JP2005301462A - コイン投出装置 - Google Patents

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Yuichi Kikuchi
裕一 菊地
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Abstract

【課題】 コインを効果的に上方に放出する。
【解決手段】 蓄積されたコインCを順番に送り出す送り出し機構100と、送り出されたコインを連続的に並んだ状態で上方に案内するガイド枠80,90と、押上げられた先頭のコインを上方に放出する放出機構20とを備え、放出機構は、先頭のコインを挟む配置で当該コインの外周に当接する一対の当接部材23,24と、一方の当接部材をその揺動端部に保持する揺動アーム25と、一方の当接部材が他方の当接部材に接近する方向に向かって揺動アームに揺動力を付勢する弾性部材26とを備え、コインの通過時に一方の当接部材が揺動を開始する方向が他方の当接部材側又はそれよりコイン移動方向上流側を向くように揺動アームを設けた。
【選択図】図11

Description

本発明は、コインの搬送路の上端部からコインを投出するコイン投出装置に関する。
コイン投出装置は、両替機や遊技機等に用いられるコインをいずれかに搬送し、搬送先にて各コインを順次送出して、搬送先に受け渡す作業に使用される。
かかる従来のコイン投出装置は、コインホッパに蓄積されたコインを順番に一枚ずつ送り出す送り出し機構と、送り出されたコインを連続的に並んだ状態で上方に案内する案内枠と、案内枠に沿って順次送り出されるコインにより押上げられた先頭のコインを選択的に左右二方向のいずれかに払い出す投出機構とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
そして、上記投出機構は、交差した状態で互いに揺動可能に連結された一対の揺動リンク体と、各揺動リンク体の一端部に回転可能に設けられたコロ部材と、コロ部材が設けられた各揺動リンク体の一端部を互いに引き寄せる引っ張りバネと、各揺動リンク体のいずれかを選択してその揺動を規制するソレノイドとを備え、各コロ部材を、案内枠の先端部から押上げられたコインを両側から挟み込む配置とすることで、各コロ部材間を通過するコインが、揺動を規制されていない揺動リンク体のコロ部材によりはじき出される構造となっている。
つまり、ソレノイドの作動切り替えにより揺動を規制する揺動リンク体を予め選択することで、規制されていない揺動リンク体が揺動する方向にコインを投出することができるようになっている。
特開平11−272903号公報
しかしながら、上記従来のコイン投出装置は、コインを上方に投出することが困難であるという不都合があった。
かかる不都合の原因を図15に基づいて説明する。コインCは、一方のコロ部材R1が他方のコロ部材R2に接近し、その間隔が狭くなることではじき出される。しかしながら、上記従来例では、図15に示すように、コインCの直径の両端部にコロ部材R1,R2が位置している状態からコインCが上方に脱することとなるが、当該コインCが脱する際にコロ部材R1も上方に移動する。従って、かかる移動方向の一致がコインCの脱出を緩やかに行わせることとなり、瞬発性に欠けた状態を形成する。
従って、コインCは脱出の勢いが減殺され、上方に向かって空中に放り出されるほどの投出を行うことができなかった。
本発明は、コインの上方の放出を容易に行うことを、その目的とする。
請求項1記載の発明は、蓄積されたコインを順番に送り出す送り出し機構と、送り出されたコインを連続的に並んだ状態で上方に案内する案内枠と、案内枠に沿って順次送り出されたコインにより押上げられた先頭のコインを上方に放出する放出機構とを備え、放出機構は、先頭のコインを挟む配置で当該コインの外周に当接する一対の当接部材と、一対の当接部材のうち一方の当接部材を端部に保持する揺動アームと、一方の当接部材が他方の当接部材に接近する方向に向かって揺動アームに揺動力を付勢する弾性部材とを備え、コインの当接部材間の通過時に一方の当接部材の揺動を開始する方向が他方の当接部材側又はそれよりコインに同方向上流側を向くように揺動アームを設ける、という構成を採っている。
上記「コインの当接部材間の通過時に一方の当接部材の移動を開始する方向が他方の当接部材側又はそれよりコインに同方向上流側を向く」とは、コインの直径の両端位置に各当接部材がと当接した位置にあるときに、一方の当接部材がこれから描く揺動軌跡の接線方向が他方の当接部材側或いはそれよりもコイン搬送方向上流側(他方の当接部材よりも下側)を向いていることを示す。
