JP2005300466A - 車載情報通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転操作を妨げることなく、異常動作しているアプリケーションを正常な状態に戻す。
【解決手段】動作状況把握手段4が、車載情報端末装置2が実行しているアプリケーションの動作状況を把握し、異常状態検出手段5が、アプリケーションの動作状況に応じて、異常状態にあるアプリケーションを検出する。そして、リセットタイミング算出手段6が、異常状態にあるアプリケーションが検出されるのに応じて、車載情報端末装置2をリセットするタイミングを算出し、リセット手段7が、算出されたタイミングに従って車載情報端末装置2をリセットする。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信手段を利用して各種アプリケーションを実行する車載情報通信装置に関し、より詳しくは、運転操作を妨げることなく、異常動作しているアプリケーションを正常な状態に戻すための技術に係わる。
従来より、携帯電話機等の通信端末装置を利用して車外に設置されたサーバ装置に自車両の位置情報を送信し、送信された位置情報に基づいてサーバ装置により検索された、車両周辺の地域情報等の自車両にとって有益な情報を取得する車載情報通信装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−325493号公報
しかしながら、従来までの車載情報通信装置によれば、アプリケーションの実行中に、通信端末装置の負荷が高くなり、通信端末装置の動作が不安定になることによって、通信端末装置を利用しているアプリケーションが異常動作することがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、運転操作を妨げることなく、異常動作しているアプリケーションを正常な状態に戻すことを可能にする車載情報通信装置を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明に係る車載情報通信装置は、異常状態にあるアプリケーションが検出されるのに応じて、車載情報端末装置をリセットするタイミングを算出し、算出されたタイミングに従って車載情報端末装置を自動的にリセットする。
本発明に係る車載情報通信装置によれば、車載情報端末装置上で起動されているアプリケーションが異常動作した場合、自車両の運転の妨げにならないタイミングでリセット動作が行われるので、運転操作を妨げることなく、異常動作しているアプリケーションを正常な状態に戻すことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態となる車載情報通信装置の構成と動作について詳しく説明する。
始めに、図1乃至図7を参照して、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置の構成と動作について説明する。
[車載情報通信装置の構成]
図1は、第1の実施形態となる車載情報通信装置の構成を示す機能ブロック図である。
第1の実施形態となる車載情報通信装置1は、車両に搭載され、図1に示すように、車載情報端末装置2と通信端末装置3とを主な構成要素として備える。また、車載情報端末装置2は、一般的なコンピュータシステムにより構成され、動作状況把握手段4,異常状態検出手段5,リセットタイミング算出手段6,及びリセット手段7を有する。
なお、車載情報端末装置2の各構成要素の機能は、コンピュータシステムのCPU(Central Processing Unit)がメモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。また、この実施形態では、車載情報端末装置2と通信端末装置3は、物理的に個別の位置に配置され、有線通信又は無線通信により相互に情報通信可能なように構成されている。以下、上記各構成要素について詳しく説明する。
上記通信端末装置3は、情報通信及び音声通信が可能な通信機能を有する通信手段により構成されている。ここで、通信端末装置3が利用する伝送媒体は、特に限定されることはなく、電波や赤外線であってもよい。また、通信端末装置3が利用する通信帯域は、特に限定されることはなく、800MHz帯,1.5GHz帯,2GHz帯等のいずれの帯域であってもよい。なお、この実施形態では、通信端末装置3として、上記帯域の少なくとも一つの帯域を利用する携帯電話機を用いる。また、通信端末装置3は、Bluetooth(登録商標)や赤外線(IrDA)を利用した無線接続、若しくは、RS−232C(シリアル・インタフェイス)やUSB(Universal Serial Bus)を利用した有線接続によって、車載情報端末装置2と接続される。
上記動作状況把握手段4は、車載情報通信装置1上で起動されているアプリケーションを検出する起動アプリケーション検出部8を有し、この実施形態では、ナビゲーションシステム,ハンズフリー電話,課金処理,ラジオや音楽の再生/録音といったオーディオ機能,VICSを利用した渋滞情報や事故情報等の自車両の運行に関わる情報の取得・表示処理等のアプリケーションの起動状況を把握する。そして、動作状況把握手段4は、検出したアプリケーションの起動状況の情報を異常状態検出手段5に渡す。なお、この実施形態では、動作状況把握手段4は、検出されたアプリケーションの名称を複数の欄を有するリストに記録し、アプリケーションの名称が記録されたリストを異常状態検出手段5に渡す。
上記異常状態検出手段5は、起動アプリケーション検出部8により検出されたアプリケーションの起動状況の情報を参照して、起動している各アプリケーションの動作状態(正常動作,異常動作)を検出し、検出した動作状態の情報をリセットタイミング算出手段6に渡す。なお、アプリケーションの動作状態は、アプリケーションが消費しているリソースを検出し、消費しているリソースが異常に高い、又は、異常に低い場合、そのアプリケーションは異常動作していると判別することにより、検出することができる。また、アプリケーションがハングアップ(応答なし)状態にあるか否かを判別することにより、アプリケーションの動作状態を検出することもできる。
