JP3123776U - ロケット花火の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】導火線の第一延長端と第二延長端の長さもしくは導火線燃焼速度を制御することにより空中へ打ち上げと花火火薬への引火時間差をコントロールできるロケット花火の構造を提案する。
【解決手段】花火筒、導火線、及びバランス棒の構成要素を含み、花火筒内側に内設空間を形成し、その内設空間には下から上方向に順序に従い、推進火薬層及び効果火薬層を装填、導火線は、点火端及び第一延長端、第二延長端を設け、その点火端は花火筒下方に延伸しており、第一延長端は推進火薬層内に埋設、第二延長端は花火筒外側に沿って延伸した後、効果火薬層内に埋設、点火端に点火すると、第一延長端及び第二延長端によりそれぞれ推進火薬層及び効果火薬層に引火、ロケット花火は空中に向かって打ち上げられる。
【選択図】 図3

Description

本考案は、ロケット花火の構造に関するものであり、導火線の第一延長端と第二延長端の長さもしくは導火線22燃焼速度を制御することにより空中へ打ち上げと花火火薬への引火時間差をコントロールできるロケット花火の構造である。
特別休日やお祝い事がある時、花火を打ち上げて共に祝う人も多くなった。この花火は、地面から沢山の花火を空中に向かって打ち上げて、空中において爆発が起きて美しい花火が放たれるものである。
図1及び図2に示すとおり、一般のロケット花火1は、花火筒11、導火線12、バランス棒13によって構成され、花火筒11内には内設空間111を形成し、その内設空間111には下から上方向に順序に従い、推進火薬層112、効果火薬層113を装填、導火線12の一端は花火筒11下方に延伸しており、もう一端は推進火薬層112内に埋設、バランス棒13の一端は花火筒11外側に固定されている。
これにより、導火線12を点火すると、推進火薬層112に引火されて即刻、ロケット花火1全体は空中に向かって打ち上げられ、また、推進火薬層112が燃え尽きると効果火薬層113に引火されて即刻、花火効果を表現する。
しかしながら、従来品のロケット花火は、効果火薬層113への引火が推進火薬層112が燃え尽きた時、即ち推進火薬層112がロケット花火1を上に打ち上げて推進火薬層112の上部まで燃えた時に効果火薬層113への引火が起こり、この時間差は比較的大きく、観賞者は比較的長い時間待ってやっと花火を観賞することができる問題点が残る。
上記課題を解決するために、本考案のロケット花火の構造において、導火線22の第一延長端222、第二延長端223の長さもしくは導火線燃焼速度をコントロールすることにより、空中への打ち上げと花火点火時間差を制御するロケット花火の構造を提案する。
前述目的を達成するために、本考案のロケット花火の構造は少なくとも、花火筒21、導火線22、バランス棒23の構成要素を含み、前記花火筒21は、その内側に内設空間211を形成し、その内設空間211には下から上方向に順序に従い、封土層212、推進火薬層213、封土層212、効果火薬層214及び封土層212を装填、 前記導火線22は、点火端221及び第一延長端222、第二延長端223を設け、その点火端221は花火筒21下方に延伸しており、第一延長端222は推進火薬層213内に埋設、第二延長端223は花火筒21外側に沿って延伸した後、効果火薬層214内に埋設、点火端221を点火すると、第一延長端222、第二延長端223によって推進火薬層213及び効果火薬層214に引火されて、ロケット花火が同時に空中に打ち上げられる故、同時に花火効果を表現することができる。
以上説明したように、本考案のロケット花火の構造は、導火線の第一延長端と第二延長端の長さもしくは導火線燃焼速度を制御することにより空中へ打ち上げと花火火薬への引火時間差をコントロールできることを特徴とする。
本考案のロケット花火の構造において、そのロケット花火の構造は図3及び図4に示すとおりであり、ロケット花火2は少なくとも、花火筒21、導火線22、バランス棒23の構成要素を含むことを特徴とする。
前記花火筒21は、その内側に内設空間211を形成し、その内設空間211には下から上方向に順序に従い、封土層212、推進火薬層213、封土層212、効果火薬層214及び封土層212を装填、各封土層212には導火線孔215を設け、その封土層212は厚紙とすることもできる。
前記導火線22は、点火端221及び第一延長端222、第二延長端223を設け、その点火端221は花火筒21下方に延伸しており、第一延長端222は導火線孔215内を貫通した後推進火薬層213内に埋設、第二延長端223は花火筒21外側に沿って延伸した後、導火線孔215を通って効果火薬層214内に埋設する。
バランス棒23は、その一端を花火筒21の外表面に固定する。
以上の構造により、導火線22の点火端221を点火すると、第一延長端222が燃焼して推進火薬層213に引火すると即刻、ロケット花火2全体は空中に向かって打ち上げられ、また、点火端221の点火により同時に第二延長端223を通って効果火薬層214にも引火、ロケット花火が同時に空中に打ち上げられる故、同時に花火効果を表現することができる。
第一延長端222、第二延長端223の長さもしくは導火線燃焼速度を制御することにより、空中への打ち上げと花火点火時間差を制御することが可能である。これは図5に示すとおりであるが、第二延長端223の長さを長くすると、推進火薬層213燃焼時間が比較的長くなり、即ちロケット花火2が空中に打ち上げられて一定時間後、やっと効果火薬層214に引火されて花火効果を表現する。また、導火線22の燃焼速度をコントロールすることも可能であり、例えば異なる導火線22材料を選択し、第一延長端222と第二延長端223の燃焼速度が異なることによって、ロケット花火が空中に打ち上げられるのと効果火薬層214への引火時間差をコントロールできる。
従来品のロケット花火の外観立体図である。 従来品のロケット花火の構図見取図である。 本考案のロケット花火の外観立体図である。 本考案のロケット花火の構造断面図である。 本考案のロケット花火のもう一つの構造断面図である。
符号の説明
1 ロケット花火
11 花火筒
111 内設空間
112 推進火薬層
113 効果火薬層
12 導火線
13 バランス棒
2 ロケット花火
21 花火筒
211 内設空間
212 封土層
213 推進火薬層
214 効果火薬層
215 導火線孔
22 導火線
221 点火端
222 第一延長端
223 第二延長端
23 バランス棒

