JP2005303208A - 部品実装装置及びこれを用いた部品実装方法 - Google Patents

部品実装装置及びこれを用いた部品実装方法 Download PDF

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巌 兼高
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悟史 河口
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正恭 仲道
Toshiro Yamashita
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Abstract

【課題】 小型軽量な構成のままコストの増大を抑えつつ複数の吸着ノズルに対して部品検出手段を設け、各吸着ノズルの部品を個別に検出することを可能とし、もって、実装効率を向上させること。
【解決手段】 複数種の部品を連続して供給する部品供給部と、該部品供給部から供給される部品を吸着ノズル11に吸着保持させる複数のノズルユニットを有する部品移載ヘッドとを備え、部品供給部で吸着保持した部品を、基板上の所定の装着位置に相対移動させて装着する部品実装装置であって、吸着ノズル11に吸着保持された部品3を検出する部品検出手段を具備し、該部品検出手段が、吸着ノズル11に吸着保持された部品3に対して光を照射する投光器13と、部品3を通して投光器13からの照射光を受光する受光器15とのペアを複数のノズルユニットのそれぞれに配設してなり、投光器13が、複数のノズルユニットの受光器15それぞれへ光を照射可能な単一の投光器13とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品等の部品を基板上に装着する部品実装装置及びこれを用いた部品実装方法に関する。
従来、電子部品等の部品を回路基板等の基板上に装着する部品実装装置として、部品を吸着保持する吸着ユニットを複数個備え、部品の同時吸着等を行う装着ヘッドを備えたもの等、種々の形態のものが提案され実用に供されている。
このような装着ヘッドとしては、例えば、吸着ノズルを装着するノズルユニットを一列或いは多列状に配列した横列型の部品移載ヘッド(特許文献1参照)や、円環状にノズルユニットを配置したロータリー型の部品装着ヘッド等が多く採用されている。
一方、上記装着ヘッドに吸着保持され基板上に装着される電子部品は、所定の一定寸法で供給されるが、形状誤差のために正確には厚さが一定となっていない。そのため部品実装装置においては、厚さが過小であると、吸着ノズルの下端部が部品の上面に着地できず、部品吸着エラーを生じ得る。また、厚さが過大であると、吸着ノズルの先端が部品に強く押し当てられ破壊される虞がある。
そこで、部品の厚さのバラツキによる吸着ミスや搭載ミスをなくし、実装品質を向上させるため、吸着ノズルに部品を吸着した後、又は吸着した部品を基板上に装着する前に、この吸着ノズルに吸着保持された部品を、吸着状態で部品の厚みを検出している(例えば特許文献2参照)。また、吸着した部品を基板上に装着する動作の終了後に、吸着ノズルの部品を検出して、部品の持ち帰り等の異常発生を検知している。
このような部品検出を行う上記特許文献2の部品実装装置では、図19に示すような部品の厚み(高さ位置)を検出する部品検出手段を特定の位置に固定した構成となっている。この部品検出手段は、吸着ノズル1に吸着保持された部品3を、投光器5と受光器7との間に配置させ、投光器5から照射される光が部品3により遮られることを受光器7で検出することで、部品3の厚み、つまりは、部品高さ情報を検出している。得られた部品の高さ情報は、吸着ノズルの部品の吸装着時におけるZ軸方向(基板に対して垂直方向)の移動量にフィードバックされる。
特開2001−191288号公報 特開平4−798号公報
しかしながら、部品の厚みを検出するためには、特定の位置に固定された部品検出手段の位置に吸着ノズルを移動させなければならなかった。そのため、時間的ロスが大きく、タクトアップの妨げの要因となっていた。
また、複数のノズルユニットを備えた装着ヘッドの場合、装備されるノズルユニット毎に部品検出手段を取り付けることで、一度に複数の部品を検出することが可能となるが、ノズルユニットの数分の投光器・受光器のペアが必要となり、装置の大型・重量化とコストアップが避けられない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、小型軽量な構成のままコストの増大を抑えつつ複数の吸着ノズルに対して部品検出手段を設け、各吸着ノズルの部品を個別に検出することを可能とし、もって、実装効率を向上させることのできる部品実装装置及びこれを用いた部品実装方法を提供することを目的としている。
上記目的は下記構成により達成される。