上記リセットタイミング算出手段6は、ナビゲーションシステムによって自車両の現在地から目的地までの走行経路を誘導する処理が実行されているか否かを検出する経路誘導動作検出部9と、ナビゲーションシステムによって自車両の現在地から目的地までの走行経路中において自車両の進行方向を提示する誘導イベントが実行されているか否かを検出するイベント検出部10と、ナビゲーションシステムによって自車両の現在地から目的地までの走行経路を演算する処理が実行されているか否かを検出する演算処理動作検出部11とを備える。
また、リセットタイミング算出手段6は、ハンズフリー電話による着信処理、又は、通話処理が実行されているか否かを検出する着信/通話検出部12と、課金処理が実行されているか否かを検出する課金処理検出部13,オーディオ機能が利用されているか否かを検出するオーディオ利用検出部14と、自車両の運行に関わる情報の取得,表示処理が実行されているか否かを検出する運行情報取得表示検出部15を備える。そして、このような構成を有するリセットタイミング算出手段6は、異常動作しているアプリケーションが存在する場合、起動されているアプリケーションの動作状況を検出し、検出された動作状況に応じて、車載情報通信装置1のリセット動作を行っても運転者に対して問題がないタイミング(リセットタイミング)を算出する。
上記リセット手段7は、車載情報通信装置1の電源を一旦オフ状態にした後にオン状態にする、又は、異常動作しているアプリケーションのプロセスのみを終了させる等の方法により、異常動作しているアプリケーションを終了し、アプリケーションが正常動作するように車載情報通信装置1を復帰させる(以下、この処理をリセット動作と表記する)。なお、異常動作しているアプリケーションのプロセスを終了させることによりリセット動作を行った場合には、異常動作しているアプリケーションは終了することができたとしても、例えば、通信端末装置3と接続されている車載情報端末装置2の通信ポートに異常がある際には、リセット動作が完了しないことがあり得る。従って、リセット動作を確実に完了させるためには、車載情報通信装置1の電源を一旦オフ状態にした後にオン状態にすることによりリセット動作を行うことが望ましい。
このような構成を有する本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1は、以下に示すアプリケーション制御処理を実行することにより、運転操作を妨げることなく、異常動作しているアプリケーションを正常な状態に戻す。以下、図2に示すフローチャートを参照して、このアプリケーション制御処理を実行する際の車載情報端末装置1の動作について詳しく説明する。
[車載情報通信装置の動作]
〔アプリケーション制御処理〕
図2に示すフローチャートは、イグニッションスイッチがオン状態になっている状態において、所定の起動タイミング毎に開始となり、アプリケーション制御処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、動作状況把握手段4が、起動アプリケーション検出部8を利用して、車載情報通信装置1上で起動しているアプリケーションのリストを作成し、作成されたリストを異常状態検出手段5に入力する(動作状況把握処理)。なお、この動作状況把握処理の詳細については、図3に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、このステップS1の処理は完了し、この制御処理はステップS1の処理からステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、異常状態検出手段5が、動作状況把握手段4から入力されたリストを参照して、車載情報通信装置1上で起動しているアプリケーションの動作状態を検出し、検出された動作状態の情報をリセットタイミング算出手段6に入力する(異常状態検出処理)。なお、この異常状態検出処理の詳細については、図4に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、このステップS2の処理は完了し、この制御処理はステップS2の処理からステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、リセットタイミング算出手段6が、異常状態にあるアプリケーションが存在するか否かを判別し、異常状態にあるアプリケーションが存在する場合、車載情報通信装置1上で起動されているアプリケーションの動作状況に応じて、車載情報通信装置1のリセットタイミングを算出する(リセットタイミング算出処理)。なお、このリセットタイミング算出処理の詳細については、図5に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、このステップS3の処理は完了し、この制御処理はステップS3の処理からステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、リセット手段7が、リセットタイミング算出手段6が算出したリセットタイミングに従って、車載情報通信装置1のリセット動作を行う(リセット処理)。なお、このリセット処理の詳細については、図6に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、このステップS4の処理は完了し、一連のアプリケーション制御処理は終了する。
〔動作状況把握処理〕
次に、図3に示すフローチャートを参照して、上記ステップS1の動作状況把握処理について詳しく説明する。
図3に示すフローチャートは、アプリケーション起動処理が開始されるのに応じて開始となり、動作状況把握処理はステップS11の処理に進む。
ステップS11の処理では、動作状況把握手段4が、車載情報通信装置1上で起動しているアプリケーションの個数を計数するためのプログラムカウンタの値iを「0」にリセット(初期化)する。これにより、このステップS11の処理は完了し、この把握処理はステップS1の処理からステップS2の処理に進む。
