JP2005307891A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置 Download PDF

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隆行 出村
Tetsuji Nagata
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Abstract

【課題】 筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備えた内燃機関において、デポジット堆積量の学習を正確に行なうことのできる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】 筒内噴射用インジェクタ11と吸気通路噴射用インジェクタ12とを備え、所定の目標空燃比にフィードバック制御すべく吸気系におけるデポジット付着量を学習するようにした内燃機関であって、運転状態に対応して筒内噴射用インジェクタ11による噴射から吸気通路噴射用インジェクタ12による噴射に切替えられたときの、その切替え前における空燃比に対する切替え後の所定期間内における空燃比の変動の態様に基づいて、前記デポジット付着量の学習を行うようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に関し、より詳しくは、筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと吸気通路または吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気通路噴射用インジェクタとを備え、所定の目標空燃比にフィードバック制御すべく吸気系におけるデポジット付着量を学習するようにしたデュアル噴射型内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
一般に、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタと吸気通路または吸気ポート内に向けて燃料を噴射するための吸気通路噴射用インジェクタとを備え,機関の運転状態に応じてこれらのインジェクタを切替え使用することにより、例えば低負荷運転領域での成層燃焼と高負荷運転領域での均質燃焼を実現させたり、両者を同時に使用して、燃費特性や出力特性の改善を図った、いわゆるデュアル噴射型内燃機関が知られている。
また、内燃機関では種々の運転条件に対応して出力特性や排気特性、さらにはドライバビリティ等の各種性能を適正化させるために、機関に供給される混合気の空燃比を運転条件に合う目標空燃比にフィードバック制御することが行なわれている。ところで、このような空燃比のフィードバック制御を行なうようにした機関では、インジェクタから噴射された燃料の一部が吸気系のインジェクタより下流の吸気ポート壁面や吸気バルブに付着し、その付着量はそれらの部位の状態、換言すると、「燃料の付着し易さ」に大きな影響を及ぼす炭素微粒子等の物質、すなわち、デポジットの堆積量によって大きく左右されることから、かかるデポジットの堆積量を学習することが行われている。このために、例えば、特許文献1や特許文献2に記載の技術が提案されている。
この特許文献1に記載のものは、エンジンの過渡運転時に吸気系に燃料が付着したり、その付着燃料が離脱したりすることによる空燃比への影響を排除すべく、過渡運転時にその付着分・離脱分を算出し、その算出結果に基づいてインジェクタからの燃料噴射量を補正して空燃比を制御するようにしている。そして、この付着分・離脱分に大きな影響を与えるデポジット量を酸素センサの信号のリーンまたはリッチの時間に基づいて学習・更新し、その学習値に基づき燃料噴射量の補正値を算出するようにしている。
また、特許文献2に記載のものは、含酸素系燃料が用いられた場合でも正確なデポジット量の学習を行なうべく、燃料噴射量の違いに対応して複数の種類に予め区分された各種過渡運転状態毎に空燃比に基づいてデポジット量を学習し、複数の学習結果に基づき最終的なデポジット量の学習値を得るようにしている。
特開平5−106485号公報 特開平8−200129号公報
しかしながら、かかる特許文献1および2に記載の技術は、いずれも吸気系のみにインジェクタを備えた機関に関するものであり、かかる技術をデュアル噴射型内燃機関に適用したとしてもデポジット量の学習を正確に行なうことは困難である。すなわち、筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備えた内燃機関にあっては、例えば、両インジェクタから所定の分担率で噴射が行なわれるような運転状態では、いずれのインジェクタからの燃料噴射量に起因して空燃比の変動が生じたかを把握するのは困難であり、さらに、吸気ポート壁面や吸気バルブに付着しているデポジットに既に飽和状態で燃料が含まれている場合には、吸気通路噴射用インジェクタから噴射された燃料量とデポジットからの揮発による燃料量とのいずれに起因して空燃比の変動が生じたかを把握するのも困難であるからである。
