JP2005308378A - 水面花火 - Google Patents

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博文 池谷
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Abstract

【課題】 水面で発光し、水面を光らせることを主眼とする花火を提供する。
【解決手段】 水面花火は、直径:15〜35mmの筒状体の筒底側の部分に発光火薬を詰めてこの部分を水よりも重くすると共に、筒先の部分は空隙にしてこの部分を水よりも軽くし、且つ、全体として水よりも僅かに軽く形成して、水中に投入すると直立姿勢をとって水面にまで浮き上がり、その筒先が水面上に僅かに突き出すように構成したものであり、筒状体は可燃性で、水に長時間浸されると分解して環境に無害なものとなり、水が僅かに滲み込む材料を用いて形成し、この花火を水面に散開させて投入することにより、水面に光の絨毯が出現するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水面で発光する花火に関するものである。
花火は強い光を発する発光火薬を燃焼させて、その光を鑑賞し、楽しむものであり、発光火薬は予め花火玉などに充填しておき、これ空中に打ち揚げて燃焼させたり地上で燃焼させたりするようになっている。
また、花火を水面上で燃焼させることも行われている。
特許第2053614号公報
従来の水面上で燃焼させる花火についての解決しようとする問題点は、この花火が地上や空中で燃焼させるものと同一のものであって、水面上に浮き台を浮かべてその上に花火を乗せたり、花火玉を軽くして水面上に浮かべたりして燃焼させるに過ぎない。
従ってこの方式では、花火を燃焼させる位置が変わったに過ぎず、花火そのものに変わりはないので、これによって見る人の興味を高めることは極めて少ない点である。
本発明は、花火を筒状にし、水中で起立姿勢をとるように形成すると共に、その見かけ比重を水よりも小さくして、水中に投入すると水面にまで浮き上がり、その筒先が水面上に僅かに突き出して水面で燃焼し発光するようにしたことを最も主要な特徴とする。
本発明の水面花火は、水面で燃焼し発光するのでその光が付近の水面にも映って水面が光って見える。
従って、多数の水面花火をばら撒くとその付近の水面全体が光り、あたかも光の絨毯が広げられたようになる。
しかもその中で花火が光るので、絨毯の中に光の宝石がちりばめられた様になり、見る人に一層の興味が高められる。
また、この水面花火は20〜50m程度の高さから落とし込むと、一旦水中に没し、ゆっくりと水面に浮き上がって発光する。
通常は湖面などの水面は暗いので、その暗い面に花火が点々と光りだすことゝなり、これも見る人の興味が惹かれるのである。
本発明は、花火の発光火薬が水よりも僅かに重く、見かけ比重が1.2〜1.6程度であることゝ、燃焼中は水がかかっても消えない点を利用したもので、筒状体の筒底の部分に発光火薬を詰めてこの部分を水よりも重くすると共に、筒先の部分は空隙にしてこの部分を水よりも軽くし、且つ、全体として水よりも僅かに軽く形成して、水中に投入すると直立姿勢をとって水面にまで浮き上がり、その筒先が水面上に僅かに突き出すように構成されている。
水面花火は、筒状花火であって、花火筒に発光火薬が詰められており、それに導火線が連結してある。
花火筒は筒本体と筒底、及び上蓋とからなっており、これらは可燃性の、水に長時間浸されると分解して環境に無害なものとなる材料により形成してある。殊に筒本体は積層紙等の水が僅かに滲み込む材料を用いている。
筒底は筒本体と同一の材料により作成してももとより差し支えないが、このものは水が滲み込むものである必要はないので花火を打ち出す時に格別な強度を要するものである場合には例えば木粉を澱粉糊で練り固めたものを用いる。
上蓋は花火の取り扱い中に花火筒から発光火薬がこぼれ出たり、中へ異物が入り込んだりする不都合を防ぐものである。また、上蓋は花火が水中に投入されたときに水の浸入を完全に防ぐほど密閉する必要はなく、発光火薬が発火したときは速やかに燃焼する薄い材料が用いられている。
発光火薬は通常の発光火薬と同様のもので、筒本体の底部に詰められており、上部には空隙を形成され軽くなっている。
発光火薬の量については特に限定はしない。要は、水面花火が水よりも僅かに軽くて、水中に投入されると起立姿勢になって水面にまで浮き上がり、その筒先が水面上に僅かに突き出す程度になっている。
更に云えば、発光火薬の量は水面花火を水面より30m程度の高さから落とすと、10〜20秒程度経過したところで水面にまで浮き上がる程度を充填するのが好ましい。
導火線は所謂水中導火線であって、水中でも消えることなく発光火薬を確実に発火させるものが用いられている。
筒本体は、直径:20〜30mm程度、長さ:70〜150mm程度が望ましい。これは勿論このサイズに限定させるものではないが、直径が20mmよりも小さいものはそれだけ発光する光も小さいので、50m程度以上遠くでは見えにくいし、直径が30mmよりも大きなものは、花火が短くなったときに水を被ると転覆してしまって起立姿勢に復帰することができずに燃えながら水中に沈降してしまう可能性が生じる。
図1に、本発明に係る水面花火の1実施例の断面図を示す。
図は水面花火1の断面構造を示すもので、図中符号11は筒本体、2は発光火薬、3は導火線である。
筒本体11は積層紙等の水が僅かに滲み込む可燃性の、水に長時間浸されると分解して環境に無害なものとなる材料により形成されている。