ステップS12の処理では、動作状況把握手段4が、車載情報通信装置1上で起動しているアプリケーションが存在するか否かを判別する。そして、判別の結果、車載情報通信装置1上で起動しているアプリケーションが存在しない場合、動作状況把握手段4はアプリケーション制御処理を終了する。一方、車載情報通信装置1上で起動しているアプリケーションが存在する場合には、動作状況把握手段4はこの把握処理をステップS13の処理に進める。
ステップS13の処理では、動作状況把握手段4が、プログラムカウンタの値iを1増数する。これにより、このステップS13の処理は完了し、この把握処理はステップS13の処理からステップS14の処理に進む。
ステップS14の処理では、動作状況把握手段4が、車載情報通信装置1上で起動しているアプリケーションのうち、今までの処理で検出されていない(=リストに登録されていない)アプリケーションを検出する。これにより、このステップS14の処理は完了し、この把握処理はステップS14の処理からステップS15の処理に進む。
ステップS15の処理では、動作状況把握手段4が、ステップS14の処理において検出されたアプリケーションの名称をリストのi番目の欄に記録する。これにより、このステップS15の処理は完了し、この把握処理はステップS15の処理からステップS16の処理に進む。
ステップS16の処理では、動作状況把握手段4が、車載情報通信装置1上で起動しているアプリケーションとリストに名称が記録されているアプリケーションとを比較することにより、未検出のアプリケーションが存在するか否かを判別する。そして、判別の結果、未検出のアプリケーションが存在する場合、動作状況把握手段4は把握処理をステップS13の処理に戻す。一方、未検出のアプリケーションが存在しない場合には、動作状況把握手段4は、起動しているアプリケーションの名称が記録されたリストを異常状態検出手段5に渡した後、一連の動作状況把握処理を終了する。
〔異常状態検出処理〕
次に、図4に示すフローチャートを参照して、上記ステップS2の異常状態検出処理について詳しく説明する。
図4に示すフローチャートは、動作状況把握処理が終了するのに応じて開始となり、この異常状態検出処理はステップS21の処理に進む。
ステップS21の処理では、異常状態検出手段5が、動作状況把握手段4から渡されたリスト内の欄番号を計数するためのプログラムカウンタの値kを1にリセットする。これにより、このステップS21の処理は完了し、この検出処理はステップS21の処理からステップS22の処理に進む。
ステップS22の処理では、異常状態検出手段5が、プログラムカウンタの値kがリスト内の欄の総数i、換言すれば、動作状況把握処理において検出されたアプリケーションの総数以下であるか否かを判別する。そして、判別の結果、プログラムカウンタの値kがリスト内の欄の総数i以下でない場合、異常状態検出手段5は、リストに記録された全てのアプリケーションに対して後述する処理を実行したと判断し、異常状態検出処理後のリストをリセットタイミング算出手段6に渡した後、一連の異常状態検出処理を終了する。一方、プログラムカウンタの値kがリスト内の欄の総数i以下である場合には、異常状態検出手段5は、この検出処理をステップS23の処理に進める。
ステップS23の処理では、異常状態検出手段5が、リスト内のk番目の欄に名称が記載されているアプリケーションがハングアップ状態にあるか否かを判別する。そして、ハングアップ状態にある場合、異常状態検出手段5は、この異常状態検出処理をステップS26の処理に進める。一方、ハングアップ状態にない場合には、異常状態検出手段5は、この検出処理をステップS24の処理に進める。
ステップS24の処理では、異常状態検出手段5が、リストのk番目の欄に名称が記載されているアプリケーションにより消費されているリソースを算出する。なお、ここでいう「リソース」とは、車載情報端末装置2を構成するコンピュータシステムのCPUやメモリの消費量を意味し、アプリケーションを実行するためにどの程度のCPUやメモリが消費されているかを示す。これにより、このステップS24の処理は完了し、この検出処理はステップS24の処理からステップS25の処理に進む。
ステップS25の処理では、異常状態検出手段5が、算出されたリソースが規定範囲外にあるか否かを判別する。なお、この規定範囲は、リソースを消費し過ぎているためにアプリケーションが暴走している状態、又は、アプリケーションが立ち上がっているものの動作していないためにリソースを消費していない状態を検出するために設けられている。具体的には、算出されたリソースが、利用可能なリソースの98%を越えた場合、又は、利用可能なリソースの2%未満である場合、異常状態検出手段5は、算出されたリソースが規定範囲外にあるとし、そのアプリケーションがハングアップ状態にある可能性が高いと判断する。そして、判別の結果、算出されたリソースが規定範囲外にない場合、異常状態検出手段5は、この検出処理をステップS27の処理に進める。一方、算出されたリソースが規定範囲外にある場合には、異常状態検出手段5は、この検出処理をステップS26の処理に進める。
ステップS26の処理では、異常状態検出手段5が、リスト内のk番目の欄に名称が記載されているアプリケーションが、ハングアップ状態にある、若しくは、ハングアンプ状態にある可能性が高いとして、アプリケーションが異常状態にあることを示すフラグをリスト内のk番目の欄に立てる。これにより、このステップS26の処理は完了し、この検出処理はステップS26の処理からステップS27の処理に進める。
ステップS27の処理では、異常状態検出手段5が、プログラムカウンタの値kを1増数する。これにより、このステップS27の処理は完了し、この検出処理はステップS27の処理からステップS22の処理に戻る。
〔リセットタイミング算出処理〕
次に、図5に示すフローチャートを参照して、上記ステップS3のリセットタイミング算出処理について詳しく説明する。
図5に示すフローチャートは、異常状態検出処理が終了するのに応じて開始となり、このリセットタイミング算出処理はステップS31の処理に進む。
