JP2005306755A - 2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法 - Google Patents

2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法 Download PDF

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Abstract

【課題】 工業的に入手しやすい原料を用いて2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体を効率よく製造できる方法を提供する。
【解決手段】 本発明の2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法は、アルカリ金属ハロゲン化物の存在下、下記式(1)
【化1】
Figure 2005306755

(式中、R1、R2は同一又は異なって炭化水素基を示す。R1とR2は互いに結合して隣接する酸素−炭素−酸素結合とともに環を形成していてもよい。Xはハロゲン原子を示す)で表されるハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体と、下記式(2)
【化2】
Figure 2005306755

(式中、Mはアルカリ金属原子を示す。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)で表される安息香酸塩類を反応させて、下記式(3)
【化3】
Figure 2005306755

(式中、R1、R2は前記に同じ。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)で表される化合物を得ることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、医薬、農薬等の精密化学品又はその中間原料等として有用な2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法に関する。
2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造方法として、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J. Org. Chem.)、 1977年、2900−2902頁には、クロロアセトアルデヒドジエチルアセタールと水酸化カリウム水溶液を高温加圧下で処理することにより2−ヒドロキシアセトアルデヒドジエチルアセタールに変換し、続いてこれを塩化ベンゾイルで処理することにより2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドジエチルアセタールに変換する方法が報告されている。しかし、この方法は、前段の塩素置換基から水酸基への変換時に加圧条件が必要なこと、生成した2−ヒドロキシアセトアルデヒドジエチルアセタールを高収率で単離するには煩雑な操作が必要であること、また、出発物質であるクロロアセトアルデヒドジエチルアセタールから目的物を得るためには塩素置換基の水酸基への変換、続いて塩化ベンゾイルとの縮合反応という二段階の反応が必要なことなどから工業的に有利な方法とは言い難い。
バイオオーガニック・メディシナル・ケミストリー(Bioorg. Med. Chem.)、1996年、2071−2080頁、及び国際公開第WO03/051298号パンフレットには、ジシクロヘキシル−18−クラウン−6−エーテルの存在下、ハロゲン化アセトアルデヒドジメチルアセタールと安息香酸カリウム塩とを反応させて2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドアセタール誘導体を得る方法が開示されている。この方法は、常圧下、一段階の反応で目的物が得られることから前記の方法と比較して有利ではあるものの、反応に用いるジシクロヘキシル−18−クラウン−6−エーテルの入手が難しいため、工業的に有利な方法とは言い難い。また、この方法では、安息香酸塩とブロモアセトアルデヒドアセタール誘導体との縮合反応は比較的円滑に進行するが、安息香酸塩とクロロアセトアルデヒドアセタール誘導体との反応では収率が低いという問題がある。
ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J. Org. Chem.)、 1977年、2900−2902頁 バイオオーガニック・メディシナル・ケミストリー(Bioorg. Med. Chem.)、1996年、2071−2080頁 国際公開第WO03/051298号パンフレット
本発明の目的は、工業的に入手しやすい原料を用いて2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体を効率よく製造できる方法を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、ハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体と安息香酸塩類との反応において、アルカリ金属ハロゲン化物を添加すると、効率よく2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドアセタール誘導体が生成すること、及びこの化合物に酸触媒の存在下でヒドロキシメルカプタン化合物を反応させると、アセタール交換反応が円滑に進行し、硫黄及び酸素原子含有複素環を有する2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体に容易に変換できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明はアルカリ金属ハロゲン化物の存在下、下記式(1)
Figure 2005306755
