WO2007111254A1

WO2007111254A1 - 剤供給装置

Info

Publication number: WO2007111254A1
Application number: PCT/JP2007/056037
Authority: WO
Inventors: Shigeru Tatsuta; Koji Osada
Original assignee: Matsushita Electric Works, Ltd.
Priority date: 2006-03-24
Filing date: 2007-03-23
Publication date: 2007-10-04
Also published as: JP2007252675A

Abstract

　剤供給装置（１）は、体毛処理装置（２）を着脱自在に支持する支持部（１１）と、この支持部（１１）で支持された体毛処理装置（２）のヘッド部（３）に除毛の際に用いられる処理剤（Ｂ）を供給する剤供給部（１２）とを備え、ヘッド部（３）に供給する処理剤（Ｂ）は、エタノール、イソプロピルアルコールなどの常温で蒸気圧を有する液体と、粒径が０．５～５０μｍ程度の多孔質体からなる粉体とを主成分として構成されている。

Description

明細書

剤供給装置

技術分野

[0001] 本発明は、除毛処理として体毛を剃ったり引き抜いたりする体毛処理装置に処理剤を供給する剤供給装置に関する。

背景技術

[0002] 従来電気かみそりや脱毛装置などの体毛処理装置の除毛処理を行うヘッド部に、シェービングローションなどの処理剤を供給する剤供給装置が提案されて、る（例えば、特開 2003— 210874号公報参照)。これにより、除毛処理に於いてヘッド部から肌面に処理剤が塗布されて肌面の滑り性が向上する。また、体毛処理装置の中には除毛処理中に肌面に処理剤を供給する剤供給部を備えるものもある。

発明の開示

[0003] しかし、上記の特開 2003— 210874号公報に記載されているような従来の剤供給装置では、処理剤が全て揮発成分ないし液状成分であり、この液状処理剤を肌に吐出させつつ体毛の処理を行うため、処理剤である液が肌に接触する際に冷感やべた付き感などの不快感が生じる。また、処理剤が低級アルコールと水とを主成分とし、処理剤の成分は全て揮発成分な!/ヽし液状成分で構成されて!ヽることから、処理すベき体毛が処理前に液状の処理剤を介して皮膚に密着して!/、ま!/、、体毛の処理効率が低下するとヽつた課題や、処理した体毛の一部が液状の処理剤を介して再び皮膚に付着してしまうとヽつた課題を有してヽる。

[0004] 本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、体毛処理装置の使用時の冷感やべた付き感が少なぐかつ肌滑り性を向上させるとともに、体毛処理効率を高めることができる剤供給装置を提供することを目的とする。

[0005] 上記の目的を達成するために、本発明にかかる剤供給装置は、体毛処理装置を着脱自在に支持する支持部と、この支持部で支持された前記体毛処理装置のヘッド部に除毛の際に用いられる処理剤を供給する剤供給部と、を備え、前記処理剤が、液体と粉体とを主成分として構成されていることを特徴とする。 [0006] また、本発明にあっては、前記液体は、常温で蒸気圧を有するものであることが好適である。

[0007] また、本発明にあっては、前記液体は、エタノール、イソプロピルアルコールの少なくとも、ずれかを含むことが好適である。

[0008] また、本発明にあっては、前記処理剤に、抗菌剤成分が含まれて!/、ることが好適である。

[0009] また、本発明にあっては、前記処理剤に、保湿成分が含まれてヽることが好適である。

[0010] また、本発明にあっては、前記保湿成分は、前記液体に溶解して!/、て、乾燥すると粉体又は結晶状になることが好適である。

[0011] また、本発明にあっては、前記処理剤に含まれる前記粉体が、多孔質体であることが好適である。

[0012] また、本発明にあっては、前記処理剤に含まれる前記粉体は、その粒径が 0. 5〜5 0 μ mであることが好適である。

図面の簡単な説明

[0013] [図 1]図 1は、本発明の実施の形態にかかる剤供給装置を体毛処理装置と共に示す断面図である。

[図 2]図 2は、体毛処理装置を示す正面図である。

[図 3]図 3は、体毛処理装置をグリップ側力見た底面図である。

[図 4]図 4は、体毛処理装置の支持部を示し、図 4 (a)は正面図、図 4 (b)は側面図である。

発明を実施するための最良の形態

[0014] 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。図 1は、本発明の実施の形態における剤供給装置を体毛処理装置と共に示す断面図、図 2は、体毛処理装置を示す正面図、図 3は、体毛処理装置をグリップ側から見た底面図、図 4は、剤供給装置の支持部を示し、図 4 (a)は正面図、図 4 (b)は側面図である。

