JP2010063477A - 電気カミソリ洗浄器 - Google Patents

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琢万 橋本
Tomonori Sakamoto
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Abstract

【課題】使用される洗浄水が、水道水であるか洗浄液であるかを判別し、水道水の場合に電気分解により電解水を生成することのできる電気カミソリ洗浄器を提供する。
【解決手段】電気カミソリ90のヘッド部82が挿入される洗浄槽30と、洗浄水Lを収容すると共に洗浄水を電気分解可能な電解手段60,62を有する貯溜槽20と、該貯溜槽から洗浄槽に洗浄水を供給するポンプ機構40と、洗浄槽から貯溜槽に洗浄水を還流する排水管46と、を具えた電気カミソリ洗浄器において、洗浄槽には、収容されている洗浄水が水道水であるか水道水よりも導電率の高い洗浄液であるかを判別する判別手段86を有しており、判別手段が洗浄液であると判断すると、電解手段への通電を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気カミソリを洗浄する電気カミソリ洗浄器に関するものであり、より具体的には、洗浄水として、水道水と洗浄液の両方を用いることのできる電気カミソリ洗浄器に関する。
電気カミソリを使用すると、ヘッド部の外刃や内刃、ヘッド部の内部等に髭くず、脂肪、タンパク質、垢、汗等が付着したり溜まる。そのまま放置すると、電気カミソリの切れ味が低下するだけでなく、雑菌等が発生するなど不衛生である。
このため、電気カミソリを定期的に洗浄し、清潔な状態を維持することが要求される。
そこで、非使用時に電気カミソリを自動的に洗浄する電気カミソリ洗浄器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
電気カミソリ洗浄器は、洗浄水を溜める貯溜槽と、電気カミソリのヘッド部を洗浄する洗浄槽とを具え、貯溜槽から洗浄水を洗浄槽に注入し、ヘッド部の洗浄を行なっている。洗浄槽から排出される洗浄水は、貯溜槽に戻される。
上記特許文献1の電気カミソリ洗浄器は、洗浄水として水道水を電気分解した電解水を用いている。電解水は、貯溜槽内に配備された電極板間に通電を行なうことで生成されている。
その他、洗浄水として、炭酸塩、炭酸ナトリウム、有機酸、界面活性剤等が含まれた洗浄液を用いる電気カミソリ洗浄器も提案されている。
特開2005−312489号公報
電気分解可能な貯溜槽を具える電気カミソリ洗浄器において、使用者が、導電率が水道水よりも高い洗浄液を使用し、電解を行なうと、電極板を傷めたり、ガス等が発生してしまうことがあった。
本発明の目的は、使用される洗浄水が、水道水であるか洗浄液であるかを判別し、水道水の場合に電気分解により電解水を生成することのできる電気カミソリ洗浄器を提供することである。
電気カミソリのヘッド部が挿入される洗浄槽と、洗浄水を収容すると共に洗浄水を電気分解可能な電解手段を有する貯溜槽と、該貯溜槽から洗浄槽に洗浄水を供給するポンプ機構と、洗浄槽から貯溜槽に洗浄水を還流する排水管と、を具えた電気カミソリ洗浄器において、
洗浄槽には、収容されている洗浄水が水道水であるか水道水よりも導電率の高い洗浄液であるかを判別する判別手段を有しており、
判別手段が洗浄液であると判断すると、電解手段への通電を遮断するようにしている。
例えば、判別手段は、電解手段の電解電流を検出することに、洗浄水が水道水であるか洗浄液であるかを判断するようにすることができる。
本発明の電気カミソリ洗浄器によれば、判別手段によって、貯溜槽に入れられている洗浄水が、水道水であるか洗浄液であるあかを判別し、判別された結果に基づいて、電極板への印加電圧を制御する。判別手段によって、洗浄水が水道水であると判別された場合には、電解手段により洗浄水(水道水)の電解を行ない、電解水を生成する。逆に、洗浄水が洗浄液であると判別された場合には電解手段への通電を遮断し、電解を行なわない。
