JP2005307449A - 手摺り - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で取り付けが容易であると共に、伝え歩きや寄りかかって歩行する場合に痺れ等が生じない手摺りを提供する。
【解決手段】(a) 壁面3aに沿って配設された手摺基部7と、前記手摺基部7の全長にわたって手摺基部7からその上面が手摺基部7と同面にて歩行者側に突出していて歩行者を支持するための握り部8と、前記手摺基部7の上・下部面の壁側端部に突設され、手摺基部7を壁面3aに固定するための上・下部固定部11、12とで構成された手摺り本体1、並びに(b) 手摺基部7の上・下部面の壁側端部から壁面3aにかけて配設され、上・下部固定部11、12を外から被覆する被覆カバー2、2とで構成された。
【選択図】図1
【解決手段】(a) 壁面3aに沿って配設された手摺基部7と、前記手摺基部7の全長にわたって手摺基部7からその上面が手摺基部7と同面にて歩行者側に突出していて歩行者を支持するための握り部8と、前記手摺基部7の上・下部面の壁側端部に突設され、手摺基部7を壁面3aに固定するための上・下部固定部11、12とで構成された手摺り本体1、並びに(b) 手摺基部7の上・下部面の壁側端部から壁面3aにかけて配設され、上・下部固定部11、12を外から被覆する被覆カバー2、2とで構成された。
【選択図】図1
Description
本発明は、肘や手のひらを使用した伝え歩きや、立上がり時の補助具とするための手摺りに関するものである。
従来から屋内での移動を容易にするために階段や廊下の壁面に手摺りが設けられているが、一般的には壁面に設けられた金具にバーを架け渡したもので、壁面とバーとの間に隙間があった。このような手摺りでは、高齢者や病人或いは足腰の弱い歩行者がこれにつかまって伝え歩きや寄りかかって歩行したとき隙間に腕が入り込んでしまい、危険であるし非常に使いにくいという問題があった。そこで最近では高齢者や病人或いは足腰の弱い歩行者が、屋内での移動を容易にするために伝え歩きや寄りかかって歩行するのが可能な手摺りや手摺り付き腰壁パネルとして壁面に密着して設置されるタイプの手摺りが開発されている。このような壁面に密着して設置されるタイプの手摺りは、前述のようにバーと壁面との間に隙間がなく、手摺りの上面全体に寄りかかることができるため、伝え歩きや寄りかかって歩行に最適であるだけでなく、手摺りから壁面まで連続しているため、壁面との一体感が得られ易く、壁面と手摺りとの外観を意匠的に統一したい場合や、手摺りが壁面から大きく突出しないために建物内が狭い場合に使用されている。
図9はこのような手摺り付き腰壁パネルの手摺りBの一例を示したもので、長尺の手摺りBの壁側上面に突設された取付突条37には、壁面3aに手摺りBを固定するための取付孔38が所定ピッチで形成され、手摺りBの上部を壁面3aに固定した固定部材39の頭部を隠すために化粧キャップ40が取付孔38内に取り付けられている。41は手摺りBの中央に設けられた取付穴42に挿入され、この部分を壁面3aに取り付けた他の固定部材である。又、手摺りBの下部に設けられた略V字状溝34に腰壁パネル35の略V字状端面が嵌合・固定されている[特許文献1;特許第3327005号]。
しかしながら前述のように寄りかかって歩行することが可能な従来の手摺りBは、伝え歩きする歩行者にも使用が容易となるように、歩行者の下腕部を支持する手摺りBの平坦な上面31の端部に全長に亘って前記上面31より上方に突出する握り部36を有している。それ故、手摺りBに寄りかかって歩行する際に下腕部を手摺りBの平坦な上面31に乗せて体を支持すると、上方に突出した握り部26が下腕部に当たり、この部分に部分的に荷重がかかり下腕部に痺れ等を生じさせることがある。
また、この手摺りBでは、壁面3aを固定する取付突条37の固定部材39の頭部は化粧キャップ40で覆っているが、手摺りBとの連続性や統一性のないものが多く全体の意匠性が悪い。また、腰壁パネル35を使用する場合には、腰壁パネル35の固定は予め加工された手摺りBの略V字状溝34を用いて固定するが、腰壁パネル35は前記略V字状溝34の大きさや形状に合うものでなければならず、必然的に腰壁パネル35の選択枝は限られることになり、性能や意匠性等に応じた腰壁パネル35の選定余地が小さい。