(1) 複数種の部品を連続して供給する部品供給部と、該部品供給部から供給される部品を吸着ノズルに吸着保持させる複数のノズルユニットを有する部品移載ヘッドとを備え、前記部品供給部で吸着保持した部品を、前記基板上の所定の装着位置に相対移動させて装着する部品実装装置であって、前記吸着ノズルに吸着保持された部品を検出する部品検出手段を具備し、該部品検出手段が、前記吸着ノズルに吸着保持された部品に対して光を照射する投光器と、前記部品を通して前記投光器からの照射光を受光する受光器とのペアを前記複数のノズルユニットのそれぞれに配設してなり、前記投光器が、前記複数のノズルユニットの受光器それぞれへ光を照射可能な単一の投光器であることを特徴とする部品実装装置。
この部品実装装置によれば、投光器と受光器のペアを各ノズルユニットに対してそれぞれ設け、この投光器を、複数のノズルユニットの受光器それぞれへ光を照射可能とする単一の投光器として構成したことにより、小型軽量な構成のままコストの増大を抑えつつ各吸着ノズルの部品を個別に検出することができる。
(2) 前記投光器が、該投光器を中心とする放射状に配置された複数の前記受光器に向けて光を照射することを特徴とする(1)記載の部品実装装置。
この部品実装装置によれば、複数の受光器を投光器を中心とする放射状に配置することで、単一の投光器からそれぞれの受光器に一度に光を照射することができる。
(3) 前記投光器が、該投光器の中央に配設された光源と、該光源の周りを囲んで配設され前記受光器に向けた照射光取り出し用の開口を有する照射規制カバーとを備えたことを特徴とする(1)又は(2)記載の部品実装装置。
この部品実装装置によれば、投光器の光源からの光が、照射規制カバーの開口を通して照射されることで、受光器が存在する位置にのみ照射光が届くようになり、投光器の構成を簡単にできるとともに、不要光の回り込みによる検出精度低下の虞がなくなる。
(4) 前記部品検出手段が、前記複数の受光器からの光検出信号を切替える切替えスイッチと、前記投光器を点灯させて前記切替えスイッチにより前記複数の吸着ノズルのうち、いずれかの吸着ノズルに対応する受光器からの光検出信号を取り出して、この吸着ノズルに吸着保持される部品を検出する制御部とを備えたことを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項記載の部品実装装置。
この部品実装装置によれば、複数の受光器を切替えスイッチにより選択的に切替えることで、所望の吸着ノズルに吸着保持される部品を任意のタイミングで検出することができる。
(5) 前記部品移載ヘッドが、部品の吸装着時に昇降動作させる軸線を前記基板の基板面法線方向と平行にするとともに、それぞれを環状に配した複数のノズルユニットを有して構成され、前記投光器が前記環状に配されたノズルユニットの中心に配置されていることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項記載の部品実装装置。
この部品実装装置によれば、環状に配置された吸着ノズルに対して、それぞれの吸着保持される部品を個別に検出することができる。
(6) 前記部品移載ヘッドが、前記吸着ノズルを環状にかつ該吸着ノズルの部品吸着側を前記円周の外側に向けて複数配置するとともに該環状に配置された吸着ノズルの周方向へ回動可能に支持されたサブヘッドを複数具備し、前記投光器が隣接する前記サブヘッド間に配置されていることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項記載の部品実装装置。
この部品実装装置によれば、環状に吸着ノズルが配置されたサブヘッドが複数配置される場合に、隣接するサブヘッドの各吸着ノズルに対して、それぞれの吸着保持される部品を個別に検出することができる。
(7) 前記(1)〜(6)のいずれか1項記載の部品実装装置を用いて、吸着ノズルに吸着保持された部品を検出する部品実装方法であって、前記部品検出手段による部品検出結果に基づいて、前記吸着ノズルによる部品吸装着後に前記ノズルユニットの吸着ノズルを昇降動作させる昇降ストロークを調整することを特徴とする部品実装方法。
この部品実装方法によれば、部品検出手段により検出される部品の高さ情報に基づいて吸着ノズルの昇降ストロークを調整するので、部品寸法のバラツキ等によって部品の装着ミスや部品の破壊等が発生することを未然に防止できる。
(8) 前記(1)〜(6)のいずれか1項記載の部品実装装置を用いて、吸着ノズルに吸着保持された部品を検出する部品実装方法であって、前記部品検出手段による部品検出結果に基づいて、前記吸着ノズルによる部品実装動作後に前記吸着ノズルに部品が残留しているか否かを判定することを特徴とする部品実装方法。
この部品実装方法によれば、部品装着動作後に部品の残留が判定されるので、装着ミスの発生をいち早く検出することができ、部品の実装効率を高められる。
本発明の部品実装装置によれば、小型軽量な構成のままコストの増大を抑えつつ複数の吸着ノズルに対して部品検出手段を設けることにより、各吸着ノズルの部品を個別に検出することが可能となり、もって、実装効率を向上させることができる。
