JP2005310323A - 情報再生装置、情報記録再生装置、および情報再生方法 - Google Patents
情報再生装置、情報記録再生装置、および情報再生方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 欠陥領域と代替領域を含む記録媒体からデータを読み出すのにかかる時間の増加を抑制することができる情報再生装置を提供する。
【解決手段】 欠陥領域を補完するための代替データを読み取るとき、まず代替データがバッファメモリに格納されているか否かを判定し(ステップS104)、格納済みのときにはバッファメモリから読み出す(ステップS105)。格納されていないときには、その代替データが記録されている代替領域へシークして読み取るとともに、その代替領域内から他の代替データも読み取ってバッファメモリに格納する(ステップS106〜S113)。
【選択図】 図1
【解決手段】 欠陥領域を補完するための代替データを読み取るとき、まず代替データがバッファメモリに格納されているか否かを判定し(ステップS104)、格納済みのときにはバッファメモリから読み出す(ステップS105)。格納されていないときには、その代替データが記録されている代替領域へシークして読み取るとともに、その代替領域内から他の代替データも読み取ってバッファメモリに格納する(ステップS106〜S113)。
【選択図】 図1
Description
本発明は、記録媒体に記録されているデータを再生する情報再生装置、情報記録再生装置、および情報再生方法に関する。
光ディスクなどの記録媒体には、記録媒体の製造上の欠陥、あるいは製造後に生ずる汚れや傷などによって、データの記録・再生を行うことができない欠陥領域が生じる場合がある。そこで従来より、光ディスクなどの記録媒体には、欠陥領域のために記録できないデータを記録するための代替領域が予め用意されている。
光ディスクなどの記録媒体にデータの記録・再生を行う従来の情報記録再生装置は、データ記録時に、欠陥領域のために記録できないデータを代替領域に記録するとともに、欠陥領域と代替データの記録位置とを関連付ける欠陥管理情報を、欠陥領域の発生順に情報記録再生装置内のメモリに記憶し(以下、欠陥リストと称す。)、データ再生時に、その欠陥リストを参照して、代替領域から欠陥領域を補完するための代替データを読み出していた(例えば、特許文献1参照。)。
このように、欠陥領域のために記録できないデータを代替領域に記録することにより、欠陥領域で損失されるはずのデータを補完できるようになる。また、欠陥リストを参照して代替領域から代替データを読み出すことにより、目的とするデータを読み出すことが可能となる。
この従来の情報記録再生装置について、図3に示す光ディスク記録再生装置を例に説明する。図3は、従来の光ディスク記録再生装置の構成図である。但し、当該光ディスク記録再生装置のデータ再生処理に係る機能についてのみ詳細に説明する。
当該光ディスク記録再生装置は、図示しないホストコントローラ等の上位制御装置からデータの読み出し要求があった場合に、その要求されたデータを光ディスクから読み出して上位制御装置へ転送する。
図3において、スピンドルモータ2は、例えばCDなどの光ディスク1を回転させる。また、ヘッドアンプ4は、半導体レーザ(図示せず。)を搭載しており、光ディスク1に半導体レーザから出力されるレーザ光を照射して、光ディスク1に記録されているデータを読み取る。
また、スピンドルドライバ3とアクチュエータドライバ5とデジタルサーボプロセッサ6は、スピンドルモータ2とヘッドアンプ4の動作を制御する。
また、フロント・エンド・プロセッサ7は、ヘッドアンプ4によって読み取られたデータの信号を送受信する。また、エラー訂正ブロック8は、ヘッドアンプ4によって読み取られたデータの信号をフロント・エンド・プロセッサ7を介して受信し、そのデータに対してデコード処理、エンコード処理、エラー訂正処理などを施す。
また、フロント・エンド・プロセッサ7は、ヘッドアンプ4によって読み取られたデータの信号を送受信する。また、エラー訂正ブロック8は、ヘッドアンプ4によって読み取られたデータの信号をフロント・エンド・プロセッサ7を介して受信し、そのデータに対してデコード処理、エンコード処理、エラー訂正処理などを施す。
また、DRAMなどのバッファメモリ9は、エラー訂正ブロック8によってデコード処理等がなされたデータを一時的に蓄積する。また、EEPROMなどのフラッシュROM11には、システムコントローラ10によって具現化されるプログラムが格納されており、システムコントローラ10はそのプログラムに従って当該光ディスク記録再生装置全体の動作を制御する。
また、デジタルサーボプロセッサ6と、フロント・エンド・プロセッサ7と、エラー訂正ブロック8と、バッファメモリ9と、システムコントローラ10と、フラッシュROM11はバス12でつながれており、これらの部材で光ディスクコントローラが構成されている。
当該光ディスク記録再生装置は、データ記録時には、欠陥領域を補完するための代替データを代替領域に記録するとともに、欠陥領域と代替データの記録位置とを関連付ける欠陥管理情報を、欠陥領域の発生順にバッファメモリ9に記憶して欠陥リストを作成する。
また、当該光ディスク記録再生装置は、データ再生時に、光ディスク1をスピンドルモータ2によって回転させながらヘッドアンプ4を光ディスク1の半径方向に移動させ、ヘッドアンプ4に任意に設定した再生パワーのレーザ光を半導体レーザから光ディスク1に照射し、光ディスク1からの反射光に基づいてデータを再生する。
次に、欠陥領域と代替領域を含む光ディスクのデータ再生処理について、詳細に説明する。
図4は当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作フローチャートを示す図である。
図4は当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作フローチャートを示す図である。
