JP2005306720A - 圧電磁器および圧電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低温で焼成することができると共に、圧電特性を向上させることができ、かつ消費電力を小さく抑えることができる圧電磁器および圧電素子を提供する。
【解決手段】 Pba [(Znb/3 Nb2/3) xTiy Zrz ] O3 (0.94≦a≦1.02、1<b≦3、x+y+z=1、0.05≦x<0.125、0.275<y≦0.5、0.375<z≦0.6)を主成分として含有する。Znを過剰に含むことにより焼成温度を低くし、圧電特性を向上させることができる。副成分としてSb,Ta,Nb,W,Mo,Fe,Co,NiおよびCrのうちの少なくとも1種を主成分に対して酸化物に換算して1.0質量%以下の範囲内で含有していてもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、アクチュエータ,圧電ブザー,発音体およびセンサなどの圧電振動子に用いることができ、特に、積層型の圧電振動子に適した圧電磁器および圧電素子に関する。
従来より、圧電効果によって発生する変位を機械的な駆動源として利用したものの一つにアクチュエータがある。特に、圧電層と内部電極とを積層した積層型アクチュエータは、電磁式のアクチュエータに比べて消費電力および発熱量が少なく、応答性も良好であると共に、小型化軽量化が可能であるので、近年では繊維編機の選針制御などの様々な分野に利用されている。
これらのアクチュエータに用いられる圧電磁器には、圧電特性、特に圧電定数dが大きいことが要求される。大きな圧電定数dが得られる圧電磁器としては、例えば、チタン酸鉛(PbTiO3 ;PT)とジルコン酸鉛(PbZrO3 ;PZ)と亜鉛・ニオブ酸鉛(Pb(Zn1/3 Nb2/3 )O3 )との三元系(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)、およびこれにビスマス(Bi)および亜鉛(Zn)を添加したもの(例えば、特許文献3参照。)が知られている。
特公昭44−17344号公報 特開2001−181035号公報 特開平3−40965号公報
しかしながら、従来の圧電磁器は焼成温度が1200℃程度と高温であるので、積層型圧電素子を作製する場合には、内部電極に白金(Pt)やパラジウム(Pd)のような高価な貴金属を使用しなければならず、製造コストが高いという問題があった。そこで、より安価な材料を内部電極に使用するために、焼成温度を低くすることが望まれていた。
例えば、内部電極により安価な銀−パラジウム(Ag−Pd)合金を使用する場合には、パラジウムが焼成中に酸化還元反応をおこし、積層型圧電素子に亀裂や剥離を生じさせるので、パラジウムの割合は30質量%以下にする必要があり、そのためには銀−パラジウム系相図より、焼成温度を1150℃以下、望ましくは1120℃以下とする必要がある。製造コストをより低減するためにはパラジウムの含有量をより少なくすることが好ましく、例えばパラジウムの含有量を20質量%以下とするには焼成温度を1050℃以下にする必要があり、パラジウムの含有量を15%以下とするには焼成温度を1000℃以下にする必要がある。
さらに最近では、内部電極により安価な銅(Cu)を使用することも検討されているが、銅の融点は1085℃であるので、銅を用いるには焼成温度を1050℃以下にする必要がある。加えて銅は卑金属であるので、大気雰囲気中で焼成すると酸化してしまい電極として使用できなくなる。よって、低酸素還元雰囲気中での焼成が必要である。
また、一般に圧電定数dと電気機械結合係数krおよび比誘電率εrとの間には比例関係があるので、従来の圧電磁器では、大きな圧電定数dを得るために電気機械結合係数krおよび比誘電率εrを共に大きくしてきた。しかし、比誘電率εrが大きくなるとインピーダンスが低下してしまうので、圧電素子を駆動する際に電流が多く流れてしまい、駆動に必要なエネルギーが大きくなってしまうという問題があった。
加えて、最近では、自動車のエンジンあるいはホットメルトタイプのインクジェットプリンタなどにも圧電アクチュエータが用いられており、使用温度が150℃程度に達する場合もある。よって、圧電性のなくなる温度、いわゆるキュリー温度が300℃以上であることが望まれている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、低温で焼成することができると共に、圧電特性を向上させ、かつ駆動に必要なエネルギーを小さく抑えることができ、更に高いキュリー温度も得ることができる圧電磁器および圧電素子を提供することにある。