これにより、水道水を洗浄水として用いた場合には、生成される電解水により、除菌効果の高い洗浄を行なうことができ、洗浄液を洗浄水として用いた場合には、電解は行なわれないから、電極板の劣化やガス等の発生を防止できる。
図1は、本発明の電気カミソリ洗浄器(10)に電気カミソリ(90)を装着した要部構成図である。図に示すように、電気カミソリ洗浄器(10)は、洗浄水Lを貯溜する貯溜槽(20)と、電気カミソリ(90)のヘッド部(92)が挿入されて、ヘッド部(92)を洗浄する洗浄槽(30)と、貯溜槽(20)から洗浄槽(30)へ洗浄水Lを送給するポンプ機構(40)、洗浄槽(30)から貯溜槽(20)へ洗浄水Lを戻す排水管(46)、洗浄槽(30)内に向けて乾燥用の空気流を生じさせるファン(50)と、該ファン(50)を駆動するファン用モータ(52)を具える。
貯溜槽(20)には、電解手段となる一対の電極板(60)(62)と、該電極板の一方(62)と対をなし、貯溜槽(20)中の洗浄水Lのレベル(水位)を検知する検知用電極板(64)が配備され、また、洗浄槽(30)に連繋された排水管(46)からの洗浄水を濾過するフィルタ(70)が配備されている。
電解手段である電極板(60)(62)は、貯溜槽(20)の中央よりも下側まで伸びており、検知用電極板(64)は、電極板(60)(62)よりも短く構成され、電極板(60)(62)よりも下端が上側に位置するように配置されている。
電極板(60)(62)は、少なくとも対向面にTi等の導電性及び耐腐食性にすぐれるコーティングを施すことが望ましい。
なお、検知用電極板(64)は、部品点数を削減するために、電極板(62)と対をなし、これら電極板(62)(64)間の電流を測定することで洗浄水Lのレベルを検知しているが、検知用電極板(64)を一対として、電極板(60)(62)とは別に設けてもよい。
洗浄槽(30)は、電気カミソリ(90)のヘッド部(92)を収容する凹部を有しており、ヘッド部(92)に向けて洗浄水を放出できる位置にポンプ機構(40)に連繋された開口(32)が形成されている。また、洗浄槽(30)の下部には排水管(46)が接続されている。
洗浄槽(30)の上部側面には、乾燥用の空気流を洗浄槽(30)の内部に導く通気孔(34)が開設されており、該通気孔(34)の外側に、通気孔(34)に空気を送り込むファン(50)が配備されている。
ポンプ機構(40)は、モータ(42)により駆動し、貯溜槽(20)内の洗浄水Lを吸込口(44)から吸い上げて、洗浄槽(30)に放出する。
なお、吸込口(44)は、電極板(60)(62)に接近して設けることが望ましい。これにより、電極板(60)(62)により電気分解された高濃度の電解水を吸込口(44)から吸い上げて、洗浄槽(30)に供給することができる。
排水管(46)は、ポンプ機構(40)の吸い上げ能力に比して口径が大きく形成されることが望ましく、これにより、洗浄槽(30)内には洗浄水が溜まらないようにしている。
ポンプ機構(40)のモータ(42)、電解手段となる対電極板(60)(62)、検知用電極板(64)、ファン用モータ(52)は、図2に示すように、制御手段(80)に電気的に接続されている。
制御手段(80)は、CPU(81)を主体として構成される。CPU(81)には、メモリ(82)、電源(83)、ポンプ機構(40)のモータ(42)を制御するモータ制御回路(84)、電極板(60)(62)及び検知用電極板(64)に電圧を印加する電極制御回路(85)、電極板(60)(62)間と電極板(62)及び検知用電極板(64)間の電流を測定する判別手段(86)、ファン用モータ(52)を制御するファン用モータ制御回路(87)が接続されている。
