JP2005304756A - 皮膚貼付用粘着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 透湿性に優れ、かつ、長時間貼付に対しても十分な接着力を有する皮膚貼付用粘着テープ又はシートを提供することを目的とする。
【解決手段】 皮膚貼付用粘着テープ又はシートは、(メタ)アクリル酸アルキルエステル40〜80重量%、アルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体10〜60重量%、及び、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体1〜10重量%を含む単量体混合物から得られるアクリル系共重合体100重量部と、室温で液状またはペースト状のカルボン酸エステル20〜120重量部とを含有する粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層を、通気度が5cc/cm/秒以上である基材の少なくとも一方の面に有する粘着テープ又はシートであって、全体の透湿度が600g/m・24h・40℃・30%R.H.以上である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、皮膚貼付用粘着テープ又はシートに関し、特に、透湿性を有する皮膚貼付用粘着テープ又はシートに関する。
医療用や衛生材料用の粘着テープに用いられる粘着剤は、一般にゴム系粘着剤とアクリル系粘着剤に大別される。
ゴム系粘着剤は、天然ゴムやイソプレンゴム、スチレン/イソプレン/スチレン系ゴムなどのゴム成分に、粘着付与剤や軟化剤などを配合して粘着剤組成物としており、皮膚面に対して優れた接着力を有するものである。しかしながら、この粘着剤は通常、疎水性が高く、透湿性が低いので、貼付中に皮膚面からの発汗などによって皮膚面が蒸れて皮膚刺激を生起したり、夏場や入浴時などに多量の汗をかいた時には皮膚接着力が急激に低下する恐れがある。
一方、アクリル系粘着剤は、(メタ)アクリル酸エステルを主成分単量体とし、これに共重合性の各種単量体を共重合させることによって、目的物に応じた特性をバランス良く有する粘着剤を調製することが可能であり、粘着特性の制御が比較的容易なものである。
ところがアクリル系粘着剤は、粘着剤組成物に親水性を付与したり、高透湿性を付与したりすることは比較的容易であるが、その反面、ゴム系粘着剤が有するような皮膚面に対する強い接着力を実現することが難しく、また、夏場や入浴時に汗をかいた時には皮膚接着力が低下するという問題は解決されていない。例えば、特開2002−065841号公報には、発汗時の接着力を保持するために高透湿性粘着シートを用いることが開示されているが、未だ接着力が十分ではない。
現在市販されている皮膚貼付用粘着テープ等は、比較的乾燥した皮膚面に対しては優れた接着力を示すが、皮膚面からの発汗によって接着力が著しく低下し、また、発汗による皮膚面の軟化によって角質を損傷する。したがって、長時間の皮膚貼付に対して満足できる接着性を維持できる皮膚貼付用粘着テープは存在しないのが実情である。
特開2002−65841号公報
本発明は上記問題点を解決すべくなされたものであり、本発明は、透湿性に優れ、かつ、長時間貼付に対しても十分な接着力を有する皮膚貼付用粘着テープ又はシートを提供することを目的とする。
本発明の皮膚貼付用粘着テープ又はシートは、(メタ)アクリル酸アルキルエステル40〜80重量%、アルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体10〜60重量%、及び、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体1〜10重量%を含む単量体混合物から得られるアクリル系共重合体100重量部と、室温で液状またはペースト状のカルボン酸エステル20〜120重量部とを含有する粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層を、通気度が5cc/cm/秒以上である基材の少なくとも一方の面に有する粘着テープ又はシートであって、全体の透湿度が600g/m・24h・40℃・30%R.H.以上であることを特徴とする。
ここで、前記基材は、不織布、織布、又は、多孔質フィルムであることができる。
本発明によれば、皮膚に対する刺激が少なく、かつ、皮膚からの発汗があっても優れた接着性を発揮することができる皮膚貼付用粘着テープ又はシートを提供することができる。
発明を実施するための形態