本発明による圧電磁器は、化1で表される組成物を含有するものである。
(化1)
Pba [(Znb/3 Nb2/3 x Tiy Zrz ]O3
(化1において、a,b,x,y,zは、0.94≦a≦1.02、1<b≦3、x+y+z=1、0.05≦x<0.125、0.275<y≦0.5、0.375<z≦0.6をそれぞれ満たす範囲内の値である。)
本発明による圧電磁器では、化1で表される組成物に対して、アンチモン(Sb),タンタル(Ta),ニオブ(Nb),タングステン(W),モリブデン(Mo),鉄(Fe),コバルト(Co),ニッケル(Ni)およびクロム(Cr)からなる群のうちの少なくとも1種を、酸化物(Sb2 3 ,Ta2 5 ,Nb2 5 ,WO3 ,MoO3 ,Fe2 3 ,Co3 4 ,NiO,Cr2 3 )に換算して、それぞれ1.0質量%以下の範囲内で含有することが好ましい。
本発明による圧電素子は、本発明の圧電磁器を用いたものである。
本発明の圧電磁器によれば、亜鉛を化学量論組成よりも過剰に含み、かつ亜鉛およびニオブの組成xを0.05≦x<0.125の範囲内とするようにしたので、焼成温度を1050℃以下に低くすることができると共に、比誘電率εrを低く抑えつつ、圧電特性を向上させることができ、更に、300℃以上の高いキュリー温度も得ることができる。また、低酸素還元雰囲気中で焼成しても、高い圧電特性を得ることができる。
よって、本発明の圧電磁器を用いた圧電素子によれば、内部電極に安価な銀−パラジウム合金あるいは銅などを用いることができ、製造コストを低減することができる。また、大きな変位量を得ることができると共に、駆動に必要なエネルギーを小さく抑えることができる。更に、高温環境下においても使用することができる。
特に、アンチモン,タンタル,ニオブ,タングステン,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルおよびクロムからなる群のうちの少なくとも1種を所定量含有するようにすれば、焼成温度をより低く、例えば1000℃以下とすることができ、または圧電特性をより向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の一実施の形態に係る圧電磁器は、化2で表される組成物を主成分として含有している。このようにチタン酸鉛とジルコン酸鉛と亜鉛・ニオブ酸鉛とを含む組成は、高い圧電特性を得ることができると共に、300℃以上の高いキュリー温度を得ることができるからである。
(化2)
Pba [(Znb/3 Nb2/3 x Tiy Zrz ]O3
化2において、a,b,x,y,zは、0.94≦a≦1.02、1<b≦3、x+y+z=1、0.05≦x<0.125、0.275<y≦0.5、0.375<z≦0.6をそれぞれ満たす範囲内の値である。酸素の組成は化学量論的に求めたものであり、化学量論組成からずれていてもよい。
化2で表される組成物はペロブスカイト構造を有しており、鉛はいわゆるペロブスカイト構造のAサイトに位置し、亜鉛,ニオブ,チタン(Ti)およびジルコニウム(Zr)はいわゆるペロブスカイト構造のBサイトに位置している。
化2における鉛の組成aは、いわゆるBサイトに位置する元素、すなわち[(Znb/3 Nb2/3 x Tiy Zrz ]の組成を1とした場合の組成比である。aを0.94以上1.02以下とするのは、この範囲内において高い圧電特性を得ることができるからである。なお、aは0.94よりも大きく1.00未満であればより好ましい。より高い圧電特性を得ることができるからである。
化2における亜鉛およびニオブ(Znb/3 Nb2/3 )は圧電特性を向上させるためのものである。亜鉛の組成b/3を化学量論組成の1/3よりも過剰とするのは、それにより焼成温度を低くすることができると共に、圧電特性も向上させることができるからである。特に、bの値を1.05以上2.0以下の範囲内とすれば、圧電特性をより向上させることができるので好ましい。また、亜鉛およびニオブ(Znb/3 Nb2/3 )の組成xを0.05以上とするのは、0.05未満では十分な圧電特性を得ることができないからであり、組成xを0.125未満とするのは、0.125以上では高価な酸化ニオブを多量に用いなければならず、製造コストが高くなってしまうと共に、比誘電率εrが大きくなり、駆動に必要なエネルギーが大きくなってしまうからである。特に、組成xを0.08以上0.124以下の範囲内とすれば、比誘電率εrを低く抑えつつ、圧電特性をより向上させることができるので好ましい。