ステップS31の処理では、リセットタイミング算出手段6が、アプリケーションが異常状態にあることを示すフラグが立っている欄がリスト内に少なくとも一つあるか否かを判別する。そして、判別の結果、フラグが立っている欄がない場合、リセットタイミング算出手段6は、リセットタイミング算出処理及びアプリケーション制御処理を終了する。一方、フラグが立っている欄がある場合には、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS32の処理に進める。
ステップS32の処理では、リセットタイミング算出手段6が、車載情報通信装置1上でイベントが発生していないか否かを判別する。なお、ここでいう「イベント」とは、アプリケーションがナビゲーションシステムである場合、経路誘導や右左折の提示等のジョブを意味する。また、アプリケーションがハンズフリー電話による音声通話である場合には、「イベント」とは、通話相手からの着信動作等のジョブを意味する。そして、判別の結果、イベントが発生している場合、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS36の処理に進める。一方、イベントが発生していない場合には、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS33の処理に進める。
ステップS33の処理では、リセットタイミング算出手段6が、車載情報通信装置1上で処理動作が行われていないか否かを判別する。なお、ここでいう「処理動作」とは、アプリケーションがナビゲーションシステムである場合、誘導経路の演算やVICS情報の取得等の処理の実行を意味する。また、アプリケーションがハンズフリー電話による音声通話であった場合には、「処理動作」とは、相手との通話等の処理の実行を意味する。そして、判別の結果、処理動作が行われている場合、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS36の処理に進める。一方、処理動作が行われていない場合には、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS34の処理に進める。
ステップS34の処理では、リセットタイミング算出手段6が、車載情報通信装置1の表示部に自車両の運行に関わる情報が表示されていないか否かを判別する。なお、ここでいう「自車両の運行に関わる情報」とは、自車の走行予定経路上の交通情報や事故情報等の情報のことを意味する。そして、判別の結果、自車両の運行に関わる情報が表示されている場合、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS36の処理に進める。一方、自車両の運行に関わる情報が表示されていない場合には、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS35の処理に進める。
ステップS35の処理では、リセットタイミング算出手段6が、ステップS34の処理において自車両の運行に関わる情報が表示されていないと判断した時点をリセットタイミングとして決定し、リセット動作を行うようにリセット手段7に指示を出す。これにより、このステップS35の処理は完了し、一連のリセットタイミング算出処理は終了する。
ステップS36の処理では、リセットタイミング算出手段6が、規定時間を計測するタイマーをオンすることにより規定時間待機する。そして、規定時間待機後、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS32の処理に戻す。なお、上記規定時間は、車載情報通信装置1の設計時点で決定され、基本的には変更できないこととするが、運転者の好みに応じて変更できるようにしてもよい。
〔リセット処理〕
次に、図6に示すフローチャートを参照して、上記ステップS4のリセット処理について詳しく説明する。
図6に示すフローチャートは、リセットタイミング算出手段6からリセット動作の指示が出されるのに応じて開始となり、リセット処理はステップS41の処理に進む。
ステップS41の処理では、リセット手段7が、リストの欄内にフラグが立っているアプリケーションを異常動作しているアプリケーションとして終了させる。これにより、このステップS41の処理は完了し、このリセット処理はステップS41の処理からステップS42の処理に進む。
ステップS42の処理では、リセット手段7が、ステップS41の処理後のアプリケーションが終了していないか否かを判別する。そして、判別の結果、アプリケーションが終了していない場合、リセット手段7は、リセット処理をステップS45の処理に進める。一方、アプリケーションが終了している場合には、リセット手段7は、リセット処理をステップS43の処理に進める。
ステップS43の処理では、リセット手段7が、ステップS41の処理において終了させたアプリケーションを再起動する。これにより、このステップS43の処理は完了し、このリセット処理はステップS43の処理からステップS44の処理に進む。
ステップS44の処理では、リセット手段7が、再起動したアプリケーションが正常動作しているか否かを判別する。そして、判別の結果、再起動したアプリケーションが正常動作している場合、リセット手段7は、一連のリセット処理を終了する。一方、再起動したアプリケーションが正常動作していない場合には、リセット手段7は、このリセット処理をステップS45の処理に進める。
ステップS45の処理では、リセット手段7が、車載情報通信装置1の電源を落とすことにより、車載情報通信装置1をリセットする。これにより、このステップS45の処理は完了し、このリセット処理はステップS45の処理からステップS46の処理に進む。