そこで、本発明の目的は、筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備えた内燃機関において、デポジット付着量ないしは堆積量の学習を正確に行なうことのできる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の一形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置は、筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備え、所定の目標空燃比にフィードバック制御すべく吸気系におけるデポジット付着量を学習するようにした内燃機関であって、運転状態に対応して前記筒内噴射用インジェクタによる噴射から前記吸気通路噴射用インジェクタによる噴射に切替えられたときの、その切替え前における空燃比に対する切替え後の所定期間内における空燃比の変動の態様に基づいて、前記デポジット付着量の学習を行うようにしたことを特徴とする。
ここで、前記空燃比の変動の態様は、空燃比の変化量の最大値であってもよい。
また、前記空燃比の変動の態様は、空燃比の変化量の積算値であってもよい。
さらに、前記空燃比の変動の態様は、空燃比補正量の変化量の最大値であってもよい。
また、前記空燃比の変動の態様は、空燃比補正量の変化量の積算値であってもよい。
本発明の一形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、運転状態に対応して前記筒内噴射用インジェクタによる噴射から前記吸気通路噴射用インジェクタによる噴射に切替えられたときに、その切替え後の所定期間内において、その切替え前における空燃比に対する切替え後の空燃比の変動の態様に基づいて、デポジット付着量の学習が行なわれる。従って、筒内噴射用インジェクタの稼動中における吸気通路噴射用インジェクタの休止により、吸気ポートを含む吸気通路内には新たな燃料の噴射は行われず、吸気系におけるデポジットに含まれていた燃料は揮発消失される可能性が高くデポジットが乾燥し、この燃料付着の影響のほとんどない状態からの所定期間内において空燃比の変動が検知され得るので、デポジット堆積量を正確に学習することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
まず、本発明に係るデュアル噴射型内燃機関の燃料噴射制御装置の概略構成が示されている図1を参照するに、機関1は4つの気筒1aを備えている。各気筒1aはそれぞれ対応する吸気枝管2を介して共通のサージタンク3に接続されている。サージタンク3は吸気ダクト4を介してエアフローメータ4aに接続され、エアフローメータ4aはエアクリーナ5に接続されている。吸気ダクト4内にはステップモータ6によって駆動されるスロットル弁7が配置されている。このスロットル弁7はアクセルペダル10の踏み込みにほぼ連動して吸気ダクト4を開閉する。一方、各気筒1aは共通の排気マニホルド8に連結され、この排気マニホルド8は三元触媒コンバータ9に連結されている。
各気筒1aには、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタ11と吸気ポートまたは吸気通路内に向けて燃料を噴射するための吸気通路噴射用インジェクタ12とがそれぞれ取付けられている。これらインジェクタ11、12は電子制御ユニット30の出力信号に基づいてそれぞれ制御される。また、各筒内噴射用インジェクタ11は共通の燃料分配管13に接続されており、この燃料分配管13は燃料分配管13に向けて流通可能な逆止弁14を介して、機関駆動式の高圧燃料ポンプ15に接続されている。
図1に示すように、高圧燃料ポンプ15の吐出側はスピル電磁弁15aを介して高圧燃料ポンプ15の吸入側に連結されており、このスピル電磁弁15aの開度が小さいとき程、高圧燃料ポンプ15から燃料分配管13内に供給される燃料量が増大され、スピル電磁弁15aが全開にされると、高圧燃料ポンプ15から燃料分配管13への燃料供給が停止されるように構成されている。なお、スピル電磁弁15aは電子制御ユニット30の出力信号に基づいて制御される。
一方、各吸気通路噴射用インジェクタ12は共通の燃料分配管16に接続されており、燃料分配管16および高圧燃料ポンプ15は共通の燃料圧レギュレータ17を介して、電動モータ駆動式の低圧燃料ポンプ18に接続されている。さらに、低圧燃料ポンプ18は燃料フィルタ19を介して燃料タンク20に接続されている。燃料圧レギュレータ17は低圧燃料ポンプ18から吐出された燃料の燃料圧が予め定められた設定燃料圧よりも高くなると、低圧燃料ポンプ18から吐出された燃料の一部を燃料タンク20に戻すように構成されており、したがって吸気通路噴射用インジェクタ12に供給されている燃料圧および高圧燃料ポンプ15に供給されている燃料圧が上記設定燃料圧よりも高くなるのを阻止している。さらに、図1に示すように、高圧燃料ポンプ15と燃料圧レギュレータ17との間には流通弁21が設けられている。この流通弁21は通常開弁されており、この流通弁21が閉弁されると低圧燃料ポンプ18から高圧燃料ポンプ15への燃料供給が停止される。なお、この流通弁21の開閉は電子制御ユニット30の出力信号に基づいて制御される。
