JP2005310397A - ワイヤーハーネス用電線保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多種類のワイヤーハーネスを所期の位置に精緻に位置決めすること。
【解決手段】 ワイヤーハーネスWHの位置決め基準高さHを規定する底面受け部14cを設ける。この底面受け部14cに常時ワイヤーハーネスWHの外周底面が位置決めされるような状態で、ワイヤーハーネスWHの外径の寸法差を吸収する一対の電線規制部15を設ける。ワイヤーハーネスWHは、その外径に拘わらず、同じ高さに外周底面が揃えられた状態で図板1の上に布線されることになる。
【選択図】 図3

Description

本発明はワイヤーハーネス用電線保持具に関する。
ワイヤーハーネスは、複数の電線を束ねて形成された電気配線システムである。その形態としては、基準となる幹線からいくつかの枝線を分岐させた樹状に形成されているのが一般的である。かかるワイヤーハーネスを製造するに当たり、組立図板と呼称される作業台が使用される。組立図板の上には、電線を布線するための電線保持具が、当該ワイヤーハーネスの布線経路に対応して多数立設されている。
図7を参照して、上記保持具は、通常、組立図板1に立設された取付部1aの頂部に、円形断面の棒材をU字状に屈曲して構成された電線受け部1bを有している。
ところで、上記幹線の径は、製造されるワイヤーハーネスの種類によって異なるため、高い寸法精度を維持するためには、品番毎に電線束の径の寸法差を吸収して、所期の布線経路に電線束のセンターを合わせる必要がある。そこで、品番毎の電線径の寸法差を吸収するために、種々の寸法差吸収型のワイヤーハーネス用電線保持具が提案されている(例えば特許文献1〜4)。基本的に先行技術においては、相対変位可能な一対の電線規制部を設け、各規制部を電線束の径に応じて対向距離を変化させることにより、寸法差を吸収していた。
特開平8−153426 特開平9−17251 特開平9−17252 特開平10−178721
ところが、ワイヤーハーネスを布線する際に要請される位置決め要因は、ワイヤーハーネスの下面位置と、布線経路中心の双方を満たしている必要がある。
図7を参照して、ワイヤーハーネスの位置決めは、その寸法精度を高く維持するため、組立図板1に設定されている布線経路(中心線)PHに対し、当該組立図板と直角なラインL上にシフトさせるとともに、このラインLと交差する外周底面が常時、上記ラインLと直交する同一の下面基準高さHに維持されている必要がある。
しかし、先行技術においては、単に、一対の電線規制部を相対変位させて、寸法差を吸収しているに過ぎなかったので、品番に応じて寸法差を吸収するために、電線規制部を変位させた際、上記直ラインL沿いの位置決めと同一下面基準高さHに対する位置決めとを両立させることができなかった。そのため、例えば寸法差吸収用のワイヤーハーネス用電線保持具と通常のU字形のワイヤーハーネス用電線保持具とを併用した場合、両者の間でワイヤーハーネスに起伏が生じる等、高い寸法精度を維持することができなかった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、多種類のワイヤーハーネスを所期の位置に精緻に位置決めすることのできるワイヤーハーネス用電線保持具を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ワイヤーハーネスの組立図板に設定される布線経路に対応して立設される本体と、この本体に対し、上記布線経路を挟んで相対変位可能な状態で設けられ、当該布線経路に布線されるワイヤーハーネスの電線束を受ける一対の電線規制部と、各電線規制部が上記布線経路を中心に対称に連動するように両電線規制部を連結するリンク機構と、各電線規制部が上記布線経路を挟む方向に付勢する付勢部材とを備え、上記組立図板に設定されたワイヤーハーネスの布線経路に対し、組立図板と直角に交差するライン上に設定され、ワイヤーハーネスの外周底面を位置決めする底面受け部を上記本体に設け、上記電線規制部には、当該電線規制部に導入されたワイヤーハーネスの外周底面がこの底面受け部に対して常時着座するように対称形に湾曲する電線収容部を設けていることを特徴とするワイヤーハーネス用電線保持具である。
