JP2005307755A - スタータ - Google Patents

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貢 長南
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Abstract

【課題】 スタータのピニオンギヤをリングギヤから素早く離脱させる。
【解決手段】 スタータ40は電動モータ41に駆動される回転軸46と、これにヘリカルスプラインを介して移動自在に支持されるピニオンギヤ49とを備える。回転軸46の回転力が増大することでピニオンギヤ49はリングギヤ45に噛み合う噛合位置に押し出される一方、回転力が減少することでピニオンギヤ49はリングギヤ45との噛み合いが外れる離脱位置に押し戻される。電動モータ41には駆動回路60と発電回路62とが接続されており、スタータスイッチ66をオン操作することで、電動モータ41は駆動状態に切り換えられる一方、スタータスイッチ66をオフ操作することで、電動モータ41は発電状態に切り換えられる。発電状態に切り換えられた電動モータ41によって回転軸46が制動されるため、ピニオンギヤ49を離脱位置に素早く移動させることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明はスタータに関し、特に、電動モータの回転力を利用してピニオンギヤを押し出すようにしたベンディックス式のスタータに関する。
エンジンを始動させるためにはクランク軸を所定の回転数以上で回転させることが必要であり、多くのエンジンには電動モータを動力源としたスタータが組み付けられている。スタータは電動モータに駆動されるピニオンギヤを備えており、このピニオンギヤはクランク軸に連結されるリングギヤに噛み合う噛合位置と噛み合いが外れる離脱位置とに移動自在となっている。そして、エンジン始動時にはピニオンギヤが噛合位置に押し出される一方、エンジン始動後にはピニオンギヤが離脱位置に押し戻されることになる。
このようなスタータは、ピニオンギヤの移動方式に応じてピニオンシフト式とベンディックス式とに分類される。電磁ピニオン摺動式とも呼ばれるピニオンシフト式は、マグネットスイッチの吸引力を利用してピニオンギヤを噛合位置に移動させる方式であり、慣性摺動式とも呼ばれるベンディックス式は、電動モータの回転力を利用してピニオンギヤを噛合位置に移動させる方式である。このベンディックス式のスタータは、その簡単な構造から小型・軽量化を図ることが容易であり、多くの小型エンジンに採用されている。
ベンディックス式のスタータは、電動モータに駆動される回転軸と、これにヘリカルスプラインを介して支持されるピニオンギヤとを備えており、回転軸の回転力に応じてピニオンギヤが軸方向に移動する構造となっている。電動モータによって回転軸を回転させると、回転力の一部がヘリカルスプラインを介して軸方向の推力に変換されるため、この推力を受けてピニオンギヤは噛合位置に向けて押し出される。また、スタータにはピニオンギヤを離脱位置に向けて付勢するリターンスプリングが設けられており、電動モータに対する供給電流が遮断され、ピニオンギヤに作用する推力がリターンスプリングのばね力を下回ると、ピニオンギヤはリターンスプリングによって離脱位置に押し戻されることになる(たとえば、特許文献1および2参照)。
特開平6−10815号公報 特開2003−184719号公報
しかしながら、電動モータに対する供給電流を遮断した後であっても、電動モータは慣性力によって回転状態を維持するため、ピニオンギヤには推力がかかり続けることになり、ピニオンギヤの離脱に遅れが生じてしまうおそれがある。このような遅れが生じると、始動されたエンジンによってピニオンギヤが駆動されるため、使用者に不快感を与えるだけでなく、スタータにも負担をかけることになっていた。また、ピニオンギヤを素早く離脱させるため、リターンスプリングのばね力を大きく設定すると、ピニオンギヤの押し出しが困難となり、エンジンの始動性が悪化してしまうおそれがある。
本発明の目的は、エンジンの始動性を損なうことなく、ピニオンギヤをリングギヤから素早く離脱させることにある。
本発明のスタータは、クランク軸を電動モータにより回転させてエンジンを始動するスタータであって、リングギヤが連結されるクランク軸に平行に配置され、前記電動モータに駆動される回転軸と、前記回転軸にヘリカルスプラインを介して軸方向に移動自在に装着され、前記回転軸の回転力により前記リングギヤに噛み合う噛合位置に押し出されるピニオンギヤと、前記ピニオンギヤの一端側に設けられ、前記回転力の低下に伴って前記リングギヤとの噛み合いを外す離脱位置に前記ピニオンギヤを押し戻すばね部材と、前記電動モータに電力を供給して、前記電動モータを駆動状態に切り換える駆動回路と、前記電動モータの端子間を短絡して、前記電動モータを発電状態に切り換える発電回路と、スタータスイッチの始動操作に基づいて前記駆動回路を閉じるとともに前記発電回路を開く一方、前記スタータスイッチの解除操作に基づいて前記駆動回路を開くとともに前記発電回路を閉じる切換スイッチとを有し、前記スタータスイッチの解除操作時には、前記電動モータを発電状態に切り換えて前記回転軸を制動することを特徴とする。
