JP2005300859A - 光学系ユニット、鏡胴およびこれを使用するカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 第1の光学系を有する第1のレンズ枠を、第2の光学系を有する第2のレンズ枠に対して付勢する付勢部材のばね力量を調整可能とすることによって、第2のレンズ枠に対して光軸との直交方向にシフト摺動させる第1のレンズ枠の摺動力量を安定させる光学ユニットを提供する。
【解決手段】 第1の光学系1を有する第1のレンズ枠2を、第2の光学系3を有する第2のレンズ枠4に対して付勢するレンズ枠保持部材5、6からなる光学系ユニットにおいて、前記レンズ枠保持部材5、6が、前記第1のレンズ枠2を前記第2のレンズ枠4に対して付勢する付勢力量を調整可能とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1の光学系1を有する第1のレンズ枠2を、第2の光学系3を有する第2のレンズ枠4に対して付勢するレンズ枠保持部材5、6からなる光学系ユニットにおいて、前記レンズ枠保持部材5、6が、前記第1のレンズ枠2を前記第2のレンズ枠4に対して付勢する付勢力量を調整可能とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタルカメラ、銀塩カメラ、モバイル用撮影レンズ、ビデオカメラ等の各種撮影装置に使用される撮影レンズ全般の光学系ユニットの光軸偏芯調整を行うレンズ枠の保持構造に関し、とくに第1の光学系を有する第1のレンズ枠を、第2の光学系を有する第2のレンズ枠に対して付勢するレンズ枠保持部材を備えた光学系ユニット、鏡胴およびこれを使用するカメラに関するものである。
各種撮影装置に装備される鏡胴等の光学系ユニットにおいて、第2の光学系を保持する第2のレンズ枠に対して、第1の光学系を有する第1のレンズ枠を保持させた状態で、第1のレンズ枠を第2のレンズ枠に対して光軸との直交方向にシフト摺動させて、第1の光学系の光軸と第2の光学系の光軸を調整することは知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
第2の光学系を保持する第2のレンズ枠に対して、第1の光学系を有する第1のレンズ枠を保持させた状態で、第1のレンズ枠を第2のレンズ枠に対して光軸との直交方向にシフト摺動させて、第1の光学系の光軸と第2の光学系の光軸を調整する場合、作業性を良くするためには、このシフト摺動時の摺動力量を安定させる必要がある。
そのためには、第1のレンズ枠をばね付勢する場合の付勢量のバラツキを抑える必要がある。しかしながら、このような精密部材を付勢する場合、付勢したいレンズ枠を構成する部品が小さいため、ばねのたわみ幅に余裕のある設計が困難となっている。
第1の光学系を有する第1のレンズ枠の寸法誤差の積み上がり量が、第1のレンズ枠を付勢する場合の付勢量のバラツキに影響する。また、たわみ量のバラツキを少なくするために、構成部品の寸法公差を小さくする設計方法もあるが、コストアップになるという問題がある。
第2の光学系を保持する第2のレンズ枠に対して、第1の光学系を有する第1のレンズ枠を保持させた状態で、第1のレンズ枠を第2のレンズ枠に対して光軸との直交方向にシフト摺動させて、第1の光学系の光軸と第2の光学系の光軸を調整する場合、作業性を良くするためには、このシフト摺動時の摺動力量を安定させる必要がある。
そのためには、第1のレンズ枠をばね付勢する場合の付勢量のバラツキを抑える必要がある。しかしながら、このような精密部材を付勢する場合、付勢したいレンズ枠を構成する部品が小さいため、ばねのたわみ幅に余裕のある設計が困難となっている。
第1の光学系を有する第1のレンズ枠の寸法誤差の積み上がり量が、第1のレンズ枠を付勢する場合の付勢量のバラツキに影響する。また、たわみ量のバラツキを少なくするために、構成部品の寸法公差を小さくする設計方法もあるが、コストアップになるという問題がある。
特許文献1には、第1のレンズ枠(レンズ収納筒)を第2のレンズ枠(シャッターユニット)に対して付勢することを特徴とする光学系ユニットの例があげられている。
しかしながら、それはレンズ枠の保持のみを目的とし、光学系を保持しつつ、摺動させるような構造ではない場合は、付勢力量のバラツキが問題にならないため、力量調整の必要がなかった。
なお、この従来例によれば、付勢部材が、製品完成後においても、鏡胴カメラの構成部品として内部に残っているため、鏡胴やカメラの小型化に対しては不利である。
特許文献2には、第1レンズ枠をレンズ繰り出し部材に対して付勢するレンズ枠保持部材(付勢スプリング)からなる光学ユニットが開示されている。
