JP2005306179A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スポーティな走行を適切な環境下で行なう。
【解決手段】 ECUは、車両の現在地を検出するステップ(S100)と、車両の現在地がサーキットから予め定められた距離内にあるか否かを判別するステップ(S102)とを含むプログラムを実行する。車両の現在地がサーキットから予め定められた距離内にない場合(S102にてNO)、タイムトライアルモードによる車両の走行は行なわれない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の制御装置に関し、特に、大きな加速度で車両を発進させるよう制御される車両の制御装置に関する。
近年、自動変速機の普及率が高くなっている。自動変速機においては、変速が自動的に行なわれるが、自動変速機においても運転者の要求に応じたギア段で走行し、スポーティな走行を行ないたいというニーズがある。このニーズに対応するため、運転者がギア段を選択することができるマニュアルモードを備えた自動変速機が知られている。
特開2002−243031号公報(特許文献1)は、運転者の走行意図をより反映することができる自動変速機の変速制御装置を開示する。特許文献1に記載の自動変速機の変速制御装置は、少なくともスロットル開度と車速により決まる運転点により変速目標値を求め、自動変速機の変速比を制御する変速比制御部と、運転者のシフト操作により変速比を選択可能な変速比選択部とを含む。変速比選択部は、エンジンの過回転を防止する予め設定された設定エンジン回転数を超えない範囲において、運転者のシフト操作により変速するノーマルマニュアルモードおよびエンジンの過回転を防止する予め設定された設定エンジン回転数を超えない範囲において、可能な限り低速ギア段を自動的に選択するスポーツマニュアルモードのいずれか一方のマニュアルモードにより、変速比を選択する。
この公報に記載の自動変速機の変速制御装置によると、ノーマルマニュアルモードにおいて、エンジンの過回転を防止する予め設定された設定エンジン回転数を超えない範囲において、運転者のシフト操作により変速される。スポーツマニュアルモードでは、可能な限り低速ギア段が自動的に選択される。すなわち、運転者の操作により例えば3速により走行している際、減速することでエンジン回転数が低下すると、自動的に2速にダウンシフトすることでエンジン回転数を高回転に維持する。一方、3速により走行している際、加速することでエンジン回転が上昇するが、ある回転以上でなければアップシフトを許可しない。よって、常に高エンジン回転による走行が可能となり、誰にでも容易にスポーツ走行を楽しむことができる。
特開2002−243031号公報
一方、スポーツ走行においては、車両の最大加速度で発進させたいというニーズもある。このニーズに対応するため、運転者が予め定められた操作を行なうことにより、車両が停車した状態でエンジン回転数を上げ、この状態から車両を発進させる発進制御を行なう車両もある。しかしながら、このような発進制御は、エンジン回転数の上昇に伴い車両から発生する音が大きくなるという問題点があった。特に、歩行者が車両の近くにいる場所などでは、それらの人々を驚かせてしまうことも考えられる。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、スポーティな走行を適切な環境下で行なうことができる車両の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る車両の制御装置は、車両を制御する。この制御装置は、車両の運転者の操作に基づいて、予め定められた加速度で発進するように車両を制御するための発進制御手段と、車両の周辺環境に関する情報を検出するための情報検出手段と、検出された情報が、予め定められた条件を満たすか否かを判別するための判別手段と、検出された情報が予め定められた条件を満たす場合、発進制御手段による車両の発進を許可するとともに、検出された情報が予め定められた条件を満たさない場合、発進制御手段による車両の発進を禁止するための制限手段を含む。
