JP2005303221A - 弾性接触子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 専用のバイパスコンデンサを不要として、製造コストの削減と回路基板の小型化を図るとともに、ノイズを効果的に除去または低減可能な弾性接触子を提供する。
【解決手段】 半導体素子などの電子部品1をコネクタに装着すると、電子部品1の底面に設けられた電源電極1a1に、コネクタ側に設けられたスパイラル接触子(弾性接触子)20Bに設けられた誘電膜23が弾性的に接触する。このとき前記誘電膜23が前記電源電極1a1とスパイラル接触子20Bの接点部22aおよび弾性部22との間に挟まれてキャパシタC1を形成し、バイパスコンデンサとして機能する。
【選択図】図4
【解決手段】 半導体素子などの電子部品1をコネクタに装着すると、電子部品1の底面に設けられた電源電極1a1に、コネクタ側に設けられたスパイラル接触子(弾性接触子)20Bに設けられた誘電膜23が弾性的に接触する。このとき前記誘電膜23が前記電源電極1a1とスパイラル接触子20Bの接点部22aおよび弾性部22との間に挟まれてキャパシタC1を形成し、バイパスコンデンサとして機能する。
【選択図】図4
Description
本発明は、半導体素子などの電子部品に設けられたLGAやBGAに弾性的に接触して電気的な接続を行う弾性接触子に係わり、特に電源ラインや信号ラインに混入畳しやすい各種高周波ノイズを低減することが可能な弾性接触子に関する。
半導体素子などの電子部品を搭載した回路基板などにおいては、電源ラインや信号ラインに重畳して来る各種のノイズを低減し、前記電源電圧の安定させるとともに電子部品の誤動作を防止する必要がある。
このようなノイズを低減する手段としては、各電子部品の電源端子にコイルやキャパシタなどから構成されるラインフィルタを接続したり、信号端子にバイパスコンデンサを接続したりすることが一般的である。
また特許文献1には、従来の技術として信号ラインとなる貫通端子20に段付円筒形状からなる誘電体21を設けた貫通キャパシタをシールド板22に配設した例が記載されている。
さらには特許文献2に示すように、多層基板の内部に共振周波数の異なる複数の内蔵キャパシタ4,5を形成した多層配線基板2なども存在している。
特開平6−215977号公報
特開2002−329976号公報
しかし、ラインフィルタやバイパスコンデンサを用いる手段では、電子部品の誤動作を有効に防止するためには、前記ラインフィルタを構成するキャパシタやバイパスコンデンサを個々の電子部品の電源端子や信号端子ごとに接続する必要がある。このため、回路基板上に取り付けるキャパシタの点数が増大し、回路基板を小型化しにくいという問題がある。
しかも、電源端子や信号端子から離した位置にキャパシタを配置すると線長が長くなって期待どおりにノイズを除去することができなくなる。よって、キャパシタは電子部品の電源端子や信号端子の近傍に配置する必要があるため、配線の自由度が制限されるという問題もある。
また特許文献1に記載されたものでは、個々のラインすべてに貫通キャパシタを1個づつ配置する必要があるため、ライン数が多い場合には、その取り扱いや組み立て工程が煩雑となり、コストが高くなるという問題がある。
さらに特許文献2に示すものでは多層基板内にキャパシタを設けるという特殊な構造であるため、汎用性に乏しいとともに製造コストを低減しにくいという問題がある。
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、専用のバイパスコンデンサを不要として、製造コストの削減と回路基板の小型化を図るとともに、ノイズを効果的に除去または低減可能な弾性接触子を提供する。
また本発明は、回路基板内の配線の自由度を妨げることのない弾性接触子を提供することを目的としている。
本発明は、相手側となる電子部品の電極に接触可能な接点部と、前記接点部が前記電極に接触したときに弾性変形させられる弾性部と、前記弾性部の基部を支持する基端部と、が一体に形成された弾性接触子であって、
少なくとも前記接点部には所定の膜厚寸法からなる誘電膜が設けられていることを特徴とするものである。