また、他の従来においては、レンズ枠を付勢する場合の例として、レンズ繰り出し時のバックラッシ発生を防止し、レンズ枠繰り出しの位置精度を確保するために、レンズ枠に付勢力を掛ける例がある。
特開2002−318335公報
特許第3094254号
しかしながら、それはレンズ枠の保持のみを目的とし、光学系を保持しつつ、摺動させるような構造ではない場合は、付勢力量のバラツキが問題にならないため、力量調整の必要がなかった。
なお、この従来例によれば、付勢部材が、製品完成後においても、鏡胴カメラの構成部品として内部に残っているため、鏡胴やカメラの小型化に対しては不利である。
特許文献2には、第1レンズ枠をレンズ繰り出し部材に対して付勢するレンズ枠保持部材(付勢スプリング)からなる光学ユニットが開示されている。
また、他の従来においては、レンズ枠を付勢する場合の例として、レンズ繰り出し時のバックラッシ発生を防止し、レンズ枠繰り出しの位置精度を確保するために、レンズ枠に付勢力を掛ける例がある。
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、第1の光学系を有する第1のレンズ枠を、第2の光学系を有する第2のレンズ枠に対して付勢する付勢部材のばね力量を調整可能とすることによって、第2のレンズ枠に対して光軸との直交方向にシフト摺動させる第1のレンズ枠の摺動力量を安定させる光学ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、第1の光学系を有する第1のレンズ枠を、第2の光学系を有する第2のレンズ枠に対して付勢するレンズ枠保持部材からなる光学系ユニットにおいて、前記レンズ枠保持部材が、前記第1のレンズ枠を前記第2のレンズ枠に対して付勢する付勢力量を調整可能とした光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記レンズ枠保持部材が板ばねで構成される請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記板ばねが円周方向に少なくとも3箇所設けられる請求項2記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記レンズ枠保持部材が、第2の光学系を有する前記第2のレンズ枠に備えられたバヨネット部により着脱可能に支持される請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記レンズ枠保持部材のベース部が、金属の板材を使用した請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、前記レンズ枠保持部材が着脱時の手持ち部となるつまみを有する請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、前記レンズ枠保持部材は、前記第2のレンズ枠に対して前記第1のレンズ枠を接着するさいの接着剤塗布部を回避するように構成した請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、請求項1ないし7記載の光学系ユニットを使用した鏡胴を特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、請求項8記載の鏡胴を使用したカメラを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記レンズ枠保持部材が板ばねで構成される請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記板ばねが円周方向に少なくとも3箇所設けられる請求項2記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記レンズ枠保持部材が、第2の光学系を有する前記第2のレンズ枠に備えられたバヨネット部により着脱可能に支持される請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記レンズ枠保持部材のベース部が、金属の板材を使用した請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、前記レンズ枠保持部材が着脱時の手持ち部となるつまみを有する請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、前記レンズ枠保持部材は、前記第2のレンズ枠に対して前記第1のレンズ枠を接着するさいの接着剤塗布部を回避するように構成した請求項1記載の光学系ユニットを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、請求項1ないし7記載の光学系ユニットを使用した鏡胴を特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、請求項8記載の鏡胴を使用したカメラを特徴とする。