第1の発明によると、発進制御手段が、車両の運転者の操作に基づいて、予め定められた大きい加速度で発進するように車両を制御する。情報検出手段が、車両の周辺環境に関する情報を検出し、検出された情報が予め定められた条件を満たすか否かが、判別手段により判別される。制限手段は、検出された情報が予め定められた条件を満たす場合、発進制御手段による車両の発進を許可するとともに、検出された情報が予め定められた条件を満たさない場合、発進制御手段による車両の発進を禁止する。これにより、たとえば車両がサーキットに位置していたり、昼間の時間帯であったり、車両周辺に人がいない場合など、車両の周辺環境が、車両からの音が大きくても許容されるような環境である場合以外で、車両を最大加速度で発進させることを抑制することができる。その結果、スポーティな走行を適切な環境下で行なうことができる車両の制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る車両の制御装置においては、第1の発明の構成に加え、情報検出手段は、車両の位置を検出するための手段を含む。判別手段は、車両の位置が予め定められた条件を満たすか否かを判別するための手段を含む。制限手段は、車両の位置が予め定められた条件を満たす場合、発進制御手段による車両の発進を許可するとともに、車両の位置が予め定められた条件を満たさない場合、発進制御手段による車両の発進を禁止するための手段を含む。
第2の発明によると、情報検出手段により車両の位置が検出され、車両の位置が予め定められた条件を満たすか否かが、判別手段により判別される。車両の位置が予め定められた条件を満たす場合、発進制御手段による車両の発進が許可され、車両の位置が予め定められた条件を満たさない場合、発進制御手段による車両の発進が禁止される。これにより、車両の位置が、車両からの音が大きくても許容されるような環境下にある場合(たとえばサーキットに位置している場合)以外の環境下において、車両を最大加速度で発進させることを抑制することができる。その結果、スポーティな走行を適切な環境下で行なうことができる。
第3の発明に係る車両の制御装置においては、第2の発明の構成に加え、予め定められた条件は、車両の位置が予め定められた場所であるという条件である。
第3の発明によると、車両の位置が予め定められた場所から予め定められた範囲内にある場合、発進制御手段による車両の発進が許可され、車両の位置が予め定められた場所から予め定められた範囲外である場合、発進制御手段による車両の発進が禁止される。これにより、車両からの音が大きくても許容されるような場所(たとえばサーキット)以外の場所で、車両を最大加速度で発進させることを抑制することができる。その結果、スポーティな走行を適切な環境下で行なうことができる。
第4の発明に係る車両の制御装置においては、第3の発明の構成に加え、予め定められた場所は、サーキットである。
第4の発明によると、車両の位置がサーキットから予め定められた範囲内にある場合、発進制御手段による車両の発進が許可され、車両の位置がサーキットから予め定められた範囲外である場合、発進制御手段による車両の発進が禁止される。これにより、サーキット以外の場所で、車両を最大加速度で発進させることを抑制することができる。その結果、スポーティな走行を適切な環境下で行なうことができる。
第5の発明に係る車両の制御装置においては、第1ないし4のいずれかの発明の構成に加え、予め定められた加速度は、車両の最大加速度である。
第5の発明によると、車両は、発進制御手段により最大加速度で発進するように制御される。これにより、車両をスポーティに走行させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る車両の制御装置を搭載した車両について説明する。この車両は、エンジン100で発生した駆動力を、トランスミッション102、プロペラシャフト104、ディファレンシャルギヤ106およびドライブシャフト108を介して後輪110に伝達し、後輪110を回転させて走行する。
トランスミッション102は、ECU200により制御される。トランスミッション102は、常時噛合い式のギヤトレーンを備えている。クラッチの断接およびギヤ段の選択は、アクチュエータにより行なわれる。トランスミッション102は、車両の状態に応じて自動でギヤ段が選択されるオートマチックモードおよび運転者の操作に応じてギヤ段が選択されるマニュアルモードのいずれか一方のモードで制御される。
なお、トランスミッション102は、プラネタリーギヤユニットを備えるA/T(Automatic Transmission)やCVT(Continuously Variable Transmission)であってもよい。また、本実施の形態において、車両をFR車として説明するが、FR車以外の車両であってもよい。
ECU(Electronic Control Unit)200は、エンジン100およびトランスミッション102を制御する。ECU200には、車速センサ300、クランクポジションセンサ302、ブレーキペダル304に設けられたブレーキランプスイッチ306、アクセルペダル308に設けられたアクセル開度センサ310、ステアリングホイール312に設けられたパドルスイッチ314、イグニッションスイッチ316、スポーツモードスイッチ318、TRC(TRaction Control)スイッチ320、TTR(Time TRial)スイッチ322、およびナビゲーション装置324が接続されている。