(式中、R1、R2は同一又は異なって炭化水素基を示す。R1とR2は互いに結合して隣接する酸素−炭素−酸素結合とともに環を形成していてもよい。Xはハロゲン原子を示す)
で表されるハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体と、下記式(2)
Figure 2005306755
(式中、Mはアルカリ金属原子を示す。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)
で表される安息香酸塩類を反応させて、下記式(3)
Figure 2005306755
(式中、R1、R2は前記に同じ。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)
で表される化合物を得ることを特徴とする2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法を提供する。
この製造法において、式(1)におけるXが塩素原子であり、アルカリ金属ハロゲン化物がヨウ化カリウムであるのが好ましい。また、式(1)で表されるハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体が、クロロアセトアルデヒドジメチルアセタール又はクロロアセトアルデヒドジエチルアセタールであるのが好ましい。式(2)で表される安息香酸塩類としては、安息香酸カリウムが好適に用いられる。
本発明は、また、前記の方法により下記式(3)
Figure 2005306755
(式中、R1、R2は同一又は異なって炭化水素基を示す。R1とR2は互いに結合して隣接する酸素−炭素−酸素結合とともに環を形成していてもよい。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)
で表される化合物を得た後、該化合物を、酸触媒の存在下で、下記式(4)
Figure 2005306755
(式中、R3、R4は、同一又は異なって、水素原子又は炭化水素基を示し、nは2又は3を示す。n個のR3、n個のR4は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよい。R3とR4、異なる炭素原子に結合しているR3同士、異なる炭素原子に結合しているR4同士は、それぞれ、互いに結合して、隣接する炭素原子又は炭素−炭素結合とともに、環を形成していてもよい)
で表されるヒドロキシメルカプタン化合物と反応させて、下記式(5)
Figure 2005306755
(式中、R3、R4、nは前記に同じ。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)
で表される化合物を得ることを特徴とする2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法を提供する。
本発明によれば、入手しやすい原料を用いて2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドアセタール誘導体を工業的に効率よく製造することができる。
式(1)で表されるハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体において、R1、R2における炭化水素基としては、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基、これらが2以上結合した基などが挙げられる。脂肪族炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基(C1-6アルキル基など);ビニル基、アリル基などのアルケニル基(C2-6アルケニル基など);プロピニル基などのアルキニル基(C2-6アルキニル基)などが挙げられる。脂環式炭化水素基としては、例えば、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基(C3-8シクロアルキル基など)などが挙げられる。芳香族炭化水素基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基などのアリール基(C6-14アリール基など)などが挙げられる。脂肪族炭化水素基と芳香族炭化水素基とが結合した基として、ベンジル基、2−フェニルエチル基などのアラルキル基等が挙げられる。これらの炭化水素基は置換基を有していてもよい。該置換基としては、式(2)で表される化合物との反応を阻害しないものであれば特に限定されない。
1、R2は互いに結合して隣接する酸素−炭素−酸素結合とともに環を形成していてもよい。このような環としては、1,3−ジオキセタン環、1,3−ジオキソラン環、1,3−ジオキサン環、1,3−ジオキセパン環、1,3−ジオキソカン環などが挙げられる。
1、R2としては、それぞれ、C1-6アルキル基又はアリール基が好ましく、その中でもメチル基又はエチル基が好ましい。
Xにおけるハロゲン原子としては、塩素、臭素、ヨウ素原子などが使用できるが、塩素原子の場合に最も好ましい結果が得られる。
式(1)で表されるハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体の代表的な例として、例えば、クロロアセトアルデヒドジメチルアセタール、クロロアセトアルデヒドジエチルアセタール、クロロアセトアルデヒドジプロピルアセタール、クロロアセトアルデヒドジイソプロピルアセタールなどのXが塩素原子である化合物;ブロモアセトアルデヒドジメチルアセタール、ブロモアセトアルデヒドジエチルアセタールなどのXが臭素原子である化合物;ヨードアセトアルデヒドジメチルアセタールなどのXがヨウ素原子である化合物などが例示される。これらの中でも、クロロアセトアルデヒドジメチルアセタール、クロロアセトアルデヒドジエチルアセタールなどのXが塩素原子である化合物が好ましい。
一方、式(2)で表される安息香酸塩類において、Mで表されるアルカリ金属原子としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、セシウムなどが挙げられる。これらの中でもカリウムが特に好ましい。
