JP2005301948A - 警備システムの送信機 - Google Patents

警備システムの送信機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005301948A
JP2005301948A JP2004128242A JP2004128242A JP2005301948A JP 2005301948 A JP2005301948 A JP 2005301948A JP 2004128242 A JP2004128242 A JP 2004128242A JP 2004128242 A JP2004128242 A JP 2004128242A JP 2005301948 A JP2005301948 A JP 2005301948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
security
transmitter
center device
screen
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004128242A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takayanagi
博之 高柳
Akihiro Kawai
晃裕 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Atsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atsumi Electric Co Ltd filed Critical Atsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2004128242A priority Critical patent/JP2005301948A/ja
Publication of JP2005301948A publication Critical patent/JP2005301948A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】
センタ装置の処理負荷が軽減され、センタ装置で処理できる警備対象施設を増やすことが可能で、送信機やセンタ装置の入れ替えが容易で、改修のコストを抑えることが可能で、また、設定内容の管理が容易な警備システムの送信機を提供することにある。
【解決手段】
警備対象施設の警備状況を示す警備情報画面を生成する警備情報画面生成部と、公衆回線網やインターネット網等の通信回線を介して警備情報画面生成部とセンタ装置とを接続する通信手段とを備え、センタ装置が通信回線を介して警備情報画面を閲覧可能なことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、警備対象施設の警備情報をセンタ装置に送信する警備システムの送信機に関する。
従来の警備システムは、一般の家庭や店舗、工場等の警備対象施設側に、異常を検知するセンサや警備対象施設の警戒状態/解除状態を切り替える操作器等を設け、センサの異常や警戒状態/解除状態等の警備情報を送信機を介して警備センタのセンタ装置に通報する。このセンタ装置は、送信機との通信に加え、異常な内容の解析/警備情報画面作成/警備情報画面表示、情報登録/設定、管制支援、アラーム処理、履歴管理、スケジュール管理、セット忘れ検索など、警備運用上必要な多くの機能が組み込まれている。
また、従来の警備システムの送信機は、センサ等からの信号を受け、その信号を警備情報として警備センタのセンタ装置に通報するのが主機能であり、警備システムの運営上必要な機能は、センタ装置に集約されている。
従来の警備システムの送信機の設定方法を説明すると、大別して2種類が存在する。1つは、送信機の表示手段及び設定手段を使用して設定を行うものである。もう1つは、センタ装置の表示手段及び設定手段を使用して設定を行い、設定値をセンタ装置から送信機に対して送り、送信機の設定を行うものである。また、これら2種類の方法の両方で設定可能な警備システムの送信機も存在する。
尚、これら先行技術は、文献公知に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、従来の警備システムは、センタ装置に多くの機能が組み込まれていることから、センタ装置の処理負荷が大きく、処理できる警備対象施設の数が制限されてしまう。
また、送信機とセンタ装置とが対となり専用の装置としてシステム化されていることから、送信機を入れ替える場合、センタ装置も同時に改修する必要があり、改修のコストを抑えることができない。
