JP7027765B2 - 制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置 - Google Patents

制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7027765B2
JP7027765B2 JP2017189658A JP2017189658A JP7027765B2 JP 7027765 B2 JP7027765 B2 JP 7027765B2 JP 2017189658 A JP2017189658 A JP 2017189658A JP 2017189658 A JP2017189658 A JP 2017189658A JP 7027765 B2 JP7027765 B2 JP 7027765B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
activity
geo
fence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017189658A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019067003A (ja
Inventor
一雅 宇式
彰 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2017189658A priority Critical patent/JP7027765B2/ja
Priority to US16/133,906 priority patent/US20190102726A1/en
Publication of JP2019067003A publication Critical patent/JP2019067003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7027765B2 publication Critical patent/JP7027765B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • G06Q10/06311Scheduling, planning or task assignment for a person or group
    • G06Q10/063116Schedule adjustment for a person or group
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/14Travel agencies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/021Services related to particular areas, e.g. point of interest [POI] services, venue services or geofences
    • H04W4/022Services related to particular areas, e.g. point of interest [POI] services, venue services or geofences with dynamic range variability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/025Services making use of location information using location based information parameters
    • H04W4/027Services making use of location information using location based information parameters using movement velocity, acceleration information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本件は、制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置に関する。
移動する端末が仮想的な柵(ジオフェンス)で範囲が規定された特定のエリア内に進入したことを検知すると、端末を保持するユーザにそのエリアへの進入を通知したり外部に発信したりするジオフェンシングと呼ばれる技術が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
一方で、ひとつのツアーの中にトレッキングやカヤックといった複数のアクティビティが含まれるツアー形態が知られている。多くの場合、各アクティビティの所要時間や、前のアクティビティを終えてから次のアクティビティを始めるまでの時間がツアー催行会社によって試算され、ツアースケジュールが組まれている。
そして、各アクティビティを提供する事業者には、ツアー催行会社からツアー開始前に郵便やファクシミリ、電子メールなどでアクティビティを体験するユーザの事前情報が伝えられる。事前情報としては、例えばアクティビティを始める場所へのユーザの到着予定時刻や到着予定人数などがある。さらに、添乗員が同行するツアーでは、ツアー当日のユーザの詳細な移動状況が添乗員から電話などにより各事業者に伝えられることもある。各事業者はユーザの事前情報と添乗員からの移動状況などに基づき、到着予定時刻や到着予定人数に応じたユーザの受け入れ準備を開始する。
特表2011-524123号公報 特開2017-111001号公報
ところで、近年、ツアー催行会社を介さずに、ユーザ自身が複数のアクティビティを自由に選択できるツアー形態も増えつつある。このようなツアー形態の場合、上述した添乗員が同行しないこともあるため、各事業者にはユーザのツアー当日の移動状況が伝わらないこともある。この結果、各事業者はユーザが選択したアクティビティを事前情報として予め把握できるものの、ツアー当日のユーザの移動状況を把握できず、ユーザの受け入れ準備を円滑に行えないおそれがある。
そこで、1つの側面では、アクティビティを提供する事業者によるユーザの受け入れ準備を支援できる制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置を提供することを目的とする。
1つの実施態様では、制御プログラムは、ユーザにより実施される複数のアクティビティの実施順序と前記複数のアクティビティの実施状態とを含むスケジュール情報を管理し、前記複数のアクティビティのうちの各アクティビティの出発地を表す位置情報と、前記位置情報が共通し、かつ、半径が異なる2つのジオフェンスに関する半径情報と、前記各アクティビティの次のアクティビティを提供する事業者の装置に前記次のアクティビティの出発地への前記ユーザの到着予定を事前に通知する時間を表す通知時間情報と、を含むジオフェンス情報を取得し、前記スケジュール情報の前記実施順序と前記実施状態とに基づいて、前記ユーザが実施する前記次のアクティビティを特定し、前記位置情報と前記半径情報とに基づいて定められた2つの前記ジオフェンスの区域間を移動する前記ユーザの移動時間を表す移動時間情報に基づいて、前記ユーザが移動する速度を表す速度情報を生成し、特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における前記通知時間情報と、前記速度情報とに基づいて、前記通知時間情報に相当する距離情報を生成し、特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における前記位置情報と生成した前記距離情報に基づいて半径が定められた前記ジオフェンスへの前記ユーザのユーザ端末が計測した位置に基づく進入に基づいて、特定した前記次のアクティビティを提供する事業者の装置に、前記ユーザの前記次のアクティビティの出発地への到着予定を通知する、処理をコンピュータに実行させる。
アクティビティを提供する事業者によるユーザの受け入れ準備を支援することができる。
図1は情報処理システムの一例を説明するための図である。 図2はユーザ端末のハードウェア構成の一例である。 図3は管理サーバのハードウェア構成の一例である。 図4は第1実施形態に係るユーザ端末、管理サーバ、及び事業者端末のブロック図の一例である。 図5はスケジュールテーブルの一例である。 図6はジオフェンステーブルの一例である。 図7はユーザ管理テーブルの一例である。 図8はユーザ管理テーブルの他の一例である。 図9は第1処理部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図10はユーザ端末に表示される画面の一例である。 図11は制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図12はユーザ端末に表示される画面の他の一例である。 図13はジオフェンス処理部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図14はジオフェンスへのユーザの進入状況を説明するための図である。 図15は第1処理部が実行する処理の他の一例を示すフローチャートである。 図16は更新部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図17は第2実施形態に係るユーザ端末、管理サーバ、及び事業者端末のブロック図の一例である。 図18はスケジュールテーブルの他の一例である。 図19はジオフェンステーブルの他の一例である。 図20はスタッフ管理テーブルの一例である。 図21はアクティビティの開始時刻とそのアクティビティを実施する団体を説明するための図である。 図22はスタッフ数と作業時間との関係を説明するためのグラフである。 図23はジオフェンス処理部が実行する処理の他の一例を示すフローチャートである。 図24は第1処理部及び第2処理部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図25は第3ジオフェンスの別の設定例である。
以下、本件を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は情報処理システムSの一例を説明するための図である。情報処理システムSはユーザ端末100と管理サーバ200と事業者端末300とを備えている。図1では、ユーザ端末100の一例として、スマートフォンが示されているが、タブレット端末やウェアラブルデバイスなどであってもよい。すなわち、ユーザ端末100は携帯可能な情報処理装置である。
一方、管理サーバ200はクラウドCL上のデータセンターDCなどに配備されたサーバ装置である。また、事業者端末300はアクティビティを提供する事業者(以下、単に事業者という)の事務所Xなどに設置された端末装置である。図1では、事業者端末300の一例として、Personal Computer(PC)が示されているが、スマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスであってもよい。尚、管理サーバ200をデータセンターDCに配備せず、観光資源の普及を目指す企業や団体の事務所などに配備してもよい。
