JP2005305393A - 破砕機 - Google Patents

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JP2005305393A JP2004130120A JP2004130120A JP2005305393A JP 2005305393 A JP2005305393 A JP 2005305393A JP 2004130120 A JP2004130120 A JP 2004130120A JP 2004130120 A JP2004130120 A JP 2004130120A JP 2005305393 A JP2005305393 A JP 2005305393A
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Abstract

【課題】 構造物を解体あるいは破壊し、構造物を解体、破壊した後の大型の塊状物をジョークラッシャーなどの破砕機で処理可能な大きさに破砕する。
【解決手段】 固定型1と、可動型2との組合せを有している。固定型1は、縦長の波形の歯型5を盤面に形成したものであり、前傾姿勢に固定されている。可動型2は、固定型1の櫛型の突片6であり、固定型2に向き合わせて後傾姿勢で起倒可能に軸支されている。可動型2の各突片6には、直線送り駆動装置として油圧シリンダー装置11が共通に取り付けられ、ピストンロッド12を進退動させることによって、可動型2の各突片を固定型1の歯型5にむけて一斉に起立させ、固定型1と可動型2間に投入された塊状物を破砕する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリート塊、アスファルト塊など比較的大型の塊状物を破砕処理する破砕機に関する。
構築物の解体工事、道路工事に際し、構造物を解体あるいは破壊し、構造物を解体、破壊した後の大型の塊状物を2以上に分断し、次いでその破砕物を細かく粉砕するのが通例である。構造物を解体あるいは破壊するには、大割破砕機、あるいはブレーカと呼ばれる破砕機(1次破砕機という)が用いられるが、構造物を解体、破壊しただけの大型の塊状物は、ジョークラッシャー、ロールクラッシャーなどの破砕機(2次破砕機という)では直接処理できないために、これらの2次破砕機で処理できる大きさに分断する作業も扱える大きさに分断する作業も合わせて大割破砕機、あるいはブレーカなどの1次破砕機を用いて行われるのが通例である。
大割破砕機、あるいはブレーカと呼ばれる1次破砕機は、例えばパワーショベルなどの作業機本体に破砕アームを装備したもので、作業機本体の運転者が運転席で破砕アームを操ってコンクリート塊を破砕するのであるが、その作業には熟練を要し、また、1ブロックを2つ割り、4つ割りの順に破砕する作業のため、その作業に長時間を要するという問題があった。
ちなみに、2次破砕機としてのジョークラッシャーは、スライドするスイングジョーと、固定ジョーとの間で被処理物を噛み砕くように破砕する衝撃圧縮破砕方式の破砕機であり、ロールクラッシャーは、破砕ロールの対を回転させながらその周面の破砕歯で被処理物を噛み砕いて破砕させる回転破砕方式の破砕機である。
特許公開平10−296106号 特許公開平9−75757号 特許公開平8−120951号
解決しようとする問題点は、大割破砕機、あるいはブレーカと呼ばれる1次破砕機を使用して2次破砕機で破砕可能な大きさにまでコンクリート塊を破砕するには、その作業に熟練を要し、またその作業能率が悪いという問題である。
本発明は、圧潰による圧縮破砕方式というべき破砕機を用いて1次破砕機によって破砕された大型の塊状物を2次破砕機で破砕可能な大きさにまで容易に破砕しうる点を最も主要な特徴とする。
本発明の破砕機によれば、構造物を解体あるいは破壊し、解体、破壊した後の構造物の大型の塊状物をジョークラッシャー、ロールクラッシャーなどの2次破砕機で処理可能な大きさに能率よく破砕でき、その破砕作業には格別の熟練を必要としない。
図1において、本発明による破砕機は、固定型1と、可動型2との組合せを有している。固定型1は、図示を略す破砕機の本体3に前傾姿勢に固定され、可動型2は、固定型1に向き合わせて後傾姿勢で破砕機の本体3に傾動可能に軸支されたものである。