従来の警備システムの送信機の設定が、送信機でもでき、センタ装置でもできるような場合には、送信機側での設定とセンタ装置側での設定内容が必ずしも一致せず、設定内容の管理が煩雑である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、センタ装置の処理負荷が軽減され、センタ装置で処理できる警備対象施設を増やすことが可能で、送信機やセンタ装置の入れ替えが容易で、改修のコストを抑えることが可能で、また、設定内容の管理が容易な警備システムの送信機を提供することにある。
請求項1記載の警備システムの送信機は、警備対象施設の警備状況を示す警備情報画面を生成する警備情報画面生成部と、公衆回線網やインターネット網等の通信回線を介して警備情報画面生成部とセンタ装置とを接続する通信手段とを備え、センタ装置が通信回線を介して警備情報画面を閲覧可能なことを特徴とする。
請求項2記載の警備システムの送信機は、警備対象施設に対する警備処理を行う警備処理画面を生成する警備処理画面生成部と、公衆回線網やインターネット網等の通信回線を介して警備処理画面生成部とセンタ装置とを接続する通信手段とを備え、センタ装置が通信回線を介して、警備処理画面を用いて警備処理が可能なことを特徴とする。
請求項3記載の警備システムの送信機は、警備処理画面の警備処理が、警備に関する設定値等を入力変更する設定機能であり、設定値等を記憶する設定記憶手段を備えることを特徴とする。
請求項4記載の警備システムの送信機は、警備情報画面又は警備処理画面を、ブラウザを用いて閲覧又は警備処理が可能なことを特徴とする。
請求項5記載の警備システムの送信機は、ウェブサーバを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、送信機が警備対象施設の警備状況を示す警備情報画面を生成し、センタ装置が警備情報の内容を解析して警備情報画面作成を行う必要がないことから、センタ装置の処理負荷が軽減され、センタ装置で処理できる警備対象施設を増やすことが可能である。
請求項2の発明によれば、警備処理画面を介して、警備システムの警備処理が可能なことから、センタ装置の処理負荷が軽減され、センタ装置で処理できる警備対象施設を増やすことが可能である。
また、センタ装置が故障や処理の錯綜等でダウンしてしまった場合でも、警備対象施設での警備が停止せず、警備の停止というリスクが分散され信頼性の高い警備が可能となる。
請求項3の発明によれば、センタ装置を介して、送信機に設けられた設定記憶手段内の設定値を直接変更することが出来るので、設定内容が一元化され、設定内容の管理が容易となる。
請求項4の発明によれば、警備情報画面又は警備処理画面をブラウザを用いて閲覧又は警備処理が可能なことから、送信機やセンタ装置の種類等に依存せず、送信機やセンタ装置の入れ替えが容易で、改修のコストを抑えることが可能である。
請求項5の発明によれば、送信機がウェブサーバを備えていることから、センタ装置に限らずインターネットを介してどこからでも警備情報画面の閲覧ができ、迅速に警備の状況を把握することができ、又は、センタ装置に限らずインターネットを介してどこからでも警備処理画面を用いて容易に警備処理が出来る。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。本発明の形態における警備システムの送信機は、一般の家庭や店舗、工場等の警備対象施設に設けられ、異常を検知するセンサからの異常の情報や警備エリアの警戒状態/解除状態を切り替える操作器からの警戒状態/解除状態の情報等を警備センタのセンタ装置に通報するためのものである。
図1は、本発明に係る警備システムの送信機の第1の実施例の構成を示す構成図である。図2は、同警備システムの送信機の警備情報画面の一例を示す説明図である。
図において、本実施例の送信機10を含む警備システムは、警備すべき警備対象施設2に設けられた各種のセンサ3と、センサ3で検知した異常を通信回線であるインターネット網6を用いてセンタ装置30に通知する送信機10と、通知された異常を表示等するセンタ装置30とからなる。送信機10は、警備処理部22と警備情報画面生成部23と通信装置21とから構成されている。警備処理部22は、センサ3のインタフェースであり、センサ3の情報を基に警備情報処理等の処理を行う。また、警備情報画面生成部23は、警備処理部22の情報を基に警備対象施設2の異常の発生状況などの警備の状況を示す警備情報画面を生成する。また、通信装置21は、警備情報画面のデータ等を通信可能な信号として送受信する。通信装置21は、モデムやターミナルアダプタ等である。
センタ装置30は、警備情報画面のデータ等を通信可能な信号として受信する通信装置31と、警備情報画面を表示する端末32とから構成されている。通信装置31は、モデムやターミナルアダプタであり、端末32は汎用のコンピュータである。しかし、端末32はコンピュータに限られるものではなく、警備情報画面が表示できるものであればよい。また、通信装置31と端末32とが一体のものであってもよい。