また、電子制御ユニット30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31を介して相互に接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具備している。エアフローメータ4aは吸入空気量に比例した出力電圧を発生し、このエアフローメータ4aの出力電圧はAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。機関1には機関冷却水温に比例した出力電圧を発生する水温センサ38が取付けられ、この水温センサ38の出力電圧はAD変換器39を介して入力ポート35に入力される。
燃料分配管13には燃料分配管13内の燃料圧に比例した出力電圧を発生する燃料圧センサ40が取付けられ、この燃料圧センサ40の出力電圧はAD変換器41を介して入力ポート35に入力される。触媒9上流の排気マニホルド8には燃焼ガスの空燃比に比例した出力電圧を発生する空燃比センサ42が取付けられ、この空燃比センサ42の出力電圧はAD変換器43を介して入力ポート35に入力される。アクセルペダル10はその踏込み量に比例した出力電圧を発生するアクセル開度センサ44に接続され、アクセル開度センサ44の出力電圧はAD変換器45を介して入力ポート35に入力される。また、入力ポート35には機関回転数を表す出力パルスを発生する回転数センサ46が接続されている。電子制御ユニット30のROM32には、上述のエアフローメータ4aやアクセル開度センサ44および回転数センサ46により得られる機関負荷率および機関回転数に基づき、運転状態に対応させて設定されている燃料噴射量の値や機関冷却水温に基づく補正値等が予めマップ化されて記憶されている。
さらに、図2には気筒1aの側断面図が示されている。図2を参照するに、61はシリンダブロック、62は頂面上に凹部62aが形成されたピストン、63はシリンダブロック61上に固締されたシリンダヘッド、64はピストン62とシリンダヘッド63間に形成された燃焼室、65は吸気バルブ、66は排気バルブ、67は吸気ポート、68は排気ポート、69は点火プラグをそれぞれ示している。吸気ポート67は燃焼室64内に流入した空気がシリンダ軸線周りの旋回流を発生するように形成されている。凹部62aは筒内噴射用インジェクタ11側に位置するピストン62の周縁部からピストン62中央部に向かって延び、また点火プラグ69の下方において上方に延びるように形成されている。
また、吸気バルブ65および排気バルブ66は、それぞれ、吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71に連係されている。吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71は、励磁電流が印加されたときに発生する電磁力を利用して、それぞれ、吸気バルブ65と排気バルブ66とを進退駆動する電磁駆動機構から構成され、電子制御ユニット30の信号に基づき、開閉のタイミングおよびリフト量が任意に制御可能に構成されている。従って、例えば電子制御ユニット30からの信号に基づいて吸気バルブ駆動機構70および/または排気バルブ駆動機構71が作動されると、吸気バルブ65および/または吸気バルブ65の開閉時期、延いては開期間が長く或いは短く可変制御されることになる。
ここで、電子制御ユニット30の出力ポート36は対応する駆動回路47を介して、ステップモータ6、各筒内噴射用インジェクタ11、各吸気通路噴射用インジェクタ12、スピル電磁弁15a、流通弁21、吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71に接続されている。
次に、上記電子制御ユニット30により実行される各種制御のうち、空燃比制御を含む燃料噴射制御の一環として行われる本発明の第1実施形態に係るデポジット堆積量の学習について、以下、図3および4に示すフローチャートを参照して説明する。図3は本第1実施形態によるデポジット堆積量の学習の前提として実行される基準の空燃比(A/Fとも称す)の算出ルーチンを示している。このルーチンは、例えばクランク角度が所定角度進む毎に実行される。まず、この基準A/F算出ルーチンにおけるステップS301で、電子制御ユニット30に運転状態を示す各種パラメータが入力される。このパラメータとしては、水温センサ38からの検出値であるエンジン1の冷却水温、回転数センサ46からの算出値である回転数、およびエアフローメータ4aやアクセル開度センサ44により得られる機関負荷率等が挙げられる。そして、次のステップS302において、A/Fの平均値であるなまし値「eabyfsm」が算出される。このA/Fのなまし値「eabyfsm」は、次の計算式に従って求められる。
