JP6461783B2 - 経路案内システムおよび経路案内方法 - Google Patents

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Description

本発明は、経路案内システムおよび経路案内方法に関するものであり、具体的には、移動者の円滑な移動を妨げることなく的確な経路案内を可能とする技術に関する。
スマートフォンなど各種携帯端末は、GPSユニットおよび経路案内アプリを備えるものが多い。そうした携帯端末のユーザは、移動に際して上述のアプリを起動し、電子地図上に表示される移動経路を適宜に確認しつつ、移動を行う。移動しながらの経路情報の確認動作は、いわゆる歩きスマホなどと呼ばれ、種々の問題を生み出す。
こうした状況に対し、公共施設等の適宜な空間にデジタルサイネージを設置し、このデジタルサイネージに経路案内の情報を表示する技術が存在する。このような技術としては、例えば、目的地情報を発信するユーザ端末と通信可能に接続される、前記目的地情報に係る案内を表示可能なサイネージ端末から、前記目的地情報を取得する取得手段と、前記目的地情報に基づいて、前記目的地情報と、目的地との位置関係に関する情報からなる案内情報を生成し、前記サイネージ端末に送信する生成手段と、を備える案内サーバ(特許文献1参照)などが提案されている。この従来技術では、各ユーザ向けの情報をデジタルサイネージ上に表示して、ユーザが携帯端末を注視する機会を低減出来る。
特開2014−182027号公報
しかしながら、複数ユーザ各々の案内情報を1つのデジタルサイネージに表示した場合、各ユーザが自分向けの案内情報を特定しにくいという課題がある。また、案内情報を時分割表示するとしても、各ユーザは、自分向けの案内情報が表示されるまで待ち続ける必要がある。いずれにしても、ユーザは各デジタルサイネージで移動を一旦停止することになる。1つのデジタルサイネージで一度に案内情報を表示すべきユーザ数が多くなるほど、この問題は大きくなる。
そこで本発明の目的は、移動者の円滑な移動を妨げることなく的確な経路案内を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の経路案内システムは、所定領域に存在するサイネージの管理情報を保持する記憶装置と、前記所定領域の所定ユーザ端末から所定情報を受信したことに応じ、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別の識別表示情報を、当該ユーザ端末に通知する処理と、前記ユーザ端末から得た当該ユーザ端末の移動経路情報と、前記サイネージの管理情報とに基づいて、当該移動経路上のサイネージに対し、前記移動経路情報に基づく経路案内表示情報と当該ユーザ端末向けの前記識別表示情報とを配信する処理を実行する演算装置と、を備えた情報配信装置を含むことを特徴とする。
また、本発明の経路案内方法は、所定領域に存在するサイネージの管理情報を保持する記憶装置を備えた情報配信装置が、前記所定領域の所定ユーザ端末から所定情報を受信したことに応じ、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別の識別表示情報を、当該ユーザ
端末に通知する処理と、前記ユーザ端末から得た当該ユーザ端末の移動経路情報と、前記サイネージの管理情報とに基づいて、当該移動経路上のサイネージに対し、前記移動経路情報に基づく経路案内表示情報と当該ユーザ端末向けの前記識別表示情報とを配信する処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、移動者の円滑な移動を妨げることなく的確な経路案内が可能となる。
本実施形態の経路案内システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態の情報配信装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態におけるユーザコンテキスト格納テーブルのデータフォーマット例を示す図である。 本実施形態におけるデバイスコンテキスト格納テーブルのデータフォーマット例を示す図である。 本実施形態のユーザ端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態のサイネージのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の経路案内方法におけるフロー例1を示す図である。 本実施形態の経路案内システムの適用状況例1を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末の画面例1を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末の画面例2を示す図である。 本実施形態におけるサイネージの画面例1を示す図である。 本実施形態の経路案内方法におけるフロー例2を示す図である。 本実施形態における識別情報割当可否リストの構成例を示す図である。 本実施形態の経路案内方法におけるフロー例3を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末の画面例4を示す図である。 本実施形態におけるサイネージの画面例2を示す図である。 本実施形態におけるサイネージの画面例3を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末の画面例3を示す図である。 本実施形態の経路案内方法におけるフロー例4を示す図である。 本実施形態の経路案内方法におけるフロー例5を示す図である。 本実施形態の経路案内方法におけるフロー例6を示す図である。 本実施形態の経路案内方法におけるフロー例7を示す図である。 他の実施形態におけるユーザコンテキスト格納テーブルのデータフォーマット例を示す図である。 他の実施形態の経路案内方法におけるフロー例1を示す図である。 他の実施形態におけるユーザ端末の画面例2を示す図である。 他の実施形態におけるユーザ端末の画面例3を示す図である。 他の実施形態におけるサイネージの画面例1を示す図である。 他の実施形態の経路案内方法におけるフロー例2を示す図である。 他の実施形態の経路案内方法におけるフロー例3を示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の経路案内システム10を含むネットワーク構成図である。図1に示す経路案内システム10は、移動者の円滑な移動を妨げることなく的確な経路案内を可能とするコンピュータシステムである。
図1に例示する経路案内システム10は、インターネットなどの適宜なネットワーク5
を介して通信可能に結ばれた、情報配信装置100、ユーザ端末130、サイネージ140、および管理端末150のうち、少なくとも情報配信装置100およびサイネージ140により構成される。勿論、その他の、ユーザ端末130および管理端末150を含む構成としてもよい。
このうちユーザ端末130は、経路案内対象となるユーザが所持する端末である。当該ユーザは、ユーザ端末130を用いて目的地の入力動作を行い、情報配信装置100や或いはサイネージ140から配信される識別表示情報を視認する。具体的には、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末である。ユーザが多数にのぼる場合、当該ユーザ端末も多数存在することになる。
またサイネージ140は、上述のユーザが移動する空間に設置された表示装置である。具体的には、空港や駅など所定の広さを備えた空間内に、一定間隔を置いて設置された、各ディスプレイ装置を想定する。
また、情報配信装置100は、上述のユーザ端末130およびやサイネージ140に情報配信を行うコンテンツサーバである。但し本実施形態で配信するコンテンツは、サイネージ140の設置空間での経路案内用の情報、すなわち経路案内表示情報と、この経路案内表示情報を当該ユーザが迅速かつ容易に認識するための識別表示情報となる。こうした情報配信のアルゴリズムについてはフローに沿って後述する。
なお、管理端末150は、情報配信装置100の管理者が情報配信装置100に対する所定の操作を行う際に用いる情報処理端末である。具体的には、一般的なPC等を想定する。
−−−ハードウェア構成−−−
次に本実施形態の経路案内システム10を構成する各装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、情報配信装置100のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態における情報配信装置100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置11、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ13、記憶装置11に保持されるプログラム12をメモリ13に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置14、上述の管理者からのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置15、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置16、ネットワーク5と接続し他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイス17、を備える。