本発明の皮膚貼付用粘着テープ又はシートは、通気度が5cc/cm/秒以上である基材の少なくとも一方の面に粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層を有する。なお、テープとは一般に長さと比較して幅が狭く、帯状になっているものを言うが、広い意味ではテープはシートに含まれるので、本発明においては、シートという場合にはテープも含まれるものとする。したがって、以下における説明ではシートについて説明するが、テープについても同様の説明が成り立つものである。
ここで用いられる粘着剤組成物は、単量体混合物から得られるアクリル系共重合体100重量部に対し、カルボン酸エステルを20〜120重量部含有する。また、単量体混合物は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、アルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体と、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体とを必須成分として含有する。
用いられる(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、アルキル基の炭素数が2以上であるものなどが挙げられるが、アルキル基の炭素数が2以上、18以下である(メタ)アクリル酸アルキルエステルが好ましく、特に、炭素数が6以上、15以下の長鎖の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを用いると効果的である。具体的には、アクリル酸またはメタクリル酸の、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル、オクチルエステル、ノニルエステル、デシルエステル、ドデシルエステル等が挙げられる。これらの(メタ)アクリル酸エステルのうち、1種又は2種以上を用いることが好ましい。また、これらのアルキルエステル鎖は、直鎖であっても分岐鎖であってもよい。
本発明に用いられるアルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体としては、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、ブトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシエチルアクリレート、エトキシエチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレートなどの炭素数が1以上、4以下のアルコキシ基を有するアルコキシアルキルアクリレートが好ましいものとして挙げられる。
本発明に用いられるカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体としては、代表的なものとして、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマール酸、(無水)マレイン酸などが挙げられる。共重合性、取扱性などの点からは、アクリル酸又はメタクリル酸が好ましく用いられる。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、粘着剤組成物及びこの粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層に、粘着性及び皮膚接着性を付与する成分である。また、(メタ)アクリル酸アルキルエステルは皮膚に対して比較的低刺激であり、長期間の使用によっても粘着力の低下が生じにくいという利点を有する。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、単量体混合物中、40重量%以上、80重量%以下の範囲で配合することが必要であり、50重量%以上、70重量%以下の範囲で配合することが好ましい。(メタ)アクリル酸アルキルエステルの配合量が40重量%未満では、得られた粘着剤層に十分な皮膚接着性が付与されず、また、80重量%を超える場合には凝集力の低下が見られ、粘着剤層を皮膚面から剥離除去する際に、いわゆる糊残りが生じることがある。
アルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体は、得られる粘着剤組成物や粘着剤層に親水性を与えて水蒸気透過性と吸湿性とを付与する成分であり、本発明の効果を発揮するうえで重要な成分である。アルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体は、単量体混合物中、10重量%以上、60重量%以下の範囲で配合することが必要であり、20重量%以上、50重量%以下の範囲で配合することが好ましい。アルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体の配合量が10重量%未満では、本発明の効果を発揮するために必要な親水性を十分に付与することができない。したがって、発汗により皮膚表面がぬれた状態では粘着剤層を皮膚に十分に接着することができない。また、発汗後は接着状態を維持することができないので、乾燥時には皮膚に接着していた粘着剤層が皮膚から剥がれてくることがある。また、60重量%を超える場合には、粘着剤層の皮膚接着性が低下して実用的な接着力を確保することができない。
カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体は、架橋処理する際の反応点を確保することができ、また、得られるアクリル系共重合体の凝集力を向上させることができるので、粘着剤組成物を調製する上で重要な成分である。しかしながら、配合量が多くなると凝集力の向上は期待できるが、皮膚刺激性が大きくなるので、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体は、単量体混合物中、1重量%以上、10重量%以下の範囲で配合することが必要であり、好ましくは、3重量%以上、8重量%以下の範囲である。
単量体混合物に、さらに、親水性付与などの各種改質を図るために、改質用単量体などを配合することができる。このような単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピルなどのヒドロキシル基を含有するモノマー、スチレンやスチレンの誘導体、酢酸ビニル、N−ビニル−2−ピロリドンなどのビニル系モノマー等を挙げることができる。これらのモノマーを必要に応じて、1種又は2種以上を共重合させて使用することができる。
上記単量体混合物から得られるアクリル系共重合体は、ガラス転移温度が250K以下であることが望ましい。アクリル系共重合のガラス転移温度を250K以下とすることにより、皮膚接着性を十分に発現できるようになり、医療用、衛生材料用などの粘着シートの粘着剤層として望ましいものとなる。
アクリル系共重合体は、例えば、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法等の公知の重合方法により得ることができる。また、過酸化物系化合物やアゾ系化合物等のラジカル重合開始剤を用いて、ラジカル重合を行うことによって得ることができる。
上述したように、粘着シートの粘着剤層を形成する粘着剤組成物は、アクリル系共重合体100重量部に対して、20重量部以上、120重量部以下のカルボン酸エステルを含有するものであり、好ましくは30重量部以上、100重量部以下のカルボン酸エステルを含有するものである。カルボン酸エステルの配合量が20重量部未満では、発汗により皮膚表面がぬれた状態では粘着剤層を皮膚に十分に接着させることができず、また、発汗後は接着状態を維持することができないので、乾燥時には皮膚に接着していた粘着剤層が皮膚から剥がれてくることがある。また、120重量部を超える場合には、カルボン酸エステルが粘着剤層からブルームして、乾燥状態でも皮膚接着性が低下する恐れがある。
ここで用いられるカルボン酸エステルは、室温下で液状もしくはペースト状であることが好ましい。ロウ状等の固形状のカルボン酸エステルを混合して粘着剤層を形成すると、接着性が低下することがある。
カルボン酸エステルをアクリル系共重合体と相溶させることによって得られた粘着剤層は、微小変形領域における弾性率を低下させることができ、皮膚面の凹凸に対して粘着剤層の密着性(濡れ性)を向上させて、良好な皮膚接着性を発揮させることができ、さらにまた、優れた耐汗接着性を発揮させることができる。この理由は明らかではないが、発汗により皮膚面と粘着剤層との界面に存在する水分が、界面活性剤的に作用するカルボン酸エステルによって粘着剤層内に吸収され、この吸収された水分によって粘着剤層の透湿度が向上し、結果的に発汗時においても皮膚接着性を維持することができると推定される。
用いられるカルボン酸エステルとしては、アクリル系共重合体に親和性、相溶性を示すと共に、発汗による水分に対しても親和性を示すものが好ましいものとして挙げられ、具体的には、フタル酸、マレイン酸、アジピン酸、ステアリン酸や各種脂肪酸とアルキルアルコールとのエステル類、エチレングリコール、グリセリン等の多価アルコールとのエステル類等を用いることができる。例えば、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸イソセチル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、コハク酸ジオクチルなどの一価アルコールを用いたカルボン酸エステルや、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジイソステアリン酸プロピレングリコール、モノカプリル酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプリン酸グリセリル、トリラウリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパンなどの二価以上の多価アルコールを用いたカルボン酸エステルを挙げることができる。
