JP2005296267A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基体とカバー体とを係合させる構造の自由度を向上させることである。
【解決手段】 カバー体が、回路領域カバー体410と、コネクタ領域カバー体408,409とに別体に設けられる。そして、回路領域カバー体410が、回路領域を覆う態様でボックス状主体390に対して固着されるとともに、コネクタ領域カバー体408,409が開口部穴408a,408b,408d,409e〜409iからコネクタ351a,351b,351d,351e〜351iを露出させ、かつ、コネクタ領域の配線パターンを覆う態様でボックス状主体390に対して固着される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、パチンコ遊技機、コイン遊技機、または、スロットマシン等で代表される遊技機に関する。詳しくは、遊技者が所定の遊技を行なうことが可能な遊技機に関する。
この種の遊技機として従来から一般的に知られているものに、遊技者が所定の遊技を行なうことが可能な遊技機があった。このような遊技機では、配線を接続するためのコネクタが設けられたコネクタ領域、および、遊技機の動作に関わる制御を実行するマイクロコンピュータ等の制御回路が設けられた回路領域を有する制御基板が設けられていた。このような制御基板は、ROM交換等の不正行為を防止するために、基板収容体に収容されていた。基板収容体は、たとえば、制御基板が取付けられる基体と、該基体に取付けられた制御基板を覆う態様で基体に固着されるカバー体とにより構成される。このカバー体については、コネクタを露出可能な開口部を有し、該開口部からコネクタを露出させる構造であった。
そして、このようなカバー体は、回路領域を覆う部分とコネクタ領域を覆う部分とが一体化されたものと、別体化されたものとがあった。カバー体が別体化されたものの例としては、基体としてのボックスベースと回路領域を覆うカバー体であるボックスカバーとは別体でコネクタ領域を覆うカバー部材を設けたものがあった(特許文献1)。また、基体としてのボックス本体と回路領域を覆うカバー体である蓋体とは別体でコネクタ領域を覆う被服部材を設けたものがあった(特許文献2)。
特開平10−249022号公報(段落番号0012、0014、図3等) 特開平10−286365号公報(段落番号0033、図6、図7等)
しかし、回路領域を覆う部分とコネクタ領域を覆う部分とが一体化されたカバー体を用いる従来の遊技機では、カバー体を着脱する際にコネクタの部分が邪魔になるので、基体とカバー体とを係合させる構造が制約を受けるという問題があった。また、回路領域を覆う部分とコネクタ領域を覆う部分とが別体化されたカバー体を用いる従来の遊技機では、制御基板と回路領域を覆うカバー体との間にコネクタ領域を覆うカバー体を挟持する構造であるので、このような構造に起因して、基体とカバー体とを係合させる構造が制約を受けるという問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、基体とカバー体とを係合させる構造の自由度を向上させることができる遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段の具体例およびその効果
(1) 遊技者が所定の遊技を行なうことが可能な遊技機(パチンコ遊技機1)であって、
配線を接続するためのコネクタ(コネクタ351a,351b,351d,351e〜351i)が設けられたコネクタ領域、および、遊技機の動作に関わる制御を実行する制御回路(遊技制御用マイクロコンピュータ等)が設けられた回路領域を有する制御基板(主基板31)と、
該制御基板を収容する基板収容体(主基板ボックス350)と、
一部を破壊しない限り固着状態を解除できない固着手段(ワンウェイネジ427、固定片部418a,418b〜421a,421b、601a,601b〜604a,604b、取付片部396a,396b〜399a,399b、501a,501b〜504a,504b)とを含み、
該基板収容体は、
基体(ボックス状主体390)と、
該基体に対して前記固着手段(ワンウェイネジ427、固定片部601a,601b〜604a,604b、取付片部501a,501b〜504a,504b)により固着されるカバー体(回路領域カバー体410、コネクタ領域カバー体408,409)とを含み、
該カバー体は、
前記回路領域を覆う態様で前記基体に対して前記固着手段により固着される回路領域カバー体(回路領域カバー体410)と、
該回路領域カバー体とは別体で設けられ、前記コネクタを露出可能な開口部(開口部穴408a,408b,408d,409e〜409i)を有し、該開口部から前記コネクタを露出させ、かつ、前記コネクタ領域の配線パターンを覆う態様で前記基体に対して前記固着手段(ワンウェイネジ427、固定片部418a,418b〜421a,421b、取付片部396a,396b〜399a,399b)により固着されるコネクタ領域カバー体(コネクタ領域カバー体408,409)とを含む。
このような構成によれば、カバー体が、回路領域カバー体と、コネクタ領域カバー体とに別体に設けられる。そして、回路領域カバー体が、回路領域を覆う態様で基体に対して固着されるとともに、コネクタ領域カバー体が開口部からコネクタを露出させ、かつ、コネクタ領域の配線パターンを覆う態様で基体に対して固着される。このため、回路領域カバー体の着脱の際にコネクタおよびコネクタ領域カバー体が邪魔にならないので、基体と回路領域カバー体とを係合させる構造の自由度を向上させることができる。
(2) 前記回路領域カバー体と前記基体とのうち、いずれか一方には、互いに摺動可能な態様で係合するための摺動凸部(摺動凸部701)を設け、他方には、前記摺動凸部と係合する摺動凹部(摺動凹部700)を設けた。
このような構成によれば、回路領域カバー体と基体とのうち、いずれか一方には、互いに摺動可能な態様で係合するための摺動凸部が設けられ、他方には、摺動凸部と係合する摺動凹部が設けられるので、回路領域カバー体と基体とが互いに摺動可能な態様で係合することとなり、不正行為者が回路領域カバー体を開くことを困難化することができる。
(3) 遊技機において基板収容体が取付けられる収容体取付部(取付台450)をさらに含み、
該収容体取付部は、前記基板収容体が取付けられた状態において前記回路領域カバー体に当接して当該回路領域カバー体の摺動を阻止する摺動阻止部(補強片452,454)を有する。
このような構成によれば、収容体取付部が、基板収容体が取付けられた状態において回路領域カバー体に当接して回路領域カバー体の摺動を阻止する摺動阻止部を有するので、基板収容体が収容体取付部に取付けられた状態で不正行為者が回路領域カバー体を開くことを困難化することができる。このため、遊技機が設けられた遊技場の営業中において不正行為者により容易に回路領域カバー体が開かれることを防止できる。
(4) 前記コネクタ領域カバー体は、前記回路領域カバー体を係止する係止部(第2の封止壁408f等)を有し、コネクタ領域カバー体の固着が解除されない限り係止部により前記回路領域カバー体の位置を規制する(図12(A)参照)。
このような構成によれば、コネクタ領域カバー体が、回路領域カバー体を係止する係止部を有し、コネクタ領域カバー体の固着が解除されない限り係止部により回路領域カバー体の位置が規制されるので、不正行為者が回路領域カバー体を開くことを一層困難化することができる。
(5) 前記コネクタ領域カバー体および前記回路領域カバー体のそれぞれ一部をオーバーラップさせ(図12(A)参照)、コネクタ領域カバー体と回路領域カバー体との隙間を封止するカバー体間封止部(回路領域カバー体410の側壁板411、コネクタ領域カバー体408の第2の封止壁408f、コネクタ領域カバー体409の第2の封止壁)をさらに含む。
このような構成によれば、コネクタ領域カバー体および回路領域カバー体の一部をオーバーラップさせたカバー体間封止部によりコネクタ領域カバー体と回路領域カバー体との隙間が封止されるので、これらの隙間から不正行為者が基板収容体内に異物を挿入するのを防ぐことができる。
(6) 前記コネクタ領域カバー体および前記基体のそれぞれ一部をオーバーラップさせ、コネクタ領域カバー体と基体との隙間を封止するカバー体基体間封止部(コネクタ領域カバー体408の第1の封止壁408e、コネクタ領域カバー体409の第1の封止壁、ボックス状主体390の側壁390a)をさらに含む。
このような構成によれば、コネクタ領域カバー体および基体のそれぞれ一部をオーバーラップさせたカバー体基体間封止部によりコネクタ領域カバー体と基体との隙間が封止されるので、これらの隙間から不正行為者が基板収容体内に異物を挿入するのを防ぐことができる。
(7) 前記回路領域カバー体には、前記基板収容体に収容された前記制御基板からの発熱を外部に放熱するために貫通した放熱穴が形成された放熱穴領域(放熱穴領域414)が設けられ、
該放熱穴領域は、
前記回路領域カバー体の外部に面して第1の放熱穴(放熱穴831)が貫通形成された第1の放熱穴層(放熱穴層801)と、
該第1の放熱穴層と所定間隔で設けられ、前記回路領域カバー体の内部に面して第2の放熱穴(放熱穴931)が貫通形成された第2の放熱穴層(放熱穴層901)とを含み、
前記第1の放熱穴層および第2の放熱穴層は、前記回路領域カバー体表面を正面視したときに前記第1の放熱穴と前記第2の放熱穴とが重なり合わない態様で設けられている(図13参照)。
このような構成によれば、放熱穴領域が、第1の放熱穴層と第2の放熱穴層とに2層化され、第1の放熱穴層および第2の放熱穴層が、回路領域カバー体表面を正面視したときに第1の放熱穴と第2の放熱穴とが重なり合わない態様で設けられているので、放熱穴から不正行為者が基板収容体内に異物を挿入するのを防ぐことができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機やスロットマシンなどであってもよく、遊技者が所定の遊技を行なうことが可能な遊技機であればすべてに適用することが可能である。