なお、記憶装置11内には、本実施形態の情報配信装置100として必要な機能を実装する為の上述のプログラム12に加え、データ格納部110が記憶されている。データ格納部110は、ユーザコンテキスト格納テーブル111、およびデバイスコンテキスト格納テーブル112を保持している。
このうちユーザコンテキスト格納テーブル111は、図3に例示するように、各ユーザを一意に特定するユーザID1111をキーに、当該ユーザの目的地1112、現在位置1113、経路1114(移動経路情報)、識別情報1115(識別表示情報)、および状態1116の各値を含むレコードの集合体となっている。なお、上述の経路1114の値は、位置と、そこでの移動属性(方向、距離、手段)を組にした値を、目的地に至る移動経路上の各所について保持する連想配列形式で格納されている。
こうしたユーザコンテキスト格納テーブル111における値のうち、ユーザID1111、目的地1112、現在位置1113、経路1114の各値は、情報配信装置100がユーザ端末130から取得したものである。或いは、これらの値を得た適宜な管理者が管理端末150を操作し、入力したものである(以下同様)。また、識別情報1115および状態1116の各値は、情報配信装置100が当該ユーザに関して設定したものである。
また、デバイスコンテキスト格納テーブル112は、図4に例示するように、各サイネージを一意に特定するデバイスID1121をキーに、当該サイネージ140の設置場所たる位置1122、ビーコンID1123、および、利用ユーザID1124の各値を含むレコードの集合体となっている。
なお、上述の値のうちビーコンID1123は、当該サイネージ140のビーコンユニット147が一定時間毎に周囲に向けて発信するIDであり、当該サイネージ140を一意に特定する識別情報となる。また、利用ユーザID1124は、当該サイネージ140と近距離無線通信を確立させたユーザ端末130から得た、当該ユーザの識別情報である。この利用ユーザID1124は、当該サイネージ140の表示装置145を閲覧しているユーザのユーザIDとなる。従って、当該サイネージ140の表示装置145を閲覧しているユーザに応じて、当該ユーザIDが配列された形態となる。
また、情報配信装置100は、演算装置14がプログラム12を実行することで実装する機能部として、識別情報生成部101、ユーザコンテンツ生成部102、ユーザ-デバ
イス紐付け部103、デバイスコンテンツ生成部104、および管理用ユーザインターフェイス部121を備える。
このうち識別情報生成部101は、図21に示すフローチャートに基づき、ユーザ端末130より受信したユーザID、目的地、および経路の各情報に基づき、ユーザコンテキスト格納テーブル111を参照して、割り当て可能な識別情報を決定する。また、識別情報生成部101は、当該ユーザIDをキーとしたレコードを生成してユーザコンテキスト格納テーブル111に追加する。
また、ユーザコンテンツ生成部102は、図22に示すフローチャートに基づき、ユーザ端末130より受信したユーザIDおよびビーコンIDに基づき、ユーザコンテキスト格納テーブル111にて該当ユーザIDが紐付くレコードで、現在位置1113、経路1114、および状態1116の各値を更新する。
また、ユーザ-デバイス紐付け部103は、図19に示すフローチャートに基づき、ユ
ーザコンテキスト格納テーブル111における各レコードの現在位置1113の値を参照し、デバイスコンテキスト格納テーブル112にて対応するサイネージのレコードで、利用ユーザID1124の値を更新する。
また、デバイスコンテンツ生成部104は、図20に示すフローチャートに基づき、デバイスコンテキスト格納テーブル112を参照し、サイネージ140の案内画面を更新する。
また、管理用ユーザインターフェイス部121は、管理者が管理端末150を通じて適宜な入力や選択等の動作を行い、サイネージ140のデバイスコンテキストを管理する際のインターフェイスである。
なお、これら機能部における処理の詳細は、図21、図22、図19、図20に示すフローチャートを用いて後述する。
図5は、本実施形態のユーザ端末130のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態のユーザ端末130は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置131、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ133、記憶装置131に保持されるプログラム132をメモリ133に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置134、ユーザからのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置135、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置136、ネットワーク5と接続し他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイス137、を備える。上述のプログラム132は、少なくとも経路検索プログラム1321を含んでいる。この経路検索プログラム1321は、入力装置135でユーザが指定した目的地と、GPSユニット139から得られる自機の現在位置とに基づき、適宜な電子マップ(例:経路案内対象の領域に関するマップであり、記憶装置131で予め保持)で記述されている各ルートのうち、当該目的地と現在位置との間を例えば最短で結ぶルートを選定するプログラムである。こうした経路検索プログラムは従来技術によるものを適宜に採用すればよい。
なお、本実施形態のユーザ端末130は、近距離無線通信ユニット138を備えている。この近距離無線通信ユニット138は、通信可能範囲に入ったサイネージ140と、当該近距離無線通信のプロトコルに沿った所定の通信処理を確立し、当該サイネージ140の識別情報を取得する装置である。こうした近距離無線通信の確立処理については、既存技術を適宜に採用すればよい。
また、本実施形態のユーザ端末130は、上述のようにGPSユニット139を備えている。このGPSユニット139は、GPS衛星からの電波を受信して自機の現在位置を測位する装置である。勿論、当該GPSユニット139は既存のものを採用すれば良い。
図6は、本実施形態のサイネージ140のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態のサイネージ140は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置141、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ143、記憶装置141に保持されるプログラム142をメモリ143に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置144、処理データの表示を行うディスプレイ等の表示装置146、ネットワーク5と接続し他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイス147、を備える。
また、本実施形態のサイネージ140は、上記の構成に加えて、ユーザ端末130と近距離無線通信を行うビーコンユニット147を備えている。ビーコンユニット147は、上述のユーザ端末130のものと同様の近距離無線通信のユニットであり、一定時間ごとに近距離無線通信の電波を発信し、通信可能範囲に入ったユーザ端末130と、当該近距離無線通信のプロトコルに沿った所定の通信処理を実行する。通信の確立に成功した場合、このビーコンユニット147は、当該サイネージ140の識別情報を通信相手のユーザ端末130に通知する。
なお、本実施形態におけるサイネージ140では、ビーコンユニット147が当該サイネージ140と一体となった構成を例示している。しかしながら、ビーコンユニット147は、サイネージ140とは別体として空間内に設置するとしても良い。また、ビーコンユニット147は、無線LAN機能や、上述のユーザ端末130と同様のGPSユニット
等を備えて、自機の測位を行うとしても良い。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態における経路案内方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する経路案内方法に対応する各種動作は、経路案内システム10を構成する装置らがメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図7は、本実施形態における経路案内方法のフロー例1を示す図である。また、図8は、本実施形態の経路案内システムの適用状況例1を示す図である。ここで、ターミナル駅などの大きな空間に所在し、サイネージ621、622、623による経路案内を欲しているユーザ611、612が存在しているとする(図8)。
