JP2005308157A - 車両用部品の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両用部品がワンタッチで取り付けられると共に水が車体パネルの取付穴から侵入するのが防止される車両用部品の取付構造を提供する。
【解決手段】 クリップ5の各カム部材10が回動されるとスリーブ8がピン1に対してスライド移動されて、スリーブ8の各爪部13によってピン1の係止面7aが押圧されることでピン1に軸方向スラストが作用される。これにより、被取付面6aとアウターパネル3とが締結されると共に各カム部材と取付面6aとの間に介在されるシール部材2が圧縮される。したがって、ワンタッチ操作でリアコンビネーションランプがアウターパネル3に取り付けられると共に、水がアウターパネル3の取付穴4から車室側へ侵入するのが防止される。
【選択図】 図2
【解決手段】 クリップ5の各カム部材10が回動されるとスリーブ8がピン1に対してスライド移動されて、スリーブ8の各爪部13によってピン1の係止面7aが押圧されることでピン1に軸方向スラストが作用される。これにより、被取付面6aとアウターパネル3とが締結されると共に各カム部材と取付面6aとの間に介在されるシール部材2が圧縮される。したがって、ワンタッチ操作でリアコンビネーションランプがアウターパネル3に取り付けられると共に、水がアウターパネル3の取付穴4から車室側へ侵入するのが防止される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両用部品の取付構造に関し、特に、リアコンビネーションランプ等の車体パネルへ取り付けられる部品の取付構造の改良に関する。
自動車の生産ラインにおいては、組立工数の増加を抑制するために、車体への部品の取り付けはワンタッチで行われることが望まれる。そこで、特許文献1には、車両用部品を固定する固定部を有する基板と、該基板の固定部の対向する側縁から車体パネルの取付穴方向に向かって延びる支持脚と、該支持脚の先端部から基板方向に向かって折り返されてその自由端部がパネルの取付穴に裏側から引っ掛かる係止脚とを備えて、上記基板は、支持脚と係止脚の展開状態において、当該支持脚と係止脚を囲むように切り抜かれた枠形状となっている構成を採用したクリップが開示されている。特許文献1のクリップでは、車両用部品を基板の固定部に固定したクリップの支持脚と係止脚とを車体パネルの取付穴に差し込むことにより、車両用部品が車体パネルにワンタッチで取り付けられる。しかしながら、上記クリップでは、予め車両用部品にクリップをボルトによって固定させておく必要があり、車両用部品が車体パネルにワンタッチで取り付けられるものの、クリップを車両用部品にボルト固定させるのに工数を要し、製造コスト及び部品点数が増大される虞がある。
さらに、上記クリップを用いてリアコンビネーションランプを車体のアウターパネルに取り付けた場合には、車両用部品と車体パネルとの間に作用される圧力が小さいため、当該リアコンビネーションランプとアウターパネルとの間に介在させるシール部材を十分に圧縮させることが困難である。このため、上記クリップでは、シール部材の防水効果を十分に発揮させることができず、雨水等がアウターパネルの取付穴から車室側に侵入される虞がある。
特開2001−206127号公報(段落番号0010〜0018、図5)
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、車両用部品がワンタッチで取り付けられると共に、車体パネルの取付穴からの水の侵入が防止される車両用部品の取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、車両用部品の被取付面に立設される軸部にクリップが装着されて車両用部品が車体パネルに取り付けられる車両用部品の取付構造であって、クリップは、軸部が挿通されるスリーブと、該スリーブの内周面に突設される爪部とを有しており、車体パネルの取付穴に挿通された軸部にスリーブが挿通された状態で、軸方向スラスト付与手段によってスリーブが軸部に対して軸線方向へスライド移動されることにより、爪部が軸部の外周面に設けられる係止部に係止されて該係止部の係止面が爪部によって押圧されて軸部に軸方向スラストが作用されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