以下、本発明に係る部品実装装置及びこれを用いた部品実装方法の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の部品実装装置に用いられる部品検出手段の概略構成を示す要部構成図である。
吸着ノズル11に吸着保持された部品3を検出する部品検出手段10は、吸着ノズル11に吸着保持された部品に3対して光を照射する投光器13と、部品3を通して投光器13からの照射光を受光する受光器15とのペアを、複数のノズルユニットのそれぞれに配設している。そして、部品検出手段10は、複数の受光器15からの光検出信号を切替える切替えスイッチ17と、投光器13を点灯させて切替えスイッチ17により複数の吸着ノズル11のうち、いずれかの吸着ノズル11に対応する受光器15からの光検出信号を取り出して、この吸着ノズル11に吸着保持される部品3を検出する制御部19とを備えている。
上記構成の部品検出手段10によれば、投光器13と受光器15との間に、吸着ノズル11に吸着保持された部品を配置して、投光器13から受光器15に向けて光を照射する。すると、投光器13から受光器15までの間の光路途中に配置された部品3により、受光器15では、部品3によって遮られなかった光だけが到達する。制御部19では、受光器15からの光検出信号を受けて、部品3の厚み、つまりは、部品3の高さを検出する。この検出された部品の高さ情報に基づいて、制御部19は、吸着ノズル11による部品吸装着時にノズルユニットの吸着ノズル11を昇降動作させる昇降ストロークを調整する。これにより、部品吸着時に吸着ノズル11の下端部が部品3の上面に着地できず、部品吸着エラーを生じたり、吸着ノズル11の先端が部品3に強く押し当てられて部品3が破壊されるといった不具合を未然に防止している。
上記の投光器13は、複数のノズルユニットの受光器15それぞれへ光を照射可能な単一の投光器として構成しており、部品検出手段10の設置スペースを大きく削減して、小型化を図っている。また同時に、ノズルユニットの軽量化が図れ、高速駆動化を容易にしている。
図2は、投光器を中心に受光器を放射状に配置した様子を示す概略構成図である。このように、吸着ノズル11を備えたノズルユニットが環状に配された場合には、投光器13を、この環状に配されたノズルユニットの中心に配置することで、各吸着ノズル11に吸着保持される部品をそれぞれの受光器15で、略等距離で効率よく個別に検出することができる。
ここで、図3に投光器の具体的な一構成例を示した。
投光器13は、複数のLEDを配列して形成した光源21と、光源21からの光を集光して平行光とするレンズ23と、レンズ23から出射された光を分岐させるプリズム25と、分岐された光を各受光器15に向けて出射させるミラー27を備えている。
上記構成の投光器13によれば、一方向に平行化された光を偏向させて各受光器15に分配するため、各受光器15に向かう光の方向が揃えられ、また、均一な光強度分布にすることができ、部品3の厚み、つまりは高さ情報を高精度で検出することができる。
図4及び図5に投光器の他の構成例を示した。
図4は投光器が環状に配されたノズルユニットの中心に配置された状態を示す平面図で、図5は図4に示す投光器のP−P断面図である。
この場合の投光器14は、投光器の中央に配設した複数のLEDからなる光源29と、この光源29の周りを囲んで配設され受光器15に向けた照射光取り出し用の開口31を有する照射規制カバー34とを備えている。
この構成によれば、投光器14の光源29からの光を、照射規制カバーの開口31により各受光器15へ分配するので、投光器14の構成を簡単にできる。また、照射規制カバーの開口31によって受光器15が存在する位置にのみ照射光が届くようになり、不要光の回り込みによる受光器15の検出精度低下の虞がなくなる。従って、単純な構成で高精度な部品検出が行えるようになる。
以上説明した受光器15と投光器13或いは14を備えた部品検出手段を、部品実装装置に搭載した例について、以下に詳細に説明する。
まず、部品移載ヘッドが、部品の吸装着時に昇降動作させる軸線を基板の基板面法線方向と平行にするとともに、それぞれを環状に配した複数のノズルユニットを有して構成された部品実装装置について説明する。
図6はロータリー型部品実装装置の概略構成を示す平面図である。
ロータリー型部品実装装置(以下、「部品実装装置」と言う。)100は、基台41と、この基台41上に複数(図では一例として2つ)の部品実装ステージ43a,43bを備えている。基台41は、その中央に、回路基板45を所定位置に支持する基板固定部47を備えており、この基板固定部47は、回路基板45を所定の部品実装動作位置(図6に示す部品実装装置100の略中央)に搬入して位置決めする基板搬送部49を有する。基板搬送部49は、一対のプーリ51a,51bの間に巻回された搬送ベルト53を有する固定側搬送レール54aと、この固定側搬送レール54aに対してレール間幅を可変に平行移動自在に配置された可動側搬送レール54bとを有する。各搬送レール54a,54bの搬送ベルト53を駆動することで、基台41の側部に設けられたローダ55から送り込まれる回路基板45を、この搬送ベルト53に載置させて搬送し、回路基板45を基板固定部47の所定位置へ搬入する。