図8で例示する状況では、ユーザ611、612は、例えば、所定駅構内の「3番線」のプラットホーム601に所在している。つまりこのプラットホーム601がユーザ611、612の現在地であり、経路案内の開始位置となる。こうしたユーザ611、612のうち、ユーザ611は「1番線」のプラットホーム602を目指している。また、ユーザ612は、駅の東口604を目指している。
そこでユーザ611、612は、それぞれが携行しているユーザ端末130の入力装置135を操作し、自身の目的地である「1番線」プラットフォーム602や駅の東口604の名称など所定値を入力する。
ユーザ端末130は、当該ユーザらの目的地の値を入力装置135で取得する(S301)。またユーザ端末130は、経路検索プログラム1321を起動して経路検索を実行する(S302)。この時、ユーザ端末130の経路検索プログラム1321は、入力装置135で各ユーザから得た目的地の値と、GPSユニット139や適宜な無線LAN装置(ユーザ端末周囲の空間に設置され、無線LAN用の信号を継続的に発信している無線LAN機器と通信確立する装置)などから得た自機の現在位置の情報(座標値)とに基づき経路検索を実行することになる。
その後、ユーザ端末130は、ユーザの移動に応じて或いは当初から、当該ユーザが所在する所定空間内のサイネージ140(図8の場合、サイネージ621)に接近したとする。当該ユーザ端末130とサイネージ140の間の距離が、上述の近距離無線通信の可能な範囲に達すると、ユーザ端末130は、サイネージ140のビーコンユニット147が発しているビーコン(近距離無線通信の信号)を受信し(S303)、近距離無線通信の確立処理を行う。この時、ユーザ端末130は、サイネージ140のビーコンユニット147からビーコンIDを取得し、メモリ13に保持する。
また、当該ステップS303におけるユーザ端末130は、上述のS301で得ている目的地、S302で得ている経路と現在位置(ビーコンIDも含みうる)、および、記憶装置131に予め保持するユーザID、の各値を、情報配信装置100に送信する。
一方、情報配信装置100は、上述のユーザ端末130から各値を受信し、ユーザIDをキーとしたレコードを生成して、ユーザコンテキスト格納テーブル111に格納する(S304)。このステップS304における情報配信装置100は、ユーザ端末130から受信した値のうち現在位置と経路の各値に基づいて、当該ユーザに対して識別情報を割り当て、その値を、該当レコードの識別情報欄115に設定する。こうした識別情報の割当に関する処理の詳細は後述する。
また当該ステップS304における情報配信装置100は、状態欄1116に、例えば「案内開始」といった値を設定する。
また当該ステップS304における情報配信装置100は、上述で割り当てた識別情報を、上述のユーザ端末130に送信する。
他方、ユーザ端末130は、識別情報を情報配信装置100から受信し、これを表示装置136に表示する(S305)。ユーザは、表示装置136に表示された識別情報を視認することになる。
上述のように、情報配信装置100から識別情報を受信したユーザ端末130は、その表示装置136において、図9、図10に例示するような画面表示を行う。図9は、本実施形態におけるユーザ端末130の画面例1を示す図である。また、図10は、本実施形態におけるユーザ端末130の画面例2を示す図である。
例えば、「1番線」プラットホーム602を目的地としているユーザ611のユーザ端末130では、図9に示す画面900のように、目的地の「1番線」の情報と、当該ユーザ向けにサイネージで表示される識別情報が「赤い矢印」である旨が表示される。
また、駅の東口604を目的地としているユーザ612のユーザ端末130では、図10に示す画面1000のように、目的地の「東口」の情報と、当該ユーザ向けにサイネージで表示される識別情報が「青い矢印」である旨が表示される。
つまり情報配信装置100は、識別情報としてユーザ611に赤色を、ユーザ612に青色を割り当てたことになる。
上述のステップS305の実行以後で、ユーザ端末130は、上述のステップS303でビーコンIDを得たものと同じサイネージ140(図8におけるサイネージ621)か、或いは、そのサイネージ140から所定距離だけ離れた他のサイネージ140(例えば、図8におけるサイネージ622かサイネージ623)との間で、ステップS303と同様に近距離無線通信を確立して、ビーコンを受信したとする(S3031)。この時、当該ステップS3031におけるユーザ端末130は、ユーザIDおよび当該S3031で得たビーコンIDを、情報配信装置100に送信する。
一方、情報配信装置100は、ユーザ端末130からユーザIDおよびビーコンIDを受信し、これらの値に基づき、ユーザコンテキスト格納テーブル111の当該レコードにおける現在位置欄1113の値を更新する(S306)。また、情報配信装置100は、ここで更新した現在位置の値に基づいて、状態欄1116および経路欄1114の値を更新する。ここでの更新後の状態欄1116の値は、例えば「案内中」となる。また、経路欄1114の値は、上述のステップS304の実行後から当該ステップS306の実行までに当該ユーザが移動した内容に応じたものとなる。例えば、ステップS304の実行時には、経路欄1114の示す出発地点が、その当時の現在位置(例:座標(A、B))であったものが、ステップS306で更新した値では、(例:座標(A+Δa、B+Δb))と変化する。
また、当該ステップS306における情報配信装置100は、ユーザ端末130から受信したユーザIDとビーコンIDに基づき、デバイスコンテキスト格納テーブル112の該当サイネージに関するレコードの利用ユーザID欄1124を更新する(S307)。具体的には、上述のユーザ端末130が新たに接近して近距離無線通信を確立したサイネージ140に関して、その利用ユーザとして当該ユーザ端末130から得たユーザIDを
設定することになる。
続いて情報配信装置100は、デバイスコンテキスト格納テーブル112における各レコード、すなわちサイネージ140ごとに利用ユーザID欄1124の値を読み取り、そのユーザIDをキーにユーザコンテキスト格納テーブル111で該当レコードを特定し、当該レコードが示す各値に基づいて案内画面(経路案内表示情報を表示する画面)を生成する(S308)。
この案内画面では、ステップS304でユーザ端末130に送信した識別情報と同じもの、或いは同じ要素(例:所定オブジェクトの色や模様、形態変化パターン等)が、対応するユーザ向けの経路案内表示情報と合わせて、或いは特徴付けられて(例:所定の図形や文字、線分などが識別情報と同色に彩色される等)、表示されるものとする。こうした案内画面の生成処理の詳細は後述する。また、当該ステップS308における情報配信装置100は、生成した案内画面を当該サイネージ140に配信する。
一方、サイネージ140は、情報配信装置100から上述の案内画面を受信し、これを表示装置145に表示する(S309)。なお、ここまで説明した、ステップS3021からステップS309の各処理は、ユーザ移動に伴ってユーザ端末130がビーコンを受信する度に実行される(S310)。
図8で例示した状況において、例えばサイネージ621が上述の案内画面を表示したとする。その場合の案内画面1100を図11に示す。この案内画面1100は、「1番線」プラットホーム602への経路を示す赤い矢印1101と、東口604への経路を示す青い矢印1102を駅構内の地図上に表示した構成となっている。
ユーザは、自身のユーザ端末130で表示された自分向けの識別情報、すなわち「赤い矢印」や「青い矢印」を覚えた上で、上述の案内画面1100をサイネージ621で眺めれば、他ユーザ向けのものではない自分向けの経路案内表示情報を確実に認識出来る。こうして自身が移動すべき方向等を認識したユーザは、移動を開始、継続することになる。
ステップS305以降、ユーザは、自身のユーザ端末130上に表示される識別情報を確認すると共に、最寄りのサイネージ140で表示されている複数の案内情報の中から、自身のユーザ端末130で表示されている識別情報と同じ識別情報で特徴付けられた案内情報を素早く視認し、移動の参考とすることが出来る。
例えば、図8で例示したサイネージ621周辺から移動したユーザ611、612は、その経路上に設置されたサイネージ622に近づくことになる。その場合、ユーザ611、612の各ユーザ端末130は、サイネージ622との間で近距離無線通信を確立して、ビーコンIDを取得し、ステップ310が再実行される。
その場合、サイネージ622では、その設置位置から「1番線」プラットホーム602への経路を示す赤い矢印1101と、東口604への経路を示す青い矢印1102を地図上に表示した案内画面1100が表示されることになる。なお、ユーザ端末613、614での表示は図9、図10から変化しない。
−−−フロー例2−−−
図12は、本実施形態における経路案内方法のフロー例2を示す図である。具体的には、情報配信装置100の識別情報生成部101が、ユーザ端末130からユーザID、目的地、現在位置、および経路の各値を受信し、当該ユーザ端末130(ユーザ)に識別情報を割り当てる手順(図7のステップS304)の詳細を示すフローチャートである。