また、CPU(81)には、使用者が操作する洗浄開始ボタン(88)が接続されている。洗浄開始ボタン(88)は、電気カミソリ洗浄器(10)の適所に配備することができる。
メモリ(82)には、洗浄プログラム、判別手段(86)により検出された電流の閾値(後述する)等が記憶されている。
判別手段(86)は、電極制御回路(85)によって電源(83)から電極板(62)及び検知用電極板(64)に所定の電圧を印加し、電極板(62)と検知用電極板(64)間に流れる電流を検出することにより、貯溜槽(20)内の洗浄水Lのレベルを検出する。すなわち、検知用電極板(64)が洗浄水Lに浸かっている状態では、検知用電極板(64)と電極板(62)間に電流が流れるが、検知用電極板(64)が洗浄水Lに浸かっていない状態では、検知用電極板(64)と電極板(62)間には電流は流れない。そこで、判別手段(86)は、検知用電極板(64)と電極板(62)間の電流を検出し、所定の閾値と比較し、洗浄水Lが貯溜槽(20)の所定レベルまで注入されているかを判別している。以下、「洗浄水Lのレベル判断」と称する。
また、洗浄水Lが貯溜槽(20)の所定レベルまで注入された状態で、電極板(60)(62)間に所定の電圧を印加し、判別手段(86)にて電極板(60)(62)間に流れる電流を検出する。
電極板(60)(62)間の電流が、メモリ(82)に記憶された所定閾値以下であれば、洗浄水Lは導電率の低い水道水であると判断し、逆に、所定閾値を越えると、イオン化成分(例えば炭酸塩、炭酸ナトリウム、有機酸、界面活性剤等)の多い洗浄液であると判断する。以下、「洗浄水Lの種別判別」と称する。
洗浄水Lが水道水であると判断された場合には、電極板(60)(62)間に電圧を印加し、電気分解を行なうことで電解水を生成するが、洗浄水Lが洗浄液であると判断された場合には電極板(60)(62)の劣化防止やガス等の発生を防止するために電極板(60)(62)間への電圧の印加を遮断する。
上記構成の電気カミソリ洗浄器(10)において、貯溜槽(20)に洗浄水Lを入れて、電気カミソリ(90)を洗浄槽(30)に挿入した状態で洗浄開始ボタン(88)を操作すると、フローチャート図3に示す洗浄プログラムに基づきヘッド部(92)の洗浄が行なわれる(ステップ1)。
洗浄は、まず、検知用電極板(64)と電極板(62)間に所定電圧を印加し、判別手段(86)により「洗浄水Lのレベル判断」を行なう(ステップ2)。これにより、貯溜槽(20)内の洗浄水Lが所定レベル以上であれば洗浄プログラムが継続されるが(ステップ3のYes)、洗浄水Lが所定レベル未満であれば洗浄プログラムは中止される(ステップ3のNo)。
「洗浄水Lのレベル判断」により、貯溜槽(20)内の洗浄水Lが所定レベル以上であることが判別手段(86)により判別されると(ステップ3のYes)、次に、電解手段である電極板(60)(62)間に所定の電圧を印加し、「洗浄水Lの種別判別」を行なう(ステップ4)。これにより、洗浄水Lが水道水であると判断されると(ステップ5のYes)、以下に示すように水道水の電気分解が行なわれる。一方、洗浄水Lが洗浄液であると判断されると(ステップ5のNo)、電気分解のステップを回避して洗浄プログラムが進行する(ステップ7へ)。
洗浄水Lが水道水であると判断されると(ステップ5のYes)、水道水の電気分解を行なう(ステップ6)。電気分解は、電源(83)から電解手段である電極板(60)(62)に電圧を印加することにより行なわれる。所定時間電気分解を行なうことにより水道水は除菌効果の高い電解水となり、次の洗浄ステップ(ステップ7)に用いられる。
洗浄水Lがイオン化成分の高い洗浄液であると判断された場合には、電気分解は行なわれないから、電極板(60)(62)の劣化を防止でき、また、ガス等の発生を防止できる。
