JP2005305190A - パチンコ遊技機の部材連結具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定部材に配設される第1連結部材15では、スリーブ19のフランジ部19aにおいて軸支孔18の開口端縁に、外方へ拡開状に開口した円錐状の軸案内部37が形成される。開閉部材に配設される第2連結部材16の支持軸25の先端外縁に、少なくともスリーブ19の突出高より大きな傾斜長を有する円錐面39により該支持軸25を先細状とした先端円錐部38が形成される。第1連結部材15に当接させた支持軸25を、円錐面39とスリーブ外周縁との摺接作用下にフランジ部19aに乗り上げさせ、該フランジ部19aに当接した先端円錐部38を軸案内部37へ臨ませることで、支持軸25を軸支孔18に積極的に案内する。
【選択図】図1
Description
遊技機を構成する固定部材の所要位置に配設され、水平に延出する支持片に、軸支孔が穿設されて、所定幅のフランジ部を有するスリーブを突出状態に設けた第1連結部材と、前記遊技機を構成する開閉部材の所要位置に配設され、前記第1連結部材の軸支孔に突入・嵌合可能な支持軸を有する第2連結部材とからなり、前記軸支孔に前記支持軸を嵌合させて第1連結部材と第2連結部材とを連結することで、前記開閉部材を前記固定部材に枢支するパチンコ遊技機の部材連結具において、
前記スリーブにおける前記開閉部材との当接部を構成する前記フランジ部において前記軸支孔の開口端縁に形成され、外方へ拡開状に開口した円錐状の軸案内部と、
前記支持軸の先端外縁に形成され、少なくとも前記スリーブの突出高より大きな傾斜長を有する円錐面により該支持軸を先細状とした先端円錐部とからなり、
前記第1連結部材に当接させた前記支持軸を、前記円錐面とスリーブ外周縁との摺接作用下に該スリーブの前記所定幅を有するフランジ部に乗り上げさせ、該フランジ部に当接した前記先端円錐部を前記軸案内部へ臨ませることで、支持軸を軸支孔に積極的に案内して固定部材に対する開閉部材の連結作業を容易に行ない得るよう構成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、支持軸の先端円錐部における円錐面の傾斜長を、第1連結部材から突出したスリーブの突出高より大きく設定したことにより、該第1連結部材の所要位置に当接させた支持軸をスリーブにおけるフランジ部に容易に乗り上げさせることが可能である。しかも、軸支孔の開口端縁が軸案内部によって外方へ大きく開口していると共に、支持軸の先端が先端円錐部によって先細となっているから、先端円錐部と軸案内部との整合が容易に図られて支持軸は軸支孔に向けて積極的に案内され、支持軸を軸支孔へ容易に嵌合させ得る。すなわち支持軸は、第1連結部材の適宜位置に当接させるだけで軸支孔へ容易に嵌合させることができるから、特別な熟練や経験を要することなく、固定部材に対して開閉部材を連結することが可能となる有益な効果を奏する。
請求項2の発明によれば、固定部材および開閉部材の下側に配設されて目視が困難な第1連結部材と第2連結部材との連結作業を容易に行ない得る。
請求項3の発明によれば、上球皿の連結作業を容易に行ない得る。
前記前枠Aは、図13に示すように、全体が合成樹脂成形されたものが例示され、外枠の開口前面域に整合する外形サイズに成形されて内側に正面縦長方形の窓枠口41を開口した枠体40と、この枠体40の裏側に一体成形されて前記窓枠口41の正面内部に臨む遊技盤用のセット口43を開口したセット保持枠42とが、前後に一体的に連設された内外二重枠形態とされている。そして前記枠体40においては、窓枠口41の下部に下球皿や前記打球発射装置の打球発射部等を設置するための設置盤44が成形される一方、その中央部に賞球用の給出口45が開口形成されている。また前記窓枠口41は、前面側から着脱される遊技盤のセット面域および出入れ口ともされ、その下部開口面域内に上球皿Bを開閉可能に組付けセットし得るようになっている。
前記上球皿Bは、図14に示すように、合成樹脂成形された外枠体を有する皿本体50と、補強装飾用の補強部材51を前面に取着した薄肉金属成形製(または樹脂製)の開閉セット板52とから構成されており、これら皿本体50と開閉セット板52とはビス等により組付けられるようになっている。このような上球皿Bは、後述する部材連結具12,13,14を介して前記前枠Aの前側に開閉可能に組付けられ、前記前枠Aの窓枠口41の下方に閉成された際には、発射レール46やスピーカ47およびファール球回収路48等を覆蓋し得るサイズに設定されている。
第1連結部材15は、前記前枠Aの枠体40に設けた第1設置部49に整合密着してビス固定される取付片17aと、該取付片17aの下縁に略直角に連設された支持片17bとからなる側面L型の支持本体17を主体とし、この支持本体17の前記支持片17bに設けた設置孔17cに、軸支孔18が穿設されたスリーブ19を嵌合固定して構成されている。すなわち第1連結部材15は、前記取付片17aを第1設置部49に密着させて前枠Aに固定すると、前記支持片17bが該前枠Aの前方へ水平に延出するようになっている。なお前記取付片17aには、前枠Aに固定するビスの挿通を許容する挿通孔21が穿設されている。