本発明のスタータは、前記回転軸は前記電動モータの出力軸に平行に設けられ、前記回転軸と前記出力軸とは減速歯車列を介して連結されることを特徴とする。
本発明によれば、スタータスイッチの解除操作時には、電動モータを発電状態に切り換えて回転軸を制動するようにしたので、ピニオンギヤを素早く離脱位置に移動させることができる。つまり、回転軸を制動することにより、ピニオンギヤを噛合位置に押し出す推力を素早く低下させるだけでなく、離脱位置に押し戻す推力をヘリカルスプラインからピニオンギヤに与えることができる。これにより、ピニオンギヤの噛み合いを素早く外すことができるため、使用者に対して不快感を与えることがなく、スタータに負担をかけることもない。しかも、電動モータを発電状態に切り換えることで、回転軸を制動するようにしたので、機械的な制動機構を用いる必要がなく、スタータの小型化や低コスト化を達成することができる。
また、減速歯車列を介してモータ動力をクランク軸に伝達するようにしたので、モータトルクを増大させてクランク軸に伝達することができ、電動モータの小型化や低コスト化を達成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は車両を示す斜視図であり、この車両はバギー車とも言われるATVつまり全地形走行車である。図1に示すように、車体1には前輪2a,2bと後輪3a,3bが設けられており、鞍乗り型の座席4が車体1の中央部に設けられている。乗員は座席4に跨って車両に乗り込み、ハンドル5を操作して走行することになる。
図2は図1の車両に搭載された駆動装置を示す概略図であり、図3は図2のA−A線に沿う断面図である。図2および図3に示すように、ハウジング11にはクランク軸12が回転自在に収容されており、ハウジング11の上部に形成される開口部にはシリンダ13が設けられている。シリンダ13内にはピストン14が往復動自在に組み込まれており、ピストン14とクランク軸12とはコネクティングロッド15を介して連結されている。
また、シリンダ13の上端面にはシリンダヘッド16が搭載されており、シリンダヘッド16には、燃焼室17に開口する吸気ポート18と排気ポート19とが形成されるとともに、これらのポート18,19をそれぞれに開閉する吸気弁20と排気弁21が往復動自在に組み付けられている。このシリンダヘッド16には、カムシャフト22が回転自在に装着されており、これと平行に設けられるロッカシャフト23には、吸気弁20と排気弁21とのそれぞれにカムシャフト22からの開閉力を伝達するロッカアーム24,25が回動自在に装着されている。カムシャフト22とクランク軸12とはタイミングチェーン26を介して連結されており、ピストン14の往復運動に同期して吸気弁20と排気弁21とが開閉駆動されるようになっている。
このようなエンジン30から出力されるエンジン動力は、エンジン回転数の上昇に伴って締結状態に切り換えられる遠心クラッチ31を経て、ベルト式の無段変速機32に入力される。無段変速機32は溝幅が可変となるプーリ33,34と、これらのプーリ33,34を連結する駆動ベルト35とを備えており、入力側のプライマリ回転数に応じて変速比を変化させることができる。つまり、プライマリ回転数が上昇して遠心ウェイト36が外側に移動すると変速比が高速段側に設定される一方、回転数が低下して遠心ウェイト36が内側に移動すると変速比が低速段側に設定されるようになっている。この無段変速機32を介して変速されたエンジン動力は、乗員のシフト操作によって選択される前後進切換機構37の前進用歯車列38または後退用歯車列39を介して駆動輪である後輪3a,3bに伝達されることになる。
続いて、エンジン30を始動するためのスタータ40について説明する。図4は図2に示す符号Bの範囲で駆動装置を示す部分断面図であり、本発明の一実施の形態であるスタータ40が示されている。図4に示すように、スタータ40の動力源となる電動モータ41はハウジング11に固定されており、ハウジング11内に入り込む電動モータ41の出力軸42には減速駆動歯車43が形成されている。そして、電動モータ41に駆動されるクランク軸12には発電ロータ44が固定されており、発電ロータ44の外周面にはリングギヤ45が固定されている。