送信機10とセンタ装置30とは、インターネット上に設けられたウェブサーバ7に、インターネット網6を介して接続されている。ウェブサーバ7は、インターネット網6におけるWWW(World Wide Web)システムで情報送信を行なう手段であり、コンピュータやWWWによる情報送信機能を持ったソフトウェアで構成されている。ウェブサーバ7は、HTMLや画像などの情報を蓄積しておき、ブラウザなどのクライアントソフトウェアの要求に応じて、インターネット網6などのネットワークを通じて、これらの情報を送信する役割を果たす。
次に、本実施例における警備システム及び送信機10の動作を説明する。まず、警備対象施設2で、警備情報画面生成部23が警戒状態の有無やセンサ3等の情報により、異常の発生状況などの警備状況を示す警備情報画面を生成する。この警備情報画面は随時変化するもので、警備対象施設2のモニタ画面である。また、どのセンサ3がON/OFFしているかの二値的な情報だけでなく、センサ3がラインセンサや監視カメラであるような場合には、2次元的な情報やビデオ、音声情報をも表示される画面である。さらに、警備情報画面生成部23は、情報登録/設定、管制支援、アラーム処理、履歴管理、スケジュール管理、セット忘れアラームなどの機能を持ち、これらに関連して保持している情報も警備情報画面に組み込むことが可能である。
この警備情報画面は、図2に示すように、センタ装置30の端末で閲覧可能な形式であり、例えば、ブラウザで閲覧可能なHTML等のハイパーテキスト形式である。画面として閲覧可能な形式であればよく、CGIやSSI等や、スクリプト言語を利用したものであってもよい。送信機10は、警備情報画面生成部23で随時作成される警備情報画面を、インターネット網6を介して、インターネット上のウェブサーバ7に送信する。例えば、図2の警備情報画面40では、日付、時刻、アドレス、警備のエリア、事象、チャネル(CH)、センサ3等の状態、その他情報等を表示している。尚、ブラウザで閲覧できる画面に限定されるものではなく、端末32で閲覧可能な形式であれば、例えば、警報情報画面生成部23がブラウザに準拠しない形式の画面を生成する専用アプリケーションであってもかまわない。
センタ装置30の端末32は、インターネット網6を介して通信装置31を用いてウェブサーバ7上の警備情報画面を閲覧することで、警備対象施設2の状況を把握することが可能である。閲覧は、ブラウザ等の警備情報画面を表示可能な手段により行う。センタ装置30側では、管制員が端末32で警備情報画面をチェックしており、異常の発生を知った管制員は、表示された内容により、異常が発生した警備対象施設2に警備員を派遣したり、警察や消防に通報するようにする。
このように、送信機10が警備対象施設2の警備状況を示す警備情報画面を生成し、センタ装置30は警備情報の内容を解析して警備情報画面作成を行う必要がないことから、センタ装置30の処理負荷が軽減され、センタ装置30で処理できる警備対象施設2を増やすことが可能である。また、警備情報画面をブラウザを用いて閲覧可能なことから、送信機10やセンタ装置30の種類等に依存せず、送信機10やセンタ装置30の入れ替えが容易で、メンテナンスや改修のコストを抑えることが可能である。
また、送信機10の外部に設けられたウェブサーバ7を用いることで、送信機10の機能的負荷を軽減し、送信機10のコストを抑えることができる。尚、ウェブサーバ7は、警備システム専用に用意されたものでも、ISP(Internet Services Provider)が提供するホームページサービスのサーバでもよい。ISP契約と同時に無料で任意のウェブサーバ容量が割り当てられるため、これを利用することでコストの軽減ができる。尚、セキュリティを確保するため、電話番号による互いの認証や、IDやパスワードにより閲覧に制限を加えるようなものを組み込んでもよい。また、通信のプロトコルとしてhttp(Hypertext Transfer Protocol)の他、SSLによるデータの暗号化機能を付加したプロトコルhttps(Hypertext Transfer Protocol Security)等を用いてもよい。
また、ウェブサーバ7を用いることで、センタ装置30に限らずインターネットを介してどこからでも警備情報画面の閲覧ができ、迅速に警備の状況を把握することができる。具体的には、例えば、警備対象施設2のオーナーが、自宅などから警備状況を知りたい場合、ブラウザを備えたコンピュータや携帯端末等から、ウェブサーバ7にアクセスして、警備対象施設2の状況を確認でき、オーナーはセンタ装置30の様な特別な装置を所有する必要はない。尚、ウェブページへのアクセスは、送信機10、センタ装置30、およびオーナー等の限定された相手のみに許可されるべきことから、例えば、ウェブサーバの標準的な機能であるBasic認証を利用したり、ID/パスワード・相手IPアドレス等でのアクセス制限を行うことができる。