[0015] 図 1に示すように、剤供給装置 1は体毛処理装置 2を支持し、体毛処理装置 2のへッド部 3に対して処理剤 Bの供給を行うものである。 [0016] まず、体毛処理装置 2について説明する。体毛処理装置 2は、体毛の除去と切断によって行うヘッド部 3と、使用者が把持可能なグリップ部 4とから構成された電気カミソリである。ヘッド部 3は、ケース 5とこのケース 5に設けられた刃部 6と力も構成されている。刃部 6は、固定刃である外刃 6aとこの外刃 6aの内側に配設された稼動刃である図示しない内刃とを有しており、内刃が往復動することにより、外刃 6aと内刃とによつて体毛を切断する構成となっている。グリップ部 4には、図示しない制御部や充電池が内蔵されている。ここで、体毛処理装置 2は、電気力ミソリに限らず、例えば、体毛を脱毛する脱毛装置であっても良い。

[0017] 次に、剤供給装置 1の各部について詳しく説明する。図 1に示すように、剤供給装置 1は、体毛処理装置 2を脱着自在に支持する支持部 11と、この支持部 11に支持された体毛処理装置 2のヘッド部 3に処理剤 Bを供給する剤供給部 12と、処理剤 Bが供給されたヘッド部 3を乾燥させる乾燥部 13とを備えている。これらの支持部 11、剤供給部 12、乾燥部 13は、筐体 14に一体的に設けられている。

[0018] 剤供給部 12は、処理剤 Bを貯蔵する剤容器 15と、この剤容器 15にパイプ 16を介して吸入側が連通されたポンプ 17と、このポンプ 17の吐出側にパイプ 18を介して連通された剤吐出口 19とが順次下から上に配設されて構成されている。ここに、処理剤 Bは、体毛処理装置 2による除毛の際に用いられるものであり、例えば肌面の滑り性を向上させるものである。

[0019] 剤容器 15は、その上壁に貫通孔 15aが形成されており、この貫通孔 15aがパイプ 1 6に接続されている。この剤容器 15は、筐体に対して着脱自在に設けられている。剤吐出口 19は、後方斜め上方に向けて処理剤 Bを吐出するものであり、支持部 11に保持された体毛処理装置 2のヘッド部 3に対向する位置に設けられている。ポンプ 17 は、例えば、歯車ポンプやダイヤフラムポンプなどを例示することができる。

[0020] したがって、この剤供給部 12は、ポンプ 17が動作することにより、剤容器 15に貯蔵されている処理剤 Bが剤吐出口 19からヘッド部 3に向けて吐出され、これにより、へッド部 3に処理剤 Bが供給される。

[0021] 乾燥部 13は、剤供給部 12の上方に配置されている。この乾燥部 13は、ファンケース 23と、このファンケース 23に内蔵されたファン 24と、ファンケース 23に内蔵されてファン 24を回転駆動するファンモータ（図示せず）と、ファンケース 23に内蔵された熱線（図示せず)とから構成されて、る。

[0022] ファンケース 23には空気を吸い込む吸込口（図示せず）と、空気を送風する送風口 23aとが設けられている。送風口 23aは、後方斜め下方に向けて開口しており、支持部 11に保持された体毛処理装置 2のヘッド部 3に対向する位置に設けられている。

[0023] この乾燥部 13では、通電された熱線が発熱した状態で、ファンモータによってファン 24が回転駆動されることにより、吸込口から吸い込んだ空気を熱線によって暖められて送風口 23aからヘッド部 3に送風する。

[0024] 支持部 11は、ヘッド部 3が体毛処理装置 2の下端部となるように体毛処理装置 2を支持するものであり、図 4に示すように、体毛処理装置 2の背面と底面とに沿った形状に形成されてそれらの背面と底面とを支持する支持面 1 laが設けられて、る。そして、この支持面 11aには、体毛処理装置 2の背面に形成された左右 2つの嵌合凹部 4a (図 2参照）、および底面に形成された 1つの嵌合凹部 4a (図 3参照）に取り外し可能に嵌合する嵌合凸部 1 lbがそれぞれ突設されてヽる。

[0025] したがって、体毛処理装置 2の各嵌合凹部 4aを嵌合凸部 l ibに嵌合して支持部 1 1に支持した状態では、体毛処理装置 2のヘッド部 3の外面が下向きとなるとともに、ヘッド部 3が乾燥部 13の剤吐出口 19及び乾燥部 13の送風口 23aに対向する。

[0026] また、体毛処理装置 2の底面に設けられた嵌合凹部 4aと、この嵌合凹部 4aに対応する支持部 11の嵌合凸部 l ibには、それぞれ接続端子（図示せず)が設けられている。そして、支持部 11に体毛処理装置 2が固定支持されることにより、それら接続端子同士が電気的に接続されて、例えば商用電源に接続された剤供給装置 1から体毛処理装置 2へ電気が供給されることにより、体毛処理装置 2が充電されるようになつている。