まず、ステップS401において、上位制御装置からのデータ読み出し要求に応じて、その要求されたデータの記録範囲(以下、要求データ記録範囲と称す。)の記録開始位置へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行い、ステップS402において、読み出し単位ごとにデータを読み取る読み取り処理(データリード)を行う。
ヘッドアンプ4によって読み取られたデータはエラー訂正ブロック8においてデコード等の処理がなされ、一旦バッファメモリ9に蓄積された後、上位制御装置へ転送される。
エラー訂正ブロック8において読み取りエラーが発生すると(ステップS403)、欠陥リストを参照し、そのエラーが欠陥領域によるエラーであった場合には、ステップS404において読み取り処理を停止する(リード停止)。
エラー訂正ブロック8において読み取りエラーが発生すると(ステップS403)、欠陥リストを参照し、そのエラーが欠陥領域によるエラーであった場合には、ステップS404において読み取り処理を停止する(リード停止)。
そして、ステップS405において、欠陥リストを参照して、その欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行い、ステップS406において代替データを読み取る(代替データリード)。この代替データもエラー訂正ブロック8においてデコード等の処理がなされ、一旦バッファメモリ9に蓄積された後、上位制御装置へ転送される。
代替データの読み取り後、ステップS407において再び読み取り処理を停止し(リード停止)、この欠陥領域直後の位置へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行い(ステップS408)、ステップS402の読み取り処理に戻る。
ステップS403において読み取りエラーが発生しなかった場合には、正常終了を行うか否かを判定する(ステップS409)。すなわち、要求データ記録範囲内のデータの読み出しが終了していない場合には、ステップS402の読み取り処理に戻り、要求データ記録範囲内のデータの読み出しが終了した場合には、終了処理へ移行する。
このように、上位制御装置から要求されたデータの記録範囲(要求データ記録範囲)内に欠陥領域が存在する場合であっても、欠陥リストを参照して代替領域から代替データを読み取ることで、上位制御装置へ正常なデータを転送することができる。
しかしながら、従来の光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)では、欠陥領域毎に、要求データ記録範囲から代替領域へのシーク処理と代替領域から要求データ記録範囲へのシーク処理を行う必要があった。シーク処理中は、読み取り処理を一時的に停止する必要があるため、その間のデータ転送処理が行われず、そのため、上記従来の光ディスク記録再生装置のように欠陥領域毎にシーク処理が2回行われると、データの転送レートが低下し、上位制御装置から読み出し要求されたデータを光ディスクから読み出すのにかかる時間が増加するという問題が発生する。
一方、上位制御装置から要求されたデータの記録範囲(要求データ記録範囲)に内在する欠陥領域を補完するための代替データを一括して読み取って装置内のメモリに格納しておくことで、データ再生中に、欠陥領域が発生する毎にシーク処理を行わずに済む情報記録再生装置が従来より提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この従来の情報記録再生装置の一例について、図3に示す光ディスク記録再生装置を例に説明する。当該光ディスク記録再生装置は、先述した光ディスク記録再生装置と比べて、システムコントローラ10による当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作制御のみが異なる。
以下、欠陥領域と代替領域を含む光ディスクのデータ再生処理について、詳細に説明する。
図5は当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作フローチャートを示す図である。
図5は当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作フローチャートを示す図である。
まず、ステップS501において、上位制御装置からのデータ読み出し要求に対し、欠陥リストを参照して、その要求されたデータの記録範囲(要求データ記録範囲)内に欠陥領域が存在するか否かを判定する。
存在する場合、欠陥リストを参照して、まず当該要求データ記録範囲内において最初に発生する欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行う(ステップS502)。
そして、ステップS503においてこの代替データを読み取り(代替データリード)、エラー訂正ブロック8においてデコード等の処理を施した後、バッファメモリ9に格納する(ステップS504)。
バッファメモリ9への代替データの格納後、欠陥リストを参照して、要求データ記録範囲内に他の欠陥領域が存在するか否かを判定する(ステップS505)。存在する場合には、欠陥リストを参照して、次に発生する欠陥領域を補完するための代替データが、現時点でヘッドアンプ4が位置する代替領域内に存在するか否かを判定する(ステップS506)。
存在する場合、シーク処理を行うことなく、ステップS503へ戻ってその代替データの読み取り処理を行い、エラー訂正ブロック8においてデコード等の処理を施した後、バッファメモリ9内に格納する。一方、存在しない場合には、ステップS507において読み取り処理を停止した後(リード停止)、ステップS502へ戻ってその代替データが記録されている代替領域へのシーク処理を行う。