図1は遊技機の一例としてのパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。図1に示すように、パチンコ遊技機1は、額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3からあふれた遊技球を貯留する余剰玉受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の後方には、遊技盤6が着脱可能に取付けられている。また、遊技盤6の前面には遊技領域7が設けられている。
遊技領域7の中央付近には、複数種類の図柄を可変表示するための可変表示部(特別図柄表示装置)9と7セグメントLEDによる普通図柄表示器(普通図柄表示装置)10とを含む可変表示装置8が設けられている。可変表示部9には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの図柄表示エリアがある。可変表示装置8の側部には、打球を導く通過ゲート11が設けられている。通過ゲート11を通過した打球は、玉出口13を経て始動入賞口14の方に導かれる。通過ゲート11と玉出口13との間の通路には、通過ゲート11を通過した打球を検出するゲートスイッチ12がある。また、始動入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口スイッチ17によって検出される。また、始動入賞口14の下部には開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。
可変入賞球装置15の下部には、特定遊技状態(大当り状態)においてソレノイド21によって開状態とされる開閉板20が設けられている。この実施の形態では、開閉板20が大入賞口を開閉する手段となる。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち一方(Vゾーン)に入った入賞球はVカウントスイッチ22で検出される。また、開閉板20からの入賞球はカウントスイッチ23で検出される。可変表示装置8の下部には、始動入賞口14に入った入賞球数を表示する4個の表示部を有する始動入賞記憶表示器18が設けられている。この例では、4個を上限として、始動入賞がある毎に、始動入賞記憶表示器18は点灯している表示部を1つずつ増やす。そして、可変表示部9の可変表示が開始される毎に、点灯している表示部を1つ減らす。
遊技盤6には、複数の入賞口19,24が設けられ、遊技球のそれぞれの入賞口19,24への入賞は、対応して設けられている入賞口スイッチ19a,19b,24a,24bによって検出される。遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾ランプ25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球を吸収するアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、効果音を発する2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、遊技効果LED28aおよび遊技効果ランプ28b,28cが設けられている。
そして、この例では、一方のスピーカ27の近傍に、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ51が設けられ、他方のスピーカ27の近傍に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ52が設けられている。さらに、図1には、パチンコ遊技機1に隣接して設置され、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするカードユニット50も示されている。
カードユニット50には、使用可能状態であるか否かを示す使用可表示ランプ151、カード内に記録された残額情報に端数(100円未満の数)が存在する場合にその端数を打球供給皿3の近傍に設けられる度数表示LEDに表示させるための端数表示スイッチ152、カードユニット50がいずれの側のパチンコ遊技機1に対応しているのかを示す連結台方向表示器153、カードユニット50内にカードが投入されていることを示すカード投入表示ランプ154、記録媒体としてのカードが挿入されるカード挿入口155、およびカード挿入口155の裏面に設けられているカードリーダライタの機構を点検する場合にカードユニット50を解放するためのカードユニット錠156が設けられている。
打球発射装置から発射された打球は、打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。打球が通過ゲート11を通ってゲートスイッチ12で検出されると、普通図柄表示器10の表示数字が連続的に変化する状態になる。また、打球が始動入賞口14に入り始動口スイッチ17で検出されると、図柄の変動を開始できる状態であれば、可変表示部9内の図柄が回転を始める。図柄の変動を開始できる状態でなければ、始動入賞記憶を1増やす。
可変表示部9内の画像の回転は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の画像の組み合わせが大当り図柄の組み合わせであると、大当り遊技状態に移行する。すなわち、開閉板20が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例えば10個)の打球が入賞するまで開放する。そして、開閉板20の開放中に打球が特定入賞領域に入賞しVカウントスイッチ22で検出されると、継続権が発生し開閉板20の開放が再度行われる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)許容される。
停止時の可変表示部9内の画像の組み合わせが確率変動を伴う大当り図柄の組み合わせである場合には、次に大当りとなる確率が高くなる。すなわち、高確率状態という遊技者にとってさらに有利な状態となる。また、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄=小当り図柄)である場合に、可変入賞球装置15が所定時間だけ開状態になる。さらに、高確率状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められる。
次に、パチンコ遊技機1の裏面に配置されている各基板について説明する。図2は、パチンコ遊技機1の裏面に設けられている各基板を示す説明図である。
図2に示すように、パチンコ遊技機1の裏面では、枠体2A内の機構板100の上部に玉貯留タンク38が設けられ、パチンコ遊技機1が遊技機設置島に設置された状態でその上方から遊技球が球貯留タンク38に供給される。球貯留タンク38内の遊技球は、誘導樋39を通って賞球ケース40Aで覆われる球払出装置に至る。
遊技機裏面側では、可変表示部9を制御する可変表示制御ユニット29、遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基板(主基板)31が設置されている。また、球払出制御を行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板37、およびモータの回転力を利用して打球を遊技領域7に発射する打球発射装置が設置されている。さらに、装飾ランプ25、遊技効果LED28a、遊技効果ランプ28b,28c、賞球ランプ51および球切れランプ52に信号を送るためのランプ制御基板35、スピーカ27からの音声発生を制御するための音声制御基板70および打球発射装置を制御するための発射制御基板91も設けられている。
さらに、DC30V、DC21V、DC12VおよびDC5Vを作成する電源回路が搭載された電源基板910が設けられ、上方には、各種情報を遊技機外部に出力するための各端子を備えたターミナル基板160が設置されている。ターミナル基板160には、少なくとも、球切れ検出スイッチの出力を導入して外部出力するための球切れ用端子、賞球個数信号を外部出力するための賞球用端子および球貸し個数信号を外部出力するための球貸し用端子が設けられている。また、中央付近には、主基板31からの各種情報を遊技機外部に出力するための各端子を備えた情報端子盤34が設置されている。なお、図2には、ランプ制御基板35および音声制御基板70からの信号を、枠側に設けられている遊技効果LED28a、遊技効果ランプ28b,28c、賞球ランプ51および球切れランプ52に供給するための電飾中継基板A77が示されているが、信号中継の必要に応じて他の中継基板も設けられる。
図3はパチンコ遊技機1の機構板100を背面からみた背面図である。球貯留タンク38に貯留された玉は誘導樋39を通り、図3に示されるように、球切れ検出器(球切れスイッチ)187a,187bを通過して球供給樋186a,186bを経て球払出装置97に至る。球切れスイッチ187a,187bは遊技球通路内の遊技球の有無を検出するスイッチであるが、球タンク38内の補給球の不足を検出する球切れ検出スイッチ167も設けられている。以下、球切れスイッチ187a,187bを、球切れスイッチ187と表現することがある。
球払出装置97から払い出された遊技球は、連絡口45を通ってパチンコ遊技機1の前面に設けられている打球供給皿3に供給される。連絡口45の側方には、パチンコ遊技機1の前面に設けられている余剰玉受皿4に連通する余剰玉通路46が形成されている。
入賞に基づく景品球が多数払い出されて打球供給皿3が満杯になり、ついには遊技球が連絡口45に到達した後さらに遊技球が払い出されると遊技球は、余剰玉通路46を経て余剰玉受皿4に導かれる。さらに遊技球が払い出されると、感知レバー47が満タンスイッチ48を押圧して満タンスイッチ48がオンする。その状態では、球払出装置97内のステッピングモータの回転が停止して球払出装置97の動作が停止するとともに打球発射装置34の駆動も停止する。