車速センサ300は、ドライブシャフト108または後輪110の回転数を検出し、検出結果を表わす信号をECU200に送信する。ECU200は、送信された信号に基づいて、車両の車速を検出する。
クランクポジションセンサ302は、エンジン100のクランクシャフトに設けられたタイミングロータ(図示せず)の突起に対向して設けられている。クランクポジションセンサ302は、タイミングロータの回転に伴い、起電力を発生する。クランクポジションセンサ302は、起電力を表す信号をECU200に送信する。ECU200は、クランクポジションセンサ306から送信された信号に基づいて、エンジン100の回転数を検出する。
ブレーキランプスイッチ306は、ブレーキペダル304が踏み込まれたか否かを検出し、検出結果を表わす信号をECU200に送信する。アクセル開度センサ310は、アクセルペダル308の踏み込み量を検出し、検出結果を表わす信号をECU200に送信する。
パドルスイッチ314は、運転者がトランスミッション102のギヤ段を任意のギヤ段に設定したい場合に操作する。運転者がパドルスイッチ314を操作すると、選択可能なギヤ段の範囲内で、アップシフトまたはダウンシフトが行なわれる。なお、パドルスイッチ314の代わりに、ステアリングホイール312の、運転者と対向する面に設けられたスイッチによりギヤ段を変更するように構成してもよい。
イグニッションスイッチ316は、エンジン100を始動させる場合に運転者が操作する。スポーツモードスイッチ318は、運転者がスポーティな走行を要求する場合に操作する。スポーツモードスイッチ318が操作されると、トランスミッション102のギヤ段を決定する変速線図が、より高い車速においてアップシフトを行なう変速線図に変更される。
TRCスイッチ320は、たとえば雪道などにおいて、運転者が、車両発進時の駆動力制限を行ないたい場合に操作する。TRCスイッチ320がオンにされると、後輪110がスリップした場合に駆動力が抑制され、後輪110のスリップが抑制される。すなわち、後輪110がスリップしないように駆動力が制御され、車両が緩やかに発進する。
TTRスイッチ322は、車両を最大加速度で発進させ、車両の持つ最大限の直進性能で走行するタイムトライアルモードを行なう場合に、運転者が操作する。TTRスイッチ322がオンにされている場合において、運転者が予め定められた操作を行なうと、車両が停車した状態でエンジン100の回転数が最大トルク回転数付近にまで上昇させられる。この場合のエンジン100の回転数は、車両発進時において車両が最大加速度で発進できるような回転数となる。この状態で、さらに運転者が予め定められた操作を行なうと、車両が最大加速度で発進させられる。発進後は、車両ができるだけ速く直進できるように、エンジン100およびトランスミッション102が制御される。
ナビゲーション装置324は、GPS(Global Positioning System)アンテナ(図示せず)により、衛星から送信される緯度および経度に関する情報を取得し、ナビゲーション装置324に記憶された地図情報に基づいて車両の現在地を算出する。算出された現在地は、車室内に搭載されたディスプレイ(図示せず)に、地図とともに表示される。ナビゲーション装置324により算出された現在地に関する情報は、ECU200に送信される。
ECU200のCPU(Central Processing Unit)202は、ECU200に送信された信号、メモリ204に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて演算処理を行なう。これにより、ECU200は、車両が所望の運転状態となるように機器類を制御する。
図2を参照して、本実施の形態に係る車両の制御装置において、ECU200が実行するプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下ステップをSと略す)100にて、ECU200は、ナビゲーション装置324から送信された信号に基づいて、車両の現在地を検出する。S102にて、ECU200は、車両の現在地が、最も近いサーキットから予め定められた距離内にあるか否かを判別する。ここで、予め定められた距離とは、GPSの誤差の範囲内であり、車両の現在地がサーキット内にあるとみなせる距離をいう。サーキットから予め定められた距離内にある場合(S102にてYES)、処理はS104に移される。そうでない場合(S102にてNO)、この処理は終了する。すなわち、S104以降の処理が禁止され、タイムトライアルモードによる走行が禁止される。