部品実装ステージ43a,43bは、それぞれ略同一の機能を有しており、基台41上に対称的に配置されている。以下、部品実装ステージ43aを主に説明することにする。部品実装ステージ43aは、主に、電子部品を連続的に供給するパーツフィーダ61等が複数取り付けられて多品種の電子部品を部品供給位置63において吸着可能にする部品供給部65を備えている。即ち、部品供給部65には複数の部品供給位置63がX軸方向に一定の間隔で配列されている。
また、部品実装ステージ43aは、部品供給部65の所定の部品供給位置63で電子部品を保持してこの電子部品を回路基板45に装着する部品移載ヘッド67を備えている。この部品移載ヘッド67は、XYロボット69に支持されており、このXYロボット69は、直交するXY軸方向のそれぞれに移動可能となり、部品移載ヘッド67を、図6中のXY方向へ移動させて部品供給位置63や回路基板45の上方に移動させる。
XYロボット69は、基台41の両側部のシャフト71に支持されたX軸ビーム73を有し、このX軸ビーム73に部品移載ヘッド67が、X方向へ移動可能に支持されている。X軸ビーム73は、シャフト71に沿ってY方向へ移動可能とされており、シャフト71と平行に設けられたボールネジシャフト75がY軸移動用モータ77によって回転されることにより、Y軸方向へ移動される。
基台41上には、部品供給部65と基板固定部47との間に、ノズルチェンジユニット79、部品認識部81、及び廃棄トレイ83が配設されている。ノズルチェンジユニット79は、部品移載ヘッド67に装着させる各種部品実装用の吸着ノズル11を保持したもので、部品移載ヘッド67は、このノズルチェンジユニット79にて、吸着ノズル11の交換を行うことができる。なお、このノズルチェンジユニット79には、生産形態に応じて大きさや種類の異なる各種吸着ノズル11を備えたものが設置される。また、部品認識部81は、ラインセンサ等からなる光学センサを備え、部品移載ヘッド67の吸着ノズル11が吸着している電子部品の姿勢(部品位置や回転角度等)を認識する。廃棄トレイ83には、部品移載ヘッド67の吸着ノズル11が吸着している電子部品に種類の誤りや不具合がある際に、その電子部品が廃棄される。
上記構成の部品移載ヘッド67は、部品供給位置63にて電子部品を吸着すると、基本的には、XYロボット69によって部品認識部81上を水平に移動されて吸着している電子部品のXY方向の位置及び回転方向(θ方向)の位置から姿勢が認識され、その後、基板固定部47に支持されている回路基板45上へ移動され、回路基板45への電子部品の装着を行う。
次に、部品移載ヘッド67について説明する。
図7は図6に示した部品移載ヘッドの斜視図、図8は第1ヘッドユニットの縦断面図、図9は部品移載ヘッドを上方から見た平面図である。
部品移載ヘッド67は、第1ヘッドユニット91及び第2ヘッドユニット93を着脱自在に備えている。各ヘッドユニット91,93は、対称に構成されて並設された略同一機能のユニットである。そのため、ここでは、第1ヘッドユニット91の構造を例にとり説明する。
部品移載ヘッド67に設けられる第1ヘッドユニット91は、図8に示すように、XY軸に直交するZ軸方向の回転中心hCを中心に回転自在となる。この第1ヘッドユニット91には複数(本実施の形態では8つ)のノズルユニット97が配設され、ノズルユニット97は回転中心hCを中心とした円周方向で配設される。ノズルユニット97の下端にはチャック機構99が設けられ、チャック機構99は吸着方向がZ軸方向となり電子部品を吸着保持する吸着ノズル11を下端に着脱自在に保持している。
ノズルユニット97(即ち、吸着ノズル11)は、図9に示すように、吸着ノズル11同士が部品供給位置33の隣接間隔に対して整数倍となる距離で配設されている。さらに、本実施の形態では、間隔Pで配列された吸着ノズル11の対が4組、環状に配設され、かつ1組の吸着ノズル11a,11aの間隔P、及びその1組の吸着ノズル11a,11aを間に挟んだ他の2つの吸着ノズル11b,11cと1組の吸着ノズル11a,11aとの間隔Pが、部品供給部65において配列された一定の間隔の部品供給位置63と一致するように設定されている。
このように、1組の吸着ノズル11の間隔Pが部品供給位置63の一定の間隔と一致するのみならず、この1組の吸着ノズル11a,11aを挟んで配置される両脇の吸着ノズル11b,11cも、この1組の吸着ノズル11a,11aと一定の間隔Pを隔てて配置されることとなり、第1ヘッドユニット91、第2ヘッドユニット93のそれぞれにおいて、吸着ノズル11を常に部品供給位置63の直上に配置させることが可能となる。
次に、ヘッドユニット91の構造について説明する。