図4は、主基板31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図4には、払出制御基板37、ランプ制御基板35、音制御基板70、発射制御基板91および図柄制御基板80も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する基本回路53と、ゲートスイッチ12、始動口スイッチ17、Vカウントスイッチ22、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ19a,19b,24a,24b、満タンスイッチ48、球切れスイッチ187および賞球カウントスイッチ301Aからの信号を基本回路53に与えるスイッチ回路58と、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、開閉板20を開閉するソレノイド21および大入賞口内の経路を切り換えるための切換ソレノイド21Aを基本回路53からの指令に従って駆動するソレノイド回路59とが搭載されている。
また、基本回路53から与えられるデータに従って、大当りの発生を示す大当り情報、可変表示部9の画像表示開始に利用された始動入賞球の個数を示す有効始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部機器に対して出力する情報出力回路64が搭載されている。
基本回路53は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段の一例であるRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54,RAM55はCPU56に内蔵されている。すなわち、CPU56は、1チップマイクロコンピュータである。なお、1チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55が内蔵されていればよく、ROM54およびI/Oポート部57は外付けであっても内蔵されていてもよい。
さらに、主基板31には、電源投入時に基本回路53をリセットするためのシステムリセット回路65が設けられている。
また、主基板31には、インタフェース回路200が設けられている。後で詳しく説明するが、インタフェース回路200は、遊技機外部からの識別情報要求コード(識別情報要求信号)を入力してCPU56に伝達するとともに、CPU56からの識別情報等を、外部機器に接続可能なコネクタに伝達するための回路である。
遊技球を打撃して発射する打球発射装置は発射制御基板91上の回路によって制御される駆動モータ94で駆動される。そして、駆動モータ94の駆動力は、操作ノブ5の操作量に従って調整される。すなわち、発射制御基板91上の回路によって、操作ノブ5の操作量に応じた速度で打球が発射されるように制御される。
なお、この実施の形態では、ランプ制御基板35に搭載されているランプ制御手段が、遊技盤に設けられている始動記憶表示器18、ゲート通過記憶表示器41および装飾ランプ25の表示制御を行うとともに、枠側に設けられている遊技効果ランプ・LED28a,28b,28c、賞球ランプ51および球切れランプ52の表示制御を行う。また、特別図柄を可変表示する可変表示部9および普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10の表示制御は、図柄制御基板80に搭載されている表示制御手段によって行われる。
図5は、主基板31におけるCPU56周りの一構成例を示すブロック図である。図5に示すように、遊技機において用いられる各種電圧を生成する電源基板等に搭載されている電源監視手段からの電源断信号(電圧低下信号)が、CPU56のマスク不能割込端子(XNMI端子)に接続されている。電源監視回路は、遊技機が使用する各種直流電源のうちのいずれかの電源の電圧を監視して電源電圧低下を検出する回路である。この実施の形態では、VSLの電源電圧を監視して電圧値が所定値以下になるとローレベルの電源断信号を発生する。VSLは、遊技機で使用される直流電圧のうちで最大のものであり、この例では+30Vである。従って、CPU56は、割込処理によって電源断の発生を確認することができる。
図5には、システムリセット回路65も示されている。リセットIC651は、電源投入時に、外付けのコンデンサの容量で決まる所定時間だけ出力をローレベルとし、所定時間が経過すると出力をハイレベルにする。すなわち、リセット信号をハイレベルに立ち上げてCPU56を動作可能状態にする。また、リセットIC651は、電源監視回路が監視する電源電圧と等しい電源電圧であるVSLの電源電圧を監視して電圧値が所定値(電源監視回路が電源断信号を出力する電源電圧値よりも低い値)以下になると出力をローレベルにする。従って、CPU56は、電源監視回路からの電源断信号に応じて所定の電力供給停止時処理を行った後、システムリセットされる。
図5に示すように、リセットIC651からのリセット信号は、NAND回路947に入力されるとともに、反転回路(NOT回路)944を介してカウンタIC941のクリア端子に入力される。カウンタIC941は、クリア端子への入力がローレベルになると、発振器943からのクロック信号をカウントする。そして、カウンタIC941のQ5出力がNOT回路945,946を介してNAND回路947に入力される。また、カウンタIC941のQ6出力は、フリップフロップ(FF)942のクロック端子に入力される。フリップフロップ942のD入力はハイレベルに固定され、Q出力は論理和回路(OR回路)949に入力される。OR回路949の他方の入力には、NAND回路947の出力がNOT回路948を介して導入される。そして、OR回路949の出力がCPU56のリセット端子に接続されている。このような構成によれば、電源投入時に、CPU56のリセット端子に2回のリセット信号(ローレベル信号)が与えられるので、CPU56は、確実に動作を開始する。
そして、例えば、電源監視回路の検出電圧(電源断信号を出力することになる電圧)を+22Vとし、リセット信号をローレベルにするための検出電圧を+9Vとする。そのように構成した場合には、電源監視回路とシステムリセット回路65とが、同一の電源VSLの電圧を監視するので、電圧監視回路が電源断信号を出力するタイミングとシステムリセット回路65がシステムリセット信号を出力するタイミングの差を所望の所定期間に確実に設定することができる。所望の所定期間とは、電源監視回路からの電源断信号に応じて電力供給停止時処理を開始してから電力供給停止時処理が確実に完了するまでの期間である。
CPU56等の駆動電源である+5V電源から電力が供給されていない間、RAMの少なくとも一部は、電源基板から供給されるバックアップ電源によってバックアップされ、遊技機に対する電源が断しても内容は保存される。そして、+5V電源が復旧すると、システムリセット回路65からリセット信号が発せられるので、CPU56は、通常の動作状態に復帰する。そのとき、必要なデータがバックアップRAMに保存されているので、停電等からの復旧時に停電発生時の遊技状態に復帰することができる。
なお、図5に示す構成では、電源投入時にCPU56のリセット端子に2回のリセット信号(ローレベル信号)が与えられるが、リセット信号の立ち上がりタイミングが1回しかなくても確実にリセット解除されるCPUを使用する場合には、符号941〜949で示された回路素子は不要である。その場合、リセットIC651の出力がそのままCPU56のリセット端子に接続される。
なお、図5に示す入力ポート571は遊技機外部からの識別情報要求コードを入力するためのものであり、出力ポート572は遊技機外部に対する識別情報等を出力するためのものである。また、図5では、入力ポート571および出力ポート572は、CPU56の外に設置されているが、それらはCPU内蔵ポートであってもよい。
次に、本実施形態の要部を構成する主基板ボックス350の詳細な構造について図6乃至図12を参照して説明する。図6は、機構板100の下部構成部の背面から見て左側部分に取付けられる電源基板ボックス336及び主基板ボックス350の取付状態を示す斜視図である。図7は、主基板ボックス350の分解斜視図である。図8は、主基板ボックス350を構成するボックス状主体390と回路領域カバー体410とを固着する構造を示す平面図(A),(B),(D)および断面図(C)である。図9は、ワンウェイネジの構造およびワンウェイネジを締着するための特殊マイナスドライバーの構造を説明するための説明図である。図9において、(A),(B)は、ワンウェイネジの構造を説明するための説明図であり、(C),(D)は、ワンウェイネジを締着するための特殊マイナスドライバーの構造を説明するための説明図である。図10は、主基板ボックス350を示す正面図である。図11は、主基板ボックス350を固定片部418a〜421aおよび取付片部396a〜399aの側から見た平面図である。図12は、コネクタ領域カバー体408,409と回路領域カバー体410との隙間の封止構造、および、コネクタ領域カバー体408,409とボックス状主体390との隙間の封止構造について説明するための説明図である。図12において、(A)は封止構造を示す断面図であり、(B)はコネクタ領域カバー体408,409の構造を示す斜視図である。
主基板ボックス350と電源基板ボックス336とは、前記機構板100の下部構成部の背面から見てその左側部分に重畳的に取付けられる。なお、電源基板ボックス336は、電源スイッチ372(図6参照)を備えて電圧の異なる複数の電源を生成する前記電源基板910を収容するものであり、主基板ボックス350は、前記主基板31を収容するものである。
