JP2005311841A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御を複雑化しないでごみ検知処理の生産性を向上させることができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 読取位置に対して原稿を移動させながら原稿画像データを読み取る画像読取装置において、原稿押さえ白板13の指定領域シェーディング後に読取位置におけるごみを検知するパラメータのレベルを、自動濃度調整の有無によって異ならせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドキュメントフィーダ(以下DFと記載)を備えたスキャナ、MFP(多機能複写機)、FAX等に適用される画像読取装置に関する。
例えば、MFPには、AEとNAEというモードがある。AEとは自動濃度調整のことであり、地肌濃度を追従しながら地肌を飛ばす処理モードである。NAEとは、その自動濃度調整が行われないモードである。
従来の画像読取装置では、シェーディング補正用の白基準白板をAEに基づき読み取り、そこから得られる基準値でDFの原稿押さえ白板に対してもAE処理をかけようとすると、地肌濃度に追従するための時間がかかり、ごみ検知を行う際の生産性(原稿読み取り効率)が悪くなるという問題があった。
また、シェーディング補正用の白基準板をAEで読み取り、そこから得られる基準値で、DFの原稿押さえ白板に対しても正確に地肌追従するスピードでAE処理をかけた場合、次の原稿読取時では追従スピードが速くなってしまい、画質に影響を与えてしまうため、原稿読取前にAE処理の再設定を行わなくてはならず、制御が複雑になるという問題点があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、制御を複雑化しないでごみ検知処理の生産性を向上させることができる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、読取位置に対して原稿を移動させながら原稿画像データを読み取る画像読取装置において、原稿押さえ白板の指定領域シェーディング後に読取位置におけるごみを検知するパラメータのレベルを、自動濃度調整モードの有無にて異ならせるゴミ検知処理手段を有する画像読取装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、ごみを検知するパラメータレベルは、自動濃度調整有りの場合が無しの場合に比べてより暗い値になる請求項1記載の画像読取装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、シェーディング時に圧版読取との明暗レベルをそろえるための調整演算機能を持ち、シェーディングと調整演算機能の結果に対して判定処理が行われるごみ検知処理手段を有する請求項1または2記載の画像読取装置を主要な特徴とする。
本発明では、読取位置に対して原稿を移動させながら原稿画像データを読み取る画像読取装置において、原稿押さえ白板の指定領域シェーディング後に読取位置におけるごみを検知するパラメータのレベルを、自動濃度調整の有無によって異ならせることで、制御を複雑化しないでごみ検知処理を含めた原稿読み取り効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像読取装置としてのDFの構成図である。以下、その構成を動作と併せて説明する。
DF読取時原稿テーブル1に置かれた原稿は、各ローラ2〜11によって搬送される。DFの下方に位置する図示しないランプは、白基準板12から表面読取位置まで移動し、その位置で固定される。そして、搬送される原稿に光を当てて原稿を読み取る。この表面読取位置にDF原稿押さえ白板13が位置する。
ランプによる光の照射により、白基準板12にてシェーディング用のデータを読み取ってからランプは表面読取位置まで移動し、原稿がその位置に搬送されてくるまでの時間、このDF原稿押さえ白板13を読み取る。このとき、表面読取位置のガラス部にごみが付着しているかどうかを検知する。
ごみが付着していると、本来白いはずのDF原稿押さえ白板12の中に暗いデータが混在するので、その暗さ、明るさのレベル差を利用して表面読取位置のごみの有無を判定する。なお、図1において、符号14は給紙ベルト、15は突き当てセンサ、16は読取入口センサ、17はレジストセンサを示す。