この場合、識別情報生成部101は、ユーザ端末130からユーザID、目的地、現在位置、経路のセット(便宜的に“X91”と称する)を受信して、以降の処理を開始する。また、情報配信装置100は、管理用ユーザインターフェイス部121を介して適宜な管理者等により登録された、全ての識別情報をメモリ13または記憶装置11に保持しているとする。
識別情報生成部101は、上述の全ての識別情報の各識別情報に対し、その識別情報をユーザに割り当てる可否について示す割当可否フラグを対応付けて、割当可否リスト1300を生成する(S30401)。なお、この割当可否リスト1300において、割当可否フラグの初期値を「可」とする。
続いて、識別情報生成部101は、ユーザコンテキスト格納テーブル111の各レコードのうち、状態欄1116の値が「完了」でないレコードでユーザIDを特定し、全てのユーザIDに対して、以下のループを行う(S30402)。すなわち、識別情報生成部101は、ループ中のユーザID(状態欄1116の値が「完了」でない各レコードが示すもの)、目的地、現在位置、経路、および識別情報の各セットX92を参照し、各セットX92の経路と、今回、識別情報の割当処理対象となったユーザに関するセットX91の経路との関係を判定する。
ここで識別情報生成部101は、各セットX92とセットX91とで、その経路が全く同一か、一方の経路がもう一方の経路を内包するか判定する(S30403)。この判定の結果、両経路が同一あるいは内包することが判明した場合(S30403:Yes)、識別情報生成部101は、該当セットX92の識別情報を、上述のセットX91の識別情報としてユーザコンテキスト格納テーブル111の識別情報欄1115に設定し(S30406)、ループS30402を終了する。
他方、上述の判定の結果、経路が異なることが判明した場合(S30403:No)、識別情報生成部101は、両経路に共通部分があるか、あるいは現在位置が近いか判定する(S30404)。
この判定の結果、両経路に共通部分があるか、あるいは現在位置が近いことが判明した場合(S30404:Yes)、識別情報生成部101は、現在も経路案内中で、同じサイネージ140を経路案内に利用するユーザに既に割当済みの識別情報は、今回の割当処理対象となったユーザには割当出来ない(違う目的地であるのに、同じ識別情報を同一サイネージで使うことは出来ない)と判断し、割当可否リスト1300において、該当セットX92の識別情報に関する割当可否フラグを「不可」に設定する(S30405)。
上述のループ終了後、識別情報生成部101は、割当可否リスト1300を参照し、割当可否フラグが「可」の識別情報があるか判定する(S30407)。
この判定の結果、割当可否フラグが「可」の識別情報が存在することが判明した場合()S30407:Yes)、識別情報生成部101は、その識別情報をセットX91の識別情報とし、ユーザコンテキスト格納テーブル111の識別情報欄1115に設定する(S30408)。
他方、上述の判定の結果、割当可否フラグが「可」の識別情報が存在しなかった、すなわち、全ての識別情報の割当可否フラグが「不可」であることが判明した場合(S30407:No)、識別情報生成部101は、例えば、所定のシステム運用者に識別情報の不足と追加依頼を通知するメッセージを、管理端末150に送信し(S30409)、処理
を終了する。
なお、識別情報生成部101は、上述のステップS30406もしくはS30408で、セットX91に識別情報を設定した後、ユーザコンテキスト格納テーブル111において、セットX91のユーザID、目的地、現在位置、経路、識別情報、および状態の各値を設定し(S30410)、処理を終了する。なお、ここで設定する状態の値は「案内中」となる。
−−−フロー例3−−−
図14は、本実施形態における経路案内方法のフロー例3を示す図である。具体的には、情報配信装置100のユーザコンテンツ生成部102がユーザコンテキストを更新する手順(図7のステップS306)の詳細を示すフローチャートである。
なお、当該フローは、情報配信装置100が、ユーザ端末130から、ユーザID(便宜的に“X101”とする)と、ビーコンID(便宜的に“X102”とする)を受信したことにより開始するものとする。
この場合、ユーザコンテンツ生成部102は、デバイスコンテキスト格納テーブル112の全レコードの各デバイスIDに対して以下のループを実行する(S3061)。すなわち、ユーザコンテンツ生成部102は、当該ループ内で、デバイスコンテキスト格納テーブル112の各レコードにおけるビーコンID欄1123の値を読み取り、当該読み取った各ビーコンIDの値が、ビーコンID“X102”に一致するか判定する(S3062)。
上述の判定の結果、ビーコンIDの値が一致することが判明した場合(S3062:Yes)、ユーザコンテンツ生成部102は、ビーコンID“X102”と一致したレコードの位置欄1122の値(便宜的に“X103”とする)をデバイスコンテキスト格納テーブル112から取得する(S3063)。
また、当該ステップS3063におけるユーザコンテンツ生成部102は、ユーザコンテキスト格納テーブル111のユーザID“X101”に対応するレコードにおける、現在位置欄1113に、上述の“X103”を設定し、ループS3062を終了する。この更新により、該当ユーザの現在位置1113の値を最新のものにしたことになる。
続いて、ユーザコンテンツ生成部102は、ユーザコンテキスト格納テーブル111において、ユーザID“X101”に対応するレコード、すなわちユーザコンテキストの現在位置欄1113の値と、目的地欄1112の値を読み取り、現在位置欄1113の値が目的地欄1112の値と一致するか判定する(S3064)。
上述の判定の結果、値が一致することが判明した場合(S3064:Yes)、ユーザコンテンツ生成部102は、当該ユーザがその目的地に到達したと認識し、ユーザID“X101”に対応するレコード、すなわちユーザコンテキストの状態欄1116を「完了」に設定し(S3065)、処理を終了する。このように「完了」、すなわちユーザが目的地に到着した場合に、ユーザ端末130が表示する画面の例を図15に例示する。図15で示す画面1500は、ユーザ612が案内通りに移動して、東口604に到着した状況を表示するものとなっている。
他方、上述の判定の結果、値が一致しないことが判明した場合(S3064:No)、ユーザコンテンツ生成部102は、ユーザID“X101”に対応するレコード、すなわちユーザコンテキストの経路欄1114を読み取り、その経路情報に対して以下のループ
を行う(S3066)。
すなわちループ中で、ユーザコンテンツ生成部102は、現在位置欄1113の値が、上述のステップS3066で読み取った経路情報の含む値と一致するか判定する(S3067)。
上述の判定の結果、経路情報の含む値、すなわち位置のうちで、現在位置1113の値と一致するものが判明した場合(S3067:Yes)、ユーザコンテンツ生成部102は、その経路情報が示す経路の開始位置から、上述で一致が判明した値、すなわち位置の直前までを削除し、現在位置1113の値が示す位置が開始位置となるように経路情報を更新し(S3068)、処理を終了する。
例えば、経路欄1114の示す位置が、経路の開始位置から順に、“場所A”、“場所B”、“場所C”、“場所D”、“目的地”、であり、上述の現在位置1113の値が“場所C”であった場合、ユーザコンテンツ生成部102は、経路の開始位置“場所A”から、“場所C”の直前である“場所B”までを削除し、現在位置たる“場所C”が開始位置となるように経路情報を更新する。こうした経路情報の更新に伴う案内画面1600の例を図16に示す。
ループS3068の終了後、ユーザコンテンツ生成部102は、当該ユーザが経路と異なる位置にいると判断し、ユーザコンテキスト格納テーブル111におけるユーザID“X101”に対応するレコード、すなわちユーザコンテキストの状態欄1116の値を「異常(経路誤り)」に設定する(S3069)。また、当該ステップS3069におけるユーザコンテンツ生成部102は、当該ユーザの現在位置欄1113の値が示す位置から、経路欄1114の経路情報のうち開始位置までの経路を、経路検索プログラム1321で検索する。また、ユーザコンテンツ生成部102は、ここで検索した経路を、経路欄1114の経路情報における先頭、すなわち開始位置に追加して、処理を終了する。
こうした処理により、誤った位置に移動してしまったユーザであっても、元の正しい経路に復帰させる情報を提示することが出来る。この場合に、情報配信装置100がサイネージ140に配信する案内画面1700の例を図17に示す。この案内画面1700は、ユーザ611が道を誤って「東口」に来てしまった場合のサイネージ623の画面となる。また同様に、ユーザ端末130が表示する画面1800の例を図18に示す。この画面1800は、ユーザ611が案内と異なる経路を移動していることを通知する画面となる。
−−−フロー例4−−−