eabyfsm=eabyfsm+(eabyf−eabyfsm)/N1
ここで、「eabyf」は空燃比センサ42の検出値から今回得られたA/Fであり、N1はなまし回数を表している。そして、新たに求められたA/Fのなまし値「eabyfsm」は、RAM33に記憶される。
次に、ステップS303に進み、上記ステップS301にて入力された運転状態を示すパラメータの回転数および負荷率に基づき、燃料噴射の切替え形態が判別される。すなわち、前回の筒内噴射用インジェクタ11のみによる噴射から今回は吸気通路噴射用インジェクタ12のみによる噴射に切替えられたか否かが判断されるのである。本実施の形態におけるエンジン1では、例えば、図10に示すようなに運転領域ないしは条件に対応して、筒内噴射用インジェクタ11と吸気通路噴射用インジェクタ12とによる噴射の分担率が定められている。図10において、「直噴100%」とは、筒内噴射用インジェクタ11のみから噴射が行なわれる領域であることを意味し、「直噴0〜20%」とは、筒内噴射用インジェクタ11からの噴射が0〜20%の領域であることを意味している。すなわち、「直噴0%」の領域では、筒内噴射用インジェクタ11からの噴射が行なわれず、吸気通路噴射用インジェクタ12のみから噴射が行なわれる。このステップS303の判断では、上述の「直噴100%」領域の運転状態から「直噴0%」領域の運転状態への移行により、筒内噴射用インジェクタ11のみによる噴射から吸気通路噴射用インジェクタ12のみによる噴射に切替えられたか否かが判断されるのである。ステップS303の判断でそのような切替えがないとき、すなわち「No」の場合には条件が合わないとして、基準A/F算出ルーチンは一旦終了される。
一方、ステップS303の判断で、条件が合い「Yes」の場合には、ステップS304に進み、学習の前提条件が満たされた旨のフラグ「exdepoex」がオンにセットされる。そして、ステップS305において、ステップS302において求められていたA/Fのなまし値「eabyfsm」がデポジット堆積量学習用の基準A/F値「eabyfsmo」として算出される。
次に、上述の学習の前提条件が満たされたときに実行されるデポジット堆積量学習ルーチンについて、図4のフローチャートを参照して説明する。このデポジット堆積量学習ルーチンは所定時間(例えば、16msec)毎に実行される。そこで、このルーチンへ移行すると、ステップS401において、吸気通路噴射用インジェクタ12による噴射(図4には、ポートINJ噴射と表示されている)が実行中であるか否かが判断される。ここで、実行中であり、「Yes」の場合は、ステップS402に進み、学習前提条件が成立しているか否かが判断される。成立であり、「Yes」の場合は、ステップS403に進み、運転状態が安定しているか否かが判断される。この運転状態が安定しているか否かは、例えば、そのパラメータの一つであるエンジンの回転数または負荷率が前回との比較において大幅に変動したか否かにより判断され、変動が小さいときには運転状態が安定している、「Yes」としてステップS404に進む。さらに、ステップS404においては、所定期間内か否かが判断される。この所定期間とは、上述の基準A/F算出ルーチンにおいて、学習の前提条件が満たされたとき、換言するとデポジット堆積量学習ルーチンの開始と同時にカウントが開始される経過時間の所定値であり、例えば、1〜2秒とすることができる。そこで、所定期間内のときの、「Yes」の場合はステップS405に進む。なお、上述のステップS401ないしステップS404のいずれか一つでも条件を満たさない、すなわち、「No」の場合には、学習に不適であるとして、ステップS414に進み、学習の前提条件が満たされた旨のフラグ「exdepoex」がオフにセットされて、このデポジット堆積量学習ルーチンは終了される。
次に、ステップS405において、検出された空燃比「eabyf」が、切替え前の基準A/F値「eabyfsmo」より大きい、すなわち、よりリーン側か否かが判断される。そして、上記ステップS405の判断において、よりリーン側と判断されたとき、すなわち、「Yes」のときは、ステップS406に進み、この検出された空燃比「eabyf」がデポジット堆積量学習の上記所定期間内におけるA/Fリーンピーク値「eabyfmax」より大きいか否かが判断される。ここで、この検出された空燃比「eabyf」がデポジット堆積量学習の上記所定期間内におけるA/Fリーンピーク値「eabyfmax」より大きい、「Yes」のときは、ステップS407に進み、A/F最大値の算出が行なわれる。すなわち、この検出された空燃比「eabyf」をA/Fリーンピーク値「eabyfmax」、換言すると、A/F最大値「eabyfmax」とされる。そして、ステップS408に進み、A/F変化量「edlabyf」の算出がこのA/F最大値「eabyfmax」から基準A/F値「eabyfsmo」を減算することにより行なわれる。さらに、ステップS409に進み、このA/F変化量「edlabyf」の最大値に基づきデポジット堆積量の学習値「edepo」が算出される。すなわち、このA/F変化量「edlabyf」の最大値をデポジット堆積量がゼロ、換言するとデポジット無し時のA/F変化量「EDLABYFINT」で除算することにより求められる。なお、このデポジット無し時のA/F変化量「EDLABYFINT」は、例えば、車両が新車の状態でエンジン1がほとんど使用されておらず、デポジットの堆積が無い時に得られる値であり、本実施形態では、デポジット堆積量の学習値「edepo」は無次元数として求められている。