図6に示すように、電源基板ボックス336を取付ける領域は、やや前面側に向かって凹状に形成されている。すなわち、電源基板ボックス336の取付空間の側壁を構成する透明側壁板378は、図6に示す右側下部構成部の機構板100よりもやや前面側に奥まった位置(遊技盤6に近づく位置)となっており、その透明側壁板378の上部左右に一対の取付穴375を有する取付ボスが形成され、透明側壁板378の下辺左右に一対の係合穴367が形成されている。この係合穴367は、透明側壁板378から直角状に背面に向かって突設されるL字状突出板365との隅角部に形成されるものである。L字状突出板365の先端には、主基板ボックス350を取付けるための取付台450の下部を着脱自在に装着するための挿入溝366が形成されている。この挿入溝366については、後に詳述する。なお、透明側壁板378の裏面には、取付空間を補強するために補強リブ377が長方形状に突設されている。
しかして、上記のように構成される取付空間に電源基板ボックス336を取付けるには、電源基板ボックス336の下部両側に突設される係合突起373を係合穴367に差し込んだ後に、電源基板ボックス336の上部両側に突設される取付片374の取付穴を前記取付穴375に対応させてビス376を止着することにより簡単に取付けることができる。そして、この場合、電源基板ボックス336が右側下部構成部の機構板100よりも前面側(遊技盤6に近い側)に奥まって取付けられているので、電源基板ボックス336の背面側への突出量を抑制することができる。特に、電源基板910は、他の制御基板と比べて高さ(厚み)を有するヒートシンクや大型のコンデンサが実装されるので、その電源基板910を収容する電源基板ボックス336も厚みがあるが、このような厚みのある基板ボックス336を取付けても背面側の突出量を抑制することができるものである。電源基板ボックス336の背面側には、遊技動作を制御する主基板31を収容する主基板ボックス350が着脱自在に取付けられるようになっている。その取付は、図6に示すように、機構板100の開口窓102の下辺よりやや上部にブリッジ状に掛け渡される横架突出板360に取付けられるものである。
主基板ボックス350は、導電性の取付台450に取付けられ、その取付台450の底面に形成される係合片455を、機構板100の開口窓102の下辺よりやや上部にブリッジ状に掛け渡される横架突出板360に形成される挿入溝362とL字状突出板365の挿入溝366とに係合させることにより、簡単に行うことができる。すなわち、取付台450の係合片455を挿入溝362,366の挿入部362a,366aに挿入して落とし入れる。そして、取付台450の全体を図示左方向にスライドさせて係合片455の基部を係止溝部362b,366bに嵌め込む。このとき、係合爪364が取付台450の一側側面に当接係合した状態となって取付台450を逆方向にスライドできないようにしている。これによって、主基板ボックス350が機構板100の背面に取付けられた状態となる。一方、取付台450を取り外すには、係合爪364を押圧した状態で取付台450を図示左側にスライドさせて取付台450が規制突起363に当接するまで移動させ、その後、全体を上方に引き抜くことによって取り外すことができる。なお、主基板ボックス350の構造及び該主基板ボックス350の取付台450への取付構造については、次に詳述するが、主基板ボックス350は取付台450に対して簡単に脱着できるようになっている。
図7に示すように、主基板31は、長方形状のプリント配線基板によって構成されている。主基板31の上面の大部分は、RAM及びROMを内蔵してワンチップ化した所謂ワンチップマイクロコンピュータであるCPU443(CPU、RAM、ROMはそれぞれ別体にチップ化されていても良いし、ワンチップマイコンでも良い)、トランジスタ、抵抗等の電子部品を実装する電子部品実装領域として形成される。一方、主基板31の上面におけるその他の部分は、縦方向の両側(右側および左側)の領域が複数のコネクタ351a〜351iを実装するコネクタ実装領域として形成されている。ここで、電子部品実装領域は、遊技機の動作に関わる制御を実行する制御回路が設けられた回路領域である。また、コネクタ実装領域は、配線を接続するためのコネクタが設けられたコネクタ領域である。
図7において、主基板ボックス350は、複数の被覆部材を組み付けることにより構成されており、その複数の被覆部材として、制御基板としての主基板31の裏面を被覆し且つ該主基板31を支持する基体としてのボックス状主体390と、回路領域カバー体410と、コネクタ領域カバー体408,409とを含む。回路領域カバー体410は、少なくともボックス状主体390に被覆支持される主基板31の電子部品実装領域(表面)を覆う態様でボックス状主体390に固着される蓋状のカバー体である。また、コネクタ領域カバー体408,409のそれぞれは、回路領域カバー体410とは別体で設けられ、コネクタ351a,351b,351d,351e〜351iを露出可能な複数の開口部穴408a,408b,408d,409e〜409iを有し、これら各開口から各コネクタを露出させ、かつ、コネクタ実装領域の配線パターンを覆う態様でボックス状主体390に固着される板状のカバー体である。
この例では、主基板31の電子部品実装領域が図中における主基板31の左端部および右端部に形成されており、コネクタ領域カバー体408が回路領域カバー体410の図中左側に設けられ、コネクタ領域カバー体409が回路領域カバー体410の図中右側に設けられている。
回路領域カバー体410とコネクタ領域カバー体408,409とは、主基板31を主基板ボックス350内に収容するために、ボックス状主体390に対して固着されるカバー体という点で共通しており、主基板31上での覆う領域が異なっている。
ボックス状主体390、回路領域カバー体410、および、コネクタ領域カバー体408,409は、すべて内部が視認し得る非導電性の透明合成樹脂で形成されている。以下、主基板ボックス350を構成する各被覆部材(ボックス状主体390,回路領域カバー体410,コネクタ領域カバー体408,409)と主基板31について詳細に説明する。
まず、ボックス状主体390について図7を参照して詳細に説明する。図7において、ボックス状主体390は、上面が開放した直方体状に形成され、その底面板391の内側(上面)の四隅のやや内側には、主基板31を止着支持するための位置決め突起392と取付ボス393が突設されている。位置決め突起392は、底面板391の一方の対角線端部に突設され、取付ボス393は、他方の対角線端部に突設され、その中心に取付穴が形成されている。しかして、位置決め突起392には、主基板31の一方の対角隅角部に形成される位置決め穴440が嵌合され、取付ボス393には、主基板31の他方の対角隅角部に形成される取付穴441が対応せしめられて後述する基板取付用導電ネジ442によって止着されるようになっている。ただし、主基板31を上記のようにして止着したときには、ボックス状主体390の側壁内周に主基板31の裏面(ハンダ面)を支持する支持突起394が適宜間隔を置いて複数形成されている。
また、ボックス状主体390の横方向両側壁(上側および下側)の内側のそれぞれには、回路領域カバー体410をスライド(摺動)可能な態様で係合するための摺動凹部700が回路領域カバー体410の横方向に延在する態様で設けられている。
さらに、ボックス状主体390の横方向両側壁(上側および下側)の外側には、回路領域カバー体410を固着するための固着部としての複数の取付片部396a,396b〜399a,399bが突設形成されている。この取付片部396a,396b〜399a,399bは、回路領域カバー体410とボックス状主体390とを分離できないように後述するワンウェイネジ427で止着するための止着穴400を有するもので、詳細には、図8(B)の右側の図に示すように、ボックス状主体390の側壁から突設される細角状の切断リブ402の先端に止着穴400と予備ネジ挿通穴401とが形成される瓢箪状の部材が一体的に形成されたものである。切断リブ402の延長線状に形成される止着穴400は、ボックス状主体390と回路領域カバー体410とを固着する固着手段としてのワンウェイネジ427を螺着するための穴であり、その止着穴400の側方に位置する予備ネジ挿通穴401は、予備のワンウェイネジ427を挿通保持するための穴である。なお、止着穴400と予備ネジ挿通穴401との間には、成形時における引けを防止するための引け防止穴403が形成されている。また、予備ネジ挿通穴401の上端は、テーパー部401aとなっており、該挿通穴401に挿通されている予備のワンウェイネジ427を取り出し易くしている。また、切断リブ402の両側上部のうち、止着穴400と予備ネジ挿通穴401とを結ぶ面は、傾斜面404となっており、その反対側の面は、円弧状となっているため、図8(A)に示すように、切断リブ402,426の両サイド上部が開けているので、切断リブ402,426をニッパ等の工具で切断する作業が行い易い。
なお、止着穴400と予備ネジ挿通穴401とが形成される取付片部は、4つのうち、3つの取付片部397a,397b〜399a,399bであり、1つの取付片部396a,396bには、止着穴400だけが形成されている。したがって、取付片部396a,396bの切断リブ402の先端には、止着穴400が形成される円形部材だけが一体的に形成されていることになる。また、ボックス状主体390の上部側壁の外側に突設される取付片部は、図示右から左に向かって396a,397a,398a,399aとなっているが、下部側壁の外側に突設される取付片部は、図示左から右に向かって396b,397b,398b,399bとなっている。さらに、図8(B)の右側に示す図は、上部の取付片部397a〜399aであり、この場合には、止着穴400の右側に予備ネジ挿通穴401が形成されているが、下部の取付片部397b〜399bにおいては、止着穴400の左側に予備ネジ挿通穴401が形成されている。つまり、図8(B)の右側に示す図を350度回転した状態となる。同様に、後述する固定片部419a,419b〜421a,421bも上部と下部では、350度回転した回転対称の形状となる。