S104にて、ECU200は、車両の状態を検出する。S106にて、ECU200は、タイムトライアルモードによる発進準備を行なうか否かを判別する。ここで、タイムトライアルモードによる発進準備とは、車両を停車した状態で、エンジン100の回転数を、車両を最大加速度で発進させることができる回転数まで上昇させることを意味する。たとえば、停車状態でトランスミッション102のギヤ段が1速ギヤ段に設定され、車両にフェールが発生しておらず、スポーツモードスイッチ318およびTTRスイッチ322がオンであり、TRCスイッチ312がオフであり、ダウンシフト側のパドルスイッチ314が予め定められた時間以上保持され、ブレーキペダル304が踏み込まれた状態から、ブレーキペダル304から足を離してアクセル開度が最大となった場合、発進準備が行なわれる。なお、発進準備を行なうため条件は、これに限られない。
タイムトライアルモードによる発進準備が行なわれる場合(S106にてYES)、処理はS108に移される。そうでない場合(S106にてNO)、この処理は終了する。S108にて、ECU200は、タイムトライアルモードによる発進準備を行なう。S110にて、ECU200は、タイムトライアルモードによる発進を実施するか否かを判別する。たとえば、保持されていたパドルスイッチ314から手が離された場合、タイムトライアルモードによる発進が実施される。タイムトライアルモードによる発進を実施する場合(S110にてYES)、処理はS112に移される。そうでない場合(S110にてNO)、処理はS120に移される。
S112にて、ECU200は、タイムトライアルモードにより車両を発進させる。S114にて、ECU200は、車両の状態を検出する。S116にて、ECU200は、タイムトライアルモードが終了するか否かを判別する。たとえば、車速が予め定められた車速以下になった場合やブレーキペダル304が踏まれた場合に、タイムトライアルモードが終了させられる。タイムトライアルモードを終了する場合(S116にてYES)、処理はS118に移される。そうでない場合(S116にてNO)、処理はS112に移される。S118にて、ECU200は、タイムトライアルモードを終了する。
S120にて、ECU200は、車両の状態を検出する。S122にて、ECU200は、タイムトライアルモードを中断するか否かを判別する。たとえば、タイムトライアルモードによる発進準備中に、車速が0以上になった場合、すなわち停車状態でなくなった場合に、タイムトライアルモードを中断する。タイムトライアルモードを中断する場合(S122にてYES)、処理はS124に移される。そうでない場合(S122にてNO)、処理はS108に移される。S124にて、ECU200は、タイムトライアルモードを中断する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る車両の制御装置におけるECU200の動作について説明する。
イグニッションスイッチ316がオンにされ、エンジン100が始動している場合において、車両の現在地が検出され(S100)、最も近いサーキットから予め定められた距離内にあるか否かが判別される(S102)。
現在地が、サーキットから予め定められた距離内である場合(S102にてYES)、車両は、サーキット内に位置しているとみなされる。そのため、タイムトライアルモードを実行してもよい環境下にあると判別され、タイムトライアルモードの実行が許可される。この場合、車両の状態が検出され(S104)、タイムトライアルモードによる発進準備を行なうか否かが判別される(S106)。
停車状態で1速ギヤ段が選択され、フェールが発生しておらず、スポーツモードスイッチ318およびTTRスイッチ322がオンであり、TRCスイッチ312がオフであり、ダウンシフト側のパドルスイッチ314が予め定められた時間以上保持され、ブレーキペダル304が踏み込まれた状態から、ブレーキペダル304から足を離してアクセル開度が最大になると、発進準備を行なうと判別される(S106にてYES)。
この場合は、車両が停車状態を維持されたままで、エンジン100の回転数が上げられ、発進準備が行なわれる(S108)。なお、ブレーキペダル304から足が離された場合に、ブレーキを保持するように構成してもよい。
発進準備が完了した状態において、パドルスイッチ314から手が離されると、タイムトライアルモードによる発進を実施すると判別され(S110にてYES)、車両の最大加速度で発進させられる(S112)。
