JP2005296417A - 油循環型フライヤおよび揚げ物の製造方法 - Google Patents

油循環型フライヤおよび揚げ物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005296417A
JP2005296417A JP2004118301A JP2004118301A JP2005296417A JP 2005296417 A JP2005296417 A JP 2005296417A JP 2004118301 A JP2004118301 A JP 2004118301A JP 2004118301 A JP2004118301 A JP 2004118301A JP 2005296417 A JP2005296417 A JP 2005296417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
cooking oil
oil tank
cooking
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004118301A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4184311B2 (ja
Inventor
Kageya Aoki
景也 青木
Takashi Matsuda
巍 松田
Masahiro Takahashi
正博 高橋
Yasufumi Ikeda
安文 池田
Toshihiro Nakagiri
敏広 中切
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calbee Foods Co Ltd
Original Assignee
Calbee Foods Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calbee Foods Co Ltd filed Critical Calbee Foods Co Ltd
Priority to JP2004118301A priority Critical patent/JP4184311B2/ja
Publication of JP2005296417A publication Critical patent/JP2005296417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4184311B2 publication Critical patent/JP4184311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Abstract


【課題】油槽内の調理油の温度調節が容易で低コストな油循環型フライヤおよびこれを用いた揚げ物の製造方法を提供する。
【解決手段】調理油22を貯留する油槽30、油槽30内の調理油22の流れ方向下流側の端部から流れ方向上流側の端部に調理油22を導いて調理油22を循環させる循環手段を含み構成される油循環型フライヤ20において、循環管路77から分岐する分岐管路91,92を備え、分岐管路91,92を通じて油槽30内の調理油22の温度の低い場所に調理油22を導き、油槽30内の調理油22の温度を調節する。温度の調節が容易であり、また調理油22を供給するためのポンプを別途必要とすることがなく、油槽30内の調理油22の温度調節を低コストで実現できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食材をフライ調理する油循環型フライヤ、揚げ物の製造方法に関するものである。
各種食品の揚げ物に使用される装置は、フライヤあるいはクッカーと呼ばれ、種材を衣で包んだ種物やじゃがいもなどの食材(以下食材と略す)を一回毎に投入し、調理後に引上げる回分式フライヤと、食材を連続的に供給、回収する連続式フライヤに大別される。比較的少量の食材の揚げ物に使用する回分式フライヤは、油槽内の加熱した調理油に食材を投入し、所定の時間経過後に食材を引き上げることで使用される。一方多量の揚げ物に使用する連続式フライヤは、加熱した調理油が充填された油槽の一端から食材を連続的に投入し、所定の時間調理油の中に滞留させた後、油槽の他端から揚げ物を連続的に回収することで使用されることが多い。
食材には一般に多くの水分が含まれており、食材を投入すると調理油の温度が急激に低下し、食味あるいは色合いを損なうおそれがあるので、温度低下を防ぎ、また温度をいかに調節するかが重要である。温度の低下を防ぐため、調理油を加熱する加熱手段と調理油を循環する調理油循環ポンプとを外部に備え、温度の低下した調理油を加熱手段で加熱し、油槽に返送することで温度の調節を行なう油循環型のフライヤがある(たとえば特許文献1)。
油循環型フライヤは、調理油を張込んだままのフライヤに比較して、温度の調節は容易となるものの、油槽が大型の場合は調理油の入口と出口で大きな温度差を生じるなど、油槽の調理油の流れ方向の中間部の調理油を任意の温度に調節することは難しい。特に油循環型フライヤを用いて食材を連続的にフライ調理する場合は、一般に調理油の流れ方向に沿って食材を連続供給するので、油槽内の調理油温度は、調理油入口部の温度が一番高く、調理油出口部の温度が一番低くなる。このような油槽内の調理油の温度は、油槽へ供給する調理油の流量、および温度ならびに供給する食材の供給量、温度、および水分量などで決まり、油槽内の中間部を任意に希望する温度に調節することは困難である。
油循環型フライヤにおいて油槽内の中間部の温度を調節する技術として、油槽の長手方向の中間部から調理油を抜出し、加熱した調理油を抜き出した場所に補給するフライヤ(以下マルチフライヤと記す)が開発されている。図4は、マルチフライヤ1の概略的な構成を示す図である。マルチフライヤ1は食材を連続的にフライ調理する場合に使用されることが多い。
