JP2005309908A - 呼出対象決定システム - Google Patents
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Abstract
【課題】最も効率的な呼出対象を決定できる呼出対象決定システムの提供
【解決手段】1.従業員は、従業員IDを記憶する携帯端末27を有する。2.携帯端末27は、天井の赤外線ビーコン11からビーコンIDを受信し、呼出対象決定サーバ21へ送信する。3.呼出対象決定サーバ21は、受信したビーコンIDから従業員の現在位置・作業状態を判断し、客の呼出しに対応できるかを判断する。4.従業員の呼出しに際し、客は呼出しボタン13を押す。5.呼出しボタン13は、ボタンIDを送信する。6.呼出対象決定サーバ21は、各従業員が呼出しに対応できるかの判断及び呼出しテーブルと各従業員との距離及び各従業員属性を示す担当から、最適な従業員を決定し、7.その従業員に呼出しテーブルを知らせる。8.テーブルを知らされた従業員は、そのテーブルに対応する。
【選択図】 図1
【解決手段】1.従業員は、従業員IDを記憶する携帯端末27を有する。2.携帯端末27は、天井の赤外線ビーコン11からビーコンIDを受信し、呼出対象決定サーバ21へ送信する。3.呼出対象決定サーバ21は、受信したビーコンIDから従業員の現在位置・作業状態を判断し、客の呼出しに対応できるかを判断する。4.従業員の呼出しに際し、客は呼出しボタン13を押す。5.呼出しボタン13は、ボタンIDを送信する。6.呼出対象決定サーバ21は、各従業員が呼出しに対応できるかの判断及び呼出しテーブルと各従業員との距離及び各従業員属性を示す担当から、最適な従業員を決定し、7.その従業員に呼出しテーブルを知らせる。8.テーブルを知らされた従業員は、そのテーブルに対応する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、呼出元からの呼出しに対して最適な呼出対象を決定する呼出対象決定システムであって、特に、呼出元と呼出対象との位置関係によって最適な呼出対象を決定するものに関する。
従来の呼出対象決定システムの一例であるレストランにおける従業員呼出システム100を図17に示す。接客担当者呼出システム100を利用した接客担当者の呼出しは、次のように行われる。接客担当者は、来店した客を客席の空(あ)いている卓まで案内してメニューを渡したならば、一旦卓から離れる。客は注文するメニュー品目を決めたならば、卓に取り付けられている呼出ベル装置106のベルスイッチを押圧操作する。そうすると、この呼出ベル装置106から自己の[ベルID]を含む卓コール伝文が通信回線105を通じて注文管理装置101に送信される。注文管理装置101においては、上記卓コール伝文を受信すると、この卓コール伝文を発信した呼出ベル装置106が設置されている卓の卓番号を呼出ベルテーブルから取得する。そして、受信した卓コール伝文中の[ベルID]を上記呼出ベルテーブルから取得した卓番号に変換したならば、この変換後の卓コール伝文を全ハンディターミナル107に無線送信する。
無線送信された卓コール伝文は、稼働中の全ハンディターミナル107で受信される。そして、アイドル状態にあるハンディターミナル107が報知動作する。各接客担当者は携帯するハンディターミナル107の報知動作を感知すると、客から呼出しがあることを知り、確認キーを操作する。一番最初に確認キーを操作した接客担当者が携帯するハンディターミナル107の表示器に、受信した卓コール伝文中の卓番号が一定時間表示される。接客担当者は、呼出しを行っている客が着いている卓を確認する。そして、その卓へ行って新規注文等の客の呼出しに応対する。
従来の接客担当者呼出システム100には、次のような問題点がある。接客担当者呼出しシステム100では、ハンディターミナル107の報知動作に対し、一番最初にハンディーターミナル107の確認キーを操作した接客担当者が、客の呼出しに対応する。よって、接客担当者を決定するに当たって、呼出しを行っている客が着いている卓と接客担当者との位置関係は何ら考慮されていない。このため、呼出しを行っている客が着いている卓から最も離れた接客担当者が、その卓の接客担当者となってしまう場合がある。この場合、接客担当者がいる位置から卓に到着するまでの時間がかかり、それだけ客を待たせることになる。また、接客担当者にも余分な労力がかかる。つまり、時間的・労力的に最も効率的な接客担当者を常に決定できないという問題点がある。
また、卓コール伝文は全てのハンディターミナル107に送信される。つまり、接客担当者がどのような状態にあるのかは考慮されていない。例えば、現在、料理を運んでいる接客担当者は他の卓の接客担当者にはなれないにもかかわらず、この接客担当者にも卓コール伝文が送信される。このような非効率な接客要求は、接客担当者を一意に決定できないことから生じている。
そこで、本発明は、最も効率的な呼出対象を決定することができる呼出対象決定システムの提供を目的とする。
本発明に関する課題を解決するための手段および発明の効果を以下に示す。
本発明は、呼出対象候補の状態を取得し、取得した呼出対象候補の状態に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断し、呼出情報を取得し、呼出情報を取得すると、呼出対象候補に対する呼出し可能であるか否かの判断に基づいて、呼出対象を決定する。
これにより、呼出対象候補の状態を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の状態を考慮した上で、最も効率的な呼出対象を決定することができる。
本発明は、呼出対象候補の位置及び呼出対象候補の位置を取得した時の時刻を取得し、取得した呼出対象候補の前回の位置と今回の位置、及び取得した前回の時刻と今回の時刻に基づいて呼出対象候補の移動状態を判断し、判断した呼出対象候補の移動状態に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する。
これにより、呼出対象候補の移動状態を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の移動状態を考慮した上で、最も効率的な呼出対象を決定することができる。
本発明は、判断した呼出対象候補の移動状態及び取得した呼出対象候補の位置に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する。
これにより、呼出対象候補の移動状態及び位置を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の移動状態及び位置を考慮した上で、最も効率的な呼出対象を決定することができる。
本発明は、属性記憶手段に呼出対象候補の属性を記憶し、判断した呼出対象候補の移動状態、取得した呼出対象候補の位置及び前記属性記憶手段より取得した属性に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する。
これにより、呼出対象候補の移動状態、位置及び属性を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の移動状態、位置及び属性を考慮した上で、最も効率的な呼出対象を決定することができる。
本発明は、属性記憶手段に呼出対象候補の属性を記憶し、判断した呼出対象候補の移動状態及び前記属性記憶手段より取得した属性に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する。
これにより、呼出対象候補の移動状態及び属性を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の移動状態及び属性を考慮した上で、最も効率的な呼出対象を決定することができる。
本発明は、呼出対象候補の位置を取得し、取得した呼出対象候補の位置に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する。
これにより、呼出対象候補の位置を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の位置を考慮した上で、最も効率的な呼出対象を決定することができる。
本発明は、属性記憶手段に呼出対象候補の属性を記憶し、取得した呼出対象候補の位置及び前記属性記憶手段より取得した属性に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象毎に判断する。
これにより、呼出対象候補の位置及び属性を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の位置及び属性を考慮した上で、最も効率的な呼出対象を決定することができる。
本発明は、属性記憶手段に呼出対象候補の属性を記憶し、属性記憶手段より取得した呼出対象候補の属性に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断し、呼出情報を取得し、呼出情報を取得すると、呼出対象候補に対する呼出し可能であるか否かの判断に基づいて、呼出対象を決定する。
これにより、呼出対象候補の属性を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の属性を考慮した上で、最も効率的な呼出対象を決定することができる。