ステップS505において、当該要求データ記録範囲内に他の欠陥領域が存在しないと判定された場合には、ステップS508において読み取り処理を停止した後(リード停止)、当該要求データ記録範囲の記録開始位置へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行う(ステップS509)。また、ステップS501において当該要求データ記録範囲内に欠陥領域が存在しないと判定された場合にも、当該要求データ記録範囲の記録開始位置へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行う(ステップS509)。
そして、ステップS510において、読み出し単位ごとにデータを読み取る読み取り処理(データリード)を行う。ヘッドアンプ4によって読み取られたデータはエラー訂正ブロック8においてデコード等の処理がなされ、一旦バッファメモリ9に蓄積された後、上位制御装置へ転送される。
エラー訂正ブロック8において読み取りエラーが発生すると(ステップS511)、欠陥リストを参照し、そのエラーが欠陥領域によるエラーであった場合には、シーク処理や読み取り処理の停止を行うことなく、バッファメモリ9からその欠陥領域を補完するための代替データを読み出し(ステップS512)、正常終了を行うか否かを判定する(ステップS513)。また、ステップS511において読み取りエラーが発生しなかった場合にも、正常終了を行うか否かを判定する(ステップS513)。
ステップS513において、要求データ記録範囲内のデータの読み出しが終了していない場合には、ステップS510の読み取り処理に戻り、要求データ記録範囲内のデータの読み出しが終了した場合には、終了処理へ移行する。
以上のように、上位制御装置から要求されたデータが記録されている記録範囲内の欠陥領域を補完するための代替データを一括して読み取って、光ディスク記録再生装置内のバッファメモリに格納することにより、データ再生中に、欠陥領域が発生する毎にシーク処理を行わずに済み、データの転送レートの低下を抑制することができる。
しかしながら、この従来の光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)では、欠陥領域の発生順に代替領域から代替データが読み取られる。一方、代替データの記録位置は欠陥領域の発生順になっているとは限らず、複数の代替領域にばらつきをもって記録される場合がある。この場合、欠陥領域の発生順に代替データの読み取りを行うと、複数の代替領域間でのシーク処理の回数が多くなり、上位制御装置から要求されたデータの読み出し開始までにかかる時間が増加し、その結果、上位制御装置から読み出し要求されたデータを光ディスクから読み出すのにかかる時間が増加するおそれがあった。
特開平5−94672号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、代替領域からの代替データの読み取り時に、その代替領域内の他の代替データも読み取ってバッファメモリなどの代替データ格納手段に格納することにより、1つの代替領域へのシーク処理が1回で済み、データの読み出しにかかる時間の増加を抑制することができる情報再生装置、情報記録再生装置、および情報再生方法を提供することを目的とする。
また、データの読み出し要求があると、欠陥リスト内の欠陥管理情報を、欠陥領域の発生順から代替データの記録位置順に並び替え、その欠陥管理情報の並び順に従い、要求されたデータの記録範囲内の欠陥領域を補完するための代替データを代替領域から一括して読み取って、バッファメモリなどの代替データ格納手段に格納することにより、代替データを代替領域から一括して読み取るときの代替領域間でのシーク処理の回数を低減させ、データの読み出しにかかる時間の増加を抑制することができる情報再生装置、情報記録再生装置、および情報再生方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の情報再生装置は、欠陥領域と前記欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域とを含む記録媒体のデータ再生を行う情報再生装置であって、前記欠陥領域と前記代替データの記録位置とを関連付ける欠陥リストを記憶する欠陥リスト記憶手段と、前記代替領域から読み取られた前記代替データが格納される代替データ格納手段と、データ再生時に前記代替データを読み出すとき、前記代替データが前記代替データ格納手段内に存在するか否かを判定し、存在するときには前記代替データを前記代替データ格納手段から読み出し、存在しないときには、前記欠陥リスト記憶手段が記憶する前記欠陥リストを参照して前記代替データを前記代替領域から読み取るとともにその前記代替領域内の他の前記代替データを読み取って、前記代替データ格納手段に格納するよう当該情報再生装置を制御するコントローラ部とを少なくとも備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の情報再生装置は、欠陥領域と前記欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域とを含む記録媒体のデータ再生時に前記代替データを読み出すとき、前記代替領域から読み取られた前記代替データが格納される代替データ格納手段から前記代替データを読み出す情報再生装置であって、前記欠陥領域と前記代替データの記録位置とを関連付ける欠陥管理情報を前記欠陥領域の発生順に並べた欠陥リストを記憶する欠陥リスト記憶手段と、前記欠陥リスト記憶手段が記憶する前記欠陥リスト内の前記欠陥管理情報を前記欠陥領域の発生順から前記代替データの記録位置順に並び替え、その前記欠陥管理情報の並び順に従って前記代替データを前記代替領域から一括して読み取り、前記代替データ格納手段に格納するよう当該情報再生装置を制御するコントローラ部とを少なくとも備えることを特徴とする。
また、請求項3記載の情報再生装置は、請求項2記載の情報再生装置であって、読み出し要求されたデータの記録範囲内の前記欠陥領域を補完するための前記代替データに対応する前記欠陥管理情報を、その前記代替データの記録位置順に、かつ連続するように並び替えることを特徴とする。