図8に第1ヘッドユニットの縦断面図を示すように、第1ヘッドユニット91は固定台103を介して部品移載ヘッド67(図6,図7参照)に固定される。固定台103にはθ補正モータ105が固定され、θ補正モータ105はZ軸方向に垂下した駆動軸107がローター軸109に接続されている。また、固定台103の上面にはθ補正モータ105を中心に複数(本実施の形態では6つ)のノズル昇降手段であるノズル昇降モータ111が固定されている。このノズル昇降モータ111の配置は、上記した環状の吸着ノズル11の配置と一致している。
固定台103の下方には下方に向けて開口するカム筒113が相対回転不能に設けられ、カム筒113は開口縁に軸線の高さの異なるカム面115を有している。カム筒113の下方にはフレーム117が設けられ、フレーム117は中央部がローター軸109に貫通されている。フレーム117の下方にはブロック部119が一体に固設され、ブロック部119は中央部がローター軸109に貫通されている。
それぞれのノズルユニット97は、ノズル昇降モータ111を有する上部駆動部121と、下端に吸着ノズル11を有する下部従動押下部123とに摺接面125を境に分離されている。下部従動押下部123には複数(本実施の形態では8つ)のノズル軸127が設けられ、ノズル軸127はフレーム117、ブロック部119を貫通して回動自在に支持されている。
次に、吸着ノズル11のθ補正回転機構と、下部従動押下部123が上部駆動部121に対してZ軸方向の回転中心hCを中心に回転自在となるロータリー回転機構について説明する。
第1ヘッドユニット91では、θ補正モータ105を駆動することで、回転中心hCを中心とした下部従動押下部123の回転又は回転中心sCを中心とした個々のノズル軸127の回転が切り替えできるようになっている。即ち、ローター軸129にはフレーム117内で主歯車137が固定され、主歯車137は転動歯車139に噛合されている。
ノズル軸127の上端には摺接座141が固設され、摺接座141は上部駆動部121の凹部材143に当接している。ノズル軸127は、回転自在かつ軸線方向に移動自在にフレーム117を貫通している。摺接座141の直下のノズル軸127には支持体145が軸受を介して相対回転自在かつ軸線方向に移動規制されて外挿され、支持体145は軸線と直交方向の支持軸回りに回転自在となった大カムフォロア147を有している。大カムフォロア147は、外周面をカム筒113のカム面115に当接している。ノズル軸127には支持体145とフレーム117との間に圧縮スプリング149が外挿され、圧縮スプリング149は支持体145を上方向へ付勢している。これにより、摺接座141は凹部材143へ押付けられ、大カムフォロア147はカム面115へ押付けられている。
ノズル軸127には転動歯車139の直下にローター150が外挿され、ローター150は転動歯車139と一体回転される。ローター150はクラッチ151を介して下ホルダ153に接続され、クラッチ151はローター150からの回転力を下ホルダ153へ伝達又は遮断可能としている。下ホルダ153の内部にはスプラインナット155が固定され、スプラインナット155はノズル軸127に噛合している。スプラインナット155の内周とノズル軸127の外周には軸線方向のスプライン溝が形成され、双方の溝内に亘ってボールが介在されることで、ノズル軸127はスプラインナット155に対して相対回転不能かつ軸線方向へ移動自在となっている。また、ブロック部119の下端にはストッパー157が設けられ、ストッパー157はノズル軸127の回転を規制可能としている。
このようなクラッチ機構を有したロータリー回転機構の動作は、θ補正モータ105が回転され、ローター軸109を介して主歯車137が回転すると、転動歯車139とローター150とが一体回転される。このとき、クラッチ151が接続されていると、ローター150と下ホルダ153とが回転し、下ホルダ153に固定されているスプラインナット155を介してノズル軸127が回転され、吸着ノズル11に保持されている電子部品も同時回転される。
ここで、吸着ノズル11の回転を止めるには、クラッチ151によってローター150と下ホルダ153との接続を遮断する。これにより、ローター150が空転するのみとなり、ノズル軸127の回転、即ち、吸着ノズル11の回転が停止される。
一方、下部従動押下部123を上部駆動部121に対して回転中心hC回りに回転するには(即ち、ヘッドを回すには)、ローター150と下ホルダ153との間のクラッチ151を接続し、ストッパー157によってノズル軸127の回転を規制する。したがって、ローター150と一体となった転動歯車139もノズル軸127に対しての回転が規制される。この状態でθ補正モータ105を介して主歯車137が回転されると、フレーム117には回転中心hCを中心にモーメントが発生し、下部従動押下部123が上部駆動部121に対して回転、即ち、ヘッドが回転する。この際、下部従動押下部123は、摺接面125を境に上部駆動部121に対して回転することとなる。
次に、ノズル軸127の押下機構について説明する。