本発明は、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する際に、呼出可否判断テーブルを利用するものであって、前記呼出可否判断テーブルは、呼出対象候補の移動状態と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の位置と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の属性と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の移動状態及び呼出対象候補の属性と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の位置及び呼出対象候補の属性と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の移動状態、呼出対象候補の位置及び呼出対象候補の属性と呼出可否の判断とを関連付けたもの、のいずれかである。
これにより、呼出対象候補の移動状態、位置、属性を考慮して、呼出対象候補が呼び出し可能であるか否かを判断することができる。また、呼出可否判断テーブルを利用することによって呼出対象の決定を容易に行うことができる。したがって、本発明は、最も効率的な呼出対象を容易に決定することができる。
本発明は、呼出情報を取得すると、取得した呼出情報における呼出元の位置及び取得した呼出対象候補の今回の位置に基づいて、呼出元と呼出対象候補との間の位置関係を算出し、算出した位置関係に基づいて、呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定する。
これにより、呼出対象の決定に当たって、呼出元と呼出対象候補との位置関係を考慮することができる。したがって、本発明は、両者の位置関係を考慮して呼出対象を決定することができる。
本発明は、属性記憶手段に呼出対象候補の属性を記憶し、呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を前記属性記憶手段から取得し、算出した位置関係および取得した属性に基づいて、呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定する。
これにより、呼出対象の決定に当たって、呼出元と呼出対象候補との位置関係及び呼出対象候補の属性を考慮することができる。したがって、本発明は、両者の位置関係及び呼出対象候補の属性を考慮して呼出対象を決定することができる。
本発明は、属性記憶手段に呼出対象候補の属性を記憶し、呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を前記属性記憶手段から取得し、取得した属性に基づいて、呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定する。
これにより、呼出対象の決定に当たって、呼出対象候補の属性を考慮することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の属性を考慮して呼出対象を決定することができる。
本発明は、呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を前記属性記憶手段から取得し、取得した属性に基づいて、呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定する。
これにより、呼出対象の決定に当たって、呼出対象候補の属性を考慮することができる。したがって、本発明は、呼出対象候補の属性を考慮して呼出対象を決定することができる。
本発明は、呼出対象候補の位置を取得し、呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を前記属性記憶手段から取得し、算出した位置関係および取得した属性に基づいて、呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定する。
これにより、呼出対象の決定に当たって、呼出元と呼出対象候補との位置関係を考慮ことができる。したがって、本発明は、両者の位置関係から呼出対象を決定することができる。
本発明では、前記位置関係は、呼出元と呼出対象候補との間の距離である。
これにより、呼出対象候補と呼出元との距離によって、呼出対象を決定することができる。
本発明は、算出した距離に基づいて、前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から、算出した距離が最小となるものを呼出対象として決定する。
これにより、呼出元に最も近い距離にいる呼出対象候補を呼出対象を決定することができる。
本発明は、決定した呼出対象に対して、呼出元の位置を提供する。これにより、呼出対象は簡単に呼出元の位置を知ることができる。
ここで、請求項に記載されている要素と実施例における要素との対応関係を示す。呼出対象決定システムは呼出対象決定システム1に、呼出対象位置提供装置は赤外線ビーコン11及び携帯端末27に、呼出情報提供装置は呼出しボタン13に、呼出対象決定装置は呼出対象決定サーバ21に、それぞれ対応する。
呼出対象位置取得手段はCPU211及び通信回路218に、時刻取得手段はCPU211に、呼出可否判断手段はCPU211、メモリ212及びハードディスク213に、呼出情報取得手段はCPU211及び通信回路218に、位置関係算出手段はCPU211、メモリ212及びハードディスク213に、呼出対象決定手段はCPU211、メモリ212及びハードディスク213に、属性記憶手段はメモリ212、ハードディスク213に、それぞれ該当する。
呼出対象決定装置は、ステップS11〜S17、ステップS21〜S27、ステップS31〜S39、ステップS41〜49、ステップS51〜S69の処理を行う。呼出対象位置提供装置は、ステップS1〜S9の処理を行う。
呼出対象位置取得手段はステップS11の処理を、時刻取得手段はステップS12の処理を、呼出可否判断手段はステップS13、S21〜S27、S31〜S39、S41〜S49の処理を、呼出情報取得手段はステップS14の処理を、位置関係算出手段はステップS51〜S61の処理を、呼出対象決定手段はステップS63〜S67の処理を、それぞれ実行する
呼出対象候補及び呼出対象は、従業員及び従業員が携帯する携帯端末27に対応する。呼出元は、テーブルT2に設置された呼出しボタン13に対応する。
呼出対象候補及び呼出対象は、従業員及び従業員が携帯する携帯端末27に対応する。呼出元は、テーブルT2に設置された呼出しボタン13に対応する。
呼出対象決定情報は従業員呼出情報に、呼出情報は、呼出しボタン13が送信するテーブルを識別するためのボタンIDを含む電波に、それぞれ対応する。
「呼出対象候補」とは、呼出対象として決定される可能性のある従業員をいい、実施例においてはレストランの全ての従業員が該当する。
「呼出対象」とは、呼出対象候補のうち呼出対象として決定されたものをいう。
「状態」とは対象のその時その時の様子をいい、対象の位置、その位置に存在する時間、移動状態及び作業状態等を含む概念である。実施例においては、各従業員の位置を示す従業員状態DBの[現在場所]列の値、その位置にいた時間を示す従業員状態DBの[今回移動時間]列及び[前回移動時間]列の値、移動状態を示す従業員状態DBの[移動状態]列の値、及び作業状態を示す従業員状態DBの[現在状態]列の値が該当する。
「移動状態」とは対象の時間的位置変化をいい、停止中、移動中の2概念に限定される概念ではない。実施例においては、各従業員の移動状態を示す従業員状態DBの[移動状態]列の値が該当する。
「属性」とは対象に与えた若しくは備わっている固有の性質・特徴をいい、絶対的なもの、場所・時間等で限定される相対的なものを含む概念である。実施例においては、各従業員が担当する担当種別が該当する。
「位置」とは、場所を特定できる情報をいい、相対的・絶対的を問わない。実施例においては、各従業員の位置を示す従業員状態DBの[現在場所]列の値、レイアウト情報DBは、[ビーコンID]列の値が該当する。
「位置関係」とは、距離的関係のみならず、方向的関係、経路的関係等、場所に基づいて導き出せる関係であればよい。実施例においては、ステップS59(図15参照)で算出した呼出しがあったテーブルと従業員との間の距離が該当する。
「距離」とは、対象物間の直線的なものだけでなく、所定の経路にしたがって計測されるものも含む概念である。実施例においては、ステップS59(図15参照)で算出した呼出しがあったテーブルと従業員との間の距離が該当する。
なお、「プログラム」とは、直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。また、プログラムによって実現される機能は、当該プログラム単独で実現されるのもであってもよく、他のプログラム(例えば、オペレーティング・システム)と共同して実現されるものであってもよい。
本発明における呼出対象決定システムの実施例を以下において説明する。
1.概要
本発明に係る呼出対象決定システム1の概要を図1に基づいて説明する。
本発明に係る呼出対象決定システム1の概要を図1に基づいて説明する。
(1)従業員は、自らの従業員IDを記憶している携帯端末27を所有している。
(2)携帯端末27は、天井に設けられた赤外線ビーコン11からビーコンIDを受信し、受信したビーコンIDを呼出対象決定サーバ21へ送信する。
(3)呼出対象決定サーバ21は、受信したビーコンIDから従業員の現在位置及び作業状態を判断し、客からの呼出しに対応できるか否かを判断する。
(4)客は、従業員を呼出したいときは、テーブル上の呼出しボタン13を押す。
(5)このとき、呼出しボタン13は、自らを一意に決定するボタンIDを送信する。
(6)呼出対象決定サーバ21は、各従業員についての客からの呼出しに対応できるか否かの判断及び呼出しがあったテーブルと各従業員との距離及び各従業員属性の一つである担当から、最も適切な従業員を決定する。