ユーザ端末100と管理サーバ200は、ユーザ端末100が携帯基地局BSの通信可能領域AR内に含まれていれば、通信ネットワークNW1,NW2を介して接続される。尚、通信ネットワークNW1としては、例えばLong Term Evolution(LTE)網などが利用され、通信ネットワークNW2としては、例えばインターネットが利用される。このように、ユーザ端末100は無線通信及び有線通信を利用して管理サーバ200と接続することができる。一方、管理サーバ200と事業者端末300は通信ネットワークNW2を介して接続される。尚、図1では、管理サーバ200と事業者「B社」の事業者端末300が接続されている。後述する事業者「A社」や「C社」の事業者端末も、事業者「B社」の事業者端末300と同様に、管理サーバ200と接続されているが、図1では、これらの事業者端末が省略されている。
ここで、図1に示すように、ユーザ10はユーザ端末100を携帯しながら複数のアクティビティ(具体的には移動行程自体を楽しむアウトドアアクティビティ)を順に実施する。図1では、アクティビティの一例として、トレッキング、バイク、及びカヤックが示されている。ユーザ10はこれらのアクティビティを事前に選択している。ユーザ10はトレッキングの出発地点11からトレッキングの到着地点であり、かつ、バイクの出発地点である経由地12に移動する。ユーザ10は経由地12に到着すると、事業者「B社」が事前に準備した自転車20に乗車し、経由地12からバイクの到着地点であり、かつ、カヤックの出発地点である経由地13に移動する。ユーザ10は経由地13に到着すると、別の事業者が事前に準備したカヤック(不図示)に乗船し、カヤックの到着地点に移動する。
尚、上述した事業者「B社」はユーザ10に自転車20を貸し出して、バイクのアクティビティを提供する。事業者「B社」はユーザ10が経由地12に到着する前に経由地12に自転車20を準備し、ユーザ10が経由地13に到着した後に経由地13から自転車20を回収する。
また、上述したアクティビティは、ユーザ10自身の移動を伴い、ユーザ10毎に実施時間が異なる可能性がある特定のアクティビティであれば、トレッキングなどに特に限定されず、例えばカヌーやスキーなどであってもよい。一方で、ユーザ10が実施するアクティビティの中にバーベキューや釣り、民芸品の作成といった、ユーザ10自身の移動を伴わず、ユーザ10毎に実施時間が異なる可能性がないアクティビティを含めてもよい。
ここで、詳細は後述するが、ユーザ端末100には複数のジオフェンスが経由地12,13毎に設定されている。例えば、ユーザ端末100には経由地12を中心とする半径数キロメートルから数十キロメートルの範囲を規定する円形の第1ジオフェンス、及び第1ジオフェンスより狭い同心円の第2ジオフェンスが設定されている。
ユーザ端末100はGlobal Positioning System(GPS)機能を利用してユーザ10(より詳しくはユーザ端末100)の位置(具体的には緯度及び経度)を計測し、計測した位置が第1ジオフェンス内に進入すると、ユーザ10の第1進入時刻を保持する。さらに、ユーザ端末100は、計測した位置が第2ジオフェンス内に進入すると、ユーザ10の第2進入時刻を保持し、第2進入時刻と第1進入時刻との差、及び第1ジオフェンスと第2ジオフェンスで囲われた区域をユーザ10が移動した経路長に基づいて、ユーザ10の移動速度を表す速度情報を生成する。そして、ユーザ端末100は事業者「B」が予め定めたユーザ10の到着予定に関する事前通知時間を表す時間情報と速度情報とに基づいて、時間情報に相当する距離情報を生成し、生成した距離情報を半径とする第3ジオフェンスを設定する。尚、第3ジオフェンスも経由地12を中心とするため、第1ジオフェンス及び第2ジオフェンスより狭い同心円になる。
ユーザ端末100は、計測した位置が第3ジオフェンス内に進入すると、経由地12へのユーザ10の到着予定を管理サーバ200に通知し、管理サーバ200がユーザ10の到着予定を事業者端末300に通知する。これにより、事業者「B社」は自転車20を準備する作業の時間が逼迫したり、逆に、無駄に早く自転車20を経由地12に運んだりせずに済む。このように、事業者「B社」によるユーザ10の受け入れ準備を支援することができる。尚、経由地12について説明したが、経由地13についても経由地12と基本的に同様である。
以下、情報処理システムSの詳細について説明する。
図2はユーザ端末100のハードウェア構成の一例である。図2に示すように、ユーザ端末100は、ハードウェアプロセッサとしてのCentral Processing Unit(CPU)100A、Random Access Memory(RAM)100B、Read Only Memory(ROM)100C、Non-Volatile Memory(NVM)100D及びRadio Frequency(RF)回路100Eを含んでいる。RF回路100Eにはアンテナ100E´が接続されている。RF回路100Eに代えて通信機能を実現するCPUが利用されてもよい。
また、ユーザ端末100は、GPSセンサ100F、カメラ100G、タッチパネル100H、ディスプレイ100I、及びスピーカー100Jを含んでいる。CPU100Aからスピーカー100Jまでは、内部バス100Kによって互いに接続されている。少なくともCPU100AとRAM100Bとが協働することによってコンピュータが実現される。尚、CPU100Aに代えてMicro Processing Unit(MPU)をハードウェアプロセッサとして利用してもよい。
上述したRAM100Bには、ROM100CやNVM100Dに記憶されたプログラムがCPU100Aによって格納される。格納されたプログラムをCPU100Aが実行することにより、CPU100Aは後述する各種の機能を実現し、また、後述する各種の処理を実行する。尚、プログラムは後述するフローチャートに応じたものとすればよい。
図3は管理サーバ200のハードウェア構成の一例である。尚、上述した事業者端末300は基本的に管理サーバ200のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。図3に示すように、管理サーバ200は、少なくともハードウェアプロセッサとしてのCPU200A、RAM200B、ROM200C及びネットワークI/F200Dを含んでいる。管理サーバ200は、必要に応じて、Hard Disk Drive(HDD)200E、入力I/F(インタフェース)200F、出力I/F200G、入出力I/F200H、ドライブ装置200Iの少なくとも1つを含んでいてもよい。CPU200Aからドライブ装置200Iまでは、内部バス200Jによって互いに接続されている。少なくともCPU200AとRAM200Bとが協働することによってコンピュータが実現される。尚、CPU200Aに代えて上述したMPUをハードウェアプロセッサとして利用してもよい。
入力I/F200Fには、入力装置710が接続される。入力装置710としては、例えばキーボードやマウスなどがある。出力I/F200Gには、表示装置720が接続される。表示装置720としては、例えば液晶ディスプレイがある。入出力I/F200Hには、半導体メモリ730が接続される。半導体メモリ730としては、例えばUniversal Serial Bus(USB)メモリやフラッシュメモリなどがある。入出力I/F200Hは、半導体メモリ730に記憶されたプログラムやデータを読み取る。入力I/F200F及び入出力I/F200Hは、例えばUSBポートを備えている。出力I/F200Gは、例えばディスプレイポートを備えている。
ドライブ装置200Iには、可搬型記録媒体740が挿入される。可搬型記録媒体740としては、例えばCompact Disc(CD)-ROM、Digital Versatile Disc(DVD)といったリムーバブルディスクがある。ドライブ装置200Iは、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムやデータを読み込む。ネットワークI/F200Dは、例えばLANポートを備えている。ネットワークI/F200Dは上述した通信ネットワークNW2と接続される。
上述したRAM200Bには、ROM200CやHDD200Eに記憶されたプログラムがCPU200Aによって格納される。RAM200Bには、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムがCPU200Aによって格納される。格納されたプログラムをCPU200Aが実行することにより、CPU200Aは後述する各種の機能を実現し、また、後述する各種の処理を実行する。尚、プログラムは後述するフローチャートに応じたものとすればよい。
図4は第1実施形態に係るユーザ端末100、管理サーバ200、及び事業者端末300のブロック図の一例である。特に、図4では、ユーザ端末100、管理サーバ200、及び事業者端末300の機能構成を表している。
まず、ユーザ端末100について説明する。ユーザ端末100は、図4に示すように、スケジュール記憶部101、通信部102、制御部103、及び後述する処理部としてのジオフェンス処理部104を備えている。尚、スケジュール記憶部101は例えば上述したNVM100Dによって実現される。通信部102は例えば上述したRF回路100E及びアンテナ100E´によって実現される。制御部103及びジオフェンス処理部104は例えば上述したCPU100A及びRAM100Bによって実現される。
スケジュール記憶部101はユーザ10が事前に選択した複数のアクティビティに各アクティビティに関するジオフェンスなどを関連付けたスケジュール情報を記憶する。スケジュール情報は、図5に示すように、スケジュールテーブルT1によって管理されている。スケジュールテーブルT1は項番、事業者ID、事業者名、アクティビティ、出発地座標、事前通知時間、速度測定開始用半径、速度測定終了用半径、到着予定通知用半径、及び状態といった複数の構成要素を含んでいる。
ここで、項番はユーザ10が実施する複数のアクティビティを識別するとともに、複数のアクティビティの実施順序を定めるスケジュールを表している。当該スケジュールによりユーザ10が実施するアクティビティの実施順序が特定される。事業者ID及び事業者名はそれぞれ事業者を識別する識別情報とその名称を表している。アクティビティはアクティビティの具体的な名称を表している。出発地座標はユーザ10が出発する出発地点11や経由地12,13(図1参照)の位置座標を表している。出発地座標が上述した第1ジオフェンス、第2ジオフェンス、及び第3ジオフェンスの中心に対応する。事前通知時間はユーザ10の経由地12,13への到着予定を事前に通知する時間を表している。事前通知時間は各事業者によって予め定められている。事前通知時間は事業者がユーザ10の属性(例えば性別や年代、アクティビティの経験など)を考慮して準備作業を行うのに十分な時間であることが望ましい。