尚、本実施例では、通信装置21がインターネット網6に直接接続できる場合について説明しているが、他の形態でウェブサーバ7に接続できる場合であってもかまわない。例えば、通信装置21が通信回線である公衆電話回線を通じて、ISPのアクセスポイントに接続され、アクセスポイントからウェブサーバ7に接続されている場合である。公衆回線網は、例えば、アナログ加入回線、ISDN回線、DoPa回線、携帯電話網、PHS網等である。
図3は、本発明に係る警備システムの送信機の第2の実施例の構成を示す構成図である。図4は、本発明に係る警備システムの送信機の第2の実施例の他の構成を示す構成図である。
本実施例の図3に示す送信機11を含む警備システムは、警備すべき警備対象施設2に設けられた各種のセンサ3と、センサ3で検知した異常を通信回線であるインターネット網6を用いてセンタ装置30に通知する送信機11と、通知された異常を表示等するセンタ装置30とからなる。送信機11は、警備処理部22と警備情報画面生成部24と通信装置21とから構成されている。警備処理部22は、センサ3のインタフェースであり、センサ3の情報を基に警備情報処理等の処理を行う。また、警備情報画面生成部24は、警備処理部22の情報を基に警備対象施設2の異常の発生状況などの警備の状況を示す警備情報画面を生成する。警備情報画面生成部24は、ウェブサーバの機能を有している。また、通信装置21は、警備情報画面のデータ等を通信可能な信号として送受信する。通信装置21は、モデムやターミナルアダプタ等である。センタ装置30は、実施例1のものと同一なので説明を省略する。
送信機11の警備情報画面生成部24は、内部のウェブサーバ部分に警備情報画面のウェブページを作成する。センタ装置30の端末32が、通信装置31及びインターネット網6を介して、警備情報画面生成部24内の警備情報画面のウェブページを参照し、閲覧する。尚、警備情報画面は実施例1と同様である。センタ装置30の端末32は、インターネット網6を介して通信装置31を用いて受信した警備情報画面を閲覧することで、警備対象施設2の状況を把握することが可能である。閲覧は、ブラウザ等の警備情報画面を表示可能な手段により行う。センタ装置30側では、管制員が端末32で警備情報画面をチェックしており、異常の発生を知った管制員は、表示された内容により、異常が発生した警備対象施設2に警備員を派遣したり、警察や消防に通報するようにする。
このように、送信機11がウェブサーバの機能を備えることで、センタ装置30に限らずインターネットを介してどこからでも警備情報画面の閲覧ができ、迅速に警備の状況を把握することができる。具体的には、例えば、警備対象施設2のオーナーが、自宅などから警備状況を知りたい場合、ブラウザを備えたコンピュータや携帯端末等から、送信機11にアクセスして、警備対象施設2の状況を確認でき、オーナーはセンタ装置30の様な特別な装置を所有する必要はない。尚、ウェブページへのアクセスは、センタ装置30、およびオーナー等の限定された相手のみに許可されるべきことから、例えば、ウェブサーバの標準的な機能であるBasic認証を利用したり、ID/パスワード・相手IPアドレス等でのアクセス制限を行うことができる。
尚、IPアドレスが動的に変化する場合については、送信機11は、ウェブサーバ8に定期的にアクセスを行い、その際、現在のグローバルIPアドレスとアクセスを受け付けるポート番号を書き込んでおく。送信機11自身がグローバルIPアドレスを取得している場合は、その情報をそのままセンタ装置30に伝達してもよい。また、送信機11が警備先のLANに接続される場合、ローカルIPアドレスが割り振られるが、例えばUPnP対応のルータを使用することで、送信機11がルータのWAN側に割り当てられたグローバルIPアドレスを取得して送信することもできる。センタ装置30や限定された相手は、ウェブサーバ8にアクセスして、保存されているグローバルIPアドレスとアクセス用ポート番号を取得することで、送信機11に接続することができる。尚、送信機11側に割り当てられるIPアドレスが、固定IPアドレスであっても成立する。
また、本実施例ではインターネット網6を用いた構成を説明をしたが、図4に示すように、公衆回線網5を用いて、送信機12の通信装置21とセンタ装置30の通信装置31とで、互いに直接電話をして、1対1での接続で通信を行うようにしてもよい。尚、公衆回線網5としては専用線であってもよい。また、常時接続でも断続的に必要に応じての接続であってもよい。また、セキュリティを確保するため、電話番号による互いの認証や、IDやパスワードにより閲覧に制限を加えるようなものを組み込んでもよい。
図5は、本発明に係る警備システムの送信機の第3の実施例の構成を示す構成図である。図6は、同警備システムの送信機の警備処理画面の一例を示す説明図である。