図2、3は画像処理制御装置(図示省略)でのごみ検知処理へ移行する処理のフロー図である(図2のS201〜S206、図3のS301〜S308)。すなわち図2において、白基準板12の読み取り(S202)、DF原稿押さえ白板13の読み取り(S203)、シェーディング補正後(S204)、この制御装置のゴミ検知処理手段(図示省略)によるごみ検知処理が行われ(S205)、このフローは終了する(S206)。また、図3においては、白基準板12の読み取り(S302)、DF原稿押さえ白板13の読み取り(S303)、シェーディング補正(S304)、スキャナγ及びフィルタスルー処理(S305)後、この制御装置のゴミ検知処理手段(図示省略)によるごみ検知処理が行われ(S306)、スキャナγおよびフィルタ再セット(S307)が行われ、このフローは終了する(S308)。つまり、白基準板12の読取でシェーディング補正用の補正データを作成した後、DF原稿押さえ白板13のデータを読み取る。そのDF原稿押さえ白板13のデータは、シェーディング補正にて用いられた後、ゴミ検知処理手段によるごみ検知処理が行われる。
図4はAEをDF原稿押さえ白板読取時にも行った場合の不具合を示す説明図である。図4で、Aはシェーディング用の白基準板12の読取時間、Bはごみ検知のためのDF原稿押さえ白板13の読取時間、Cは実際の原稿読取時間を模式的に示したものである。
AEモード時2のように、A、B、C全てをAEにて処理させようとした場合、AEは、地肌を見ながらより明るいほうへ緩やかに追従していき、その最も明るい部分を地肌として白とする動作をするが、追従スピードが速いと、わずかな明るさの変動にも敏感に反応してしまうため、完全にAE処理がかかるまで、時間を費やす。よって、短い時間でDF原稿押さえ白板13にAE処理をかけても、p1のように、地肌に追従し切る前に、ごみ検知処理(図の黒い四角部分)が行われてしまうことになって意味がない。
そこで、正確なAE処理をかけるためには、AEモード時3の、B’のように、原稿押さえ白板13の読取時間を長くして、ちょうどごみ検知時にp2の地肌追従し切った状態にもっていくことになる。従って、双方のパターンの処理時間を比較するとt2の時間分、処理スピードが遅くなり、読取装置の生産性が落ちることになる。
また、AEモード時3の場合には、DF原稿押さえ白板13の読取時間内に、地肌追従し切ってしまうので、p3では、白板が地肌レベルとして認識されていることになる(p3)。そのとき、原稿に地肌の暗い(新聞のような)ものを読み取ると、今度は暗い地肌に追従するまでに時間がかかり、新聞など原稿の地肌が飛ばなくなってしまう不具合がある。p3で、AEを再設定する方法があるが、そうすると、再設定のための処理時間がかかり、更に読取装置の生産性が落ちることになる。
図5は本実施形態の原稿読取動作の説明図である。本実施形態では、図5にあるように、AEモード時であってもNAEモード時であっても、DF原稿押さえ白板13の読取時(ごみ検知用データ読取時)には地肌追従なしにNAEで読み取る。この場合、白基準板12はAEモードで読み取っているので、NAEで読み取ったDF原稿押さえ白板13に対するシェーディング補正は、AE用の基準値で補正されてしまうことになる。
一方、NAEモードの場合は、NAE用の基準値でシェーディング補正されるため、同じDF原稿押さえ白板13の読取値であってもシェーディング後のデータは異なることになる。そこで、AEモード時とNAEモード時のごみ検知用のパラメータを切り替える処理を行う。図6は図2のステップ205及び図3のステップ306におけるゴミ検知処理において、AEモード時とNAEモード時のごみ検知用のパラメータを切り替える処理のフロー図である(S601〜S611)。すなわち、図6においては、図5のAEモードとNAEモードとを判断し(S602)、パラメータの切り替え値として、白基準板12のAE読取モードでない場合には、閾値としてAをセットし(S603)、AEでない場合には閾値としてBをセットする(S604)。そして、この閾値より暗い値dの有無を判断し(S605)、該当する値があった時カウンタをインクリメントする(S606)、検知領域内の場合にはステップ605に戻り、検知領域外の場合にはステップ608へ進み(S607)、カウンタ値が閾値を越える場合には(S608、Yes)、ゴミありと判定し(S609)、閾値以下の場合にはゴミなしと判定する(S610)。
図7は、AEの白基準値とNAEの白基準値でシェーディングを行った場合、NAEで読み取ったデータのシェーディング補正後結果が変わる様子を示す説明図である。