固定型1は、図2に示すように縦長の波形の歯型5を盤面に形成したものであり、可動型2は、固定型1の歯型5の波形の各谷部に対応して突出させた櫛型の突片6である。
各突片6の下縁は、図2に示すように、本体3上のブラケット7にピン4で回動可能に軸支され、ブラケット7は、固定型1に向けて前後摺動調節可能に保持されたスライダー9に固定されたものである。スライダー9には、送り調整機構10として送りねじが取り付けられている。
一方、可動型2の各突片6の上縁には、可動型2の直線送り駆動装置として油圧シリンダー装置11が共通のブラケット8にピンで連結されている。油圧シリンダー装置11は、ピストンロッド12を進退動させることによって、ブラケット7のピン4を中心に可動型2の各突片6を一斉に起倒させるものである。
一方、可動型2の各突片6,6,・・・の間隔内にはスクレーパ13が設置されている。スクレーパ13は、後傾の一定姿勢に設置され、可動型2の各突片6,6,・・・間に挟まった破砕物を、各突片6の起倒動作に関連して各突片6,6間から排除するものである。
図1において、固定型1は前傾姿勢、可動型2は後傾姿勢に設置されて固定型1と可動型2間には上向きに開拡した断面が逆三角形の破砕室14が形成され、固定型1の下縁と可動型2の下縁間には、排出口15が形成される。排出口15の大きさは、送り調整機構10のねじ棒を回転操作し、スライダー9を前進あるいは後退させ、可動型2の下縁の位置を前後に変位させることによって調整することができる。
ついで図3に示すように、構築物の解体工事、道路工事などに伴って発生したコンクリート塊、アスファルト塊などの塊状物R1を固定型1と可動型2との間に投入し、油圧シリンダー装置11で可動型2を固定型1側に押圧する。可動型2はこの押圧力を受け、ピン4を中心に回動して破砕室14の間隔を狭め、図4に示すように、破砕室14内に投入された塊状物R1は、固定型1と可動型2間で加圧され、破砕される。
可動型2と固定型1との間に形成される破砕室14の隙間は、上向きに開拡した断面が逆三角形であり、可動型2がピン4を中心に回動しつつ各突片6の姿勢が起立するにしたがって破砕室14の間隔が徐々に狭まり、塊状物R1は、可動2型と固定型1間の楔作用によって強力な破壊力を受け、その破壊力によって細かく破砕される。
本発明においては、可動型2の各突片6を固定型1の歯型5の谷に向き合わせているため、塊状物R1は、基本的に歯型5の複数の山に支えられ、その中間部分が突片6で加圧されて切断されることになって、結局、歯型5の山のピッチ間で破壊され、細かく破砕された破砕物P1は最終的に図1に示すように排出口15の幅Hで規定される範囲内の大きさの粒となって排出口15から排出される。
油圧シリンダー装置11のピストンロッド12の突出量がそのストローク端に達して破砕ストロークが終了し、ついでピストンロッド12を後退させると、可動型2の各突片6はピン4を中心に回動して、もとの後傾姿勢にもどるが、可動型2の各突片6間にもし破砕物P1が挟まっているようなときには、各突片6の列が後退してスクレーパ13の姿勢よりさらに後傾姿勢になったときに、各突片6間に挟まった破砕物、塊状物は相対的に突片6の間から持ち上げられるスクレーパ13により強制的に押し出されて各突片6間から除かれ、除かれた破砕物は、排出口15から機外に排出される。
本発明は、固定型1と可動型2との組合せにより、固定型1と可動型2間に投入された塊状物R1を破砕する方式の破砕機である。この破砕方式はジョークラッシャーと一見共通しているようにみえるが、ジョークラッシャーは、可動型であるスイングジョーがフライホイールによる回転カムの偏心運動の衝撃を与えて圧縮破砕する方式であるのに対し、本発明において、可動型2の駆動は、油圧シリンダー装置11のような直線送り駆動装置で徐々に変位させ、油圧の強力な圧力を塊状物に作用させ、これを圧潰して破砕する方式である点でジョークラッシャーによる破砕の方式とは異なる。