ステップS46の処理では、リセット手段7が、車載情報通信装置1の電源を入れることにより、判断不可能な原因により起動しなかったアプリケーションを再起動可能な状態にする。なお、上記ステップS45の処理において、車載情報通信装置1の電源を落とすことにより、アプリケーションが起動しなかった原因はなくなるため、ステップS46の処理において、リセット手段7は、再起動したアプリケーションの正常動作を確認する必要はない。また、この処理の際、リセット手段7は、リストに名称が記録されていた全てのアプリケーションを起動させることにより、電源を落とす前に起動されていたアプリケーションを再起動するようにしてもよい。これにより、このステップS46の処理は完了し、一連のリセット処理は終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、動作状況把握手段4が、車載情報端末装置2が実行しているアプリケーションの動作状況を把握し、異常状態検出手段5が、アプリケーションの動作状況に応じて、異常状態にあるアプリケーションを検出し、リセットタイミング算出手段6が、異常状態にあるアプリケーションが検出されるのに応じて、車載情報端末装置2をリセットするタイミングを算出し、リセット手段7が、算出されたタイミングに従って、車載情報端末装置2をリセットする。
そして、このような構成によれば、車載情報端末装置2が実行しているアプリケーションが異常動作した場合であっても、運転者にとって適切なタイミングで車載情報端末装置2がリセットされるので、運転操作を妨げることなく、異常動作しているアプリケーションを正常な状態に戻すことができる。また、アプリケーションによる運転者に対する情報の提示を長時間妨げることなく、車載情報端末装置2が実行しているアプリケーションを速やかに正常動作させるようにすることができる。
また、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、動作状況把握手段4は、車載情報端末装置2が実行しているアプリケーションが存在するか否かを検出する起動アプリケーション検出手段8を備えるので、アプリケーションの動作状況を正確に把握することができる。
また、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、リセットタイミング算出手段6は、車載情報端末装置2が自車両の現在地から目的地までの走行経路を誘導する処理を実行しているか否かを検出する経路誘導動作検出部9を備え、図7(a)に示すように走行経路を誘導している場合には、車載情報端末装置2のリセット動作を禁止する。一方、図7(b)に示すように走行経路を誘導していない場合には、リセットタイミング算出手段6は、車載情報端末装置2のリセット動作を許容する。これにより、運転の妨げにならないタイミングで車載情報端末装置2をリセットすることができる。
また、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、リセットタイミング算出手段6は、車載情報端末装置2が自車両の現在地から目的地までの走行経路中において自車両の進行方向(直進,右折,左折,Uターン等)を提示する誘導イベントを実行しているか否かを検出するイベント検出部10を備え、誘導イベントを実行している場合には、車載情報端末装置2のリセット動作を禁止するので、誘導イベント実行中以外のタイミングでリセット動作を行うことにより、運転の妨げにならないタイミングで車載情報端末装置2をリセットすることができる。
また、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、リセットタイミング算出手段6は、車載情報端末装置2が自車両の現在地から目的地までの走行経路を演算する処理を実行しているか否かを検出する演算処理動作検出部11を備え、走行経路の演算処理を実行している場合には、車載情報端末装置2のリセット動作を禁止するので、演算処理中以外のタイミングでリセット動作を行うことにより、運転の妨げにならないタイミングで車載情報端末装置2をリセットすることができる。
また、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、リセットタイミング算出手段6は、車載情報端末装置2が着信処理、又は、通話処理を実行しているか否かを検出する着信/通話検出部12を備え、着信処理、又は、通話処理を実行している場合には、車載情報端末装置2のリセット動作を禁止するので、着信処理中や通話処理中の妨げにならないタイミングで車載情報端末装置2をリセットすることができる。
また、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、リセットタイミング算出手段6は、車載情報端末装置2が課金処理を実行しているか否かを検出する課金処理検出部13を備え、課金処理を実行している場合には、車載情報端末装置2のリセット動作を禁止するので、課金処理を確実に行うと共に、課金処理の妨げにならないタイミングで車載情報端末装置2をリセットすることができる。
また、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、リセットタイミング算出手段6は、車載情報端末装置2がラジオ放送の受信処理、音楽の再生処理、又は、録音処理を実行しているか否かを検出するオーディオ利用検出部14を備え、ラジオ放送の受信処理、音楽の再生処理、又は、録音処理を実行している場合には、車載情報端末装置2のリセット動作を禁止するので、ラジオ放送の受信処理、音楽の再生処理、又は、録音処理の妨げにならないタイミングで車載情報端末装置2をリセットすることができる。
また、本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置1によれば、リセットタイミング算出手段6は、車載情報端末装置2が自車両の運行に関わる情報(VICSによる渋滞情報,事故情報,交通規制情報等)の提示処理を実行しているか否かを検出する運行情報取得表示検出部を備え、自車両の運行に関わる情報の提示処理を実行している場合には、車載情報端末装置15のリセット動作を禁止するので、運転の妨げにならないタイミングで車載情報端末装置2をリセットすることができる。
次に、図8乃至図12を参照して、本発明の第2の実施形態となる車載情報通信装置の構成及び動作について説明する。