さらに、上述のステップS405における判断で、検出された空燃比「eabyf」が、切替え前の基準A/F値「eabyfsmo」より小さい、およびステップS406における判断で、検出された空燃比「eabyf」がデポジット堆積量学習の上記所定期間内におけるA/Fリーンピーク値「eabyfmax」より小さい、すなわち「No」とされたとき、およびステップS409の後は、ステップS410に進み、学習回数のカウンタを1だけカウントアップし、学習回数カウント値「ecdepo」を算出する。そして、ステップS411に進み、この学習回数カウント値「ecdepo」が所定回数(例えば、30回)以上であるか否かが判断される。学習回数カウント値「ecdepo」が所定回数を超えたとき、すなわち「Yes」のときはステップS411に進み、デポジット堆積量の学習値が更新される。詳しくは、上述のステップS409で算出された学習値「edepo」が学習成果が反映されたデポジット堆積量学習反映値「edepoex」とされるのである。一方、所定回数を超えないとき、すなわち「No」のときは、学習精度が充分でないとしてステップS413に進み、デポジット堆積量の学習値の更新が禁止される。なお、上記ステップS405およびステップS406の判断で「No」のときも、ステップS410に進み、学習回数としてカウントするのは、デポジット堆積量学習期間内において、空燃比がリーンピーク値に向かって滑らかに変化するとは限られないので、前回までの学習を無駄にしないためである。
次に、本発明の第2の実施形態のデポジット堆積量学習ルーチンについて、以下、図5に示すフローチャートを参照して説明する。この第2の実施形態においても、図3のフローチャートを参照して説明した上述の学習の前提条件が満たされたときに、このデポジット堆積量学習ルーチンが実行されること第1の実施形態と同様である。
また、この第2の実施形態のデポジット堆積量学習ルーチンにおけるステップS501での吸気通路噴射用インジェクタ12による噴射(図5には、ポートINJ噴射と表示されている)が実行中であるか否かの判断、ステップS502での学習前提条件が成立しているか否の判断、ステップS503での運転状態が安定しているか否かの判断、および、ステップS504での所定期間内か否かの判断は、前述の第1の実施形態におけるステップS401ないしステップS404と同じであるから、重複説明を避ける。また、上述のステップS501ないしステップS504のいずれか一つでも条件を満たさない、すなわち、「No」の場合には、学習に不適であるとして、ステップS512に進み、学習の前提条件が満たされた旨のフラグ「exdepoex」がオフにセットされて、このデポジット堆積量学習ルーチンは終了されることも、前述の第1の実施形態と同じである。
そこで、ステップS504において「Yes」と判断されると、ステップS505に進み、A/F変化量「edlabyf」の算出が、検出されたA/F値「eabyf」から基準A/F値「eabyfsmo」を減算することにより行なわれる。さらに、ステップS506に進み、このA/F変化量「edlabyf」に基づきA/F変化量の積算値が算出される。詳しくは、前回までのA/F変化量の積算値「edlabyfsum」に対しステップS505で算出されたA/F変化量「edlabyf」を加算することにより、新たなA/F変化量の積算値「edlabyfsum」が算出される。そして、ステップS507に進んで、デポジット堆積量の学習値「edepo」が算出される。すなわち、このA/F変化量の積算値「edlabyfsum」をデポジット堆積量がゼロ、換言するとデポジット無し時のA/F変化量の積算値「EDLABYFSUM」で除算することにより求められる。なお、このデポジット無し時のA/F変化量の積算値「EDLABYFSUM」は、例えば、車両が新車の状態でエンジン1がほとんど使用されておらず、デポジットの堆積が無い時に得られる値であり、本実施形態では前実施形態と同様に、デポジット堆積量の学習値「edepo」は無次元数として求められている。
さらに、ステップS507の後は、ステップS508に進み、学習回数のカウンタを1だけカウントアップし、学習回数カウント値「ecdepo」を算出する。そして、ステップS509に進み、この学習回数カウント値「ecdepo」が所定回数(例えば、50回)以上であるか否かが判断される。この所定回数が第1の実施形態に比べ多いのは、A/F変化量の積算値を得るのに回数を多くした方が精度がよくなるからである。そこで、学習回数カウント値「ecdepo」が所定回数を超えたとき、すなわち「Yes」のときはステップS510に進み、デポジット堆積量の学習値が更新される。詳しくは、上述のステップS507で算出された学習値「edepo」が学習成果が反映されたデポジット堆積量学習反映値「edepoex」とされ、一方、所定回数を超えないとき、すなわち「No」のときは、学習精度が充分でないとしてステップS511に進み、デポジット堆積量の学習値の更新が禁止される。