これが、ジョークラッシャーのように塊状物に衝撃を与えて圧縮破砕する方式によるときには、急停止ができないために、ジョークラッシャーのジョー間にもし、破砕できない異物が混入したときには、ジョーやコネクティングロッドが破壊される恐れがある。このような事態に備えてジョークラッシャーには、緊急回避するための強度の小さいトグルプレートを備え、トグルプレートを破壊することによって対応しているが、本発明のように直線送り駆動装置を用い、流体の圧力で塊状物を圧潰して破砕する方式によるときには、もし破砕できない異物が型間に混入したときには、油圧シリンダー装置に作用する反作用を感知することによって、緊急停止の対応をすることは容易である。また、破砕時には衝撃を伴わないために振動、騒音、粉塵の発生は少ない。
いずれにしても、本発明によるときには構築物の解体工事、道路工事などに伴って発生したコンクリート塊、アスファルト塊などの大型の塊状物を直接投入してジョークラッシャー、ロールクラッシャーによる破砕処理が可能な大きさにまで容易に破砕処理することができ、大割破砕機、あるいはブレーカのように熟練を必要とせず、1次破砕機として能率よく大型の塊状物を破砕することができる。
本発明は、建築物の解体現場において、大割破砕機、ブレーカのような1次破砕機によって破壊された壁、柱等のコンクリート構造物の処理、道路工事などに伴って路面から引き剥がされたアスファルトなどの大型の塊状物の処理に広く適用できる。
本発明の1実施例を示す要部の側面図である。 図1の要部の平面図である。 破砕室内に塊状物を投入した状況を示す平面図である。 塊状物が破砕された状況を示す平面図である。
符号の説明
1 固定型
2 可動型
3 本体
4 ピン
5 歯型
6 突片
7 ブラケット
8 共通のブラケット
9 スライダー
10 送り調節機構
11 油圧シリンダー装置
12 ピストンロッド
13 スクレーパ
14 破砕室
15 排出口
R1 塊状物

Claims (4)

  1. 固定型と、可動型との組合せを有する破砕機であって、
    固定型は、縦長の波形の歯型を盤面に形成したものであり、破砕機の本体に前傾姿勢に固定され、
    可動型は、固定型の歯型の波形の各谷部に対応して突出させた櫛型の突片であり、固定型に向き合わせて後傾姿勢で破砕機の本体に起倒可能に軸支されたものであり、
    可動型の各突片には、直線送り駆動装置として油圧シリンダー装置が共通に取り付けられ、
    油圧シリンダー装置は、ピストンロッドを進退動させることによって、可動型の各突片を固定型の歯型にむけて一斉に起立させ、固定型と可動型間に投入された塊状物を破砕する直線送り駆動機構であることを特徴とする破砕機。
  2. 固定型は前傾姿勢、可動型は後傾姿勢に設置されて固定型と可動型間には上向きに開拡した断面が逆三角形の破砕室が形成され、固定型の下縁と可動型の下縁間には、破砕物を排出する排出口が形成され、
    排出口の大きさは、可動型の下縁の位置を前後に変位させることによって調整されるものであることを特徴とする請求項1に記載の破砕機。
  3. 各突片の下縁は、本体上のブラケットにピンで回動可能に軸支され
    ブラケットは、固定型に向けて前後摺動調節可能に保持されたスライダーに固定され、固定型の下縁と可動型の下縁間に形成される排出口の大きさを調整可能としたことを特徴とする請求項2に記載の破砕機。
  4. 可動型の各突片の間隔内にはスクレーパが設置され、
    スクレーパは、後傾の一定姿勢に設置され、可動型の各突片間に挟まった破砕物を、各突片の起倒動作に関連して各突片間から排除するものであることを特徴とする請求項1に記載の破砕機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101161423B1 (ko) 2011-07-15 2012-07-02 김성수 골재파쇄를 위한 죠크라샤의 만곡판
CN109201159A (zh) * 2018-08-14 2019-01-15 宁国宏泰铸业有限公司 一种颚式破碎机衬板齿形结构
CN113370388A (zh) * 2021-06-17 2021-09-10 廉微微 一种混凝土制备系统及方法
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