(7)呼出対象決定サーバ21は、決定した従業員に、呼出しを行った客のテーブルを知らせる。
(8)呼出対象決定サーバ21からテーブルを知らされた従業員は、知らされたテーブルの客に対応する。
これにより、呼出しに対応する従業員を決定するに当たって、その従業員が呼出し可能であるか否かといった従業員の状況、呼出しがあったテーブルと従業員との位置関係及び各従業員属性を示す担当を考慮することができる。したがって、呼出対象決定システム1は、最も効率的な呼出対象を決定することできる。
2. ハードウェア構成
2.1. 呼出対象決定システム1のハードウェア構成
本実施形態では、呼出対象決定システム1をレストランにおいて使用している。呼出対象決定システム1を使用するレストランに関して、天井側からみた平面図を図2に示す。レストランには、テーブルT1、T2、カウンターC1及び厨房K1が設けられている。また、図中に示す「まる印」は、天井に配した赤外線ビーコン11(後述)を示している。
2.1. 呼出対象決定システム1のハードウェア構成
本実施形態では、呼出対象決定システム1をレストランにおいて使用している。呼出対象決定システム1を使用するレストランに関して、天井側からみた平面図を図2に示す。レストランには、テーブルT1、T2、カウンターC1及び厨房K1が設けられている。また、図中に示す「まる印」は、天井に配した赤外線ビーコン11(後述)を示している。
呼出対象決定システム1のハードウェア構成を図3に示す。呼出対象決定システム1は、赤外線ビーコン11、呼出しボタン13、送受信機15、呼出対象決定サーバ21、携帯端末27により構成されている。
赤外線ビーコン11は、レストラン内の天井に複数配置される。また、赤外線ビーコン11は、レストラン内床面で半径8cmほどの範囲に赤外線を常に照射している。個々の赤外線ビーコン11は、自らを一意に識別可能な識別符号であるビーコンIDを有している。なお、本実施形態においては、赤外線ビーコン11の位置を示す「行−列」によってビーコンIDを表している。例えば、レストラン左上コーナーを起点とすると、最も左上コーナーに位置する赤外線ビーコン11は、1行目、1列目に存在する。よって、そのビーコンIDは「1−1」となる。同様に、テーブルT2の左上の角を照射している赤外線ビーコン11のビーコンIDは、「8−5」となる。各赤外線ビーコン11は、照射する赤外線に、ビーコンIDを乗せている。
呼出しボタン13は、各テーブルに一つ配置されている。呼出しボタン13は、ボタンが押されると、自らが配置されているテーブルを識別するためのボタンIDを含む電波を送信する。例えば、テーブルT2に設置されている呼出しボタン13は、ボタンID「T2」を送信する。
送受信機15は、呼出しボタン13、携帯端末27から電波を受け取り、呼出対象決定サーバ21へ送信する。また、送受信機15は、呼出対象決定サーバ21から指示情報を受け取り、呼出対象決定サーバ21が決定した従業員の携帯端末27に対して指示情報を送信する。
なお、赤外線ビーコン11、呼出しボタン13及び送受信機15は、一般的に使用されているものと同等のものである。従って、ハードウェア構成についての詳述は省略する。
2.2. 呼出対象決定サーバ21のハードウェア構成
呼出対象決定サーバ21は、客からの呼出しに対して最適な従業員を決定し、当該客のテーブルに向かう旨の指示情報を生成する。
呼出対象決定サーバ21は、客からの呼出しに対して最適な従業員を決定し、当該客のテーブルに向かう旨の指示情報を生成する。
呼出対象決定サーバ21のハードウェア構成を図4に基づいて説明する。呼出対象決定サーバ21は、CPU211、メモリ212、ハードディスク213、キーボード214、マウス215、ディスプレイ216、CD−ROMドライブ217及び通信回路218を備えている。
CPU211は、ハードディスク213に記録されているオペレーティング・システム(OS)、呼出対象決定サーバプログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ212は、CPU211に対して作業領域を提供する。ハードディスク213は、オペレーティング・システム(OS)、呼出対象決定サーバプログラム等その他のアプリケーション及び各種データを記録保持する。なお、ハードディスク213に記録されているデータについては後述する。
キーボード214、マウス215は、外部からの命令を受け付ける。ディスプレイ216は、ユーザーインターフェイス等の画像を表示する。CD−ROMドライブ217は、呼出対象決定サーバプログラムが記録されているCD−ROM210から呼出対象決定サーバプログラム及び他のCD−ROMからその他のアプリケーションのプログラムを読み取る等、CD−ROMからのデータの読み取りを行う。通信ボード218は、ネットワークに接続する通信回路を有しており、外部の通信機器とデータの送受信を行う。
2.3. 携帯端末27のハードウェア構成
携帯端末27は、各従業員が常時身につけている通信端末である。携帯端末27は、赤外線ビーコン11から赤外線を受信する。また、携帯端末27は、所有者である従業員の位置を送信する。さらに、携帯端末27は、呼出対象決定サーバ21からの指示を取得し、従業員へ報知する。
携帯端末27は、各従業員が常時身につけている通信端末である。携帯端末27は、赤外線ビーコン11から赤外線を受信する。また、携帯端末27は、所有者である従業員の位置を送信する。さらに、携帯端末27は、呼出対象決定サーバ21からの指示を取得し、従業員へ報知する。
携帯端末27のハードウェア構成を図5に基づいて説明する。携帯端末27は、CPU271、メモリ272、ディスプレイ273、赤外線受信回路274、及び通信回路275を備えている。
CPU271は、メモリ272に記録されている携帯端末プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ272は、CPU211に対して作業領域を提供する。また、メモリ272は、携帯端末27の所有者を一意に識別する従業員IDを記憶している。さらに、メモリ272は、赤外線ビーコン11から取得したビーコンIDを取得ビーコンIDとして記憶している。
ディスプレイ273は、ユーザーインターフェイス、呼出しが行われているテーブルの情報(ボタンID等)等を表示する。また、ディスプレイ273は、タッチパネルとして構成されており、外部からの入力を受け付ける。赤外線受信回路274は、赤外線ビーコン11からビーコンIDを含む赤外線を受信する。赤外線回路274は、赤外線センサーを内蔵しており、赤外線の照射範囲に進入すると、赤外線を受信する。通信回路275は、送受信機15を介して呼出対象決定サーバ21とデータの送受信を行う。
3. データ
ハードディスク213は、レイアウト情報データベース(レイアウト情報DB)、従業員担当情報データベース(従業員担当情報DB)、呼出可否判断テーブル、及び従業員状態データベース(従業員状態DB)を記録保持している。
ハードディスク213は、レイアウト情報データベース(レイアウト情報DB)、従業員担当情報データベース(従業員担当情報DB)、呼出可否判断テーブル、及び従業員状態データベース(従業員状態DB)を記録保持している。
3.1. レイアウト情報DB
レイアウト情報DBには、レストラン内全ての赤外線ビーコン11について、そのビーコンIDと赤外線ビーコン11が配置されているレストラン内の場所種別とが関連付けて登録されている。レイアウト情報DBの一例を図6に示す。レイアウト情報DBは、[ビーコンID]列と[場所種別]列とを有している。[ビーコンID]列には、各赤外線ビーコン11のビーコンIDが記述される。[場所種別]列には、赤外線ビーコン11が配置されているレストラン内の場所種別が記述される。
レイアウト情報DBには、レストラン内全ての赤外線ビーコン11について、そのビーコンIDと赤外線ビーコン11が配置されているレストラン内の場所種別とが関連付けて登録されている。レイアウト情報DBの一例を図6に示す。レイアウト情報DBは、[ビーコンID]列と[場所種別]列とを有している。[ビーコンID]列には、各赤外線ビーコン11のビーコンIDが記述される。[場所種別]列には、赤外線ビーコン11が配置されているレストラン内の場所種別が記述される。
例えば、図2のレストラン配置では、ビーコンID「3−1」〜「3−5」の赤外線ビーコン11は厨房K1付近に設けられる配膳受け取り場付近に配置されている。よって、図6に示すように、レイアウト情報DBでは、[ビーコンID]列に[3−1]、対応する[場所種別]列に[配膳受け取り場付近]、・・・と登録される。また、ビーコンID「6−1」〜「6−6」の赤外線ビーコン11は通路に配置されている。よって、レイアウト情報DBでは、[ビーコンID]列に[6−1]、対応する[場所種別]列に[通路]、・・・と登録される。
但し、テーブルT1、T2付近に配置されている赤外線ビーコン11については、次のようにレイアウト情報DBに登録する。まず、あるテーブル上に配置されている赤外線ビーコン11のうち代表的な一つは、そのテーブルに配置されているものとする。他の赤外線ビーコン11については、そのテーブル付近に配置されているものとする。例えば、図2に示すテーブルT1であれば、ビーコンID「10−2」の赤外線ビーコン11のみを「テーブル1」に配置された赤外線ビーコンとし、それ以外のビーコンID「9−2」などの赤外線ビーコン11は、「テーブルT1付近」に配置された赤外線ビーコンとして区別する。この場合、レイアウト情報DBには、[ビーコンID]列に[10−2]、対応する[場所種別]列に[テーブルT1]、[ビーコンID]列に[9−2]、対応する[場所種別]列に[テーブルT1付近]・・・と登録される。このように、テーブルにおいて代表的な一つの赤外線ビーコン11と他の赤外線ビーコン11とを区別してレイアウト情報DBに登録するのは、テーブルの配置されている位置を一意に決定するためである。