上述した第1および第2の実施形態に係るデポジット堆積量の学習について、図6に示すタイムチャートを参照してさらに説明する。まず、前述のように、筒内噴射用インジェクタ11のみによる噴射(図6には筒内INJ噴射100%と表示されている)から吸気通路噴射用インジェクタ12のみによる噴射(図6にはポートINJ噴射100%と表示されている)に切替えられたときの時点t0において、基準A/Fが設定され、デポジット堆積量の学習ルーチンが開始される。そして、時点t1までの所定期間tsにおいて、第1の実施形態ではA/F変化量のピーク値、換言すると最大値(図6にLと表示)が求められ、第2の実施形態ではA/F変化量の積算値(図6にSと表示)が求められるのである。そして、これらに基づいてデポジット堆積量が推定されて学習されるのである。第1の実施形態では所定期間tsを短くして短時間で学習が可能である。一方、第2の実施形態では学習完了までに時間がかかるが精度の高い学習が可能である。
次に、本発明の第3および第4の実施形態に係るデポジット堆積量の学習について、以下、図7ないし図10を参照して説明する。図7のフローチャートは本第3および第4の実施形態によるデポジット堆積量の学習の前提として実行される基準のA/F補正量の算出ルーチンを示している。このルーチンは、例えばクランク角度が所定角度進む毎に実行される。まず、この基準A/F補正量算出ルーチンにおけるステップS701で、電子制御ユニット30に運転状態を示す各種パラメータが入力される。このパラメータとしては、水温センサ38からの検出値であるエンジン1の冷却水温、回転数センサ46からの算出値である回転数、およびエアフローメータ4aやアクセル開度センサ44により得られる機関負荷率等が挙げられる。そして、次のステップS702において、A/F補正量の平均値であるなまし値「edfirtsm」が算出される。このA/F補正量のなまし値「edfirtsm」は、次の計算式に従って求められる。
edfirtsm=edfirtsm+(edfirt−edfirtsm)/N2
ここで、「edfirt」は空燃比センサ42の検出値から得られたA/Fの目標空燃比からのずれに対応するA/F補正量であり、N2はなまし回数を表している。そして、新たに求められたA/F補正量のなまし値「edfirtsm」は、RAM33に記憶される。
次に、ステップS703に進み、上記ステップS701にて入力された運転状態を示すパラメータの回転数および負荷率に基づき、燃料噴射の切替え形態が判別される。すなわち、前回の筒内噴射用インジェクタ11のみによる噴射から今回は吸気通路噴射用インジェクタ12のみによる噴射に切替えられたかが判断されるのである。本実施の形態においても、前述の実施形態と同様に、図10に示すような運転領域ないしは条件に対応して、筒内噴射用インジェクタ11と吸気通路噴射用インジェクタ12とによる噴射の分担率が定められているエンジン1に適用されている。このステップS703の判断でそのような切替えがないとき、すなわち「No」の場合には条件が合わないとして、基準A/F補正量算出ルーチンは一旦終了される。一方、ステップS703の判断で、条件が合い「Yes」の場合には、ステップS704に進み、学習の前提条件が満たされた旨のフラグ「exdepoex」がオンにセットされる。そして、ステップS705において、ステップS702において求められていたA/F補正量のなまし値「edfirtsm」がデポジット堆積量学習用の基準A/F補正量値「edfirtsmo」として算出される。
次に、上述の学習の前提条件が満たされたときに実行される本発明の第3の実施形態に係るデポジット堆積量学習ルーチンについて、図8のフローチャートを参照して説明する。このデポジット堆積量学習ルーチンは所定時間(例えば、16msec)毎に実行される。なお、このルーチンで実行されるステップS801での吸気通路噴射用インジェクタ12による噴射(図8には、ポートINJ噴射と表示されている)が実行中であるか否かの判断、ステップS802での学習前提条件が成立しているか否の判断、ステップS803での運転状態が安定しているか否かの判断、および、ステップS804での所定期間内か否かの判断は、前述の第1および第2の実施形態におけるステップS401ないしステップS404およびステップS501ないしステップS504と同じであるから重複説明を避ける。また、上述のステップS801ないしステップS804のいずれか一つでも条件を満たさない、すなわち、「No」の場合には、学習に不適であるとして、ステップS814に進み、学習の前提条件が満たされた旨のフラグ「exdepoex」がオフにセットされて、このデポジット堆積量学習ルーチンは終了されることも、前述の第1および第2の実施形態と同じである。