これらのカルボン酸エステルの中では、酸化劣化を防止するという観点から、不飽和二重結合を含まない飽和脂肪酸を用いることが好ましく、また、皮膚に対する刺激が弱く、経済性が良好であるという観点からグリセリンエステルを用いることが好ましい。
したがって、カプリル酸やカプリン酸、2−エチルヘキサン酸などの飽和脂肪酸と、一価もしくは多価アルコールとのエステル化物を用いることが好ましく、カプリル酸トリグリセリルや、カプリン酸トリグリセリル、2−エチルヘキサン酸トリグリセリルを用いることが最も好ましい。
なお、上記カルボン酸エステルのうち不飽和結合を有するものを用いた場合には、大気中の酸素による酸化劣化によって物性の変化が生じ、所望の特性が発揮されないことが懸念されるので、従来公知の酸化防止剤を粘着剤組成物中に配合することが好ましい。
本発明に用いられる粘着剤組成物は、アクリル系共重合体を含有するが、その30〜80重量%は不溶化していることが必要であり、35〜70重量%が不溶化していることが好ましい。すなわち、不溶化率が30〜80%であることが必要である。本発明において「不溶化」とは、有機溶剤に溶解しないという意味であるが、具体的には、トルエンに溶解しないという意味である。「不溶化率」は、後述する実施例中で示すようにして算出される。すなわち、乾燥した粘着剤層サンプルをトルエン中に常温で7日間浸漬し、平均孔径0.2μmのポリテトラフルオロエチレン膜(日東電工株式会社製、NTF膜)にて不溶分を濾別し、乾燥させて重量を測り、この重量と浸漬前の粘着剤層サンプルの重量との比率を求める。
不溶化率が30%未満では、形成される粘着剤層の内部凝集力が不十分となるので、皮膚へ貼付した粘着シートの位置がずれたり、皮膚面から粘着シートを剥離した時に皮膚面に粘着剤層の一部が残るという、いわゆる糊残りが生じる恐れがある。一方、不溶化率が80%を超える場合には皮膚接着性が極端に低下するので、貼着中に粘着シートの端部が剥がれたり、剥離脱落する恐れがある。
なお、不溶化率が30%以上、80%以下であれば、皮膚貼付用粘着シートを剥離する際に、皮膚面にかかる応力を緩和したり、分散させることができるので、剥離時に皮膚面に対して物理的刺激をほとんど与えることがなく、皮膚面の角質の剥離等もほとんど生じず、皮膚の損傷も極めて少ない、という効果を有する。
アクリル系共重合体を不溶化する方法として、一般的に架橋処理を施す方法を採用することができる。例えば、有機過酸化物、イソシアネート化合物、有機金属塩、金属アルコラート、金属キレート、エポキシ化合物、一級アミノ化合物などの架橋剤を用いて、化学的架橋処理が施されてもよいし、電離性放射線を照射してなる物理的架橋処理が施されてもよい。これらのうち、架橋度合いの調整のし易さ、ポットライフの点から、金属キレートや金属アルコラート、多官能性イソシアネートを用いた化学的架橋処理、又は、電離性放射線照射による物理的架橋処理を施すことが好ましい。
粘着剤層を形成する粘着剤組成物には、必要に応じて、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどの多価アルコールに代表される可塑剤、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸架橋体、ポリビニルピロリドンなどの水溶性又は吸水性の樹脂、ロジン系、テルペン系、石油系等の粘着付与剤、各種軟化剤、充填剤、顔料などの各種添加剤を配合することができる。
粘着剤層の厚みは、10〜80μm程度の範囲内に設定することが好ましい。粘着剤層の厚みが10μm未満では、皮膚に貼着中、十分な接着性が発揮されないことがある。また、厚みが80μmを超えると、皮膚貼付用粘着シートに要求されるレベルの水蒸気透過性が得られないことがあるので、耐汗性を付与しにくく、また、長期間の貼付によって皮膚刺激性を発現する場合がある。
本発明の皮膚貼付用粘着シートは、基材の少なくとも一方の面に粘着剤層を有する。粘着剤層は基材上に直接設けられていても良いし、間接的に設けられていてもよい。ここで、「間接的」とは、粘着剤層を基材に直接接触させるのではなく、例えば、粘着剤層との投錨性を向上させるために、基材表面に下塗り剤を塗布した後、粘着剤層を形成することなどをいう。