マルチフライヤ1は、調理油を貯留する油槽2、油槽2の外部に位置する調理油を加熱する加熱手段3を備える。油槽2内の調理油は、油槽2の外部に備えられる調理油循環ポンプ4、調理油循環管路5,6,7によって、油槽2と調理油加熱手段3との間を循環する。調理油加熱手段3によって加熱された調理油は、油槽2の一端部から供給され、温度を下げた調理油は油槽2の他端部から排出される。油槽2から排出される調理油は、固形物を除去するキャッチボックス8を介して調理油循環ポンプ4の吸込部に導かれる。
以上の構成は従来の油循環型フライヤと同様であるが、マルチフライヤ1は、油槽2の中間部の底部に調理油を抜出すための管路9,10およびこの管路9,10のすぐ近傍に調理油を補給するための管路11,12を備えることを特徴とする。管路9,10はおのおの調理油を抜出すための調理油抜出ポンプ13,14と接続し、抜出された調理油は、調理油循環ポンプ4の吸込部に設けられるキャッチボックス8に送られる。調理油が抜出された油槽2には、加熱手段3で加熱された調理油が管路11,12を通じて補給される。油槽2内の温度の低い部分の調理油を抜出し、抜出した場所に加熱した調理油を補給し、油槽2内の温度を調節しようとするものである。
特開平8−215068号公報
油循環型フライヤは、油槽の一端部から温度の高い調理油を供給し、油槽の他端部から温度の低くなった調理油を抜出し、抜出した調理油を加熱した後、油槽に戻す。よって油槽内の調理油温度は、調理油入口部の温度が一番高く、調理油出口部の温度が一番低く、油槽内の調理油の流れ方向上流側および下流側の各端部間の中間部の温度を所望の温度に調節することはできない。また油循環型フライヤを用いて食材を連続処理する場合において、食材の投入量がばらついたときは温度が一時的に想定出口温度を割り込んで下降する。このとき予定量以上に供給された食材は、油槽後半までブロック状に塊状化した状態のままで移行してしまうので、このような場合は食材の加熱が不充分になりやすい。
マルチフライヤは、油槽の中間部から温度の低くなった調理油を一部抜出し、抜き出した調理油を油槽出口に送り、調理油循環ポンプからの調理油を加熱装置で加熱し、調理油を抜き出した場所に戻すので、油槽の中間部の温度を調節することは可能である。しかし、油槽から調理油を抜出すためのポンプが別途必要となり、コストアップとなる。また油槽の中間部からの調理油の抜出しと、抜出した場所への調理油の補給を、別々のポンプで行なうため抜出量と補給量とのバランスの調節が非常に難しい。
本発明の目的は、油槽内の調理油の温度調節が容易で低コストな油循環型フライヤ、およびこれを用いた揚げ物の製造方法を提供することにある。
本発明は、調理油を貯留する油槽と、
該油槽内の該調理油の流れ方向下流側の端部から前記流れ方向上流側の端部に該調理油を導いて該調理油を循環させる循環手段と、
該循環手段によって循環される該調理油を加熱する加熱手段と、
該循環手段から分岐して該油槽内の該調理油の温度の低い領域に該調理油を導く分岐管路と、
を含むことを特徴とする油循環型フライヤである。
また本発明で、前記分岐管路によって前記油槽内へ供給される前記調理油の少なくとも一部は、前記加熱手段で加熱する前の前記調理油であることを特徴とする。
また本発明で、前記油槽には、前記分岐管路によって供給される前記調理油を、前記油槽の流れ方向に直角な幅方向に略均一に排出可能なノズル孔を有するノズル部材が備えられ、
該ノズル部材は、該油槽の調理油の温度の高い領域に配設され、前記分岐管路と該ノズル部材とを接続し、該ノズル部材を通じて前記調理油を前記油槽へ供給することを特徴とする。
また本発明で、前記ノズル部材は、前記ノズル孔がスリット状に形成される管体であることを特徴とする。
また本発明は、前記油循環型フライヤを用いた揚げ物の製造方法であって、
前記油槽の一端部から食材を供給し、前記油槽の他端部からフライ調理後の食材を回収し、前記油槽内の前記調理油の最大温度差が予め定める温度に選ばれることを特徴とする揚げ物の製造方法である。
本発明によれば、油循環型フライヤにおいて、調理油を循環する循環手段から分岐する分岐管路を備え、分岐管路を通じて油槽内の調理油の温度の低い領域に調理油を導くので、油槽内の調理油の温度を調節することができる。また油槽の下部に分岐管路を通じて調理油を供給することで、油槽の下部の温度の高い調理油を温度の低い上部の調理油層に移動させ、上部の調理油の温度を上昇させることが可能となる。
さらに、油槽の調理油の温度の低い領域への調理油の供給を循環手段を通じて行うので、マルチフライヤのように調理油を供給するためのポンプを別途必要とすることがなく、低コストで油槽内の温度を調節することが可能である。またマルチフライヤと異なり、一つの循環手段で調理油の循環と、油槽内の調理油の温度の低い領域への調理油の供給とを行なうので、運転の調節が容易である。
また本発明によれば、分岐管路を通じて油槽に供給する調理油の少なくとも一部は、加熱手段で加熱する前の調理油であるので、温度が極端に上昇することがなく温度の調節が容易である。また本発明によれば、加熱手段で加熱する前の調理油および加熱手段で加熱した後の調理油を混合して、油槽内の調理油の温度の低い場所に供給することも可能であるので、油槽内の温度の調節がさらに容易となる。
また本発明によれば、油槽は供給される調理油を油槽の流れ方向に直角な幅方向に略均一に排出可能なノズル孔を有するノズル部材を備えるので、供給される調理油を油槽内の幅方向に略均一に分散させることが可能となり、温度調節が容易になる。またノズル部材を油槽内の調理油の温度の高い領域に配設することで、温度の高い調理油を温度の低い調理油の領域に送ることが可能となり、油槽内の流れ方向上流側および下流側の各端部間の中間部の温度を調節することも可能となる。