また、請求項4記載の情報再生装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の情報再生装置であって、上位制御装置と接続され、前記上位制御装置からのデータ読み出し要求に応じて前記記録媒体の再生を行うことを特徴とする。
また、請求項5記載の情報記録再生装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の情報再生装置の機能を具備する情報記録再生装置であって、データ記録時に前記欠陥リストを作成して前記欠陥リスト記憶手段に記憶することを特徴とする。
また、請求項6記載の情報記録再生装置は、請求項5記載の情報記録再生装置であって、作成した前記欠陥リストを前記記録媒体に記録することを特徴とする。
また、請求項7記載の情報再生装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の情報再生装置であって、請求項6記載の情報記録再生装置によって前記欠陥リストを記録された前記記録媒体から前記欠陥リストを読み取って前記欠陥リスト記憶手段に記憶することを特徴とする。
また、請求項7記載の情報再生装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の情報再生装置であって、請求項6記載の情報記録再生装置によって前記欠陥リストを記録された前記記録媒体から前記欠陥リストを読み取って前記欠陥リスト記憶手段に記憶することを特徴とする。
また、請求項8記載の情報再生方法は、欠陥領域と前記欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域とを含む記録媒体のデータ再生を行う情報再生方法であって、データ再生時に前記代替データを読み出すとき、前記代替領域から読み取られた前記代替データが格納される代替データ格納手段内に前記代替データが存在するか否かを判定し、存在するときには前記代替データを前記代替データ格納手段から読み出し、存在しないときには、前記欠陥領域と前記代替データの記録位置とを関連付ける欠陥リストを参照して前記代替データを前記代替領域から読み取るとともにその前記代替領域内の他の前記代替データを読み取って、前記代替データ格納手段に格納することを特徴とする。
また、請求項9記載の情報再生方法は、欠陥領域と前記欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域とを含む記録媒体のデータ再生時に前記代替データを読み出すとき、前記代替領域から読み取られた前記代替データが格納される代替データ格納手段から前記代替データを読み出す情報再生方法であって、データの読み出し要求があってから、その要求されたデータの記録範囲内の最初の欠陥領域の直前のデータを読み取るまでの間にこの読み取り処理を停止して、もしくはその直前のデータを読み取った後、前記欠陥領域と前記代替データの記録位置とを関連付ける欠陥管理情報を前記欠陥領域の発生順に並べた欠陥リストに対し前記欠陥管理情報の並び順を前記代替データの記録位置順に並び替える処理を行い、その前記欠陥管理情報の並び順に従って前記代替データを前記代替領域から一括して読み取り、前記代替データ格納手段に格納することを特徴とする。
本発明によれば、代替領域からの代替データの読み取り時に、その代替領域内の他の代替データも読み取って代替データ格納手段に格納するので、1つの代替領域へのシーク処理が1回で済み、データの読み出しにかかる時間の増加を抑制することができる。
また、データの読み出し要求があると、欠陥リスト内の欠陥管理情報を、欠陥領域の発生順から代替データの記録位置順に並び替え、その欠陥管理情報の並び順に従い、要求されたデータの記録範囲内の欠陥領域を補完するための代替データを代替領域から一括して読み取って、代替データ格納手段に格納するので、代替データを代替領域から一括して読み取るときの代替領域間でのシーク処理の回数を低減させ、データの読み出しにかかる時間の増加を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を交えて説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1における情報記録再生装置について、先述した図3に示す光ディスク記録再生装置を例に説明する。当該光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)は、先述した従来の光ディスク記録再生装置と比べて、システムコントローラ(コントローラ部)10による当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作制御のみが異なる。
(実施の形態1)
本実施の形態1における情報記録再生装置について、先述した図3に示す光ディスク記録再生装置を例に説明する。当該光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)は、先述した従来の光ディスク記録再生装置と比べて、システムコントローラ(コントローラ部)10による当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作制御のみが異なる。
当該光ディスク記録再生装置は、代替データを代替領域から読み取るとき、その代替領域内の他の代替データも読み取ってバッファメモリ9の所定の領域(代替データ格納手段)に格納するので、1つの代替領域へのシーク処理を1回で済ませることができる。
以下、欠陥領域と代替領域を含む光ディスク(記録媒体)のデータ再生処理(情報再生方法)について、詳細に説明する。
図1は本実施の形態1における光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)のデータ再生時の動作を表すフローチャートを示す図である。
図1は本実施の形態1における光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)のデータ再生時の動作を表すフローチャートを示す図である。