化2におけるチタンの組成yを0.275超0.5以下、ジルコニウムの組成zを0.375超0.6以下とするのは、この範囲内においてモルフォトロピック相境界(MPB)付近の構造を得ることができ、高い圧電特性を得ることができるからである。
この圧電磁器は、副成分として、アンチモン,タンタル,ニオブ,タングステン,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルおよびクロムからなる群のうちの少なくとも1種を含有していることが好ましい。焼成温度をより低く、または圧電特性をより向上させることができるからである。中でも、アンチモンは焼成温度をより低くすることができると共に、kr×√εrすなわち圧電特性を低下させることなく、比誘電率εrを小さくすることができるので好ましい。また、タンタルは焼成温度をより低くすることができると共に、圧電特性をより向上させることができるので好ましい。
副成分の含有量は、化2に示した組成物に対して、酸化物(Sb2 3 ,Ta2 5 ,Nb2 5 ,WO3 ,MoO3 ,Fe2 3 ,Co3 4 ,NiO,Cr2 3 )に換算して、それぞれ1.0質量%以下の範囲内であることが好ましい。1.0質量%を超えると焼結性が低下してしまい、圧電特性が低下してしまうからである。また、含有量があまり少ないと十分な効果を得ることができないので、0.01質量%以上1質量%以下の範囲内であればより好ましい。なお、副成分であるアンチモン,タンタル,ニオブ,タングステン,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルおよびクロムは、主成分の組成物に固溶していても固溶していなくてもよく、固溶している場合には例えばチタンおよびジルコニウムが存在し得るいわゆるBサイトに位置している。
このような構成を有する圧電磁器は、例えば、次のようにして製造することができる。
まず、主成分の原料として、例えば、酸化鉛(PbO)粉末,酸化亜鉛(ZnO)粉末,酸化ニオブ(Nb2 5 )粉末,酸化チタン(TiO2 )粉末および酸化ジルコニウム(ZrO2 )粉末を用意する。
また、副成分の原料として、必要に応じて例えば、酸化アンチモン(Sb2 3 )粉末,酸化タンタル(Ta2 5 )粉末,酸化ニオブ粉末,酸化タングステン(WO3 )粉末,酸化モリブデン(MoO3 )粉末,酸化鉄(Fe2 3 )粉末,酸化コバルト(Co3 4 )粉末,酸化ニッケル(NiO)粉末および酸化クロム(Cr2 3 )粉末からなる群のうちの少なくとも1種を用意する。なお、これら主成分および副成分の原料には、酸化物でなく、炭酸塩,シュウ酸塩あるいは水酸化物のように焼成により酸化物となるものを用いてもよく、また、炭酸塩でなく、酸化物あるいは焼成により酸化物となる他のものを用いてもよい。
次いで、これら原料を十分に乾燥させたのち、最終組成が上述した範囲となるように秤量し、主成分の原料と必要に応じて副成分の原料とをボールミルなどにより有機溶媒中または水中で十分に混合して乾燥し、700℃〜900℃で1時間〜4時間仮焼する。続いて、例えば、この仮焼物をボールミルなどにより有機溶媒中または水中で十分に粉砕し乾燥させたのち、ポリビニールアルコールなどのバインダーを加えて造粒して、一軸プレス成形機あるいは静水圧成形機(CIP)などを用いプレス成形する。成形したのち、例えば、この成形体を大気雰囲気中または低酸素還元雰囲気中において好ましくは960℃〜1050℃で1時間〜8時間焼成する。なお、焼成雰囲気は、大気よりも酸素分圧を高くするようにしてもよく、純酸素中としてもよい。焼成したのち、得られた焼結体を必要に応じて研磨し、分極用電極を設け、加熱したシリコーンオイル中で電界を印加して分極処理を行う。そののち、分極用電極を除去することにより、上述した圧電磁器が得られる。
このような圧電磁器は、例えば、アクチュエータ,圧電ブザー,発音体およびセンサなどの圧電素子の材料として、特にはアクチュエータの材料として好ましく用いられる。