また本発明によれば、ノズル部材はスリット状のノズル孔を備える管体であるので、調理油を均一の排出することが可能であり、製作も容易で安価に製造できる。また管体は、スリット構造を備えるので調理油の吐出流速が速く、油槽内下部の温度の高い調理油を上部の調理油層に移動させることもできるので、油槽内の調理油の温度調節が容易となる。
また本発明は、油循環型フライヤを用いた揚げ物の製造方法であって、食材を連続的にフライ調理するときの油槽内の調理油の最大温度差を予め定める温度に調節することが可能である。従来の油循環型フライヤを用いた揚げ物の製造方法に比較し、油槽内の調理油の温度差を小さくすることが可能であるので、揚げ物の風味または色合いがよくなる。
図1は、本発明の実施の一形態としての油循環型連続式フライヤ20の簡略化した構成を示す図である。図2は、本発明の図1のノズル部材33の油槽30への取付要領を示す断面図である。図3は、図1のノズル部材33,34への調理油の供給を示す系統図である。
油循環型連続式フライヤ20は、てんぷら、コロッケ、トンカツ、フライドポテトあるいはポテトチップスなどの食材21をフライ調理し、揚げ物を製造する場合に使用する。油循環型連続式フライヤ20は、調理油22を貯留する油槽30を備え、フライ調理はこの油槽30で行われる。油循環型連続式フライヤ20は、油槽30内の調理油22を循環し使用する形式のフライヤであり、油槽30は一端部に調理油入口部31を他端部に調理油出口部32を有する。油槽30は、調理油の入口部31から調理油の出口部32に向かって油槽30の深さが深くなっている。また油槽30の内部には、供給される調理油を油槽30の幅方向に略均一に排出可能なノズル部材33,34を備える。
油槽30は、上槽35と下槽36とを備える。調理油22の油面は上槽35の中間部にあり、調理油22に浮く食材21は調理油22層の上部に位置する。油槽30は下槽36の幅が上槽35の幅に比較して狭く、内壁パネル37内に調理油22が貯留される。内壁パネル37と外壁パネル38は補強部材39で連結される。内壁パネル37と外壁パネル38との間には空気層40が設けられ、この空気層40は断熱層の役目を果たす。
ノズル部材33,34は油槽30内の下部付近に、管体の中心軸線を略水平でかつ調理油22の流れ方向に対して略垂直に配設する。本発明のノズル部材33,34は、管体で、スリット状のノズル孔42を備える。本発明においては、所定の間隔でスリット幅が略5mmの複数のスリット42を設けた。ノズル部材33には、第一管路43、第二管路44を通じての調理油22が供給され、供給された調理油22はスリット状のノズル孔42から排出される。
ノズル部材33,34は、供給される調理油22を油槽30の幅方向に略均一に排出するものであるので、スリットの長さは油槽30の幅とほぼ同じであることが望ましい。スリット幅は、供給される調理油22を油槽30の幅方向に略均一に排出できる幅であれば特に限定されないが、調理油22を排出する際の圧力損失を考慮し決定する必要がある。
ノズル部材33は、次の要領で配設した。油槽30の外壁パネル38および内壁パネル37を貫通し、調理油を供給する第一管路43、第二管路44を配設した。第一管路43は油槽30内の調理油22が、内壁パネル37の外部つまり内壁パネル37と外壁パネル38で構成する空間部40に漏れ込まないように、第一管路43と内壁パネル37とを溶接にて固着した。第二管路44も同様に内壁パネル37と溶接にて固着した。また、第一管路43が外壁パネル38を貫通する部分には、外壁38に補強材45を設け外壁38を補強した。第二管路44が外壁パネル38を貫通する部分についても同様に補強部材46を設けた。ノズル部材33は、第一管路43と第二管路44とに継手管路47,48を通じて接続した。第一管路43とノズル部材33の一端部、および第二管路44とノズル部材33の他端部との間には、熱膨張を吸収させるためにすき間を設けた。
本発明の実施形態では、ノズル部材33,34にはスリット42を備える管体を用いたけれども、スリットの替りに穴を設けてもよい。また管体の一部に開口部を設け、開口部に金網あるいは打抜金網(パンチングメタル)を取付けた構造としてもよい。またノズル部材33,34は、管体に限定されるものではなく箱体でもよい。
油槽30の調理油入口部31付近には、フライ調理する食材21を定量的に供給する食材供給装置60を備える。一方油槽30の調理油出口部32付近には、食材21をフライ調理した揚げ物61を回収する揚げ物回収装置62を備える。油槽30の上部には食材21あるいは揚げ物61を搬送するためのパドルタイプの搬送装置63、および揚げ物61を調理油22に浸漬しつつ搬送するサブマージドタイプのネットコンベヤ64を備える。油槽30の上部にはフライ調理中に発生する水蒸気、油煙、あるいはにおいなどを吸引し排気するためのフード65およびスタック66を備える。
油循環型連続式フライヤ20は、油槽30の外部に調理油を加熱するためのガスバーナ70を備える。調理油22を加熱する加熱手段は、ガスバーナ70に限定されるものではなく、従来から使用されている電気ヒータ、スチームを利用する加熱手段などであってもよい。
また油槽30の外部には油槽30と加熱手段70とにわたり調理油22を循環させるための循環ポンプ71を備える。油槽30とガスバーナ70と循環ポンプ71とは、管路72,73,74,75および76を含み構成される循環管路77で接続される。油槽30の調理油出口部32は、管路72を介してキャッチボックス78と接続する。キャッチボックス78は、ネットコンベヤ79を備え調理油22中の固形物を除去する。