そのため好みの腰壁パネル35にリフォームしたい場合や、車椅子での使用等で傷付いた腰壁パネル35を交換する場合、手摺りBやクロス等壁全体を取り替えなくてはならず、工事が大掛かりになるだけでなく、加えて手摺りB側でも腰壁パネル35を取り付ける場合と取り付けない場合の2種類の手摺りが必要となり生産性が悪く且つ在庫管理も紛らわしく、商品の注文や施工時の間違いも生じやすい。
更に下部に腰壁挿入用の溝加工のない手摺り(図示せず)に腰壁パネルを取り付ける場合、壁パネルはその端面を手摺りの下面に突き当てるだけなので、突き当て部分が外部から見え、仕上りが悪いものとなる。
特許第3327005号
本発明はかかる従来技術の問題点を解決しようとするもので、その第1は高齢者や足腰の弱い歩行者が手摺りに寄りかかって下腕部で体重を支持としても痺れ等が生じることがないようにすることであり、第2に被覆カバーにより手摺りと壁面の連続性が得られるようにして壁面のデザイン性を向上させ見ることができるようにすることにある。付加的には、被覆カバーを工夫することにより手摺りの使用者に安心感を与えるようにすること、暗所や夜間における利便性の向上を図ること、多様性を有する壁面に1種類の被覆カバーで対応ができるようにすることなどが挙げられる。
上記課題を解決するために請求項1の発明(手摺りA)は、
(a) 壁面3aに沿って配設された手摺基部7と、前記手摺基部7の全長にわたって手摺基部7からその上面が手摺基部7と同面にて歩行者側に突出していて歩行者を支持するための握り部8と、前記手摺基部7の上・下部面の壁側端部に突設され、手摺基部7を壁面3aに固定するための上・下部固定部11、12とで構成された手摺り本体1、並びに
(b) 手摺基部7の上・下部面の壁側端部から壁面3aにかけて配設され、上・下部固定部11、12を外から被覆する被覆カバー2、2とで構成されたことを特徴とする。
(a) 壁面3aに沿って配設された手摺基部7と、前記手摺基部7の全長にわたって手摺基部7からその上面が手摺基部7と同面にて歩行者側に突出していて歩行者を支持するための握り部8と、前記手摺基部7の上・下部面の壁側端部に突設され、手摺基部7を壁面3aに固定するための上・下部固定部11、12とで構成された手摺り本体1、並びに
(b) 手摺基部7の上・下部面の壁側端部から壁面3aにかけて配設され、上・下部固定部11、12を外から被覆する被覆カバー2、2とで構成されたことを特徴とする。
請求項2の発明は被覆カバー2に関するもので、「被覆カバー2が、手摺基部7側に取り付けられる挿入片22と、壁3側に取り付けられる当接片21と、前記挿入片22と当接片21との間にて設けられ、前記挿入片22と当接片21の外表面に対して傾斜して設けられた傾斜部23とで構成された」ことを特徴とする。
請求項3の発明は照明部4に関するもので、「手摺基部7の下面或いは握り部8の下面又は手摺基部7から握り部8にかけての下面の少なくともいずれかに照明部4を設けた」ことを特徴とする。
請求項4の発明は被覆カバー2の更なる変形例に関するもので、「手摺基部7の上・下部面に上・下部固定部11、12に沿って被覆カバー2の挿入片22或いは当接片21が挿入される凹溝13、14が形成されており、且つ、挿入片22の幅H2に対して当接片21の幅H1が長く形成され、
挿入片22を凹溝13又は14に挿入したとき、当接片21が壁面3aに当接するように凹溝13及び14の位置が形成されている」ことを特徴とする。
挿入片22を凹溝13又は14に挿入したとき、当接片21が壁面3aに当接するように凹溝13及び14の位置が形成されている」ことを特徴とする。
請求項1記載の発明は、手摺基部7から握り部8に至る手摺り本体1の上面が平坦面(この面が手当たり面9で、使用者が肘を置いたり手をつく場所である。)に形成されており、従来のように上方に突出した握り部36がないので、高齢者や足腰の弱い歩行者が手摺基部7に寄りかかって下腕部で体重を支持する場合でも下腕部全体に荷重が加わって下腕部の局部的に荷重がかかることがなく、それ故、下腕部に痺れ等が生じることがない。