また、ボックス状主体390の縦方向両側壁(左側および右側)の外側には、コネクタ領域カバー体408,409をそれぞれワンウエイネジ427により固着するための固着部としての複数の取付片部501a,501b〜504a,504bが突設形成されている。取付片部501a,501b〜504a,504bの構成は、前述した396a,396b〜399a,399bと同様である。ボックス状主体390の左部側壁の外側に突設される取付片部は、501a,502a,503a,504aである。また、ボックス状主体390の右部側壁の外側に突設される取付片部は、501b,502b,503b,504bである。
さらに、ボックス状主体390の縦方向の両方の側壁(右側および左側)上下には、係合突起405が外側に向かって突設され、縦方向の他方の側壁のほぼ中央に側壁と平行となるように係止レバー406が形成されている。係合突起405は、後述する取付台450に形成される係合穴457に係合されるものであり、係止レバー406は、取付台450の係止穴459に係止されるものである。そのため、係止レバー406の下端には、係止爪407が形成されている。つまり、係合突起405及び係止レバー406は、主基板ボックス350を取付台450に着脱自在に取付けるための部材である。
また、主基板31には、その四隅に位置決め穴440と取付穴441が形成され、前述したようにボックス状主体390の底面板391の内側四隅に突設される位置決め突起392と取付ボス393に係合又は導電ネジ442で止着されるようになっている。なお、取付穴441は、主基板31のグランドラインがプリントされる部分に形成されており、導電ネジ442を止着したときには、そのグランドラインと導電ネジ442とが導通するようになっている。この導電ネジ442は、その先端が平面状の先端当接面となっており、しかも、主基板31を取付穴441に止着したときにその先端が底面板391の裏面側に露出した状態となっているため、後に詳述するように主基板ボックス350を取付台450に装着したときには、取付台450の弾性当接片461と押圧当接するようになっている。また、主基板31に実装されたコネクタ351a〜351iのうち前述した外部機器(照合機)との接続用コネクタ351cは、その他のコネクタ351a・351b・351d〜351iとは異なった色に設定されており、これによってCPU56を照合するためのコネクタ351cを他のコネクタ351a・351b・351d〜351iと差別化している。
次に、上記のようにボックス状主体390に支持された主基板31の実装面側を覆う蓋体としての回路領域カバー体410について図7を参照して説明する。回路領域カバー体410は、下方が開放したボックス状に形成され、図示縦方向の両方の側壁板411及び上面板の上下に主基板ボックス350に収容された主基板31からの発熱を外部に放熱するために貫通した複数の放熱穴(図示省略、詳細は図13に図示)が形成された放熱穴領域414が形成されている。
また、回路領域カバー体410の上面板には、上下の放熱穴領域414の間に機種名シールを貼付する機種名シール貼付部415と主基板31を検査した際に書き込む「検査者」「検査日」の各項目とを記した履歴シールを貼付する履歴シール貼付部416が形成されている。
また、回路領域カバー体410の横方向両側壁(上側および下側)の外側のそれぞれには、領域カバー体410をスライド(摺動)可能な態様で係合するための摺動凸部701が回路領域カバー体410の横方向に延在する態様で設けられている。摺動凸部701が、ボックス状主体390に設けられた摺動凹部700に嵌め入れられて係合されると、回路領域カバー体410とボックス状主体390とを摺動凸部701および摺動凹部700に沿って互いにスライドさせることができる。
なお、この例では、回路領域カバー体410側に摺動凸部701を設け、ボックス状主体390側に摺動凹部700を設ける例を示したが、これに限らず、ボックス状主体390側に摺動凸部701を設け、回路領域カバー体410側に摺動凹部700を設けてよい。すなわち、回路領域カバー体410とボックス状主体390側とのうち、いずれか一方に摺動凸部701を設け、他方に摺動凹部700を設ければよい。
また、回路領域カバー体410の上部側壁および下部側壁のそれぞれには、固着部としての複数(4つ)の固定片部418a,418b〜421a,421bが突設形成されている。この固定片部418a,418b〜421a,421bは、回路領域カバー体410とボックス状主体390とが分離できないように後述するワンウェイネジ427を挿通するための挿通穴423を有するもので、その挿通穴423がボックス状主体390の前記取付片部396a,396b〜399a,399bの止着穴400に対応するものである。たとえば、固定片部と取付片部とは、図11に示すような対応関係で設けられている。より詳細には、図8(B)の左側の図に示すように回路領域カバー体410の側壁から突設される細角状の切断リブ426の先端に挿通穴423と予備ネジ覆板部425とが形成されるL字状の部材が一体的に形成されたものである。切断リブ426の延長線状に形成される挿通穴423は、ボックス状主体390と回路領域カバー体410とを固着する固着手段としてのワンウェイネジ427を挿通するための穴であり、ワンウェイネジ427を挿通したときにその頭部が突出しないように挿通穴423の上端部分が凹部422となっている。また、凹部422の上端縁は、テーパー部424となってワンウェイネジ427を挿入し易いようになっている。また、挿通穴423の側方に位置する予備ネジ覆板部425は、前記予備ネジ挿通穴401に挿通されている予備のワンウェイネジ427の上部を覆うための板である。また、切断リブ426の両側上部の面は、円弧状となっているため、図8(A)に示すように、切断リブ402,426の両サイド上部が開けているので、切断リブ402,426をニッパ等の工具で切断する作業が行い易い。
なお、挿通穴423と予備ネジ覆板部425とが形成される固定片部は、4つのうち、3つの固定片部418a,418b〜420a,420bであり、1つの固定片部421a,421bには、挿通穴423だけが形成されている。したがって、固定片部421a,421bの切断リブ426の先端には、挿通穴423が形成される円形部材だけが一体的に形成されていることになる。また、回路領域カバー体410の上部側壁の外側に突設される固定片部は、図示右から左に向かって418a,419a,420a,421aとなっているが、下部側壁の外側に突設される固定片部は、図示左から右に向かって418b,419b,420b,421bとなっている。さらに、図8(B)の左側に示す図は、上部の固定片部418a〜420aであり、この場合には、挿通穴423の左側に予備ネジ覆板部425が形成されているが、下部の固定片部418b〜420bにおいては、挿通穴423の右側に予備ネジ覆板部425が形成されている。つまり、図8(B)の左側に示す図を350度回転した状態となる。また、回路領域カバー体410の上面板部には、固定片部418a,418bの切断リブ426の近傍に「1」という刻印428が形成され、固定片部419a,419bの切断リブ426の近傍に「2」という刻印428が形成され、固定片部420a,420bの切断リブ426の近傍に「3」という刻印428が形成され、固定片部421a,421bの切断リブ426の近傍に「4」という刻印428が形成されている。
前述のような取付片部396a,396b〜399a,399bと、固定片部418a,418b〜421a,421bとの位置合わせは、回路領域カバー体410とボックス状主体390とを摺動凸部701および摺動凹部700に沿って互いにスライドさせることにより行なわれる。
また、コネクタ領域カバー体408,409のそれぞれの外側端部(コネクタ領域カバー体408の図中左端部,コネクタ領域カバー体409の図中右端部)のそれぞれには、固着部としての複数(4つ)の固定片部601a,601b〜604a,604bが突設形成されている。この固定片部601a,601b〜604a,604bの構成は、前述の固定片部418a,418b〜421a,421bと同様であり、コネクタ領域カバー体408,409のそれぞれがボックス状主体390と分離できないようにワンウェイネジ427を挿通するための挿通穴605を有するもので、その挿通穴605がボックス状主体390の前記取付片部501a,501b〜504a,504bの止着穴505(図13参照)に対応するものである。
コネクタ領域カバー体408には、固定片部601a,602a,603a,604aが設けられている。また、コネクタ領域カバー体409には、固定片部601b,602b,603b,604bが設けられている。
上記のように構成される回路領域カバー体410の固定片部418a,418b〜421a,421bとボックス状主体390の取付片部396a,396b〜399a,399bとの作用について説明する。まず、パチンコ遊技機1の出荷段階においては、固定片部418a,418bにワンウェイネジ427を挿入して取付片部396a,396bの止着穴400に螺着することにより、回路領域カバー体410をボックス状主体390に固定する作業を終了している(図8(A)に示す状態)。
なお、ワンウェイネジ427は、ネジ締め方向にしか回らない特殊なネジであり、一旦締め付けるとネジを破壊しない限り取り外すことができないものである。具体的には、図9(A),(B)に示すように、その頭部429に形成されたネジ溝が当接面部430と凹部431と中心穴部432とから構成されている。そして、図9(C),(D)に示す特殊マイナスドライバー433でネジ締めを行う場合には、ドライバー433の中心軸部434を中心穴部432に差し込み、この状態からドライバー433の当接片部435を当接面部430に当接させて一方向(図9(A)の時計回り方向)に頭部429を回転させることでネジ締めを行う。一方、ドライバー433で頭部429を他方向(図9(A)の反時計回り方向)に回転させてネジ427を取り外そうとした場合には、ドライバー433が凹部431に入り込んで滑ってしまい頭部429を回転させることができずにネジ427の取り外しが行えない。なお、通常のマイナスドライバーでも頭部429を一方向に回転させてネジ締めすることは可能であるが、特殊マイナスドライバー433のように、中心軸部434をワンウェイネジ427の中心穴部432に差し込んでワンウェイネジ427との位置決めを行った方が締め付け作業が容易に行える。さらに、出荷段階においては、紫外線硬化樹脂によりワンウェイネジ427の頭部を被覆して硬化しておくことにより、ワンウェイネジ427の頭部を切断するような不正改造を防止する効果を高めるようにしても良い。