[0027] また、筐体 14には、支持部 11に支持された体毛処理装置 2のヘッド部 3の下方に位置する受け部 14aが設けられている。この受け部 14aは、支持部 11に支持された体毛処理装置 2のヘッド部 3から落下する余分な処理剤 Bを受け取るものである。

[0028] 次に、剤供給装置 1が行う処理を説明する。メインスィッチ 54が ON操作された場合、体毛処理装置 2のヘッド部 3に処理剤 Bを供給する。具体的には、ポンプ 17を駆動して、剤容器 15に貯蔵されている処理剤 Bを剤吐出口 19からヘッド部 3に向けて吐出して、ヘッド部 3に供給する。これにより、処理剤 Bがヘッド部 3に確実に付着する。

[0029] 続いて、乾燥部 13のファンモータを駆動して送風口 23aからヘッド部 3に温風を吹き付けることにより、ヘッド部 3の付着して、る液体を蒸発させてヘッド部 3を乾燥させる。これにより、処理剤 Bの乾燥物 Aがヘッド部 3に付着して残る。

[0030] また、この処理中には、剤供給装置 1の接続端子から体毛処理装置 2の接続端子へ電気が供給されて、体毛処理装置 2が充電される。

[0031] 剤供給装置 1において使用される処理剤 Bとしては、常温で蒸気圧を有する液体と、粉体とを主成分として構成されるものである。なお、処理剤 Bは、常温で蒸気圧を有する液体と、粉体とのみで構成される場合の外、これに対して常温で蒸気圧を有さな V、液体や、乾燥後に結晶化する成分などが含まれて、てもよ、。

[0032] ここで、使用される粉体としては、タルクやマイ力、無水珪酸、カオリンなどのシリカや酸化チタンに代表される多孔質体の無機系粉体が好ま、が、ポリエチレン末やナイロン末、ポリアクリル酸アルキルなどに代表される合成高分子粉体、ステアリン酸亜鉛ゃステアリン酸マグネシウムゃステアリン酸カルシウム、ミリスチン酸亜鉛などの金属石鹼なども適用できる。なお、粉体は、力かる例示のものに化学組成が限定されるものではない。

[0033] また、粉体の形状として、肌に付着した際の滑り性を考慮した場合には真球状ゃ楕円球状が好ましぐその大きさに関しては、肌に付着した後に於ける滑り性や異物感などを考慮すると、粒径が 0. 5〜50 111が好ましぃ。粉体の粒径が0. 5 mを下回る場合には、電気力ミソリを肌に当てた場合に於ける滑り感が悪ぐまたを上回る場合には肌に異物感を感じてしまう。但し、粉体の形状や化学組成が多成分で構成されている場合については、上記の条件に該当する粉体の比率が主体であるならば、該当しな、粉体成分が含まれて、ても構わな、。

[0034] また、常温で蒸気圧を有する液体として、自然乾燥や乾燥手段による強制乾燥を想定した場合に、エタノール、イソプロピルアルコールなどの低級アルコールや、水が好ましい。但し、常温で蒸気圧を有する液体は、単一組成である必要はなぐ水と低級アルコールとの混合物であってもよ、。 [0035] 抗菌剤成分としては、粉体状 ·結晶状の固体抗菌剤や液体状抗菌剤がある。前者の固体抗菌剤としては、イソプロピルメチルフエノールやレゾルシン、パラヒドロキシ安息香酸エステル類、塩化セチルピリジ-ゥム、デヒドロ酢酸、塩化ベンザルコ-ゥムなどを挙げることができるが、本発明はこれらに制約されるものではない。また、後者の液体状抗菌剤としては、エタノールやイソプロピルアルコール、ブチレングリコールなどを挙げることができるが、本発明はこれらの成分に制約されるものではない。なお、エタノールやイソプロピルアルコールは常温で容易に揮発することから、処理剤 Bにおける常温で蒸気圧を有する液状成分としての機能を兼用させることができる。

[0036] 保湿成分は、処理剤 Bの液体に溶解して、て、乾燥すると粉体又は結晶状になるものである。保湿成分については、ポリエチレングリコールやジエチレングリコールヒアルロン酸ナトリウムやコラーゲン、セラミド、乳酸ナトリウム、尿素、アミノ酸などを挙げることができるが、本発明はこれらに制約されるものではない。但し、体毛処理装置 2のヘッド部 3に処理剤 Bを吹き付けて乾燥後に体毛処理を行う場合に、ベた付き感などの不快感が生じ難くするためにも、保湿成分は、コラーゲンやヒアルロン酸ナトリゥムゃ尿素などの固形状保湿剤であることが好ましい。

[0037] 以下に本実施の形態に於ける処理剤 Bの具体的な成分例を挙げる。

(例 1)

成分（質量％)

•シリカ粉体 30%

'エタノール 40%

'水 20%

'カルボキシメチルセルロース 5%

，尿素 5%

(例 2)