次に、ステップS805において、得られたA/F補正量「edfirt」が、切替え前の基準A/F補正量値「edfirtsmo」より大きいか否かが判断される。そして、上記ステップS805の判断において、大きいと判断されたとき、すなわち、「Yes」のときは、ステップS806に進み、この得られたA/F補正量「edfirt」がデポジット堆積量学習の上記所定期間内におけるA/F補正量ピーク値「edfirtmax」より大きいか否かが判断される。ここで、このA/F補正量「edfirt」がデポジット堆積量学習の上記所定期間内におけるA/F補正量ピーク値「edfirtmax」より大きい、「Yes」のときは、ステップS807に進み、A/F補正量最大値の算出が行なわれる。すなわち、この得られたA/F補正量「edfirt」をA/F補正量ピーク値「edfirtmax」、換言するとA/F補正量最大値「edfirtmax」とする。そして、ステップS808に進み、A/F補正量変化量「edldfirt」の算出がこのA/F補正量最大値「edfirtmax」から基準A/F補正量値「edfirtsmo」を減算することにより行なわれる。さらに、ステップS809に進み、このA/F補正量変化量「edldfirt」の最大値に基づきデポジット堆積量の学習値「edepo」が算出される。すなわち、このA/F補正量変化量「edldfirt」の最大値をデポジット堆積量がゼロ、換言するとデポジット無し時のA/F補正量変化量「EDLDFIRTI」で除算することにより求められる。なお、このデポジット無し時のA/F補正量変化量「EDLDFIRTI」は、例えば、車両が新車の状態でエンジン1がほとんど使用されておらず、デポジットの堆積が無い時に得られる値であり、本実施形態でも、デポジット堆積量の学習値「edepo」は無次元数として求められている。
さらに、上述のステップS805における判断で、得られたA/F補正量「edfirt」が、切替え前の基準A/F補正量値「edfirtsmo」より小さい、およびステップS806における判断で、得られたA/F補正量「edfirt」がデポジット堆積量学習の上記所定期間内におけるA/F補正量最大値「edfirtmax」より小さい、すなわち「No」とされたとき、およびステップS809の後は、ステップS810に進み、学習回数のカウンタを1だけカウントアップし、学習回数カウント値「ecdepo」を算出する。そして、ステップS811に進み、この学習回数カウント値「ecdepo」が所定回数(例えば、30回)以上であるか否かが判断される。学習回数カウント値「ecdepo」が所定回数を超えたとき、すなわち「Yes」のときはステップS812に進み、デポジット堆積量の学習値が更新される。詳しくは、上述のステップS809で算出された学習値「edepo」が学習成果が反映されたデポジット堆積量学習反映値「edepoex」とされるのである。一方、所定回数を超えないとき、すなわち「No」のときは、学習精度が充分でないとしてステップS813に進み、デポジット堆積量の学習値の更新が禁止される。なお、上記ステップS805およびステップS806の判断で「No」のときも、ステップS810に進み、学習回数としてカウントするのは、デポジット堆積量学習期間内において、A/F補正量が最大値に向かって滑らかに変化するとは限られないので、前回までの学習を無駄にしないためである。
次に、本発明の第4の実施形態のデポジット堆積量学習ルーチンについて、以下、図9に示すフローチャートを参照して説明する。この第4の実施形態においても、図7のフローチャートを参照して説明した上述の学習の前提条件が満たされたときにこのデポジット堆積量学習ルーチンが実行されること第3の実施形態と同様である。
また、この第4の実施形態のデポジット堆積量学習ルーチンにおけるステップS901での吸気通路噴射用インジェクタ12による噴射(図9には、ポートINJ噴射と表示されている)が実行中であるか否かの判断、ステップS902での学習前提条件が成立しているか否の判断、ステップS903での運転状態が安定しているか否かの判断、および、ステップS904での所定期間内か否かの判断は、前述の第3の実施形態におけるステップS801ないしステップS804と同じであるから重複説明を避ける。また、上述のステップS901ないしステップS904のいずれか一つでも条件を満たさない、すなわち、「No」の場合には、学習に不適であるとして、ステップS912に進み、学習の前提条件が満たされた旨のフラグ「exdepoex」がオフにセットされて、このデポジット堆積量学習ルーチンは終了されることも、前述の第3の実施形態と同じである。