また、コネクタ領域カバー体408,409の固定片部601a,601b〜604a,604bとボックス状主体390の取付片部501a,501b〜504a,504bとの作用については、前述した回路領域カバー体410の固定片部418a,418b〜421a,421bとボックス状主体390の取付片部396a,396b〜399a,399bとの作用と同様であるため、ここでは重複した説明を繰返さない。
また、図10に示されるように、コネクタ領域カバー体408には、コネクタ351a,351b,351dのそれぞれに対応して、対応するコネクタの大きさとほぼ同じ大きさで開口部としてのコネクタ貫通穴408a,408b,408dが形成されており、各コネクタ貫通穴から対応するコネクタが突出される。同様に、コネクタ領域カバー体409には、コネクタ351e〜351iのそれぞれに対応して、対応するコネクタの大きさとほぼ同じ大きさで開口部としてのコネクタ貫通穴409e〜409iが形成されており、各コネクタ貫通穴から対応するコネクタが突出される。コネクタ貫通穴408a,408b,408d,409e〜409iは、対応するコネクタ351a,351b,351d,351e〜351iの大きさとほぼ同じ大きさでそれぞれ形成されているため、各コネクタ貫通穴からは対応するコネクタのみが貫通する。これにより、主基板31のコネクタ実装領域における各コネクタ周辺は、コネクタ領域カバー体408,409により被覆される。これにより、コネクタ領域カバー体408,409によって各コネクタ周辺の配線パターンが完全に覆われた状態となる。このため、各コネクタ周辺の配線パターンに不正な配線のハンダ付け等を行うことを防止することができると共に、主基板31と回路領域カバー体410との間から配線を含む異物を挿入することができず、いずれにしても主基板31に対する不正な行為が行えないようになっている。
次に、コネクタ領域カバー体408,409と回路領域カバー体410との隙間の封止構造、および、コネクタ領域カバー体408,409とボックス状主体390との隙間の封止構造について説明する。図12には、コネクタ領域カバー体408を代表例として、封止構造が示されている。図12(A),(B)に示されるように、コネクタ領域カバー体408には、ボックス状主体390の側壁(左右側壁)390aの内側に当接することが可能な第1の封止壁408eと、回路領域カバー体410の側壁板411の内側に当接することが可能な第2の封止壁408fとが設けられている。第1の封止壁408eは、開口部穴が形成された被覆部408gの長手方向の一方端部(外側)に沿って設けられ、第2の封止壁408fは、その他方端部に沿って設けられている。第1の封止壁408eの外側には、501a,502a,503a,504aが設けられている。
回路領域カバー体410をボックス状主体390に係合して取付けた状態においては、図12の(A)に示されるように、側壁板411とボックス状主体390との間に隙間が生じる。この隙間には主基板31が存在する。コネクタ領域カバー体408は、このような側壁板411と主基板31との間の隙間から主基板ボックス350内部に第2の封止壁408fを差込んだ後、開口部穴408a等の開口部穴に、コネクタ351d等の対応するコネクタを挿入し、第2の封止壁408fがボックス状主体390の側壁390aの内側に当接し、かつ、固定片部604a等の固定片部が取付片部504a等の取付片部と対応するように嵌め入れることにより、主基板ボックス350に取付けられる。つまり、ボックス状主体390に回路領域カバー体410が取付けられた後、コネクタ領域カバー体408,409が取付けられるのである。そして、前述した回路領域カバー体410とボックス状主体390とを固着する場合と同様に、1組の対応する固定片部および取付片部にワンウェイネジ427が挿通されることにより、コネクタ領域カバー体408とボックス状主体390とが固着される。なお、図中601は、各取付片部601a,602a,603a,604aの各々の切断リブである。図中601は、各取付片部501a,502a,503a,504aの各々の切断リブである。
図12においては、代表例として、コネクタ領域カバー体408側の構造を示したが、コネクタ領域カバー体409側の構造は、図12に示された構造と同様である。このため、コネクタ領域カバー体409は、コネクタ領域カバー体408と同様に取扱われる。
このようにコネクタ領域カバー体408とボックス状主体390とが固着された状態においては、図12(A)に示されるように、ボックス状主体390の側壁390aの内側に第1の封止壁408eが当接し、回路領域カバー体410の側壁板411の内側に第2の封止壁408fが当接することにより、コネクタ領域カバー体408と回路領域カバー体410との隙間が封止されるとともに、コネクタ領域カバー体408とボックス状主体390との隙間が封止される。つまり、コネクタ領域カバー体408および回路領域カバー体410のそれぞれ一部がオーバーラップ(重なり合う)することにより、これらの間の隙間が封止される。また、コネクタ領域カバー体408およびボックス状主体390のそれぞれ一部がオーバーラップ(重なり合う)することにより、これらの間の隙間が封止される。このような機能は、コネクタ領域カバー体409についても同様である。
また、第2の封止壁408fは、コネクタ領域カバー体409側に設けられた第2の封止壁とともに、回路領域カバー体410を係止する係止部としての機能も有する。つまり、コネクタ領域カバー体408側の第2の封止壁408fと、コネクタ領域カバー体409側の第2の封止壁とがともに、回路領域カバー体410の側壁板411の内側で側壁板411に当接しているので、これら第2の封止壁により回路領域カバー体410の摺動が規制されることにより、切断リブ501,601が切断されてコネクタ領域カバー体408,409の固着が解除されない限り、これら第2の封止壁により回路領域カバー体410の位置が規制される。より具体的には、コネクタ領域カバー体408,409が取り去られると、回路領域カバー体410がこれら第2の封止壁に当接しないので、回路領域カバー体410が摺動可能となる。
次に、遊技場等で主基板ボックス350を主基板31の検査(出荷納入後にROMが正規のものか否かを検査する)のために開放(開封)し、その後再度閉塞(開止)状態に復元する手順を説明する。まず、前述したようにコネクタ領域カバー体408,409とボックス状主体390との固着を解除して、コネクタ領域カバー体408,409をボックス状主体390から分離する。そして、まだ閉塞状態にある主基板ボックス350において、刻印「1」の目印の切断リブ426,402をニッパー等の切断工具で切断する。これにより、固定片部418a,418b及び取付片部396a,396bは、回路領域カバー体410及びボックス状主体390から完全に分離された状態となる(図8(D)に示す状態)。これにより、回路領域カバー体410が前述のようにスライド可能となるので、回路領域カバー体410をスライドさせて、回路領域カバー体410とボックス状主体390との係合を解除することにより、主基板ボックス350が開放される。これにより、主基板31の検査を行うことができる。また、このような回路領域カバー体410の取り外し(切断リブ426,402の切断)によって、各予備ネジ挿通穴401に挿通されたワンウェイネジ427は、取り出し可能な状態となり、このうち取付片部397a,397bの予備ネジ挿通穴401に挿通された予備のワンウェイネジ427を主基板ボックス350の復元用に取り出す。その後、主基板ボックス350を前述したよう手順に従って閉塞した後に、次に取り出したワンウェイネジ427を刻印「2」を目印に固定片部419a,419bの挿通穴423に挿通して取付片部397a,397bの止着穴400に螺着することにより、主基板ボックス350が再度閉塞状態に復元される。以下、同様にして複数回(本実施形態の場合には、4回だが、4回目は、ワンウェイネジ427で止めることができないので、実質的には3回)の再検査を行うことができるものである。
なお、前述の回路領域カバー体410とボックス状主体390との係合に先立って行なわれるコネクタ領域カバー体408,409とボックス状主体390との固着の解除をする際の切断リブの切断手順は、前述した回路領域カバー体410とボックス状主体390との係合を解除する際の切断リブの切断手順と同様である。また、その後において予備のワンウェイネジと、残った固定片部および取付片部とを用いて再度コネクタ領域カバー体408,409とボックス状主体390とを固着する手順も、前述した回路領域カバー体410とボックス状主体390とを再度固着する手順と同様である。このため、再度コネクタ領域カバー体408,409とボックス状主体390との再固着は、前述した再検査の回数に対応することができる。
ところで、上記した主基板ボックス350の閉塞状態においては、主基板ボックス350の所定の部位(本実施形態の場合には切断リブ)を切断しない限り、主基板ボックス350が開放できないようになっている。従って、主基板31の検査以外で切断リブが切断されるような場合は、この切断により主基板31に不正が行われたことが即座に且つ確実に判別できるため、主基板ボックス350の防犯効果を高めることができる。
なお、上方が開放されたボックス状主体390と下方が開放された回路領域カバー体410を上記したように閉塞した状態においては、ボックス状主体390の全周側壁と回路領域カバー体410の全周側壁とが側方から見て重畳するようになっている。このことは、側方から見てボックス状主体390と回路領域カバー体410との間に隙間が形成されていないということを意味し、ボックス状主体390と回路領域カバー体410との間に隙間が生じるのは、回路領域カバー体410の背面側から見たとき(図7の右から左方向に見たとき)であり、この場合、主基板31に対して垂直方向となるため、仮にボックス状主体390と回路領域カバー体410との隙間から細い針金状の異物を挿入しようとしても、その異物を直角に折り曲げなければ主基板31の内部に実装される電子部品に到達することができないので、本実施形態のような主基板ボックス350は、不正行為を行い難いという利点がある。