3.2. 従業員担当情報DB
従業員担当情報DBには、従業員の従業員IDとその従業員が担当する担当種別とが関連付けて登録されている。従業員担当情報DBの一例を図7に示す。従業員担当情報DBは、[従業員ID]列と[担当種別]列とを有している。[従業員ID]列には、各従業員の従業員IDが記述される。[担当種別]列には、従業員が担当する担当種別が記述される。例えば、従業員IDが「abc」である従業員が給仕担当である場合、図7に示すように、[従業員ID]列には「abc」が、対応する[担当種別]列には「給仕」が記述される。なお、本実施形態においては、従業員IDは重複しない英小文字3文字によって構成している。また、担当種別として、給仕担当、カウンター担当等を設定している。
従業員担当情報DBには、従業員の従業員IDとその従業員が担当する担当種別とが関連付けて登録されている。従業員担当情報DBの一例を図7に示す。従業員担当情報DBは、[従業員ID]列と[担当種別]列とを有している。[従業員ID]列には、各従業員の従業員IDが記述される。[担当種別]列には、従業員が担当する担当種別が記述される。例えば、従業員IDが「abc」である従業員が給仕担当である場合、図7に示すように、[従業員ID]列には「abc」が、対応する[担当種別]列には「給仕」が記述される。なお、本実施形態においては、従業員IDは重複しない英小文字3文字によって構成している。また、担当種別として、給仕担当、カウンター担当等を設定している。
3.3. 呼出可否判断テーブル
呼出可否判断テーブルは、従業員がいる場所と従業員の移動状態から、従業員の作業状態及び従業員が呼出し可能であるか否かを判断する際に利用するものである。呼出可否判断テーブルの一例を図8に示す。
呼出可否判断テーブルは、従業員がいる場所と従業員の移動状態から、従業員の作業状態及び従業員が呼出し可能であるか否かを判断する際に利用するものである。呼出可否判断テーブルの一例を図8に示す。
呼出可否判断テーブルは、[従業員場所]列、[従業員移動状態]列、[従業員作業状態]列、及び[従業員呼出可否]列を有している。[従業員場所]列には、従業員が作業している領域を適当にカテゴリー分けした場所が記述される。[従業員移動状態]列には、従業員の移動状況を適当にカテゴリー分けした移動状態が記述される。[従業員作業状態]列には、従業員の作業状態を適当に分類した作業状態のカテゴリーが記述される。[従業員呼出可否]列には、従業員が呼出し可能であるか否かが記述される。
例えば、図2に示したレストランでは、レストラン内の場所を「通路」、「厨房」、「テーブルT2付近」等にカテゴリー分けできる。また、従業員の就業中の移動状況を「移動中」又は「停止中」とカテゴリー分けできる。さらに、従業員の作業状況を「給仕中」、「待機中」、「接客中」・・・とカテゴリー分けできる。「通路」を「移動中」の従業員は「給仕中」と判断でき、この場合呼出しに対する対応は「不可」である。従って、図8に示すように、[従業員場所]列の値「通路」、「従業員移動状態」列の値「移動中」に関連付けて、[従業員作業状態]列の値「給仕中」、[従業員呼出可否]列の値「不可」が記述される。その他の場合も同様である。
3.4. 従業員状態DB
従業員状態DBは、従業員の現在の作業状態を登録した各従業員毎にデーターベース化したものである。従業員状態DBの一例を図9に示す。
従業員状態DBは、従業員の現在の作業状態を登録した各従業員毎にデーターベース化したものである。従業員状態DBの一例を図9に示す。
従業員状態DBは、[従業員ID]列、[現在場所]列、[今回移動時間]列、[前回移動時間]列、[移動状態]列、[現在状態]列、及び[呼出可否]列を有している。[従業員ID]列には、各従業員に与えられている従業員IDが記述される。[現在場所]列には、携帯端末27から取得したビーコンIDが記述される。[今回移動時間]列には、携帯端末27からビーコンIDを取得した時間であって、最も直近のものが記述される。[前回移動時間]列には、携帯端末27からビーコンIDを取得した時間であって、2番目に直近のものが記述される。[移動状態]列には、各従業員がどういう移動状態にあるのかを、呼出可否判断テーブルの記述の際にカテゴリー分けした移動状態に従って記述される。[現在状態]列には、[現在場所]列の値及び[移動状態]列の値を検索キーとして呼出可否判断テーブルから取得された作業状態が記述される。[呼出可否]列には、[現在場所]列の値及び[移動状態]列の値を検索キーとして呼出可否判断テーブルから取得された呼出可否が記述される。
例えば、従業員ID「abc」を有する従業員がビーコンID「6−4」を有する赤外線ビーコン11の照射範囲からビーコンID「6−3」を有する赤外線ビーコン11の照射範囲に移動中であるとする。この場合、呼出対象決定サーバ21は、その従業員の携帯端末27からビーコンID「6−3」を取得する。今回のビーコンID「6−3」を取得した時間が15時52分33秒であり、前回のビーコンID「6−4」を取得した時間が15時52分23秒であったとする。この場合、[従業員ID]列の値「abc」に関連付けて、[現在場所]列に値「6−3」が、[今回移動時間]列に値「15:52:33」が、[前回移動時間]列に「15:52:23」が、それぞれ記述される。[移動状態]列には、値「移動中」が記述される。なお、従業員の移動状態を判断する方法については後述する。[現在状態]列及び[呼出可否]列については、以下のようにして取得した値が記述される。まず、[現在場所]列の値「6−3」に基づいてレイアウト情報DB(図6参照)の「場所種別」列から値「通路」を取得する。次に、取得した「通路」及び[移動状態]列の値「移動中」に基づいて呼出可否判断テーブル(図8参照)の[従業員作業状態]列から値「給仕中」及び[従業員呼出可否]列の値「不可」を取得する。取得した値「給仕中」及び「不可」が、それぞれ[現在状態]列及び[呼出可否]列に記述される。
4. 携帯端末27及び呼出対象決定サーバ21の動作
4.1. 携帯端末27の動作
携帯端末27の動作を図10に示すフローチャートに基づいて説明する。携帯端末27のCPU271は、赤外線ビーコン11からビーコンIDを含む赤外線を、赤外線受信回路274(図5参照)を介して取得すると(S1)、受信した赤外線からビーコンIDを抽出する(S3)。CPU271は、抽出したビーコンIDと現在メモリ272に記憶しているビーコンIDである取得ビーコンIDとが同じであるか否かを判断する(S5)。取得ビーコンIDと抽出したビーコンIDとが異なる場合は、CPU271は、今回取得したビーコンIDを、これまでメモリ272に記憶していた取得ビーコンIDに代えて、新たな取得ビーコンIDとしてメモリ272に記憶する(S7)。CPU271は、記憶した取得ビーコンID及びメモリ272に記憶している従業員IDを送信する(S9)。
4.1. 携帯端末27の動作
携帯端末27の動作を図10に示すフローチャートに基づいて説明する。携帯端末27のCPU271は、赤外線ビーコン11からビーコンIDを含む赤外線を、赤外線受信回路274(図5参照)を介して取得すると(S1)、受信した赤外線からビーコンIDを抽出する(S3)。CPU271は、抽出したビーコンIDと現在メモリ272に記憶しているビーコンIDである取得ビーコンIDとが同じであるか否かを判断する(S5)。取得ビーコンIDと抽出したビーコンIDとが異なる場合は、CPU271は、今回取得したビーコンIDを、これまでメモリ272に記憶していた取得ビーコンIDに代えて、新たな取得ビーコンIDとしてメモリ272に記憶する(S7)。CPU271は、記憶した取得ビーコンID及びメモリ272に記憶している従業員IDを送信する(S9)。
CPU271は、ステップS5において、取得ビーコンIDと抽出したビーコンIDとが同じであると判断した場合には、抽出したビーコンIDについてはメモリ272記憶することなく破棄する。
このような、携帯端末27の動作を、図2に示すように、点線三角印から実線三角印へ移動している従業員を例に説明する。従業員(ID:abc)は、ビーコンID「6−3」を持つ赤外線ビーコン11の照射範囲を離れ、ビーコンID「7−3」を持つ赤外線ビーコン11の照射範囲にさしかかろうとしている。従業員(ID:abc)が携帯している携帯端末27のメモリ272には、従業員ID「abc」が記憶されている。さらに、メモリ272には、従業員がビーコンID「7−3」を持つ赤外線ビーコン11の照射範囲にさしかかる前においては、取得ビーコンID「6−3」が記憶されている。
従業員(ID:abc)がビーコンID「7−3」の赤外線ビーコン11の照射範囲に入ると、従業員(ID:abc)が携帯している携帯端末27の赤外線受信回路274は、赤外線ビーコン11からビーコンID「7−3」を含む赤外線を受信する。CPU271は、赤外線ビーコン11から赤外線を取得したと判断すると、受信した赤外線からビーコンID「7−3」を抽出する。
CPU271は、メモリ272に記憶している取得ビーコンID「6−3」と抽出したビーコンID「7−3」とが同じであるか否かを判断する。ビーコンID「7−3」は、取得ビーコンID「6−3」と異なるので、CPU271は、抽出したビーコンID「7−3」を、これまでの取得ビーコンID「6−3」に代えて、新たな取得ビーコンIDとしてメモリ272に記憶する。その後、CPU271は、メモリ272に記憶している取得ビーコンID「7−3」及び従業員ID「abc」を通信回路275(図5参照)を介して呼出対象決定サーバ21へ送信する。