循環ポンプ71の吸引部は、キャッチボックス78と接続する管路73を通じて調理油22を吸引し、循環ポンプ71は循環ポンプ71の吐出部に設けられる管路74を通じて、管路74と接続する液体サイクロン80に調理油22を送る。液体サイクロン80は、流入する調理油22の流速を利用し、調理油22中に含まれる固形物を濃縮する。固形物を多く含んだ調理油22は、管路81を通じてキャッチボックス78に送られ、ここで固形物が除去される。液体サイクロン80と接続する管路75は、他端をガスバーナ70の一端と接続し、ガスバーナ70の他端は、管路76を通じて油槽30の調理油入口部31と連結する。
循環ポンプ71および循環管路77を含み構成される循環手段は、循環管路を構成する管路75から分岐し油槽30に通じる分岐管路91を有する。また管路76は管路76から分岐し油槽30に通じる分岐管路92を有する。分岐管路91は、管路93,94,95,96および開閉弁97,98を含み構成される。同様に分岐管路92は、管路99,100,101,102および開閉弁103,104を含み構成される。
調理油循環管路77の管路75から分岐する分岐管93は、開閉弁97を介して管路94と接続する。同様に調理油循環管路77の管路76から分岐する分岐管99は、開閉弁103を介して管路100と接続する。管路94および管路100は、おのおの分岐管95および分岐管101を有する。また管路94と管路100は、開閉弁105を介して接続する。管路94から分岐する分岐管路95は開閉弁98を介して管路96と接続し、管路96は他端を管路43,44を介してノズル部材33と接続する。同様に、管路100から分岐する分岐管路101は開閉弁104を介して管路102と接続し、管路102は他端を管路49,50を介してノズル部材34と接続する。また管路96および管路102には、おのおの圧力計110および111を備える。圧力計110,111は流量を調節する際に使用する。
油循環型連続式フライヤ20の使用方法の一例を以下に記載する。油循環型連続式フライヤ20は、循環ポンプ71を用いて調理油22をガスバーナ70に輸送し調理油22を加熱後、管路76を通じて油槽30の調理油入口部31から油槽30に調理油22を供給する。フライ調理により温度を低下させた調理油22は、油槽30の調理油出口部32から排出され、管路72,73を通じて循環ポンプ71に送られる。このように循環管路77を通じて調理油22は油槽30、ガスバーナ70および循環ポンプ71の間を循環する。
また調理油22を油槽30の調理油温度を調節するために、分岐管路91または分岐管路92を通じて油槽30の長手方向の中間部に供給する。分岐管路91または分岐管路92への調理油22の供給は、循環ポンプ71を通じて行い、供給する調理油22も加熱手段70で加熱する前の調理油22または加熱手段70で加熱後の調理油22を選択し供給することができる。分岐管路91を構成する管路95,96を通じて加熱前の調理油22を油槽30に供給するときは、開閉弁105を閉止し開閉弁97,98を開とすることで行う。
一方分岐管路91を構成する管路95,96を通じて加熱後の調理油22を油槽30に供給するときは、開閉弁97を閉止し分岐管路92を通じて加熱手段70で加熱した後の調理油22を導き、開閉弁98,103,105を開とすることで行う。油槽30へ供給する調理油22の流量の調節は、たとえば開閉弁98の弁開度を調節することで行う。
さらに油槽30の流れ方向の中間部への調理油22への供給は、温度を調節した調理油22を供給することも可能である。調理油22の温度の調節は、過熱前の調理油22と加熱手段70で加熱した後の調理油22を混合することで行う。温度を調節した調理油22を分岐管路91を構成する管路95,96を通じて油槽30に供給するときは、開閉弁97を開とし加熱前の調理油を管路94に導く一方、開閉弁103を開として加熱手段70で加熱した後の調理油22を管路100に導き、開閉弁98,105を開とすることで行う。
以上は分岐管路91を構成する管路95,96を通じて油槽30に調理油22を供給する場合を説明したけれども、分岐管路92を構成する管路101,102を通じて油槽30に調理油22を供給する場合も、分岐管路91を構成する管路95,96を通じて油槽30に調理油22を供給する場合と同様の操作を行う。さらに管路95,96および管路101,102を通じて、油槽30の二箇所に同時に調理油22を供給することも可能である。
表1に管路95、96および管路101,103を通じて油槽30へ供給可能な調理油の温度レベルを記載する。
Figure 2005296417
表1で、低とは加熱手段70で加熱する前の調理油22の温度レベル、中とは加熱手段70で加熱する前の調理油22および加熱手段22で加熱した後の調理油22を混合した場合の温度レベル、高とは加熱手段70で調理油22を加熱した後の温度レベルをいう。表1に示すようにいろいろな温度レベルの調理油22を油槽30に供給することができる。
本発明の実施形態では、油槽30へ供給する調理油22の流量の調節、または油槽30へ供給する調理油22の温度の調節を、開閉弁の弁開度を手動で設定することで行っているが、油槽30内の温度を検出し、この温度に基づき流量を調節したり、供給する調理油22の温度を調節する自動温度調節弁を用いてもよいことはもちろんである。
分岐管路91を通じて油槽30の調理油の流れ方向上流側および下流側の各端部間の中間部に供給される調理油22を、管路43,44,96を介して油槽30に直接供給することはもちろん可能であるけれども、管路43,44と接続する油槽30内に備えるノズル部材33を介して供給することもできる。分岐管路92を構成する管路102を通じて調理油22を供給する場合においても、同様にノズル部材34を介して供給することができる。