上記のように構成される主基板ボックス350が着脱自在に取付けられる取付台450について図7を参照して説明する。取付台450は、ほぼ長方形状の導電性金属板(導電性合成樹脂でも良い)によってほぼ長方形状に形成され、その周辺が折り曲げられて補強片451〜454となっている。図示縦方向の補強片452,454の上下にボックス状主体390の前記係合突起405が挿入される係合穴457が穿設されている。また、他方の補強片454のほぼ中央は、折り曲げられることなくそのまま外側に向かって延設された係止片部458となっており、その係止片部458にボックス状主体390の前記係止レバー406の係止爪407が係止される係止穴459が形成されている。なお、係止片部458を補強するために係止片部458の上下には、ビード加工部460が形成されている。なお、上辺の補強片451だけは、外側に向かって折り曲げられており、機構板100の横架突出板360に取付台450が取付けられたときに補強片451が横架突出板360の上辺部と当接するようになっている。
補強片451〜454のうち、補強片452,454は、ボックス状主体390が取付台450に取付けられた状態で、ボックス状主体390のうち回路領域カバー体410の左右端部に当接して回路領域カバー体410の摺動を阻止する摺動阻止部としての機能を有している。
さらに、取付台450の上下左右の底面の4箇所に係合片455が打ち抜き形成されていると共に、取付台450の図示左下底面及び右上底面に弾性当接片461が打ち抜き形成されている。このため、係合片455及び弾性当接片461が形成される底面には、打ち抜き開口456,462がそれぞれ形成されている。係合片455は、前記横架突出板360に形成される挿入溝362及びL字状突出板365に形成される挿入溝366に挿入されるものである。ところで、この弾性当接片461が形成される位置は、主基板ボックス350を取付台450に取付けたときに、ボックス状主体390に主基板31を止着する導電ネジ442の下端が当接する位置となっている。そして、弾性当接片461は、いずれも取付台450の端部に向けて上り勾配となるように形成されている。
上記のように構成される取付台450に主基板ボックス350を装着するには、主基板ボックス350の左側を斜め下方にして取付台450に当接した後、図示左方向にスライドさせて係合突起405を係合穴457に差し込む。このとき、主基板ボックス350の左下部分が左下の弾性当接片461を下方に押し込み、しかも当該弾性当接片461がスライド方向に対して上り勾配となっているので、係合突起405の係合穴457への差し込み作業に支障を来すことはない。係合突起405を係合穴457に差し込んだ後に主基板ボックス350の右側を取付台450に当接させ、その後、主基板ボックス350を右側にスライドさせて係合突起405を係合穴457に係合させると共に係止レバー406の係止爪407を係止穴459に係合させる。これによって主基板ボックス350を取付台450に完全に装着した状態となる。なお、主基板ボックス350を右方向にスライドさせる作業の場合にも右上の弾性当接片461がスライド方向に対して上り勾配となっているので、係合突起405と係合穴457とを係合させると共に係止レバー406の係止爪407を係止穴459に係合させる作業に支障を来すことはない。
上記のようにして主基板ボックス350を取付台450に取付けた状態においては、導電ネジ442の先端当接面が導電性の金属板で形成される取付台450の弾性当接片461に当接した状態となっている。しかして、導電ネジ442は、主基板31のグランドラインに接触しているので、主基板31に侵入したノイズを導電ネジ442及び弾性当接片461、さらに機構板100を介して外部に放電することができる。このため、従来、主基板ボックスを透明化したことにより導電部材を使用し難くノイズに弱い基板ボックスとなっていたが、本実施形態のように構成すれば、ノイズに対して十分に対処し得るものである。また、従来の基板ボックスにおいてアース線を接続したものに比べてもアース構造が主基板ボックス350を単に取付台450に装着するだけで実現できるので、極めて簡単である。
なお、主基板ボックス350を取付台450から取り外す場合には、係止レバー406を主基板ボックス350の内側に向かって押さえ付けながら、全体を左方向にスライドさせて図示右側の係合突起405と係合穴457との係合を解除し、主基板ボックス350の右側を持ち上げて右側にスライドさせることにより、図示左側の係合突起405と係合穴457との係合を解除させ、これによって主基板ボックス350を取付台450から簡単に取り外すことができる。また、上記した主基板ボックス350の取付台450への取付は、取付台450を機構板100に取付けたままの状態であっても行うことができる。
また、前記回路領域カバー体410には、前記主基板31の表面に実装されるコネクタ実装領域を覆い且つコネクタ351a〜351iに対応する部分にコネクタ351a〜351iを貫通させる開口としてのコネクタ貫通穴413を形成した覆板としてのパターン被覆板412を一体形成したことを特徴とする。このように構成することにより、ボックス状主体390と回路領域カバー体410とを組み付けるだけでコネクタ実装領域の配線パターン部分が回路領域カバー体410に一体形成されるパターン被覆板412によって被覆されて不正な配線接続を防止し、さらに、コネクタ351a〜351iがパターン被覆板412のコネクタ貫通穴413から外部に露出しているので、主基板31に対する配線の接続・取り外しを極めて簡単に行うことができる。
次に、回路領域カバー体410に設けられた放熱穴領域414の構成を説明する。図13は、回路領域カバー体410に設けられた放熱穴領域414の構成を示す断面図である。
放熱穴領域414には、回路領域カバー体410の外部に面して複数の第1の放熱穴831が貫通形成された第1の放熱穴層801と、第1の放熱穴層801と所定間隔で設けられ、回路領域カバー体410の内部に面して複数の第2の放熱穴931が貫通形成された第2の放熱穴層901とが設けられている。
図13に示すように、放熱穴831,931 は形成位置がずれている。つまり、放熱穴831,931 は、回路領域カバー体410の表面を正面視したときに、これら放熱穴831,931が重なり合わない態様で設けられている。また、放熱穴831の形成個所においては、異物(不正部材)の通過を阻害する通過阻害部材として、放熱穴831の周囲から下方に延びる筒状部材(例えば合成樹脂製)841が設けられている。さらに、放熱穴831の周囲の上方には、通過阻害部材の一例である第2の筒状部材(例えば合成樹脂製)842と蓋部材(例えば合成樹脂製)843とが設けられている。図13には放熱穴831が1カ所のみ示されているが、第1の放熱穴層801に設けられたすべての放熱穴831について通過阻害部材が存在していることが好ましい。
筒状部材842 は、放熱穴831の周囲から上に延びる筒状の部材であり、さらに、蓋部材843 は、筒状部材842 の上部を塞ぐような円形形状であって、放熱穴831の径よりもやや大きい径であることが好ましい。筒状部材842の一部には、穴が設けられ、放熱穴層901の側と外部と貫通するようになっている。従って、筒状部材842と蓋部材843とは、放熱穴831から離間した位置で放熱穴831に対応する面(放熱穴831を垂線方向(主基板31および放熱穴層901 に対して)に平行移動した場合にできる面)を塞ぐとともに、放熱穴831を通過する空気の流れを屈曲させる蓋状部材(主基板ボックス350の表面を正面視したときに放熱穴831と重複するように設けられた蓋状部材)を構成する。なお、筒状部材841,842は、第1の放熱穴層801と一体成型してもよい。また、蓋部843は、第1の放熱穴層801と一体成型してもよい。
また、第2の放熱穴層901 においては、通過阻害部材として、第2の放熱穴931の周囲から上に延びる筒状部材941が設けられている。筒状部材941は、放熱穴層901と一体成型してもよい。なお、図13には放熱穴931が1カ所のみ示されているが、第2の放熱穴層901に設けられたすべての放熱穴931について通過阻害部材が存在していることが好ましい。
また、第1の放熱穴層801および第2の放熱穴層901と平行であって筒状部材941の最頂部を通る平面を想定した場合、第1の放熱穴層801における筒状部材841の最下部は、その平面よりも下になるような位置関係で、筒状部材841,941が形成されている。すなわち、筒状部材841,941の端部(筒状部材941の最頂部、筒状部材841の最下部)は、垂線方向(主基板31および放熱穴層901に対して)でオーバーラップしている。換言すれば、筒状部材841,941の高さ(延設された部材の長さ)の和は、第1の放熱穴層801の上面810と放熱穴層901との間の長さよりも大きい。
そのような位置関係にあれば、仮に、細線等の不正部材が放熱穴831を通過できたとしても、放熱穴層901における放熱穴931の方に不正部材を向かわせることは困難である。従って、本実施の形態では、筒状部材842と蓋部843とによって不正部材を放熱穴831に挿入させることが困難だけでなく、放熱穴層901における放熱穴931に通過させることがより困難になる。その結果、不正部材を主基板31 に到達させることがより困難になる。なお、筒状部材842と蓋部843に代えて、直立する2つの壁(一方の高さは他方よりも低い)と高い方の壁から水平に延びる屋根形状の部材を設けてもよい。また、基板ボックス100の表面を正面視したときに放熱穴931と重複するような蓋状部材を、放熱穴層901において設けてもよい。
次に、この実施の形態により得られる主な効果を説明する。