〔車載情報通信装置の構成〕
図8は、第2の実施形態となる車載情報通信装置の構成を示す機能ブロック図である。
第2の実施形態となる車載情報通信装置21は、図8に示すように、上記第1の実施形態となる車載情報通信装置1の構成に、表示画面記憶部22,運転負荷検出部23,表示画面記憶部24,及び表示画面維持部25が付加された構成となっている。以下では、表示画面記憶部22,運転負荷検出部23,表示画面記憶部24,及び表示画面維持部25の構成についてのみ説明し、その他の構成要素の説明は既述であるので省略する。
表示画面記憶部22は、異常状態検出手段5内部に設けられ、車載情報通信装置21上で起動しているアプリケーションが異常動作する直前に表示装置に表示していた表示画面のデータを記憶する。
運転負荷検出部23は、リセットタイミング算出手段6内部に設けられ、コーナー検出部26,降雨検出部27,及びステアリング/ペダル操作量検出部28を備える。そして、このような構成を有する運転付加検出部23は、現在の車両の走行状態を検出することにより、運転者の運転負荷を検出する。
表示画面記憶部24及び表示画面維持部25は、リセット手段7内部に設けられている。そして、表示画面記憶部24は、リセット処理直前に表示装置に表示されていた表示画面のデータを記憶し、表示画面維持部25は、表示画面記憶部22及び表示画面記憶部24が記憶している表示画面のデータを利用して、リセット処理直前の表示画面の表示を維持する。
このような構成を有する車載情報通信装置21は、以下に示すように動作することにより、運転操作を妨げることなく、異常動作しているアプリケーションを正常な状態に戻す。以下、図9乃至図11に示すフローチャートを参照して、車載情報通信装置21の動作について詳しく説明する。なお、この実施形態では、アプリケーション制御処理における異常状態検出処理,リセットタイミング算出処理,及びリセット処理における車載情報通信装置21の動作が、上記第1の実施形態におけるそれと異なるので、以下では、異常状態検出処理,リセットタイミング算出処理,及びリセット処理を実行する際の車載情報通信装置21の動作についてのみ説明する。
[車載情報通信装置の動作]
〔異常状態検出処理〕
始めに、図9に示すフローチャートを参照して、異常状態検出処理を実行する際の車載情報通信装置21の動作について説明する。
図9に示すフローチャートは、動作状態把握処理が終了するのに応じて開始となり、この異常状態検出処理はステップS21の処理に進む。なお、図9に示すフローチャートにおけるステップS51,S52,S54,S55,S56,S57,S58の処理はそれぞれ、図4のフローチャートにおけるステップS21,S22,S23,S24,S25,S26,S27の処理と同じ処理であるので、以下では、ステップS53の処理についてのみ説明し、その他の処理については説明を省略する。
ステップS53の処理では、異常状態検出手段5が、表示画面記憶部22を利用して、これまでの処理によりハングアップ状態にあるアプリケーションが検出されていない場合、表示装置に現在表示されている表示画面、換言すれば、正常に動作していた時点での最新の表示画面のデータを記憶する。これにより、このステップS53の処理は完了し、この異常状態検出処理はステップS53の処理からステップS54の処理に進む。
〔リセットタイミング算出処理〕
次に、図10に示すフローチャートを参照して、リセットタイミング処理を実行する際の車載情報通信装置1の動作について詳しく説明する。
図10に示すフローチャートは、異常状態検出処理が終了するのに応じて開始となり、このリセットタイミング算出処理はステップS61の処理に進む。
ステップS61の処理では、リセットタイミング算出手段6が、フラグが立っている欄がリスト内に少なくとも一つあるか否かを判別する。そして、判別の結果、フラグが立っている欄がない場合、リセットタイミング算出手段6は、一連のリセットタイミング算出処理を終了する。一方、フラグが立っている欄がある場合には、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS62の処理に進める。
ステップS62の処理では、リセットタイミング算出手段6が、運転負荷検出部23を利用して、運転者の運転負荷が大きい状態にあるか否かを判別する。具体的には、リセットタイミング算出手段6は、コーナー検出部26を利用して、車両の走行地点にコーナーが存在することが検出された場合、運転者の運転負荷が大きい状態にあると判断する。また、リセットタイミング算出手段6は、ステアリング/ペダル操作量検出部28を利用して、ステアリング,アクセルペダル,ブレーキペダルの操作量が多いことが検出された場合、運転者の運転負荷が大きい状態にあると判断する。
また、リセットタイミング算出手段6は、降雨検出部27を利用して、車外において雨が降っていることが検出された場合、視界が悪く、運転負荷が大きいと判断する。なお、リセットタイミング算出手段6は、車両が走行している地域が運転者が不慣れな地域である場合、運転負荷が大きいと判断してもよい。そして、判別の結果、運転負荷が高い状態にない場合、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS64の処理に進める。一方、運転負荷が高い場合には、リセットタイミング算出手段6は、この算出処理をステップS63の処理に進める。
ステップS63の処理では、リセットタイミング算出手段6が、運転負荷が高いと判断した時点をリセットタイミングとして決定し、リセット動作を行うようにリセット手段7に指示を出す。これにより、このステップS63の処理は完了し、一連のリセットタイミング算出処理は終了する。
ステップS64の処理では、リセットタイミング算出手段6が、規定時間を計測するタイマーをオンすることにより規定時間待機する。そして、規定時間待機後、リセットタイミング算出手段6は、このリセットタイミング算出処理をステップS62の処理に戻す。
〔リセット処理〕
次に、図11に示すフローチャートを参照して、リセット処理を実行する際の車載情報通信装置21の動作について詳しく説明する。