4.2. 呼出対象決定サーバ21の動作
呼出対象決定サーバ21の動作の概要を図11を用いて説明する。呼出対象決定サーバ21のCPU211は、送受信機15(図3参照)を経由して、従業員の位置を示すビーコンID及び従業員IDを取得したと判断すると(S11)、取得した時刻を時計回路219(図4参照)より取得する(S12)。
呼出対象決定サーバ21の動作の概要を図11を用いて説明する。呼出対象決定サーバ21のCPU211は、送受信機15(図3参照)を経由して、従業員の位置を示すビーコンID及び従業員IDを取得したと判断すると(S11)、取得した時刻を時計回路219(図4参照)より取得する(S12)。
ステップS11において取得した従業員の今回のビーコンID、及びステップS12において取得した今回の時刻、及び、当該従業員の前回のビーコンIDと前回の時刻に基づいて、従業員が呼出し可能であるか否かを従業員毎に判断する(S13)。
呼出元であるテーブルに設置されている呼出ボタンのボタンIDを取得すると(S14)、従業員の属性を取得し(S15)、取得したボタンID及び取得した従業員の今回のビーコンIDに基づいて、テーブルと従業員との間の位置関係を示す距離を算出し(S16)、取得した属性及び算出した距離に基づいて、ステップS13で呼出し可能と判断した従業員の中から一の呼出対象となる従業員を決定する(S17)。以下において、従業員の呼出可否判断処理(S13)、従業員の属性取得処理(S16)、テーブルと従業員との間の距離の算出処理(S15)、及び呼び出す従業員の決定処理(S17)について詳述する。
4.2.1 従業員の呼出可否判断処理
図11における従業員の呼出可否判断処理(S13)は、さらに従業員状態DBの更新処理、従業員状態判断処理及び呼出可否判断処理に大別される。
図11における従業員の呼出可否判断処理(S13)は、さらに従業員状態DBの更新処理、従業員状態判断処理及び呼出可否判断処理に大別される。
4.2.1.1. 従業員状態DBの更新処理
図12を用いて、呼出対象決定サーバ21のCPU211が従業員状態DBを更新する処理を説明する。
図12を用いて、呼出対象決定サーバ21のCPU211が従業員状態DBを更新する処理を説明する。
CPU211は、ステップS11(図11参照)で取得した従業員IDを検索キーとして、従業員状態DBの[従業員ID]列を検索する(S21)。検索した従業員IDに対応する[現在場所]列をステップS11で取得したビーコンIDで更新する(S23)。
また、CPU211は、ステップS21で検索した従業員IDに対応する[前回移動時刻]列の時刻を、この段階で[今回移動時刻]列に記録されている時刻で更新する(S25)。さらに、CPU211は、[今回移動時刻]列の時刻をステップS12(図11参照)で取得した時刻で更新する(S27)。
このような、呼出対象決定サーバ21の動作を、前述の図2の例に基づいて説明する。従業員(ID:abc)がビーコンID「6−3」を持つ赤外線ビーコン11の照射範囲を離れ(点線三角印)、ビーコンID「7−3」を持つ赤外線ビーコン11の照射範囲にさしかかろうとしている(実線三角印)。従業員(ID:abc)がビーコンID「7−3」を持つ赤外線ビーコン11の照射範囲にさしかかる直前の従業員状態DBが図9に示すものであるとする。
呼出対象決定サーバ21の通信回路218は、電波送受信機15を経由して、携帯端末27からビーコンID「7−3」、従業員ID「abc」を受信する。CPU211は、ビーコンID「7−3」、従業員ID「abc」を受信したと判断すると、受信した時刻を時計回路219から取得する。この時刻が、15時52分35秒であったとする。
CPU211は、従業員状態DBの[従業員ID]列を検索し、取得した従業員ID「abc」に対応する[現在場所]列を「7−3」に更新する。又、CPU211は、[前回移動時刻]列の値「15:52:23」をこの段階での[今回移動時刻]列の値「15:52:33」で更新する。さらに、CPU211は、[今回移動時刻]列の値「15:52:33」を、赤外線の受信時刻「15:52:35」で更新する。
4.2.1.2. 従業員状態判断処理
図13を用いて、呼出対象決定サーバ21のCPU211がビーコンID及び従業員IDを取得した時刻に基づいて、従業員の移動状態を判断する処理について説明する。
図13を用いて、呼出対象決定サーバ21のCPU211がビーコンID及び従業員IDを取得した時刻に基づいて、従業員の移動状態を判断する処理について説明する。
CPU211は、ステップS21〜S27で更新した従業員状態DBから、ステップS11で取得した従業員IDに対応する[今回移動時刻]列の値及び[前回移動時刻]列の値を取得する(S31)。CPU211は、取得した時刻の差を算出する(S33)。
そして、CPU211は、ステップS33で算出した時刻の差が所定の闘値以下であるか否かを判断する(S35)。CPU211は、算出した時刻の差が所定の閾値以下であると判断すれば、当該従業員は「移動中」と判断し、従業員状態DBにおける対応する従業員IDの[移動状態]列を「移動中」に更新する(S37)。一方、算出した時刻差が所定の閾値より大きければ、当該従業員は「停止中」と判断し、[移動状態]列を「停止中」に更新する(S39)。
このような呼出対象決定サーバ21の動作を、前述の例に基づいて示す。呼出対象決定サーバ21のCPU211は、従業員状態DBの[今回移動時刻]列に登録されているビーコンID「7−3」を受信した時刻「15時52分33秒」と、[前回移動時刻]列に記録されている「15時52分23秒」との差を算出する。CPU211は差を「10秒」と算出する。CPU211は、ハードディスク213に記録されている閾値「15秒」を取得する。そして、算出した差「10秒」が閾値「15秒」以下であるか否かを判断する。CPU211は、閾値以下であると判断すると、つまり、従業員ID「abc」である従業員は連続して移動していると判断すると、従業員状態DBの該当する[移動状態]列を「移動」に更新する。
4.2.1.3. 呼出可否判断処理
次に、図14を用いて、CPU211が従業員の現在の場所及び従業員の移動状態から、その従業員が呼出し可能な状態にあるか否かを判断する処理(呼出可否判断処理)を説明する。
次に、図14を用いて、CPU211が従業員の現在の場所及び従業員の移動状態から、その従業員が呼出し可能な状態にあるか否かを判断する処理(呼出可否判断処理)を説明する。
CPU211は、従業員状態DB(図9参照)から、ステップS21で取得した従業員IDに対応する[現在場所]列の値を取得する(S41)。CPU211は、取得した[現在場所]列の値、つまり従業員が現在いる場所を示すビーコンIDを検索キーとして、レイアウト情報DB(図6参照)の[ビーコンID]列を検索し、検索したビーコンIDに対応する[場所種別]列の値を取得する(S43)。
CPU211は、従業員状態DB(図9参照)から、ステップS21で取得した従業員IDに対応する[移動状態]列の値を取得する(S45)。CPU211は、従業員状態DBから、ステップS43で取得した[場所種別]列の値及びステップS45で取得した[移動状態]列の値を検索キーとして、呼出可否判断テーブル(図8参照)の[従業員場所]列及び[従業員移動状態]列を検索し、対応する[従業員作業状態]列の値及び[従業員呼出可否]列の値を取得する(S47)。
そして、CPU211は、取得した現在状態及び呼出可否に基づいて、従業員状態DBにおいて、ステップS21で取得した従業員IDに対応する[現在状態]列及び[呼出可否]列の値を、ステップS47で取得した[従業員作業状態]列の値及び[従業員呼出可否]列の値で更新する(S49)。
このような呼出対象決定サーバ21の動作を、前述の例に基づいて示す。CPU211は、図9に示す従業員状態DBから、従業員ID「abc」に対応する[現在場所]列の値「6−3」を取得する。CPU211は、取得した[現在場所]列の値「6−3」に基づいてレイアウト情報DB(図6参照)を検索し、[ビーコンID]列の値「6−3」に対する[場所種別]列の値「通路」を取得する。図9に示す従業員状態DBから、従業員ID「abc」に対応する[移動状態]列の値「移動中」を取得する。CPU211は、取得した「通路」及び「移動中」を検索キーとして、呼出可否判断テーブルを検索する。そして、CPU211は、[現在場所]列の値「通路」及び[移動状態]列の値「移動中」に対応する[従業員作業状態]列の値「給仕中」及び[従業員呼出可否]列の値「不可」を取得する。CPU211は、取得した「給仕中」及び「不可」に基づいて、従業員状態DBの、従業員ID「abc」の[現在状態]列を「給仕中」に、[呼出可否]列を「不可」にそれぞれ更新する。
4.2.2 従業員の属性取得処理、距離算出処理及び呼出対象決定処理
次に、図15を用いて、あるテーブルに座っている客が、呼出ボタン13によつて、従業員を呼出した場合の呼出対象決定サーバ21の従業員の属性取得処理、距離算出処理及び呼出対象決定処理を説明する。
次に、図15を用いて、あるテーブルに座っている客が、呼出ボタン13によつて、従業員を呼出した場合の呼出対象決定サーバ21の従業員の属性取得処理、距離算出処理及び呼出対象決定処理を説明する。
各テーブルに置かれている呼出ボタン13は、自らを一意に識別するボタンIDを有している。呼出しボタン13は、ボタンが押されると、ボタンIDを含む電波を送信する。
呼出対象決定サーバ21のCPU211は、送受信器15経由で、ボタンIDを受信したと判断すると(S51)、従業員担当情報DB(図7参照)の[担当種別]列を検索し、取得したボタンIDに対応可能な[担当種別]に対応する[従業員ID]列の値を全て取得する(S53)。CPU211は、従業員状態DB(図9参照)から、ステップS53で取得した[従業員ID]の値毎に、対応する[現在場所]列の値を取得する(S55)。