本実施例の図5に示す送信機13を含む警備システムは、警備すべき警備対象施設2に設けられた各種のセンサ3と、センサ3で検知した異常を通信回線であるインターネット網6を用いてセンタ装置30に通知する送信機13と、通知された異常を表示等するセンタ装置30とからなる。送信機13は、警備処理部22と警備処理画面生成部25と通信装置21とから構成されている。警備処理部22は、センサ3のインタフェースであり、センサ3の情報を基に警備情報処理や各種設定等の処理を行う。また、警備処理画面生成部25は、警備処理部22と連携して、各種の警備処理を行うための警備処理画面を生成する。尚、通信装置21、センタ装置30及び通信装置21とセンタ装置30との間の通信に関しては、実施例1と同一であり、同様な効果を奏することができ、説明を省略する。
次に、本実施例における警備システム及び送信機13の動作を説明する。まず、警備処理画面生成部25で、警備に係る各種の処理(警備処理)に関する警備処理画面を生成する。警備処理は、具体的には、送信機状態表示(警戒/解除、センサ状態、通信回線断線など現在の状態を視覚表示)、送信機制御(警戒/解除、接点出力、応急ループ、テストテナントなどの遠隔制御)、管制支援(管制員のアラーム事象対応処理、指示の流れを視覚的に補足表示)、事象履歴一覧表示(事象検索、事象追加編集など)、送信機設定(警備関連設定、IPアドレス設定など)警備報告書作成(報告書作成、印刷など)、データ管理(各種データバックアップ/リストア、ファームウェア更新など)等がある。また、画像送信機の場合、送信機制御(カメラPTZの遠隔制御)、現在時のリアルタイム画像表示/音声再生、発報前後の蓄積画像表示/音声再生、画像巡回監視スケジュール管理(定時刻の監視要請案内)等がある。尚、応急ループとは、応急ループに設定されたセンサは発報しても通報しない(警備員が現場対応中にセンサ発報の通報多発を抑えたい場合などに使用する)場合のものである。テストテナントとは、テストテナントに設定された送信機13から受信した事象は、センタで異常事象として処理しない(機器設置時のテストなどに使用)場合のものである。センタ装置30側では、管制員が端末32で警備処理画面を介して、各種の警備処理を行うことになる。
警備処理画面は、図6に示すように、センタ装置30の端末32に表示され、入力等の処理が可能な形式であり、例えば、ブラウザで閲覧可能なHTML等のハイパーテキスト形式である。画面として表示・入力可能な形式であればよく、CGIやSSI等や、スクリプト言語を利用したものであってもよい。送信機13は、警備処理画面生成部25で随時作成される警備処理画面を、インターネット網6を介して、インターネット上のウェブサーバ7に送信すると共に、センタ装置30側で警備処理画面を介して入力された情報を、警備処理部22に反映させる。
このように、送信機13で、警備処理画面を介して、警備システムの警備処理が可能なことから、センタ装置30の処理負荷が軽減され、センタ装置30で処理できる警備対象施設2を増やすことが可能である。また、センタ装置30が故障や処理の錯綜等でダウンしてしまった場合でも、警備対象施設2での警備が停止せず、警備の停止というリスクが分散され信頼性の高い警備が可能となる。
警備処理画面の具体例を示したものが図6である。図6の警備処理画面50は、警備処理として、警備に関する設定値等を入力変更するための設定機能の画面である。また、設定値をセンタ装置30ではなく、送信機13にのみ保存するために、設定記憶手段としてメモリ27を備えている。警備処理画面50では、設定の項目として、例えば、センサ3等の入力方式、ポーリング方式での接続を行うか否か、センサ等の入力種別、センサ3の入力感度等を詳細に入力や既に入力されている内容の変更が可能となっている。このように、センタ装置30を介して、送信機13に設けられたメモリ27内の設定値を直接変更することが出来るので、設定内容が一元化され、設定内容の管理が容易となる。尚、警備処理画面は、ブラウザで表示・入力できる画面に限定されるものではなく、端末32で表示・入力可能な形式であれば、例えば、警報処理画面生成部25がブラウザに準拠しない形式の画面を生成する専用アプリケーションであってもかまわない。
図7は、本発明に係る警備システムの送信機の第4の実施例の構成を示す構成図である。図8は、本発明に係る警備システムの送信機の第5の実施例の構成を示す構成図である。
本実施例の図7に示す送信機14を含む警備システムは、警備すべき警備対象施設2に設けられた各種のセンサ3と、センサ3で検知した異常を通信回線であるインターネット網6を用いてセンタ装置30に通知する送信機14と、通知された異常を表示等するセンタ装置30とからなる。送信機14は、警備処理部22と警備処理画面生成部26と通信装置21とから構成されている。警備処理部22は、センサ3のインタフェースであり、センサ3の情報を基に警備情報処理や各種設定等の処理を行う。また、警備処理画面生成部26は、警備処理部22と連携して、各種の警備処理を行うための警備処理画面を生成する。警備処理画面生成部26は、ウェブサーバの機能を有している。尚、通信装置21、センタ装置30及び通信装置21とセンタ装置30との間の通信に関しては、実施例1と同一であり、同様な効果を奏することができ、説明を省略する。