また、被覆カバー2を用いているので、上・下部固定部11、12と壁面3aとの取り合い部分が被覆カバー2にて被覆されることになり、その結果、従来のように固定金具39の頭部にいちいち化粧キャップ40等を取り付ける必要がなくなり、施工が容易となるだけでなく手摺りAと壁面3aの連続性が得られ、意匠性が向上する。
そして請求項2の発明によれば、被覆カバー2が傾斜部23を有するので、突出した角部がなくなり、違和感がなくなり手摺りAを使用している者に安心感を与えることができる。
さらに請求項3記載の発明は、手摺り本体1の下面に照明部4を設けることで直接目に光が入ることがなく、足元が明るいので暗所や夜間でも障害物の有無が容易に識別出来るので、たとえば廊下や階段あるいは室内等の手摺り設置個所における歩行がスムースに行える。
請求項4記載の発明によれば、被覆カバー2の当接片21と挿入片22とを逆に入れ替えるだけで壁面3aに化粧板6を張着する場合と化粧板6を張着しない場合、すなわち壁面3aの多様性に対して柔軟に対応することができ、被覆カバー2の点数を減らすことができる。この点は後ほど詳しく説明する。
以下、本発明の実施の態様を図面を基に説明する。本発明の手摺りAは、長尺の手摺り本体1と手摺り本体1と同一長さを有する長尺の被覆カバー2とからなる。手摺り本体1及び被覆カバー2の材質は特に限定されるものでないが、例えば挽材、合板、中質繊維板(MDF)、パーチィクルボード、OSB(オリエンテッド・ストランドボード)、集成板、単板積層材、無機質含浸木質材等の木質材の他、金属製又は合成樹脂製のものでも良く或いはこれらの組み合わせであっても良い。また、これらの表面の一部あるいは全面に化粧紙、化粧樹脂含浸紙、合成樹脂シート、化粧単板、突板その他の化粧材が設けられたり、更に着色や透明塗装、柄模様印刷等が施されることもある。
図1に示す手摺り本体1は、壁3の室内側の壁面3aに沿って配設される手摺基部7と、手摺基部7から歩行者側に一体的に突出している握り部8と、手摺基部7の上・下部面の壁側端部に突設され、手摺基部7を壁面3aに固定するための上・下部固定部11、12とで構成された長尺の部材である。そして、手摺基部7と握り部8の上面は全長にわたって同面に形成されており、この手摺基部7と握り部8を含む平坦な上面が手摺りAを利用する者の下腕部を支持するための手当たり面9である。そして、握り部8は前記手摺基部7より厚みが小で手のひらで握り易い厚みに形成されている。また、手摺基部7の厚みは握り部8の厚みより大きく、下方に膨出し且つ手摺基部7の歩行者の面は握り部8の下面から下側の凹溝14に向かって下り傾斜に形成されている。この部分が傾斜下面10とする。
また、前記上・下部固定部11、12は手摺基部7の上・下部面の壁側端部に手摺基部7の全長に亘って突設されており、図1に示す手摺り本体1の上・下部固定部11、12の釘打ち面11a、12aは手摺基部7の壁面3aに対する当接面15と平行に形成されている。更に手摺基部7の上・下部面には被覆カバー2の挿入片22が嵌合される凹溝13、14が前記上・下部固定部11、12と平行に設けられている。
被覆カバー2[図2(a)]は挿入片22と当接片21とで形成された断面L状の長尺もので、手摺り本体1と同等の長さを有するように連続した長尺物で、挿入片22は前記凹溝13、14にほぼ隙間なく嵌り込む厚みを有している。挿入片22と当接片21とは同じ幅(H1=H2)を有していてもよいが、後述するように挿入片22と当接片21とは異なる幅のものでもよい。ここでは異なる幅の場合を例にとって説明する。
挿入片22と当接片21とが異なる幅の場合、図6に示すように、壁面3aに化粧板6を張着する場合と、張着しない場合にひとつの被覆カバー2で対応ができるようにすることを狙っており、当接片21の幅H1は挿入片22の幅H2に化粧板6の厚みWを加えた大きさとなっている。そして凹溝13、14の壁面3aまでの距離S1は当接片21の幅H1と等しくなるように形成されている。これにより、図6の手摺りAより上の壁面3aに示すように、化粧板6が張着されていない場合、挿入片22を上側の凹溝13に嵌め込んだ時、当接片21の先端が壁面3aに当接するようになり、図6の手摺りAより下の壁面3aに示すように、化粧板6が張着されていいる場合、当接片21を下側の凹溝14に嵌め込んだ時、挿入片22の先端が化粧板6に当接するようになる。すなわち、化粧板6の有無の場合、被覆カバー2を反転させて用いることでいずれの場合にも対応することができるようになる。