発進後は、車両の状態が検出され(S114)、車速が予め定められた車速よりも低くなったり、ブレーキペダル304が踏まれたりした場合などは、タイムトライアルモードを終了すると判別され(S116にてYES)、タイムトライアルオードが終了させられる(S118)。
発進準備が完了した状態で、パドルスイッチ314が保持されたままである場合は(S110にてNO)、車両の状態が検出され(S120)、車両が停車状態でなくなると、タイムトライアルモードを中断すると判別され(S122にてYES)、タイムトライアルモードが中断される(S124)。
一方、車両の現在地が、サーキット外である場合は(S102にてNO)、タイムトライアルモードによる車両の走行に伴うエンジン音が許容されない環境下にある可能性が高い。そのため、以後の処理は行なわれず、タイムトライアルモードの実行が禁止される。
以上のように、本実施の形態に係る車両の制御装置において、ECUは、車両の現在地がサーキット外である場合、タイムトライアルモードの実行を禁止する。これにより、大きなエンジン音が許容されない不適切な環境下で、タイムトライアルモードにより車両を走行させることを抑制することができる。
なお、車両の現在地がサーキット外にある場合には、コーションランプを点灯させるように構成してもよい。また、タイムトライアルモードによる発進準備を行なうか否かを判別した後に、車両の現在地を判別したり、同時に判別するように構成してもよい。さらに、昼間の時間帯や車両の周囲に人がいない場合に、タイムトライアルモードの実行を許可し、夜間の時間帯や車両の周囲に人がいる場合に、タイムトライアルモードの実行を禁止するように構成してもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る車両の制御装置を搭載した車両を示す制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る車両の制御装置において、ECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
100 エンジン、102 トランスミッション、104 プロペラシャフト、106 ディファレンシャルギヤ、108 ドライブシャフト、110 後輪、200 ECU、202 CPU、204 メモリ、300 車速センサ、302 クランクポジションセンサ、304 ブレーキペダル、306 ブレーキランプスイッチ、308 アクセルペダル、310 アクセル開度センサ、312 ステアリングホイール、314 パドルスイッチ、316 イグニッションスイッチ、318 スポーツモードスイッチ、320 TRCスイッチ、322 TTRスイッチ、324 ナビゲーション装置。

Claims (5)

  1. 車両の制御装置であって、
    前記車両の運転者の操作に基づいて、予め定められた加速度で発進するように前記車両を制御するための発進制御手段と、
    前記車両の周辺環境に関する情報を検出するための情報検出手段と、
    前記検出された情報が、予め定められた条件を満たすか否かを判別するための判別手段と、
    前記検出された情報が予め定められた条件を満たす場合、前記発進制御手段による前記車両の発進を許可するとともに、前記検出された情報が予め定められた条件を満たさない場合、前記発進制御手段による前記車両の発進を禁止するための制限手段を含む、車両の制御装置。
  2. 前記情報検出手段は、前記車両の位置を検出するための手段を含み、
    前記判別手段は、前記車両の位置が前記予め定められた条件を満たすか否かを判別するための手段を含み、
    前記制限手段は、前記車両の位置が前記予め定められた条件を満たす場合、前記発進制御手段による車両の発進を許可するとともに、前記車両の位置が前記予め定められた条件を満たさない場合、前記発進制御手段による車両の発進を禁止するための手段を含む、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記予め定められた条件は、前記車両の位置が予め定められた場所であるという条件である、請求項2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記予め定められた場所は、サーキットである、請求項3に記載の車両の制御装置。
  5. 前記予め定められた加速度は、前記車両の最大加速度である、請求項1ないし4のいずれかに記載の車両の制御装置。
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