ヘッド部(92)の洗浄は(ステップ7)、ポンプ機構(40)のモータ(42)を作動させて、洗浄水L(電解水又は洗浄液)を貯溜槽(20)から吸い上げ、洗浄槽(30)に注入することで、ヘッド部(92)の洗浄が行なわれる。洗浄槽(30)からの排水は排水管(46)を通って、貯溜槽(20)内に導かれ、フィルタ(70)で濾過され、再度洗浄に使用される。
洗浄水Lとして電解水を用いた場合には、電解水の有する高い除菌作用により効果的にヘッド部(92)の洗浄、消臭等を行なうことができる。
また、洗浄水Lとして、イオン化成分の多く含まれる洗浄液を用いた場合、含有される洗浄効果の高い成分により、ヘッド部(92)の洗浄、消臭等を効果的に行なうことができる。
洗浄終了後、ファン用モータ(52)を駆動し、ファン(50)の回転によって、通気孔(34)から洗浄槽(30)内に空気を送給し、ヘッド部(92)を乾燥させ(ステップ8)、乾燥終了後、洗浄プログラムが終了する。
上記によれば、電解手段である電極板(60)(62)によって電気分解が行なわれるのは、判別手段(86)により洗浄水Lが水道水であると判断された場合のみであるので、洗浄水Lが洗浄液である場合には電気分解は行なわれることはない。従って、洗浄液を電気分解することにより電極板(60)(62)が劣化したり、ガス等が発生することもない。
なお、洗浄水Lが水道水と同等の導電率の洗浄液、例えば、ノニオン系の洗浄液や、電解質を含まない洗浄液を用いる場合には、当該洗浄液に、洗浄効果に影響を与えない無水ぼう硝等を添加するようにして、導電率を予め高めておくことが望ましい。
上記では、電圧制御により、判別手段(86)にて電極板(60)(62)間、電極板(62)及び検知用電極板(64)間の電流値を検出しているが、電流制御により、判別手段(86)にて電極(60)(62)間、電極板(62)及び検知用電極板(64)間の電圧値を検出するようにしてもよい。この場合、洗浄水Lが水道水であれば、低い電解電圧が検出され、洗浄水Lが洗浄液であれば、高い電解電圧が検出されることとなる。その他は、上記実施例と同様の要領にて洗浄プログラムを実施すればよい。
前掲の特許文献1では、電解手段となる電極板間にイオン交換膜を配備し、電解補助剤を融解させた水道水から電解水を生成している。しかしながら、イオン交換膜は高価であり、また、構成部品が複雑となる問題があった。そこで、図4に示すように、電解手段となる電極板(60)(62)間のイオン交換膜を省略することで、安価で簡易な構成の無隔膜によって、次亜塩素酸を含有する電解水を生成できるようにした。
図4に示すように、貯溜槽(20)は、電解手段となる電極板(60)(62)がイオン交換膜を介在させることなく洗浄水Lに浸漬された状態で配備されており、電極板(60)(62)に隣接するようにポンプ機構(40)の吸込口(44)が形成されている。電極板(60)(62)と吸込口(44)をフィルタ(74)(75)が包囲している。なお、吸込口(44)は目の細かいフィルタ(76)で包囲されている。
フィルタ(74)の外側には、電解補助剤(12)が投入されている。電解補助剤(12)として、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ性の塩を例示できる。
また、洗浄槽(30)からの排水は、排水管(46)からフィルタ(75)の外側に戻されるようにしている。
なお、図4中、特に説明をしていない部材は、上記実施例と同様の部材である。
上記電気カミソリ洗浄器(10)において、電極板(60)(62)間に電圧を印加すると、次亜塩素酸を含有するアルカリ性の電解水が生成される。この電解水を洗浄水Lとして、前記と同様の要領にて電気カミソリ(90)のヘッド部(92)の洗浄を行なえばよい。
なお、洗浄プログラム終了直後に、洗浄水Lに含まれる皮脂汚れを分解する電気分解と、皮脂汚れ分解後に、洗浄水Lの防腐を目的とした電気分解を実施することにより、次亜塩素酸の濃度を高め、除菌、脱臭効果をさらに高めることができる。