各請求項記載の発明によれば、板ばねを交換することで、第2のレンズ枠に対する第1のレンズ枠の付勢力を調整することが可能となる。そのため、部品バラツキにより、板バネのたわみ量の許容範囲以上に、第1のレンズ枠を構成する部品の部品交差がばらついても、第1のレンズ枠を光軸と直交する方向にシフト摺動させる摺動力量を、作業のし易い範囲内に調整できるため、偏心調整(調芯作業)の精度向上および、工程の効率の増加、ひいてはコストダウンを図ることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は第1の光学系を保持する第1のレンズ枠、第2の光学系を保持する第2のレンズ枠の構成を示す概略部分断面図である。
図1において、第1の光学系1を保持する第1のレンズ枠2、第2の光学系3を保持する第2のレンズ枠4の構成を示している。第1のレンズ枠2は、付勢したい箇所の部分を矢印方向へ付勢することで、第2のレンズ枠4に付勢されている。
図2は第2のレンズ枠のチャッキングベースを示す概略斜視図である。図2に示すように、第2のレンズ枠4には、第1のレンズ枠2を付勢するためにチャッキングベース5上に、板ばね6が所定の周方向ピッチにて複数個配置され、各板ばね6の基端部は止めネジ7によりチャッキングベース5に着脱可能に固定され、他端は自由端となって光軸方向へ浮き上がっている。
この板ばね6を交換することによって付勢力を調整する。図2には、板ばね6を円周方向で3箇所に使用した例を示している。図2において、チャッキングベース5は厚さt=1のステンレスの板材を使用している。また、着脱時の手持ち部8を設けることもできる。
図1において、第1の光学系1を保持する第1のレンズ枠2、第2の光学系3を保持する第2のレンズ枠4の構成を示している。第1のレンズ枠2は、付勢したい箇所の部分を矢印方向へ付勢することで、第2のレンズ枠4に付勢されている。
図2は第2のレンズ枠のチャッキングベースを示す概略斜視図である。図2に示すように、第2のレンズ枠4には、第1のレンズ枠2を付勢するためにチャッキングベース5上に、板ばね6が所定の周方向ピッチにて複数個配置され、各板ばね6の基端部は止めネジ7によりチャッキングベース5に着脱可能に固定され、他端は自由端となって光軸方向へ浮き上がっている。
この板ばね6を交換することによって付勢力を調整する。図2には、板ばね6を円周方向で3箇所に使用した例を示している。図2において、チャッキングベース5は厚さt=1のステンレスの板材を使用している。また、着脱時の手持ち部8を設けることもできる。
図3はチャッキングベースに設けたバヨネット部と第1のレンズ枠に設けたバヨネット固定部の着脱を説明する概略斜視図である。図4は位置合わせされたチャッキングベースに設けたバヨネット部と第1のレンズ枠に設けたバヨネット固定部を示す概略図である。図5は図4の後面を示す概略図である。
図3ないし図5はチャッキングベース5に設けたバヨネット部10と第1のレンズ枠2に設けたバヨネット固定部11により着脱可能とした例を示している。
取り付け時、取り外し時には、このチャッキングベース5に設けたバヨネット部10と第1の光学系1に設けたバヨネット固定部11の位置を合せ、チャッキングベース5を左方向に回転させて固定する。
この着脱手順では、第2の光学系3(図6)に対する第1の光学系1の偏心を調整する工程において装着され、第2光学系3に対する第1の光学系1の偏心調整が終了し、第2のレンズ枠4に対して第1のレンズ枠2を接着した後は、付勢部材(板ばね6、チャッキングベース5)を第2のレンズ枠4より取り外す。
図2において、付勢部材を構成する板ばね6および5が、第1の光学系1を接着する接着剤塗布部9を回避するように構成されている例を示している。
図3ないし図5はチャッキングベース5に設けたバヨネット部10と第1のレンズ枠2に設けたバヨネット固定部11により着脱可能とした例を示している。
取り付け時、取り外し時には、このチャッキングベース5に設けたバヨネット部10と第1の光学系1に設けたバヨネット固定部11の位置を合せ、チャッキングベース5を左方向に回転させて固定する。
この着脱手順では、第2の光学系3(図6)に対する第1の光学系1の偏心を調整する工程において装着され、第2光学系3に対する第1の光学系1の偏心調整が終了し、第2のレンズ枠4に対して第1のレンズ枠2を接着した後は、付勢部材(板ばね6、チャッキングベース5)を第2のレンズ枠4より取り外す。
図2において、付勢部材を構成する板ばね6および5が、第1の光学系1を接着する接着剤塗布部9を回避するように構成されている例を示している。