図1は本実施の形態に係る圧電磁器を用いた圧電素子の一構成例を表すものである。この圧電素子は、例えば、本実施の形態の圧電磁器よりなる複数の圧電層11の間に複数の内部電極12が挿入された積層体10を備えている。圧電層11の一層当たりの厚さは例えば1μm〜100μm程度であり、内部電極12に挟まれた圧電層11よりも両端の圧電層11の厚みの方が厚く形成される場合もある。
内部電極12は、導電材料を含有している。導電材料は特に限定されないが、例えば、銀(Ag),金(Au),銅,白金,パラジウム,あるいはその合金が好ましく、中でも、銀−パラジウム合金あるいは銅が好ましい。内部電極12は、また、これら導電材料の他にリン(P)などの各種微量成分を0.1質量%程度以下含有していても良い。
この内部電極12は例えば交互に逆方向に延長されており、その延長方向には内部電極12と電気的に接続された一対の端子電極21,22がそれぞれ設けられている。端子電極21,22は、例えば、金などの金属をスパッタリングすることにより形成されてもよく、端子電極用ペーストを焼き付けることにより形成されてもよい。端子電極用ペーストは、例えば、導電材料と、ガラスフリットと、ビヒクルとを含有し、導電材料は、例えば、銀,金,銅,ニッケル(Ni),パラジウム,白金,あるいはその合金が好ましい。ビヒクルには有機ビヒクルあるいは水系ビヒクルなどがあり、有機ビヒクルはバインダを有機溶媒に溶解させたもの、水系ビヒクルは水に水溶性バインダおよび分散剤などを溶解させたものである。端子電極21,22の厚さは用途等に応じて適宜決定されるが、通常10μm〜50μm程度である。
この圧電素子は、例えば、次のようにして製造することができる。まず、上述した圧電磁器の製造方法と同様にして仮焼成粉を形成し、これにビヒクルを加えて混練して圧電層用ペーストを作製する。次いで、内部電極12を形成するための上述した導電材料または焼成後に上述した導電材料となる各種酸化物,有機金属化合物あるいはレジネートなどをビヒクルと混練し、内部電極用ペーストを作製する。なお、内部電極用ペーストには、必要に応じて分散剤、可塑剤、誘電体材料、絶縁体材料などの添加物を添加してもよい。
続いて、これら圧電層用ペーストと内部電極用ペーストとを用い、例えば、印刷法あるいはシート法により、積層体10の前駆体であるグリーンチップを作製する。そののち、脱バインダ処理を行い、焼成して積層体10を形成する。その際の焼成温度は、上述したように960℃〜1050℃とすることが好ましく、特に内部電極12の導電材料として銀−パラジウム合金あるいは銅を用いる場合には、1050℃以下の低温とすることが好ましい。
積層体10を形成したのち、例えばバレル研磨やサンドブラストなどにより端面研磨を施し、金などの金属をスパッタリングすることにより、あるいは、内部電極用ペーストと同様にして作製した端子電極用ペーストを印刷または転写して焼き付けることにより端子電極21,22を形成する。これにより、図1に示した圧電素子が得られる。
このように本実施の形態によれば、化2で表される組成物において亜鉛の組成を過剰とし、かつ亜鉛およびニオブの組成xを0.05≦x<0.125の範囲内とするようにしたので、焼成温度を1050℃以下に低くすることができると共に、比誘電率εrを低く抑えつつ、圧電特性を向上させることができ、更に、300℃以上の高いキュリー温度も得ることができる。また、低酸素還元雰囲気中で焼成しても、高い圧電特性を得ることができる。
よって、内部電極12に安価な銀−パラジウム合金あるいは銅などを用いることができ、製造コストを低減することができると共に、大きな変位量を得ることができ、かつ駆動に必要なエネルギーを小さく抑えることができる。また、自動車のエンジンあるいはホットメルトタイプのインクジェットプリンタなどの高温となる環境下においても使用することができる。
特に、アンチモン,タンタル,ニオブ,タングステン,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルおよびクロムからなる群のうちの少なくとも1種を所定量含有するようにすれば、焼成温度をより低く、例えば1000℃以下とすることができ、または圧電特性をより向上させることができる。
更に、本発明の具体的な実施例について説明する。
(実施例1−1〜1−5)
化3に示した組成物を主成分とする圧電磁器を作製した。まず、主成分の原料として酸化鉛粉末,酸化チタン粉末,酸化ジルコニウム粉末,酸化亜鉛粉末および酸化ニオブ粉末を用意し、化3に示した組成となるように秤量した。その際、実施例1−1〜1−5で、化3におけるbの値、すなわち亜鉛の組成b/3を表1に示したように変化させた。