図19は、本実施形態における経路案内方法のフロー例5を示す図である。具体的には、ユーザがサイネージ140の案内画面の経路案内表示情報に従った移動を行っていない場合、或いは、目的地に到着した場合、のそれぞれのケースに対応した更なる処理のフローを説明する。但し、当該フローは、図14で詳細を示すフローにおいて、当該ユーザの状態欄1116(ユーザコンテキスト格納テーブル111の該当レコードにおけるもの)の値が、「異常」または「完了」と更新された状況(S3065、S3069)において対応したものとなる。
この場合、情報配信装置100は、ユーザコンテキスト格納テーブル111における各レコードの状態欄1116を参照し、その値が「異常(経路誤り)」であるものを特定する(S400)。
次に、情報配信装置100は、上述のステップS400で特定されたレコード、すなわ
ち、状態欄1116の値が「異常(経路誤り)」であるレコードから、ユーザIDを読み取り、当該ユーザIDのユーザ端末130に対して異常(経路誤り)情報を送信する(S401)。この異常(経路誤り)情報は、上述のステップS3069であらためて検索して得た経路、すなわち誤った位置から元の経路に復帰するための経路の情報である。
一方、ユーザ端末130は、情報配信装置100から上述の異常(経路誤り)情報を受信し、当該異常(経路誤り)情報に基づいて、異常をユーザに通知する画面を表示する(S402)。
また、情報配信装置100は、ユーザコンテキスト格納テーブル111における各レコードの状態欄1116を参照し、その値が「完了」であるものを特定し、その識別情報欄1115の値を削除するなどして、当該ユーザに対する当該識別情報の割当を開放する(S411)。また、このステップS411における情報配信装置100は、当該ユーザのユーザ端末130に対し、経路案内の完了を通知する情報を送信する。
一方、ユーザ端末130は、上述の情報配信装置100から経路案内完了の通知を受信し、目的地への到着をユーザに通知する画面を表示装置136に表示し(S412)、処理を終了する。
−−−フロー例5−−−
図20は、本実施形態における経路案内方法のフロー例3を示す図である。具体的には、ユーザ端末130においてビーコンIDの受信(図7におけるステップS302)が所定時間なされなかった場合に、経路案内システム10による経路案内範囲外にユーザ端末130が到達したものと判断し、案内を終了する場合の手順を示す。
この場合、ユーザ端末130は、サイネージ140からビーコンIDを受信した直近の時刻から以降の時間を計測し、その計測時間が所定時間を越えた場合、上述の駅構内などの各サイネージ140の全てから離れた位置に移動してきたと判断し、経路案内の終了情報を情報配信装置100に送信する(S500)。
一方、情報配信装置100は、上述のユーザ端末130から終了情報を受信し、当該終了情報が含むユーザIDに対応したレコードをユーザコンテキスト格納テーブル111で特定し、当該レコードの識別情報欄1115の値を削除するなどして、当該ユーザに対する当該識別情報の割当を開放する(S501)。また、当該ステップS501における情報配信装置100は、ユーザコンテキスト格納テーブル111における上述のレコードの状態欄1116の値を「完了」に設定する。
続いて情報配信装置100は、当該ユーザに関して経路案内表示情報を配信していたサイネージ140を、デバイスコンテキスト格納テーブル112の利用ユーザID欄1124の値に基づき特定し、当該ユーザ向けの経路案内表示情報を削除した案内画面を当該サイネージ140に送信する(S502)。
この案内画面を受信したサイネージ140は、当該案内画面を表示装置145に表示し(S503)、処理を終了する。
−−−フロー例6−−−
図21は、本実施形態における経路案内方法のフロー例6を示す図である。具体的には、ユーザ-デバイス紐付け部103がユーザコンテンツをどのサイネージ140で表示す
るかを決定する手順(図7におけるステップS307)の詳細を示すフローチャートである。ここで、ユーザ-デバイス紐付け部103は、上述のユーザコンテンツ生成部102
によるステップS306の実行後に当該フローを開始するものとする。
この場合、ユーザ-デバイス紐付け部103は、デバイスコンテキスト格納テーブル1
12を参照し、各レコードのデバイスIDに対して以下のループを行う(S3071)。
すなわち当該ループ内で、ユーザ-デバイス紐付け部103は、ユーザ端末130から
受信したビーコンID(ステップS302でユーザ端末130が送信してきたもの)と、デバイスコンテキスト格納テーブル112の各レコードのビーコンIDが一致するか判定する(S3072)。
上述の判定の結果、一致するビーコンIDが特定できた場合(S3072:Yes)、ユーザ-デバイス紐付け部103は、当該ビーコンIDに対応したサイネージ140のレ
コードの利用ユーザID欄1124に、当該ユーザID(ステップS302でユーザ端末130が送信してきたもの。便宜的に“X111”とする)を追加する(S3073)。
他方、上述の判定の結果、一致するビーコンIDが特定できなかった場合(S3072:No)、ユーザ-デバイス紐付け部103は、デバイスコンテキスト格納テーブル11
2における各レコードの利用ユーザID欄1124を参照し、ユーザID“X111”を含むものがあれば、当該レコードの利用ユーザID欄1124にて“X111”を削除する(S3074)。
ユーザ-デバイス紐付け部103は、当該ループS3071終了後、処理を終了する。
−−−フロー例7−−−
図22は、本実施形態における経路案内方法のフロー例7を示す図である。具体的には、デバイスコンテンツ生成部104がサイネージで表示する案内画面を生成する手順(図7のステップS308)の詳細を示すフローチャートである。ここで、デバイスコンテンツ生成部104は、ユーザ-デバイス紐付け部103の処理(図7のステップS307)
の完了後に当該フローを開始するものとする。
この場合、デバイスコンテンツ生成部104は、デバイスコンテキスト格納テーブル112の全レコード、すなわち全てのデバイスIDに対して以下のループを行う(S3081)。
デバイスコンテンツ生成部104は、当該ループにおいて、経路と識別情報をセットとする空のリスト“L121”を作成し(S3082)、メモリ13に保持する。
続いてデバイスコンテンツ生成部104は、ユーザ端末130から受信したビーコンID(ステップS302でユーザ端末130が送信してきたもの)と、デバイスコンテキスト格納テーブル112の各レコードのビーコンID欄1123の値とが一致するか判定する(S3083)。
上述の判定の結果、一致するレコードを特定できた場合(S3083:Yes)、デバイスコンテンツ生成部104は、該当レコードの利用ユーザID欄1124を読み取り、当該読み取った全てのユーザIDに対して以下のループを行う(S3084)。
このループにおけるデバイスコンテンツ生成部104は、ユーザコンテキスト格納テーブル111を参照し、ループ中のユーザIDに該当するユーザコンテキストの経路欄1114と識別情報欄1115の各値を、上述の配列“L121”に追加する(S3085)。
上述のループ(S3084)を終えたデバイスコンテンツ生成部104は、リスト“L121”を参照し、経路および識別情報の各セット間で値が重複しているものを削除する(S3086)。
また、デバイスコンテンツ生成部104は、リスト“L121”に基づいて、或る経路において、現在位置から直近のサイネージ140或いはその先のサイネージ140までの間でユーザが進むべき方向を、所定色(識別情報)の矢印(経路案内表示情報)で示した案内画面(図11の案内画面1100など)を生成する(S3087)。
この案内画面の生成処理は、例えば、上述のリスト“L121”が含む経路の情報が示す、当該サイネージ140(現在位置に対応)から目的地に至る動線に対応した矢印線分のオブジェクト1101、1102を、当該サイネージ140を含む所定エリアに関するマップ上にセットすることで行う。
デバイスコンテンツ生成部104は、当該ループS3081終了後、処理を終了する。
−−−他の実施形態−−−
上述の実施形態とは異なり、ユーザ端末130でのユーザ操作により識別情報を生成して表示すると共に、この識別情報により特徴付けた案内情報をサイネージ140に表示する実施形態について説明する。
当該実施形態における経路案内システム10の構成は、上述した実施形態で説明した図1と同様である。但し、一部の機能部の動作と、ユーザコンテキスト格納テーブル111のデータは異なる。
このうちユーザコンテキスト格納テーブル111は、図23に示すように、ユーザID1111をキーに、目的地1112、現在位置1113、経路1114、識別情報1115、および、利用デバイスID1117の各値を対応付けたレコードの集合体となっている。つまり、図3で示したものと異なり、識別情報および状態の各値は含まれない一方で、利用デバイスID1117の値が追加されている。なお、機能部の詳細については、以下のフローに基づく説明にて示す。
図24は他の実施形態の経路案内方法におけるフロー例1を示す図である。具体的には、ユーザ端末130でのユーザ操作に応じて識別情報を生成し、ユーザ端末130とサイネージ140を通じた経路案内を行う処理の手順を説明する図である。