次に、CPU211は、ステップS51で取得したボタンIDを検索キーとして、レイアウト情報DB(図6参照)の[場所種別]列を検索し、対応する[ビーコンID]列の値を取得する(S57)。
CPU211は、ステップS57で取得した[ビーコンID]列の値とステップS55で取得した[現在場所]列の値とに基づいて、呼出しがあったテーブルと従業員との間の距離を算出する(S59)。CPU211は、取得したビーコンIDに関して第1項同士、第2項同士の差を算出した後、三平方の定理を利用して両者間の距離を算出する。
CPU211は、ステップS53で取得した従業員IDの全てについて、ステップS55〜ステップS59までの処理を行う(S61)。
CPU211は、ステップS59で算出した距離が最小となる従業員の従業員IDを取得する(S63)。そして、CPU211は、取得した従業員IDを検索キーとして、従業員状態DB(図9参照)の[呼出可否]列の値を取得する(S65)。CPU211は、取得した[呼出可否]列の値が「可」であるか否かを判断する(S67)。CPU211は、取得した[呼出可否]列の値が「可」であると判断した場合は、通信回路218(図4参照)及び送受信機15(図3参照)を介して、ステップS63で取得した従業員IDに対応する従業員が携行している携帯端末27に対して、所定のテーブルへの対応を促す従業員呼出情報を送信する(S69)。
CPU211は、ステップS67において、取得した[呼出可否]列の値が「可」でないと判断した場合は、ステップS59で算出した距離が次に最小となる従業員の従業員IDについて、ステップS63〜ステップS67までの処理を繰り返す。
従業員が携行している携帯端末のCPU271は、通信回路275を介して呼出対象決定サーバ21からの従業員呼出情報を受信すると、ディスプレイ273に受信した従業員呼出情報の内容を表示する。
次に、呼出対象決定サーバ21の処理をテーブルT2に座っている客から呼出しがあった場合を例に示す。
テーブルT2に置かれている呼出ボタンは、ボタンが押されると、ボタンID「テーブルT2」を送信する。
呼出対象決定サーバ21のCPU211は、ボタンID「テーブルT2」を受信したと判断すると、「テーブルT2に最も近くて、呼出可能な担当種別が給仕担当である従業員」を最適な従業員と判断し、その従業員に対して、テーブルT2に向かうよう指示を出す処理を行う。CPU211は、各従業員の担当を従業員担当情報DB(図7参照)の[担当種別]列の値から、各従業員を担当を調べる。これにより、各従業員がテーブルT2(ボタンID「テーブルT2」)に対応可能な担当([担当種別]の値)であるか否かを判断する。図7に示すように、従業員ID「ghi」の従業員に対応する[担当情報]列の値は「カウンター」である。よって、テーブルの客に対する呼出には対応しない。呼出候補となる従業員は、「担当種別」列の値が「給仕」となっている従業員ID「abc」の従業員、従業員ID「def」の従業員・・・である。
CPU211は、テーブルT2と呼出候補となった従業員との距離を算出する。距離の算出においては、各従業員の現在位置に関するビーコンID及びテーブルT2を代表するビーコンIDを用いる。従業員ID「def」の従業員の現在位置を示すビーコンIDは、従業員状態DBの「現在場所」列の値より取得する。従業員ID「abc」である従業員の現在位置は、図9に示す従業員状態DBの「現在場所」列の値より「6−3」である。
レストラン内の設備を代表するビーコンIDは、レイアウト情報DB(図6参照)の[ビーコンID]列の値より取得する。図6より、テーブルT2を代表するビーコンIDは、[場所種別]列の値が取得したボタンID「テーブルT2」と一致する[ビーコンID]列の値「10−6」である。なお、ビーコンIDの第1項、第2項は、図2に示す赤外線ビーコン配列における行番号、列番号をそれぞれ表示している。第1項の差は行の差であり、10−6=4となる。また、第2項の差は列の差となり6−3=3となる。よって、従業員ID「abc」の従業員の現在の位置とテーブルT2との間の距離は、三平方の定理より、(4)2+(3)2=25と算出できる。なお、両者間の距離は、実際には、算出した距離の平方根となるが、距離の大小は、二乗値で判断できることから、平方根の算出は行っていない。
従業員ID「ghi」の従業員・・・についても、同様に距離の算出を行う。このような距離の算出を行った結果を図16に示す。
CPU211は、まず、距離の算出結果が最小である従業員ID「def」を抽出する。そして、抽出した従業員ID「def」の従業員が呼出し可能か否かを判断すべく、従業員状態DBにおける従業員ID「def」に対応する[呼出可否]列の値を取得する。従業員ID「def」に対応する[呼出可否]列の値は、「不可」である。よって、従業員ID「def」の従業員については呼出しを行わない。
そして、2番目に距離の算出結果が小さい従業員ID「ghi」を抽出する。同様に「呼出可否」列の値を取得すると、「可」である。従って、従業員ID「ghi」の従業員に対して、テーブルT2のからの呼出しに対応する旨を伝える。
〔その他の実施例〕
〔その他の実施例〕
前述の実施例1においては、従業員の位置を提供する構成として、赤外線ビーコン11及び携帯端末27を示したが、従業員の位置を提供できるものであればこれに限定されない。例えば、GPSを利用して従業員の位置を提供するようにしてもよい。また、レストラン内にカメラを設け、画像処理により従業員の位置を提供するようにしてもよい。
また、前述の実施例1においては、赤外線ビーコン11をマトリックス状に配置し、各赤外線ビーコン11を一意に決定するものとしたが、各赤外線ビーコン11の位置を一意に決定できるものであればこれに限定されない。赤外線ビーコン11がマトリックス状に配置されておらず、ビーコンIDがその赤外線ビーコン11が存在する行と列とに基づいていない場合、「ビーコンID」と、「ビーコンが存在する位置」の対応を格納したDBなどを用いるようにしてもよい。
さらに、前述の第1の実施例においては、呼出対象決定サーバ21のハードディスク213(図4参照)に、従業員状態DB等のデータを記憶するようにしたが、別にデータベースサーバを設けオンラインで接続するようにしてもよい。
さらに、前述の実施例1においては、判断に呼出可否判断テーブルを利用して、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断したが、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断できるのであればこれに限定されない。例えば、呼出対象候補の前回の位置と今回の位置、及び呼出対象候補の位置を取得した前回の時刻と今回の時刻に基づく条件式を記憶しておき、当該条件式に取得した各値を代入することによって、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを判断するようにしてもよい。
さらに、前述の第1の実施例においては、従業員の位置の変化及び時間の変化により移動状態等の従業員の状態を判断したが、従業員の状態を判断できるものであれば、これに限定されない。例えば、加速度センサー等を有する装置を従業員が有し、当該装置から移動状態、位置、作業状態等の従業員の状態を把握できるデータを受け取るようにしてもよい。また、当該装置自身が従業員の状態を判断できるのであれば、その判断を受け取るようにしてもよい。このような装置を利用する場合には、赤外線ビーコン11(図3参照)、赤外線回路274(図5参照)等を設置する必要がなくなる。
さらに、前述の実施例1においては、従業員の移動状態(図8参照)と従業員の位置とに基づき、従業員の呼出可否を判断しているが、従業員の移動状態のみによって判断するようにしてもよい。また、従業員の位置のみによって判断するようにしてもよい。さらに、別の要素との組合せにより判断するようにしてもよい。例えば、呼出しがあった時間帯等も考慮するようにしてもよい。
さらに、前述の実施例1においては、位置関係として距離を示したが、呼出元の位置と呼出対象候補の位置との間の位置関係を示すものであればこれに限定されない。例えば、呼出対象候補と呼出元との間の経路や方向等であってもよい。また、それらと距離とを組み合わせたものであってもよい。
さらに、前述の実施例1においては、距離の大小によって、呼出対象を決定したが、これに限定されない、例えば、呼出対象候補の移動速度を考慮し、距離と移動速度とから、呼出対象候補が呼出元までたどり着く時間を位置関係に含めてもよい。この場合、従業員の移動距離を従業員状態DB(図9参照)の[現在位置]列の今回の値と前回の値から算出し、移動時間を[今回移動時間]列及び[前回移動時間]列の値から、それぞれ算出することによって、呼出対象候補の速度を算出することができる。
さらに、前述の実施例1においては、距離が最小となる従業員を呼出対象として決定したが、最小となる従業員が2人いた場合には、従業員ID昇順等によって、1人に決定してもよい。
さらに、前述の実施例1においては、呼出対象として1人の従業員を決定しているが、複数の従業員を決定するようにしてもよい。つまり、条件に合致する従業員が複数いれば、その従業員全てを呼出対象として決定してもよい。
さらに、前述の実施例1においては、従業員の状態である従業員の移動状態及び従業員の位置に基づいて呼出可否の判断を行ったが、従業員の状態に基づいて呼出可否の判断を行えるものであれば、これに限定されない。例えば、従業員の移動状態、位置に属性を加えて、呼出可否の判断するようにしてもよい。この場合、もともと呼出しには対応できないキッチン担当、マネージャー等を呼出可否の判断において、呼び出し不可とするようにすればよい。