次いで、これら原料をボールミルを用いて16時間湿式混合したのち、大気中において700℃〜900℃で2時間仮焼した。続いて、この仮焼物をボールミルを用いて16時間湿式粉砕して乾燥させたのち、バインダーとしてポリビニールアルコールを加えて造粒し、一軸プレス成型機を用いて約245MPaの圧力で直径17mm、厚み1mmの円板状に成形した。成形したのち、熱処理を行ってバインダーを揮発させ、次いで、大気中において1020℃で2時間〜8時間焼成した。そののち、得られた焼結体をスライス加工およびラップ加工により厚み0.6mmの円板状とし、両面に銀ペーストを印刷して650℃で焼き付け、120℃のシリコーンオイル中で3kV/mmの電界を15分間印加して分極処理を行った。これにより、実施例1−1〜1−5の圧電磁器を得た。
得られた実施例1−1〜1−5の圧電磁器について、24時間放置したのち、径方向振動の電気機械結合係数krおよび比誘電率εrを測定した。それらの測定にはインピーダンスアナライザー(ヒューレット・パッカード社製HP4194A)を用い、比誘電率εrを測定する際の周波数は1kHzとした。得られた結果を表1および図2に示す。また、実施例1−1〜1−5の圧電磁器についてキュリー温度を測定したところ、いずれも310℃〜340℃の範囲内であった。
(化3)
Pb0.98[(Znb/3 Nb2/3 0.1 Ti0.44Zr0.46]O3
Figure 2005306720
本実施例に対する比較例1−1として、化3におけるbの値を1とすると共に、焼成温度を最も高い特性が得られる1100℃としたことを除き、実施例1−1〜1−5と同様にして圧電磁器を作製した。比較例1−1についても、実施例1−1〜1−5と同様にして、径方向振動の電気機械結合係数krおよび比誘電率εrを測定した。それらの結果も表1および図2に合わせて示す。
表1に示したように、実施例1−1〜1−5では1020℃の低温で焼成することができたのに対して、比較例1−1では1100℃までしか焼成温度を下げることができなかった。また、表1および図2に示したように、実施例1−1〜1−5によれば、比較例1−1に比べて、kr×√εrを大きくすることができた。更に、kr×√εrは、bの値を大きくするに従って大きくなり、極大値を示したのち小さくなる傾向がみられた。
すなわち、bを1より大きく3以下の範囲内とするようにすれば、焼成温度を1050℃以下に低くすることができると共に、圧電特性を向上させることができることが分かった。また、bを1. 05以上2.0以下の範囲内とするようにすれば、より好ましいことも分かった。
(実施例2−1〜2−4)
実施例1−1〜1−5と同様にして、化4に示した組成物を主成分とする圧電磁器を作製した。その際、実施例2−1〜2−4で、化4におけるa,b,yおよびzの値をそれぞれ表2〜5に示したように変化させた。なお、実施例2−1〜2−4は、亜鉛およびニオブの組成xを0.1に固定し、鉛の組成aを変化させたものであり、b,yおよびzの値は、それぞれにおいてkr×√εrが最も大きかった組成である。
また、実施例2−1〜2−4に対する比較例2−1〜2−4として、化4におけるbの値を1とすると共に、焼成温度を最も高い特性が得られる1060℃または1100℃としたことを除き、実施例2−1〜2−4と同様にして圧電磁器を作製した。このうち比較例2−1は実施例2−1に対応し、比較例2−2は実施例2−2に対応し、比較例2−3は実施例2−3に対応し、比較例2−4は実施例2−4に対応している。
これら実施例2−1〜2−4および比較例2−1〜2−4についても、実施例1−1〜1−5と同様にして、径方向振動の電気機械結合係数krおよび比誘電率εrを測定した。それらの結果を表2〜5に示す。また、実施例2−1〜2−4の圧電磁器についてもキュリー温度を測定したところ、いずれも310℃〜340℃の範囲内であった。
(化4)
Pba [(Znb/3 Nb2/3 0.1 Tiy Zrz ]O3
Figure 2005306720
Figure 2005306720
Figure 2005306720
Figure 2005306720
表2〜5に示したように、実施例2−1〜2−4によれば、実施例1−1〜1−5と同様に、焼成温度を1020℃と低くすることができ、対応する比較例2−1〜2−4に比べてkr×√εrを大きくすることができた。