食材21は、食材供給装置であるコンベヤ60を通じて、油槽30の調理油入口部31付近に連続的に供給する。油槽30に供給された食材21は、パドルタイプの搬送装置63により、油槽30の調理油出口部32に向かって移動する。搬送装置63の搬送速度は、油槽30内での食材21あるいは揚げ物61の平均滞留時間が所定の滞留時間となるように設定する。搬送装置63により搬送された食材21あるいは揚げ物61は、さらにネットコンベヤ64により、油槽30の調理油出口部32に送る。揚げ物61は一般に調理油22に浮き易いので、サブマージドタイプのネットコンベヤ64で食材21あるいは揚げ物61を調理油22に浸漬させつつ移動させる。ネットコンベヤ64で搬送した揚げ物61は、揚げ物回収装置であるコンベヤ62で調理油22を分離しつつ回収する。
上記のように食材21あるいは揚げ物61は、搬送装置63およびネットコンベヤ64で移動速度が調節されるため、食材21あるいは揚げ物61の移動速度は油槽30内の調理油22の移動速度と異なる。フライ調理するには、食材21毎に最適な調理時間があり、食材21毎に調理時間つまり油槽30内の平均滞留時間は異なるが、一般的には食材21移動速度は、調理油移動速度よりも遅い。これにともない油槽30内の調理油22の移動速度は上部と下部で異なり、食材21あるいは揚げ物61が存在する上部の調理油22の移動速度は、油槽30の下部の調理油22の移動速度よりも遅い。
油循環型連続式フライヤ20は、分岐管路91,92からの調理油22の供給を除けば、油槽30内の調理油22を上下方向に攪拌混合する手段を基本的に有しておらず、分岐管路91または分岐管路92を通じて、油槽30に調理油22供給しない場合は、油槽30内では調理油22は、調理油入口部31から調理油出口部32に向かってほぼ水平に移動する。油槽30内で調理油22が上下方向に移動、あるいは混合されないので、油槽30内の調理油22の温度は、油槽30の上部と下部で大きく異なり、上部の調理油22の温度は、フライ調理の際、熱を奪われるので下部の調理油の温度に比較して低い。
上記のように油槽30に調理油22を供給しない場合は、油槽30の上部と下部とで大きな温度差を生じるけれども、本発明では分岐管路91,92を通じて油槽30の下部に調理油22を供給するので、供給した調理油22とともに供給した調理油22の移動に伴い油槽30内下部の温度の高い調理油22を、油槽30内の温度の低い上部の調理油層に移動させることができる。油槽30内に調理油22の温度の低い上部の層と温度の高い下部の層とが存在することを利用し、下部の温度の高い調理油22を温度の低い上部の調理油22の層に供給することで上部の調理油22の温度を上昇させ、所望の温度とすることができる。
また分岐管路91,92を通じて油槽30へ供給する調理油22は、加熱手段70で加熱する前の調理油22を供給することが可能であるので、調理油の温度が上昇し過ぎることがなく、温度の調節が容易となる。さらに必要に応じて加熱手段70で加熱した調理油22と加熱する前の調理油22とを任意の割合で、油槽30へ供給することができるので温度の調節がさらに容易となる。調理油22を循環ポンプ71で供給するので、マルチフライヤのように調理油を供給するためのポンプを別途必要とすることがなく、低コストで油槽内の温度を調節することが可能である。また一台のポンプで調理油の循環と分岐管路への調理油の供給とを行なうので、運転が容易である。
下部の温度の高い調理油22を上部に移動させるには、油槽30内に上部と下部の調理油22を攪拌混合する攪拌混合手段を設け、これにより下部の調理油22を上部に移動させることは可能であるが、機械的攪拌では食材の形を損ねてしまうおそれがある。また、下部の温度の高い調理油22を上部に移動させるには、油槽30の下部に気体を上向きに放出するバブリング管を設置し、気泡の上昇とともに下部の調理油22を上部に移動させ、上部の調理油22の温度を上昇させることは可能であるが、調理油22をバブリングさせると食材21の動きが不規則となり、食材21をスムーズに搬送することができないおそれがある。
油槽30内の調理油22の流れ方向の温度は、調理油22は油槽30内では加熱されないので、大略的には調理油入口部31が一番高く、調理油出口部32が一番低くなる。一方で食材21には水分が含まれており、フライ調理する段階でこれら水分が蒸発するが、水分の蒸発のタイミングなど水分の蒸発は複雑であり、油槽30内の調理油22の温度分布も複雑なものとなる。従来の油循環型連続式フライヤにおいては、油槽の入口および出口の調理油の温度を調節しながら油循環型連続式フライヤを運転していても、油槽内には局所的に温度の低い領域も存在するので、食材の供給がばらつくと食材の加熱が不充分なまま回収されることがある。
それに対して本発明の油循環型連続式フライヤ20は、油槽30の長手方向の中間部に調理油22を供給することができるため、油槽30内の局所的に温度の低い領域の下部に分岐管路91,92を通じて調理油22を供給することで、温度の低い領域の調理油22の温度を上昇させることができる。温度の低い領域の調理油22の温度を上昇させることができるので、食材の投入量がばらついたときであっても、温度は予め定める温度範囲内となり食材が加熱不十分のまま回収されることはない。
また本発明は、供給される調理油22を略均一に分散し排出可能なノズル部材33,34を油槽30内部に備えるので、供給される調理油22を油槽30内の幅方向に略均一に分散させることが可能となり、油槽30内の温度調節が容易になる。油槽30の温度を調節するためには、必ずしもノズル部材33,34を通じて調理油22を油槽30に供給する必要はないけれども、油槽30の幅が広い場合は、ノズル部材33,34を通じて調理油22を供給することで、油槽の幅方向の温度を均一化することができる。またノズル部材33,34は、油槽30の内部に水平でかつ調理油22の流れ方向に対して略垂直に配設するので、油槽の幅方向の温度分布の均一化がより容易となる。