ノズルユニット97は、ノズル昇降モータ111によって独立に吸着ノズル11を昇降可能としている。即ち、ノズル昇降モータ111の駆動軸161にはカム筒113の内部へ貫通する上ホルダ163が固定され、上ホルダ163は固定台103、カム筒113に回転自在に支持される。カム筒113の内部には上スプラインナット165が固定され、上スプラインナット165は上ホルダ163と一体回転される。上ホルダ163の内部には同軸で可動ネジ軸167が上スプラインナット165に螺合されている。この可動ネジ軸167の下端には上記の凹部材143が固定される。凹部材143の側面にはベアリング等を用いた回転自在な小カムフォロア169が付設され回転が規制されている。
したがって、ノズル昇降モータ111が駆動されると、上ホルダ163が回転され、これと一体に上スプラインナット165が回転されることで、可動ネジ軸167と凹部材143とが小カムフォロア169によって回転が規制されつつ上下動する。そして、凹部材143が下方向へ移動されると、ノズル軸127の摺接座141が押下され、圧縮スプリング149の付勢力に抗してノズル軸127が下降されて、図8の左側のノズル軸127に示すように、吸着ノズル11も下降されることになる。
以上のように下部従動押下部123は、上部駆動部121に対してZ軸方向の回転中心hCを中心に回転自在となり、ノズル昇降モータ111の直下に回転配置された下部従動押下部123がノズル昇降モータ111の押下駆動に従動して押下されるようになっている。即ち、上部駆動部121に対して下部従動押下部123がZ軸方向の回転中心hCを中心に回転されると、円周方向に複数配設された上部駆動部121(ノズル昇降モータ111等)に対し、同軸かつ同一半径の円周方向に複数配設された下部従動押下部123(ノズル軸127等)が円周方向に回転移動される。これにより、任意のノズル昇降モータ111に任意のノズル軸11を対応させることが可能となる。
上記構成の部品移載ヘッド67においては、本発明の特徴部分である部品検出手段10が第1ヘッドユニット91,93の下部に搭載されている。即ち、投光器13は、ローター軸109から垂下された位置に配設されており、受光器15はブロック部119の外周に取り付けたステー156に支持されて、受光面を投光器13側に向けて配設されている。
これらの投光器13と受光器15は、図9に示すように、受光器15が投光器13を中心とする放射状に配置され、各ノズルユニット97の吸着ノズル11に吸着保持される部品をそれぞれ検出可能に搭載されている。
この構成によれば、いずれのノズルユニット97の吸着ノズル11であっても、任意のタイミングで、個別に部品検出を行うことができる。そして、部品検出手段10が部品移載ヘッド37と一体に搭載されているため、部品移載ヘッド37を特定の位置に移動させる必要がなくなる。その結果、部品実装のタクトが向上し、実装効率を大幅に向上させることが可能となる。
次に、吸着ノズルを環状にかつ該吸着ノズルの部品吸着側を円周の外側に向けて複数配置するとともに該環状に配置された吸着ノズルの周方向へ回動可能に支持されたサブヘッドを複数具備した部品移載ヘッドを有して構成された部品実装装置について説明する。
図10は上記部品実装装置の概略構成を示す平面図である。なお、前述の部品実装装置100と同一の部材に対しては同一の符号を付与することで、その説明は省略するものとする。
この部品実装装置200は、部品移載ヘッド67の構成が異なっている他は、前述の部品実装装置100と同様の構成となっている。
図11は部品移載ヘッドの外観斜視図、図12は部品移載ヘッドを構成するヘッドユニットの斜視図、図13は吸着ノズルが取り付けられたリボルバ型サブヘッドの要部拡大斜視図、図14はヘッドユニットの一部分解斜視図、図15はヘッドユニットの一側部側から視た側面図、図16はヘッドユニットの他側部側から視た側面図である。
図11に示すように、部品移載ヘッド67は、第1ヘッドユニット261及び第2ヘッドユニット263を着脱自在に備えている。各ヘッドユニット261,263は、対称の構造で並設された略同一機能のユニットである。そのため、ここでは、第1ヘッドユニット261の構造を例にとり説明する。
第1ヘッドユニット261は、図11及び図12に示すように、複数の吸着ノズル11を、サブヘッド回転中心であるR軸回りに回転可能に配置したリボルバ型のサブヘッド267と、このサブヘッド267を回転駆動する回転駆動手段としてのサブヘッド回転モータ269と、サブヘッド267の下端位置の吸着ノズル11を下降動作させる押し下げ機構271と、サブヘッド267の上端位置の吸着ノズル11に吸着された電子部品を撮像する撮像部273とを有する。
そして、これらリボルバ型サブヘッド267、サブヘッド回転モータ269、押し下げ機構271及び撮像部273は、縦断面視でL字状となるヘッドユニット外枠275に組み付けられている。
リボルバ型のサブヘッド267は、図13に示すように、吸着ノズル11をサブヘッド回転軸であるR軸を中心とする円周上に、この吸着ノズル11の部品吸着側を円周の外側に向けて複数(本実施形態では一例として8個)のノズルユニット277を配置している。このように、周方向へ間隔をあけて放射状に配置された複数のノズルユニット277が備えられ、これらノズルユニット277は、詳細は後述するノズル固定用回転部材としての円盤形状のフランジ部278に取り付けられている。