本実施例における警備システム及び送信機14では、まず、警備処理画面生成部25で、警備に係る各種の処理(警備処理)に関する警備処理画面を生成する。警備処理は、具体的には、実施例3と同様である。センタ装置30側では、管制員が端末32で警備処理画面を介して、各種の警備処理を行うことになる。
このように、送信機14がウェブサーバの機能を備えることで、センタ装置30に限らずインターネットを介してどこからでも警備処理画面の表示・入力ができ、警備処理画面を用いて容易に警備処理が出来る。具体的には、例えば、警備対象施設2のオーナーが、自宅などから警備処理を行いたい場合、ブラウザを備えたコンピュータや携帯端末等から、送信機14にアクセスして警備処理が行え、オーナーはセンタ装置30の様な特別な装置を所有する必要はない。尚、ウェブページへのアクセスは、センタ装置30、およびオーナー等の限定された相手のみに許可されるべきことから、例えば、ウェブサーバの標準的な機能であるBasic認証を利用したり、ID/パスワード・相手IPアドレス等でのアクセス制限を行うことができる。尚、IPアドレスが動的に変化する場合については、実施例2の警備システムと同様である。
また、本実施例ではインターネット網6を用いた構成を説明をしたが、図8に示すように、公衆回線網5を用いて、送信機15の通信装置21とセンタ装置30の通信装置31とで、互いに直接電話をして、1対1での接続で通信を行うようにしてもよい。尚、公衆回線網5としては専用線であってもよい。また、常時接続でも断続的に必要に応じての接続であってもよい。また、セキュリティを確保するため、電話番号による互いの認証や、IDやパスワードにより閲覧に制限を加えるようなものを組み込んでもよい。
尚、上記の記載で、実施例1及び実施例2では、警備情報画面生成についての説明を行い、実施例3及び実施例4では、警備処理画面生成についての説明を行って、それぞれの機能のみを有した警備システムの説明を行っている。しかしながら、警備情報画面と警備処理画面との双方を生成し、閲覧又は処理可能な警備システムを構築することも可能である。例えば、警備情報画面生成部23,24と警備処理画面生成部25,26とを同一のマイクロコンピュータで実現するような場合である。
以上のように、本発明の警備システムの送信機は、センタ装置の処理負荷が軽減され、センタ装置で処理できる警備対象施設を増やすことが可能であることから、遠隔地の複数の施設を監視する必要のあるダムや遠隔地プラント等の無人施設にも適用することができる。
また、センタ装置の処理負荷が軽減されることから、高性能なシステムが求められる画像や動画を併用した警備システムにおいて特に有効である。
本発明に係る警備システムの送信機の第1の実施例の構成を示す構成図である。 同警備システムの送信機の警備情報画面の一例を示す説明図である。 本発明に係る警備システムの送信機の第2の実施例の構成を示す構成図である。 本発明に係る警備システムの送信機の第2の実施例の他の構成を示す構成図である。 本発明に係る警備システムの送信機の第3の実施例の構成を示す構成図である。 同警備システムの送信機の警備処理画面の一例を示す説明図である。 本発明に係る警備システムの送信機の第4の実施例の構成を示す構成図である。 本発明に係る警備システムの送信機の第5の実施例の構成を示す構成図である。
符号の説明
2・・・・・・・警備対象施設
3・・・・・・・センサ
5・・・・・・・公衆回線網
6・・・・・・・インターネット網
7,8・・・・・ウェブサーバ
10〜15・・・送信機
21・・・・・・通信装置
22・・・・・・警備処理部
23・・・・・・警備情報画面生成部
24・・・・・・警備情報画面生成部(ウェブサーバ)
25・・・・・・警備処理画面生成部
26・・・・・・警備処理画面生成部(ウェブサーバ)
27・・・・・・メモリ
28・・・・・・警備画面生成部(ウェブサーバ)
30・・・・・・センタ装置
31・・・・・・通信装置
32・・・・・・端末
40・・・・・・警備情報画面
50・・・・・・警備処理画面

Claims (5)

  1. 警備対象施設の警備状況をセンタ装置に送信する警備システムの送信機において、
    該警備対象施設の警備状況を示す警備情報画面を生成する警備情報画面生成部と、
    公衆回線網やインターネット網等の通信回線を介して該警備情報画面生成部と該センタ装置とを接続する通信手段とを備え、
    該センタ装置が該通信回線を介して該警備情報画面を閲覧可能なことを特徴とする警備システムの送信機。
  2. 警備対象施設の警備状況をセンタ装置に送信する警備システムの送信機において、
    該警備対象施設に対する警備処理を行う警備処理画面を生成する警備処理画面生成部と、
    公衆回線網やインターネット網等の通信回線を介して該警備処理画面生成部と該センタ装置とを接続する通信手段とを備え、