ワイヤーハーネスの「外周底面」とは、組立図板に対して布線されたワイヤーハーネスが臨む面を意図している。
本発明によれば、一対の電線規制部が、リンク機構を介して対称的に変位可能に構成されているので、外径の異なるワイヤーハーネスを収容する場合でも、各電線規制部の対向幅を変化させることにより、それらの寸法差を吸収して、当該ワイヤーハーネスの布線経路に対し、組立図板と直角に交差するライン上に各ワイヤーハーネスを保持することができる。
しかも、本発明では、組立図板に設定されたワイヤーハーネスの布線経路に対し、組立図板と直角に交差するライン上に設定され、ワイヤーハーネスの外周底面を位置決めする底面受け部を上記本体に設け、上記電線規制部には、当該電線規制部に導入されたワイヤーハーネスの外周底面がこの底面受け部に対して常時着座するように対称形に湾曲する電線収容部を設けているので、品番の異なる何れのワイヤーハーネスも、その外周底面が常時底面受け部に位置決めされ、且つ、中心線が上記ライン上に維持される。従って、何れの品番のワイヤーハーネスを製造する際にも、その電線束が組立図板上で起伏することはなく、多種類のワイヤーハーネスを所期の位置に精緻に位置決めすることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は本発明に係る正面図であり、図2は、図1の一部を破断して示す正面図である。
図1及び図2を参照して、図示の実施形態に係る電線保持具10は、組立図板1に立設される取付部12と、取付部12の上部に固定された本体14と、この本体14に連結された一対の電線規制部15と、各電線規制部15を閉じる方向に付勢する一対の引張りコイルばね16とを有している。なお、組立図板1は、通常は、作業者側に下側が接近するように傾斜しているが、以下の説明では、水平に示している。また、組立図板1に対して直角に離反する方向を仮に上方とする。
取付部12は、周知のボルトナット構造により、ナット11で組立図板1の所定位置に固定されるものである。取付部12の外周には、ナット11が螺合するねじ部12aが形成されている。
上記本体14は、樹脂製のブロック体であり、その下部に螺合している取付部12に対し、ピン17で取付部12と一体化されている。
図2に示すように、本体14は、ピン17の左右に膨出する膨出部14aと、膨出部14aの中央部分から上方に突出する突出部14bと、突出部14bの頂部に形成され、後述するようにワイヤーハーネスWHの外周底面を受ける底面受け部14cとを一体に有する樹脂成型品である。
膨出部14aには、左右に対をなすばね取付棒18が後方に突出した状態で固定されている。
図2を参照して、突出部14bには、その中央部分に、後述するリンク機構40の各ロッド41を挿通する長孔14dが形成されている。各長孔14dは、その長軸を上下に沿わせた状態で、取付部12の中心線に沿って上下に並んで形成されている。この結果、電線保持具10の組立図板1への組立時において、各長孔14dは、ワイヤーハーネスWHの中心線(布線経路)PHに対し、上下に対向する位置に配されることになる。各長孔14dの両側部には、後述するリンク機構40の各ロッド42を挿通するための左右対称に形成された2対の挿通孔14eが設けられている。
底面受け部14cは、突出部14bと連続する矩形の部位であり、両肩部が面取りされた正面視略矩形の部材である。底面受け部14cと突出部14bとの正面部分及び背面部分には、後述するリンク機構40の動作範囲に対応する左右対称の段部14gが形成されている。
図2及び図3を参照して、電線規制部15は、底面受け部14cの背後で交差するアーム20と、このアーム20に固定されている電線受け部21とを有している。
アーム20は、組付状態において、上下に延びる基端部20aと、基端部20aの上端から水平に延びる水平部20bと、水平部20bの終端から上方に向かって屈曲する屈曲部20cとを一体に有する金属部材である。
基端部20aの途中部には、前方に突出するばね取付棒19を有している。また、アーム20の基端部20aには、取付棒19を挟んで長手方向に対向する一対の挿通孔20dが形成されている。