図11に示すフローチャートは、リセットタイミング算出処理が終了するのに応じて開始となり、リセット処理はステップS71の処理に進む。なお、図11に示すフローチャートにおけるステップS71,S72,S73,S74,S77,S78の処理はそれぞれ、図6のフローチャートにおけるステップS41,S42,S43,S44,S45,S46の処理と同じ処理であるので、以下では、このステップS75,76の処理についてのみ説明し、その他の処理については説明を省略する。
ステップS75の処理では、リセット手段7が、表示画面記憶部24を利用して、表示装置に表示されている表示画面をリセット直前の表示画面として記憶する。これにより、このステップS75の処理は完了し、このリセット処理はステップS75の処理からステップS76及びステップS77に進む。
ステップS76の処理では、リセット手段7が、リセット処理中、表示画面記憶部22若しくは表示画面記憶部24が記憶している表示画面のデータ、換言すれば、アプリケーションが正常動作していた時点での最新の表示画面、若しくは、リセット直前の表示画面を表示装置に表示させる。これにより、ステップS76の処理は完了し、一連のリセット処理は終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の第2の実施形態となる車載情報通信装置21によれば、リセットタイミング算出手段6は、運転者の運転負荷が高いか否かを検出する運転負荷検出部23を備え、運転負荷が高い場合において、車載情報端末装置2のリセット動作を許容するので、運転者の運転負荷が高く、車載情報端末装置2によるアプリケーションの提示があっても運転者が見ることができない場合に車載情報端末装置2をリセットすることにより、運転操作を妨げることなく、異常動作しているアプリケーションを正常な状態に戻すことができる。
また、本発明の第2の実施形態となる車載情報通信装置21によれば、異常状態検出手段5は、表示装置に表示されている表示画面を記憶する表示画面記憶部22を備え、リセット手段7は、リセット動作直前に前記表示装置に表示されている表示画面を記憶する表示画面記憶部24と、表示画面記憶部22又は表示画面記憶部24に記憶されている表示画面を利用して、リセット動作中、前記表示装置への表示画面の表示を継続させる表示画面維持部25とを備えるので、図12(a)に示すように、リセット動作中に表示画面の表示が消えることがなく、リセット動作を行っている最中にも、図12(b)に示すように、リセット直前の表示画面、又は、アプリケーションが正常動作していた時の表示画面を表示装置に表示し続け、運転者に対して常にアプリケーションを提示し続けることができる。これにより、運転負荷が高い場合であっても、例えば、不慣れな山道でコーナーが連続するような場所において、運転者が表示画面に表示された地図情報を見ながら運転することを希望する場合であっても、運転者は地図情報を継続して見ることができる。また、運転者に安心感を与えながら、車載情報端末装置2をリセットすることができる。さらに、運転者に気づかれることなく、アプリケーションを正常な状態に戻すことができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態となるアプリケーション制御処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態となる動作状況把握処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態となる異常状態検出処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態となるリセットタイミング算出処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態となるリセット処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態となる車載情報通信装置の動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態となる車載情報通信装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態となる異常状態検出処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態となるリセットタイミング算出処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態となるリセット処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態となるす車載情報通信装置の動作を説明するための図である。
符号の説明
1,21:車載情報通信装置
2:車載情報端末装置
3:通信端末装置
4:動作状況把握手段
5:異常状態検出手段
6:リセットタイミング算出手段
7:リセット手段
8:起動アプリケーション検出部
9:経路誘導動作検出部
10:イベント検出部
11:演算処理動作検出部
12:着信/通話検出部
13:課金処理検出部
14:オーディオ利用検出部
15:運行情報取得表示検出部
22,24:表示画面記憶部
23:運転負荷検出部
25:表示画面維持部
26:コーナー検出部
27:降雨検出部
28:ステアリング/ペダル操作量検出部

Claims (17)

  1. 自車両に搭載され、通信端末装置を利用して各種アプリケーションを実行する車載情報端末装置を有する車載情報通信装置であって、
    前記車載情報端末装置が実行しているアプリケーションの動作状況を把握する動作状況把握手段と、
    動作状況把握手段により把握されたアプリケーションの動作状況に応じて、異常状態にあるアプリケーションを検出する異常状態検出手段と、
    前記異常状態検出手段により異常状態にあるアプリケーションが検出されるのに応じて、前記車載情報端末装置をリセットするタイミングを算出するリセットタイミング算出手段と、