上記構成では、送り出し機構により案内枠に沿って順次並んでコインが送られる。放出機構では、先頭のコインがその両側から当接部材に当接する。このとき、一方の当接部材は揺動アームを介して弾性部材により他方の当接部材側に押圧されることから、コインは二つの当接部材に挟まれた状態となる。そして、かかる状態から先頭のコインが後に続くコインにより上方に押圧されると、二つの当接部材が先頭のコインの直径の両端位置を越えることとなり、当該コインが解放される。そして、かかる解放と同時に、一方の当接部材から受ける押圧力によりコインが弾き飛ばされる。このとき、一方の当接部材は、他方の当接部材に向かって進行するか或いはそれよりもコインとは逆方向側に移動することから、コインを迅速に解放し、効果的にコインを押し出すこととなり、コインは空中に放り出された状態で上方に放出される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、揺動アームの支点位置を調節する支点位置調節機構を備える、という構成を採っている。
コインの外径が変わった場合でも、それに応じて揺動アームの揺動支点位置を調節することで、コインの通過時における一方の当接部材の揺動方向を、他方の当接部材側又はそれよりコイン移動方向上流側に向けることができる。
また、上記支点位置調節で、コインの送出方向調節を行うことができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明と同様の構成を備えると共に、他方の当接部材の位置を調節する当接位置調節機構を備える、という構成を採っている。
かかる他方の当接部材の位置調節により、各当接部材の相対的な位置関係に応じてコインの送出方向を調節することができる。
また、各当接部材の相互間距離を変化させる調節を行うことにより、コインの外径が変わった場合にも、コインの通過時における一方の当接部材の揺動方向を、他方の当接部材側又はそれよりコイン移動方向上流側に向けることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の発明と同様の構成を備えると共に、弾性部材による揺動力を調節する揺動力調節機構を備える、という構成を採っている。
弾性部材による揺動力を調節することでコインの送出距離或いは送出高さを調節することができる。
請求項1記載の発明では、コインの通過時における一方の当接部材の進行方向が他方の当接部材に向かう方向或いはそれよりもコイン移動方向上流側であることから、コイン通過時における一方の当接部材の移動方向がコイン移動方向と一致せず、コインを速やかに解放し、効果的にコインを弾き出すこととなり、弾性部材の強化を図るまでもなく、上方への放出に要する勢いを確保することが可能となる。
請求項2記載の発明は、揺動アームの揺動支点の位置調節が可能となることから、コインの外径が変わった場合であっても、支点の位置調節により、コイン通過時における一方の当接部材の揺動開始方向を他方の当接部材側又はそれより手前側とすることができ、種々のコインについて、上方への空中放出が可能となる。
また、上記支点位置調節により、コインの送出方向調節を行うことが可能となる。
請求項3記載の発明は、他方の当接部材の位置調節が可能となることから、各当接部材の相対的な位置関係を調整し、コインの送出方向調節を行うことが可能となる。
また、各当接部材の相互間距離を変化させる調節を行うことにより、コインの外径が変わった場合にも、コイン通過時における一方の当接部材の揺動開始方向を他方の当接部材側又はそれより手前側とすることができ、種々のコインについて、上方への空中放出が可能となる。
請求項4記載の発明は、弾性部材の揺動力調節機構を備えていることから、弾性部材による揺動力の調節により、コインの送出距離或いは送出高さを調節することが可能となる。
(実施形態の全体構成)
以下、本発明の実施形態たるコイン投出装置10について図1乃至図14に基づいて説明する。図1はコイン投出装置10の正面図、図2は右側面図を示す。
コイン投出装置10は、蓄積されたコインCを順番に送り出す送り出し機構100と、送り出されたコインCを連続的に並んだ状態で上方に案内する第一と第二の案内枠80,90と、各案内枠80,90の上端部に設けられると共に各案内枠80,90に沿って順次送り出されたコインCにより押上げられた先頭のコインCを上方に放出する放出機構20とを備えている。
以下、各部を詳説する。
(送り出し機構)
上記送り出し機構100は、ディスク112がアクチュエータ114により時計回り及び反時計回りに選択的に回転駆動されて、コインCを時計回り及び反時計回りに回転搬送可能とされると共に、図3に示すように、第1のガイド116及び第2のガイド118の2つのガイドと、第1の出口120及び第2の出口122の2つの出口とが設けられ、第1のガイド116が時計回りに回転搬送されるコインCを第1の出口120に案内し、第2のガイド118が反時計回りに回転搬送されるコインCを第2の出口122に案内するように構成されている。
更に、送り出し機構100は、第1の出口120に第1の案内枠80が連結され、第2の出口122に第2の案内枠90が連結されている。