また、本発明の皮膚貼付用粘着シートは、粘着剤層を保護するために、粘着剤層の上に剥離シートを有していてもよい。剥離シートとしては、粘着剤層と接する側にシリコーンなどで剥離処理されているものを使用することができる。
本発明の皮膚貼付用粘着シートに用いられる基材は、皮膚貼付用粘着シートが皮膚に貼着されている間、皮膚面の蒸れを防止し、発汗による水分によって接着力が低下しないように、通気度が5cc/cm/秒以上であることが必要であり、10cc/cm/秒以上であることが好ましい。本発明において「通気度」とは、単位面積を1秒間に通過する空気の量を示す。基材の通気度は、例えば、ガーレー試験機に所定の大きさの穴を開けたポリエステルフィルムと基材とを重ねて固定し、100ccの空気が通過するのに要する時間を測定し、この値を所定の式に代入して求めることができる。
本発明に用いられる基材としては、不織布、織布、編布、多孔質フィルムなどが挙げられる。不織布としては、スパンボンド、エアレイパルプ、湿式、スパンレース、メルトブローなどの製法で製造されたものを使用することができ、また、材料としては、木綿、麻、羊毛、レーヨン、キュプラ、アセテート、プロミックス、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ビニロン、ポリ塩化ビニル、ビニリデン、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリクラール、フルオロカーボン、ノボロイド、ガラス繊維、炭素繊維、アルミナ繊維、シリコンカーバイド繊維、スラグ繊維、金属繊維、木材パルプなどが挙げられる。織布、編布などは、いずれの製法で製造されたものでも使用することができる。例えば織布の場合、伸縮性を付与するために伸縮性糸を導入しても良い。また、多孔質フィルムとしては、無機微粒子等を混合して成膜し、これを延伸することによって形成された、フィルム中に多数の微細孔を有するフィルムや、フィルム形成時に発泡させて形成された多数の微細孔を有するフィルムを使用することができる。また、フィルム形成後に貫通孔を形成したフィルム中に微細孔を有するフィルムを使用してもよい。
なお、基材は、上記のいずれか一種からなる単層体であっても良いし、異なる材料からなる層を二層以上積層したものでも良い。
人体の皮膚面に皮膚貼付用粘着シートを貼付する場合には、個人差や貼付する部位によって多少の変動はあるが、40℃、30%R.H.の雰囲気下で24時間保存した時の透湿度が600g/m・24h・40℃・30%R.H.以上であることが必要である。これ未満の透湿度しかない皮膚貼付用粘着シートを皮膚に1週間以上貼着すると、継続的なムレを発現し、皮膚刺激の原因となってしまう。皮膚貼付用粘着シートは、透湿度が800g/m・24h・40℃・30%RH〜2,400g/m・24h・40℃・30%R.H.の範囲内に設定することが好ましい。
ここで、皮膚貼付用粘着シートの透湿度とは、水蒸気が所定の条件下で粘着シートの1m当りを透過する量であり、所定量の水を所定の口径を有する容器内部に入れた後、容器の口を粘着シートで覆い、温度40℃、相対湿度30%R.H.の条件下で24時間放置したときの水の減少量を1m当りに換算した値である。透湿度が高いほど、ムレが少ない粘着シートであると言える。
本発明の皮膚貼付用粘着シートは上記したような構成を有するので、皮膚に対して刺激が少なく、ムレが生じることもなく、長期間の貼付に対しても有用である。特に、発汗などによって皮膚面が濡れた状態になっても皮膚接着力の著しい低下を招くことがなく、優れた耐汗接着性を有し、また、角質損傷が少ない。したがって、夏場、スポーツ時、入浴時などの貼付使用においても不都合が生じない。
本発明においては、この皮膚貼付用粘着シートを用いて、絆創膏等の医療用テープやシートを形成することができる。例えば、皮膚貼付用粘着シートを適当な大きさに切断して絆創膏、テーピング用テープなどを形成したり、あるいは創傷部分を被覆する被覆材、外科手術後の当て材、カテーテルの針入部やガーゼ等のカバー材などの医療用テープ又はシートを形成したり、皮膚貼付用粘着シートに他の支持体などを組み合わせて固定用テープ、入浴用パウチ固定用テープ、器具保持テープなどの医療用製品を形成することができる。なお、本発明の皮膚貼付用粘着テープは、皮膚に貼付する用途であれば、上記医療用途以外にも使用できることは言うまでもない。
以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の応用が可能である。なお、以下の実施例において、「部」とあるのは「重量部」を意味し、「%」とあるのは「重量%」を意味する。また、以下の実施例において使用された測定方法及び評価方法を下記に示す。