まず、ステップS101において、上位制御装置からのデータ読み出し要求に応じて、その要求されたデータの記録範囲(要求データ記録範囲)の記録開始位置へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行い、ステップS102において、読み出し単位ごとにデータを読み取る読み取り処理(データリード)を行う。
ヘッドアンプ4によって読み取られたデータはエラー訂正ブロック8においてデコード等の処理がなされ、一旦バッファメモリ9に蓄積された後、上位制御装置へ転送される。
エラー訂正ブロック8において読み取りエラーが発生すると(ステップS103)、バッファメモリ9の所定の領域(欠陥リスト記憶手段)に記憶されている欠陥リストを参照し、そのエラーが欠陥領域によるエラーであった場合には、ステップS104において、その欠陥領域を補完するための代替データがバッファメモリ9に格納済みであるか否かについて判定する。
エラー訂正ブロック8において読み取りエラーが発生すると(ステップS103)、バッファメモリ9の所定の領域(欠陥リスト記憶手段)に記憶されている欠陥リストを参照し、そのエラーが欠陥領域によるエラーであった場合には、ステップS104において、その欠陥領域を補完するための代替データがバッファメモリ9に格納済みであるか否かについて判定する。
バッファメモリ9に格納済みの場合には、ステップS105においてバッファメモリ9からその代替データを読み出し(代替データリード)、ステップS102の読み出し処理に戻る。
一方、バッファメモリ9にその代替データが未だに格納されていない場合には、ステップS106において読み取り処理を停止し(リード停止)、ステップS107において、欠陥リストを参照して、その代替データが記録されている代替領域へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行い、ステップS108において代替データを読み取る(代替データリード)。この代替データもエラー訂正ブロック8においてデコード等の処理がなされ、一旦バッファメモリ9に蓄積された後、上位制御装置へ転送される。
代替データの読み取り後、ステップS109において、欠陥リストを参照して、その代替データが記録されている代替領域内に他の代替データが存在するか否かを判定する。他の代替データが存在する場合には、ステップS110においてそれを読み取り(代替データリード)、エラー訂正ブロック8においてデコード等の処理を施した後、バッファメモリ9内に格納する(ステップS111)。
他の代替データをバッファメモリ9へ格納した後、ステップS112において読み取り処理を停止する(リード停止)。一方、現在ヘッドアンプ4が位置する代替領域に他の代替データが存在しない場合も(ステップS109の“No”)、ステップS112において読み取り処理を停止する(リード停止)。
そして、ステップS103において読み取りエラーが発生した欠陥領域直後の位置へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行い(ステップS113)、ステップS102の読み取り処理に戻る。
ステップS103において読み取りエラーが発生しなかった場合には、正常終了を行うか否かを判定する(ステップS114)。すなわち、要求データ記録範囲内のデータの読み出しが終了していない場合には、ステップS102の読み取り処理に戻り、要求データ記録範囲内のデータの読み出しが終了した場合には、終了処理へ移行する。
なお、代替データのバッファメモリへの格納方法としては、例えば、要求データ記録範囲内での欠陥領域の位置に対応する位置に格納する方法がある。この場合、要求データ記録範囲内から読み出し単位ごとに読み取ったデータについても、要求データ記録範囲内での位置に対応する位置に格納する。また、別の方法として、代替データを任意の位置に格納し、代替データとその格納位置とを関連付ける代替データ管理情報を、欠陥リストに追加するなどしてバッファメモリ内に記録するなどしてもよい。
本実施の形態1によれば、1つの代替領域へのシーク処理を1回で済ませることができるので、上位制御装置から読み出し要求されたデータの記録範囲に内在する欠陥領域を補完するための代替データが1つの代替領域内に記録されている場合、このデータ読み出し処理中は、2度のシーク処理を行えばよく、転送レートの低減を抑制することができる。
また、上位制御装置から読み出し要求されたデータの記録範囲に内在する欠陥領域を補完するための代替データが複数の代替領域にわたって記録されている場合であっても、各代替領域毎にシーク処理を行えばよく、従来のように欠陥領域毎にシーク処理を行わずに済むので、シーク処理の回数が低減し、転送レートの低減を抑制することができる。
また、代替データが欠陥領域の発生順ではなく複数の代替領域にばらつきをもって記録されている場合であっても、各代替領域内にあるすべての代替データを2度のシーク処理でバッファメモリに格納するので、同じ代替領域へのシーク処理を何度も行わずに済み、シーク処理の回数が低減して、転送レートの低減を抑制することができる。
さらに、代替データが欠陥領域の発生順ではなく複数の代替領域にばらつきをもって記録されており、かつ上位制御装置からのデータ読み出し要求が複数回連続してあった場合であっても、シーク処理の回数が低減して、その要求全体を通して転送レートの低減を抑制することができる。
また、例えば光ディスク1が光ディスク記録再生装置に充填されている間、読み取った代替データをバッファメモリ9で保持しておけば、代替データが欠陥領域の発生順ではなく複数の代替領域にばらつきをもって記録されており、かつ上位制御装置からのデータ読み出し要求が時間間隔を空けて複数回あった場合であっても、シーク処理の回数が低減して、転送レートの低減を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態1によれば、データ再生時に代替データを代替領域から読み取るためのシーク処理の回数を低減させることができるので、データの読み出し要求があってから、その要求されたデータの読み出しが終了するまでにかかる時間の増加を抑制することができる。