Claims (6)

  1. それは少なくとも、花火筒、導火線、バランス棒の構成要素により成るロケット花火の構造において、
    前記花火筒は、内側に内設空間211を形成し、その内設空間には下から上方向に順序に従い、推進火薬層、及び、効果火薬層を装填、
    前記導火線は、点火端及び第一延長端、第二延長端を設け、その点火端は花火筒下方に延伸しており、第一延長端は推進火薬層内に埋設、第二延長端は花火筒外側に沿って延伸した後、効果火薬層内に埋設、
    前記バランス棒は、その一端を花火筒の外表面に固定することを特徴とするロケット花火の構造。
  2. 前記第二延長端は花火筒外側に沿って延伸した後、効果火薬層上方に埋設されることを特徴とする請求項1記載のロケット花火の構造。
  3. 前記内設空間底部にはまず封土層を装填した後、更に推進火薬を装填することを特徴とする請求項1記載のロケット花火の構造。
  4. 前記効果火薬層上方には封土層を装填することを特徴とする請求項1記載のロケット花火の構造。
  5. 前記封土層には導火線孔を設け、導火線の第一延長端及び第二延長端を貫入することを特徴とする請求項3及び請求項4記載のロケット花火の構造。
  6. 導火線の第一延長端及び第二延長端の長さもしくは導火線燃焼速度をコントロールすることにより空中への打ち上げと花火引火時間差を制御することを特徴とする請求項1記載のロケット花火の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108168377A (zh) * 2018-01-29 2018-06-15 万载县鸿庆环保科技有限公司 一种环保型烟花效果内筒

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