速度測定開始用半径、速度測定終了用半径、及び到着予定通知用半径はそれぞれ第1ジオフェンス、第2ジオフェンス、及び第3ジオフェンスの半径を表している。したがって、上述した出発地座標と速度測定開始用半径、速度測定終了用半径、及び到着予定通知用半径とによって、円形の第1ジオフェンス、第2ジオフェンス、及び第3ジオフェンスの範囲が規定される。尚、速度測定開始用半径及び速度測定終了用半径は各事業者によって予め定められている。特に、速度測定開始用半径及び速度測定終了用半径はユーザ10がアクティビティを開始した直後の速度を測定する半径でないことが望ましい。ユーザ10がアクティビティを開始した直後はユーザ10の疲労が少なくユーザ10は速く移動できるが、アクティビティが進行するにつれてユーザ10の移動速度は疲労により低下すると想定される。このため、後に登録される到着予定通知用半径を想定して、この半径よりわずかに大きい程度の半径を設定することが好ましい。これにより、到着予定を通知する地点から経由地12までの残りの経路に対する移動速度がユーザ10の実際の疲労度に応じたものになる。状態はユーザ10がそのアクティビティを始める前か、そのアクティビティを始めて実施中か、そのアクティビティを終えたかを表す情報である。尚、図5に示すように、アクティビティ「トレッキング」によって特定されるスケジュール情報の事前通知時間、速度測定開始用半径、速度測定終了用半径、及び到着予定通知用半径は登録されていなくてもよい。これは、本実施形態において、最初のアクティビティを提供する事業者「A社」にはユーザ10の到着予定を通知することが求められないためである。
図4に示す通信部102はユーザ端末100と管理サーバ200との通信を制御する。例えば、通信部102は制御部103やジオフェンス処理部104から出力された各種情報や通知などを受け付けて管理サーバ200に向けて送信する。例えば、通信部102は管理サーバ200から送信された各種情報などを受信して制御部103やジオフェンス処理部104に出力する。
制御部103はOperating System(OS:基本ソフトウェア)などに基づいて、ユーザ端末100の動作全体を制御する。例えば、ユーザ10からアクティビティを開始する旨の指示を受け付けると、GPS機能を利用して、ユーザ10の位置を定期的に計測し、ジオフェンス処理部104に出力する。
ジオフェンス処理部104はスケジュール記憶部101に記憶されたスケジュール情報におけるジオフェンスに関する情報と制御部103から出力されるユーザ10の位置とに基づいて、ユーザ10の第1ジオフェンス、第2ジオフェンス、及び第3ジオフェンスへの進入を判断する。例えば、ジオフェンス処理部104はユーザ10が第1ジオフェンスに進入した後に第2ジオフェンスに進入したと判断すると、ユーザ10に移動速度を表す速度情報を生成して、第3ジオフェンスの半径を表す距離情報を生成する。例えば、ジオフェンス処理部104はユーザ10が第3ジオフェンスに進入したと判断すると、管理サーバ200に向けてユーザ10の到着予定を通知する。尚、ジオフェンス処理部104はそのほか種々の処理を実行するが、処理の詳細については後述する。
次に、管理サーバ200について説明する。管理サーバ200は、図4に示すように、ジオフェンス記憶部201、ユーザ管理記憶部202、通信部203、及び第1処理部204を備えている。尚、ジオフェンス記憶部201及びユーザ管理記憶部202は例えば上述したHDD200Eによって実現される。通信部203は例えば上述したネットワークI/F200Dによって実現される。第1処理部204は例えば上述したCPU200A及びRAM200Bによって実現される。
ジオフェンス記憶部201は各事業者に事業者毎に定めた事前通知時間やジオフェンスなどを関連付けたジオフェンス情報を記憶する。ジオフェンス情報は、図6に示すように、ジオフェンステーブルT2によって管理されている。ジオフェンステーブルT2は事業者ID、事業者名、アクティビティ、Internet Protocol(IP)アドレス、出発地座標、事前通知時間、速度測定開始用半径、速度測定終了用半径、及び到着予定通知用半径といった複数の構成要素を含んでいる。すなわち、上述したスケジュール情報(図5参照)はジオフェンス情報の一部を含んでいる。言い換えれば、スケジュール情報の一部がジオフェンス情報に含まれている。
ユーザ管理記憶部202はツアーに申し込んだユーザ10が実施するアクティビティやアクティビティ実施(又は体験)中のユーザ10の現在の状況などを管理するユーザ管理情報を記憶する。ユーザ管理情報は、図7に示すように、ユーザ管理テーブルT3によって管理されている。ユーザ管理テーブルT3は、ツアー開始日、ツアー開始時刻、ユーザID、ユーザ名、事業者ID列、現在のアクティビティといった複数の構成要素を含んでいる。
ツアー開始日及びツアー開始時刻は複数のアクティビティを含むツアーを開始する日及び時刻をそれぞれ表している。ユーザID及びユーザ名はユーザ10の識別情報及び氏名の一部(名字)を表している。事業者ID列はユーザ10が申し込んだアクティビティを提供する事業者の事業者IDを提供順序に並べて表している。現在のアクティビティはユーザ10が現在実施しているアクティビティの項番を表している。
図4に示す通信部203はユーザ端末100と管理サーバ200と事業者端末300との通信を制御する。例えば、通信部203は第1処理部204から出力された各種情報や通知などを受け付けてユーザ端末100や事業者端末300に向けて送信する。例えば、通信部203はユーザ端末100から送信された各種情報や通知などを受信して第1処理部204に出力する。
第1処理部204は通信部203から出力された情報に基づいて、種々の処理を実行する。例えば、第1処理部204はユーザ端末100からユーザ10が実施するアクティビティに関する登録を検出すると、そのアクティビティを提供する事業者を特定する。そして、第1処理部204は特定した事業者に向けてユーザ10のユーザ管理情報を送信する。また、第1処理部204は上記登録を検出すると、そのアクティビティのスケジュールを表すスケジュール情報を生成し、生成したスケジュール情報をユーザ端末100に送信する。さらに、第1処理部204は通信部203から第3ジオフェンスへの進入を表す通知を受け付けると、受け付けた通知に基づいて通知先の事業者を特定し、特定した事業者にユーザ10の到着予定を通知する。
次に、事業者端末300について説明する。事業者端末300は、図4に示すように、ユーザ管理記憶部301、通信部302、及び更新部303を備えている。尚、ユーザ管理記憶部301は例えば上述したHDD200Eによって実現される。通信部302は例えば上述したネットワークI/F200Dによって実現される。更新部303は例えば上述したCPU200A及びRAM200Bによって実現される。
ユーザ管理記憶部301は管理サーバ200から送信されたユーザ管理情報を記憶する。ユーザ管理情報は、図8に示すように、ユーザ管理テーブルT3´によって管理されている。ユーザ管理テーブルT3´は、基本的に図7を参照して説明したユーザ管理テーブルT3と同じである。しかしながら、事業者ID列に登録されている事業者IDを有する事業者のユーザ管理記憶部301には、その事業者が提供するアクティビティを実施するユーザ10のユーザ管理情報が記憶される。すなわち、例えばユーザID「c」のユーザ管理情報は、そのユーザIDのユーザ10が事業者ID「s3」の事業者が提供するアクティビティを実施する予定がないため、図8に示すように、事業者ID「s3」の事業者のユーザ管理記憶部301には、ユーザID「c」ののユーザ管理情報は記憶されない。
図4に示す通信部302は管理サーバ200と事業者端末300との通信を制御する。例えば、通信部302は管理サーバ200から送信された通知などを受信して更新部303に出力する。更新部303は通信部302から出力された通知を受け付けて、ユーザ10の到着予定を画面に表示したり、ユーザ管理記憶部301が管理するユーザ管理情報を更新したりする。
続いて、情報処理システムSの動作について説明する。
まず、図9及び図10を参照して、第1処理部204が実行する処理について説明する。図9に示すように、第1処理部204はツアーの登録を検出するまで待機する(ステップS101:NO)。第1処理部204はツアーの登録を検出すると(ステップS101:YES)、事業者を特定する(ステップS102)。より詳しくは、図10に示すように、ツアー当日より前の日などに、ユーザ10が複数のアクティビティの中から自身が実施する予定のアクティビティを選択する操作をユーザ端末100に対して行い、登録ボタンBT1を押下する操作を行う。これにより、第1処理部204はツアーの登録を検出する。
第1処理部204は登録を検出すると、ジオフェンス記憶部201にアクセスし(図6参照)、ツアーに含まれるアクティティビティを提供する事業者を特定し、特定した事業者の事業者IDに基づいて事業者ID列を生成する。第1処理部204は事業者ID列を生成すると、生成した事業者ID列とユーザ端末100を操作したユーザ10の情報(具体的にはユーザID及びユーザ名)とツアー開始日時等とを関連付けてユーザ管理情報としてユーザ管理記憶部202に保存する(図7参照)。尚、ユーザ管理情報保存直後では、ツアー開始前であるため、現在のアクティビティにはフラグ「未」が登録される。また、ユーザ端末100が表示するツアー登録画面に関する情報はユーザ端末100が有していてもよいし、管理サーバ200が有しており、ユーザ端末100がユーザ10によって操作されると、当該操作に基づいてユーザ端末100が管理サーバ200から取得してもよい。
ステップS102の処理が完了すると、第1処理部204はユーザ管理情報を事業者端末300に送信し(ステップS103)、ステップS101の処理に戻る。より詳しくは、第1処理部204はステップS102の処理で特定した事業者のIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスが割り当てられた事業者の事業者端末300にユーザ管理情報を送信する。例えば、ユーザ名「佐藤」のユーザ10がツアー登録した場合、アクティビティ「トレッキング」、「バイク」、及び「カヤック」を選択しているため(図7参照)、第1処理部204は事業者「A社」、「B社」、及び「C社」の各事業者端末300にユーザ名「佐藤」のユーザ管理情報を送信する。これにより、各事業者端末300のユーザ管理記憶部301には、それぞれユーザ名「佐藤」のユーザ管理情報が記憶される(図8参照)。あるいは、各事業者端末300の更新部303が管理サーバ200に対して事業者自らが提供するアクティビティを利用する新たなユーザ管理情報が追加されたか否かを定期的に問い合わせ、新たなユーザ管理情報が追加されていた場合には、更新部303が当該ユーザ管理情報を取得するようにしてもよい。
次に、図11から図14を参照して、制御部103及びジオフェンス処理部104が実行する処理について説明する。まず、図11に示すように、制御部103はアクティビティが開始されるまで待機する(ステップS201:NO)。制御部103はアクティビティが開始されると(ステップS201:YES)、ユーザ10の位置を計測し(ステップS202)、ステップS201の処理に戻る。