式(2)で表される安息香酸塩類において、ベンゼン環は1〜5個の置換基を有していてもよい。該置換基としては式(1)で表される化合物との反応を阻害しないものであれば特に限定されないが、代表的な例として、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などの直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基(C1-6アルキル基など);ビニル基、アリル基などのアルケニル基(C2-6アルケニル基など);プロピニル基などのアルキニル基(C2-6アルキニル基など);シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基(C3-8シクロアルキル基など);フェニル基、ナフチル基などのアリール基;ベンジル基などのアラルキル基;トリフルオロメチル基などのハロアルキル基(C1-6ハロアルキル基など);フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子のハロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基などのアルコキシ基(C1-6アルコキシ基など);アセチル基などのアシル基(C1-10アシル基など);メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基などのアルコキシカルボニル基(C1-6アルコキシ−カルボニル基など);シアノ基;ニトロ基;ジメチルアミノ基などのジアルキルアミノ基(ジC1-6アルキルアミノ基など)などが挙げられる。ベンゼン環に置換基が2以上結合している場合、それらは互いに結合してベンゼン環を構成する炭素−炭素結合とともに環を形成していてもよい。好ましい置換基には、C1-6アルキル基、ハロゲン原子などが含まれる。
なお、式(2)で表される安息香酸塩類は、反応系中に安息香酸類とアルカリ金属を含む塩基(例えば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩;炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩;水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物など)とを添加して反応させ、反応系中で生成させることもできる。
式(2)で表される安息香酸塩類の代表的な例として、例えば、安息香酸リチウム、安息香酸カリウム、安息香酸ナトリウム、安息香酸セシウムなどが挙げられる。これらの中でも安息香酸カリウムが好適である。
本発明において用いるアルカリ金属ハロゲン化物としては、アルカリ金属のハロゲン化物であれば特に限定されず、例えば、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化セシウムなどのヨウ化物;臭化カリウム、臭化ナトリウム、臭化セシウムなどの臭化物;塩化カリウムなどの塩化物などが挙げられる。これらの中でも、ヨウ化物、特にヨウ化カリウムが好ましい。
式(1)で表されるハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体と式(2)で表される安息香酸塩類との反応(縮合反応)は、通常、有機溶媒中で行われる。有機溶媒としては特に限定されないが、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;オクタン、シクロヘキサン、シクロオクタン等の脂肪族または脂環式飽和炭化水素;ジメチルホルムアミドやジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒などが挙げられる。
式(2)で表される化合物の使用量は、反応を損なわないような量であればよいが、通常、式(1)で表される化合物1モルに対して、0.7〜1.3モル、好ましくは0.85〜1.2モル程度である。
また、アルカリ金属ハロゲン化物の使用量は、通常、式(1)で表される化合物に対して、1重量%以上(例えば1〜40重量%)、好ましくは5重量%以上(例えば5〜30重量%)、さらに好ましくは10〜20重量%程度である。
本発明における縮合反応は、80℃以上(例えば80〜250℃程度)、好ましくは130℃以上(例えば130〜250℃程度)の加熱条件で反応が効率よく進行する。反応を促進させるために加圧下で反応を実施することも可能である。しかし、反応温度及び圧力は特に限定されない。
本発明における縮合反応の反応時間は、安息香酸塩類の種類や量、アルカリ金属ハロゲン化物の種類や量、反応温度等によって異なり、特に規定されるものではない。一般には数時間から数十時間で反応を終了することができる。
反応終了後、反応液から生成物を抽出し蒸留あるいはカラムクロマトグラフィー等の慣用の分離精製手段に付すことにより、式(3)で表される2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体を得ることができる。
こうして得られた2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドアセタール誘導体は、酸触媒の存在下で、式(4)で表されるヒドロキシメルカプタン化合物と反応させることにより、アセタール交換生成物である式(5)で表される硫黄及び酸素原子含有複素環を有する化合物に変換することができる。
式(4)中、R3、R4における炭化水素基としては、前記R1、R2における炭化水素基と同様のものが挙げられる。R3とR4、異なる炭素原子に結合しているR3同士、異なる炭素原子に結合しているR4同士が、それぞれ、互いに結合して、隣接する炭素原子又は炭素−炭素結合とともに形成しうる環としては、例えば、シクロプロパン環、シクロブタン環、シクロペンタン環、シクロヘキサン環などのシクロアルカン環(3〜6員のシクロアルカン環等)などの脂環式炭素環;ベンゼン環等の芳香族炭化水素環;テトラヒドロフラン環、ピロール環、ピリジン環等の芳香族性又は非芳香族性の複素環(3〜6員の複素環等)などが挙げられる。これらの環は、置換基を有していてもよい。