第2連結部材16は、前記上球皿Bの補強部材51に設けた第2設置部53に整合密着してビス固定される取付部23aと、該取付部23aの上縁および下縁に略直角に連設された支持片23b,23bとからなる支持本体23を主体とし、この支持本体23の前記支持片23b,23bに設けた支持孔24に、操作片25aを有する支持軸25をスライド移動可能に配設して構成されている。前記支持片23b,23b間には、両支持片23b,23b間距離と略同長のコイルスプリング26が前記支持軸25に外嵌した状態で設置され、また該支持軸25の所要位置に係着固定したEリング27が、前記コイルスプリング26の下端に係合するようになっている。これにより支持軸25は、前記コイルスプリング26とEリング27との係合により、常には前記支持本体23から下方へ突出した状態に保持され、また前記操作片25aを指先で上方へ押上げるとコイルスプリング26の圧縮的な弾性変形により上方へスライド移動し、指先による操作を解除すると前記コイルスプリング26の復帰弾力により支持軸25は元の位置へスライド移動するようになっている。
(第1連結部材と第2連結部材の連結態様)
次に、前述のように構成された部材連結具14を装着した前枠Aと上球皿Bの連結態様につき説明する。前記部材連結具14は、図14に示した下側の部材連結具11に代替して使用されるもので、第1連結部材15を前枠Aに設けた前記第1設置部49にビス固定すると共に、第2連結部材16を上球皿Bに設けた前記第2設置部53にビス固定する。なお上側の部材連結具10は、図14に示した従来のものがそのまま使用される。
第1連結部材15は、前記前枠Aの枠体40に設けた第1設置部49に整合密着してビス固定される取付片17aと、該取付片17aの下縁に略直角に連設された支持片17bとからなる側面L型の支持本体17を主体とし、この支持本体17の前記支持片17bに設けた設置孔17cに、軸支孔18が穿設されたスリーブ19を嵌合固定して構成されている。すなわち第1連結部材15は、前記取付片17aを第1設置部49に密着させて前枠Aに固定すると、前記支持片17bが該前枠Aの前方へ水平に延出するようになっている。なお前記取付片17aには、前枠Aに固定するビスの挿通を許容する挿通孔21が穿設されている。
第2連結部材16は、前記実施例1における第2連結部材16と基本的に同一構成とされており、前記上球皿Bの補強部材51に設けた第2設置部53に整合密着してビス固定される取付部23aと、該取付部23aの上縁および下縁に略直角に連設された支持片23b,23bとからなる支持本体23を主体とし、この支持本体23の前記支持片23b,23bに設けた支持孔24に、操作片25aを有する支持軸25をスライド移動可能に配設して構成されている。前記支持片23b,23b間には、両支持片23b,23b間距離と略同長のコイルスプリング26が前記支持軸25に外嵌した状態で設置され、また該支持軸25の所要位置に係着固定したEリング27が、前記コイルスプリング26の下端に係合するようになっている。これにより支持軸25は、前記コイルスプリング26とEリング27との係合により、常には前記支持本体23から下方へ突出した状態に保持され、また前記操作片25aを指先で上方へ押上げるとコイルスプリング26の圧縮的な弾性変形により上方へスライド移動し、指先による操作を解除すると前記コイルスプリング26の復帰弾力により支持軸25は元の位置へスライド移動するようになっている。
(第1連結部材と第2連結部材の連結態様)
次に、前述のように構成された部材連結具13を装着した前枠Aと上球皿Bの連結態様につき説明する。前記部材連結具13は、図14に示した下側の部材連結具11に代替して使用されるもので、第1連結部材15を前枠Aに設けた前記第1設置部49にビス固定すると共に、第2連結部材16を上球皿Bに設けた前記第2設置部53にビス固定する。なお上側の部材連結具10は、図14に示した従来のものがそのまま使用される。
図9は、実施例3に係るパチンコ遊技機の部材連結具を示す斜視図である。この部材連結具12は、前枠Aに上球皿Bを連結するに際して連結作業が困難とされる図13および図14に示した下側の部材連結具11に代替されるもので、該部材連結具11を基本としたもとで、前枠Aにおける前記枠体40の前面左端に組付けられる第1連結部材15と、上球皿Bにおける前記補強部材51の背面左端下方に組付けられる第2連結部材16から構成されている。なお部材連結具12は、前記部材連結具11と比較すると、第2連結部材16は基本的に同一とされ、第1連結部材15を改良したものとされている。
第1連結部材15は、前記前枠Aの枠体40に設けた第1設置部49に整合密着してビス固定される取付片17aと、該取付片17aの下縁に略直角に連設された支持片17bとからなる側面L型の支持本体17を主体とし、この支持本体17の前記支持片17bに設けた設置孔17cに、軸支孔18が穿設されたスリーブ19を嵌合固定して構成されている。すなわち第1連結部材15は、前記取付片17aを第1設置部49に密着させて前枠Aに固定すると、前記支持片17bが該前枠Aの前方へ水平に延出するようになっている。なお前記取付片17aには、前枠Aに固定するビスの挿通を許容する挿通孔21が穿設されている。