より詳しくは、図12に示すように、ツアー当日になると、ユーザ端末100は事前に登録したツアーに含まれる複数のアクティビティとアクティビティを開始するスタートボタンBT2などを表示する。ユーザ10が出発地点11(図1参照)でスタートボタンBT2を押下する操作をユーザ端末100に対して行う。これにより、制御部103はアクティビティが開始されたと判断し、ユーザ10の位置を計測し始め、計測した位置をジオフェンス処理部104に定期的に出力する。
一方、図13に示すように、ジオフェンス処理部104は、まず、スケジュール情報を管理する(ステップS301)。より詳しくは、ジオフェンス処理部104は上述したツアーの登録を検出すると、登録されたツアーに関するスケジュール情報を管理する。特に、ジオフェンス処理部104はアクティビティの実施順序、そのアクティビティを提供する事業者の事業者ID及び事業者名、並びに選択したアクティビティの名称を含み、出発地座標や事前通知時間といった残りの構成要素を含まないスケジュール情報を管理する(図5参照)。
ステップS301の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104はアクティビティが開始されるまで待機する(ステップS302:NO)。ジオフェンス処理部104はアクティビティが開始されると(ステップS302:YES)、管理サーバ200にアクティビティの開始を通知し(ステップS303)、ジオフェンス情報を取得する(ステップS304)。
より詳しくは、アクティビティが開始されると、ジオフェンス処理部104はアクティビティの開始を、開始したアクティビティに応じた事業者ID及びユーザ10のユーザIDと共に通知する。ジオフェンス処理部104がアクティビティの開始を通知すると、管理サーバ200の第1処理部204は当該通知に基づいて、ジオフェンス記憶部201からツアーに含まれる全てのアクティビティに関する出発地座標、事前通知時間、速度測定開始用半径、及び速度測定終了用半径を抽出して保持する。そして、ジオフェンス処理部104は第1処理部204が保持する出発地座標、事前通知時間、速度測定開始用半径、及び速度測定終了用半径を取得し、該当するスケジュール情報に登録する。これにより、アクティビティ「バイク」及び「カヤック」の各出発地座標、各事前通知時間、各速度測定開始用半径、及び各速度測定終了用半径がスケジュールテーブルT1に登録される。尚、この時点ではまだ到着予定通知用半径は登録されていない。
ステップS304の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は次のアクティビティを特定する(ステップS305)。より詳しくは、ジオフェンス処理部104はスケジュール記憶部101が記憶するスケジュール情報に基づいて、次のアクティビティを特定する。例えば、ジオフェンス処理部104はスケジュール情報の状態を確認し、アクティビティの開始前を表すフラグ「未」が登録された状態に対応する項番を特定し、特定した項番の中から最も小さな項番に対応するアクティビティを特定する。本実施形態では、ジオフェンス処理部104はアクティビティ「バイク」を特定する。尚、ジオフェンス処理部104は、ユーザ10が実施するアクティビティの開始を検出すると、スケジュール情報の状態をフラグ「開始」に更新し、ユーザ10が実施しているアクティビティの終了を検出すると、スケジュール情報の状態をフラグ「済」に更新する。
ステップS305の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は第1ジオフェンスと第2ジオフェンスを設定する(ステップS306)。より詳しくは、ジオフェンス処理部104はステップS305の処理で特定した次のアクティビティの出発地座標と速度測定開始用半径とに基づいて第1ジオフェンスを設定し、特定した次のアクティビティの出発地座標と速度測定終了用半径とに基づいて第2ジオフェンスを設定する。これにより、図14(a)に示すように、ユーザ端末100には第1ジオフェンスGF1及び第2ジオフェンスGF2が仮想的に設定される。
ステップS306の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104はユーザ10が第1ジオフェンスに進入するまで待機する(ステップS307:NO)。そして、ユーザ10が第1ジオフェンスに進入すると(ステップS307:YES)、第1ジオフェンスへの進入時刻を表す第1進入時刻を保持する(ステップS308)。例えば、図14(a)に示すように、ユーザ10が第1ジオフェンスGF1に進入すると、ジオフェンス処理部104は制御部103から出力されたユーザ10の位置が第1ジオフェンスGF1に属することにより、第1進入時刻を保持する。
ステップS308の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104はユーザ10が第2ジオフェンスに進入するまで待機する(ステップS309:NO)。そして、ユーザ10が第2ジオフェンスに進入すると(ステップS309:YES)、第2ジオフェンスへの進入時刻を表す第2進入時刻を保持する(ステップS310)。例えば、図14(b)に示すように、ユーザ10が第2ジオフェンスGF2に進入すると、ジオフェンス処理部104は制御部103から出力されたユーザ10の位置が第2ジオフェンスGF2に属することにより、第2進入時刻を保持する。
ステップS310の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は速度情報を生成する(ステップS311)。より詳しくは、ジオフェンス処理部104は第2進入時刻と第1進入時刻との差、及び第1ジオフェンスと第2ジオフェンスで囲われた区域をユーザ10が移動した経路長に基づいて、ユーザ10の移動速度を表す速度情報を生成する。
ステップS311の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は距離情報を生成する(ステップS312)。より詳しくは、ジオフェンス処理部104はステップS305の処理で特定した次のアクティビティの事前通知時間を表す時間情報をスケジュール記憶部101から抽出し、抽出した時間情報とステップS311の処理で生成した速度情報とに基づいて、時間情報に相当する距離情報を生成する。ジオフェンス処理部104は距離情報を生成すると、距離情報が特定する距離をスケジュール情報の到着予定通知用半径に登録する(図5参照)。尚、ジオフェンス処理部104は距離情報を管理サーバ200に向けて送信してもよい。第1処理部204は距離情報が特定する距離をジオフェンス情報の到着予定通知用半径に登録してもよい(図6参照)。
ステップS312の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は第3ジオフェンスを設定する(ステップS313)。より詳しくは、ジオフェンス処理部104はステップS305の処理で特定した次のアクティビティの出発地座標とステップS312の処理で生成した距離情報が特定する距離とに基づいて第3ジオフェンスを設定する。これにより、図14(b)に示すように、ユーザ端末100には第3ジオフェンスGF3が仮想的に設定される。
ステップS313の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104はユーザ10が第3ジオフェンスに進入するまで待機する(ステップS314:NO)。そして、ユーザ10が第3ジオフェンスに進入すると(ステップS314:YES)、到着予定を通知する(ステップS315)。例えば、図14(c)に示すように、ユーザ10が第3ジオフェンスGF3に進入すると、ジオフェンス処理部104は制御部103から出力されたユーザ10の位置が第3ジオフェンスGF3に属すると判断することにより、経由地12への到着予定を次のアクティビティに応じた事業者の事業者ID及びユーザIDと共に管理サーバ200に通知する。そして、ジオフェンス処理部104が到着予定を通知することにより、事業者端末300には到着予定の通知が画面に表示される。これにより、事業者「B社」の作業担当者は自転車20の経由地12への配送準備を開始する。
ステップS315の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は後続のアクティビティがあるか否かを判断する(ステップS316)。より詳しくは、ステップS315の処理が完了し、図14(d)に示すように、ユーザ10が経由地12に到着すると、ジオフェンス処理部104は制御部103から出力されたユーザ10の位置が経由地12を特定する領域に属することにより、管理サーバ200に到着を通知する。ジオフェンス処理部104は到着を通知し、スケジュール情報(より詳しくは状態)を更新すると、後続のアクティビティがあるか否かを判断する。尚、本実施形態では、ジオフェンス処理部104はアクティビティ「トレッキング」の状態をフラグ「開始」からフラグ「済」に更新する(図5参照)。
ジオフェンス処理部104は後続のアクティビティがあると判断すると(ステップS316:YES)、ステップS302に処理に戻る。より詳しくは、ジオフェンス処理部104はスケジュール情報の状態を確認し、フラグ「未」が登録された状態に対応する項番の中から最も小さな項番を特定し、特定した項番に対応するアクティビティがある場合、ステップS302に処理に戻る。一方、ジオフェンス処理部104は後続のアクティビティがないと判断すると(ステップS316:NO)、処理を終える。より詳しくは、ジオフェンス処理部104はスケジュール情報の状態を確認し、フラグ「未」が登録された状態に対応するアクティビティがない場合、処理を終了する。
次に、図15を参照して、第1処理部204が実行する別の処理について説明する。図15に示すように、第1処理部204は通知があるまで待機する(ステップS401:NO)。当該通知は、アクティビティを開始する通知であってもよいし、到着予定の通知であってもよいし、到着の通知であってもよい。第1処理部204は通知があると(ステップS401:YES)、通知先の事業者を特定する(ステップS402)。例えば、アクティビティを開始する通知である場合、第1処理部204はその通知と共に通知された事業者IDに基づいて、その事業者IDを有する事業者を通知先の事業者として特定する。一方、到着予定の通知である場合、第1処理部204は到着予定の通知と共に通知された事業者IDに基づいて、その事業者IDを有する次のアクティビティを提供する事業者を通知先の事業者として特定する。
ステップS402の処理が完了すると、第1処理部204は特定した事業者にアクティビティの開始又は到着予定を通知する(ステップS403)。より詳しくは、第1処理部204は、ステップS402の処理が完了すると、通知の種別に基づいて、ユーザ管理情報における現在のアクティビティを更新してから、事業者にアクティビティの開始又は到着予定を通知する。例えば、アクティビティを開始する通知であれば、第1処理部204はユーザIDに基づいてユーザ管理情報における事業者ID列を特定し、事業者IDと特定した事業者ID列とに基づいて、現在のアクティビティを、開始したアクティビティの項番に更新する。到着予定の通知であれば、第1処理部204は現在のアクティビティを維持する。到着の通知であれば、第1処理部204はユーザIDに基づいて、ユーザ管理情報における事業者ID列を特定し、事業者ID列と特定した事業者ID列とに基づいて、現在のアクティビティを、フラグ「済」などに更新する。第1処理部204は、このような更新を終えた後、事業者にアクティビティの開始又は到着予定をユーザID及び事業者IDと共に通知する。