少なくとも前記接点部には所定の膜厚寸法からなる誘電膜が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の弾性接触子では、電子部品を回路基板に取り付けるコネクタを構成する接触子に、導通機能とキャパシタ機能を同時に持たせることができる。よって、回路基板上に多数のキャパシタを設ける必要がなくなり、部品点数の削減と回路基板の小型化を図ることが可能となる。
上記において、前記誘電膜が弾性部にも設けられているものが好ましい。
上記手段では、電極間の対向面積を広げることが可能となるため、キャパシタの静電容量値を大きくすることができる。
上記手段では、電極間の対向面積を広げることが可能となるため、キャパシタの静電容量値を大きくすることができる。
例えば、前記接点部、弾性部および基端部とが導電性の金属で一体に形成されており、前記誘電膜が前記金属の表面に積層されているものとして構成することができる。あるいは、前記接点部、弾性部および基端部が、所定の誘電率を有する合成樹脂で形成されているものとして構成することもできる。
また前記弾性部がスパイラル状であるものが好ましい。
スパイラル状の接触子とすると、狭いスペース内に多数配列することが可能となるため、特に多数の電極を有する電子部品用の弾性接触子の一部に利用することができる。
スパイラル状の接触子とすると、狭いスペース内に多数配列することが可能となるため、特に多数の電極を有する電子部品用の弾性接触子の一部に利用することができる。
本発明では、回路基板上に取り付けるキャパシタの数を低減し、回路基板を小型化と製造コストの低減を図ることができる。
またキャパシタ機能を備えた弾性接触子を電源端子の近傍に配置することができるため、電源ラインに混入しやすいノイズを効果的に除去または低減することができる。さらには回路基板内にパターン線の自由度を阻害せず、自由に配線することができるようになる。
図1は電子部品を回路基板に保持するためのコネクタを示す平面図、図2は図1の2−2線断面図、図3はスパイラル接触子を拡大して示す平面図、図4は本発明の弾性接触子としてのスパイラル接触子を拡大して示す断面図であり、Aは電子部品が装着される前の状態、Bは電子部品が装着された後の状態を示している。図5は弾性接触子が形成するキャパシタの構成を等価的に示す図、図6は電源と電子部品との間の接続を示す回路構成図である。
図1に示すように、電子部品1を保持する保持手段としてのコネクタ10が回路基板3の上に固定されている。この回路基板3は、例えば図示しない携帯電話機などの電子機器に搭載されるものであり、多数の半導体素子やチップ部品など電子部品を搭載している。なお、前記回路基板3は単層基板または多層基板であり、少なくとも回路基板3の表裏両面には縦横方向(X−Y方向)に銅箔などからなる複数のパターン線(図示せず)が形成されている。
前記コネクタ10は、合成樹脂を成形して形成された四角い枡形のホルダ11を有しており、前記ホルダ11内の底部11Aには複数のスパイラル接触子(弾性接触子)20が所定のピッチで規則正しくマトリックス状(格子状または碁盤の目状)に配列されている。
すなわち、図2に示すように、前記底部11Aには前記底部11AをZ方向に貫通する複数のスルーホール12がマトリックス状に配置されている。図4A,Bに示すように、前記スルーホール12の内壁面にはZ方向に延びる導電部13が形成され、スルーホール12の上下の開口縁部には環状に形成された接続部14,15が設けられている。前記導電部13と接続部14,15とはともに銅メッキで形成されており、前記接続部14と接続部15とは前記導電部13を介して電気的に接続されている。
一方の接続部(上部側)14には、弾性接触子の実施の形態としてのスパイラル接触子20が設けられている。
図3に示すように、前記スパイラル接触子20は弾性を有する導電性金属材料で形成されており、外周側に四角い枠で形成れた基端部21と前記基端部21の内側から中心に向かって螺旋状に延びる弾性部22とを有している。前記弾性部22は、基端部21側の基部22bから先端である接点部22aに向かうほど図示Z1方向に徐々に突出するように凸型形状で形成されている(図4A参照)。
なお、前記スパイラル接触子20は、例えばニッケルなどの導電性金属の溶液中にスパイラル接触子用の型を入れ、電気メッキまたは無電解メッキ法により形成されている。