筒本体11は直径:20〜30mm程度、長さ:70〜150mm程度であり、その上下端に筒底12と上蓋13が取り付けられている。
筒底12は花火を打ち揚げるときの衝撃に耐える強度を有したものであり、上蓋13は花火の取り扱い中に筒本体11から発光火薬2がこぼれ出たり、中へ異物が入り込んだりする不都合を防ぐものである。
また、上蓋13は比較的薄くて水が殆んど滲入せず、発光火薬2が発火するとその火炎により速やかに燃焼して壊失するフィルムにより形成されている。
尚、上蓋13は花火が水中に投入されたときに筒本体11に水の浸入を完全に防ぐほど密閉する必要はない。筒本体11の上部では発光火薬2が燃焼することによる1000℃にも達する燃焼ガスが充満しているし、これに入り込んだ水は殆んど瞬間的に蒸発するので筒本体内は水によって空隙が失われると云うことはないためである。
発光火薬2は水よりも僅かに重く、見かけ比重が:1.2〜1.6程度であり、これが筒本体11の底側に詰められており、筒先側には空隙が形成されていて、花火が筒底側は水よりも重く、筒先側は水よりも軽くなっている。また発光火薬2は、この花火が水よりも若干軽くてその見かけ比重が:0.7〜0.8程度となり、水中に投入されると、起立姿勢になって浮き上がり、筒先が水面より僅かに突出する量が充填されている。
導火線3は末端が発光火薬2に接続されていて、それに火を伝えるものである。殊にこの導火線3は所謂水中導火線であって、花火が水中に没入しているときにも火が消えることがなく、発光火薬2に確実に火を伝えるものが用いられている。
導火線3の先端に火をつけて花火1を水面に投下すると花火は一旦水中に没入したのちゆっくりと水面に向かって浮かび上がる。
導火線3につけられた火はその間に次第に末端側へ移行し、やがて発光火薬2に達してこれを発火させる。
花火1が発光する時期、即ち発光火薬2が発火する時期については特に限定はしない。
花火1が水面に浮かび上がってから発光すると、暗い水面に急に光が発生するし、水面にまで到達する前に発光すると、水中に比較的小さな光が生じ、それが次第に大きくなり、やがてそれが水面に達すると急に強い光に変わり、同時に周囲の水面も急に明るくなるので見る者に期待感と驚きが加えられるのである。
発光火薬2はゆっくりと、20〜40秒程度をかけて燃焼し発光する。
花火1は発光火薬2が燃えるに従って次第に軽くなり、筒本体11の筒先が水面より高くなる。
筒本体11は水面より離れると水の滲み込みがなくなるので、水面より一定以上高く突き出した部分は発光火薬の燃焼熱により直ちに燃えて壊失し、常に筒先が水面より僅かに突出した状態に保たれるのである。
図2、及び図3に水面花火の打ち揚げ筒とこの打ち揚げ筒に水面花火を装填した状態を示す。
図中符合4は打ち揚げ筒、5は発射火薬、6は導火線である。
この打ち揚げ筒は、基本的構成は通常の打ち揚げ花火の打ち揚げ筒と同様であるが、数個乃至十数個の水面花火1が装填されて、それを岸辺から100m程度以内の範囲に散開させて投げ入れるものであって、小形で簡易なものであるから、予め発射火薬5が充填され、導火線6が取り付けられ、更にそれに複数個の水面花火1が装填されており、導火線6はそれぞれの水面花火1の導火線3に連結されていて、このもの自体が水面花火として取り扱うことができようになっている。
水面花火を打ち上げるときは、通常の打ち揚げ花火と同じく、岸辺や船上等の所定の箇所に打ち揚げ筒4を据え、導火線6に火をつける。
するとその火は次第に発射火薬5側に移行し、途中夫々の水面花火1の導火線3にうつし、最後に発射火薬5に達して水面花火1が打ち出される。尚、水面花火を打ち出すときに打ち揚げ筒4を打ち出し方向に向けて40〜50°程度傾けておくと水面花火は岸辺から広い範囲に散開して投げ入れられることゝなる。また、水面花火1は大きさ(筒本体11の太さや長さ)の異なるものを混ぜて装填しておくと更にその傾向が高められるのである。
尚、花火会場で水面花火を打ち上げるときは、十数本〜数十本の揚げ筒4を打ち揚げ方向と傾斜角度を違えて据え、それぞれの導火線6に殆んど同時に火をつける。
するとその数十個以上の水面花火が一度に光って水面が光の絨毯のように輝き光るのである。
従来の花火が、その花火から発せられる光だけを見るようになっていたのに対して本発明の水面花火は水面で発光するのでその光が付近の水面にも映って水面が光って見える。
殊に、多数の水面花火をばら撒くことによりその付近の水面全体が光り、あたかも光の絨毯が広げられたようになり、その光の中で花火が光るので、絨毯の中に光の宝石がちりばめられた様になり、見る人に一層の興味が高められる。
そのため水面花火だけでなく全ての花火の使用頻度が高められるのである。
水面花火の一例を示す説明図である。 打ち揚げ筒の平面図である。 打ち揚げ筒に水面花火を装填した一例を示す説明図である。
符号の説明
1 水面花火
2 発光火薬
3 導火線
4 打ち揚げ筒
5 発射火薬
6 導火線
11 筒本体
12 筒底
13 上蓋

Claims (1)

  1. 直径:15〜35mmの筒状体の筒底側の部分に発光火薬を詰めてこの部分を水よりも重くすると共に、筒先の部分は空隙にしてこの部分を水よりも軽くし、且つ、全体として水よりも僅かに軽く形成して、水中に投入すると直立姿勢をとって水面にまで浮き上がり、その筒先が水面上に僅かに突き出すように構成したものであり、筒状体は可燃性で、水に長時間浸されると分解して環境に無害なものとなり、水が僅かに滲み込む材料が用いられているものであることを特徴とする水面花火。
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