(実施の形態2)
続いて、本実施の形態2における情報記録再生装置について、先述した図3に示す光ディスク記録再生装置を例に説明する。当該光ディスク記録再生装置は、先述した従来の光ディスク記録再生装置と比べて、システムコントローラ(コントローラ部)10による当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作制御のみが異なる。
続いて、本実施の形態2における情報記録再生装置について、先述した図3に示す光ディスク記録再生装置を例に説明する。当該光ディスク記録再生装置は、先述した従来の光ディスク記録再生装置と比べて、システムコントローラ(コントローラ部)10による当該光ディスク記録再生装置のデータ再生時の動作制御のみが異なる。
当該光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)は、図示しないホストコントローラ等の上位制御装置からデータの読み出し要求があると、バッファメモリ9の所定の領域(欠陥リスト記憶手段)に記憶されている欠陥リスト内の欠陥管理情報を、欠陥領域の発生順から代替データの記録位置順に並び替え、その欠陥管理情報の並び順に従って、要求データ記録範囲内に含まれる欠陥領域を補完するための代替データを代替領域から一括して読み取り、バッファメモリ9の所定の領域(代替データ格納手段)に格納する。
このように欠陥リスト内の欠陥管理情報を、欠陥領域の発生順から代替データの記録位置順に並び替えるので、代替データの記録位置順に代替データを読み取ることができ、要求データ記録範囲に内在する欠陥領域を補完するための代替データを一括して読み取ってバッファメモリ9に格納するときのシーク処理の回数を低減させることができる。
以下、欠陥領域と代替領域を含む光ディスク(記録媒体)のデータ再生処理(情報再生方法)について、詳細に説明する。
図2は本実施の形態2における光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)のデータ再生時の動作を表すフローチャートを示す図である。
図2は本実施の形態2における光ディスク記録再生装置(情報記録再生装置)のデータ再生時の動作を表すフローチャートを示す図である。
まず、ステップS201において、上位制御装置からのデータ読み出し要求に対し、欠陥リストを参照して、その要求されたデータの記録範囲(要求データ記録範囲)内に欠陥領域が存在するか否かについて判定する。
存在する場合、ステップS202において、欠陥リスト内の欠陥管理情報を、欠陥領域の発生順から代替データの記録位置順に並び替え、その並べ替えた欠陥管理情報の並び順に従い、要求データ記録範囲内の欠陥領域を補完するための代替データのうちの最初の代替データが記録されている代替領域へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行う。
そして、ステップS204においてこの代替データを読み取り(代替データリード)、エラー訂正ブロック8においてデコード等の処理を施した後、バッファメモリ9内に格納する(ステップS205)。
バッファメモリ9への代替データの格納後、ステップS206において、欠陥リストを参照して、要求データ記録範囲内の欠陥領域を補完するための代替データを全て読み取ったか否かを判定する。
読み取っていない代替データがある場合、ステップS207において、並べ替えた欠陥管理情報の並び順に従い、要求データ記録範囲内の欠陥領域を補完するための代替データのうちの次の代替データが、現時点でヘッドアンプ4が位置する代替領域内に存在するか否かを判定する。
存在する場合には、シーク処理を行うことなく、ステップS204へ戻ってその代替データの読み取り処理を行い、エラー訂正ブロック8においてデコード等の処理を施した後、バッファメモリ9内に格納する。
一方、存在しない場合には、ステップS208において読み取り処理を停止し(リード停止)、ステップS203へ戻ってその代替データが記録されている代替領域へのシーク処理を行う。
ステップS206において、全ての代替データを読み取ったと判定した場合には、ステップ209において読み取り処理を停止した後(リード停止)、当該要求データ記録範囲の記録開始位置へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行う(ステップS210)。また、ステップS201において当該要求データ記録範囲内に欠陥領域が存在しないと判定された場合にも、当該要求データ記録範囲の記録開始位置へヘッドアンプ4を移動させるシーク処理を行う(ステップS210)。
そして、ステップS211において、読み出し単位ごとにデータを読み取る読み取り処理(データリード)を行う。ヘッドアンプ4によって読み取られたデータはエラー訂正ブロック8においてデコード等の処理がなされ、一旦バッファメモリ9に蓄積された後、上位制御装置へ転送される。
エラー訂正ブロック8において読み取りエラーが発生すると(ステップS212)、欠陥リストを参照し、そのエラーが欠陥領域によるエラーであった場合には、シーク処理や読み取り処理の停止を行うことなく、バッファメモリ9からその欠陥領域を補完するための代替データを読み出し(ステップS213)、正常終了を行うか否かを判定する(ステップS214)。また、ステップS212において読み取りエラーが発生しなかった場合にも、正常終了を行うか否かを判定する(ステップS214)。
ステップS214において、要求データ記録範囲内のデータの読み出しが終了していない場合には、ステップS211の読み取り処理に戻り、要求データ記録範囲内のデータの読み出しが終了した場合には、終了処理へ移行する。
なお、欠陥管理情報の並び替えの方法としては、欠陥リスト内のすべての欠陥管理情報を代替データの記録位置順に並び替えてもよいし、上位制御装置から読み出し要求されたデータが記録されている記録範囲内の欠陥領域を補完するための代替データの欠陥管理情報が、記録位置順に連続して並ぶようにしてもよい。
