JP2005298064A - ラッシング金具の製造方法 - Google Patents

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Seikichi Mori
清吉 森
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Abstract

【課題】輸送コストの低減に寄与できるラッシング金具50の製造方法を提供すること。
【解決手段】折り曲げ線(61e)に関して線対称の形状を有する第1面(61A)と第2面(61B)及び前記中心線に整列するスリット(61f)並びに該スリット(61f)に関して線対称に配置され、かつ該スリット(61f)の長さを短辺とする長方形の第3面(61C)と第4面(61D)から成る打ち抜き品(61)をプレス加工し、打ち抜き品(61)の前記第3面(61C)と前記第4面(61D)をそれぞれ前記第1面(61A)と前記第2面(61B)に対し直角となるように折り曲げ、第2面(61B)を前記第1面(61A)に対して前記スリット(61f)が開く方向へ直角に折り曲げ。
【選択図】 図1

Description

本発明はコンテナに収納した箱形の荷物が輸送中に動かないように固定するラッシング金具の製造方法に関する。
海上輸送用コンテナでは、コンテナに収納した木箱が船舶の動揺で動いて荷崩れが起きないようにラッシング材を用いて荷物を固定する。従来、この種のラッシング材には、例えば90mm角程度の大きさの木材を使用し、この木材を木箱の側面に当てた状態でコンテナの底面に釘で打ち付けて固定している。
なし
しかしながら、木材をラッシング材に用いる場合、木材に付着している害虫を除去するため消毒しなければならず、また、耐久性も劣るので、繰り返し使用することができず、輸送コストが高くなる。
本発明はかかる点に鑑み、輸送コストの低減に寄与できるラッシング金具の製造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、L字形の底面を有し、L字形の角部を区画する2辺のそれぞれから立面をほぼ直角に曲げて立設し、底面に釘穴を貫通して設け、立面に取っ手穴を貫通して設けた鉄板製のラッシング金具の製造方法であって、折り曲げ線(61e)に関して線対称の形状を有する第1面(61A)と第2面(61B)及び前記中心線に整列するスリット(61f)並びに該スリット(61f)に関して線対称に配置され、かつ該スリット(61f)の長さを短辺とする長方形の第3面(61C)と第4面(61D)から成る打ち抜き品(61)をプレス加工する第1工程と、
該打ち抜き品(61)の前記第3面(61C)と前記第4面(61D)をそれぞれ前記第1面(61A)と前記第2面(61B)に対し直角となるように折り曲げる第2工程と、
前記第2面(61B)を前記第1面(61A)に対して前記スリット(61f)が開く方向へ直角に折り曲げて、第1面(61A)と第2面(61B)をそれぞれ前記立面に、第3面(61C)と第4面(61面)を底面に構成する第3工程から成ることを特徴とする。
本発明に係る製造方法で製造したラッシング金具は荷物の角隅部を固定するときに使う。この場合、金具の一方の立面を荷物の角隅部の一方の側面に当接し、他方の立面を荷物の一方の側面に隣接する側面に当接した状態で、L字形の底面に釘を打ち付けて、金具をコンテナに固定する。
本発明に係るラッシング金具の製造方法は、材質に鉄板を採用したので、木材のように害虫除去のための消毒を必要しないだけでなく、耐久性に優れているので、切り返し使用できる。
底面と立面からなる簡単な構造であるので、板金プレスによって低コストで製造できる。また、立面に取っ手穴を形成したので、取扱が容易である。
L字形の底面を有し、L字形の角部を区画する2辺のそれぞれから立面をほぼ直角に曲げて立設し、底面に釘穴を貫通して設け、立面に取っ手穴を貫通して設けた鉄板製のラッシング金具の製造方法であって、折り曲げ線に関して線対称の形状を有する第1面と第2面及び前記中心線に整列するスリット並びに該スリットに関して線対称に配置され、かつ該スリットの長さを短辺とする長方形の第3面と第4面から成る打ち抜き品をプレス加工し、ついで、該打ち抜き品の前記第3面と前記第4面をそれぞれ前記第1面と前記第2面に対し直角となるように折り曲げ、続いて、前記第2面を前記第1面に対して前記スリットが開く方向へ直角に折り曲げて、第1面と第2面をそれぞれ前記立面に、第3面と第4面を底面に構成する。