ハウジング11内には、出力軸42およびクランク軸12の双方に平行となる回転軸46が回転自在に収容されており、回転軸46の一端部には出力軸42の減速駆動歯車43に常時噛み合う減速従動歯車47が固定される一方、回転軸46の他端部にはばね部材としてのリターンスプリング48が装着されている。そして、回転軸46の中央部にはヘリカルスプライン46aを介してピニオンギヤ49が装着されており、このピニオンギヤ49はリングギヤ45に噛み合う噛合位置と噛み合いが外れる離脱位置とに移動自在となっている。なお、図4に示す一点鎖線の上側には噛合位置に移動した状態のピニオンギヤ49が示され、一点鎖線の下側には離脱位置に移動した状態のピニオンギヤ49が示されている。
図5はピニオンギヤ49の内部構造を示す概略図である。図5に示すように、ピニオンギヤ49は、内周面にヘリカルスプライン49aが形成されるスリーブ状の内輪50と、内輪50の径方向外方に配置され楔状の内周形状を備える外輪51とを備えており、内輪50と外輪51との間にはローラ52が設けられている。つまり、ピニオンギヤ49には一方向クラッチ53が組み込まれており、エンジン30を始動させるため、電動モータ41によって内輪50を矢印A1方向に回転させると、ローラ52が噛み込むことによって内輪50から外輪51にモータ動力が伝達される。そして、始動されたエンジン30から外輪51にエンジン動力が入力され、外輪51が矢印A2方向に内輪50よりも速く回転すると、ローラ52の噛み込みが外れてエンジン動力の伝達が遮断される。なお、圧縮コイルばね54によってローラ52は噛み込み方向に付勢されており、内輪50が矢印A1方向に回転した場合には、一方向クラッチ53が確実に締結されるようになっている。
図6(A)および(B)は電動モータ41の電気系を示す回路図である。図6(A)および(B)に示すように、電動モータ41には駆動回路60が接続されており、この駆動回路60を介してバッテリ61からの電流を供給することによって、電動モータ41は駆動状態に切り換えられる。また、電動モータ41には抵抗Rが挿入された発電回路62が接続されており、この発電回路62を介して電動モータ41の端子間、つまり電動モータ41のコイルを短絡することによって、電動モータ41は発電状態に切り換えられる。
これらの駆動回路60および発電回路62を制御するため、駆動回路60と発電回路62には切換スイッチとしてのリレー63が組み込まれている。このリレー63は、駆動回路60および発電回路62のいずれか一方を閉じる可動接点64と、この可動接点64を吸引するソレノイドコイル65とを備えており、ソレノイドコイル65の通電状態に応じて可動接点64の作動位置が制御されている。乗員がスタータスイッチ66を始動操作つまりオン操作すると、可動接点64が駆動回路60側に吸引されて駆動回路60が閉じられる一方、スタータスイッチ66を解除操作つまりオフ操作すると、可動接点64が発電回路62側にばね力等により引き戻されて発電回路62が閉じられることになる。
続いて、スタータ40の動作について説明する。図6(A)に示すように、エンジン30を始動させるため、乗員がスタータスイッチ66をオン操作すると、電動モータ41が駆動状態に切り換えられるとともに回転軸46が駆動される。このとき、回転軸46に支持されるピニオンギヤ49は慣性力によって停止状態を維持しようとするため、ピニオンギヤ49と回転軸46との間に相対回転が生じることになり、回転力の一部がヘリカルスプライン46a,49aを介して軸方向の推力に変換される。つまり、図4に示すように、回転軸46やピニオンギヤ49のヘリカルスプライン46a,49aは、回転軸46の回転方向(矢印A)に逆らいながら噛合位置に向けて進むように形成されており、ピニオンギヤ49に対して回転軸46を矢印A方向に回転させると、回転軸46はリターンスプリング48を圧縮させながらピニオンギヤ49を噛合位置に向けて押し出すことになる。なお、ヘリカルスプライン46a,49aのリード角は、電動モータ41の角加速度やリターンスプリング48のばね力などに基づいて設定されている。
次いで、押し出されるピニオンギヤ49が噛合位置に到達すると、モータ動力がピニオンギヤ49からリングギヤ45を介してクランク軸12に伝達され、クランク軸12の始動回転によってエンジン30が始動される。エンジン30が始動されると、エンジン動力によってピニオンギヤ49が駆動されることになるが、解放される一方向クラッチ53を介してエンジン動力は遮断されるため、エンジン動力によって電動モータ41が過回転状態となることはない。続いて、エンジン始動後にスタータスイッチ66がオフ操作されると、図6(B)に示すように、リレー63の可動接点64が発電回路62の固定接点に引き戻され、電動モータ41が駆動状態から発電状態に切り換えられる。そして、発電状態に切り換えられた電動モータ41の回転数は急速に低下し、慣性力によって回転状態を維持する回転軸46を積極的に制動することになる。