第2連結部材16は、前記上球皿Bの補強部材51に設けた第2設置部53に整合密着してビス固定される取付部23aと、該取付部23aの上縁および下縁に略直角に連設された支持片23b,23bとからなる支持本体23を主体とし、この支持本体23の前記支持片23b,23bに設けた支持孔24に、操作片25aを有する支持軸25をスライド移動可能に配設して構成されている。前記支持片23b,23b間には、両支持片23b,23b間距離と略同長のコイルスプリング26が前記支持軸25に外嵌した状態で設置され、また該支持軸25の所要位置に係着固定したEリング27が、前記コイルスプリング26の下端に係合するようになっている。これにより支持軸25は、前記コイルスプリング26とEリング27との係合により、常には前記支持本体23から下方へ突出した状態に保持され、また前記操作片25aを指先で上方へ押上げるとコイルスプリング26の圧縮的な弾性変形により上方へスライド移動し、指先による操作を解除すると前記コイルスプリング26の復帰弾力により元の位置へスライド移動するようになっている。
(第1連結部材と第2連結部材の連結態様)
次に、前述のように構成された部材連結具12を装着した前枠Aと上球皿Bの連結態様につき説明する。前記部材連結具12は、図14に示した下側の部材連結具11に代替して使用されるもので、第1連結部材15を前枠Aに設けた前記第1設置部49にビス固定すると共に、第2連結部材16を上球皿Bに設けた前記第2設置部53にビス固定する。なお上側の部材連結具10は、図14に示した従来のものがそのまま使用されるものとする。
19 スリーブ,19a フランジ部,25 支持軸,37 軸案内部
38 先端円錐部,39 円錐面,A 前枠(固定部材),B 上球皿(開閉部材)
H 突出高,L 傾斜長
Claims (3)
- 遊技機を構成する固定部材(A)の所要位置に配設され、水平に延出する支持片(17b)に、軸支孔(18)が穿設されて、所定幅のフランジ部(19a)を有するスリーブ(19)を突出状態に設けた第1連結部材(15)と、前記遊技機を構成する開閉部材(B)の所要位置に配設され、前記第1連結部材(15)の軸支孔(18)に突入・嵌合可能な支持軸(25)を有する第2連結部材(16)とからなり、前記軸支孔(18)に前記支持軸(25)を嵌合させて第1連結部材(15)と第2連結部材(16)とを連結することで、前記開閉部材(B)を前記固定部材(A)に枢支するパチンコ遊技機の部材連結具において、
前記スリーブ(19)における前記開閉部材(B)との当接部を構成する前記フランジ部(19a)において前記軸支孔(18)の開口端縁に形成され、外方へ拡開状に開口した円錐状の軸案内部(37)と、
前記支持軸(25)の先端外縁に形成され、少なくとも前記スリーブ(19)の突出高(H)より大きな傾斜長(L)を有する円錐面(39)により該支持軸(25)を先細状とした先端円錐部(38)とからなり、
前記第1連結部材(15)に当接させた前記支持軸(25)を、前記円錐面(39)とスリーブ(19)外周縁との摺接作用下に該スリーブ(19)の前記所定幅を有するフランジ部(19a)に乗り上げさせ、該フランジ部(19a)に当接した前記先端円錐部(38)を前記軸案内部(37)へ臨ませることで、支持軸(25)を軸支孔(18)に積極的に案内して固定部材(A)に対する開閉部材(B)の連結作業を容易に行ない得るよう構成した
ことを特徴とするパチンコ遊技機の部材連結具。 - 前記第1連結部材(15)が固定部材(A)の下側に配設されると共に、前記第2連結部材(16)が前記開閉部材(B)の下側に配設され、固定部材(A)に開閉部材(B)を連結した際に前記スリーブ(19)におけるフランジ部(19a)の上面に開閉部材(B)が当接するよう構成されている請求項1記載のパチンコ遊技機の部材連結具。
- 前記開閉部材は上球皿(B)である請求項2記載のパチンコ遊技機の部材連結具。
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JP2005207689A JP2005305190A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | パチンコ遊技機の部材連結具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005207689A JP2005305190A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | パチンコ遊技機の部材連結具 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001060952A Division JP3918108B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | パチンコ遊技機の部材連結具 |
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JP2005207689A Pending JP2005305190A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | パチンコ遊技機の部材連結具 |
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2005
- 2005-07-15 JP JP2005207689A patent/JP2005305190A/ja active Pending
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