皮脂汚れの分解は、図5に示すように、洗浄直後に連続した1回だけの長時間の電気分解を実施し、防腐用の電解は、通電のオン、オフのサイクルを繰り返すことで実施することができる。また、防腐用の電解電流量を皮脂汚れ分解用の電解伝流量よりも低減するようにしてもよい。
上記により、水道水に含まれる塩素イオンに加えて、髭屑や皮脂汚れ、電気カミソリ(90)に付着した塩分(汗などに含まれる)が次亜塩素酸の発生をさらに活性化させるため、1週間以上洗浄水Lの交換を行なうことなく洗浄を行なうことができ、また、これにより高められた次亜塩素酸でヘッド部(92)を洗浄することで、除菌、脱臭効果をさらに高めることができる。
洗浄水Lの温度によって、次亜塩素酸の有機物との反応速度や自然分解等が異なるため、電解時間は、低電流制御を適用した場合でも、洗浄水Lの温度に応じて可変とすることが望ましい。具体的には、洗浄水Lの温度が高いほど、電解時間を長くすることが好適である。
さらに、水道水に含まれる塩素イオン濃度は、地域によって異なる。従って、塩素イオン濃度が極めて低い水道水(例えば0.5ppm程度)の場合、電気分解を続けることで生成される少量の次亜塩素酸に加えて、電極板(60)(62)間に発生する活性酸素により、防腐効果を維持することができる。
また、ヘッド部(92)の洗浄効果を高めると共に、洗浄水L中に含まれる皮脂成分を分解するために、上記各実施例において、洗浄水Lを約40℃以上に加温することが望ましい。具体的には、図4に示すように、貯溜槽(20)の底面にヒータ素子(14)を配備したり、ポンプ機構(40)の流路中にヒータ素子(14')を配備し、洗浄水Lを加温する。ヒータ素子(14)又は(14')として、セラミックヒータ、PTCヒータ等を例示できる。ヒータ素子は、貯溜槽(20)に配備する場合、ポンプ機構(40)の吸込口(44)に近い位置に設けることが望ましい。勿論、洗浄水L中に浸漬するようにヒータ素子を配備することもできる。ヒータ素子を配備せず、電極板(60)(62)間の電気分解で生じる発熱を利用して、洗浄水Lの加温を行なうようにしてもよい。
これにより、洗浄水Lに含まれる皮脂成分や、ヘッド部(92)に付着した皮脂汚れを簡単に分解、除去することができる。
本発明は、洗浄水として、水道水と洗浄液の両方を用いることができ、水道水の場合には電気分解を行なって除菌効果の高い電解水として洗浄を行なうことのできる電気カミソリ洗浄器として有用である。
本発明の電気カミソリ洗浄器の要部構成図である。 電気カミソリ洗浄器のブロック図である。 洗浄プログラムのフローチャート図である。 無隔膜によって電解水を生成することのできる電気カミソリ洗浄器の要部構成図である。 皮脂汚れ分解用及び防腐用の電気分解の通電時間と洗浄水L中の次亜塩素酸濃度の変化を示すグラフである。
符号の説明
(10) 電気カミソリ洗浄器
(20) 貯溜槽
(30) 洗浄槽
(40) ポンプ機構
(60) 電極板
(62) 電極板
(64) 検知用電極板
(86) 判別手段
(90) 電気カミソリ

Claims (3)

  1. 電気カミソリのヘッド部が挿入される洗浄槽と、洗浄水を収容すると共に洗浄水を電気分解可能な電解手段を有する貯溜槽と、該貯溜槽から洗浄槽に洗浄水を供給するポンプ機構と、洗浄槽から貯溜槽に洗浄水を還流する排水管と、を具えた電気カミソリ洗浄器において、
    洗浄槽には、収容されている洗浄水が水道水であるか水道水よりも導電率の高い洗浄液であるかを判別する判別手段を有しており、
    判別手段が洗浄液であると判断すると、電解手段への通電を遮断することを特徴とする電気カミソリ洗浄器。
  2. 判別手段は、電解手段の電解電流を検出することにより判断を行なう請求項1に記載の電気カミソリ洗浄器。
  3. 判別手段は、電解手段の電解電圧を検出することにより判断を行なう請求項1に記載の電気カミソリ洗浄器。
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