しかして、手摺り本体1を壁面3aに当てがい、上部固定部11、下部固定部12を用いて壁面3aの裏に配設されている横桟30に釘のような固定具29により手摺り本体1を壁面3aに固定した後、図1の場合、手摺基部7の上・下部面に設けられた凹溝13、14に被覆カバー2の挿入片22を挿入嵌合し、当接片21を壁面3aに当接させる。このとき、上・下部固定部11、12の上・下部面が適当な高さにあれば当接片21の下面をそれぞれ当接させ、2点支持となるようにする。このようにすれば、前述のように固定金具5の頭部をいちいち化粧キャップ40等で埋める必要がなくなる。なお、挿入片22と凹溝13、14及び/又は当接片21と上・下部固定部11、12の当接部分を必要に応じて接着してもよい。
また、被覆カバー2の断面は図2(a)に示すように当接片21および挿入片22からなるL状に限らず、図2(b)に示すように、この被覆カバー2が手摺り本体1の上・下部固定部11、12を被覆する当接片21と挿入片22の間の部分を傾斜部23にしたものでもよい。この場合も当接片21と挿入片22の幅H1、H2の関係は図2(a)と同じである。また、これに限られず半円形、半楕円形、あるいは半多角形状でも良い。
図3は図1の手摺り本体1に図2(b)の被覆カバー2を取着した例であり、傾斜部23の存在により、手や肘が被覆カバー2に接触しても手や肘を痛めることがないだけでなく、角がとがっていないので、見た目に安心感を与えることができる。
図3は手摺り本体1の上・下部固定部11、12の釘打ち面11a、12aを外に開いた傾斜面に形成したもので、釘やねじのような固定金具5を打ち付けるときにハンマーやドライバ等の工具が外側から釘打ち面11a、12aに向かって打ち込めるため手摺基部7に接触せず、手摺り本体1の固定作業が容易になる。
図4は手摺り本体1の上部固定部11の釘打ち面11aを外に開いた傾斜面に、下部固定部12の釘打ち面12aを当接面15と平行にしたもので、釘打ち面11aは固定金具5を斜め下方向に、釘打ち面12aは水平に、壁面3aに対して打ち込めばよいので手摺り本体1の固定作業がより容易になる。
また、図4の仮想線は図1の変形で、同面に形成された手摺基部7と握り部8との間に凹状溝17を設けた例で、凹状溝17内に指先が入り込むため握り部8の使い勝手が良くなるものである。そして被覆カバー2を用いて上・下部固定部11、12と壁面3aとの取り付け部分を被覆すれば、被覆カバー2を介して手摺り本体1と壁面3aが連続するようになり、手摺りAから壁面3aにかけての意匠性が向上するだけでなく、従来のように固定金具39の頭部にいちいち化粧キャップ40等を取り付ける必要がなくなり、施工が容易となる。上下共同一の被覆カバー2を用いれば、部材点数が少なくなる利点もある。なお、被覆カバー2は少なくとも歩行者の目に付く上部被覆カバー2aを採用するだけでも足る。
図5は手摺り本体1の握り部8より壁面3a側の下面、すなわち手摺基部の下面或いは握り部の下面又は手摺基部から握り部にかけての下面の少なくともいずれかに照明部4を設けたものである。本実施例では手摺基部の歩行者側に向かう傾斜下面に設けられている。この照明部4は手摺り本体1の前記下面に長手方向に連続して設けても良く、又、点在して設けていても良く、歩行者の利用範囲を連続的に照明できれば良いものである。前者の場合、光源として蛍光灯のような線状光源が用いられ、後者にあっては白熱灯のような点光源が用いられる。
図6は、手摺り本体1の下の壁面3aに化粧板6からなる腰壁パネルを設けたものである。この場合、化粧板6の厚さWだけ化粧板なしの場合(壁面3aと凹溝13との距離をS1で示す。)に比べて化粧板6の表面と凹溝14との間隔S2が狭くなるので、前述のように被覆カバーの挿入片22と当接片21とは異なる長さのものを使用しておけば、下側の凹溝14への挿入側を逆にして当接片21を凹溝14に挿入すれば、当接片21より短い挿入片22が化粧板6の表面にぴったりと当接することになる。このようにしておけば、ひとつの被覆カバー2で化粧板なしの場合と、化粧板ありの2通りに対応することができる。その結果、化粧板あり・なしに拘わらず手摺りの種類を増やす必要がないので、在庫管理や生産性も良く、商品の注文や施工時の間違いも生じることもなくなる。上記のことは当然手摺基部の上側の壁面に化粧板を張り付ける場合でも言えることである(図7)。このようにすれば、手摺り本体1の上下に異なる意匠の化粧板6を用いた例で、さらに壁面デザインの選択巾が向上する。