次に、図16を参照して、事業者端末300の更新部303が実行する処理について説明する。図16に示すように、更新部303は通知があるまで待機する(ステップS501:NO)。当該通知は、アクティビティを開始する通知であってもよいし、到着予定の通知であってもよい。更新部303は通知があると(ステップS501:YES)、ユーザ管理情報を更新する(ステップS502)。例えば、アクティビティを開始する通知である場合、更新部303はユーザIDに基づいてユーザ管理情報における事業者ID列を特定し、事業者IDと特定した事業者ID列とに基づいて、現在のアクティビティを、開始したアクティビティの項番に更新する。到着予定の通知であれば、第1処理部204は現在のアクティビティを維持し、到着予定を画面に表示する。到着の通知であれば、更新部303はユーザIDに基づいて、ユーザ管理情報における事業者ID列を特定し、事業者ID列と特定した事業者ID列とに基づいて、現在のアクティビティを、フラグ「済」などに更新する。更新部303は、これらの処理を終えた後、ステップS501の処理に戻る。
以上、第1実施形態によれば、ユーザ端末100はジオフェンス処理部104を備えている。ジオフェンス処理部104はユーザ10により実施される複数のアクティビティの実施順序を含むスケジュール情報を管理する。ジオフェンス処理部104は、スケジュール情報を管理すると、複数のアクティビティのうちの各アクティビティの出発地を表す位置情報と各アクティビティの次のアクティビティを提供する事業者の事業者端末300にユーザ10の次のアクティビティの出発地への到着予定を事前に通知する時間を表す時間情報とを含むジオフェンス情報を取得する。そして、ジオフェンス処理部104は、管理するスケジュール情報に基づいて、ユーザ10が実施する次のアクティビティを特定する。
ジオフェンス処理部104は、次のアクティビティを特定すると、特定した次のアクティビティに対応するジオフェンス情報における時間情報と、ユーザ10が移動する速度を表す速度情報とに基づいて、時間情報に相当する距離情報を生成する。そして、ジオフェンス処理部104は、特定した次のアクティビティに対応するジオフェンス情報における位置情報と生成した距離情報に基づいて定められた第3ジオフェンスGF3へのユーザ10の進入に基づいて、特定した次のアクティビティを提供する事業者の事業者端末300に、ユーザ10の次のアクティビティの出発地への到着予定を間接的に通知する。これにより、事業者によるユーザの受け入れ準備を支援することができる。
特に、第1実施形態では、第3ジオフェンスGF3の半径がユーザ10の移動速度に応じて動的に変化する。例えば、ジオフェンシングを利用して、次のアクティビティを開始する経由地12から固定された又は変化しない半径10kmの第3ジオフェンスのGF3にユーザ10が進入した場合に、ユーザ10の到着予定を通知することも考えられるが、この場合、事業者はユーザの受け入れ準備を円滑に開始できないことがある。
一例を挙げると、ユーザ10の運動能力やアクティビティに対する経験や技術(例えば、歩行技術、走行技術、漕行技術など)の差によって到着予定がばらつくことがあり、事業者にはユーザ10の到着予定を正確に把握できない可能性がある。ユーザ10の運動能力、アクティビティに対する経験や技術以外にも、ツアー当日の気象状況によっても到着予定がばらつくこともある。このように、アクティビティの実施時間がユーザ10毎に異なり、かつ、移動行程自体がアクティビティの中に含まれるという特徴を有する特定のアクティビティをユーザ10が実施する場合には、事業者はユーザの受け入れ準備を円滑に開始できないことがある。
しかしながら、第1実施形態によれば、第3ジオフェンスGF3の半径はユーザ10の移動速度に応じて動的に変化するため、上述したユーザ10の運動能力などに左右されずに、事業者はユーザの受け入れ準備を円滑に開始することができる。結果的に、事業者によるユーザの受け入れ準備を支援することができる。
(第2実施形態)
続いて、本件の第2実施形態について説明する。図17は第2実施形態に係るユーザ端末100、管理サーバ200、及び事業者端末300のブロック図の一例である。図17でも、ユーザ端末100、管理サーバ200、及び事業者端末300の機能構成を表している。尚、図4を参照して説明した第1実施形態に係るユーザ端末100、管理サーバ200、及び事業者端末300の各部と同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図17に示すように、第2実施形態に係る管理サーバ200はスタッフ管理記憶部205及び第2処理部206を備える点で、第1実施形態に係る管理サーバ200と相違する。また、第2実施形態に係る事業者端末300はスタッフ管理記憶部304を備える点で、第1実施形態に係る事業者端末300と相違する。尚、スタッフ管理記憶部205,304及び第2処理部206の詳細については後述する。
次に、図18を参照して、第2実施形態に係るユーザ端末100が備えるスケジュール記憶部101について説明する。
図18は第2実施形態に係るスケジュールテーブルT5の一例である。第2実施形態に係るスケジュール情報は、図18に示すように、スケジュールテーブルT5によって管理されている。スケジュールテーブルT5は項番、事業者ID、事業者名、アクティビティ、出発地座標、到着予定通知用半径、及び状態といった複数の構成要素を含んでいる。特に、第2実施形態では、到着予定通知用半径が事業者によって予め定められている点で第1実施形態と相違する。尚、第2実施形態では、第1実施形態で説明した事前通知時間、速度測定開始用半径、及び速度測定終了用半径が除外されている。
次に、図19を参照して、第2実施形態に係る管理サーバ200が備えるジオフェンス記憶部201について説明する。
図19は第2実施形態に係るジオフェンステーブルT6の一例である。第2実施形態に係るジオフェンス情報は、図19に示すように、ジオフェンステーブルT6によって管理されている。ジオフェンステーブルT6は事業者ID、事業者名、アクティビティ、IPアドレス、出発地座標、アクティビティ距離、アクティビティ標準時間、準備作業標準時間、スタッフ数といった複数の構成要素を含んでいる。特に、第2実施形態では、アクティビティ距離、アクティビティ標準時間、準備作業標準時間、及びスタッフ数がジオフェンステーブルT6に含まれている点で第1実施形態と相違する。
アクティビティ距離はユーザ10が実施するアクティビティの移動距離を表している。アクティビティ標準時間はそのアクティビティの実施に要する標準的な時間を表している。準備作業標準時間は1人当たりに要する準備作業の標準的な時間を表している。スタッフ数はそのアクティビティの準備作業に要する標準的なスタッフの数を表している。アクティビティ距離、アクティビティ標準時間、準備作業標準時間、及びスタッフ数は事業者によって事前に定められている。
次に、図20を参照して、第2実施形態に係る管理サーバ200が備えるスタッフ管理記憶部205について説明する。
図20は第2実施形態に係るスタッフ管理テーブルT7の一例である。第2実施形態で利用するスタッフ管理情報は、図20に示すように、スタッフ管理テーブルT7によって管理されている。スタッフ管理テーブルT7は項番、到着予定通知時刻、到着通知実時刻、ユーザ数、対応スタッフ数、準備対応終了時刻、及び空きスタッフ数といった複数の構成要素を含んでいる。
項番はスタッフ管理情報を識別する識別情報である。第2実施形態では、図21に示すように、9時30分から20分毎に3人のユーザが1つの団体になってアクティビティを実施する。このため、スタッフ管理情報における開始時刻とユーザ数にはその団体がアクティビティを開始する時刻及びその団体の構成人数が登録される。また、到着予定通知時刻には、ジオフェンステーブルT6におけるアクティビティ標準時間からそのアクティビティを終了する数十分前(例えば30分前)の時刻が登録される。すなわち、アクティビティ標準時間が75分間である場合、アクティビティを開始してから45分後に到着予定が次の事業者に通知される。一方、到着通知実時刻には、その団体の少なくとも1人又は全員が第3ジオフェンスGF3に実際に進入した時刻が登録される。
対応スタッフ数はアクティビティの準備対応に求められるスタッフの数を表している。例えば、スタッフ管理テーブルT7が事業者「B社」に関するものである場合、自転車20の準備作業に3名のスタッフが求められる。しかしながら、事業者「B社」のスタッフ数が総勢5名である場合、次の団体が前の団体の準備作業を終えていない状態で到着予定が通知されると、準備作業中の3名を除いた2名のスタッフで準備作業を行うことが求められる。準備対応終了時刻は、図22に示すように、スタッフ数と作業時間との関係性を表す関数に基づいて算出された時刻が登録される。例えば、スタッフ1名が1人のユーザ10の準備作業に30分かかる場合、スタッフ2名が1人のユーザ10の準備作業を行うと、15分で準備作業が終了する。逆に、スタッフ1名が2人のユーザ10の準備作業を行うと、1人のユーザ10に対してスタッフ0.5名であると仮定すると、60分で準備作業が終了する。このため、例えば項番2のスタッフ管理情報の場合、スタッフ2名が3人のユーザ10の準備作業を行うため、45分で準備作業が終了し、準備対応終了時刻は到着通知時刻から45分後の時刻が登録される。空きスタッフ数は準備作業を行っていないスタッフの数である。空きスタッフ数には準備作業を行っていないスタッフの数が準備対応終了時刻と関連付けて登録される。
以上説明したスタッフ管理情報は、事業者端末300のスタッフ管理記憶部304にも同様に記憶される。例えば、第2処理部206はユーザ端末100からユーザ10が実施するアクティビティに関する登録を検出する度に、スタッフ管理情報を生成してスタッフ管理記憶部205に保存するとともに、通信部203を介して、生成したスタッフ管理情報を事業者端末300に送信する。これにより、事業者端末300の更新部303はスタッフ管理記憶部304にスタッフ管理情報を保存する。尚、管理サーバ200のユーザ管理記憶部202及び事業者端末300のユーザ管理記憶部301は、いずれも第1実施形態で説明したユーザ管理情報を記憶する。
次に、図23を参照して、第2実施形態に係るジオフェンス処理部104が実行する処理について説明する。尚、第2実施形態に係る制御部103が実行する処理については、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ジオフェンス処理部104は、まず、スケジュール情報を管理する(ステップS601)。第1実施形態で説明したように、ジオフェンス処理部104は上述したツアーの登録を検出すると、登録されたツアーに関するスケジュール情報を管理する。ステップS601の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104はアクティビティが開始されるまで待機する(ステップS602:NO)。ジオフェンス処理部104はアクティビティが開始されると(ステップS602:YES)、管理サーバ200にアクティビティの開始を通知し(ステップS603)、ジオフェンス情報(図19参照)を取得する(ステップS604)。