前記基端部21は前記接続部14の表面に導電性接着剤などで固定されており、前記弾性部22は前記スルーホール12の貫通方向である図示Z方向に弾性変形可能な状態で固定されている。したがって、前記コネクタ10の底部11Aには、このような凸形状をした弾性部22を有するスパイラル接触子20がマトリック状態に配置されている(図1参照)。
ここで、図2においては、X2方向端部に設けられた2つのスパイラル接触子20Aとスパイラル接触子20Bとはともに電源用であり、X1方向端部に設けられたスパイラル接触子20Cは接地用(グランド用)である。前記電源用のスパイラル接触子20A,20Bのうち、一方のスパイラル接触子20Aは電力入力用であり、他方のスパイラル接触子20Bはノイズ除去用のキャパシタ機能を備えたスパイラル接触子である。また前記のスパイラル接触子20A、20Bおよび20C以外のスパイラル接触子はすべて信号用である。
すなわち、前記電力入力用のスパイラル接触子20A、接地用のスパイラル接触子20Cおよびその他の信号用のスパイラル接触子は、上記同様に弾性を有する導電性金属材料のみで形成されている。
他方、ノイズ除去用のスパイラル接触子20Bは、例えば導電性金属材料で形成された弾性部22や接点部aの表面(Z1側の面)に誘電膜23が積層された構造であり、前記誘電膜23は例えばポリイミドやポリフッ化エチレン(テフロン(登録商標))など誘電率の高い樹脂材料を所定の膜厚寸法dでコーティングすることにより形成されている。
図2に示すように、前記各スルーホール12の下部側に設けられた接続部15には凸型形状のバンプ16が導電性接着剤などで固定されている。個々のバンプ16の下端は、前記回路基板3上に設けられたパターン線のランド部17に半田18を介してそれぞれ接続されている。すなわち、個々のスパイラル接触子20と、それに対応する個々のパターン線とは、前記接続部14、導電部13、接続部15、バンプ16およびランド部17を介して電気的に接続されている。
前記ホルダ11には、一方の枠部11Bの内壁から対向する他方の枠部11B方向に突出する係止部10a,10a,10a,10aが形成されている。図2に示すように、各係止部10aは、前記ホルダ11の内部に装着される電子部品1の上面(Z1側の面)を係止できるようになっている。
この実施の形態に示す電子部品1は、LSI(Large Scale Integration)などの半導体素子(IC)であり、電子部品1の下面(Z2側の面)には複数の外部接続用の電極1aが、前記スパイラル接触子20と同ピッチでX、Y方向に規則正しくマトリックス状に配置されている。前記電極1aとして、例えば平面状接触子(LGA;Land Grid Array)や球状接触子(BGA;Ball Grid Array)である。なお、本実施の形態では平面状接触子(LGA)が外部接続用の電極1aとして示されている(図2、図4参照)。
この実施の形態に示す電子部品1では、図2に示す一方の端部(X2方向の端部)に電力入力用の外部接続電極(電源電極)1a1が設けられ、他方の端部(X1方向の端部)に接地用の外部接続電極(接地電極)1a2が設けられている。なお、前記電源電極1a1、接地電極1a2以外の外部接続電極1aはすべて信号用の入出力電極である。
前記電源電極1a1は、前記接地電極1a2およびその他の信号用の外部接続電極1aよりも大きな対向面積で形成されており、前記電源電極1a1には前記電力入力用のスパイラル接触子20Aと前記ノイズ除去用のスパイラル接触子20Bとが接触できるようになっている。
図2に示すように、前記電子部品1を前記コネクタ10のホルダ11内部に挿入すると、電子部品1の上面(Z1側の面)が前記係止部10a,10a,10a,10aによって係止される。同時に、各スパイラル接触子20の接点部22aが前記電子部品1の各外部接続電極1aに接触しており、個々のスパイラル接触子20と個々の外部接続電極1aとがそれぞれ電気的に接続されている。
このとき、各スパイラル接触子20の前記弾性部22はZ2方向に弾性変形(収縮)させられており、前記電子部品1は前記各弾性部22が有する弾性力によって図示Z1方向に持上げられた状態で前記ホルダ11内に保持されている。よって、個々のスパイラル接触子20と個々の外部接続電極1aとの電気的な接続が確保されている。