また、要求されたデータの読み出し開始前に欠陥管理情報を並び替え、代替データを一括して読み取りバッファメモリに格納したが、これらの処理は、要求データ記録範囲内の最初の欠陥領域の直前のデータを読み取るまでの間にこの読み取り処理を停止して、もしくはその直前のデータを読み取った後に行うようにしてもよい。
また、代替データのバッファメモリへの格納方法としては、例えば、要求データ記録範囲内での欠陥領域の位置に対応する位置に格納する方法がある。この場合、要求データ記録範囲内から読み出し単位ごとに読み取ったデータについても、要求データ記録範囲内での位置に対応する位置に格納する。また、別の方法として、代替データを任意の位置に格納し、代替データとその格納位置とを関連付ける代替データ管理情報を、欠陥リストに追加するなどしてバッファメモリ内に記録するなどしてもよい。
本実施の形態2によれば、代替データが欠陥領域の発生順ではなく複数の代替領域にばらつきをもって記録されている場合であっても、代替データの記録位置順に効率よく代替データを読み取ることができ、従来のように代替領域間で頻繁にシーク処理を行わずに済むため、シーク処理の回数を低減させることができ、データの読み出し要求があってから、その要求されたデータの読み出しを終了するまでにかかる時間の増加を抑制することができる。
また、代替データが欠陥領域の発生順ではなく複数の代替領域にばらつきをもって記録されており、かつ上位制御装置からのデータ読み出し要求が複数回連続してあった場合であっても、もしくは上位制御装置からのデータ読み出し要求が時間間隔を空けて複数回あった場合であっても、代替データの記録位置順に効率よく代替データと読み取ることができるので、シーク処理の回数を低減させることができ、データの読み出し要求があってから、その要求されたデータの読み出しを終了するまでにかかる時間の増加を抑制することができる。
なお、実施の形態1、2では、記録媒体として光ディスクを例に説明した。記録媒体としての光ディスクには、例えばCD方式やDVD方式のものなどがある。
また、光ディスクに限らず、ハードディスクやフレキシブルディスクのような磁気ディスク、MOやMDなどの光磁気ディスクであっても同様である。
また、光ディスクに限らず、ハードディスクやフレキシブルディスクのような磁気ディスク、MOやMDなどの光磁気ディスクであっても同様である。
また、ディスク状の記録媒体に限らず、例えばテープ状の記録媒体であっても同様である。
また、実施の形態1、2では、光ディスクへのデータ記録時に欠陥リストを装置内のメモリに作成したが、欠陥リストを光ディスクに記録しておき、この欠陥リストをデータ再生前に読み出して装置内のメモリに記録するようにしても同様である。
また、実施の形態1、2では、光ディスクへのデータ記録時に欠陥リストを装置内のメモリに作成したが、欠陥リストを光ディスクに記録しておき、この欠陥リストをデータ再生前に読み出して装置内のメモリに記録するようにしても同様である。
また、実施の形態1、2では、光ディスクにデータの記録・再生を行う光ディスク記録再生装置を例に、情報記録再生装置について説明したが、上記のように欠陥リストが記録された光ディスクを用いれば、情報再生装置であっても同様である。
また、実施の形態1、2では、上位制御装置からのデータ読み出し要求に応じてデータを再生する情報記録再生装置について説明したが、無論、情報記録再生装置や情報再生装置内の要求に応じてデータ再生を行う場合も同様である。
また、実施の形態1、2では、代替領域が予め用意された記録媒体を例に説明したが、無論、データ記録時に代替領域を設定するようにしてもよい。
また、実施の形態1、2では、読み取りエラーが発生したときに(ステップS103、ステップS212)、欠陥リストを参照して、そのエラーが欠陥領域によるエラーであるか否かを判定したが、欠陥リストを参照して、欠陥領域の直前まで読み取り処理を行い、その欠陥領域をスキップするようにしてもよい。
また、実施の形態1、2では、読み取りエラーが発生したときに(ステップS103、ステップS212)、欠陥リストを参照して、そのエラーが欠陥領域によるエラーであるか否かを判定したが、欠陥リストを参照して、欠陥領域の直前まで読み取り処理を行い、その欠陥領域をスキップするようにしてもよい。
本発明にかかる情報再生装置等は、欠陥領域を補完するための代替データを読み取るためのシーク処理を低減して、データの読み出し要求があってから、その要求されたデータの読み出しを終了するまでにかかる時間の増加を抑制することができるので、代替領域を含む記録媒体を再生する情報再生装置等の分野において有用である。
1 光ディスク
2 スピンドルモータ
3 スピンドルドライバ
4 ヘッドアンプ
5 アクチュエータドライバ
6 デジタルサーボプロセッサ
7 フロント・エンド・プロセッサ
8 エラー訂正ブロック
9 バッファメモリ
10 システムコントローラ
11 フラッシュROM
2 スピンドルモータ
3 スピンドルドライバ
4 ヘッドアンプ
5 アクチュエータドライバ
6 デジタルサーボプロセッサ
7 フロント・エンド・プロセッサ
8 エラー訂正ブロック
9 バッファメモリ
10 システムコントローラ
11 フラッシュROM
Claims (9)
- 欠陥領域と前記欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域とを含む記録媒体のデータ再生を行う情報再生装置であって、
前記欠陥領域と前記代替データの記録位置とを関連付ける欠陥リストを記憶する欠陥リスト記憶手段と、
前記代替領域から読み取られた前記代替データが格納される代替データ格納手段と、
データ再生時に前記代替データを読み出すとき、前記代替データが前記代替データ格納手段内に存在するか否かを判定し、存在するときには前記代替データを前記代替データ格納手段から読み出し、存在しないときには、前記欠陥リスト記憶手段が記憶する前記欠陥リストを参照して前記代替データを前記代替領域から読み取るとともにその前記代替領域内の他の前記代替データを読み取って、前記代替データ格納手段に格納するよう当該情報再生装置を制御するコントローラ部と