これらノズルユニット277は、その先端部に吸着ノズル11のチャック機構279を有し、このチャック機構279により、電子部品を吸着させて保持する吸着ノズル11を着脱自在に保持している。
ノズルユニット277は、その基端部側に、中心軸であるθ軸を中心として吸着ノズル11を回動させるθ軸モータ281を備えており、一方の側面(図13では手前側の側面)には、カムフォロア283が突出して設けてある。そして、これらノズルユニット277は、フランジ部178に固定されたガイドレール280に、サブヘッド267の径方向へ移動可能に支持されている。
ノズルユニット277のカムフォロア283が突出されたサブヘッド267の一側面側には、図12に示すように、押し下げ機構271の一構成部材である回転案内板285が配設されている。この回転案内板285は、ユニット外枠275に固定されている。回転案内板285を図12の裏側から見た状態を表す図14に示すように、この回転案内板285には、サブヘッド267側に、円環状のカム溝287を有する円筒カム部材288を備えている。
カム溝287には、サブヘッド267の各ノズルユニット277に設けられたカムフォロア283が転動可能に配置されており、サブヘッド267がR軸を中心として回転することにより、カムフォロア283がカム溝287内を案内されつつ移動する。
回転案内板285は、その下部に、上下方向へ移動可能な昇降カム部材289を備えている。この昇降カム部材289は、サブヘッド267側に、カム溝287の一部を構成する昇降カム溝291を有している。そして、この昇降カム部材289は、図15及び図16に示すように、昇降カム溝291が、実線で示される上方位置でカム溝287の一部として他の部分と連続され、二点鎖線で示される下方位置でカム溝287の他の部分と分断される。
これにより、サブヘッド267の下端に位置するノズルユニット277のカムフォロア283が昇降カム溝291内に配置された状態にて、昇降カム部材289が下方へ移動することにより、カムフォロア283が下方へ移動され、そのノズルユニット277がカムフォロア283とともに下方へ向かって移動され、吸着ノズル11による部品供給部65からの電子部品の受け取りあるいは回路基板45への電子部品の装着等が行われる。
上記の昇降カム部材289には、図15に示すように、サブヘッド267と反対側に突出する係合ピン293が設けられている。この係合ピン293には、中間部が回転案内板285に回動可能に連結されたノズル昇降駆動アーム295の一端部に形成された切り欠き部297が係合されている。
ノズル昇降駆動アーム295は、他端部にも切り欠き部301が形成されており、この切り欠き部301には、回転案内板285の一側部にて上下方向へ移動可能に支持された昇降用ロッド303の下端に設けられたロッド下端ピン305が係合されている。
昇降用ロッド303は、図12に示すように、その上端部が、連結アーム307に連結されている。この連結アーム307は、サブヘッド267の上方に設けられたノズル昇降用モータ309の回転軸に固定されている。
そして、ノズル昇降用モータ309が駆動されて連結アーム307が回動されると、その回動によって昇降用ロッド303が上下に移動する。これにより、ノズル昇降駆動アーム295が、回転案内板285との連結支点296を中心として回動し、昇降カム部材289が昇降され、これに伴い、サブヘッド267の下端に位置されたノズルユニット277が昇降駆動される。
上記構成の部品移載ヘッド67においては、本発明の特徴部分である部品検出手段10が第1ヘッドユニット261,263の内部に搭載されている。
図17は部品移載ヘッドの横断面図、図18は部品移載ヘッドの下側一部の正面図である。
本構成の部品移載ヘッド67では、ノズルユニット277が並列に配置されており、これら隣接するノズルユニット277,277との間に投光器13を配置する一方、吸着ノズル11に吸着保持される部品3を通して投光器13からの照射光を受光する受光器15を、投光器13の両脇側に配置している。これにより、僅かな設置スペースに投光器13と受光器15とを収容することができ、また、異なるノズルユニット277,277の吸着ノズル11を同時に部品検出することができる。もって、部品移載ヘッド67を小型に維持したままで、部品実装のタクトアップが図られる。さらに、ノズルユニット277のサブヘッド267は回転自在のため、いずれの位置の吸着ノズル11に吸着保持される部品であっても、部品検出を随時行うことができ、これによっても部品実装効率を高められる。
そして、部品検出手段10が部品移載ヘッド37と一体に搭載されているため、部品移載ヘッド37を特定の位置に移動させる必要がなくなる。その結果、部品実装のタクトが向上し、実装効率を大幅に向上させることが可能となる。