図3は送り出し機構100を後述するベース部材132の上部において正面側に傾斜した形成された上面132Aに対して垂直な方向から見た説明図であり、後述するホッパ134の図示は省略している。
図1から図3に示すように、送り出し機構100は、コイン投出装置10の下端に位置して当該コイン投出装置10の構成全てを支持するベース部材132を備えている。このベース部材132の上面132Aは、当該ベース部材132を水平面状に置いた状態で水平面に対して若干傾斜した傾斜面とされ、該上面132Aにはホッパ134が設置されて図2に示すコイン溜まり136を形成している。このコイン溜まり136にはコインCが堆積して貯留されている。該ホッパ134は、略C字形板状体のフランジ134Aにおいて前記ベース部材132の上面132Aに取付けられている。
前記フランジ134Aは、上方に開口するように該上面132Aに沿って取付けられている。
前記ベース部材132の上面132Aは、該コイン溜まり136の底部の内側面を形成し、該底部の内側面に沿って前記ディスク112が配置され、該ディスク112は外周部において前記フランジ134Aの内周部に遊嵌している。
又、該ディスク112は中心軸線廻りに回転自在に前記ベース部材132に支持され、コインCの外径より若干大きな内径で該ディスク112を厚さ方向に貫通する誘導孔112Aが円周方向等分に複数(本実施の形態の例では5つ)形成されている。
図4はディスク112の正面図及び図5は平面図を示す。これらに示されるように、ディスク112の下面側における各前記誘導孔112Aの間にはコインCの厚さよりも若干厚い、ひれ112Bが複数(本実施の形態の例では5つ)突出して形成されている。
更に、ディスク112の下面側には、前記ひれ112Bと同じ厚さの略円板状体で、中心軸と同軸的に突出する中心突起112Cが形成されている。
この中心突起112Cの外周部には、前記誘導孔112Aの一部をなす円弧状の5つの切欠き112Dが形成されている。
該切欠き112Dと前記ひれ112BとはコインCを保持・回転搬送するコイン保持部138を構成している。
又、前記ディスク112は前記ひれ112B及び前記中心突起112Cにおいて前記ベース部材132の上面132Aに当接し、該上面132A上で摺動して回転するようにされている。
図2に示す前記アクチュエータ114はステッピングモータ等の電動モータで、前記ディスク112を時計回り方向と反時計回り方向とに切り替えて回転駆動することを可能に該ディスク112に連結されると共に、前記ベース部材132に固定されている。
図6は図3に開示した第1及び第2のガイドの配置を示す説明図、図7は第一のガイド116及び後述する板ばね116Cを示す平面図、図8は第一のガイド116及び板ばね116Cのベース部材132の上面132Aへの取り付け状態を示す説明図である。
前記第1のガイド116は前記ベース部材132の上面132Aから前記ディスク112の上端(図1における112時の位置)近傍の下面に対向して突出する2本のピン部材(突出部材)116A及び116Bにより構成されている。
これらピン部材116A及び116Bは、前記ディスク112のひれ部112Bの回転軌跡を各々径方向外側と内側とから挟むように、該ディスク112の上端から反時計方向に若干ずれて配置されている。
又、これらピン部材116A及び16Bは図6〜図8に示されるように、基端において板ばね116Cに支持され、前記ベース部材132の上面132Aに形成された長孔132Bを貫通して前記上面132Aから上方に突出し、先端には時計回りの方向に下り傾斜する勾配面116Dが形成されている。
前記板ばね116Cにおける前記ピン部材116A及び116Bの支持部と反対側の端部近傍には2つの長孔116Eが形成されている。
前記板ばね116Cは該長孔116Eを貫通するねじ116Fにより前記ベース部材132の上面132Aの裏側に固定されている。
これにより、前記ピン部材116A及び116Bは前記板ばね116Cを撓ませつつ、前記ベース部材132の上面132Aから突出・引込み自在とされ、且つ、取付位置調整可能とされている。
このように、前記板ばね116Cが前記ピン部材116A及び116Bを突出方向に付勢しつつ、突出・引込み自在に支持するピン部材支持構造117(突出部材支持構造)及び前記勾配面116Dは、前記ガイド116と118との間のガイド間隙間部119へのコインCの侵入を回避することで、前記ディスク112と前記ガイド116との間へのコインCの侵入による干渉を防止する干渉防止手段139を構成している。
なお、前記第2のガイド118も2本のピン部材118A及び118Bにより前記第1のガイド116と対称(図1において左右対称)的に構成されている。
前記ガイド間隙間部119には、コインCと等しい厚さのコイン侵入防止板140が配置されている。
このコイン侵入防止板140は、ディスク112の中心軸線側の側面140Aが、ひれ部112Bと干渉しないだけの円弧面とされ、ベース部材132の上面132Aに固定されている。