ステップS604の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は現在のアクティビティを特定する(ステップS605)。より詳しくは、ジオフェンス処理部104はスケジュール記憶部101が記憶するスケジュール情報に基づいて、現在のアクティビティを特定する。例えば、ジオフェンス処理部104はスケジュール情報の状態を確認し、フラグ「開始」が登録された状態に対応するアクティビティを特定する。本実施形態では、ジオフェンス処理部104はアクティビティ「トレッキング」を特定する。
ステップS605の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は第3ジオフェンスを設定する(ステップS606)。より詳しくは、ジオフェンス処理部104はステップS605の処理で特定した現在のアクティビティに対応するジオフェンス情報のアクティビティ距離及びアクティビティ標準時間、並びに、上述した準備作業にかかる時間を利用して、第3ジオフェンスの半径を算出する。例えば、アクティビティ距離が5,000mであり、アクティビティ標準時間が75分であるトレッキングの場合、ジオフェンス処理部104は5,000m÷75分により最初の団体の標準的な移動速度を算出し、準備作業にかかる時間が30分であれば、移動速度にその時間を掛け合わせて、半径2,000mを算出する。同様に、準備作業にかかる時間が45分であれば、ジオフェンス処理部104は半径3,000mを算出する。ジオフェンス処理部104は算出した半径を次のアクティビティのスケジュール情報の到着予定通知用半径に登録する(図18参照)。ジオフェンス処理部104は算出した半径を登録すると、その半径とその半径に対応する出発地座標を利用して、ユーザ端末100に第3ジオフェンスを設定する。
ステップS606の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104はユーザ10が第3ジオフェンスに進入するまで待機する(ステップS607:NO)。そして、ユーザ10が第3ジオフェンスに進入すると(ステップS607:YES)、到着予定を通知する(ステップS608)。
ステップS608の処理が完了すると、次いで、ジオフェンス処理部104は後続のアクティビティがあるか否かを判断する(ステップS609)。ジオフェンス処理部104は後続のアクティビティがあると判断すると(ステップS609:YES)、ステップS603に処理に戻る。一方、ジオフェンス処理部104は後続のアクティビティがないと判断すると(ステップS609:NO)、処理を終える。
次に、図24を参照して、第1処理部204及び第2処理部206が実行する処理について説明する。図24に示すように、第1処理部204はアクティビティの開始の通知があるまで待機する(ステップS701:NO)。第1処理部204は開始の通知があると(ステップS701:YES)、第2処理部206はスタッフ管理情報を生成する(ステップS702)。
ステップS702の処理が完了すると、次いで、第1処理部204は通知先の事業者を特定する(ステップS703)。例えば、アクティビティを開始する通知である場合、第1処理部204はその通知と共に通知された事業者IDに基づいて、その事業者IDを有する事業者を通知先の事業者として特定する。
ステップS703の処理が完了すると、第1処理部204は特定した事業者にアクティビティの開始を通知する(ステップS704)。ステップS704の処理が完了すると、次いで、第2処理部206はスタッフ管理情報をユーザ端末100に送信する(ステップS705)。これにより、ユーザ端末100は準備作業にかかる時間を確認でき、第3ジオフェンスの半径を算出することができる。ステップS705の処理が完了すると、第1処理部204はステップS701の処理を実行する。
一方、第1処理部204は開始の通知がなく(ステップS701:NO)、到着予定の通知があると(ステップS706:YES)、第1処理部204は通知先の事業者を特定する(ステップS707)。例えば、到着予定の通知である場合、第1処理部204は到着予定の通知と共に通知された事業者IDに基づいて、その事業者IDを有する次のアクティビティを提供する事業者を通知先の事業者として特定する。
ステップS707の処理が完了すると、第1処理部204は特定した事業者にアクティビティの到着予定を通知する(ステップS708)。より詳しくは、第1処理部204は、ステップS707の処理が完了すると、ユーザ管理情報における現在のアクティビティを維持し、事業者にユーザ10の到着予定を通知する。例えば、第1処理部204はユーザIDに基づいて、ユーザ管理情報における事業者ID列を特定し、事業者ID列と特定した事業者ID列とに基づいて、現在のアクティビティを維持しつつ、事業者にユーザ10の到着予定をユーザID及び事業者IDと共に通知する。
尚、到着予定の通知がないと(ステップS706:NO)、第1処理部204はステップS701の処理を実行する。また、ステップS704及びS708の処理によって通知された事業者端末300の処理については、第1実施形態における図16を参照して説明した処理と同様であるため、その説明を省略する。
以上、第2実施形態によれば、アクティビティの準備作業を行うスタッフの空き状況を管理し、ジオフェンス処理部104は空き状況に応じた準備作業に係る時間に基づいて、第3ジオフェンスの半径を算出する。これにより、ユーザ10の移動状況(特に、到着通知実時刻)に応じた第3ジオフェンスがユーザ端末100に設定され、事業者によるユーザの受け入れ準備を支援することができる。
(第3実施形態)
続いて、図25を参照して本件の第3実施形態について説明する。図25(a1)及び(a2)は第3ジオフェンスGF3の一例である。図25(b1)及び(b2)は第3ジオフェンスGF3´の他の一例である。尚、図25(a1)及び(a2)に示す第3ジオフェンスGF3は第1実施形態における図14(c)及び(d)に対応する。
図25(a1)及び(a2)に示すように、第3ジオフェンスGF3の中心は経由地12の中心と同じであってもよいが、図25(b1)及び(b2)に示すように、第3ジオフェンスGF3´の中心は経由地12の中心と異なっていてもよい。例えば、第3ジオフェンスGF3´の中心がアクティビティのコース上にあってもよい。また、経由地12の中心と第3ジオフェンスGF3´の中心との距離をアクティビティの種別によって変えてもよい。例えば、トレッキングであれば、経由地12の中心まで残り2,000mの位置に第3ジオフェンスGF3´の中心を設定し、バイクであれば、経由地12の中心まで残り5,000mの位置に第3ジオフェンスGF3´の中心を設定してもよい。これにより、ユーザの受け入れ準備の支援形態が柔軟になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上述した速度情報は第1ジオフェンスGF1と第2ジオフェンスGF2を利用せずに、GPSセンサ100Fによるユーザ10の位置情報とユーザ10の移動時間とに基づいて算出してもよい。また、上述した実施形態ではIPアドレスを利用したが、IPアドレスに代えてメールアドレスなど、装置間の通信を可能にする他のアドレスを利用してもよい。さらに、上述した実施形態では、経由地12と事業者「B社」の事務所Xは離れているが、経由地12内に事務所Xがあってもよい。さらに、上述した実施形態では、第1ジオフェンス、第2ジオフェンス、及び第3ジオフェンスの全てを円形としたが、少なくとも1つ又は全てを円形以外の多角形としてもよい。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)ユーザにより実施される複数のアクティビティの実施順序を含むスケジュール情報を管理し、前記複数のアクティビティのうちの各アクティビティの出発地を表す位置情報と、前記各アクティビティの次のアクティビティを提供する事業者の装置に前記次のアクティビティの出発地への前記ユーザの到着予定を事前に通知する時間を表す時間情報と、を含むジオフェンス情報を取得し、前記スケジュール情報に基づいて、前記ユーザが実施する次のアクティビティを特定し、特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における時間情報と、前記ユーザが移動する速度を表す速度情報とに基づいて、前記時間情報に相当する距離情報を生成し、特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における位置情報と生成した前記距離情報に基づいて定められたジオフェンスへの前記ユーザの進入に基づいて、特定した前記次のアクティビティを提供する事業者の装置に、前記ユーザの前記次のアクティビティの出発地への到着予定を通知する、処理をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
(付記2)前記ジオフェンス情報は、前記位置情報が共通し、かつ、前記ジオフェンスとは半径がそれぞれ異なる2つのジオフェンスに関する半径情報をさらに含み、前記位置情報と前記半径情報とに基づいて定められた区域を移動するユーザの移動時間を表す時間情報とに基づいて、前記速度情報を算出する処理を含む、ことを特徴とする付記1に記載の制御プログラム
(付記3)前記複数のアクティビティは、前記ユーザの出発地から目的地までの移動を要する特定のアクティビティと前記ユーザの出発地から目的地までの移動を要しないアクティビティとを含む、ことを特徴とする付記1又は2に記載の制御プログラム。
(付記4)ユーザにより実施される複数のアクティビティの実施順序を含むスケジュール情報を管理し、前記複数のアクティビティのうちの各アクティビティの出発地を表す位置情報と、前記各アクティビティの次のアクティビティを提供する事業者の装置に前記次のアクティビティの出発地への前記ユーザの到着予定を事前に通知する時間を表す時間情報と、を含むジオフェンス情報を取得し、前記スケジュール情報に基づいて、前記ユーザが実施する次のアクティビティを特定し、特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における時間情報と、前記ユーザが移動する速度を表す速度情報とに基づいて、前記時間情報に相当する距離情報を生成し、特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における位置情報と生成した前記距離情報に基づいて定められたジオフェンスへの前記ユーザの進入に基づいて、特定した前記次のアクティビティを提供する事業者の装置に、前記ユーザの前記次のアクティビティの出発地への到着予定を通知する、処理をコンピュータが実行する制御方法。