成分（質量％)

•シリカ粉体 40%

'水 40%

•アルギン酸ナトリウム 10% '塩ィ匕セチルピリジニゥム 2%

'ヒアルロン酸ナトリウム 8%

上記に示す処理剤 Bはあくまで一例であって、本発明は、この例 1, 2に示す成分組成に何ら制約を受けるものではな、。

[0039] 以下に本実施の形態の効果を記載する。

[0040] 本実施の形態によれば、処理剤 Bが液体と粉体とを主成分として構成されているので、除毛を行うヘッド部 3に塗布された処理剤 Bの液体を乾燥させると、ヘッド部 3〖こは粉体を含む固形成分が単独、あるいは主成分として残るため、体毛処理装置 2の肌滑り性を向上させながら、体毛処理装置 2のヘッド部 3を肌に当てたときの冷感ゃベた付き感を低減することできる。

[0041] また、本実施の形態によれば、ヘッド部 3に供給する処理剤 Bの液体成分は、ェタノール、イソプロピルアルコールなどの常温で蒸気圧を有するものであるので、常温で容易に揮発するため、比較的短時間で冷感やべた付き感が生じなくなるとともに、体毛処理装置 2で体毛を処理する際に、従来、課題であった液状の処理剤 Bを介して体毛と肌が密着することによる体毛処理効率の低下を抑制することができ、さらに処理した体毛の一部が処理剤 Bを介して再び皮膚に付着することを防止することができる。さらにまた、このような処理剤 Bは、万が一、肌に接触しても安全性が高ぐ安価である上、抗菌性を有しているため、抗菌成分としても兼ねることが可能である。

[0042] また、本実施の形態によれば、ヘッド部 3に供給する処理剤 Bに抗菌剤成分が含まれているので、噴霧経路を通じての細菌汚染を防ぐことができ、噴霧する処理剤 Bを衛生的に維持することができると共に、生物膜形成による流路の閉塞を防ぐことができる。

[0043] また、本実施の形態によれば、処理剤 Bに保湿成分が含まれることにより、体毛処理後に肌のしっとり感を与え、肌荒れを防止し、体毛処理時の刺激を抑制することができる。

[0044] また、本実施の形態によれば、処理剤 Bに含まれる保湿剤が、処理剤 Bの液体に溶解し、かつ乾燥後に粉体又は結晶状になるので、体毛処理時に肌のベた付き感などの不快感をさらに抑制することができ、処理後に徐々に肌のしっとり感を与えることができる。

[0045] また、本実施の形態によれば、ヘッド部 3に供給する処理剤 Bに含まれる粉体が、多孔質体であるので、体毛処理後に肌に残存した粉体が、汗等の水分を吸湿して、保湿効果を向上させることができる。

[0046] また、本実施の形態によれば、ヘッド部 3に供給する処理剤 Bに含まれる粉体は、その粒径が 0. 5〜50 /ζ πιであるので、肌上に付着した粉体の肌滑り性が高ぐまた体毛処理後に粉体が肌上に残存しても違和感がなぐまた、手で触れた際に於ける肌のなめら力さを高くすることができる。

[0047] なお、この剤供給装置 1は、剤容器 15に洗浄液を貯留しておけば、体毛処理装置 2のヘッド部 3の洗浄用として兼用することも可能である。

Claims

請求の範囲

[1] 体毛処理装置を着脱自在に支持する支持部と、この支持部で支持された前記体毛処理装置のヘッド部に除毛の際に用いられる処理剤を供給する剤供給部と、を備え前記処理剤が、液体と粉体とを主成分として構成されて！ヽることを特徴とする剤供給装置。

[2] 前記液体は、常温で蒸気圧を有するものであることを特徴とする請求項 1に記載の剤供給装置。

[3] 前記液体は、エタノール、イソプロピルアルコールの少なくとも、ずれかを含むことを特徴とする請求項 2に記載の剤供給装置。

[4] 前記処理剤に、抗菌剤成分が含まれて!/ヽることを特徴とする請求項 1な!ヽし 3のヽずれか一項に記載の剤供給装置。

[5] 前記処理剤に、保湿成分が含まれて！/ヽることを特徴とする請求項 1な！ヽし請求項 4 の!、ずれか一項に記載の剤供給装置。

[6] 前記保湿成分は、前記液体に溶解して!/、て、乾燥すると粉体又は結晶状になることを特徴とする請求項 5に記載の剤供給装置。

[7] 前記処理剤に含まれる前記粉体が、多孔質体であることを特徴とする請求項 1ないし 6の、ずれか一項に記載の剤供給装置。

[8] 前記処理剤に含まれる前記粉体は、その粒径が 0. 5〜50 μ mであることを特徴とする請求項 1な、し 7の、ずれか一項に記載の剤供給装置。