又、該コイン侵入防止板140の、図3における左側の側面140B及び右側の側面140Cは、前記ピン部材116A及び118Aの近傍から上方に延びる相互に平行な平面とされている。
該コイン侵入防止板140の側面140B及び140Cとホッパ134のフランジ134Aの開口端との間には、コインCの外径よりも若干大きな一対の隙間が形成され、これら隙間が前記第1の出口120及び第2の出口122を構成している。
前記ホッパ134のフランジ134Aの前記第1の出口120側の開口端近傍には、前記ディスク112の中心軸線と平行な軸線廻りに回転自在、且つ、前記コイン侵入防止板140に接近・離間する方向に揺動自在の第1の出口ローラ142が設けられている。前記第2の出口122側にも同様に第2の出口ローラ144が設けられている。
これら第1の出口ローラ142及び第2の出口ローラ144は、各々第1の引張りコイルばね146及び第2の引張りコイルばね148により前記コイン侵入防止板140の方向に付勢され、常態で該コイン侵入防止板140に最も接近した位置に保持されている。
この常態位置の前記第1の出口ローラ142及び第2の出口ローラ144と前記コイン侵入防止板140との隙間は、コインCの外径よりも若干小さくされている。
次に、前記送り出し機構100の作用について説明する。前記第1の投出口124からコインCを投出するときは、前記アクチュエータ114により前記ディスク112を時計回りに回転駆動する。
これにより該ディスク112の上に堆積したコインCは篩にかけられたように、該ディスク112の誘導孔112Aから前記コイン保持部138に誘導・保持される。
該コイン保持部138に保持されたコインCは、前記ディスク112の回転により前記ホッパ134のフランジ134Aの内周面に沿って時計回りに回転搬送される。
前記第1のガイド116は、該時計回りに回転搬送されるコインCに反時計回り側から当接して該コインCを前記第1の出口120に案内する。
この際、コインCは常態位置の前記第1の出口ローラ142に当接し、前記第1の引張りコイルばね146の付勢力に抗して該第1の出口ローラ142を前記コイン侵入防止板140から離間させる方向に押し込んで、該第1の出口120を通過し、前記第1の案内枠80内に進入する。
コインCが通過すると前記第1の出口ローラ142は前記第1の引張りコイルばね146に付勢されて、再び前記コイン侵入防止板140に最も接近した位置に保持される。
これにより、前記第1の案内枠80内に進入したコインCの逆流が防止される。以後同様に、前記第1の案内枠80内にコインCが連続して進入すると、これらコインCは該第1の案内枠80内を玉突状に上方に移動して一方の放出機構20に導かれる。
一方、第2の投出口128からコインCを投出するときは、前記アクチュエータ114により前記ディスク112を反時計回りに回転駆動する。
これにより、上記と同様にコインCは前記第2の出口122から前記第2の案内枠90内に進入し、第2の案内枠90内を玉突状に上方に移動して他方の放出機構20に導かれる。
このように前記送り出し機構100は、前記アクチュエータ114により前記ディスク112を時計回り及び反時計回りに選択的に回転駆動することにより、コインCを異なる二系統の案内枠80と90とに送り込むことが可能である。
(第1及び第2の案内枠)
図9は第1の案内枠80と放出機構20の分解斜視図である。かかる図9及び前述の図1,2に基づいて第1及び第2の案内枠80,90について説明する。なお、第1及び第2の案内枠80,90は、その上端部高さが第2の案内枠90の方が低く設定されている点を除き、同一の構造を備えているので、主に第1の放出機構80についてのみ説明し、重複する説明は省略するものとする。
第1及び第2の案内枠80,90は、前述したように、コインCの案内方向上流側となる下端部がそれぞれ送り出し機構100の第1の出口120と第2の出口122とに連結され、途中で屈曲してその上端部は垂直上方に向けられており、いずれも放出機構20が装備されている。
そして、第1の案内枠80は、搬送されるコインCの幅方向(直径方向)両側にそれぞれ隣接して配置される外側板81及び内側板82と、搬送されるコインCの一方の面と対向配置される前面板83と、搬送されるコインCの他方の面と対向配置される背面板84と、これらを締結する複数の締結ネジ85とを備えている。
外側板81及び内側板82は、いずれも、前面板83と背面板84とに挟まれて配置され、前面板83と背面板84と締結する締結ネジ85が挿通される長穴81A,82Aが設けられている。
即ち、各締結ネジ85で外側板81及び内側板82を挟んで前面板83と背面板84を締結することで、断面形状がスリット状となるコインの通過経路が形成される。
なお、外側板81及び内側板82に形成された長穴81A,82Aは、それぞれ外側板81と内側板82の長手方向に直交する方向に沿って形成され、これにより、各締結ネジ85を緩めた状態で、前面板83及び背面板84に対して、外側板81と内側板82とを長穴81A,82Aに沿った方向に移動させることができ、これにより、コインCの通過経路の幅の調節を行うことができる。