図6は図1ないし図5に示したような、第1のレンズ枠、第2のレンズ枠を用いて構成した鏡胴の例を示す断面図である。図6において、図1ないし図5の光学系ユニット(第1のレンズ枠2、第2のレンズ枠4)を使用した鏡胴20はファインダカム筒12、直進筒13、カム枠14を備えている。
カム枠14の内部には前述の第1の光学系1、第1のレンズ枠2、第2の光学系3および第2のレンズ枠4が配置されている。このような鏡胴20を用いてカメラを構成する。
本発明によれば、板ばね6を使用することで、取り回しが簡単で交換作業がやり易い。したがって作業効率を上げることができる。また、板ばね6を円周方向に少なくとも3箇所設けることで、第1のレンズ枠2を安定して保持することができる。
したがって第1のレンズ枠2を光軸に対して直交する方向にシフト摺動させる摺動力量を安定させることができる。とくに摺動方向は、X方向、Y方向といった2次元に移動させる必要があるため、この摺動力量を安定させることは重要である。
この摺動力量が安定することで、偏心調整の精度向上および、工程の効率の増加、ひいてはコストダウンができる。この付勢部材(板ばね、チャッキングベース)を調整作業における必要な場合にだけ装着し、レンズ枠固着後に取り外すことで、完成品には含まれないこととなり、鏡胴やカメラの構成部品を増やすことなく実施できる。したがって鏡胴20、カメラの小型化が可能となる。
また、付勢部材(板ばね6、チャッキングベース5)は、他の鏡胴等の組立に繰り返し使用可能なので(工程内でリサイクル可能)、地球環境の保全に対する効果もある。さらに、チャッキングベース5に金属の板材を使うことで、付勢部材の薄型化ができ、精密で隙間の少ない鏡胴20に使用することが可能となる。
カム枠14の内部には前述の第1の光学系1、第1のレンズ枠2、第2の光学系3および第2のレンズ枠4が配置されている。このような鏡胴20を用いてカメラを構成する。
本発明によれば、板ばね6を使用することで、取り回しが簡単で交換作業がやり易い。したがって作業効率を上げることができる。また、板ばね6を円周方向に少なくとも3箇所設けることで、第1のレンズ枠2を安定して保持することができる。
したがって第1のレンズ枠2を光軸に対して直交する方向にシフト摺動させる摺動力量を安定させることができる。とくに摺動方向は、X方向、Y方向といった2次元に移動させる必要があるため、この摺動力量を安定させることは重要である。
この摺動力量が安定することで、偏心調整の精度向上および、工程の効率の増加、ひいてはコストダウンができる。この付勢部材(板ばね、チャッキングベース)を調整作業における必要な場合にだけ装着し、レンズ枠固着後に取り外すことで、完成品には含まれないこととなり、鏡胴やカメラの構成部品を増やすことなく実施できる。したがって鏡胴20、カメラの小型化が可能となる。
また、付勢部材(板ばね6、チャッキングベース5)は、他の鏡胴等の組立に繰り返し使用可能なので(工程内でリサイクル可能)、地球環境の保全に対する効果もある。さらに、チャッキングベース5に金属の板材を使うことで、付勢部材の薄型化ができ、精密で隙間の少ない鏡胴20に使用することが可能となる。
着脱時の手持ち部8を設けることで、付勢部材(板ばね6、チャッキングベース5)の着脱が容易になる。したがって付勢部材の着脱を行う工程の作業効率を上げることができる。
付勢部材を構成する板ばね6およびチャッキングベース5が第1の光学系1を接着する接着剤塗布部9を回避するように構成したことで、偏心調整後の第1のレンズ枠2の接着工程に支障をきたさない。したがって従来どおりの固着工程を実施することができる。つまり新たな固着工程や段取りのための投資を抑えることができるため、コストダウンが可能となる。
第1のレンズ枠2、第2のレンズ枠4を用いて構成した鏡胴20は、完成時に付勢部材の構成を持たせる必要がない。したがって鏡胴20の小型化が可能となる。この鏡胴20を用いてカメラを構成することで、カメラも小型化することができる。
付勢部材を構成する板ばね6およびチャッキングベース5が第1の光学系1を接着する接着剤塗布部9を回避するように構成したことで、偏心調整後の第1のレンズ枠2の接着工程に支障をきたさない。したがって従来どおりの固着工程を実施することができる。つまり新たな固着工程や段取りのための投資を抑えることができるため、コストダウンが可能となる。
第1のレンズ枠2、第2のレンズ枠4を用いて構成した鏡胴20は、完成時に付勢部材の構成を持たせる必要がない。したがって鏡胴20の小型化が可能となる。この鏡胴20を用いてカメラを構成することで、カメラも小型化することができる。
1 第1の光学系
2 第1のレンズ枠
3 第2の光学系
4 第2のレンズ枠
5 レンズ枠保持部材(付勢部材、チャッキングベース)
6 レンズ枠保持部材(付勢部材、板ばね)