<測定方法及び評価方法>
(1)基材の通気度
ガーレー試験機(B型)に、8mmφの大きさの穴を開けたポリエステルフィルムと基材サンプルとを重ねて固定し、100ccの空気が通過するのに要する時間を測定し、以下の式に基づいて計算した。

通気度(cc/cm/秒)=50.24/通過時間(秒)
(2)不溶分(不溶化率)
粘着シートから粘着剤を約0.2g採取し、これを秤量して重量(W1)とする。次いで、粘着剤をトルエンに入れ、常温(23℃)下で7日間浸漬保存し、可溶分を抽出した。不溶分(残渣)をポリテトラフルオロエチレン膜(平均孔径0.2μm、NTF膜、日東電工株式会社製)にて濾別し、乾燥後秤量して重量(W2)とする。不溶化率(ゲル分率)を、下記式により求めた。

不溶化率(%)=(W2×100)/(W1×A/B)
A:(アクリル系共重合体+架橋剤)の重量
B:(アクリル系共重合体+架橋剤+カルボン酸エステル+その他添加剤)の重量
(3)皮膚貼付用粘着シートの透湿度
10mLの精製水(蒸留水)を内径40mm、高さ40mmのガラス製容器(秤量びん)に入れ、直径50mmの円形に裁断した皮膚貼付材用粘着シートを粘着剤層を下向きにして、すなわち粘着剤層がガラス製容器の口と接触するように容器の口に貼付、固定した。粘着シートを貼付した容器全体の重量(W3)を測定した後、これを40℃、相対湿度30%R.H.の恒温恒湿機中に入れ、24時間放置後の重量(W4)を測定した。透湿度を下記式に基づいて算出した。ただし、透湿度は厚みに反比例すると仮定して、厚み30μmのものに換算して算出した。

透湿度(g/m・24h・40℃・30%R.H.)=
(W3−W4)/(0.02×0.02×π)
(4)皮膚接着力
温度が23℃、相対湿度が30%R.H.の恒温恒湿条件の試験室内で30分以上安静にしていたボランティア6人の背中に、20mm×60mmの矩形状に裁断した粘着シートを2枚、2kgのローラーで1往復して圧着貼着した。この状態で1時間経過したのち、圧着貼着した粘着シートのうちの1枚を、180度方向に、速度300mm/分の引き剥がし速度で粘着シートを剥離し、その際の剥離抵抗応力を測定した。この値を1時間後の皮膚接着力とした。また、7時間経過したのちに、圧着貼着した粘着シートの残りの1枚を、同様に剥離し、その際の剥離抵抗力を測定した。この値を7時間後の皮膚接着力とした。なお、表1には、ボランティア6人の平均値をとり、これを皮膚接着力の値として示した。
(5)角質剥離量
上記(4)皮膚接着力の測定において使用した、皮膚から剥離した後の粘着シートを用いて、角質剥離量の測定を行った。すなわち、皮膚から剥離した1時間後の粘着シート及び7時間後の粘着シートを、それぞれ、和光純薬工業株式会社製の試薬から作製した染色液(Gentian Violet 1%、Brilliant Green 1%、蒸留水98%)に約1時間浸漬して、皮膚角質を染色した。次に、粘着シートを蒸留水で十分に洗浄した後、24時間乾燥させた。乾燥後の粘着シートの粘着剤層面をマイクロスコープを用いて観察し、画像解析を行って、角質剥離面積率を下記式に基づいて算出した。なお、表1には、ボランティア6人の平均値をとり、これを角質剥離量の値として示した。

角質剥離面積率(%)=(染色された皮膚角質の面積/12.5)×100
(実施例1)
不活性ガス雰囲気下で、イソノニルアクリレート65部、2−メトキシエチルアクリレート30部、及び、アクリル酸5部からなる単量体混合物を、酢酸エチル80部に均一になるように溶解混合した。これに、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.3部を添加して共重合反応を行い、アクリル系共重合体を得た。
次に、このアクリル系共重合体100部に対して、カプリル酸トリグリセリル45部、及び、架橋剤として三官能性イソシアネート化合物(日本ポリウレタン工業株式会社製、コロネートHL)0.3部をトルエン溶媒に入れて混合した。得られた溶液を、片面にシリコーン処理が施されている剥離シートのシリコーン処理面に、乾燥後の厚みが50μmとなるように塗布し、110℃で3分間乾燥させて、架橋された粘着剤層を形成した。
次いで、形成された皮膚貼付用粘着シートの粘着剤層の表面に、基材として通気度が156cc/cm/secのポリエステル不織布(デュポン社製、ソンタラ8010)を貼付し、圧着した後、さらに、60℃で72時間熟成して、基材/粘着剤層/剥離シートをこの順で有する本発明の皮膚貼付用粘着シートを作製した。なお、粘着シートの透湿度は、1,000g/m・24h・40℃・30%R.H.であった。
得られた皮膚貼付用粘着シートについて、皮膚接着力と角質剥離量の測定及び評価を行った。その結果を表1に示す。