つまり、長穴81Aと82Aとの長さにより外側板81と内側板82との間隔が規定され、当該規定される間隔によりコイン投出装置10において使用可能なコインCの大きさが規定されている。
また、外側板81、内側板82、前面板83及び背面板84は、コインCの搬送方向に沿って一枚の平板で形成する必要はなく、複数に分離されていても良い。但し、外側板81及び内側板82と前面板83及び背面板84とは搬送方向に沿って互い違いにずらして連結するか、他の連結部材を使用することが望ましい。
(放出機構)
図9乃至図14に基づいて放出機構20について説明する。図10は放出機構20の正面図である。なお、第1の案内枠80の上端部と第2の案内枠90の上端部に設けられた放出機構20は、同一の構成であるため、一方についてのみ説明を行う。
放出機構20は、図9,10に示すように、第1の案内枠80(第2の案内枠90)の上端部で前面板83及び背面板84よりも上方に突出した外側板81及び内側板82の前面側に装着される前面基板21と、外側板81及び内側板82の背面側に装着される背面基板22と、外側板81及び内側板82の上端部から繰り出される先頭のコインCをその直径方向両側から挟む配置で当該コインCの外周に当接する一対の当接部材としての第一及び第二のコロ部材23,24と、第一のコロ部材23をその揺動端部に保持する揺動アーム25と、第一のコロ部材23が第二のコロ部材24に接近する方向に向かって揺動アーム25に揺動力を付勢する弾性部材としての引っ張りばね26と、揺動アーム25の支点位置を調節する支点位置調節機構50と、第二のコロ部材24の位置を調節する当接位置調節機構としてのコロ位置調節機構60と、引っ張りばね26による揺動アーム25に対する張力を調節する揺動力調節機構としての張力調節機構70と、揺動アーム25を検出してコインCの放出を検知するコインカウントセンサ27と、当該コインカウントセンサ27を支持する支持ブラケット28とを備えている。
(放出機構:前面基板及び背面基板)
前面基板21と背面基板22とは、いずれも平板状に形成され、第1の案内枠80(第2の案内枠90)の外側板81及び内側板82を挟んで、締結ネジ29により締結状態で連結される。従って、前面基板21と背面基板22とはいずれも搬送されるコインCの表裏面と平行となる状態で、外側板81及び内側板82とによりコイン搬送経路の出口を形成する。
また、前面基板21には、第一のコロ部材23、揺動アーム25、引っ張りばね26、支点位置調節機構50及び張力調節機構70が設けられ、背面基板22には、第二のコロ部材24、コロ位置調節機構60、コインカウントセンサ27、支持ブラケット28が設けられている。
そして、背面基板22には長穴22Aが形成され、かかる長穴22Aに締結ネジ29が挿通されて前面基板21と連結される。そして、長穴22Aは、コインCの通過方向に交差(直交)する方向に沿って形成され、締結ネジ29を緩めることにより背面基板22を前面基板1に対して左右方向に移動調節することができる。これにより、第二のコロ部材24の左右方向の位置調節を行うことが可能であり、さらには、第一のコロ部材23と第二のコロ部材24の間隔調節を行うことが可能である。
(放出機構:第二のコロ部材及びコロ位置調節機構)
第二のコロ部材24は、ベアリングを介して背面基板22に対して垂直となる方向を中心に回転可能に支持されている。かかる第二のコロ部材24は、背面基板22の背面側(コインCの対向面の反対側の面)に設けられたコロ位置調節機構60に支持されており、背面基板22に貫通して設けられた上下方向に沿った長穴22Bに遊挿されて基板前面側を通過するコインCに図10における左側から当接するように配置されている。
コロ位置調節機構60は、ベアリングを介して第二のコロ部材24を支持する支持板61と、支持板61の長手方向両端部において当該長手方向に沿って形成された二つのの長穴に通して支持板61を背面基板22の背面側に装着する取り付けネジ62とを備えている。
そして、支持板61は、その長手方向がコインCの搬送方向(上下方向)と平行となるように背面基板22に装着される。
これにより、取り付けネジ62を緩めることで支持板61を長穴に沿って移動調節することができ、支持板61を介して第二のコロ部材24を上下方向に沿って位置調節することが可能となる。
かかるコロ位置調節機構60は、第二のコロ部材24を上下方向に位置調節することにより、主としてコインCの放出方向を垂直上方から右寄り又は左寄りに調節する際に用いられる。かかる第二のコロ部材24の位置調節の作用は後述する動作説明と共に行うこととする。
(放出機構:第一のコロ部材及び揺動アーム)
第一のコロ部材23は、揺動アーム25の揺動端部近傍においてベアリングを介して前面基板21に対して垂直となる方向を中心に回転可能に支持されている。