また、実施例2−1〜2−4および実施例1−2について、化4における組成aすなわち鉛の組成と、kr×√εrとの関係を図3に示す。図3に示したように、kr×√εrは、aの値を大きくするに従って大きくなり、極大値を示したのち小さくなる傾向がみられた。すなわち、aを0.94以上1.02以下の範囲内とするようにすれば、圧電特性をより向上させることができることが分かった。また、aを0.94よりも大きく1.00未満の範囲内とするようにすれば、より好ましいことも分かった。
(実施例3−1〜3−4)
実施例1−1〜1−5と同様にして、化5に示した組成物を主成分とする圧電磁器を作製した。その際、実施例3−1〜3−4で、化5におけるb,x,yおよびzの値をそれぞれ表6〜9に示したように変化させた。なお、実施例3−1〜3−4は、鉛の組成aを0.98に固定し、亜鉛およびニオブの組成xを変化させたものであり、b,yおよびzの値は、それぞれにおいてkr×√εrが最も大きかった組成である。
また、実施例3−1〜3−4に対する比較例3−1〜3−4として、化5におけるbの値を1とすると共に、焼成温度を最も高い特性が得られる1100℃としたことを除き、実施例3−1〜3−4と同様にして圧電磁器を作製した。このうち比較例3−1は実施例3−1に対応し、比較例3−2は実施例3−2に対応し、比較例3−3は実施例3−3に対応し、比較例3−4は実施例3−4に対応している。
これら実施例3−1〜3−4および比較例3−1〜3−4についても、実施例1−1〜1−5と同様にして、径方向振動の電気機械結合係数krおよび比誘電率εrを測定した。それらの結果を表6〜9に示す。また、実施例3−1〜3−4の圧電磁器についてもキュリー温度を測定したところ、いずれも310℃〜340℃の範囲内であった。
(化5)
Pb0.98[(Znb/3 Nb2/3 x Tiy Zrz ]O3
Figure 2005306720
Figure 2005306720
Figure 2005306720
Figure 2005306720
表6〜9に示したように、実施例3−1〜3−4によれば、実施例1−1〜1−5と同様に、焼成温度を1020℃と低くすることができ、対応する比較例3−1〜3−4に比べてkr×√εrを大きくすることができた。
また、実施例3−1〜3−4および実施例1−2について、化5における組成xすなわち亜鉛およびニオブの組成と、kr×√εrおよび比誘電率εrとの関係を図4に示す。図4に示したように、kr×√εrは、xの値を大きくするに従って大きくなり、極大値を示したのち小さくなる傾向がみられた。また、比誘電率εrはxの値を大きくするに従って大きくなる傾向がみられた。すなわち、xを0.05以上0.125未満の範囲内とするようにすれば、比誘電率εrを低く抑えつつ、圧電特性を向上させることができることが分かった。また、xを0.08以上0.124以下の範囲内とするようにすれば、より好ましいことも分かった。
(実施例4−1〜4−12)
実施例1−1〜1−5と同様にして、化6に示した組成物を主成分とし、副成分としてアンチモン,タンタル,ニオブ,タングステン,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルあるいはクロムのいずれかを含む圧電磁器を作製した。副成分は実施例4−1〜4−4がアンチモン、実施例4−5がタンタル、実施例4−6がニオブ、実施例4−7がタングステン、実施例4−8がモリブデン、実施例4−9が鉄、実施例4−10がコバルト、実施例4−11がニッケル、実施例4−12がクロムとし、それらの原料には酸化アンチモン粉末,酸化タンタル粉末,酸化ニオブ粉末,酸化タングステン粉末,酸化モリブデン粉末,酸化鉄粉末,酸化コバルト粉末,酸化ニッケル粉末あるいは酸化クロム粉末を用いた。副成分の含有量は、酸化物(Sb2 3 ,Ta2 5 ,Nb2 5 ,WO3 ,MoO3 ,Fe2 3 ,Co3 4 ,NiO,Cr2 3 )に換算した主成分に対する割合で、実施例4−1〜4−12において表10に示したように変化させた。また、焼成温度は最も高い特性が得られるように表10に示したように変化させた。
これら実施例4−1〜4−12についても、実施例1−1〜1−5と同様にして、径方向振動の電気機械結合係数krおよび比誘電率εrを測定した。それらの結果を副成分を添加しない実施例1−2と共に表10に示す。また、実施例4−1〜4−12の圧電磁器についてもキュリー温度を測定したところ、いずれも310℃〜340℃の範囲内であった。