この場合、ユーザ端末130は、入力装置135において、目的地および現在位置のユーザ入力を受け付ける(S2001)。また、ユーザ端末130は、上述のステップS2001で得た目的地と現在位置の情報に基づき、経路検索プログラム1321による経路検索を実行する(S2002)。
その後、ユーザ端末130は、ユーザの移動に応じて或いは当初から、当該ユーザが所在する所定空間内のサイネージ140に接近したとする。当該ユーザ端末130とサイネージ140の間の距離が、上述の近距離無線通信の可能な範囲に達すると、ユーザ端末130は、サイネージ140のビーコンユニット147が発しているビーコン(近距離無線通信の信号)を受信し(S2003)、近距離無線通信の確立処理を行う。この時、ユーザ端末130は、サイネージ140のビーコンユニット147からビーコンIDを取得し、メモリ13に保持する。
また、当該ステップS2003におけるユーザ端末130は、上述のS2001で得ている目的地、S2002で得ている経路と現在位置、および、記憶装置131に予め保持するユーザID、の各値を、情報配信装置100に送信する。
一方、情報配信装置100は、上述のユーザ端末130から各値を受信し、ユーザIDをキーとしたレコードを生成して、ユーザコンテキスト格納テーブル111(図23)に格納する(S2004)。
上述のステップS2004の実行以後で、ユーザ端末130は、上述のステップS2003でビーコンIDを得たものと同じサイネージ140か、或いは、そのサイネージ140から所定距離だけ離れた他のサイネージ140との間で、ステップS2003と同様に近距離無線通信を確立して、ビーコンを受信したとする(S20031)。この時、当該ステップS20031におけるユーザ端末130は、ユーザIDおよび当該S20031で得たビーコンIDを、情報配信装置100に送信する。
一方、情報配信装置100は、ユーザ端末130からユーザIDおよびビーコンIDを受信し、これらの値に基づき、ユーザコンテキスト格納テーブル111の当該レコードにおける現在位置欄1113の値を更新する(S2005)。また当該ステップS2005における情報配信装置100は、ここで更新した現在位置の値に基づいて、経路欄1114および利用デバイスID欄1117の各値を更新する。
ここでの更新後の利用デバイスID欄1117の値は、ユーザ端末130から得た現在位置の値に基づくサイネージのIDとなる。また、経路欄1114の値は、上述のステップS2004の実行後から当該ステップS2005の実行までに当該ユーザが移動した内容に応じたものとなる。例えば、ステップS2004の実行時には、経路欄1114の示す出発地点が、その当時の現在位置(例:座標(A、B))であったものが、ステップS2005で更新した値では、(例:座標(A+Δa、B+Δb))と変化する。
また、情報配信装置100は、ユーザ端末130から受信したユーザIDとビーコンIDに基づき、デバイスコンテキスト格納テーブル112の該当サイネージに関するレコードの利用ユーザID欄1124を更新する(S2006)。具体的には、上述のユーザ端末130が新たに接近して近距離無線通信を確立したサイネージ140に関して、その利用ユーザとして当該ユーザ端末130から得たユーザIDを設定することになる。
続いて情報配信装置100は、デバイスコンテキスト格納テーブル112における各レコード、すなわちサイネージ140ごとに利用ユーザID欄1124の値を読み取り、そのユーザIDをキーにユーザコンテキスト格納テーブル111で該当レコードを特定し、当該レコードが示す各値に基づいて案内画面(経路案内表示情報を表示する画面)を生成する(S2007)。
また、当該ステップS2007における情報配信装置100は、当該ステップS2007にて案内画面を生成したサイネージ140のデバイスIDを、対応するユーザ端末130に通知する。また、当該ステップS2007における情報配信装置100は、上述のステップS2007で生成した案内画面を、サイネージ140に送信する。
一方、上述のデバイスIDの通知を受けたユーザ端末130は、タップ画面2500を表示装置136にて表示させる(S2008)。例えば、「1番線」プラットホーム602を目的地としているユーザ611のユーザ端末130のタップ画面2500は、図25に示すように、目的地の「1番線」の情報と、タップ用のボタン2301と、当該ユーザ向けにサイネージで表示される識別情報が「表示しているものと同じ明滅」である旨が表
示される。
また、駅の東口604を目的地としているユーザ612のユーザ端末130では、図26に示すタップ画面2600のように、目的地の「東口」の情報と、タップ用のボタン2401と、当該ユーザ向けにサイネージで表示される識別情報が「表示しているものと同じ明滅」である旨が表示される。
ただし、これらのタップ画面におけるタップ用のボタン2301、2401は、タップ動作が行われていないため、未だ明滅していないものとする。
また、サイネージ140は、上述の情報配信装置100から案内画面2700を受信し、これを表示装置145に表示させる(S2009)。この案内画面2700は、ユーザ611とユーザ612が、サイネージ622を利用している場合のサイネージ622の画面例である。案内画面2700には、サイネージ622付近の空間構造を表す図面上に、ユーザ611の目的地である「1番線」プラットホームへの経路を示す矢印2201と、ユーザ612の目的地である「東口」への経路を示す矢印2202が表示される。
S2003からS2009は、ユーザ移動に伴ってユーザ端末130がビーコンを受信する度に実行される(S2014)。
ここで、上述のタップ画面をユーザ端末130で視認したユーザが、タップ画面中のタップ用のボタン2301、2401をタップしたとする。これを受けたユーザ端末130は、タップ動作の事象に関して、ステップS2007によってデバイスIDが送信されてきているサイネージ140に対し、ユーザIDを通知する(S2010)。当然、このサイネージ140は上述のステップS20031において近距離無線通信の確立がなされている。
一方、サイネージ140は、他のユーザ端末130に既に通知している識別情報のうち、目的地が同じユーザ向けのものと同じ識別情報である明滅パターンを特定するか、或いは、他のユーザ端末130に通知済みの明滅パターンのうち目的地が同じユーザ向けのものが無い場合に新たな明滅パターンを生成する(S2011)。
なお、サイネージ140は、自身と近距離無線通信を確立しているユーザおよび目的地と、それに付与した明滅パターンとの対応関係について、記憶装置141にて管理しているものとする。サイネージ140は、情報配信装置100のデバイスコンテキスト格納テーブル112にアクセスして、当該サイネージ140に関する利用ユーザIDを参照し、明滅パターンを通知するユーザ(ユーザ端末)を特定するとしてもよい。
ユーザ端末130は、サイネージ140から識別情報たる明滅パターンの情報を受信し、これに基づいて、タップ画面におけるタップ用のボタンを明滅させる(S2012)。明滅パターンとは、表示用オブジェクトの所定の線分や領域における色(例えば、白色〜灰色〜黒色〜灰色〜白色)やその明度を、ある時間の刻み(例えば、明滅開始から0.5秒まで白色、0.5秒〜0.7秒は灰色、0.8秒〜1.0秒は黒色)ごとに変化させるものである。
また、サイネージ140は、ステップS2009で既に表示させている案内画面上において、該当する案内情報を、上述の明滅パターンで明滅させる(S2013)。
例えば、上述のユーザ611がタップ画面2500でタップ用のボタン2301をタップした場合、サイネージ140は、上述の案内画面2700のうち、ユーザ611の目的
地である「1番線」プラットホームへの経路を示す矢印2201を、当該ユーザ611のユーザ端末130での明滅パターンと同じ明滅パターンで明滅させる。
S2010からS2013は、ユーザが画面をタップする度に実行され、ユーザ操作に同期した明滅パターンが生成される(S2015)。
ユーザは、ユーザ端末130をタップ操作して得た明滅パターンに基づいて、或るサイネージ140において表示された複数の案内情報の中から、当該ユーザ端末130の画面と同期して明滅している案内情報を簡単に見つけ、移動に向けて迅速に行動することが出来る。
ここで、上述のフローにおけるユーザ-デバイス紐付けのステップ(S2005)の詳
細について説明する。図28は、他の実施形態の経路案内方法におけるフロー例2を示す図である。具体的には、情報配信装置100のユーザ-デバイス紐付け部103が、ユー
ザコンテンツをどのサイネージ140で表示するかを決定する手順の詳細を示している。
なお、ユーザ-デバイス紐付け部103は、ユーザコンテンツ生成処理(S2004)
の実行後に当該フローを開始するものとする。
ユーザ-デバイス紐付け部103は、デバイスコンテキスト格納テーブル112を参照
し、各レコードすなわち各デバイスIDに対して以下のループを行う(S20051)。
ユーザ-デバイス紐付け部103は、当該ループ内において、ユーザ端末130から受
信したビーコンIDと、デバイスコンテキスト格納テーブル112のレコードのうちビーコンIDが一致するものがあるか判定する(S20052)。
上述の判定の結果、一致するものを特定出来た場合(S20052:Yes)、ユーザ-デバイス紐付け部103は、当該レコードの利用ユーザID欄1124に、ステップS