揺動アーム25は、その基端部が、前面基板21の前面側(コインCの対向面の反対側の面)に設けられた支点位置調節機構50により前面基板21に対して垂直となる方向を中心に揺動可能に支持されており、その揺動端部近傍において引っ張りばね26の一端部と連結され、図10における反時計回り方向へ揺動する方向に張力を付与されている。
そして、第一のコロ部材23は、揺動アーム25により、前面基板21の上端部に設けられた切り欠き21Aを通じて基板背面側を通過するコインCに対して図10における右側から当接するように支持されている。
(放出機構:支点位置調節機構)
支点位置調節機構50は、揺動アーム25を軸支すると共に前面基板21の前面側において揺動可能に設けられた揺動板51と、揺動板51の揺動を規制する止めネジ52とを備えている。
上記揺動板51は、その一端部において段付ネジ53により前面基板21に揺動可能に軸支され、他端部近傍に設けられた支軸51Aにより揺動アーム25を揺動可能に支持する。そして、揺動板51は揺動軸線と揺動アーム25の揺動軸線とはいずれも前面基板21の板面に垂直となる方向に設定されている。
さらに、揺動板51の他端部にはその揺動軸線を中心とする円弧方向に沿った長穴51Bが形成され、かかる長穴51Bに前述の止めネジ52が挿通されている。つまり、止めネジ52を緩めることにより長穴51Bの範囲で揺動板52を揺動させることができ、止めネジ52の締結により揺動板51を所定の角度位置に固定することができる。
また、揺動板51には、第一のコロ部材23及び揺動アーム25の揺動範囲を規定する切り欠き51Cが形成されている。かかる切り欠き51Cは、第一のコロ部材23の外周面に当接することで揺動アーム25の揺動を一定の角度範囲内に規制する。また、コインCが通過しないときには、引っ張りばね26に張力を受けている第一のコロ部材23が切り欠き51Cの一端部に押圧状態で当接している。
かかる支点位置調節機構50は、揺動板51の角度位置を調節することにより揺動アーム25の支点位置を調節する。かかる支点位置調節は、主として外径の異なる種々のコインCに対して揺動アーム25の支点位置が一定の位置条件を満たすように調節する際に用いられる。
(放出機構:揺動アームの支点位置条件)
ここで、本発明たるコイン投出装置10の放出機構20の揺動アーム25について要求される支点位置条件について図11に基づいて説明する。図11は、第一及び第二ののコロ部材23,24、コインC、揺動アーム25を模式的に示した説明図であり、符号Pは揺動アームの揺動支点位置を示す。
放出機構20にあっては、送り出し機構100により順次送り出されたコインCの内の先頭に位置するコインCが、第一及び第二のコロ部材23,24の間を通過する際に、それまで圧接していた第一のコロ部材23の揺動力によりはじき出されて上方空中に放り出されるようになっている。
そして、コインCを十分に高く放出するには、第一のコロ部材23を支持する揺動アーム25に揺動力を付勢する引っ張りばね26の張力がある程度強力であることも要求されるが、コインCの通過時に第一のコロ部材23の移動が開始される方向も重要となる。即ち、コインCの通過時に第一のコロ部材23が揺動を開始する方向が第二のコロ部材24側又はそれよりコイン移動方向上流側(第二のコロ部材24よりも下側)を向くように揺動アーム25の揺動支点位置が設定されている。
コインCに対してその直径の両端位置を第一及び第二のコロ部材23,24が越えるとコインCは放出されることから、「コインCの通過時」とは、コインCの直径の両端位置に第一及び第二のコロ部材23,24が位置している状態を示す。
そして、「通過時に第一のコロ部材23が揺動を開始する方向」とは、第一のコロ部材23の円弧状の移動軌跡における接線方向であって第二のコロ部材24側を向いた方向を示す。
図11の矢印Yは、コインCの通過時に第一のコロ部材23が揺動を開始する方向を示す。かかる矢印Yが第二のコロ部材24の中心点か或いはそれよりもコインCの送り方向上流側(図11における下側)を指し示せば良い。
放出機構20では、予め、かかる条件を満たすように、支点位置調節機構50により揺動板51を揺動させ揺動アーム25の支点位置を位置決めする。また、上記条件は、コインCの外径により変動するため、放出を行うコインCの外径に応じて揺動アーム25の支点位置を調節する。
なお、コイン投出装置10では、放出機構20以外の構成により制限される使用可能なコインCの外径の範囲(例えば、送り出し機構100により送り出し可能なコインCの外径の範囲、各案内枠80,90において通過可能であるコインCの外径の範囲、或いはこれらの双方を満たすコインの外径の範囲等)を網羅して上記支点位置条件を満たすことができるように、支点位置調節機構50による揺動アーム25の支点位置調節範囲が設定されていることが望ましい。
(放出機構:引っ張りばね及び張力調節機構)