(付記5)ユーザにより実施される複数のアクティビティの実施順序を含むスケジュール情報を記憶するスケジュール記憶部と、前記複数のアクティビティのうちの各アクティビティの出発地を表す位置情報と、前記各アクティビティの次のアクティビティを提供する事業者の装置に前記次のアクティビティの出発地への前記ユーザの到着予定を事前に通知する時間を表す時間情報と、を含むジオフェンス情報を取得し、前記スケジュール記憶部から取得したスケジュール情報に基づいて、前記ユーザが実施する次のアクティビティを特定し、特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における時間情報と、前記ユーザが移動する速度を表す速度情報とに基づいて、前記時間情報に相当する距離情報を生成し、特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における位置情報と生成した前記距離情報に基づいて定められたジオフェンスへの前記ユーザの進入に基づいて、特定した前記次のアクティビティを提供する事業者の装置に、前記ユーザの前記次のアクティビティの出発地への到着予定を通知する、処理を実行する処理部と、を備える情報処理装置。
(付記6)前記ジオフェンス情報は、前記位置情報が共通し、かつ、前記ジオフェンスとは半径がそれぞれ異なる2つのジオフェンスに関する半径情報をさらに含み、前記位置情報と前記半径情報とに基づいて定められた区域を移動するユーザの移動時間を表す時間情報とに基づいて、前記速度情報を算出する処理を含む、ことを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)前記複数のアクティビティは、前記ユーザの出発地から目的地までの移動を要する特定のアクティビティと前記ユーザの出発地から目的地までの移動を要しないアクティビティとを含む、ことを特徴とする付記5又は6に記載の情報処理装置。
S 情報処理システム
100 ユーザ端末
101 スケジュール記憶部
102 通信部
103 制御部
104 ジオフェンス処理部
200 管理サーバ
201 ジオフェンス記憶部
202 ユーザ管理記憶部
203 通信部
204 第1処理部
205 スタッフ管理記憶部
206 第2処理部
300 事業者端末
301 ユーザ管理記憶部
302 通信部
303 更新部
304 スタッフ管理記憶部

Claims (4)

  1. ユーザにより実施される複数のアクティビティの実施順序と前記複数のアクティビティの実施状態とを含むスケジュール情報を管理し、
    前記複数のアクティビティのうちの各アクティビティの出発地を表す位置情報と、前記位置情報が共通し、かつ、半径が異なる2つのジオフェンスに関する半径情報と、前記各アクティビティの次のアクティビティを提供する事業者の装置に前記次のアクティビティの出発地への前記ユーザの到着予定を事前に通知する時間を表す通知時間情報と、を含むジオフェンス情報を取得し、
    前記スケジュール情報の前記実施順序と前記実施状態とに基づいて、前記ユーザが実施する前記次のアクティビティを特定し、
    前記位置情報と前記半径情報とに基づいて定められた2つの前記ジオフェンスの区域間を移動する前記ユーザの移動時間を表す移動時間情報に基づいて、前記ユーザが移動する速度を表す速度情報を生成し、
    特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における前記通知時間情報と、前記速度情報とに基づいて、前記通知時間情報に相当する距離情報を生成し、
    特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における前記位置情報と生成した前記距離情報に基づいて半径が定められた前記ジオフェンスへの前記ユーザのユーザ端末が計測した位置に基づく進入に基づいて、特定した前記次のアクティビティを提供する事業者の装置に、前記ユーザの前記次のアクティビティの出発地への到着予定を通知する、
    処理をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
  2. 前記複数のアクティビティは、前記ユーザの出発地から目的地までの移動を要する特定のアクティビティと前記ユーザの出発地から目的地までの移動を要しないアクティビティとを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム。
  3. ユーザにより実施される複数のアクティビティの実施順序と前記複数のアクティビティの実施状態とを含むスケジュール情報を管理し、
    前記複数のアクティビティのうちの各アクティビティの出発地を表す位置情報と、前記位置情報が共通し、かつ、半径が異なる2つのジオフェンスに関する半径情報と、前記各アクティビティの次のアクティビティを提供する事業者の装置に前記次のアクティビティの出発地への前記ユーザの到着予定を事前に通知する時間を表す通知時間情報と、を含むジオフェンス情報を取得し、
    前記スケジュール情報の前記実施順序と前記実施状態とに基づいて、前記ユーザが実施する前記次のアクティビティを特定し、
    前記位置情報と前記半径情報とに基づいて定められた2つの前記ジオフェンスの区域間を移動する前記ユーザの移動時間を表す移動時間情報に基づいて、前記ユーザが移動する速度を表す速度情報を生成し、
    特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における前記通知時間情報と、前記速度情報とに基づいて、前記通知時間情報に相当する距離情報を生成し、
    特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における前記位置情報と生成した前記距離情報に基づいて半径が定められた前記ジオフェンスへの前記ユーザのユーザ端末が計測した位置に基づく進入に基づいて、特定した前記次のアクティビティを提供する事業者の装置に、前記ユーザの前記次のアクティビティの出発地への到着予定を通知する、
    処理をコンピュータが実行する制御方法。
  4. ユーザにより実施される複数のアクティビティの実施順序と前記複数のアクティビティの実施状態とを含むスケジュール情報を記憶するスケジュール記憶部と、
    前記複数のアクティビティのうちの各アクティビティの出発地を表す位置情報と、前記位置情報が共通し、かつ、半径が異なる2つのジオフェンスに関する半径情報と、前記各アクティビティの次のアクティビティを提供する事業者の装置に前記次のアクティビティの出発地への前記ユーザの到着予定を事前に通知する時間を表す通知時間情報と、を含むジオフェンス情報を取得し、
    前記スケジュール記憶部から取得したスケジュール情報の前記実施順序と前記実施状態とに基づいて、前記ユーザが実施する前記次のアクティビティを特定し、
    前記位置情報と前記半径情報とに基づいて定められた2つの前記ジオフェンスの区域間を移動する前記ユーザの移動時間を表す移動時間情報に基づいて、前記ユーザが移動する速度を表す速度情報を生成し、
    特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における前記通知時間情報と、前記速度情報とに基づいて、前記通知時間情報に相当する距離情報を生成し、
    特定した前記次のアクティビティに対応する前記ジオフェンス情報における前記位置情報と生成した前記距離情報に基づいて半径が定められた前記ジオフェンスへの前記ユーザのユーザ端末が計測した位置に基づく進入に基づいて、特定した前記次のアクティビティを提供する事業者の装置に、前記ユーザの前記次のアクティビティの出発地への到着予定を通知する、
    処理を実行する処理部と、
    を備える情報処理装置。
JP2017189658A 2017-09-29 2017-09-29 制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置 Active JP7027765B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017189658A JP7027765B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置
US16/133,906 US20190102726A1 (en) 2017-09-29 2018-09-18 Control method and information processing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017189658A JP7027765B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019067003A JP2019067003A (ja) 2019-04-25
JP7027765B2 true JP7027765B2 (ja) 2022-03-02

Family

ID=65898105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017189658A Active JP7027765B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20190102726A1 (ja)
JP (1) JP7027765B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140379588A1 (en) 2013-03-15 2014-12-25 Compology, Inc. System and method for waste managment
US10405137B2 (en) * 2017-03-13 2019-09-03 Kevin R. Imes Mobile application and system for associating actions with independent geographic locations
US20200312089A1 (en) * 2017-08-09 2020-10-01 Raymond Anthony Joao Sports betting apparatus and method
US11521159B2 (en) * 2018-04-20 2022-12-06 United States Postal Service Systems and methods using geographic coordinates for item delivery
US10943356B2 (en) 2018-12-12 2021-03-09 Compology, Inc. Method and system for fill level determination
US11037450B2 (en) * 2019-01-04 2021-06-15 Ford Global Technologies, Llc Using geofences to restrict vehicle operation
US10798522B1 (en) * 2019-04-11 2020-10-06 Compology, Inc. Method and system for container location analysis