、軸方向スラスト付与手段は、スリーブの直径方向両側に設けられて該スリーブの軸線に交差する軸線の回りに回動可能な一対のカム部材を有し、各カム部材の回動運動がスリーブのスライド移動に変換されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、各カム部材には、略コ字状に形成されて両端がそれぞれのカム部材に固定されるレバーが架設されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、軸方向スラスト付与手段は、スリーブの軸線に交差する軸線の回りに回動可能なレバーを有し、該レバーにはスリーブの直径方向両側に対向されて設けられる一対の略L字状のアームが形成されており、レバーの回動運動がスリーブのスライド移動に変換されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、軸方向スラスト付与手段は、スリーブの直径方向両側に設けられて該スリーブの軸線に交差する軸線の回りに回動可能な一対のカム部材を有し、各カム部材の回動運動がスリーブのスライド移動に変換されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、各カム部材には、略コ字状に形成されて両端がそれぞれのカム部材に固定されるレバーが架設されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、軸方向スラスト付与手段は、スリーブの軸線に交差する軸線の回りに回動可能なレバーを有し、該レバーにはスリーブの直径方向両側に対向されて設けられる一対の略L字状のアームが形成されており、レバーの回動運動がスリーブのスライド移動に変換されることを特徴とする。
従って、請求項1に記載の発明では、車両用部品に立設された軸部を車体パネルの取付穴に挿通させて、該軸部にクリップのスリーブを挿通させる。この状態で軸方向スラスト付与手段によってスリーブを軸部に対して軸線方向へスライド移動させることにより、スリーブの爪部が軸部の係止部に係止されて軸部に軸方向スラストが作用されることにより、車体パネルが車両用部品の被取付面に押圧される。これにより、車両用部品が車体パネルに取り付けられると共に、車体パネルと車両用部品の取付面との間にシール部材を介在させた場合には、当該シール部材が車体パネルと取付面とによって圧縮されて取付穴から車室側への水の侵入が防止される。
請求項2に記載の発明では、各カム部材が回動されることによりスリーブが軸部に対してスライド移動される。
請求項3に記載の発明では、レバーを操作することにより各カム部材を同時に回動させることができる。
請求項4に記載の発明では、レバーが回動されることにより各アームが回動されてスリーブが軸部に対してスライド移動される。
請求項2に記載の発明では、各カム部材が回動されることによりスリーブが軸部に対してスライド移動される。
請求項3に記載の発明では、レバーを操作することにより各カム部材を同時に回動させることができる。
請求項4に記載の発明では、レバーが回動されることにより各アームが回動されてスリーブが軸部に対してスライド移動される。
車両用部品がワンタッチで取り付けられると共に車体パネルの取付穴からの水の侵入が防止される車両用部品の取付構造を提供することができる。
本発明の一実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。なお、本車両用部品の取付構造(以下、本取付構造と称す。)では、リアコンビネーションランプを車体のアウターパネルに取り付ける場合を説明する。図1及び図2に示されるように、本取付構造は、リアコンビネーションランプ(車両用部品)に一体で設けられるピン1(軸部)が、環状に形成されたシール部材2を介してアウターパネル3(車体パネル)に形成された取付穴4に挿通されて、該ピン1にクリップ5が装着されることによりリアコンビネーションランプがアウターパネル3に取り付けられる構造になっている。図2及び図3に示されるように、上記ピン1は、リアコンビネーションランプに配設される各取付用ボス6と一体で樹脂成形されて各取付用ボス6の被取付面6aに立設される。また、上記ピン1の外周面1aには、係止面7aとテーパ面7bとによって形成される係止部7が設けられる。なお、該係止部7の係止面7aは、取付用ボス6の被取付面6aに対して略平行に配置される。