屈曲部20cの各屈曲方向は、その内周側が左右に方向において基端部側に向かう方向に設定されており、組付時において、互いに相手方の屈曲部20cの内周側を対向させるようになっている。この屈曲部20cや電線受け部21の内周側の曲率は、後述する電線規制部15の開閉する範囲内において、各電線受け部21が、常時、保持対象となるワイヤーハーネスWHを、その外周底面を底面受け部14cに維持させつつ、概ね円形に保持可能な値に設定されている。
電線受け部21は、屈曲部20cの円弧に沿うブロック22a、22bと、このブロック22a、22bに溶接された電線挟持片23とを有しており、ビス24で上記屈曲部20cに対し、着脱自在に構成されている。一方の電線規制部15のブロック22aと他方の電線規制部15のブロック22bとは、それぞれ湾曲部20cが交差することによる寸法差だけ厚み(前後方向の寸法)が異なっており、これによって、各電線挟持片23が組付時において、同一面上で接合できるようになっている。
図示の例において、各電線挟持片23は、屈曲部20cの円弧に沿う電線収容部23aと、この電線収容部23aに連続して全体として「く」の字状の外観を呈するとともに、相手側の電線挟持片23と離反する方向に自由端が延びる受け入れ部23bとを形成している。電線収容部23aと受け入れ部23bの間には、電線受け部21が閉じている状態において、電線収容部23aに区画される収容空間を閉じるニップNを形成している。
次に、各引張りコイルばね16は、それぞれ一方の端部がばね取付棒18に固定され、他方の端部がばね取付棒19に固定されることにより、アーム20を介して電線規制部15を下向きに付勢している。
この下向きの付勢力を左右方向の力に変換するために、各電線規制部15は、リンク機構40を介して本体14に連結されている。
図2を参照して、リンク機構40は、「く」の字状に屈曲した2対のリンクアーム44を有している。リンクアーム44は、電線保持具10の前後両面において、下向きに屈曲した姿勢で左右対称に配置されている。各リンクアーム44の一方の端部は、図2において、右側のリンクアーム44が左側のリンクアーム44の前面に重なった状態で対称形に配置されている。各リンクアーム44の一方の端部には、その長手方向に沿う長孔状のスリット44aが形成されている。そして、各スリット44aには、それぞれ対応する長孔14dを挿通するロッド41が挿通している。上側のロッド41と、下側のロッド41とは、長円形のリンクアーム45によって連結されている。
さらに、リンクアーム44の途中部は、挿通孔14eを挿通するロッド42によって、本体14に連結されており、各リンクアーム44は、対応するロッド42回りに回動自在になっている。さらに、各リンクアーム44の他端部は、アーム20の挿通孔20dを挿通するロッド43によって、対応するアーム20と連結されている。この結果、電線規制部15は、各アーム20の基端部20aが降下するに連れて、電線受け部21を降下させながら左右に閉じるとともに、各アーム20の基端部20aが浮揚するに連れて、電線受け部21を浮揚しながら左右に開く構成になっている。この電線受け部21の挙動に対応して、電線収容部23aは、電線収容部23aの間に導入されているワイヤーハーネスWHの電線束の径に拘わらず、外周上面を底面受け部14cに均等に押しつけ可能な形状に設定されている。
そして、引張りコイルばね16による付勢力は、各電線規制部15のアーム20を下向きに下げる方向に作用しているので、この力は、リンク機構40によって、各リンクアーム44を閉じる方向に作用している。
次に、図1、図3(A)(B)を参照して、本実施形態の作用について説明する。
まず、電線保持具10は、組立図板1に立設されている他の周知の保持具と同様に、当該組立図板1の原寸図(図示せず)に記載されたワイヤーハーネスWHの中心線上に取付部11のセンタを合わせて立設される。この中心線から組立図板1と直角な方向に沿うラインLにおいて、ワイヤーハーネスWHの外周底面が位置すべき基準高さHは、品番に拘わらず、当該組立図板1の原寸図から一定に設定されている。電線保持具10を設置する際は、ナット11での調整によって、当該電線保持具10の底面受け部14cがこの基準高さHでワイヤーハーネスWHの外周底面を受けるように立設される。また、電線規制部15は、上記ラインLを中心に対称に変位するように設定される。
