JP2005297952A - ラゲージキャリアー - Google Patents

Abstract

【課題】折畳み式及びハンドルと車体の間に伸縮装置のあるラゲージキャリアーを提供する。
【解決手段】ラゲージキャリアーは荷台、キャスター、車体３及びハンドル４から構成される。ハンドル４と車体の間は三段式多段伸縮パイプ６で連結し、キャスターの上には螺旋ギアがあり、ギアの中にバネが嵌められ、そのバネは車体の上にある旋回パイプと連動している。ハンドルと車体の間に多段伸縮パイプ６を設け、非使用時のキャリアーの体積を大幅に縮小するとともに、ハンドル高さを使用者の高さによって調整可能とし、使用者の手が疲れないようにする。キャスターに設けられている螺旋ギアは、車体の旋回パイプと互いに駆動させることによって、荷台を折り畳む時、螺旋型ギアは連動され、車輪が自動的に収納される。
【選択図】図１

Description

本発明は一種のラゲージキャリアーに関するものであり、具体的には一種の折り畳み及びハンドルと車体の間に伸縮パイプが設けられているラゲージキャリアーに関する。

従来のキャリアーでは、ハンドル、車体、荷台及び車輪から構成され、荷台は車体に取付け、キャスターは車体の下に設けられています。

この様なキャリアーの構造は簡単であるが、体積が大きいので携帯には不便な所があります。折り畳みキャリアーもありますが、それはハンドル、荷台及びキャスターを全部車体に収納し、キャリアーの体積は大幅に縮小したが、構造は複雑なので、操作はとても不便になります。同時に、ハンドルと車体の長さは固定されていることによって、ハンドルは使用者の適切な高さに調節できないため、キャリアーを引っ張るには余計な力が要り、使用者の手は疲れやすくなります。

本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、折畳み式及びハンドルと車体の間に伸縮装置のあるラゲージキャリアーを提供することにある。

上記課題を解決するために、本発明のラゲージキャリアーは、一種のラゲージキャリアーであって、荷台と、キャスターと、車体と、ハンドルとを含み、荷台の両端にネジ各一個で車体と連結し、車輪２個をそれぞれ車体の下方にあるキャスターに取り付けており、ハンドルと車体とが多段伸縮パイプで連結されていることを特徴としている。

多段パイプの上に開閉装置が設けられています。開閉装置は開閉台と開閉ボタンで構成され、開閉ボタンは多段パイプの中にあるロックバーと連結しています。

多段パイプの段数は２から４になり、各段のパイプはパイプ栓で連結され、内側パイプにはフックが設けられ、内側パイプのパイプ栓内にパーツがあり、それはフックを通じてロックバーと固定して連結しています。各パイプのパイプ栓内にはバネとボールが設けられ、パーツに形成された環状凸台とパイプ栓の上方の間にバネは置かれています。ボールはパイプ栓の壁に開けた穴内と、パーツ環状凸台の上に置かれています。上記で述べた環状凸台の断面は梯形となります。外側パイプの壁には、パイプ栓壁穴位置に対応する穴がなく、穴の直径はボールより小さいです。

各キャスター上には螺旋型ギアが設けられ、その螺旋ギアの中にはバネが嵌められ、そして車体の上に取り付けている旋回パイプはその螺旋型ギアに連動しています。

本発明の請求項１に係る部品取付構造による場合、ハンドルと車体の間に多段伸縮パイプが設けられ、キャリアーの体積を大幅に縮小し、同時に、使用者によってハンドルは一番適切な高さ迄調整出来るので、使用者は荷物を引っ張っても手がそれ程疲れ易くならないです。その上、キャスターに設けられた螺旋型ギアーが車体の旋回パイプと連動しているため、荷台を収納する時、螺旋型ギアは駆動されてキャスターを折り畳むことができます。これによって、操作が一段と便利になりました。

以下、別紙図を参照して本実用新案を更に述べます。

図に示すように、本実用新案は三段式伸縮パイプ装置を例に挙げています。

図１、図２の様に、本実用新案ラゲージキャリアーは荷台１、キャスター２、車体３及びハンドル４を含み、荷台１両端にネジ５各一個で車体３と連結し、車輪２二個をそれぞれ車体３の下方にあるキャスター２１に取り付けます。ハンドル４と車体３が三段式多段伸縮パイプ６で連結されています。

三段パイプ６の上に開閉装置７が設けられています。開閉装置７は三段パイプ６の上端に取り付けられ、開閉装置７は開閉台７１と開閉ボタン７２で構成され、その開閉ボタン７２は三段パイプ６内にあるロックバー８と連結しています。図５、６に示すように、各段のパイプはパイプ栓１０で連結され、内側パイプ内にはフック９が設けられ、内側パイプのパイプ栓内にパーツ１１があり、それはフック９を通じてロックバー８と固定して連結しています; 各パイプのパイプ栓１０内にはバネ1 ２とボール１３が設けられ、パーツ１１に形成された環状凸台１５とパイプ栓１０の上方の間にバネ1 ２は置かれています。ボール１３はパイプ栓の壁に開けた穴内と、パーツ環状凸台１５の上に置かれています。上記で述べた環状凸台１５の断面は梯形となります。