図4及び図5に示されるように、上記クリップ5は、略円筒状に形成されて上記ピン1に挿通されるスリーブ8を有し、該スリーブ8の直径方向両側(図5における紙面視左右方向両側)には、軸線がスリーブ8の軸線に対して略直交するように配置された軸9の回りに回動可能な一対のカム部材10が設けられる。また、一対のカム部材10には略コ字状のレバー11が架設されており、該レバー11が操作されて各カム部材10が軸9の回りに同時に(同位相で)回動される。なお、図1及び図5に示されるように、スリーブ8の外周面にはストッパ12が突設されており、各カム部材10が軸9の回りに図1に示される紙面視時計回り方向へ回動されて各カム部材10の端面がストッパ12に当接されることにより、各カム部材10がロック位置(図1に示される位置であって、リアコンビネーションランプをアウターパネル3に固定させるための位置)に位置決めされる構造になっている。
さらに、本取付構造では、各カム部材10が図1に示されるロック位置に位置決めされた状態で、軸9が各カム部材10とアウターパネル3との接点よりも図1における紙面視右側に位置されるように上記ストッパ12が配置される。これにより、本取付構造では、ピン1に作用する軸方向スラストの反力によって、ロック位置に位置決めされた各カム部材10がロック解除方向(軸9の回りの図1における紙面視反時計回り方向)へ不用意に回動されることが防止される。また、図2及び図5に示されるように、上記スリーブ8には、当該スリーブ8の内周面に対して斜め上方(図2の紙面視における斜め上方)向けて延びる爪部13が当該スリーブ8の周方向に複数個(本実施の形態では4個)で等配される。そして、スリーブ8の下端面から各爪部13の上端面13aまでの距離L1(図7参照)は、図6及び図7に示される各カム部材10を効かせていない状態(スリーブ8の下端面がアウターパネル3に当接された状態)で、各爪部13がピン1の係止部7に係合されるように設定される。
また、スリーブ8の下端面から各爪部13の上端面13aまでの距離L1は、図1及び図2に示される各カム部材10が上記ロック位置に位置決めされて各爪部13の上端面13aがピン1の係止部7の係止面7aに当接された状態で、ピン1に作用される軸方向スラストによって各カム部材10(アウターパネル3)と取付用ボス6の被取付面6aとの間に介在させたシール部材2が圧縮されて当該シール部材2のシール効果が発揮されるように設定される。なお、図6及び図7に示されるピン1にスリーブ8が装着されただけの状態(カム部材10を効かせていない状態)では、ピン1の係止面7aと各爪部13の上端面13aとの間に所定の間隙が形成される。また、上記スリーブ8は、可撓性を有する材料で形成されており、各爪部13に内接される円の直径がピン1の直径よりも小さくなるように各爪部13が設けられる。これにより、本取付構造では、スリーブ8にピン1が挿通される際に、各爪部13がピン1の外周面に沿って弾性変形される。
次に、本取付構造の作用を説明する。まず、リアコンビネーションランプ(車両用部品)の取付用ボス6のピン1(軸部)をシール部材2を介在させてアウターパネル3(車体パネル)の取付穴4に挿通させる。次に、クリップ5のスリーブ8の各爪部13をピン1の外周面に沿わせて弾性変形させつつ、スリーブ8にピン1を挿通させる。これにより、図6及び図7に示されるように、スリーブ8の下端面がアウターパネル3に当接されて各爪部13とピン1の係止部7とが係合される。次に、この状態で、クリップ5のレバー11を操作して各カム部材10を軸9の回りに図6における紙面視時計回り方向へ回動させる。これにより、各カム部材10が軸9の回りに回動されるのに伴い、各カム部材10の回動中心(軸9)とアウターパネル3との距離L2が逓増して、スリーブ8がピン1に対して軸線方向上方(図7における紙面視上方向)へ移動される。これにより、スリーブ8の各爪部13がピン1の係止部7の係止面7aで係止されて各爪部13の上端面13aによってピン1の係止面7aが押圧されることにより、ピン1に軸方向スラスト(図2における上方向の力)が作用される。