このように、ピニオンギヤ49を噛合位置に押し出していた回転軸46を制動すると、ヘリカルスプライン46a,49aから噛合位置に向けて出力される推力を素早く低下させることができ、リターンスプリング48によってピニオンギヤ49を押し戻す際の応答性を向上させることができる。さらに、ピニオンギヤ49と共に回転していた回転軸46を制動することにより、回転するピニオンギヤ49と制動される回転軸46との間に相対回転を生じさせることができる。この制動によって生じる相対回転の回転方向は、図4に示すように、ピニオンギヤ49に対して回転軸46を矢印B方向に回転させた状態と同一方向であるため、離脱方向に向かう推力をヘリカルスプライン46a,49aからピニオンギヤ49に対して与えることができる。
つまり、ピニオンギヤ49を噛合位置に押し出していた推力を素早く低下させるだけでなく、リターンスプリング48からのばね力とヘリカルスプライン46a,49aからの推力とにより、ピニオンギヤ49を離脱位置に向けて押し戻すことができるため、スタータスイッチ66がオフ操作されてから、ピニオンギヤ49がリングギヤ45から離脱するまでの応答性を向上させることが可能となる。これにより、ピニオンギヤ49に対するエンジン動力の入力を最低限度に抑えることができるため、使用者に対して不快感を与えることがなく、スタータ40に負担をかけることもない。
また、ピニオンギヤ49を離脱させる際の応答性を向上させるため、リターンスプリング48のばね力を強く設定する必要がなく、エンジン始動時にはピニオンギヤ49を確実に噛合位置に押し出すことができ、エンジン30の始動性を良好に保つことができる。しかも、電動モータ41を発電状態に切り換えることによって回転軸46を制動するようにしたので、機械的な制動機構を用いる必要がなく、スタータ40の小型化や低コスト化を達成することができる。
さらに、減速駆動歯車43および減速従動歯車47によって形成される減速歯車列を介して、出力軸42と回転軸46とを連結するようにしたので、モータトルクを増大させてクランク軸12に伝達することができ、電動モータ41の小型化や低コスト化を達成することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、図示するエンジン30は4サイクルエンジンであるが、2サイクルエンジンなど他の形式のエンジンであっても、本発明のスタータ40を適用することができる。また、全地形走行車に搭載されるエンジン30に限られることはなく、二輪車や発電機などに搭載されるエンジンに、本発明のスタータ40を搭載するようにしても良い。
車両を示す斜視図である。 図1の車両に搭載された駆動装置を示す概略図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図2に示す符号Bの範囲で駆動装置を示す部分断面図である。 ピニオンギヤの内部構造を示す概略図である。 (A)および(B)は電動モータの電気系を示す回路図である。
符号の説明
12 クランク軸
30 エンジン
40 スタータ
41 電動モータ
42 出力軸
43 減速駆動歯車
45 リングギヤ
46 回転軸
46a ヘリカルスプライン
47 減速従動歯車
48 リターンスプリング(ばね部材)
49 ピニオンギヤ
49a ヘリカルスプライン
60 駆動回路
62 発電回路
63 リレー(切換スイッチ)
66 スタータスイッチ

Claims (2)

  1. クランク軸を電動モータにより回転させてエンジンを始動するスタータであって、
    リングギヤが連結されるクランク軸に平行に配置され、前記電動モータに駆動される回転軸と、
    前記回転軸にヘリカルスプラインを介して軸方向に移動自在に装着され、前記回転軸の回転力により前記リングギヤに噛み合う噛合位置に押し出されるピニオンギヤと、
    前記ピニオンギヤの一端側に設けられ、前記回転力の低下に伴って前記リングギヤとの噛み合いを外す離脱位置に前記ピニオンギヤを押し戻すばね部材と、
    前記電動モータに電力を供給して、前記電動モータを駆動状態に切り換える駆動回路と、
    前記電動モータの端子間を短絡して、前記電動モータを発電状態に切り換える発電回路と、
    スタータスイッチの始動操作に基づいて前記駆動回路を閉じるとともに前記発電回路を開く一方、前記スタータスイッチの解除操作に基づいて前記駆動回路を開くとともに前記発電回路を閉じる切換スイッチとを有し、
    前記スタータスイッチの解除操作時には、前記電動モータを発電状態に切り換えて前記回転軸を制動することを特徴とするスタータ。
  2. 請求項1記載のスタータにおいて、前記回転軸は前記電動モータの出力軸に平行に設けられ、前記回転軸と前記出力軸とは減速歯車列を介して連結されることを特徴とするスタータ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007269253A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kawasaki Heavy Ind Ltd 自動二輪車

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