同じp4というデータを見たとき、AE時はNAE時に比べて白基準がより明るいところに置かれるためレンジが広がる。そのため、p4は相対的にレベルが変わってしまう。同じデータであれば、AE時の基準値でシェーディングしたときの方がより暗い計算結果になる。
そこで、本実施形態のごみ検知のパラメータ切り替え設定においては、以下のようにする。
AE時の検知パラメータ>NAE時の検知パラメータ(255=白、0=黒の場合)
AE時の検知パラメータ<NAE時の検知パラメータ(255=黒、0=白の場合)
図8はDF読取時のレベル調整の説明図である。圧板読取に比べ、DF読取時には光量が少なくなるため、読取レベルD2が暗くなる。そこで、圧板読取時のレベルD1になるように、明るいほうへレベルを変える。レベル調整後のデータをDoutとするとき、Dout=D2+D2*L1
というレベルの調整演算を行う。このとき、Dout≒D1となるように、L1の値を決定する。この結果、読み取ったデータのレンジが広くなるので、パラメータ切り替え設定の余裕度ができて精度を高くすることができるようになる。
本発明では、AE時の処理を以下のとおりとする。
DFの原稿押さえ白板13に対してはNAEのままで処理を行う。(2)DFの原稿押さえ白板13がNAEのデータのままなのに対して、AE時の白基準板12でシェーディング補正がかかるため白板13の明るさが暗くなるが、その分をごみ検知のパラメータ切り替えによって吸収し、AE時であってもNAE時であっても同じようなごみ検知の性能を確保する。
本実施形態によれば、原稿押さえ白板13にAE処理を行う必要がなくなり、ごみ検知を行う場合の処理時間を必要最低限にすることで生産性を確保できる。
また、AEモード時に、原稿押さえ白板13にAE処理を行わなくても、正しくごみが検知でき、誤検知によるアプライアンスの低下を防ぐことができる。
また、DF読取時の若干暗いデータを明るいほうへ調整し、ごみ判定のパラメータ設定余裕度を大きくすることができるので、誤検知によるアプライアンスの低下を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る画像読取装置としてのDFの構成図である。 ごみ検知処理へ移行する処理のフロー図(その1)である。 ごみ検知処理へ移行する処理のフロー図(その2)である。 AEをDF原稿押さえ白板読取時にも行った場合の不具合を示す説明図である。 本発明の原稿読取動作の説明図である。 AEモード時とNAEモード時のごみ検知用のパラメータを切り替える処理のフロー図である AEの白基準値とNAEの白基準値でシェーディングを行った場合、NAEで読み取ったデータのシェーディング補正後結果が変わる様子を示す説明図である。 DF読取時のレベル調整の説明図である。
符号の説明
12 白基準板
13 DF原稿押さえ白板(原稿押さえ白板)

Claims (3)

  1. 読取位置に対して原稿を移動させながら原稿画像データを読み取る画像読取装置において、原稿押さえ白板の指定領域シェーディング後に読取位置におけるごみを検知するパラメータのレベルを、自動濃度調整モードの有無にて異ならせるゴミ検知処理手段を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. ごみを検知するパラメータレベルは、自動濃度調整有りの場合が無しの場合に比べてより暗い値になることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. シェーディング時に圧版読取との明暗レベルをそろえるための調整演算機能を持ち、シェーディングと調整演算機能の結果に対して判定処理が行われるごみ検知処理手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144885A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Seiko Epson Corp 異物濃度の読み取り有無の判定方法、及び、テストパターンの濃度の代表値を算出する方法
US8174732B2 (en) 2007-11-12 2012-05-08 Ricoh Company, Limited Apparatus, method, and computer program product for processing image

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