    該センタ装置が該通信回線を介して、該警備処理画面を用いて警備処理が可能なことを特徴とする警備システムの送信機。
  3. 前記警備処理画面の警備処理が、警備に関する設定値等を入力変更する設定機能であり、該設定値等を記憶する設定記憶手段を備えることを特徴とする請求項2記載の警備システムの送信機。
  4. 前記警備情報画面又は前記警備処理画面を、ブラウザを用いて閲覧又は警備処理が可能なことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の警備システムの送信機。
  5. ウェブサーバを備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の警備システムの送信機。
JP2004128242A 2004-03-19 2004-04-23 警備システムの送信機 Pending JP2005301948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004128242A JP2005301948A (ja) 2004-03-19 2004-04-23 警備システムの送信機

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004079684 2004-03-19
JP2004128242A JP2005301948A (ja) 2004-03-19 2004-04-23 警備システムの送信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005301948A true JP2005301948A (ja) 2005-10-27

Family

ID=35333352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004128242A Pending JP2005301948A (ja) 2004-03-19 2004-04-23 警備システムの送信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005301948A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140825A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Atsumi Electric Co Ltd 警備端末
CN102930699A (zh) * 2012-11-19 2013-02-13 浙江星汉信息技术有限公司 公安应急联动指挥的网络实现方法及其系统
JP2016184353A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 アツミ電氣株式会社 警備センターシステム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000011280A (ja) * 1998-06-18 2000-01-14 Hochiki Corp 防災監視システム
JP2001025073A (ja) * 1999-07-06 2001-01-26 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd ビル群管理システム及びビル群管理方法
JP2001346195A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Tokyu Building Service Inc 遠隔監視システム
JP2002071246A (ja) * 2001-05-28 2002-03-08 Hitachi Ltd 監視システム
JP2002209283A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Toshiba Corp 遠隔監視制御システム
JP2002232979A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Hitachi Building Systems Co Ltd 携帯端末装置への機器状態表示方法
JP2003259037A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Atsumi Electric Co Ltd 警備情報集中受配信装置及び警備情報集中受配信ネットワークシステム
JP2003298772A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Nohmi Bosai Ltd 防災設備の支援システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000011280A (ja) * 1998-06-18 2000-01-14 Hochiki Corp 防災監視システム