このとき前記電源電極1a1には前記スパイラル接触子20Aとスパイラル接触子20Bが当接しており、また接地電極1a2にはスパイラル接触子20Cが当接している。
すなわち、前記スパイラル接触子20Aおよび20Cでは、金属で形成された接点部22aと弾性部22の一部が直接的に前記電源電極1a1および接地電極1a2に接触している。図6に示すように、前記スパイラル接触子20Aに連結しているパターン線(電源ライン)P1は電源PSの出力部+Vccに接続され、且つスパイラル接触子20Cに連結しているパターン線(接地ライン)P3は前記電源PSの接地部Gに接続されており、前記電源PSを立ち上げると電源電極1a1と接地電極1a2との間に所定の電圧が印加され、前記電子部品1に電力を供給することが可能となる。
一方、スパイラル接触子20Bでは前記接点部22aおよび弾性部22の一部が前記誘電膜23を介して前記電源電極1a1に接触する。よって、図5に示すように、前記誘電膜23が電源電極1a1と前記接点部22aの間、および電源電極1a1と弾性部22の一部との間に挟まれた構造となるため、これらの間にはキャパシタC1を形成することができる。このとき、誘電膜23の膜厚寸法をd、誘電率をε、誘電膜23と電源電極1a1との接触面積をSとすると、前記キャパシタC1の静電容量Cは、C=ε・S/dで規定される。
よって、図6に示すように、前記ノイズ除去用のスパイラル接触子20Cに電気的に連結しているパターン線P2を接地部Gに落とすことにより、前記電源電極1a1と接地電極1a2との間、すなわちパターン線(電源ライン)P1とパターン線(接地ライン)P3との間にバイパスコンデンサとしてキャパシタC1を挿入することが可能となる。よって、前記電源ラインP1に混入したノイズの除去または前記ノイズを軽減することができる。
しかも、前記誘電膜23として使用する誘電体の材料を変えたり、また膜厚寸法dを適宜変えたりすることにより、静電容量Cの大きさを調整することが可能である。
このように本願発明では、専用のバイパスコンデンサを購入する必要がないため、回路基板3の製造コストを低減することができる。またキャパシタC1とコネクタを構成するスパイラル接触子(弾性接触子)と一体化することができ、電子部品1の周囲にバイパスコンデンサを設けるためのスペースを確保する必要がなくなる。よって、各電子部品の実装面積を低減することができ、回路基板3を小型化することが可能となる。
しかも、電子部品1の電源電極1a1の近傍にキャパシタC1を設けることが可能となるため、電源ラインに混入するノイズを効果的に除去することが可能となる。また回路基板3上のその他のパターン線の自由度を阻害することもない。
なお、電力入力用のスパイラル接触子20Bは、金属で形成された弾性部22の表面に誘電膜23が形成されたものを示したが、本発明はこれに限られるものではなく、弾性部そのものが誘電体を構成する合成樹脂のみで形成されたものであってもよい。
また上記実施の形態では弾性接触子として、スパイラル接触子20を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば直線状に延びた板バネの表面に誘電膜を形成した構成であってもよい。また誘電率の高い合成樹脂で形成した板バネを弾性接触子とするものであってもよい。
さらに、上記図4Aに示すものでは、前記誘電膜23が前記基端部21と弾性部22の表面の全域に形成されたものを示したが、前記誘電膜は必ずしもスパイラル接触子20の表面全域に形成されている必要はない。すなわち、静電容量Cを生じさせるためには、少なくとも電源電極1a1に接触することが可能な前記弾性部22の先端(接点部22a)に前記誘電膜23を形成しておけばよい。また、前記誘電膜23が形成される面積を弾性部22の領域に広げることにより、静電容量Cを大きくすることができる。
また上記実施の形態では、ホルダ11の一方の面にスパイラル接触子20からなる弾性接触子が形成され、他方の面にはバンプ16が形成されたものを示したが、バンプ16の代わりに上記同様の弾性接触子を用いることも可能である。この場合、前記スパイラル接触子20Bと対応する弾性接触子の表面に誘電膜を形成すると、上側のキャパシタC1と下側のキャパシタC1とが直列に接続されるようになるため、全体の静電容量Cをほぼ半分にすることが可能となる。