そこで、ステップS904において「Yes」と判断されると、ステップS905に進み、A/F補正量変化量「edldfirt」の算出が、A/F補正量値「edfirt」から基準A/F補正量値「edfirtsmo」を減算することにより行なわれる。さらに、ステップS906に進み、このA/F補正量変化量「edlabyf」に基づきA/F補正量変化量の積算値が算出される。詳しくは、前回までのA/F補正量変化量の積算値「edlafitsum」に対しステップS905で算出されたA/F補正量変化量「edldfirt」を加算することにより、新たなA/F補正量変化量の積算値「edldfirtsum」が算出される。そして、ステップS907に進んで、デポジット堆積量の学習値「edepo」が算出される。すなわち、このA/F補正量変化量の積算値「edldfirtsum」をデポジット堆積量がゼロ、換言するとデポジット無し時のA/F補正量変化量の積算値「EDLDFIRTSUMI」で除算することにより求められる。なお、このデポジット無し時のA/F補正量変化量の積算値「EDLDFIRTSUMI」は、例えば、車両が新車の状態でエンジン1がほとんど使用されておらず、デポジットの堆積が無い時に得られる値であり、本実施形態では前実施形態と同様に、デポジット堆積量の学習値「edepo」は無次元数として求められている。
さらに、ステップS907の後は、ステップS908に進み、学習回数のカウンタを1だけカウントアップし、学習回数カウント値「ecdepo」を算出する。そして、ステップS909に進み、この学習回数カウント値「ecdepo」が所定回数(例えば、50回)以上であるか否かが判断される。この所定回数が第3の実施形態に比べ多いのは、A/F変化量補正量の積算値を得るのに回数を多くした方が精度がよくなるからである。そこで、学習回数カウント値「ecdepo」が所定回数を超えたとき、すなわち「Yes」のときはステップS910に進み、デポジット堆積量の学習値が更新される。詳しくは、上述のステップS907で算出された学習値「edepo」が学習成果が反映されたデポジット堆積量学習反映値「edepoex」とされ、一方、所定回数を超えないとき、すなわち「No」のときは、学習精度が充分でないとしてステップS911に進み、デポジット堆積量の学習値の更新が禁止される。
本発明に係るデュアル噴射型内燃機関の燃料噴射制御装置の概略構成図を示す模式図である。 図1に示す機関の側断面図である。 本発明の第1および第2の実施形態におけるデポジット堆積量の学習の前提として実行される基準の空燃比算出ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるデポジット堆積量の学習ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるデポジット堆積量の学習ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1および第2の実施形態におけるデポジット堆積量の学習の形態を説明するためのタイムチャートである。 本発明の第3および第4の実施形態におけるデポジット堆積量の学習の前提として実行される基準の空燃比補正量算出ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるデポジット堆積量の学習ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるデポジット堆積量の学習ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明が適用されるエンジンにおいて、運転領域ないしは条件に対応して定められている、筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとによる噴射分担率の一例を示す。
符号の説明
11 筒内噴射用インジェクタ
12 吸気通路噴射用インジェクタ
30 電子制御ユニット
42 空燃比センサ
44 アクセル開度センサ(負荷センサ)
46 回転数センサ

Claims (5)

  1. 筒内噴射用インジェクタと吸気通路噴射用インジェクタとを備え、所定の目標空燃比にフィードバック制御すべく吸気系におけるデポジット付着量を学習するようにした内燃機関であって、
    運転状態に対応して前記筒内噴射用インジェクタによる噴射から前記吸気通路噴射用インジェクタによる噴射に切替えられたときの、その切替え前における空燃比に対する切替え後の所定期間内における空燃比の変動の態様に基づいて、前記デポジット付着量の学習を行うようにしたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 前記空燃比の変動の態様は、空燃比の変化量の最大値であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 前記空燃比の変動の態様は、空燃比の変化量の積算値であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  4. 前記空燃比の変動の態様は、空燃比補正量の変化量の最大値であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  5. 前記空燃比の変動の態様は、空燃比補正量の変化量の積算値であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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