ノズル部材33,34はスリット42を備える管体であるので、調理油22が油槽30の幅方向に均一に排出される。またノズル部材33,34は、管体であり油槽30の幅とほぼ同等の長さのスリット42を備えことで、油槽30の幅方向の温度を小さくできる利点がある。ノズル部材33,34はスリットを備える管体であるので調理油の吐出流速が速く、油槽内下部の温度の高い調理油を上部の調理油層に移動させることもできるので、油槽内の調理油の温度調節が容易となる。
次に油循環型連続式フライヤ20を用いて、ポテトチップスを製造した際の実施例を示す。比較例として従来の油循環型連続式フライヤを用いて、ポテトチップスを製造した。比較例で使用した油循環型連続式フライヤは、油槽30内のノズル部材33,34およびノズル部材33,34に接続する分岐管路91,92を備えていない以外、図1の油循環式フライヤと同一の仕様である。また実施例において油槽内の温度を調節した以外、製造方法も実施例と比較例とで同一である。
ポテトチップスを製造した手順を説明する。食材21には薄くスライスしたじゃがいもを使用した。じゃがいもを水洗し皮をむいた後、じゃがいもの芽や傷を取り除き最後に薄くスライスした。図示を省略したファンを起動しフード65を通じて、油槽30から発生する水蒸気などを吸引する準備を行った。調理油22として植物油を油槽30に張り込み、循環ポンプ71を起動し調理油22の循環運転を開始した。調理油22の循環運転開始後、加熱手段であるガスバーナ70を起動し調理油22の温度を所定温度まで加熱した。
ガスバーナ70の起動と相前後して、分岐管路91,92に備える開閉弁97,98,101,105を開き、ノズル部材33,34に予め定める量の調理油22を供給した。調理油22の供給量は、事前に予備運転を行ない連続フライ調理において油槽30内の調理油22の温度が所望の温度となる量とした。調理油22の供給量の調節は、開閉弁98および104を通じて行った。
調理油22の温度が所定の温度に到達後、食材搬送装置63、ネットコンベヤ64および食材回収手段である揚げ物回収装置62を起動した。次に食材供給用の食材供給装置60を起動し、スライスしたじゃがいも21を油槽30に連続的に供給した。食材供給装置60で供給されたスライスしたじゃがいもは、油槽30に設けられる食材搬送装置63およびネットコンベヤ64で搬送速度を調節し、油槽30の出口に向かって移動させた。油槽30出口に移動したポテトチップスは、食材回収装置62で回収した。
本発明では、調理油入口部から油槽30長の約33%および約56%の位置に、ノズル部材33,34を配設した。この位置は従来の油循環型連続式フライヤにおいて、油槽内の調理油の温度が一番低かった場所である。2箇所のノズル部材33,34に供給する調理油流量は、それぞれ全循環量である油槽出口での調理油流量の10〜15%の範囲とした。
管体のスリットの水平面に対する開口方向は食材21の移動に大きな影響を与える。本発明では管体33,34から排出する調理油の排出方向は、油槽30内の調理油の流れ方向と同一とした。また、管体のスリットの開口方向が水平面に対して略5〜15度の上向きの角度であれば、食材の移動は問題なく行えた。
ノズル部材33,34の配設深さは、配設位置の調理油22の深さに対して調理油22層の上端からノズル部材33,34の中心軸線を略60%の深さとした。また管体33,34の外径は配設位置の調理油22の深さの略25%とした。本発明の実施例では食材の搬送の乱れもなく、また予め定める温度の調節も容易に行うことができた。
ノズル部材33,34の配設深さおよびノズル部材の外径は、油槽30内の調理油の流れに大きな影響を与えると推定される。一般にノズル部材33,34の配設深さが深すぎる場合には、下層の温度の高い調理油22を上層に供給するのに、ノズル部材33,34に対して多くの調理油22を供給する必要が生じる。一方ノズル部材33,34の深さが浅い場合は、ノズル部材33,34が食材の搬送をじゃまする場合がある。ノズル部材33,34の外径も大きすぎると、調理油22あるいは食材21の流路をじゃまする。一方ノズル部材33,34の管体の径が小さすぎる場合は、調理油22の供給に際して圧力損失が高くなり、循環ポンプ71の負荷が大きくなる。
回収されたポテトチップスの評価の一つであるカラー値は、本発明の実施例で得られたポテトチップが平均値で42.5であった。これに対して比較例で得られたポテトチップスのカラー値の平均値は39であり、本発明の実施例において、カラー値が上昇することが確認できた。カラー値は製品の色目の指標であって、白色を100、黒色を0と規定しており、カラー値が大きいほど製品としての評価は高い。本発明の実施例と比較例とでおのおの1サンプル500gのポテトチップスを5サンプルで評価を行った。本発明の実施例で得られたポテトチップスは、従来の油循環型連続式フライヤに比較して、より色の白いポテトチップスであり、好ましい製品であった。
本発明ではポテトチップスを実施例として説明したけれども、本発明はポテトチップスに限定されるものではなく、てんぷら、コロッケ、トンカツなどの揚げ物に利用することができることはもちろんである。各揚げ物の種類に応じて分岐管路91,92を通じて予め定める領域に調理油22を供給し、油槽30内の調理油22の温度を所望の温度とすることで、食味あるいは色味にすぐれた揚げ物を製造することができる。
本発明の実施の一形態としての油循環型フライヤ20の概略的な構成を示す図である。 本発明の図1のノズル部材33の油槽30への取付要領を示す断面図である。 本発明の図1のノズル部材33,34への調理油22の供給を示す系統図である。 従来技術であるマルチフライヤ1の概略的な構成を示す図である。
符号の説明
20 油循環型連続式フライヤ
21 食材
22 調理油
30 油槽
33,34 ノズル部材
42 ノズル孔
61 揚げ物
70 ガスバーナ
71 循環ポンプ
77 循環管路
91,92 分岐管路

Claims (5)

  1. 調理油を貯留する油槽と、
    該油槽内の該調理油の流れ方向下流側の端部から前記流れ方向上流側の端部に該調理油を導いて該調理油を循環させる循環手段と、