3、R4としては、それぞれ、水素原子、C1-6アルキル基(特にメチル基又はエチル基)などが好ましい。
式(4)で表される化合物の代表的な例として、例えば、2−メルカプトエタノール、3−メルカプトプロパノール、2−メルカプトプロパノール、3−メルカプト−2−プロパノール、o−メルカプトフェノール、2−メルカプト−1−シクロヘキサノールなどが挙げられる。
前記酸触媒としては、アセタール交換反応に通常用いられる触媒を使用でき、例えば、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸;メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸等のスルホン酸類;トリフルオロ酢酸等のカルボン酸類;強酸性陽イオン交換樹脂;固体酸触媒などが挙げられる。
式(3)で表される化合物と式(4)で表される化合物との反応は、通常、有機溶媒中で行われる。有機溶媒としては特に限定されないが、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;オクタン、シクロヘキサン、シクロオクタン等の脂肪族または脂環式飽和炭化水素;ジメチルホルムアミドやジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒などが挙げられる。
式(4)で表される化合物の使用量は、反応を損なわないような量であればよいが、通常、式(3)で表される化合物1モルに対して、0.7〜1.3モル、好ましくは0.85〜1.2モル程度である。
前記酸触媒の使用量は、通常、式(3)で表される化合物に対して、0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、さらに好ましくは0.5〜5重量%程度である。
反応温度は、反応成分の種類によっても異なるが、通常10〜250℃程度、好ましくは50〜200℃程度である。反応を促進させるため、副生するヒドロキシ化合物(R1OH、R2OH)を、例えば溶媒とともに留去しながら反応を行ってもよい。反応圧力、反応時間も、反応成分の種類、酸触媒の種類や量、操作性等を考慮して適宜選択できる。
上記反応により、アセタール交換が起こり、前記式(5)で表される化合物が高収率で生成する。例えば、式(4)で表される化合物として2−メルカプトエタノール等のn=2である化合物を用いた場合には、2−ベンゾイルオキシメチル−1,3−オキサチオラン化合物(5員複素環化合物)が生成する。また、式(4)で表される化合物として3−メルカプトプロパノール等のn=3である化合物を用いた場合には、2−ベンゾイルオキシメチル−1,3−オキサチアン化合物(6員複素環化合物)が生成する。
反応終了後、反応生成物は、抽出、蒸留、晶析、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の一般的な分離精製手段に付することにより単離することができる。上記方法によれば、入手しやすい化合物を出発原料として、2位にベンゾイルオキシメチル基が結合した1,3−オキサチオラン又は1,3−オキサチアン化合物(2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の一種)を短い工程で工業的に効率よく製造することができる。
式(3)や式(5)で表される2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体は、医薬、農薬等の精密化学品又はその中間原料等として使用できる。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではない。なお、NMRスペクトルは、商品名「BRUKER AVANCE500」を用い、テトラメチルシラン(TMS)を内部標準として測定した。
実施例1
2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドジメチルアセタールの製造
三ツ口フラスコにクロロアセトアルデヒドジメチルアセタール(50.0g)、安息香酸カリウム(70.7g)、ヨウ化カリウム(6.66g)およびDMF(N,N−ジメチルホルムアミド)(250mL)を加え還流させた。20時間後、反応液を室温まで冷却し、水(250mL)、酢酸エチル(250mL)を加えて撹拌した。ろ過後、濾液に酢酸エチル(500mL)を加えて抽出した。有機層を減圧濃縮し、続いて減圧蒸留(132−135℃/5mmHg)を行うことにより目的物(61.0g、収率72%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.06(m, 2H), 7.56(m, 1H), 7.44(m, 2H), 4.72(t, 1H), 4.36(d, 2H), 3.44(s, 6H)
実施例2
2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドジエチルアセタールの製造
三ツ口フラスコにクロロアセトアルデヒドジエチルアセタール(2.00g)、安息香酸カリウム(1.91g)、ヨウ化カリウム(0.41g)およびDMF(20mL)を加え還流させた。20時間後、反応液を室温まで冷却し、水(30mL)、酢酸エチル(80mL)を加えて撹拌した。ろ過後、有機層を分離し、減圧濃縮、続いてクーゲルロール蒸留(110−120℃/1mmHg)を行うことにより目的物(2.41g、収率77%)を得た。
実施例3
2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドジエチルアセタールの製造