    前記リセットタイミング算出手段により算出されたタイミングに従って、前記車載情報端末装置をリセットするリセット手段と
    を備えることを特徴とする車載情報通信装置。
  2. 請求項1に記載の車載情報通信装置であって、
    前記動作状況把握手段は、前記車載情報端末装置が実行しているアプリケーションが存在するか否かを検出する起動アプリケーション検出手段を備えることを特徴とする車載情報通信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車載情報通信装置であって、
    前記車載情報端末装置が実行しているアプリケーションはナビゲーションシステムであることを特徴とする車載情報通信装置。
  4. 請求項3に記載の車載情報通信装置であって、
    前記リセットタイミング算出手段は、前記車載情報端末装置が自車両の現在地から目的地までの走行経路を誘導する処理を実行しているか否かを検出する経路誘導動作検出部を備え、走行経路を誘導する処理を実行している場合、車載情報端末装置のリセット動作を禁止することを特徴とする車載情報通信装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の車載情報通信装置であって、
    前記リセットタイミング算出手段は、前記車載情報端末装置が自車両の現在地から目的地までの走行経路中において自車両の進行方向を提示する誘導イベントを実行しているか否かを検出するイベント検出部を備え、誘導イベントを実行している場合、車載情報端末装置のリセット動作を禁止することを特徴とする車載情報通信装置。
  6. 請求項3から請求項5のうち、いずれか1項に記載の車載情報通信装置であって、
    前記リセットタイミング算出手段は、前記車載情報端末装置が自車両の現在地から目的地までの走行経路を演算する処理を実行しているか否かを検出する演算処理動作検出部を備え、走行経路の演算処理を実行している場合、車載情報端末装置のリセット動作を禁止することを特徴とする車載情報通信装置。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の車載情報通信装置であって、
    前記車載情報端末装置が実行しているアプリケーションは前記通信端末装置を利用した音声通話であることを特徴とする車載情報通信装置。
  8. 請求項7に記載の車載情報通信装置であって、
    前記リセットタイミング算出手段は、前記車載情報端末装置が着信処理、又は、通話処理を実行しているか否かを検出する着信・通話検出部を備え、着信処理、又は、通話処理を実行している場合、車載情報端末装置のリセット動作を禁止することを特徴とする車載情報通信装置。
  9. 請求項1又は請求項2に記載の車載情報通信装置であって、
    前記車載情報端末装置が実行しているアプリケーションは課金処理であることを特徴とする車載情報通信装置。
  10. 請求項9に記載の車載情報通信装置であって、
    前記リセットタイミング算出手段は、前記車載情報端末装置が課金処理を実行しているか否かを検出する課金処理検出部を備え、課金処理を実行している場合、車載情報端末装置のリセット動作を禁止することを特徴とする車載情報通信装置。
  11. 請求項1又は請求項2に記載の車載情報通信装置であって、
    前記車載情報端末装置が実行しているアプリケーションは、ラジオ放送の受信処理、音楽の再生処理、又は、録音処理であることを特徴とする車載情報通信装置。
  12. 請求項11に記載の車載情報通信装置であって、
    前記リセットタイミング算出手段は、前記車載情報端末装置がラジオ放送の受信処理、音楽の再生処理、又は、録音処理を実行しているか否かを検出するオーディオ利用検出部を備え、ラジオ放送の受信処理、音楽の再生処理、又は、録音処理を実行している場合、車載情報端末装置のリセット動作を禁止することを特徴とする車載情報通信装置。
  13. 請求項1又は請求項2に記載の車載情報通信装置であって、
    前記車載情報端末装置が実行しているアプリケーションは、自車両の運行に関わる情報の提示処理であることを特徴とする車載情報通信装置。
  14. 請求項13に記載の車載情報通信装置であって、
    前記リセットタイミング算出手段は、前記車載情報端末装置が自車両の運行に関わる情報の提示処理を実行しているか否かを検出する運行情報取得表示検出部を備え、自車両の運行に関わる情報の提示処理を実行している場合、車載情報端末装置のリセット動作を禁止することを特徴とする車載情報通信装置。
  15. 請求項1又は請求項2に記載の車載情報通信装置であって、
    前記リセットタイミング算出手段は、運転者の運転負荷が高いか否かを検出する運転負荷検出部を備え、運転負荷が高い場合、前記車載情報端末装置のリセット動作を許容することを特徴とする車載情報通信装置。
  16. 請求項15に記載の車載情報通信装置であって、
    前記運転負荷検出部は、自車両が走行している地点にコーナーがあるか否かを検出するコーナー検出部と、運転者によるステアリング及びペダルの操作量が通常時よりも過多であるか否かを検出するステアリング・ペダル操作量検出部と、自車両が走行している地点で雨が降っているか否かを検出する降雨検出部とを備え、これら検出部の検出結果に基づいて運転者の運転負荷が高いか否かを検出することを特徴とする車載情報通信装置。
  17. 請求項1から請求項16のうち、いずれか1項に記載の車載情報通信装置であって、
    前記車載情報端末装置は、各種情報を表示する表示装置を備え、前記異常状態検出手段は、前記表示装置に現在表示されている表示画面を記憶する第1の表示画面記憶部を備え、前記リセット手段は、リセット動作直前に前記表示装置に表示されている表示画面を記憶する第2の表示画面記憶部と、前記第1又は第2の表示画面記憶部に記憶されている表示画面を利用して、リセット動作中、表示画面の表示を継続させる表示画面維持部とを備えることを特徴とする車載情報通信装置。
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