図7に示されるように、主基板ボックス350のカバー体が、回路領域カバー体410と、コネクタ領域カバー体408,409とに別体に設けられる。そして、回路領域カバー体410が、電子部品実装領域を覆う態様でボックス状主体390に対して固着されるとともに、コネクタ領域カバー体408,409が開口部穴408a,408b,408d,409e〜409iからコネクタ351a,351b,351d,351e〜351iを露出させ、かつ、コネクタ実装領域の配線パターンを覆う態様でボックス状主体390に対して固着される。このため、回路領域カバー体410の着脱の際にコネクタ351a,351b,351d,351e〜351iおよびコネクタ領域カバー体408,409が邪魔にならないので、ボックス状主体390と回路領域カバー体410とを係合させる構造の自由度を向上させることができる。
また、図7に示されるように、回路領域カバー体410とボックス状主体390とのうち、いずれか一方には、互いに摺動可能な態様で係合するための摺動凸部701が設けられ、他方には、摺動凸部701と係合する摺動凹部700が設けられるので、回路領域カバー体410とボックス状主体390とが互いに摺動可能な態様で係合することとなり、不正行為者が回路領域カバー体を開くことを困難化することができる。
また、図6および図7に示されるように、取付台450が、主基板ボックス350が取付けられた状態において回路領域カバー体410に当接して回路領域カバー体410の摺動を阻止する摺動阻止部としての補強片452,454を有するので、主基板ボックス350が取付台450に取付けられた状態で不正行為者が回路領域カバー体410を開くことを困難化することができる。このため、パチンコ遊技機1が設けられた遊技場の営業中において不正行為者により容易に回路領域カバー体410が開かれることを防止できる。
また、図12に示されるように、コネクタ領域カバー体408,409が、回路領域カバー体410を係止する係止部としての第2の封止壁408f等を有し、コネクタ領域カバー体408,409の固着が解除されない限り第2の封止壁により回路領域カバー体410の位置が規制されるので、不正行為者が回路領域カバー体410を開くことを一層困難化することができる。
また、図12に示されるように、ネクタカバー体408,409および回路領域カバー体410の一部をオーバーラップさせたカバー体間封止部としての回路領域カバー体410の側壁板411、コネクタ領域カバー体408の第2の封止壁408f、コネクタ領域カバー体409の第2の封止壁によりコネクタ領域カバー体408,409と回路領域カバー体410との隙間が封止されるので、これらの隙間から不正行為者が主基板ボックス350内に異物を挿入するのを防ぐことができる。
また、図12に示されるように、コネクタ領域カバー体408,409およびボックス状主体390の一部をオーバーラップさせたカバー体基体間封止部としてのコネクタ領域カバー体408の第1の封止壁408e、コネクタ領域カバー体409の第1の封止壁、ボックス状主体390の側壁390aによりコネクタ領域カバー体408,409とボックス状主体390基との隙間が封止されるので、これらの隙間から不正行為者が主基板ボックス350内に異物を挿入するのを防ぐことができる。
放熱穴領域が、第1の放熱穴層801と第2の放熱穴層901とに2層化され、第1の放熱穴層801と第2の放熱穴層901とが、回路領域カバー体410表面を正面視したときに第1の放熱穴831と第2の放熱穴931とが重なり合わない態様で設けられているので、放熱穴から不正行為者が主基板ボックス350内に異物を挿入するのを防ぐことができる。
次に、以上に説明した本実施の形態の変形例や特徴点を以下に列挙する。
(1) 前述した実施の形態においては、主基板31をボックス状主体390側に取付ける例を示した。しかし、これに限らず、主基板31を回路領域カバー体410側に取付けるようにしてもよい。
(2) 前述した実施の形態に示した主基板ボックス350の構成は、主基板31を収容する基板ボックスに限られず、払出制御基板37等のその他の制御基板を収容する基板ボックスに適用してもよい。
(3) 前述した実施の形態においては、固着手段としてワンウェイネジを例示して説明した。しかし、これに限らず、固着手段としては、固着を解除したときに解除跡が残る固着手段であれば、その他の固着手段、例えば、リベット締め、破断ネジ、溶着、接着等でも良い。また、係合部や固着部の数も実施形態に限定されるものではなく、単数でも複数でも良い。ただし、係合部をなるべく複数設け、固着部を少なくした方が組付け作業の簡略化を図ることができる上で望ましい。
(4) なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を正面からみた正面図である。 パチンコ遊技機の裏面に設けられている各基板を示す説明図である。 パチンコ遊技機の機構板を背面からみた背面図である。 主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。 主基板におけるCPU周りの一構成例を示すブロック図である。 機構板の下部構成部の背面から見て左側部分に取付けられる電源基板ボックス及び主基板ボックスの取付状態を示す斜視図である。 主基板ボックスの分解斜視図である。 主基板ボックスを構成するボックス状主体とカバー体とを固着する構造を示す平面図(A),(B),(D)および断面図(C)である。 ワンウェイネジの構造およびワンウェイネジを締着するための特殊マイナスドライバーの構造を説明するための説明図である。 主基板ボックスを示す正面図である。 主基板ボックスを固定片部および取付片部の側から見た平面図である。 主基板ボックスのコネクタ領域カバー体を示す縦断面図である。 回路領域カバー体に設けられた放熱穴領域の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機、351a,351b,351d,351e〜351 コネクタ、31 主基板、350 主基板ボックス、427 ワンウェイネジ、418a,418b〜421a,421b、601a,601b〜604a,604b 固定片部、396a,396b〜399a,399b、501a,501b〜504a,504b 取付片部、390 ボックス状主体、410 回路領域カバー体、408,409 コネクタ領域カバー体、408a,408b,408d,409e〜409i 開口部穴、701 摺動凸部、700 摺動凹部450 取付台、452,454 補強片、408f 第2の封止壁、411 側壁板、408e 第1の封止壁、390a 側壁、414 放熱穴領域、831,931 放熱穴、801,901 放熱穴層。

Claims (7)

  1. 遊技者が所定の遊技を行なうことが可能な遊技機であって、
    配線を接続するためのコネクタが設けられたコネクタ領域、および、遊技機の動作に関わる制御を実行する制御回路が設けられた回路領域を有する制御基板と、
    該制御基板を収容する基板収容体と、
    一部を破壊しない限り固着状態を解除できない固着手段とを含み、
    該基板収容体は、
    基体と、
    該基体に対して前記固着手段により固着されるカバー体とを含み、
    該カバー体は、
    前記回路領域を覆う態様で前記基体に対して前記固着手段により固着される回路領域カバー体と、
    該回路領域カバー体とは別体で設けられ、前記コネクタを露出可能な開口部を有し、該開口部から前記コネクタを露出させ、かつ、前記コネクタ領域の配線パターンを覆う態様で前記基体に対して前記固着手段により固着されるコネクタ領域カバー体とを含むことを特徴とする、遊技機。
  2. 前記回路領域カバー体と前記基体とのうち、いずれか一方には、互いに摺動可能な態様で係合するための摺動凸部を設け、他方には、前記摺動凸部と係合する摺動凹部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技機において基板収容体が取付けられる収容体取付部をさらに含み、
    該収容体取付部は、前記基板収容体が取付けられた状態において前記回路領域カバー体に当接して当該回路領域カバー体の摺動を阻止する摺動阻止部を有することを特徴とする、請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記コネクタ領域カバー体は、前記回路領域カバー体を係止する係止部を有し、コネクタ領域カバー体の固着が解除されない限り係止部により前記回路領域カバー体の位置を規制することを特徴とする、請求項2または3に記載の遊技機。
  5. 前記コネクタ領域カバー体および前記回路領域カバー体のそれぞれ一部をオーバーラップさせ、コネクタ領域カバー体と回路領域カバー体との隙間を封止するカバー体間封止部をさらに含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記コネクタ領域カバー体および前記基体のそれぞれ一部をオーバーラップさせ、コネクタ領域カバー体と基体との隙間を封止するカバー体基体間封止部をさらに含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記回路領域カバー体には、前記基板収容体に収容された前記制御基板からの発熱を外部に放熱するために貫通した放熱穴が形成された放熱穴領域が設けられ、
    該放熱穴領域は、
    前記回路領域カバー体の外部に面して第1の放熱穴が貫通形成された第1の放熱穴層と、
    該第1の放熱穴層と所定間隔で設けられ、前記回路領域カバー体の内部に面して第2の放熱穴が貫通形成された第2の放熱穴層とを含み、
    前記第1の放熱穴層および第2の放熱穴層は、前記回路領域カバー体表面を正面視したときに前記第1の放熱穴と前記第2の放熱穴とが重なり合わない態様で設けられていることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の遊技機。
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