JP2001025073A (ja) * 1999-07-06 2001-01-26 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd ビル群管理システム及びビル群管理方法
JP2001346195A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Tokyu Building Service Inc 遠隔監視システム
JP2002209283A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Toshiba Corp 遠隔監視制御システム
JP2002232979A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Hitachi Building Systems Co Ltd 携帯端末装置への機器状態表示方法
JP2002071246A (ja) * 2001-05-28 2002-03-08 Hitachi Ltd 監視システム
JP2003259037A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Atsumi Electric Co Ltd 警備情報集中受配信装置及び警備情報集中受配信ネットワークシステム
JP2003298772A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Nohmi Bosai Ltd 防災設備の支援システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140825A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Atsumi Electric Co Ltd 警備端末
CN102930699A (zh) * 2012-11-19 2013-02-13 浙江星汉信息技术有限公司 公安应急联动指挥的网络实现方法及其系统
JP2016184353A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 アツミ電氣株式会社 警備センターシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI240227B (en) Remote monitoring method and monitoring control server
KR100301674B1 (ko) 인터넷을 통한 무인 경비 시스템
JP2006285645A (ja) 警備システム、警備装置及び警備方法
JP2009188689A (ja) セキュリティシステム及びその通報方法並びにそれに用いるセキュリィティ装置
JP2005301948A (ja) 警備システムの送信機
KR100485991B1 (ko) 유동 아이피주소를 갖는 감시현장시스템, 이를 이용한 웹영상 감시 시스템 및 감시 방법
JP2008217392A (ja) 緊急地震速報対応型集合住宅管理システム
KR102183621B1 (ko) 영상기반 홈 케어 모니터링 장치 및 방법
KR20030012948A (ko) 인터넷을 통한 무인 보안 감시 및 홈 오토메이션 시스템
JP6063790B2 (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP4535079B2 (ja) ホームシステム
JP3738682B2 (ja) 機器異常検出システム
KR200225066Y1 (ko) 유동 아이피주소를 갖는 감시현장시스템
KR20030052929A (ko) 인터넷을 통한 통합무인경비 시스템
JP2006343911A (ja) ビル管理システム及び方法
KR20180131506A (ko) 보안 시스템 및 방법
JP2008129960A (ja) セキュリティシステム、セキュリティ装置、セキュリティシステム制御方法及びセキュリティシステム制御プログラム
JP5693880B2 (ja) 障害監視システム
JP4575732B2 (ja) 遠隔監視方法、および、遠隔監視用ホームサーバ
JP2005341295A (ja) 監視システム及び監視装置、監視方法
JP2008165549A (ja) 水処理施設統合運用管理システム
KR101858535B1 (ko) 지능형 cctv 복구 장치
JP2003162321A (ja) 遠方監視制御システムの画面生成方式およびその方式を利用したプラント機器の制御方法ならびに遠方監視制御システム
JP2006157220A (ja) 遠隔監視システム
JP4727141B2 (ja) 同軸伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100618