外側パイプの壁には、パイプ栓壁穴位置に対応する穴１４があり、穴１４の直径はボール１３より小さいです。

図４に示すように、各キャスター２１上には螺旋型ギア２３が設けられ、その螺旋ギア２３の中にはバネ２２が嵌められ、そして車体の上に取り付けている旋回パイプ３１はその螺旋型ギア２３に連動しています。

図３に示した様に、本実用新案が折り畳んだ状態で手で荷台１を開けると、荷台と車体３が展開され、同時にネジ５が一定のカーブを持つため、キャスターは駆動されます。これに連れまして、螺旋型ギア２３内のバネ２２は圧縮されます。車体に固定された旋回パイプ３１がある為、螺旋型ギア２３は旋回パイプ３１の回転方向に沿ってキャスターを連動することにより、図２に示すようなキャスター展開は実現出来ます。

三段式伸縮パイプの高さを調整する時、開閉装置の開閉ボタン７２を上方向に握ると、ロックバー８は上に移動し、フック９はパイプ栓１０の中のパーツ１１を連動するため、バネ1 ２は圧縮され、パイプ栓１０内のボール１３二個は引っ張られ、そして環状凸台１５下方の凹位置に戻ります。この際、ボール１３はパイプ栓１０とパイプの連結箇所から離れ、多段パイプはこれで適切な位置迄伸びることが可能になりました。開閉ボタン７２を手放すと、バネ1 ２の弾力作用によって、梯形環状凸台１５は、ボール１３が外側パイプ壁上に設けた穴１４に転落するまで、ボール１３を外側パイプ壁に押し続けます。穴１４の直径はボール１３より小さい為、ボール１３は確実に穴１４内に引っかかり、結局多段パイプの長さ調整は実現できたわけです。

本実用新案はコンパクトで操作及び携帯にも便利であって、構造もしっかりしているので、様々な場合に適用できます。

本発明の実施の形態に係るラゲージキャリアーの展開状態正視図である。 同キャリアーの展開状態左視図である。 同キャリアーの収納状態正視図である。 同キャリアーのキャスター、バネ及び旋回パイプの分解断面図である。 同キャリアーの多段伸縮パイプの断面図である。 図５のＡ部分の拡大図である。

符号の説明

１ 荷台
２ キャスター
３ 車体
４ ハンドル
５ ネジ

Claims (7)

1. 一種のラゲージキャリアーであって、荷台と、キャスターと、車体と、ハンドルとを含み、荷台の両端にネジ各一個で車体と連結し、車輪２個をそれぞれ車体の下方にあるキャスターに取り付けており、ハンドルと車体とが多段伸縮パイプで連結されていることを特徴とするラゲージキャリアー。
2. 請求項１記載のラゲージキャリアーにおいて、多段パイプの上に開閉装置が設けられていることで、その開閉装置が多段パイプの上方に取り付けられたことを特徴とするラゲージキャリアー。
3. 請求項２記載のラゲージキャリアーにおいて、開閉装置は開閉台と開閉ボタンとで構成され、その開閉ボタンは多段パイプの中にあるロックバーと連結していることを特徴とするラゲージキャリアー。
4. 請求項１又は３記載のラゲージキャリアーにおいて、多段パイプの段数は２から４になり、各段のパイプはパイプ栓で連結され、内側パイプにはフックが設けられ、内側パイプのパイプ栓内にパーツがあり、それはフックを通じてロックバーと固定し連結していることを特徴とするラゲージキャリアー。
5. 請求項４記載のラゲージキャリアーにおいて、各パイプのパイプ栓内にはバネとボールとが設けられ、バネはパーツに形成された環状凸台とパイプ栓の上方の間に置かれており、ボールはパイプ栓の壁に開けた穴内と、パーツ環状凸台の上に置かれており、上記で述べた環状凸台の断面は梯形となっていることを特徴とするラゲージキャリアー。
6. 請求項５記載のラゲージキャリアーにおいて、外側パイプの壁にはパイプ栓壁穴位置に対応する穴がなく、穴の直径はボールより小さいことを特徴とするラゲージキャリアー。
7. 請求項１記載のラゲージキャリアーにおいて、各キャスター上には螺旋型ギアが設けられ、その螺旋ギアの中にはバネが嵌められ、そして車体の上に取り付けている旋回パイプはその螺旋型ギアに連動していることを特徴とするラゲージキャリアー。
   

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