また、移動状態と属性とに基づいて、呼出可否の判断するようにしてもよい。この場合、従業員の現在の位置には関係なく、移動状態と属性とによって呼出可否の判断を行う。例えば、ある従業員が移動中であり、かつ、給仕担当であれば呼び出し「可」とするが、移動中でもカウンター担当であれば呼び出し「不可」とする。さらに、位置と属性とに基づいて、呼出可否の判断するようにしてもよい。この場合、従業員の移動状態には関係なく、位置と属性とによって呼出可否の判断を行う。例えば、ある従業員が通路にいて、かつ、給仕担当であれば呼び出し「可」とするが、通路にいてカウンター担当であれば呼び出し「不可」とする。さらに、移動状態のみ、位置のみ、属性のみに基づいて、呼出可否の判断するようにしてもよい。
また、移動状態、位置、属性の組合せに基づく呼出可否の判断においては、いずれを先行させてもよい。例えば、移動状態と属性との組合せに基づいて呼出可否の判断を行う場合、移動状態に基づく呼出可否の判断を行った後に、属性に基づく呼出可否の判断を行うようにしてもよい。また、その逆でもよい。
さらに、前述の実施例1においては、呼び出し「可」と判断された従業員と呼び出しがあったテーブルとの位置関係及び従業員の属性である担当に基づいて呼出対象の決定を行ったが、呼出対象の決定を行えるものであれば、これに限定されない。例えば、従業員と呼び出しがあったテーブルとの位置関係のみで、呼出対象の決定を行うようにしてもよい。この場合、従業員の担当はともかく、呼び出しがあったテーブルに最も距離的に近い従業員を呼出対象として決定すればよい。また、属性のみで、呼出対象の決定を行うようにしてもよい。この場合、従業員と呼び出しがあったテーブルとの位置関係はともかく、給仕担当の従業員を呼出対象として決定すればよい。
さらに、前述の第1の実施例においては、呼出対象の決定処理においては、呼び出し可能と判断された従業員に対して、単純に最も距離が近いものを呼出対象として決定しているが、従業員の属性、従業員の位置、その時の時間等により、距離を判断する基準を変更するようにしてもよい。例えば、呼び出し可能と判断された従業員が給仕担当であった場合には距離○メートル以内にいるものについて最も距離が近いものを呼出対象として決定し、その他の従業員であれば距離△メートル以内のものについて最も距離が近いものを呼出対象として決定するようにしてもよい。また、午前中ならば○メートル以内、深夜ならば△メートル以内というように、時間により変更するようにしてもよい。
さらに、前述の第1の実施例においては、レイアウト情報DBの一例を図6に、従業員担当情報DBの一例を図7に、呼出可否判断テーブルの一例を図8に、従業員状態DBの一例を図9に、それぞれ示したが、例示のデータベース構造に限定されない。例えば、各DBの正規化作業によって、適当に細分化したデータベース構造としてもよい。
さらに、前述の実施例1においては、呼出対象決定サーバ21のCPU211は、アプリケーションのロジックとして、最適な従業員を「テーブルT2に最も近くて、呼出可能な担当種別が給仕担当である従業員」と定義している。しかし、予め用意されているボタンIDと対応可能担当との定義テーブルによって、ボタンIDによって特定される各テーブル等について、どの担当が対応可能か否かを判断するようにしてもよい。
さらに、前述の実施例1においては、呼出情報を提供する呼出情報提供装置として、呼出元の位置を示すボタンIDを送信する呼出しボタン13を例示したが、呼出元が呼出を行っている旨を示す呼出情報を提供するものであればこれに限定されない。例えば、赤外線センサー等によって呼出情報を提供するようにしてもよい。呼出しボタン13は当該ボタンを押す等の人間の直接的な作用によって呼出情報を提供するものであるが、赤外線センサー等は直接的な作用がなくとも、人の接近などの間接的な作用によって呼出情報を提供することができる。このような、呼出情報提供装置を、例えば、レストランの入り口に配置しておくことによって、来客に対して、適切な従業員を適時に対応させることができる。なお、入り口に等の固定した場所に赤外線センサー等の呼出情報提供装置を配置する場合には、呼出情報に呼出元の位置を含める必要はなくなる。実施例1において、呼出対象決定装置に予め赤外線センサー等の位置情報を保持させておくことによって、呼出元の位置を含まない呼出情報を利用する呼出対象決定システムを実現することができる。
さらに、前述の実施例1においては、呼出対象決定システム1を適用する場所として屋内の比較的小さな範囲を占めるレストランを示したが、呼出対象を決定する必要がある場所であればこれに限定されない。例えば、巨大な倉庫であってもよい。また、屋外であってもよい。例えば、呼出対象決定システム1をタクシーの配車に適用する場合では、一般的な都市が適用場所となる。
さらに、前述の実施例1においては、呼出対象決定サーバプログラム等のプログラムが記録される記録媒体としてCD−ROMを例示したが、プログラムを記録できるものであればこれに限定されない。なお、「記録媒体」とは、プログラムを記録したROM、RΑM、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード、ハードディスク等の記録媒体をいう。CD−ROMやメモリ等のような形態で記録を行うものだけでなく、通信回線、搬送波等のように、その状態を変化させながら記録内容を伝達するようなものも含む概念である。また、CPUに接続されて、記録されたプログラムが直接的に実行されるハードディスクのような記録媒体だけでなく、一旦、ハードディスク等にインストールした後に実行されるプログラムを記録したCD−ROM等の記録媒体を含む概念である。
1・・・・・呼出対象決定システム
11・・・・・赤外線ビーコン
13・・・・・呼出しボタン
15・・・・・送受信機
21・・・・・呼出対象決定サーバ
27・・・・・携帯端末
11・・・・・赤外線ビーコン
13・・・・・呼出しボタン
15・・・・・送受信機
21・・・・・呼出対象決定サーバ
27・・・・・携帯端末
Claims (22)
- 呼出対象候補の状態を提供する呼出対象状態提供装置、
呼出元が呼出しを行っている旨を示す呼出情報を提供する呼出情報提供装置、
呼出元からの呼出しに対して最適な呼出対象を決定する呼出対象決定装置、
を有する呼出対象決定システムにおいて、
前記呼出対象決定装置は、
呼出対象候補の状態を取得する呼出対象状態取得手段、
呼出対象状態取得手段より取得した呼出対象候補の状態に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する呼出可否判断手段、
呼出情報を取得する呼出情報取得手段、
前記呼出情報取得手段から呼出情報を取得すると、呼出対象候補に対する呼出し可能であるか否かの判断に基づいて、呼出対象候補から呼出対象を決定する呼出対象決定手段、
を特徴とする呼出対象決定システム。 - 呼出対象候補の状態を取得する呼出対象状態取得手段、
呼出対象状態取得手段より取得した呼出対象候補の状態に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する呼出可否判断手段、
呼出情報を取得する呼出情報取得手段、
前記呼出情報取得手段から呼出情報を取得すると、呼出対象候補に対する呼出し可能であるか否かの判断に基づいて、呼出対象候補から呼出対象を決定する呼出対象決定手段、
を有する呼出対象決定装置。 - 請求項1に係る呼出対象決定システム又は請求項2に係る呼出対象決定装置のいずれかにおいて、
前記呼出対象状態取得手段は、
呼出対象候補の位置及び呼出対象候補の位置を取得した時の時刻を取得し、
前記呼出可否判断手段は、
取得した呼出対象候補の前回の位置と今回の位置、及び取得した前回の時刻と今回の時刻に基づいて呼出対象候補の移動状態を判断し、
判断した呼出対象候補の移動状態に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断すること、
を特徴とするもの。 - 請求項3に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、
前記呼出可否判断手段は、
判断した呼出対象候補の移動状態及び呼出対象状態取得手段から取得した呼出対象候補の位置に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断すること、
を特徴とするもの。 - 請求項4に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、さらに、
呼出対象候補の属性を記憶する属性記憶手段、
を有し、
前記呼出可否判断手段は、
判断した呼出対象候補の移動状態、呼出対象状態取得手段から取得した呼出対象候補の位置及び前記属性記憶手段より取得した属性に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断すること、
を特徴とするもの。 - 請求項3に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置において、さらに、
呼出対象候補の属性を記憶する属性記憶手段、
を有し、
前記呼出可否判断手段は、
判断した呼出対象候補の移動状態及び前記属性記憶手段より取得した属性に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断すること、
を特徴とするもの。 - 請求項1に係る呼出対象決定システム又は請求項2に係る呼出対象決定装置のいずれかにおいて、
前記呼出対象状態取得手段は、
呼出対象候補の位置を取得し、
