度を低下させることによって、該電解水を除菌液として直接使用することも可能である。
また、上記実施例の洗浄装置(1)において、乾燥装置(16)と送風口(17)との間に、第1貯蔵槽(29)に貯蔵された酸性電解水(無隔膜法で生成された電解水でもよい)が含浸するフィルタを設けてもよい。酸性電解水がフィルタから電気剃刀装置(2)のヘッド部に吹き飛ばされることで、ヘッド部の除菌が行える。このような構成によれば、水道水用容器(8)や除菌液貯蔵槽(38)等の除菌液の生成及び循環等に関する各種構成要素を削除されて、洗浄装置(1)の小型化が図れる。
本発明を、電気剃刀装置(2)の洗浄及び除菌の双方を行う洗浄装置(1)に関して説明したが、使用者のニーズに応じて、洗浄機能及び除菌機能の何れか一方が除かれてもよい。電気剃刀装置(2)の洗浄機能のみを必要とする使用者には、上記実施例の洗浄装置(1)から、水道水用容器(8)や除菌液貯蔵槽(38)等の除菌液の生成及び循環等に関する構成要素は取り除かれてもよい。また、電気剃刀装置(2)の除菌機能のみを必要とする使用者には、上記実施例の洗浄装置(1)から、洗浄液生成槽(6)、飽和水溶液用容器(7)や第2貯蔵槽(31)等の洗浄液の生成及び循環等に関する構成要素を取り除くことによって、電気剃刀装置用の除菌装置が提供される。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明の一実施例である電気剃刀用洗浄装置の斜視図である。 本発明の一実施例である電気剃刀用洗浄装置の洗浄処理及び除菌処理に関する構成を説明する説明図である。 本発明の一実施例である電気剃刀用洗浄装置の電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
(1) 洗浄装置
(2) 電気剃刀装置
(3) 処理槽
(6) 洗浄液生成槽
(7) 飽和水溶液用容器
(8) 水道水用容器
(9) 貯蔵部
(16) 乾燥装置
(29) 第1貯蔵槽
(31) 第2貯蔵槽
(38) 除菌液貯蔵槽
(39) 網状フィルタ
(45) 網状フィルタ

Claims (10)

  1. 電解補助剤を溶解させた水を電気分解する電解槽と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えており、
    前記電解槽にて陰極側に生成されたアルカリ性電解水を前記処理槽に注入して、前記ヘッド部の洗浄を行う洗浄装置。
  2. 前記電解槽から送られた前記アルカリ性電解水を貯蔵すると共に、前記処理槽から戻された前記アルカリ性電解水が送られる貯蔵槽を具えている、請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記貯蔵槽には、前記処理槽に送られる前記アルカリ性電解水が流入する吸込口を覆う網状フィルタが設けられている、請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 水及び前記電解補助剤が入れられて、前記電解補助剤の水溶液が生成される容器を具えており、
    前記電解槽内の水を前記容器に流し込んで、前記容器から前記電解槽に前記水溶液を押し流した後、前記電解槽にて電気分解が行われる、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の洗浄装置。
  5. 前記ヘッド部の洗浄は、前記処理槽内に溜められた前記アルカリ性電解水に前記ヘッド部を浸け置くことにより、前記処理槽内に溜められた前記アルカリ性電解水に前記ヘッド部を浸けた状態で、前記電気剃刀装置を駆動すること若しくは前記ヘッド部に超音波振動を加えることにより、又は、前記アルカリ性電解水を前記ヘッド部に向けて放出することにより行われる、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の洗浄装置。
  6. 前記電解槽にて陽極側に生成された酸性電解水を前記処理槽に注入して、前記酸性電解水を昇温又は希釈した後に前記処理槽に注入して、又は塩素を含む水を電気分解して生成された電解水を前記処理槽に注入して、前記ヘッド部の除菌を行う、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の洗浄装置。
  7. 前記ヘッド部を乾燥させる乾燥手段を具える、請求項1乃至6の何れかに記載の洗浄装置。
  8. 塩素を含む水を電気分解する電解槽と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えており、
    前記電解槽にて生成された電解水を前記処理槽に注入して、前記ヘッド部の除菌を行う除菌装置。
  9. 前記処理槽に注入された前記電解水は前記電解槽に戻され、前記電解槽には、前記処理槽に送られる前記電解水が流入する吸込口を覆う網状フィルタが設けられている、請求項8に記載の除菌装置。
  10. 電解補助剤を溶解させた水を電気分解する電解槽と、電気剃刀装置のヘッド部が挿入される処理槽とを具えており、
    前記電解槽にて陽極側に生成された酸性電解水を前記処理槽に注入して、又は、前記酸性電解水を昇温又は希釈した後に前記処理槽に注入して、前記ヘッド部の除菌を行う除菌装置。
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