2003でユーザ端末130から受信しているユーザID(便宜的に“X251”とする)を追加する(S20053)。
続いてユーザ-デバイス紐付け部103は、ユーザコンテキスト格納テーブル111を
参照し、上述のユーザID“X251”の利用デバイスID欄1117に、ループ中のデバイスIDを設定する(S20055)。
一方、上述の判定の結果、一致するものを特定出来なかった場合(S20052:No)、ユーザ-デバイス紐付け部103は、デバイスコンテキスト格納テーブル112の各
レコードの利用ユーザID欄1124を参照し、ユーザID“X111”が設定されたレコードがあれば、そのレコードから当該ユーザID“X111”を削除する(S20054)。
ユーザ-デバイス紐付け部103は、ループS20051終了後、当該フローを終了す
る。
また、上述のフローにおけるデバイスコンテンツ生成のステップ(S2006)の詳細について説明する。図29は、他の実施形態の経路案内方法におけるフロー例3を示す図である。具体的には、情報配信装置100のデバイスコンテンツ生成部104が、サイネージ140で表示する案内画面を生成する手順の詳細を示している。なお、デバイスコンテンツ生成部104は、ユーザ-デバイス紐付け処理(S2005)の完了後に当該フロ
ーを開始するものとする。
ここでデバイスコンテンツ生成部104は、デバイスコンテキスト格納テーブル112の各レコード、すなわち全デバイスIDに対して以下のループを行う(S20061)。
デバイスコンテンツ生成部104は、当該ループ内で、経路とユーザIDをセットとする空の配列“L261”を作成する(S20062)。
続いてデバイスコンテンツ生成部104は、ユーザ端末130から受信したビーコンIDと、デバイスコンテキスト格納テーブル112のレコードのうちビーコンIDが一致するものが存在するか判定する(S20063)。
上述の判定の結果、一致するものが特定出来た場合(S20063:Yes)、デバイスコンテンツ生成部104は、当該レコードから利用ユーザIDを参照し、その全ての利用ユーザIDに対して以下のループを行う(S20064)。
この場合、デバイスコンテンツ生成部104は、ユーザコンテキスト格納テーブル111を参照し、ループ中のユーザIDに該当するレコードの経路欄1114の値とユーザIDを配列“L261”に追加する(S20065)。
続いてデバイスコンテンツ生成部104は、上述のリスト“L261”を参照し、経路が重複するものをまとめ、[経路、ユーザIDのリスト]のリストとする(S20066)。 また、デバイスコンテンツ生成部104は、上述のリスト“L261”に基づき、或る経路において、現在位置から直近のサイネージ140或いはその先のサイネージ140までの間でユーザが進むべき方向を、明滅可能な矢印(経路案内表示情報)の線分で示した案内画面(図27の案内画面2700など)を生成する(S20067)。
この案内画面の生成処理は、例えば、上述のリスト“L261”が含む経路の情報が示す、当該サイネージ140(現在位置に対応)から目的地に至る動線に対応した矢印線分のオブジェクト2201、2202を、当該サイネージ140を含む所定エリアに関するマップ上にセットすることで行う。
デバイスコンテンツ生成部104は、当該ループS20061終了後、当該フローを終了する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、移動者の円滑な移動を妨げることなく的確な経路案内が可能となる。また、経路案内システムにおいて、必要なサイネージおよびユーザ端末に必要な情報が効率的に配信されることとなり、システム全体における処理やネットワークの各負荷が低減される。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の経路案内システムにおいて、前記情報配信装置の演算装置は、前記配信の処理に際し、前記ユーザ端末から、当該ユーザ端末が周辺のサイネージから得た当該サイネージの識別情報を更に受信し、当該サイネージの識別情報と前記サイネージの管理情報とに基づいて、当該サイネージに対し、前記移動経路情報に基づく経路案内表示情報と当該ユーザ端末向けの前記識別表示情報とを配信する処理を実行するものである、としてもよい。
これによれば、ユーザ端末の移動に伴って変遷する、ユーザ端末近傍の各サイネージにおいて、経路案内表示情報を表示させることが出来る。従って、移動経路上の全てのサイネージに常に経路案内表示情報を配信する必要が無く、システム全体の処理効率が良好と
なる。
また、本実施形態の経路案内システムにおいて、前記情報配信装置の演算装置は、前記識別表示情報をユーザ端末に通知するに際し、当該識別表示情報として、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別に異なる、色、模様、図形、およびそのいずれか2つ以上の組合せ、の少なくともいずれかの表示用情報を通知するものである、としてもよい。
これによれば、1つのサイネージにおいて、複数ユーザに関する経路案内表示情報が同時に表示されている状況であっても、ユーザは自分に向けた経路案内表示情報を、他者と容易に区別しやすい識別表示情報によって迅速、簡単に認識可能となる。
また、本実施形態の経路案内システムにおいて、情報を表示する表示装置と、前記情報配信装置から、前記経路案内表示情報と前記識別表示情報を受信し、当該経路案内表示情報と当該識別表示情報を合わせて表示装置に出力する演算装置と、を備えたサイネージを更に含むとしてもよい。
これによれば、当該経路案内システムにおいて、情報配信装置と協働した、サイネージによる主体的な処理が可能となる。
また、本実施形態の経路案内システムにおいて、前記情報配信装置の演算装置は、所定のユーザ端末から、当該ユーザ端末が周辺のサイネージから得た当該サイネージの識別情報を受信し、当該サイネージの識別情報と前記サイネージの管理情報とに基づいて特定した当該サイネージに対し、前記ユーザ端末から得た当該ユーザ端末の移動経路情報に基づく経路案内表示情報を配信する処理を実行するものであり、前記サイネージの演算装置は、前記経路案内表示情報を受信して表示装置に出力する処理と、前記所定のユーザ端末から、当該ユーザ端末での所定操作事象に関する通知を受信した場合に、当該通知が含む当該ユーザ端末の識別情報に基づいて、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別の識別表示情報を、当該ユーザ端末に送信する処理と、前記表示装置で前記ユーザ端末向けに出力している前記経路案内表示情報の表示形態を、前記識別表示情報により所定のものとする処理を実行するものである、としてもよい。
これによれば、ユーザが主体的に画面操作等を行った事象に応じ、サイネージにおいて、識別表示情報を経路案内表示情報と合わせて表示させることができる。換言すれば、ユーザの主体的操作までは無駄な情報配信処理を抑制出来る。一方、ユーザ操作があれば、どの経路案内表示情報が当該ユーザ向けかを、識別表示情報によって明確に提示出来る。
また、本実施形態の経路案内システムにおいて、前記サイネージの演算装置は、前記識別表示情報として、所定表示オブジェクトの明滅パターンの表示情報を、当該ユーザ端末に送信し、前記経路案内表示情報の表示形態を、前記識別表示情報が示す明滅パターンに設定して表示するものである、としてもよい。
これによれば、ユーザ操作を行った当該ユーザ向けに、明滅する所定の表示オブジェクト等をユーザ端末で表示させると共に、サイネージにおいても経路案内表示情報を同パターンで明滅させることが出来る。こうした明滅するパターンを閲覧するユーザは、自身に向けた情報を非常に容易に視認出来る。
また、本実施形態の経路案内方法において、前記情報配信装置が、前記配信の処理に際し、前記ユーザ端末から、当該ユーザ端末が周辺のサイネージから得た当該サイネージの識別情報を更に受信し、当該サイネージの識別情報と前記サイネージの管理情報とに基づいて、当該サイネージに対し、前記移動経路情報に基づく経路案内表示情報と当該ユーザ
端末向けの前記識別表示情報とを配信する処理を実行する、としてもよい。
また、本実施形態の経路案内方法において、前記情報配信装置が、前記識別表示情報をユーザ端末に通知するに際し、当該識別表示情報として、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別に異なる、色、模様、図形、およびそのいずれか2つ以上の組合せ、の少なくともいずれかの表示用情報を通知する、としてもよい。
また、本実施形態の経路案内方法において、情報を表示する表示装置を備えたサイネージが、前記情報配信装置から、前記経路案内表示情報と前記識別表示情報を受信し、当該経路案内表示情報と当該識別表示情報を合わせて表示装置に出力する処理を実行する、としてもよい。