本発明の部品実装装置に用いられる部品検出手段の概略構成を示す要部構成図である。 投光器を中心に受光器を放射状に配置した様子を示す概略構成図である。 投光器の具体的な一構成例を示す構成図である。 投光器が環状に配されたノズルユニットの中心に配置された状態を示す平面図である。 図4に示す投光器のP−P断面図である。 ロータリー型部品実装装置の概略構成を示す平面図である。 図6に示した部品移載ヘッドの斜視図である。 第1ヘッドユニットの縦断面図である。 部品移載ヘッドを上方から見た平面図である。 他の部品実装装置の概略構成を示す平面図である。 部品移載ヘッドの外観斜視図である。 部品移載ヘッドを構成するヘッドユニットの斜視図である。 吸着ノズルが取り付けられたリボルバ型サブヘッドの要部拡大斜視図である。 ヘッドユニットの一部分解斜視図である。 ヘッドユニットの一側部側から視た側面図である。 ヘッドユニットの他側部側から視た側面図である。 部品移載ヘッドの横断面図である。 部品移載ヘッドの下側一部の正面図である。 従来の部品検出手段の構成を示す説明図である。
符号の説明
15 回路基板(基板)
33 部品供給位置
35 部品供給部
37 部品移載ヘッド
65 吸着ノズル
67 リボルバ型サブヘッド(サブヘッド)
73 撮像部
100 部品実装装置
251 ノズルサイズ変更機構
269 小型部品ノズル
271 中・大型部品ノズル
297 メモリタグ
299 タグ読み書き部
301 制御部

Claims (8)

  1. 複数種の部品を連続して供給する部品供給部と、該部品供給部から供給される部品を吸着ノズルに吸着保持させる複数のノズルユニットを有する部品移載ヘッドとを備え、前記部品供給部で吸着保持した部品を、前記基板上の所定の実装位置に相対移動させて装着する部品実装装置であって、
    前記吸着ノズルに吸着保持された部品を検出する部品検出手段を具備し、
    該部品検出手段が、前記吸着ノズルに吸着保持された部品に対して光を照射する投光器と、前記部品を通して前記投光器からの照射光を受光する受光器とのペアを前記複数のノズルユニットのそれぞれに配設してなり、
    前記投光器が、前記複数のノズルユニットの受光器それぞれへ光を照射可能な単一の投光器であることを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記投光器が、該投光器を中心とする放射状に配置された複数の前記受光器に向けて光を照射することを特徴とする請求項1記載の部品実装装置。
  3. 前記投光器が、該投光器の中央に配設された光源と、該光源の周りを囲んで配設され前記受光器に向けた照射光取り出し用の開口を有する照射規制カバーとを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の部品実装装置。
  4. 前記部品検出手段が、前記複数の受光器からの光検出信号を切替える切替えスイッチと、前記投光器を点灯させて前記切り替えスイッチにより前記複数の吸着ノズルのうち、いずれかの吸着ノズルに対応する受光器からの光検出信号を取り出して、この吸着ノズルに吸着保持される部品を検出する制御部とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の部品実装装置。
  5. 前記部品移載ヘッドが、部品の吸装着時に昇降動作させる軸線を前記基板の基板面法線方向と平行にするとともに、それぞれを環状に配した複数のノズルユニットを有して構成され、前記投光器が前記環状に配されたノズルユニットの中心に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の部品実装装置。
  6. 前記部品移載ヘッドが、前記吸着ノズルを環状にかつ該吸着ノズルの部品吸着側を前記円周の外側に向けて複数配置するとともに該環状に配置された吸着ノズルの周方向へ回動可能に支持されたサブヘッドを複数具備し、
    前記投光器が隣接する前記サブヘッド間に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の部品実装装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の部品実装装置を用いて、吸着ノズルに吸着保持された部品を検出する部品実装方法であって、
    前記部品検出手段による部品検出結果に基づいて、前記吸着ノズルによる部品吸装着時に前記ノズルユニットの吸着ノズルを昇降動作させる昇降ストロークを調整することを特徴とする部品実装方法。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の部品実装装置を用いて、吸着ノズルに吸着保持された部品を検出する部品実装方法であって、
    前記部品検出手段による部品検出結果に基づいて、前記吸着ノズルによる部品実装動作後に前記吸着ノズルに部品が残留しているか否かを判定することを特徴とする部品実装方法。
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