図1に示すように、初期状態において、電線保持具10は、各電線規制部15を閉じて、ニップNを形成している。作業者は、当該電線保持具10が立設された組立図板1の上で、このニップNを介し、ワイヤーハーネスWHを構成する電線を一本ずつ電線収容部23aが区画する空間内に導入し、電線束を構成する。
ここで、電線規制部15の電線収容部23aは、電線収容部23aの間に導入されているワイヤーハーネスWHの電線束の径に拘わらず、外周上面を底面受け部14cに均等に押しつけ可能な形状に設定されているので、図3(A)(B)に示すように、導入された電線の束は、その径に拘わらず、常時、底面受け部14cに付勢された状態で、円弧状に束ねられる。従って、ワイヤーハーネスWは、基準高さHのところで位置決めされる。
製造するワイヤーハーネスWHの品番が異なり、図1に示した例よりも大径のワイヤーハーネスWHを収容する場合、図3(A)(B)に示すように、電線収容部23aの間に収容される電線束の直径Dに応じて、各電線規制部15は、コイルばね16の付勢力に抗して拡開し、ワイヤーハーネスWHの寸法差を吸収する。
この場合においても、各電線収容部23aは、電線束を底面受け部14cの方に押しつけるように電線束を挟圧するので、ワイヤーハーネスWHは、その中心(布線経路PH)がラインL上に沿った状態で、品番に拘わらず一定の基準高さHに維持される。
次に、図4〜図6に開示した別の実施形態について説明する。
まず、図4及び図5を参照して、電線保持具100は、組立図板1にボルトナット機構でナット11により固定されたピラー112を有している。ピラー112は、図示の例において、ガイド部材を兼ねるものであり、その上端部には、矩形の箱型に組まれた樹脂製の本体114が図1の実施形態と同様にピン17で固定されている。
図5を参照して、この本体114は、ピラー112を螺合させている矩形のコア部115を有している。このコア部115の左右両側には、リンク機構140を取り付けるためのステー部116が一体に形成されている。ステー部116には、上下2対の挿通孔116aが形成されている。
さらにステー部116を含むコア部115の前後両側には、それぞれ概ね横長の長方形に形成されたフロントプレート117及びリアプレート118が一体に形成されている(図4参照)。両プレート117、118は、底面が面一に揃えられた状態で前後に対向している。フロントプレート117は、リアプレート118よりも僅かに高く設定されており、その中央部には、リアプレート118の上面と最奥部が面一に揃う円弧状の凹部119が形成されている。
上記フロントプレート117及びリアプレート118の間には、コア部115を中心に対称形に配置された一対の電線規制部120が設けられている。各電線規制部120は、組付状態において、上下に長く延びる基部121と、この基部121の上端から互いに電線保持具100の中央に屈曲する屈曲部122と、この屈曲部122の上端から後方に向かい水平に屈曲するオフセット部123と、オフセット部123の自由端から延びる電線収容部124と、この電線収容部124と連続して全体として「く」の字状の外観を呈するとともに、相手側の電線規制部120と離反する方向に自由端が延びる受け入れ部125とを一体に有する棒材である。
電線規制部120の基部121には、それぞれリンク機構140のリンクアーム141を導入するためのスリット121aが形成されている。また、このスリット121aを前後に貫通する取付孔121bが、上下3カ所に設けられている。
各電線規制部120を本体114に連結するために、電線保持具100は、リンク機構140を有している。
リンク機構140は、ステー部116の挿通孔116aに挿通するロッド141によってそれぞれ一端部が軸支されている2対のリンクアーム142を有している。各リンクアーム141の他端部は、ロッド143によって、対応する電線規制部120の基部121に軸支されている。各リンクアーム142は、長円形の板状部材であり、コア部115から外側が下向きに傾斜した姿勢で対応する電線規制部120を変位可能に支持している。これにより、各電線規制部120は、上昇するに連れて電線収容部124がコア部115から離れるように変位できるようになっている。