また、本実施形態の経路案内方法において、前記情報配信装置が、所定のユーザ端末から、当該ユーザ端末が周辺のサイネージから得た当該サイネージの識別情報を受信し、当該サイネージの識別情報と前記サイネージの管理情報とに基づいて特定した当該サイネージに対し、前記ユーザ端末から得た当該ユーザ端末の移動経路情報に基づく経路案内表示情報を配信する処理を実行し、前記サイネージが、前記経路案内表示情報を受信して表示装置に出力する処理と、前記所定のユーザ端末から、当該ユーザ端末での所定操作事象に関する通知を受信した場合に、当該通知が含む当該ユーザ端末の識別情報に基づいて、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別の識別表示情報を、当該ユーザ端末に送信する処理と、前記表示装置で前記ユーザ端末向けに出力している前記経路案内表示情報の表示形態を、前記識別表示情報により所定のものとする処理を実行する、としてもよい。
また、本実施形態の経路案内方法において、前記サイネージが、前記識別表示情報として、所定表示オブジェクトの明滅パターンの表示情報を、当該ユーザ端末に送信し、前記経路案内表示情報の表示形態を、前記識別表示情報が示す明滅パターンに設定して表示する、としてもよい。
5 ネットワーク
10 経路案内システム
11 記憶装置
12 プログラム
13 メモリ
14 演算装置
15 入力装置
16 出力装置
17 ネットワークインターフェイス
100 情報配信装置
110 データ格納部
111 ユーザコンテキスト格納テーブル
112 デバイスコンテキスト格納テーブル
113 識別情報割当可否リスト
101 識別情報生成部
102 ユーザコンテンツ生成部
103 ユーザ-デバイス紐付け部
104 デバイスコンテンツ生成部
120 通信部
121 管理用ユーザインターフェイス部
130 ユーザ端末
131 記憶装置
132 プログラム
1321 経路検索プログラム
133 メモリ
134 演算装置
135 入力装置
136 表示装置
137 ネットワークインターフェイス
138 近距離無線通信ユニット
139 GPSユニット
140 サイネージ
141 記憶装置
142 プログラム
143 メモリ
144 演算装置
145 表示装置
146 通信装置
147 ビーコンユニット
150 管理端末

Claims (12)

  1. 所定領域に存在するサイネージの管理情報を保持する記憶装置と、
    前記所定領域の所定ユーザ端末から所定情報を受信したことに応じ、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別の識別表示情報を、当該ユーザ端末に通知する処理と、前記ユーザ端末から得た当該ユーザ端末の移動経路情報と、前記サイネージの管理情報とに基づいて、当該移動経路上のサイネージに対し、前記移動経路情報に基づく経路案内表示情報と当該ユーザ端末向けの前記識別表示情報とを配信する処理を実行する演算装置と、
    を備えた情報配信装置を含むことを特徴とする経路案内システム。
  2. 前記情報配信装置の演算装置は、
    前記配信の処理に際し、前記ユーザ端末から、当該ユーザ端末が周辺のサイネージから得た当該サイネージの識別情報を更に受信し、当該サイネージの識別情報と前記サイネージの管理情報とに基づいて、当該サイネージに対し、前記移動経路情報に基づく経路案内表示情報と当該ユーザ端末向けの前記識別表示情報とを配信する処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の経路案内システム。
  3. 前記情報配信装置の演算装置は、
    前記識別表示情報をユーザ端末に通知するに際し、当該識別表示情報として、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別に異なる、色、模様、図形、およびそのいずれか2つ以上の組合せ、の少なくともいずれかの表示用情報を通知するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の経路案内システム。
  4. 情報を表示する表示装置と、
    前記情報配信装置から、前記経路案内表示情報と前記識別表示情報を受信し、当該経路案内表示情報と当該識別表示情報を合わせて表示装置に出力する演算装置と、
    を備えたサイネージを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の経路案内システム。
  5. 前記情報配信装置の演算装置は、
    所定のユーザ端末から、当該ユーザ端末が周辺のサイネージから得た当該サイネージの識別情報を受信し、当該サイネージの識別情報と前記サイネージの管理情報とに基づいて特定した当該サイネージに対し、前記ユーザ端末から得た当該ユーザ端末の移動経路情報に基づく経路案内表示情報を配信する処理を実行するものであり、
    前記サイネージの演算装置は、
    前記経路案内表示情報を受信して表示装置に出力する処理と、
    前記所定のユーザ端末から、当該ユーザ端末での所定操作事象に関する通知を受信した場合に、当該通知が含む当該ユーザ端末の識別情報に基づいて、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別の識別表示情報を、当該ユーザ端末に送信する処理と、
    前記表示装置で前記ユーザ端末向けに出力している前記経路案内表示情報の表示形態を、前記識別表示情報により所定のものとする処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の経路案内システム。
  6. 前記サイネージの演算装置は、
    前記識別表示情報として、所定表示オブジェクトの明滅パターンの表示情報を、当該ユーザ端末に送信し、
    前記経路案内表示情報の表示形態を、前記識別表示情報が示す明滅パターンに設定して表示するものである、
    ことを特徴とする請求項5に記載の経路案内システム。
  7. 所定領域に存在するサイネージの管理情報を保持する記憶装置を備えた情報配信装置が、
    前記所定領域の所定ユーザ端末から所定情報を受信したことに応じ、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別の識別表示情報を、当該ユーザ端末に通知する処理と、前記ユーザ端末から得た当該ユーザ端末の移動経路情報と、前記サイネージの管理情報とに基づいて、当該移動経路上のサイネージに対し、前記移動経路情報に基づく経路案内表示情報と当該ユーザ端末向けの前記識別表示情報とを配信する処理を実行する、
    ことを特徴とする経路案内方法。
  8. 前記情報配信装置が、
    前記配信の処理に際し、前記ユーザ端末から、当該ユーザ端末が周辺のサイネージから得た当該サイネージの識別情報を更に受信し、当該サイネージの識別情報と前記サイネージの管理情報とに基づいて、当該サイネージに対し、前記移動経路情報に基づく経路案内表示情報と当該ユーザ端末向けの前記識別表示情報とを配信する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の経路案内方法。
  9. 前記情報配信装置が、
    前記識別表示情報をユーザ端末に通知するに際し、当該識別表示情報として、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別に異なる、色、模様、図形、およびそのいずれか2つ以上の組合せ、の少なくともいずれかの表示用情報を通知する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の経路案内方法。
  10. 情報を表示する表示装置を備えたサイネージが、
    前記情報配信装置から、前記経路案内表示情報と前記識別表示情報を受信し、当該経路案内表示情報と当該識別表示情報を合わせて表示装置に出力する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の経路案内方法。
  11. 前記情報配信装置が、
    所定のユーザ端末から、当該ユーザ端末が周辺のサイネージから得た当該サイネージの識別情報を受信し、当該サイネージの識別情報と前記サイネージの管理情報とに基づいて特定した当該サイネージに対し、前記ユーザ端末から得た当該ユーザ端末の移動経路情報に基づく経路案内表示情報を配信する処理を実行し、
    前記サイネージが、
    前記経路案内表示情報を受信して表示装置に出力する処理と、
    前記所定のユーザ端末から、当該ユーザ端末での所定操作事象に関する通知を受信した場合に、当該通知が含む当該ユーザ端末の識別情報に基づいて、ユーザ端末別またはユーザ端末の目的地別の識別表示情報を、当該ユーザ端末に送信する処理と、
    前記表示装置で前記ユーザ端末向けに出力している前記経路案内表示情報の表示形態を、前記識別表示情報により所定のものとする処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の経路案内方法。
  12. 前記サイネージが、
    前記識別表示情報として、所定表示オブジェクトの明滅パターンの表示情報を、当該ユーザ端末に送信し、
    前記経路案内表示情報の表示形態を、前記識別表示情報が示す明滅パターンに設定して表示する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の経路案内方法。
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