8 手持ち部(つまみ)
9 接着剤塗布部
10 バヨネット部
11 バヨネット固定部
20 鏡胴
2 第1のレンズ枠
3 第2の光学系
4 第2のレンズ枠
5 レンズ枠保持部材(付勢部材、チャッキングベース)
6 レンズ枠保持部材(付勢部材、板ばね)
8 手持ち部(つまみ)
9 接着剤塗布部
10 バヨネット部
11 バヨネット固定部
20 鏡胴
Claims (9)
- 第1の光学系を保持する第1のレンズ枠を、第2の光学系を保持する第2のレンズ枠に対して付勢するレンズ枠保持部材を備えた光学系ユニットにおいて、前記レンズ枠保持部材が、前記第1のレンズ枠を前記第2のレンズ枠に対して付勢する付勢力量を調整可能としたことを特徴とする光学系ユニット。
- 前記レンズ枠保持部材が板ばねで構成されることを特徴とする請求項1記載の光学系ユニット。
- 前記板ばねが円周方向に少なくとも3箇所設けられることを特徴とする請求項2記載の光学系ユニット。
- 前記レンズ枠保持部材が、第2の光学系を有する前記第2のレンズ枠に備えられたバヨネット部により着脱可能に支持されることを特徴とする請求項1記載の光学系ユニット。
- 前記レンズ枠保持部材のベース部として、金属の板材を使用したことを特徴とする請求項1記載の光学系ユニット。
- 前記レンズ枠保持部材が着脱時の手持ち部となるつまみを有することを特徴とする請求項1記載の光学系ユニット。
- 前記レンズ枠保持部材は、前記第2のレンズ枠に対して前記第1のレンズ枠を接着するさいの接着剤塗布部を回避し得るように構成されていることを特徴とする請求項1記載の光学系ユニット。
- 請求項1ないし7記載の光学系ユニットを使用したことを特徴とする鏡胴。
- 請求項8記載の鏡胴を使用したことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004115988A JP2005300859A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 光学系ユニット、鏡胴およびこれを使用するカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004115988A JP2005300859A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 光学系ユニット、鏡胴およびこれを使用するカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=35332477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004115988A Pending JP2005300859A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 光学系ユニット、鏡胴およびこれを使用するカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005300859A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008909A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Hoya Corp | レンズ支持構造 |
US10564381B2 (en) | 2016-07-14 | 2020-02-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Illumination device |
-
2004
- 2004-04-09 JP JP2004115988A patent/JP2005300859A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008909A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Hoya Corp | レンズ支持構造 |
US10564381B2 (en) | 2016-07-14 | 2020-02-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Illumination device |
DE112017003548B4 (de) * | 2016-07-14 | 2021-03-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Beleuchtungsvorrichtung |
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