張力調節機構70は、前面基板21の前面側において揺動可能に支持された調節アーム71と、調節アーム71の一方の揺動方向上流側から当接して調節アーム71の停止角度を調節する調節ネジ72と、調節ネジ72を支持する支持ブラケット73とを備えている。また、符号74は、調節後の調節ネジ72を固定するためのナットである。
調節アーム71は、略L字状であって、その屈曲部にて前面基板21の板面垂直方向を中心に揺動可能に支持されている。そして、そのL字形状の一方の揺動端部に、揺動アーム25に連結された引っ張りばね26の他端部が連結されている。これにより、調節アーム71は、図10における時計回り方向への揺動力を受ける。また、そのL字形状の他方の揺動端部には、図10における時計回り方向下流側から73に支持された調節ネジ72の先端部が当接する。
調節ネジ72は、支持ブラケット73に設けられたネジ穴に螺入される六角穴付き止めネジであって、支持ブラケット73に螺入された状態で回転させることで進退移動を行い、その先端部に当接する調節アーム71を揺動させる。
図12は張力調節機構70により引っ張りばね26から受ける揺動アーム25の揺動力を大きくした状態を示す。このように、調節ネジ72を前進移動(図10における上方移動)させることで調節アーム71を揺動せしめ、引っ張りばね26が伸長されて揺動アーム25の揺動力が大きくなる。また、調節ネジ72を後退移動(図10における下方移動)させることで調節アーム71を逆方向に揺動せしめ、引っ張りばね26が収縮されて揺動アーム25の揺動力が小さくなる。そして、これらの調節により、コインCの放出高さの高低を調節することができる。
(放出機構:コインカウントセンサ及び支持ブラケット)
コインカウントセンサ27は、LED光源と受光素子とを備え、コインCの放出を行うたびに揺動する揺動アーム25の先端部がLED光源と受光素子との間に侵入し、受光が遮られることでコイン放出状態を検出する。
支持ブラケット28は、その下端部で背面基板22に装着されると共に上端部でコインカウントセンサを支持する。そして、支持ブラケット28の上端部は、前面基板21の前面側に回り込むように延設され、揺動アーム25の揺動軌跡をコインカウントセンサ27の光源と受光素子とが挟む配置となるように当該コインカウントセンサ27の支持を行う。
なお、支持ブラケット28は、その下端部に設けられた図10における左右方向に長い長穴を介して背面基板に固定されることから、コインカウントセンサ27を当該長穴に沿って位置調節することが可能となっている。
(コイン投出装置の動作説明)
上記構成からなるコイン投出装置10の全体的な動作について説明する。
送り出し機構100においてアクチュエータ114が駆動され、ディスク112が回転駆動されると、ホッパ134のコインCがディスク112の回転方向に応じて、第1の出口120又は第2の出口122から第1又は第2の案内枠80,90に送り込まれる。
第1又は第2の案内枠80,90内では、複数のコインCが順番に一列となって上方に搬送される。
そして、第1又は第2の案内枠80,90の上端部に位置する放出機構20に到達すると、先頭のコインCは、その外周において第一のコロ部材23と第二のコロ部材24とが当接する。さらに、先頭のコインCが後続のコインCに押圧されると、第一のコロ部材23と第二のコロ部材24の間隔を押し広げるようにして先頭のコインCは上方に移動し、当該コインCの直径の両端となる位置を第一のコロ部材23及び第二のコロ部材24越えることとなる。
これにより、第一のコロ部材23は、引っ張りばね26の張力により復帰方向に揺動する。これに伴い、第一及び第二のコロ部材23,24の間からコインCははじき出され、上方に向かって空中に放り出されることとなる。
このとき、復帰方向に揺動を開始する第一のコロ部材23の移動方向が、第二のコロ部材24の中心位置又はそれよりも下方を指すように揺動アーム25の支点位置が設定されていることから、第二のコロ部材24の上方を指し示す場合よりも揺動アーム25が迅速に揺動し、これに伴い、コインCもより加速されてはじき出される。このため、コインCはより上方に放出されることとなる。
また、第一及び第二のコロ部材23,24の間を通過する際に揺動した揺動アーム25の先端部がコインカウントセンサ27において検出され、例えば、コインセンサ27の出力が行われる計数回路ではコインカウント値を1加算する。
次に、コロ位置調節機構60によるコインCの放出方向調節について図13及び図14に基づいて説明する。
まず、図13に示すように、コロ位置調節機構60により、第二のコロ部材24を上方に移動調節する。この場合、第一のコロ部材23を基準として第二のコロ部材24は図13における反時計回り方向に移動することとなることから、コインCも同方向(左方向)に傾いて放出される。
次に、図14に示すように、コロ位置調節機構60により、第二のコロ部材24を下方に移動調節する。この場合、第一のコロ部材23を基準として第二のコロ部材24は図13における時計回り方向に移動することとなることから、コインCも同方向(右方向)に傾いて放出される。
(実施形態の効果)