そして、図1及び図2に示されるように、本取付構造では、各カム部材10がストッパ12に当接されてロック位置に位置決めされた状態で、アウターパネル3とリアコンビネーションランプの取付用ボス6とがクリップ5によって締結されると共に各カム部材10と取付用ボス6の被取付面6aとの間に介在させたシール部材2が圧縮される。さらに、各カム部材10がロック位置に位置決めされた状態では、ピン1に作用される軸方向スラストの反力が各カム部材10に各カム部材10を軸9の回りに図1における紙面視時計回り方向へ回動させる方向へ作用されるため、各カム部材10がレバー11の操作なしにロック解除方向(軸9の回りの図1における紙面視反時計回り方向)へ回動することが防止される。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
本取付構造では、クリップ5のレバー11が操作されて各カム部材10が回動されると、スリーブ8がピン1に対して軸線方向へスライド移動されてアウターパネル3(車体パネル)と各爪部13の上端面13aとの距離L1が増大されることにより、スリーブ8の各爪部13によってピン1(軸部)の係止面7aが押圧される。これにより、ピン1に軸方向スラストが作用して、該ピン1に作用される軸方向スラストによって取付用ボス6の被取付面6aとアウターパネル3とが締結されてリアコンビネーションランプ(車両用部品)がアウターパネル3に取り付けられる。
したがって、本取付構造では、クリップ5のレバー11を倒すだけのワンタッチ操作でリアコンビネーションランプ(車両用部品)がアウターパネル3(車体パネル)に取り付けられるので、従来の取付構造で行われていたねじを締め付ける操作が廃止されて、部品組み付けのための工数が大幅に削減される。
また、ピン1に軸方向スラストが作用されるため、リアコンビネーションランプ(車両用部品)とアウターパネル3(車体パネル)との間に介在されるシール部材2が圧縮される。これにより、シール部材2のシール効果が確保されて、水がアウターパネル3の取付穴4から車室側へ侵入するのを防止することができる。
本取付構造では、クリップ5のレバー11が操作されて各カム部材10が回動されると、スリーブ8がピン1に対して軸線方向へスライド移動されてアウターパネル3(車体パネル)と各爪部13の上端面13aとの距離L1が増大されることにより、スリーブ8の各爪部13によってピン1(軸部)の係止面7aが押圧される。これにより、ピン1に軸方向スラストが作用して、該ピン1に作用される軸方向スラストによって取付用ボス6の被取付面6aとアウターパネル3とが締結されてリアコンビネーションランプ(車両用部品)がアウターパネル3に取り付けられる。
したがって、本取付構造では、クリップ5のレバー11を倒すだけのワンタッチ操作でリアコンビネーションランプ(車両用部品)がアウターパネル3(車体パネル)に取り付けられるので、従来の取付構造で行われていたねじを締め付ける操作が廃止されて、部品組み付けのための工数が大幅に削減される。
また、ピン1に軸方向スラストが作用されるため、リアコンビネーションランプ(車両用部品)とアウターパネル3(車体パネル)との間に介在されるシール部材2が圧縮される。これにより、シール部材2のシール効果が確保されて、水がアウターパネル3の取付穴4から車室側へ侵入するのを防止することができる。
なお、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
本実施の形態では、クリップ5のスリーブ8に4個の爪部13を設けたが、該爪部13の数量は適宜設定すればよく、2個、或いは3個であってもよい。
本実施の形態では、各カム部材10を軸9の回りに回動させることにより、スリーブ8をピン1に対して軸線方向へスライド移動させてピン1に軸方向スラストを作用させたが、図8〜図10に示されるように、一対のカム部材10の代わりに、金属製ワイヤによって形成されてスリーブ8に軸9の回りに回動可能に設けられるレバー14を用いて構成してもよい。
本実施の形態では、クリップ5のスリーブ8に4個の爪部13を設けたが、該爪部13の数量は適宜設定すればよく、2個、或いは3個であってもよい。
本実施の形態では、各カム部材10を軸9の回りに回動させることにより、スリーブ8をピン1に対して軸線方向へスライド移動させてピン1に軸方向スラストを作用させたが、図8〜図10に示されるように、一対のカム部材10の代わりに、金属製ワイヤによって形成されてスリーブ8に軸9の回りに回動可能に設けられるレバー14を用いて構成してもよい。