US11172325B1 (en) 2019-05-01 2021-11-09 Compology, Inc. Method and system for location measurement analysis
CN110070731B (zh) * 2019-05-06 2020-11-10 江苏盛海智能科技有限公司 一种提高无人车行驶安全的方法及终端
US20210334763A1 (en) * 2020-04-27 2021-10-28 Trueblue, Inc. Dynamic geofencing for temporary work time validation
US12034712B2 (en) * 2021-04-16 2024-07-09 Paypal, Inc. Communication between server systems in different network regions

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000315293A (ja) 1999-04-30 2000-11-14 Fujitsu Ltd 自動連絡システム,ユーザ端末及びサーバ
JP2002133318A (ja) 2000-10-05 2002-05-10 Fujitsu Ltd 自動化された客通知を含む連続的な配達スケジュールに関するシステムおよび方法
JP2004341684A (ja) 2003-05-14 2004-12-02 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 受注装置及び受注システム
JP2013137755A (ja) 2011-11-30 2013-07-11 Panasonic Corp 受注システム及び受注方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6742037B1 (en) * 1998-12-01 2004-05-25 Nortel Networks Limited Method and apparatus for dynamic information transfer from a mobile target to a fixed target that tracks their relative movement and synchronizes data between them
US7379805B2 (en) * 2004-07-14 2008-05-27 United Parcel Service Of America, Inc. Wirelessly enabled trailer locking/unlocking
US9736781B2 (en) * 2012-09-26 2017-08-15 Intel Corporation Determining points of interest within a geofence
GB201316488D0 (en) * 2013-09-17 2013-10-30 Kestros Ltd System and method for managing appointments
US10452036B2 (en) * 2013-09-27 2019-10-22 Siemens Industry, Inc. System and method for deterministic calculation of recovery time for an environmental system
CN107636642A (zh) * 2015-06-01 2018-01-26 富士通株式会社 信息处理装置和设施信息提供程序
US20170169375A1 (en) * 2015-12-09 2017-06-15 Facebook, Inc. Systems and methods for managing resource reservations
US20170223497A1 (en) * 2016-02-01 2017-08-03 Cheng-Yu Wang Mobile location based information platform
US9877154B2 (en) * 2016-02-05 2018-01-23 Google Llc Method and apparatus for providing target location reminders for a mobile device
US10605472B2 (en) * 2016-02-19 2020-03-31 Ademco Inc. Multiple adaptive geo-fences for a building
US10163284B2 (en) * 2017-02-03 2018-12-25 Gto Access Systems, Llc Method and system for controlling a movable barrier
DK179479B9 (en) * 2017-03-31 2019-01-09 Gatehouse Logistics A/S METHOD FOR DATA RETRIEVING AND DISTRIBUTING USING GEOFENCE BASED TRIGGERS
US10317102B2 (en) * 2017-04-18 2019-06-11 Ademco Inc. Geofencing for thermostatic control
US10187745B1 (en) * 2017-09-19 2019-01-22 Comcast Cable Communications, Ltd. System and method for energy efficient geofencing implementation and management
US10796573B2 (en) * 2018-01-15 2020-10-06 Ford Global Technologies, Llc Crowd-based vehicular geofencing

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000315293A (ja) 1999-04-30 2000-11-14 Fujitsu Ltd 自動連絡システム,ユーザ端末及びサーバ
JP2002133318A (ja) 2000-10-05 2002-05-10 Fujitsu Ltd 自動化された客通知を含む連続的な配達スケジュールに関するシステムおよび方法
JP2004341684A (ja) 2003-05-14 2004-12-02 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 受注装置及び受注システム
JP2013137755A (ja) 2011-11-30 2013-07-11 Panasonic Corp 受注システム及び受注方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019067003A (ja) 2019-04-25
US20190102726A1 (en) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7027765B2 (ja) 制御プログラム、制御方法、及び情報処理装置
US9332381B2 (en) Location-based application recommendation
US20140222929A1 (en) System, Method And Device For Creation And Notification Of Contextual Messages
US9047316B2 (en) Venue prediction based on ranking
CN108182610A (zh) 装置、创建社交群组的方法和计算机可读记录介质
US10157267B2 (en) Method of determining the attendance of an individual at a location and a system therefor
CN107533729B (zh) 基于两个或更多可操作耦合计算机的相对距离分析构建接近社交网络数据库
JP6461783B2 (ja) 経路案内システムおよび経路案内方法
CN103222319A (zh) 用于移动计算设备的位置跟踪
US20160029157A1 (en) Assistance techniques
WO2015105847A1 (en) Systems and methods for mobile device microlocation
JP2015070424A (ja) 情報配信システム、情報配信方法、移動体端末およびコンピュータプログラム
US20200037106A1 (en) Service activity support method and service activity support system
JP2021532441A (ja) 方法、記録媒体および電子機器
US10045169B2 (en) Systems and methods for personalizing public devices
US20180195867A1 (en) Systems and methods for indoor and outdoor mobile device navigation
JP2004312694A (ja) 情報提供サーバ、情報提供方法、記録媒体、及びプログラム
US20180330318A1 (en) Systems and Methods for Dynamically Updating Stored Lists Based on Contemporaneous Location Data Associated with Client Devices
JP6661174B1 (ja) 長周期地震動関連情報通知システム、長周期地震動関連情報通知サーバー、携帯端末および長周期地震動関連情報通知方法
JP2005309524A (ja) アプリケーションサーバ、プレゼンス情報提供方法、及びプログラム
US9756683B2 (en) Direct data transfer among communication devices
JP2015154246A (ja) サーバ装置、コンテンツの配信システム、コンテンツの配信方法及びプログラム
JP2020129247A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP6839867B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP2020087160A (ja) 通信装置、通信方法及び通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7027765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150