    該循環手段によって循環される該調理油を加熱する加熱手段と、
    該循環手段から分岐して該油槽内の該調理油の温度の低い領域に該調理油を導く分岐管路と、
    を含むことを特徴とする油循環型フライヤ。
  2. 前記分岐管路によって前記油槽内へ供給される前記調理油の少なくとも一部は、前記加熱手段で加熱する前の前記調理油であることを特徴とする請求項1に記載の油循環型フライヤ。
  3. 前記油槽には、前記分岐管路によって供給される前記調理油を、前記油槽の流れ方向に直角な幅方向に略均一に排出可能なノズル孔を有するノズル部材が備えられ、
    該ノズル部材は、該油槽の調理油の温度の高い領域に配設され、前記分岐管路と該ノズル部材とを接続し、該ノズル部材を通じて前記調理油を前記油槽へ供給することを特徴とする請求項1または2に記載の油循環型フライヤ。
  4. 前記ノズル部材は、前記ノズル孔がスリット状に形成される管体であることを特徴とする請求項3に記載の油循環型フライヤ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の油循環型フライヤを用いた揚げ物の製造方法であって、
    前記油槽の一端部から食材を供給し、前記油槽の他端部からフライ調理後の食材を回収し、前記油槽内の前記調理油の最大温度差が予め定める温度に選ばれることを特徴とする揚げ物の製造方法。
JP2004118301A 2004-04-13 2004-04-13 油循環型フライヤおよび揚げ物の製造方法 Expired - Lifetime JP4184311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004118301A JP4184311B2 (ja) 2004-04-13 2004-04-13 油循環型フライヤおよび揚げ物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004118301A JP4184311B2 (ja) 2004-04-13 2004-04-13 油循環型フライヤおよび揚げ物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005296417A true JP2005296417A (ja) 2005-10-27
JP4184311B2 JP4184311B2 (ja) 2008-11-19

Family

ID=35328675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004118301A Expired - Lifetime JP4184311B2 (ja) 2004-04-13 2004-04-13 油循環型フライヤおよび揚げ物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4184311B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302131A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Calbee Foods Co Ltd フライヤー
JP2010022371A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Heat Control Inc 汎用ポテトチップクッカー
WO2010129161A2 (en) * 2009-05-05 2010-11-11 Pearl City Manufacturing, Inc. Convection recirculating fryer for cooking foods
JP2011229882A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Heat Control Inc 鉛直流フレンチフライヤー
TWI450698B (ja) * 2011-11-21 2014-09-01
WO2016158919A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 日清食品ホールディングス株式会社 フライ処理装置
JP2017018594A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 ティエヌエイ オーストラリア ピーティワイ リミテッド フライヤー
AU2010201680B2 (en) * 2010-04-28 2017-02-02 Heat And Control, Inc. Vertical Flow French Fryer
KR20200106365A (ko) * 2019-03-04 2020-09-14 주식회사 삼양이엠씨 청소가 용이한 수유식 튀김기

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302131A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Calbee Foods Co Ltd フライヤー
JP2010022371A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Heat Control Inc 汎用ポテトチップクッカー
WO2010129161A2 (en) * 2009-05-05 2010-11-11 Pearl City Manufacturing, Inc. Convection recirculating fryer for cooking foods