(化6)
Pb0.98[(Zn1.3/3 Nb2/3 0.1 Ti0.44Zr0.46]O3
Figure 2005306720
表10に示したように、副成分としてアンチモン,タンタル,ニオブ,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルまたはクロムを添加した実施例4−1〜4−6,4−8〜4−12によれば、副成分を添加していない実施例1−2に比べて、焼成温度を更に低く、1000℃以下とすることができた。また、副成分としてアンチモン,タンタル,ニオブ,タングステン,コバルトまたはニッケルを添加した実施例4−3,4−4〜4−7,4−10,4−11によれば、副成分を添加していない実施例1−2に比べて、kr×√εrを更に大きくすることができ、特にタンタルまたはタングステンを添加した場合に大きな効果を得ることができた。更に、副成分としてアンチモンを添加した実施例4−1〜4−4によれば、kr×√εrについては副成分を添加しない実施例1−2と同等の値で、比誘電率εrを小さくすることができた。
すなわち、副成分としてアンチモン,タンタル,ニオブ,タングステン,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルまたはクロムを添加するようにすれば、副成分に応じて、焼成温度をより低くすることができ、または圧電特性をより向上させることができることが分かった。中でも、焼成温度を低くするにはアンチモン,タンタル,ニオブ,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルまたはクロムが有効であり、圧電特性を高くするにはタンタルまたはタングステンが有効であり、圧電特性を低下させることなく比誘電率εrを小さくするには、アンチモンが有効であることも分かった。
(実施例5−1〜5−4)
酸素分圧が空気よりも低く1×10-3Pa以上の低酸素還元雰囲気中において焼成したことを除き、実施例1−1〜1−5と同様にして、化7に示した組成物を主成分とする圧電磁器を作製した。その際、実施例5−1〜5−4で、化7におけるaおよびbの値をそれぞれ表11に示したように変化させた。また、実施例5−4については、更に副成分としてアンチモンを酸化物(Sb2 3 )に換算した主成分に対する割合で0.4質量%添加した。焼成温度は実施例5−1〜5−3では1020℃とし、実施例5−4では980℃とした。
これら実施例5−1〜5−4についても、実施例1−1〜1−5と同様にして、径方向振動の電気機械結合係数krおよび比誘電率εrを測定した。それらの結果を実施例2−1,1−2,2−4,4−3の結果と共に表11に示す。また、実施例5−1〜5−4の圧電磁器についてもキュリー温度を測定したところ、いずれも310℃〜340℃の範囲内であった。
(化7)
Pba [(Znb/3 Nb2/3 0.1 Ti0.44Zr0.46]O3
Figure 2005306720
表11に示したように、低酸素還元雰囲気において焼成した実施例5−1〜5−4についても、大気雰囲気において焼成した実施例2−1,1−2,2−4,4−3と同等の結果が得られた。すなわち、低酸素還元雰囲気で焼成しても高い圧電特性を得られることが分かった。
(実施例6)
実施例4−3の圧電磁器、すなわち化8に示した組成物を主成分とし、副成分としてアンチモンを酸化物(Sb2 3 )に換算した主成分に対する割合で0.4質量%含有する圧電磁器を用い、図1に示したような積層型の圧電素子を作製した。内部電極12に挟まれた圧電層11の厚さは50μm、その積層数は50層とし、縦および横の大きさは縦10mm×横10mmとした。内部電極12には銀−パラジウム合金を用い、焼成温度は960℃とした。得られた圧電素子について電圧を20Hzのsin波で印加し、2μmの変位量が得られる時の電圧値と電流の実効値とを測定した。その結果を表12に示す。
実施例6に対する比較例6として、化9に示した組成物を主成分とし、副成分としてタンタルを酸化物(Ta2 5 )に換算した主成分に対する割合で0.4質量%含有する圧電磁器を用いたことを除き、実施例6と同様にして圧電素子を作製した。なお、焼成温度は最も高い特性が得られる1100℃とした。得られた比較例6の圧電素子についても、実施例6と同様にして2μmの変位量が得られる時の電圧値と電流値とを測定した。その結果を表12に合わせて示す。
(化8)