を少なくとも備えることを特徴とする情報再生装置。 - 欠陥領域と前記欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域とを含む記録媒体のデータ再生時に前記代替データを読み出すとき、前記代替領域から読み取られた前記代替データが格納される代替データ格納手段から前記代替データを読み出す情報再生装置であって、
前記欠陥領域と前記代替データの記録位置とを関連付ける欠陥管理情報を前記欠陥領域の発生順に並べた欠陥リストを記憶する欠陥リスト記憶手段と、
前記欠陥リスト記憶手段が記憶する前記欠陥リスト内の前記欠陥管理情報を前記欠陥領域の発生順から前記代替データの記録位置順に並び替え、その前記欠陥管理情報の並び順に従って前記代替データを前記代替領域から一括して読み取り、前記代替データ格納手段に格納するよう当該情報再生装置を制御するコントローラ部と
を少なくとも備えることを特徴とする情報再生装置。 - 読み出し要求されたデータの記録範囲内の前記欠陥領域を補完するための前記代替データに対応する前記欠陥管理情報を、その前記代替データの記録位置順に、かつ連続するように並び替えることを特徴とする請求項2記載の情報再生装置。
- 上位制御装置と接続され、前記上位制御装置からのデータ読み出し要求に応じて前記記録媒体の再生を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の情報再生装置。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の情報再生装置の機能を具備する情報記録再生装置であって、データ記録時に前記欠陥リストを作成して前記欠陥リスト記憶手段に記憶することを特徴とする情報記録再生装置。
- 請求項5記載の情報記録再生装置であって、作成した前記欠陥リストを前記記録媒体に記録することを特徴とする情報記録再生装置。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の情報再生装置であって、請求項6記載の情報記録再生装置によって前記欠陥リストを記録された前記記録媒体から前記欠陥リストを読み取って前記欠陥リスト記憶手段に記憶することを特徴とする情報再生装置。
- 欠陥領域と前記欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域とを含む記録媒体のデータ再生を行う情報再生方法であって、
データ再生時に前記代替データを読み出すとき、
前記代替領域から読み取られた前記代替データが格納される代替データ格納手段内に前記代替データが存在するか否かを判定し、
存在するときには前記代替データを前記代替データ格納手段から読み出し、
存在しないときには、前記欠陥領域と前記代替データの記録位置とを関連付ける欠陥リストを参照して前記代替データを前記代替領域から読み取るとともにその前記代替領域内の他の前記代替データを読み取って、前記代替データ格納手段に格納する
ことを特徴とする情報再生方法。 - 欠陥領域と前記欠陥領域を補完するための代替データが記録されている代替領域とを含む記録媒体のデータ再生時に前記代替データを読み出すとき、前記代替領域から読み取られた前記代替データが格納される代替データ格納手段から前記代替データを読み出す情報再生方法であって、
データの読み出し要求があってから、その要求されたデータの記録範囲内の最初の欠陥領域の直前のデータを読み取るまでの間にこの読み取り処理を停止して、もしくはその直前のデータを読み取った後、前記欠陥領域と前記代替データの記録位置とを関連付ける欠陥管理情報を前記欠陥領域の発生順に並べた欠陥リストに対し前記欠陥管理情報の並び順を前記代替データの記録位置順に並び替える処理を行い、その前記欠陥管理情報の並び順に従って前記代替データを前記代替領域から一括して読み取り、前記代替データ格納手段に格納する
ことを特徴とする情報再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004129110A JP2005310323A (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 情報再生装置、情報記録再生装置、および情報再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004129110A JP2005310323A (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 情報再生装置、情報記録再生装置、および情報再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005310323A true JP2005310323A (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=35438890
Family Applications (1)
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JP2004129110A Pending JP2005310323A (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 情報再生装置、情報記録再生装置、および情報再生方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005310323A (ja) |
-
2004
- 2004-04-26 JP JP2004129110A patent/JP2005310323A/ja active Pending
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