また、化粧版6の厚みによっては、挿入片22の端部をカットして挿入片22の幅を調節することにより、化粧板6の形状や厚みが限定されないので、様々な性能で意匠の化粧版6を選ぶことが出来る。
また、このように被覆カバーを利用することで、リフォームで化粧板6を別の模様や色彩のものに変更したり、車椅子での使用で傷ついた化粧板6からなる腰壁パネルを交換する場合でも、被覆カバー2のみを外すことで、手摺り本体1を外すことなく取り替え出きるので、従来例の様に壁全体を取り替えることなく工事が出来る利点がある。
A;手摺り
1;手摺り本体
2;被覆カバー
3;壁
3a;壁面
4;照明部
5;固定金具
6;化粧板
7;手摺基部
8;握り部
9;手当たり面
10;傾斜下面
11;上部固定部
12;下部固定部
13;凹溝
14;凹溝
21;当接片
22;挿入片
23;傾斜部
1;手摺り本体
2;被覆カバー
3;壁
3a;壁面
4;照明部
5;固定金具
6;化粧板
7;手摺基部
8;握り部
9;手当たり面
10;傾斜下面
11;上部固定部
12;下部固定部
13;凹溝
14;凹溝
21;当接片
22;挿入片
23;傾斜部
Claims (4)
- (a) 壁面に沿って配設された手摺基部と、前記手摺基部の全長にわたって手摺基部からその上面が手摺基部と同面にて歩行者側に突出していて歩行者を支持するための握り部と、前記手摺基部の上・下部面の壁側端部に突設され、手摺基部を壁面に固定するための上・下部固定部とで構成された手摺り本体、並びに
(b) 手摺基部の上・下部面の壁側端部から壁面にかけて配設され、上・下部固定部を外から被覆する被覆カバーとで構成されたことを特徴とする手摺り。 - 請求項1の被覆カバーが、手摺基部側に取り付けられる挿入片と、壁側に取り付けられる当接片と、前記挿入片と当接片との間にて設けられ、前記挿入片と当接片の外表面に対して傾斜して設けられた傾斜部とで構成されたことを特徴とする手摺り。
- 手摺基部の下面或いは握り部の下面又は手摺基部から握り部にかけての下面の少なくともいずれかに照明部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の手摺り。
- 手摺基部の上・下部面に上・下部固定部に沿って被覆カバーの挿入片或いは当接片が挿入される凹溝が形成されており、且つ、挿入片の長さに対して当接片の長さが長く形成され、
挿入片を凹溝に挿入したとき、当接片が壁面に当接するように凹溝の位置が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の手摺り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004122078A JP2005307449A (ja) | 2004-04-16 | 2004-04-16 | 手摺り |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005307449A true JP2005307449A (ja) | 2005-11-04 |
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Family Applications (1)
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JP2004122078A Pending JP2005307449A (ja) | 2004-04-16 | 2004-04-16 | 手摺り |
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2004
- 2004-04-16 JP JP2004122078A patent/JP2005307449A/ja active Pending
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