各電線規制部120を対称的に連動させるために、電線保持具100のリンク機構140は、ピラー112の外周に配置され、ナット11と本体114との間で上下に昇降する昇降子150を有している。昇降子150は、左右に形成されたステー部151を有している。ステー部151には、それぞれ挿通孔153が形成されている。そして、各挿通孔153を貫通するロッド144によって、リンクアーム145の一端部が軸支されている。このリンクアーム145の他端部は、対応する電線規制部120の最下部に形成された取付孔121bを貫通するロッド146によって軸支されている。この結果、昇降子150が上昇すると、両電線規制部120が同時に対称的に上昇し、電線収容部124を開くとともに、昇降子150が降下すると、両電線規制部120が同時に対称的に降下し、電線収容部124を閉じることになる。
電線規制部120を閉じるために、昇降子150と本体114との間には、バー112の外周に配置されたコイルばね155が介装されている。このコイルばね155の付勢力により、昇降子150は、常時下側に付勢されているので、各電線規制部120は、図5に示すように、最小径の電線束を挟圧するのに必要充分な間隔を隔てて対向している。
この構成においては、本体114の各プレート117、118の中央部分が底面受け部を構成し、ワイヤーハーネスWHの電線束の外周底面が位置決めされる組立図板1からの基準高さHを規定している。
図示の実施形態においても、各電線規制部120の電線収容部124は、当該電線収容部124の間に導入されているワイヤーハーネスWHの電線束の径に拘わらず、外周上面を電線受け部としての各プレート117、118に均等に押しつけ可能な形状に設定されている。従って、図6(A)(B)に示すように、径の異なるワイヤーハーネスWHを保持する際においても、ワイヤーハーネスWHは、その中心(布線経路PH)がラインL上に沿った状態で、品番に拘わらず一定の基準高さHに維持される。
上述した各実施形態は本発明の好ましい具体例に過ぎず、本発明は上述した各実施形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の第1の実施形態に係るワイヤーハーネス用電線保持具の正面図である。 図1の一部を省略して示すワイヤーハーネス用電線保持具の正面図である。 図1の実施形態に係るワイヤーハーネス用電線保持具の動作を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態に係るワイヤーハーネス用電線保持具の正面図である。 図4の一部を省略して示すワイヤーハーネス用電線保持具の正面図である。 図4の実施形態に係るワイヤーハーネス用電線保持具の動作を示す正面図である。 本発明の課題を説明するための概念略図である。
符号の説明
1 組立図板
10 電線保持具
14c 底面受け部
15 電線規制部
23a 電線収容部
40 リンク機構
100 電線保持具
117 フロントプレート(底面受け部の別の例)
118 リアプレート(底面受け部の別の例)
120 電線規制部
124 電線収容部
140 リンク機構
H 基準高さ
WH ワイヤーハーネス

Claims (1)

  1. ワイヤーハーネスの組立図板に設定される布線経路に対応して立設される本体と、この本体に対し、上記布線経路を挟んで相対変位可能な状態で設けられ、当該布線経路に布線されるワイヤーハーネスの電線束を受ける一対の電線規制部と、各電線規制部が上記布線経路を中心に対称に連動するように両電線規制部を連結するリンク機構と、各電線規制部が上記布線経路を挟む方向に付勢する付勢部材とを備え、
    上記組立図板に設定されたワイヤーハーネスの布線経路に対し、組立図板と直角に交差するライン上に設定され、ワイヤーハーネスの外周底面を位置決めする底面受け部を上記本体に設け、
    上記電線規制部には、当該電線規制部に導入されたワイヤーハーネスの外周底面がこの底面受け部に対して常時着座するように対称形に湾曲する電線収容部を設けている
    ことを特徴とするワイヤーハーネス用電線保持具。
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