以下に本発明を図面に基づき説明するに、本発明に係る製造方法で製造したラッシング金具を図1と図2に示す。当該ラッシング金具50は互いに直交する2片51aから成るL字形の底面51と、底面51の各片51aから直角に折れ曲がって立設した立面52から構成される。L形底面51の各辺51a及び二つの立面52には複数個の釘穴53が形成されている。また、両立面52の上部には取っ手穴54が形成されている。
本実施形態に係るラッシング金具50の打ち抜き品61の板取り図を図3に示す。この打ち抜き品61は点線で示す折り曲げ線で区画される面61A、面61B、面61C、面61Dから構成される。面61Aと面61B及び面61Cと面61Dはそれぞれ折り曲げ線61eに関して線対称形状をしている。面61Cと面61Dの間には折り曲げ線61eに整列するスリット61fが形成されている。面61Aと面61Bには取っ手穴54が形成されている。また、各面には複数個の釘穴53が形成されている。
図4に打ち抜き品61をプレス機で曲げ加工してラッシング金具50に成形する工程を示す。打ち抜き品61の面61Cと面61Dをそれぞれ面61Aと面61Bに対し直角となるように折り曲げる。次ぎに面61Bを面61Aに対してスリット61fが開く方向へ直角に折り曲げる。
かかる一連の曲げ加工により、面61Aと面61Bがそれぞれ立面52に、面61Cと面61Dが底面を構成する片51aに形成される。
図5にラッシング金具50の使用方法の一例を図示する。コンテナ70の角隅に、荷物の木箱71の後部角隅を押し当てて設置する。そうしておいて、ラッシング金具10の立面12を木箱71の前面に当接させ、その状態でラッシング金具10の底面11に釘を打ち付けて金具10をコンテナ70の底面に固定する。次ぎに、別の木箱72をコンテナ70の壁面と木箱71の側面に押し当てる。そうしておいて、ラッシング金具30の一方の立面32を木箱71の側面に押し当て、他方の立面32を木箱72の前面に押し当て、釘で金具30の底面31をコンテナ70に固定する。また、別のラッシング金具10の立面12を木箱72の前面に押し当てて、釘で金具10の底面11をコンテナ70に固定する。さらに、木箱72の角隅にラッシング金具50の立面52を押し当て釘で金具50の底面51をコンテナ70に固定する。なお、木箱の中の品物を傷つけないように木箱71,72に金具10,30,50を釘で固定すれば、より強固に木箱71,72を固定できる。
本発明に係る製造方法で製造したラッシング金具を示す前面から見た斜視図である。 同ラッシング金具を示す背面から見た斜視図である。 同ラッシング金具の打ち抜き品の板取り図である。 同ラッシング金具を打ち抜き品から曲げ成形する工程を示す説明図である。 同ラッシング金具の使用方法を示す説明図である。
符号の説明
50…ラッシング金具、51…底面、52…立面、53…釘穴、54…取っ手穴。

Claims (1)

  1. L字形の底面を有し、L字形の角部を区画する2辺のそれぞれから立面をほぼ直角に曲げて立設し、底面に釘穴を貫通して設け、立面に取っ手穴を貫通して設けた鉄板製のラッシング金具の製造方法であって、折り曲げ線(61e)に関して線対称の形状を有する第1面(61A)と第2面(61B)及び前記中心線に整列するスリット(61f)並びに該スリット(61f)に関して線対称に配置され、かつ該スリット(61f)の長さを短辺とする長方形の第3面(61C)と第4面(61D)から成る打ち抜き品(61)をプレス加工する第1工程と、
    該打ち抜き品(61)の前記第3面(61C)と前記第4面(61D)をそれぞれ前記第1面(61A)と前記第2面(61B)に対し直角となるように折り曲げる第2工程と、前記第2面(61B)を前記第1面(61A)に対して前記スリット(61f)が開く方向へ直角に折り曲げて、第1面(61A)と第2面(61B)をそれぞれ前記立面に、第3面(61C)と第4面(61面)を底面に構成する第3工程から成ることを特徴とするラッシング金具の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106938295A (zh) * 2017-01-20 2017-07-11 无锡凯美锡科技有限公司 机箱线路板锁紧器把手加工工艺

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