JP2013152627A - 車載端末、及び、アプリケーション実行環境プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車載端末に搭載されている追加アプリケーション実行環境は、共有リソース資源の残量が低下すると、追加アプリケーションを再起動させて共有リソース資源を解放するが、この再起動時には、追加アプリケーションに対し、今回の起動が再起動であることが通知される(S335)。このため、起動時に起動アニメーション表示等の起動処理を行う追加アプリケーションは、再起動時には起動処理を省略することができ、車載端末の稼動中に起動アニメーション等が表示され、品質を損ねてしまうといった事態を防ぎつつ、追加アプリケーションを再起動して共有リソース資源を解放することができる。
【選択図】図4
Description
そこで、請求項3に記載の車載端末では、アプリケーション実行環境は、リソースの残量の低下を検出する検出手段をさらに備え、停止手段は、検出手段によりリソースの残量の低下が検出された際に、全てのアプリケーションの動作を停止させ、起動手段は、リソースの残量の低下により停止手段により全てのアプリケーションが停止された後のタイミングに、停止されたアプリケーションを再起動する。
図1は、本実施形態の車載端末1の構成を示すブロック図である。車載端末1は、CPU11,RAM10,ディスプレイコントローラ13,グラフィックコントローラ12を備えており、RAM10上にロードされた車載端末ソフトウェア100をCPU11及びグラフィックコントローラ12が処理することで動作する。
また、ディスプレイコントローラ13は、図2に記載されているように、複数の表示レイヤ111a〜111cに描画された画像を合成し、一つの表示出力画像として表示デバイス20へ出力する。また、車載端末1のディスプレイコントローラ13としては、CPUベンダのカスタムディスプレイコントローラを利用することができる。
次に、車載端末1に搭載された車載端末ソフトウェア100について説明する。車載端末ソフトウェア100は、オペレーティングシステム115(以下、OSと略す)等を含むソフトウェアプラットフォーム110や、ソフトウェアプラットフォーム110上で動作する組込アプリケーション130,追加アプリケーション実行環境120や、追加アプリケーション実行環境120上で動作するプリインストールアプリケーション140,追加アプリケーション150,160等から構成される。
また、描画機能112は、アプリケーションからの指示に従い、各表示レイヤ111に対する描画処理を行う。この描画処理においては、表示レイヤ111の塗りつぶしや、図形や文字の描画の他、複数ある表示レイヤ111間での画像データのコピーや、各表示レイヤ111上に描かれた画像を合成する対象とするか否かの設定等が行われる。なお、車載端末1の描画機能112として、例えば、SGX535用のOpenGL/ES1.1ドライバ及びEGLドライバを利用することができる。
次に、車載端末1の動作について説明する。車載端末1は、インターネット等から入手され、インストールされた追加アプリケーションを、追加アプリケーション実行環境120上で動作させることができるが、品質の悪い追加アプリケーションがインストールされる可能性もある。そして、このような場合には、追加アプリケーションにより多量の共有リソース資源が確保されてしまい、共有リソース資源が不足し、組込アプリケーション130等の異常を引き起こす可能性がある。
まず、追加アプリケーション等を動作させると共に、共有リソース資源の残量が低下した際に、追加アプリケーション等を再起動する追加アプリケーション実行処理について、図3に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、追加アプリケーション実行環境120にて実行される処理であり、車載端末1の起動後、最初に追加アプリケーション等が起動される際に開始される。
続くS210では、共有リソース資源の残量が検出されると共に、該残量と予め定められた閾値とが比較され、共有リソース資源の低下が検出される。具体的には、ソフトウェアプラットフォーム110により提供される平均残量算出処理(詳細は後述する)により算出された、瞬間的な共有リソース資源の残量Rsiと、共有リソース資源の残量の平均値Rsaが読み出される。また、各追加アプリケーション等の実行時に算出された、追加アプリケーション実行環境120における共有リソース資源の消費量Raiが読み出される。
次に、追加アプリケーション実行環境120を初期化し、追加アプリケーション等を起動する追加アプリケーション実行環境初期化処理について、図4に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、追加アプリケーション実行環境120にて実行される処理であり、追加アプリケーション実行処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
次に、ソフトウェアプラットフォーム110にて実行される、瞬間的な共有リソース資源の残量Rsiと、共有リソース資源の残量の平均値Rsaを算出する平均残量算出処理について、図5に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、車載端末1の起動時に開始され、追加アプリケーション実行処理に並行して実行される。
S410では、瞬間的な共有リソース資源の残量であるRsiが取得され、その後、合計値RssにRsiが加算されると共に、カウンタNrに1が加算される(S415)。
[具体例及び効果について]
次に、本実施形態の車載端末1の具体例等について説明する。この車載端末1の具体例としてナビゲーション装置が考えられ、図6には、このようなナビゲーション装置の表示画面500の一例が記載されている。
(1)本実施形態の車載端末1では、共有リソース資源の残量が低下した際に、追加アプリケーション実行環境120上で動作しているプレインストールアプリケーション及び追加アプリケーションが全て再起動される。しかしながら、これに限定されることは無く、例えば、追加アプリケーションのみを対象として、2回目以降の起動であることを通知しつつ再起動を行っても良い。このような構成を有する場合であっても、ユーザに見苦しさを与えることなく、追加アプリケーションにより確保されている共有リソース資源を解放させることができる。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
また、追加アプリケーション実行処理におけるS210,S215が検出手段に、S240が停止手段に、S245が解放手段に相当する。
Claims (4)
- アプリケーションを動作させるアプリケーション実行環境が搭載された車載端末であって、
前記アプリケーション実行環境は、
当該アプリケーション実行環境の起動後に前記アプリケーションを起動すると共に、予め定められたタイミングで前記アプリケーションを再起動する起動手段と、
前記起動手段により前記アプリケーションが起動される際に、該アプリケーションに対し、該起動が、当該アプリケーション実行環境の起動後、最初に行われたものであるか否かを通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする車載端末。 - 請求項1に記載の車載端末において、
前記アプリケーション実行環境は、
前記アプリケーションの動作を停止させる停止手段と、
前記停止手段により前記アプリケーションの動作が停止された後、該アプリケーションにより確保されたままとなっている、当該アプリケーション実行環境を動作させるコンピュータでの処理に用いられるリソースを解放する解放手段と、
を備えることを特徴とする車載端末。 - 請求項2に記載の車載端末において、
前記アプリケーション実行環境は、
前記リソースの残量の低下を検出する検出手段をさらに備え
前記停止手段は、前記検出手段により前記リソースの残量の低下が検出された際に、全ての前記アプリケーションの動作を停止させ、
前記起動手段は、前記リソースの残量の低下により前記停止手段により全ての前記アプリケーションが停止された後の前記タイミングに、停止された前記アプリケーションを再起動すること、
を特徴とする車載端末。 - アプリケーションを動作させるアプリケーション実行環境として車載端末に搭載されたコンピュータを動作させるアプリケーション実行環境プログラムであって、
前記アプリケーション実行環境の起動後に前記アプリケーションを起動する共に、予め定められたタイミングで前記アプリケーションを再起動する起動手段と、
前記起動手段により前記アプリケーションが起動される際に、該アプリケーションに対し、該起動が、当該アプリケーション実行環境の起動後、最初に行われたものであるか否かを通知する通知手段と、
して前記コンピュータを動作させることを特徴とするアプリケーション実行環境プログラム。
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