またこれとは反対に、ノイズ除去用のスパイラル接触子20Bをもう一つ設けて前記電源電極1a1に接触させるようにすると、2つのキャパシタC1が並列に接続されるようになるため、全体の静電容量Cをほぼ2倍とすることが可能となる。
さらに、上記実施の形態では、キャパシタを備えたスパイラル接触子を電源ラインに用いたものを示したが、本発明はこれに限られるものではなく、信号ラインに用いるようにしてもよい。この場合には、信号ラインに混入しやすいノイズを除去することができるようになる。
1 電子部品
1a 外部接続電極
1a1 電力入力用の外部接続電極(電源電極)
1a2 接地用のの外部接続電極(接地電極)
3 回路基板
10 コネクタ
10a 係止部
11 ホルダ
11A 底部
11B 枠部
12 スルーホール
13 導電部
14,15 接続部
16 バンプ
17 ランド部
20 スパイラル接触子(弾性接触子)
20A 電力入力用のスパイラル接触子(弾性接触子)
20B ノイズ除去用のスパイラル接触子(弾性接触子)
20C 接地用のスパイラル接触子(弾性接触子)
21 基端部
22 弾性部
22a 接点部
22b 基部
23 誘電膜
C 静電容量
C1 キャパシタ(バイパスコンデンサ)
G 接地部
P1 パターン線(電源ライン)
P2 パターン線(接地ライン)
P3 パターン線
PS 電源
1a 外部接続電極
1a1 電力入力用の外部接続電極(電源電極)
1a2 接地用のの外部接続電極(接地電極)
3 回路基板
10 コネクタ
10a 係止部
11 ホルダ
11A 底部
11B 枠部
12 スルーホール
13 導電部
14,15 接続部
16 バンプ
17 ランド部
20 スパイラル接触子(弾性接触子)
20A 電力入力用のスパイラル接触子(弾性接触子)
20B ノイズ除去用のスパイラル接触子(弾性接触子)
20C 接地用のスパイラル接触子(弾性接触子)
21 基端部
22 弾性部
22a 接点部
22b 基部
23 誘電膜
C 静電容量
C1 キャパシタ(バイパスコンデンサ)
G 接地部
P1 パターン線(電源ライン)
P2 パターン線(接地ライン)
P3 パターン線
PS 電源
Claims (5)
- 相手側となる電子部品の電極に接触可能な接点部と、前記接点部が前記電極に接触したときに弾性変形させられる弾性部と、前記弾性部の基部を支持する基端部と、が一体に形成された弾性接触子であって、
少なくとも前記接点部の前記電極に対向する面には、所定の膜厚寸法からなる誘電膜が設けられており、前記電極と前記接点部間にキャパシタが形成されることを特徴とする弾性接触子。 - 前記誘電膜が弾性部にも設けられている請求項1記載の弾性接触子。
- 前記接点部、弾性部および基端部とが導電性の金属で一体に形成されており、前記誘電膜が前記金属の表面に積層されている請求項1または2記載の弾性接触子。
- 前記接点部、弾性部および基端部が、所定の誘電率を有する合成樹脂で形成されている請求項1または2記載の弾性接触子。
- 前記弾性部がスパイラル状である請求項1ないし4のいずれか記載の弾性接触子。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101743988B1 (ko) * | 2017-02-28 | 2017-06-07 | 조인셋 주식회사 | 탄성을 갖는 복합 필터 |
CN106921068A (zh) * | 2015-09-10 | 2017-07-04 | 卓英社有限公司 | 具有弹性的复合滤波器 |
-
2004
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US10236857B2 (en) | 2015-09-10 | 2019-03-19 | Joinset Co., Ltd. | Elastic composite filter |
KR101743988B1 (ko) * | 2017-02-28 | 2017-06-07 | 조인셋 주식회사 | 탄성을 갖는 복합 필터 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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