前記呼出可否判断手段は、
取得した呼出対象候補の位置に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断すること、
を特徴とするもの。 - 請求項7に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、さらに、
呼出対象候補の属性を記憶する属性記憶手段、
を有し、
前記呼出可否判断手段は、
取得した呼出対象候補の位置及び前記属性記憶手段より取得した属性に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断すること、
を特徴とするもの。 - 呼出対象候補の属性を記憶する属性記憶手段、
属性記憶手段より取得した呼出対象候補の属性に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する呼出可否判断手段、
呼出情報を取得する呼出情報取得手段、
前記呼出情報取得手段から呼出情報を取得すると、呼出対象候補に対する呼出し可能であるか否かの判断に基づいて、呼出対象候補から呼出対象を決定する呼出対象決定手段、
を有する呼出対象決定装置。 - 請求項1〜9に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、
前記呼出可否判断手段は、
呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断する際に、呼出可否判断テーブルを利用するものであって、
前記呼出可否判断テーブルは、
呼出対象候補の移動状態と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の位置と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の属性と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の移動状態及び呼出対象候補の属性と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の位置及び呼出対象候補の属性と呼出可否の判断とを関連付けたもの、呼出対象候補の移動状態、呼出対象候補の位置及び呼出対象候補の属性と呼出可否の判断とを関連付けたもの、のいずれかであること、
を特徴とするもの。 - 請求項1に係る呼出対象決定システム又は請求項2に係る呼出対象決定装置のいずれかにおいて、
前記呼出情報は、呼出元の位置を含み、
前記呼出対象決定手段は、
前記呼出情報取得手段から呼出情報を取得すると、取得した呼出情報における呼出元の位置及び呼出対象候補に対する呼出し可能であるか否かの判断に基づいて、呼出対象候補から呼出対象を決定すること、
を特徴とするもの。 - 請求項11に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、さらに、
前記呼出対象決定手段は、
前記呼出情報取得手段から呼出情報を取得すると、取得した呼出情報における呼出元の位置及び取得した呼出対象候補の今回の位置に基づいて、呼出元と呼出対象候補との間の位置関係を算出し、
算出した位置関係に基づいて、前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定すること、
を特徴とするもの。 - 請求項12に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、さらに、
呼出対象候補の属性を記憶する属性記憶手段、
を有し、
前記呼出対象決定手段は、
前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を前記属性記憶手段から取得し、
算出した位置関係および取得した属性に基づいて、前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定すること、
を特徴とするもの。 - 請求項1に係る呼出対象決定システム又は請求項2に係る呼出対象決定装置のいずれかにおいて、さらに、
呼出対象候補の属性を記憶する属性記憶手段、
を有し、
前記呼出対象決定手段は、
前記呼出情報取得手段から呼出情報を取得すると、前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を前記属性記憶手段から取得し、取得した属性に基づいて、前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定すること、
を特徴とするもの。 - 請求項9に係る呼出対象決定装置において、
前記呼出対象決定手段は、
前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を前記属性記憶手段から取得し、
取得した属性に基づいて、前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定すること、
を特徴とする呼出対象決定装置。 - 請求項15に係る呼出対象決定装置において、さらに、
呼出対象候補の位置を取得する呼出対象状態取得手段、
を有し、
前記呼出対象決定手段は、
前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を前記属性記憶手段から取得し、
算出した位置関係および取得した属性に基づいて、前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定すること、
を特徴とする呼出対象決定装置。 - 請求項12、13、16に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、
前記位置関係は、呼出元と呼出対象候補との間の距離であること、
を特徴とするもの。 - 請求項17に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、
算出した距離に基づいて、前記呼出可否判断手段によって呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から、算出した距離が最小となるものを呼出対象として決定すること、
を特徴とするもの。 - 請求項11〜18に係る呼出対象決定システム又は呼出対象決定装置のいずれかにおいて、さらに、
決定した呼出対象に対して、呼出元の位置を提供すること、
を特徴とするもの。 - 呼出元からの呼出しに対して最適な呼出対象を決定する呼出対象決定プログラムであって、
前記呼出対象決定プログラムは、
コンピュータに対して、
呼出対象候補の位置及び呼出対象候補の位置を取得した時の時刻を取得させるステップ、
取得した呼出対象候補の前回の位置と今回の位置、及び取得した前回の時刻と今回の時刻に基づいて呼出対象候補の移動状態を判断させるステップ、
判断した呼出対象候補の移動状態に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断させるステップ、
呼出元が呼出しを行っている旨を示す呼出情報を取得させるステップ、
呼出情報を取得すると、呼出対象候補に対する呼出し可能であるか否かの判断に基づいて、呼出対象候補から呼出対象を決定するステップ、
を実行させる呼出対象決定プログラム。 - 呼出元からの呼出しに対して最適な呼出対象を決定する呼出対象決定プログラムであって、
前記呼出対象決定プログラムは、
コンピュータに対して、
呼出対象候補の位置及び呼出対象候補の位置を取得した時の時刻を取得させるステップ、
取得した呼出対象候補の状態に基づいて、呼出対象候補が呼出し可能であるか否かを呼出対象候補毎に判断させるステップ、
呼出元が呼出しを行っている旨を示す呼出情報であって、呼出元の位置を含むものを取得させるステップ、
呼出情報を取得すると、取得した呼出情報における呼出元の位置及び取得した呼出対象候補の今回の位置に基づいて、呼出元と呼出対象候補との間の位置関係を算出させるステップ、
算出した位置関係に基づいて、呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定させるステップ、
を実行させる呼出対象決定プログラム。 - 請求項21に係る呼出対象決定プログラムにおいて、
前記呼出対象決定プログラムは、
コンピュータに対して、さらに、
呼出対象候補の属性を記憶させるステップ、
呼出し可能と判断した呼出対象候補に関する属性を取得し、算出した位置関係および取得した属性に基づいて、呼出し可能と判断した呼出対象候補の中から呼出対象を決定させるステップ、
を実行させる呼出対象決定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004127797A JP2005309908A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 呼出対象決定システム |
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JP2004127797A JP2005309908A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 呼出対象決定システム |
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- 2004-04-23 JP JP2004127797A patent/JP2005309908A/ja active Pending
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