(実施例2)
実施例1において、カプリル酸トリグリセリルの使用量を60部に変更した以外は実施例1と同様にして、粘着剤層を形成した。また、実施例1において、基材を通気度が10cc/cm/secの不織布に変更した以外は実施例1と同様にして、皮膚貼付用粘着シートを作製した。なお、皮膚貼付用粘着シートの透湿度は、880g/m・24h・40℃・30%R.H.であった。
得られた皮膚貼付用粘着シートについて、実施例1と同様の測定及び評価を行った。その結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1において、カプリル酸トリグリセリルを使用しなかった以外は実施例1と同様にして粘着剤層を形成し、また、この粘着剤層を有する皮膚貼付用粘着シートを作製した。なお、皮膚貼付用粘着シートの透湿度は、720g/m・24h・40℃・30%R.H.であった。
得られた皮膚貼付用粘着シートについて、実施例1と同様の測定及び評価を行った。その結果を表1に示す。
(比較例2)
実施例1において、基材をエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)フィルムに変更した以外は実施例1と同様にして、皮膚貼付用粘着シートを作製した。なお、皮膚貼付用粘着シートの透湿度は、200g/m・24h・40℃・30%R.H.であった。
得られた皮膚貼付用粘着シートについて、実施例1と同様の測定及び評価を行った。その結果を表1に示す。
(比較例3)
実施例1において、2−メトキシエチルアクリレート30部をイソノニルアクリレート30部に変更した以外は実施例1と同様にして粘着剤層を形成し、また、この粘着剤層を有する皮膚貼付用粘着シートを作製した。なお、皮膚貼付用粘着シートの透湿度は、360g/m・24h・40℃・30%R.H.であった。
得られた皮膚貼付用粘着シートについて、実施例1と同様の測定及び評価を行った。その結果を表1に示す。
Figure 2005304756
表1から明らかなように、実施例1〜2の皮膚貼付用粘着シートは、透湿度が800g/m・24h・40℃・30%R.H.〜2,400g/m・24h・40℃・30%R.H.の範囲内であり、長期間貼付していてもムレが生じることはなかった。また、これらの皮膚貼付用粘着シートは、剥離時に皮膚面に対して物理的刺激をほとんど与えることがなく、皮膚面の角質の剥離が少なくて皮膚の損傷も極めて少なかった。なお、剥離後の皮膚面を肉眼で観察したところ、実施例1〜2の皮膚貼付用粘着シートでは、糊残りが認められなかった。
一方、比較例2〜3の皮膚貼付用粘着シートは、透湿度が600g/m・24h・40℃・30%R.H.未満であり、長期間貼付によりムレが生じるものであった。また、比較例1〜3の皮膚貼付用粘着シートは、皮膚面の角質の剥離が多くて皮膚に損傷を与えるものであることが分かった。また、比較例1及び比較例2の皮膚貼付用粘着シートは、剥離後、糊残りが生じていた。
本発明の皮膚貼付用粘着テープ又はシートは、種々の大きさのシート状、テープ状等の形態で使用することがで、また、ロール状形態で保存することもできる。これらの皮膚貼付用粘着テープ又はシートは、皮膚貼付用途、例えば医療衛生分野、外用用途等の分野で使用することができ、具体的には、絆創膏、粘着包帯、ドレッシング材、テーピング用テープ等に好適に使用される。

Claims (3)

  1. (メタ)アクリル酸アルキルエステル40〜80重量%、アルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体10〜60重量%、及び、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体1〜10重量%を含む単量体混合物から得られるアクリル系共重合体100重量部と、室温で液状またはペースト状のカルボン酸エステル20〜120重量部とを含有する粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層を、通気度が5cc/cm/秒以上である基材の少なくとも一方の面に有する粘着シートであって、全体の透湿度が600g/m・24h・40℃・30%R.H.以上であることを特徴とする皮膚貼付用粘着テープ又はシート。
  2. 前記基材が、不織布、織布、又は、多孔質フィルムであることを特徴とする請求項1記載の皮膚貼付用粘着テープ又はシート。
  3. さらに、剥離処理された剥離シートを粘着剤層上に有することを特徴とする請求項1又は2記載の皮膚貼付用粘着テープ又はシート。
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