WO2010129161A3 (en) * 2009-05-05 2011-01-13 Pearl City Manufacturing, Inc. Convection recirculating fryer for cooking foods
US8646382B2 (en) 2009-05-05 2014-02-11 Pearl City Manufacturing, Inc. Convection recirculating fryer for cooking foods
US9629502B2 (en) 2009-05-05 2017-04-25 Pearl City Manufacturing, Inc. Convection recirculating fryer for cooking foods
JP2011229882A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Heat Control Inc 鉛直流フレンチフライヤー
AU2010201680B2 (en) * 2010-04-28 2017-02-02 Heat And Control, Inc. Vertical Flow French Fryer
TWI450698B (ja) * 2011-11-21 2014-09-01
WO2016158919A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 日清食品ホールディングス株式会社 フライ処理装置
JP2021035514A (ja) * 2015-03-30 2021-03-04 日清食品ホールディングス株式会社 フライ処理装置
JPWO2016158919A1 (ja) * 2015-03-30 2018-03-01 日清食品ホールディングス株式会社 フライ処理装置
US11253104B2 (en) 2015-03-30 2022-02-22 Nissin Foods Holdings Co., Ltd. Frying treatment apparatus
JP6999008B2 (ja) 2015-03-30 2022-01-18 日清食品ホールディングス株式会社 フライ処理装置
JP2017018594A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 ティエヌエイ オーストラリア ピーティワイ リミテッド フライヤー
JP2021000476A (ja) * 2015-07-09 2021-01-07 ティエヌエイ オーストラリア ピーティワイ リミテッド フライヤー
JP7035140B2 (ja) 2015-07-09 2022-03-14 ティエヌエイ オーストラリア ピーティワイ リミテッド フライヤー
KR102171844B1 (ko) 2019-03-04 2020-10-29 주식회사 삼양이엠씨 청소가 용이한 수유식 튀김기
KR20200106365A (ko) * 2019-03-04 2020-09-14 주식회사 삼양이엠씨 청소가 용이한 수유식 튀김기

Also Published As

Publication number Publication date
JP4184311B2 (ja) 2008-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4184311B2 (ja) 油循環型フライヤおよび揚げ物の製造方法
CN109068890B (zh) 一种炊具
JP3380507B2 (ja) パン粉付き食品用フライ料理器具
US20200008616A1 (en) Housing with Moisture Prevention Channel
US3839951A (en) Apparatus for cooking comestibles
JPS60158819A (ja) フイルタ付深底油槽型フライ揚げ器
US3708311A (en) Method of frying
JPH0374093B2 (ja)
JP2021098123A (ja) 自動フライヤ
US3787594A (en) Method of cooking comestibles
JP2009254497A (ja) 外部加熱式減圧フライヤー
JP2021000476A (ja) フライヤー
US20210321823A1 (en) Batch fryer with a booster pump
KR101892515B1 (ko) 냉각장치를 갖는 수유식 튀김용기의 튀김류 역류 방지장치
CN102258067B (zh) 竖直流动的炸薯条机
CN207270287U (zh) 一种用于空气炸锅食物乘装容器结构
US8231919B2 (en) Vertical flow french fryer
AU689723B2 (en) Deep-frying apparatus
JPH0158976B2 (ja)
AU2010201680B2 (en) Vertical Flow French Fryer
CN218604788U (zh) 一种具有自动控温功能的熟肉制品油炸设备
JP6410481B2 (ja) 油揚げ製造装置及び油揚げの製造方法
US20210345826A1 (en) Pizza fryer
JP2018089352A (ja) フライヤーの運転方法およびフライヤー
EP1699331B1 (en) Deep fryer apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4184311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140912

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250