Pb0.98[(Zn1.3/3 Nb2/3 0.1 Ti0.44Zr0.46]O3
(化9)
(Pb0.97Sr0.02)[(Zn1/3 Nb2/3 0.1 Ti0.43Zr0.47]O3
Figure 2005306720
表12に示したように、実施例6によれば、焼成温度を960℃と低くしても従来の比較例6と同様の十分な圧電特性を得ることができ、更に、従来の比較例6よりも比誘電率εrを小さくすることができ、圧電素子に流れる電流を小さくすることができた。すなわち、亜鉛を化学量論組成よりも過剰に含み、かつ亜鉛およびニオブの組成xが0.05≦x<0.125の範囲内である組成物を主成分として含有するようにすれば、焼成温度を低くしても、圧電特性を向上させることができると共に、駆動に必要なエネルギーも低く抑えることができ、特に副成分としてアンチモンを添加するようにすれば、より高い効果を得られることが分かった。
なお、上記実施例では、いくつかの例を挙げて具体的に説明したが、主成分および副成分の組成を変化させても、上記実施の形態で説明した範囲内であれば、同様の結果を得ることができる。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は、上記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、上記実施の形態および実施例では、化2に示した主成分と、必要に応じてアンチモン,タンタル,ニオブ,タングステン,モリブデン,鉄,コバルト,ニッケルおよびクロムからなる群のうちの少なくとも1種とを含有する場合について説明したが、これらに加えて、他の成分を含んでいてもよい。その場合、その他の成分は、主成分に固溶していてもよく、固溶していなくてもよい。
また、上記実施の形態では、積層型の圧電素子について説明したが、単板型などの他の構造を有する圧電素子についても同様に本発明を適用することができる。
アクチュエータ,圧電ブザー,発音体およびセンサなどの分野において広く用いることができる。
本発明の一実施の形態に係る圧電磁器を用いた圧電素子の一構成例を表す断面図である。 化3における組成bとkr×√εrとの関係を表す特性図である。 化4における組成aとkr×√εrとの関係を表す特性図である。 化5における組成xとkr×√εrおよび比誘電率εrとの関係を表す特性図である。
符号の説明
10…積層体、11…圧電層、12…内部電極、21,22…端子電極。

Claims (4)

  1. 化1で表される組成物を含むことを特徴とする圧電磁器。
    (化1)
    Pba [(Znb/3 Nb2/3 x Tiy Zrz ]O3
    (化1において、a,b,x,y,zは、0.94≦a≦1.02、1<b≦3、x+y+z=1、0.05≦x<0.125、0.275<y≦0.5、0.375<z≦0.6をそれぞれ満たす範囲内の値である。)
  2. 前記組成物に対して、アンチモン(Sb),タンタル(Ta),ニオブ(Nb),タングステン(W),モリブデン(Mo),鉄(Fe),コバルト(Co),ニッケル(Ni)およびクロム(Cr)からなる群のうちの少なくとも1種を、酸化物(Sb2 3 ,Ta2 5 ,Nb2 5 ,WO3 ,MoO3 ,Fe2 3 ,Co3 4 ,NiO,Cr2 3 )に換算して、それぞれ1.0質量%以下の範囲内で含有する
    ことを特徴とする請求項1記載の圧電磁器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の圧電磁器を用いたことを特徴とする圧電素子。
  4. 前記圧電磁器よりなる複数の圧電層と、この圧電層の間に挿入された複数の内部電極とを備えたことを特徴とする請求項3記載の圧電素子。
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WO2006035794A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-06 Tdk Corporation 圧電磁器の製造方法、圧電素子の製造方法、圧電素子
JP2015122438A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 株式会社日本セラテック 圧電素子、圧電アクチュエータおよび圧電素子の製造方法

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