上記コイン投出装置10にあっては、その放出機構20において、コインCの通過時における第一のコロ部材23の進行方向が第二のコロ部材24に向かう方向或いはそれよりも下方を向くように設定されることから、揺動アーム25の揺動を迅速に行い、これに伴い、より加速してコインCを各コロ部材23,24間からはじき出し、より上方まで放出することが可能となる。
また、このようにコインCの上方への放出を容易に行うことが可能となることから、放出機構20よりも上方或いは離間した受け渡し位置へのコインの受け渡しを容易に行うことが可能となる。
また、コインCの空中への放出が可能となることから、放出されたコインCを視覚的に容易に確認することが可能となる。また、遊戯機器への適用に際しては、コインの挙動に関して視覚的な面白み、趣向性を向上させることが可能となる。
また、上記放出機構20は、支点位置調節機構50により揺動アーム25の支点位置を調節することができることから、外径の異なるコインCについても揺動アーム25の支点位置の適正化を図ることができ、種々の外径のコインCに対して安定して高位置まで放出することができる。
また、放出機構20は、コロ位置調節機構60を備え、第二のコロ部材24を上下方向に移動調節することができることから、第一のコロ部材23との相対位置を調節し、コインCの放出方向を調節することが可能となる。
さらに、放出機構20は、張力調節機構70を備え、引っ張りばね26の伸び長を可変調節可能とすることから、揺動アーム25の揺動力を調節でき、コインの放出高さを調節することが可能となる。
(その他)
なお、支点位置調節機構50において、揺動アーム25の支点位置の調節が、段付きネジ53を中心とする円弧方向に沿って行われるが、特にかかる方向に限定されるものではなく、支点位置が第二のコロ部材24に対して距離変動を生じる方向であれば他の方向であっても良い。また、曲線移動に限らず直線移動を行っても良い。
また、コロ位置調節機構60において、第二のコロ部材24を上下方向に位置調節しているが、第一のコロ部材23と第二のコロ部材24とを結ぶ直線に角度変化を生じるいかなる方向に沿って調節を行っても良い。また、曲線移動でも良い。
図1はコイン投出装置の正面図である。 図2はコイン投出装置の右側面図を示す。 図1に開示した送り出し機構をベース部材の上面に対して垂直な方向から見た説明図である。 図3に開示されたディスクの正面図を示す。 ディスクの平面図を示す。 図3に開示した第1及び第2のガイドの配置を示す説明図である。 第1のガイド及び後述する板ばねを示す平面図である。 第一のガイド及び板ばねのベース部材の上面への取り付け状態を示す説明図である。 図1に開示された放出機構の分解斜視図である。 放出機構の正面図である。 第一及び第二ののコロ部材、コイン、揺動アームを模式的に示した説明図である。 張力調節機構により揺動アームの揺動力を大きくした状態を示す状態説明図である。 コロ位置調節機構により第二のコロ部材を上方に移動調節した場合の動作説明図である。 コロ位置調節機構により第二のコロ部材を下方に移動調節した場合の動作説明図である。 従来例の問題点を示す説明図である。
符号の説明
10 コイン投出装置
20 放出機構
23 第一のコロ部材(一方の当接部材)
24 第二のコロ部材(他方の当接部材)
25 揺動アーム
26 引っ張りばね(弾性部材)
50 支点位置調節機構
60 コロ位置調節機構(当接位置調節機構)
70 張力調節機構(揺動力調節機構)

Claims (4)

  1. 蓄積されたコインを順番に送り出す送り出し機構と、
    送り出された前記コインを連続的に並んだ状態で上方に案内する案内枠と、
    前記案内枠に沿って順次送り出されたコインにより押上げられた先頭のコインを上方に放出する放出機構とを備え、
    前記放出機構は、前記先頭のコインを挟む配置で当該コインの外周に当接する一対の当接部材と、
    前記一対の当接部材のうち一方の前記当接部材を端部に保持する揺動アームと、
    前記一方の当接部材が他方の当接部材に接近する方向に向かって前記揺動アームに揺動力を付勢する弾性部材とを備え、
    前記コインの前記当接部材間の通過時に前記一方の当接部材の揺動を開始する方向が前記他方の当接部材側又はそれよりコイン移動方向上流側を向くように前記揺動アームを設けたことを特徴とするコイン投出装置。
  2. 前記揺動アームの支点位置を調節する支点位置調節機構を備えることを特徴とする請求項1記載のコイン投出装置。
  3. 前他方の当接部材の位置を調節する当接位置調節機構を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のコイン投出装置。
  4. 前記弾性部材による揺動力を調節する揺動力調節機構を備えることを特徴とする請求項1,2又は3記載のコイン投出装置。
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