この場合、図9及び図10に示されるように、上記レバー14が軸9の回りに回動されてロック位置に位置決めされた状態で、スリーブ8の各爪部13の上端面13aによってピン1の係止面7aが押圧される。これにより、ピン1に軸方向スラストが作用されて、該ピン1に作用される軸方向スラストによって取付用ボス6の被取付面6aとアウターパネル3とが締結されてリアコンビネーションランプ(車両用部品)がアウターパネル3に取り付けられると共に、レバー14と取付用ボス6の被取付面6aとの間に介在されるシール部材2が圧縮される。
そして、上記レバー14には、略L字状に形成された2つのアーム15が対向して配設されており、当該レバー14がロック位置に位置決めされた状態で、軸9が各アーム15の肘部15aとアウターパネル3との接点よりも図9における紙面視右側に位置される。これにより、ロック位置に位置決めされたレバー14が、ピン1に作用される軸方向スラストの反力によってロック解除方向(軸9の回りの図9における紙面視反時計回り方向)へ不用意に回動されることが防止される。
そして、上記レバー14には、略L字状に形成された2つのアーム15が対向して配設されており、当該レバー14がロック位置に位置決めされた状態で、軸9が各アーム15の肘部15aとアウターパネル3との接点よりも図9における紙面視右側に位置される。これにより、ロック位置に位置決めされたレバー14が、ピン1に作用される軸方向スラストの反力によってロック解除方向(軸9の回りの図9における紙面視反時計回り方向)へ不用意に回動されることが防止される。
1 ピン(軸部)、3 アウターパネル(車体パネル)、4 取付穴、5 クリップ、6a 被取付面、7 係止部、8 スリーブ、10 カム部材、13 爪部、14 レバー、15 アーム
Claims (4)
- 車両用部品の被取付面に立設される軸部にクリップが装着されて車両用部品が車体パネルに取り付けられる車両用部品の取付構造であって、前記クリップは、前記軸部が挿通されるスリーブと、該スリーブの内周面に突設される爪部とを有しており、前記車体パネルの取付穴に挿通された前記軸部に前記スリーブが挿通された状態で、軸方向スラスト付与手段によって前記スリーブが前記軸部に対して軸線方向へスライド移動されることにより、前記爪部が前記軸部の外周面に設けられる係止部に係止されて該係止部の係止面が前記爪部によって押圧されて前記軸部に軸方向スラストが作用されることを特徴とする車両用部品の取付構造。
- 前記軸方向スラスト付与手段は、前記スリーブの直径方向両側に設けられて該スリーブの軸線に交差する軸線の回りに回動可能な一対のカム部材を有し、各カム部材の回動運動が前記スリーブのスライド移動に変換されることを特徴とする請求項1に記載の車両用部品の取付構造。
- 各カム部材には、略コ字状に形成されて両端がそれぞれの前記カム部材に固定されるレバーが架設されることを特徴とする請求項2に記載の車両用部品の取付構造。
- 前記軸方向スラスト付与手段は、前記スリーブの軸線に交差する軸線の回りに回動可能なレバーを有し、該レバーには前記スリーブの直径方向両側に対向されて設けられる一対の略L字状のアームが形成されており、前記レバーの回動運動が前記スリーブのスライド移動に変換されることを特徴とする請求項1に記載の車両用部品の取付構造。
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WO2010150855A1 (ja) * | 2009-06-25 | 2010-12-29 | 株式会社ニフコ | 固定具 |
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2004
- 2004-04-23 JP JP2004128454A patent/JP2005308157A/ja active Pending
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JP2011007258A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Nifco Inc | 固定具 |
CN102803751A (zh) * | 2009-06-25 | 2012-11-28 | 株式会社利富高 | 固定器具 |
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