三ツ口フラスコにクロロアセトアルデヒドジエチルアセタール(2.00g)、安息香酸カリウム(1.91g)および臭化カリウム(0.30g)およびDMF(20mL)を加え還流させた。20時間後、反応液を室温まで冷却し、水(30mL)、酢酸エチル(80mL)を加えて撹拌した。ろ過後、有機層を水(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過、減圧濃縮することにより目的物(0.97g、収率31%)を得た。
実施例4
2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドジエチルアセタールの製造
三ツ口フラスコにクロロアセトアルデヒドジエチルアセタール(2.00g)、安息香酸(2.16g)、ヨウ化カリウム(0.27g)、炭酸カリウム(1.11g)およびDMF(20mL)を加え還流させた。20時間後、反応液を室温まで冷却し、水(30mL)、酢酸エチル(80mL)を加えて撹拌した。ろ過後、有機層を分離し、減圧濃縮することにより目的物(1.74g、収率56%)を得た。
実施例5
2−ベンゾイルオキシメチル−1,3−オキサチオランの製造
三ツ口フラスコに実施例1で得た2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒドジメチルアセタール(50.0g)、2−メルカプトエタノール(20.4g)、p−トルエンスルホン酸・一水和物(0.90g)、およびトルエン(250mL)を加え加熱した。副生するメタノールは溶媒とともに留去した。150mL程度留出した後、反応液を室温まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および水で洗浄した後、無水炭酸ナトリウムを加えて乾燥した。ろ過後、減圧蒸留(144−147℃/0.60mmHg)によって目的物(54.9g、収率100%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.07(m, 2H), 7.55(m, 1H), 7.44(m, 2H), 5.47(dd, 1H), 4.43(m, 2H), 4.29(m, 1H), 4.01(m, 1H), 3.06(m, 2H)
比較例1
三ツ口フラスコにクロロアセトアルデヒドジエチルアセタール(1.9g)、安息香酸カリウム(2.0g)およびDMF(20mL)を加え還流させた。20時間後、反応液を室温まで冷却し、水(60mL)、酢酸エチル(80mL)を加えて撹拌した。ろ過後、分液し、有機層を濃縮することにより目的物(0.69g、収率30%)を得た。

Claims (5)

  1. アルカリ金属ハロゲン化物の存在下、下記式(1)
    Figure 2005306755
    (式中、R1、R2は同一又は異なって炭化水素基を示す。R1とR2は互いに結合して隣接する酸素−炭素−酸素結合とともに環を形成していてもよい。Xはハロゲン原子を示す)
    で表されるハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体と、下記式(2)
    Figure 2005306755
    (式中、Mはアルカリ金属原子を示す。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)
    で表される安息香酸塩類を反応させて、下記式(3)
    Figure 2005306755
    (式中、R1、R2は前記に同じ。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)
    で表される化合物を得ることを特徴とする2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法。
  2. 式(1)におけるXが塩素原子であり、アルカリ金属ハロゲン化物がヨウ化カリウムである請求項1記載の2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法。
  3. 式(1)で表されるハロゲン化アセトアルデヒドアセタール誘導体が、クロロアセトアルデヒドジメチルアセタール又はクロロアセトアルデヒドジエチルアセタールである請求項1又は2記載の2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法。
  4. 式(2)で表される安息香酸塩類が安息香酸カリウムである請求項1〜3の何れかの項に記載の2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法。
  5. 請求項1〜4の何れかの項に記載の方法により下記式(3)
    Figure 2005306755
    (式中、R1、R2は同一又は異なって炭化水素基を示す。R1とR2は互いに結合して隣接する酸素−炭素−酸素結合とともに環を形成していてもよい。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)
    で表される化合物を得た後、該化合物を、酸触媒の存在下で、下記式(4)
    Figure 2005306755
    (式中、R3、R4は、同一又は異なって、水素原子又は炭化水素基を示し、nは2又は3を示す。n個のR3、n個のR4は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよい。R3とR4、異なる炭素原子に結合しているR3同士、異なる炭素原子に結合しているR4同士は、それぞれ、互いに結合して、隣接する炭素原子又は炭素−炭素結合とともに、環を形成していてもよい)
    で表されるヒドロキシメルカプタン化合物と反応させて、下記式(5)
    Figure 2005306755
    (式中、R3、R4、nは前記に同じ。式中のベンゼン環は置換基を有していてもよい)
    で表される化合物を得ることを特徴とする2−ベンゾイルオキシアセトアルデヒド誘導体の製造法。
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