JP2005296220A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 変動入賞装置11は第1始動口センサ63a、63b、第2始動口センサ64ヘの遊技球の入賞に基づいて可動部材24、25を開閉する補助遊技を行って入賞空間51への遊技球の受入れを可能にする一方、上方入賞開口部73を開閉可能な上部可動部材26を設け、第2始動口センサ64に入賞した場合のみ上部可動部材26も開放し、開放状態中の可動部材24の球受面24aにより側方側から入賞空間51側に向けて案内される遊技球を、開放状態中の上部可動部材26の回動自由端部に当接させて特別入賞部52に向けて案内することで、変動入賞装置11に受け入れた遊技球の挙動に変化を与える。
【選択図】 図4
Description
このような変動入賞装置には、遊技盤の遊技領域に取り付けられた構成基板の表面上部に鎧部材を突設するとともに、表面下部に区画部材を突設し、該鎧部材の左右の端部の下方に可動部材を回動可能に軸着し、鎧部材と左右の可動部材と区画部材とで囲まれた部分にいわゆる特別入賞口と一般入賞口とを併設したものがある。
このような従来の遊技機としては、例えば以下の特許文献に開示のものがある。
この遊技機は、斜め上方から流下してきた遊技球の他に真上から流下してきた遊技球も変動入賞装置内に受け入れることができ、それなりに遊技者の興趣を高めていた。
すなわち、鎧部材と可動部材とは単に別々に動くのみで、これらが相互に協働して受け入れた遊技球の挙動に変化を与えるということはなかった。そのため、変動入賞装置内に受け入れられて流動する遊技球の動きに変化が乏しく、遊技者にとって遊技が単調になっていた。
該変動入賞装置は、
前記入賞空間の周囲に配設され、入賞空間と遊技領域とを区画する区画部材と、
前記区画部材の側部を切り欠いて形成された側方入賞開口部に設けられ、球受面をほぼ起立させて当該側方入賞開口部を閉鎖する閉鎖状態と、当該球受面が側方側から前記入賞空間側に向けて下り傾斜するように回動して当該側方入賞開口部を開放する開放状能と、に変換する可動部材と、
前記入賞空間の下流側に設けられた特別入賞部と、を備え、
前記始動入賞口ヘの遊技球の入賞に基づいて前記可動部材を閉鎖状態から開放状態に変換する補助遊技を発生し、該補助遊技中に可動部材により前記入賞空間に受け入れられた遊技球が前記特別入賞部に入賞すると、当該補助遊技よりも有利な態様で可動部材を開放状態に変換する特別遊技を発生する遊技機において、
前記変動入賞装置は、前記区画部材の上部を切り欠いて形成された上方入賞開口部に、該上方入賞開口部を閉鎖する閉鎖状態と、回動自由端部を下方の前記入賞空間側に回動させて当該上方入賞開口部を開放する開放状態と、に変換する上部可動部材を備え、
開放状態中の前記可動部材の球受面により側方側から前記入賞空間側に向けて案内される遊技球を、開放状態中の前記上部可動部材の回動自由端部に当接させて前記特別入賞部に向けて案内するようにしたことを特徴とする。
前記上部可動部材を閉鎖状態に保持する保持状態と、保持状態を解除した解除状態とに変換する保持部材と、
前記上部可動部材を開放状態から閉鎖状態に変換させる変換部材と、を備え、
前記保持部材を解除状態に変換すると前記上部可動部材を自重により開放状態となるように構成するとともに、前記変換部材を開放状態の前記上部可動部材の揺動を許容する位置に退避させるように構成したことを特徴とする。
請求項1又は2に従属する請求項3記載の発明は、前記変動入賞装置は、
前記上部可動部材の開放状態への回動を規制する規制部材を備え、
該規制部材を衝撃吸収部材により構成したことを特徴とする。
請求項1乃至3の何れかに従属する請求項4記載の発明は、前記始動入賞口を複数設け、
始動入賞口の種類に応じて前記上部可動部材を開放状態に変換するか否かを決定するように構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、上部可動部材が回動自由端部を下方に回動可能なように構成した場合、閉鎖状態中の上部可動部材に遊技球が上方から衝突して、上方入賞開口部が開放してしまうといった事態が発生し得るが、保持部材を設けるという本発明の構成により、そのような不都合を無くして、上部可動部材を確実に閉鎖状態に保持することができる。
また、変換部材が開放状態の上部可動部材の揺動を許容する位置に退避するので、上部可動部材が入賞空間における遊技球の流下の支障となる事態を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、複数の始動入賞口に対して、その種類に応じて上部可動部材を開放状態に変換するか否かを決定するので、始動入賞口の種類に対応して特別入賞部ヘの遊技球の入賞率を変化させることができ、遊技者の興趣が更に増すという効果がある。
A.遊技盤の構成
図1はパチンコ機(遊技機)の遊技盤を示す正面図である。図1において、符号1は遊技盤であり、遊技盤1には前面の略円形領域がガイドレール2で囲まれることにより遊技領域3が形成されている。
遊技盤1のほぼ中央部には変動入賞装置11が、変動入賞装置11の下方には第1始動入賞口12、13及び第2始動入賞口14がそれぞれ配置されている。変動入賞装置11は取付ベース20(図2参照)、区画部材21、22、23、一対の可動部材24、25、上部可動部材26を備えている。第1始動入賞口12、13に球が入賞すると、一対の可動部材24、25が球を受け入れ易い開放状態に変位し、第2始動入賞口14に球が入賞すると、一対の可動部材24、25及び上部可動部材26が協働して球を受け入れ易い開放状態に変位するようになっている(詳細な構成は後述)。
変動入賞装置11の両側でレール2の内側に沿った部分には、装飾用のサイドランプ36、37が配置されており、サイドランプ36、37は、例えば変動入賞装置11の可動部材24、25や上部可動部材26が開くときに点滅する他、大当り中などには遊技者の意欲を盛り上げるように点滅する。
一方、遊技盤1の周囲のガイドレール2に沿った周辺位置には大当り発生時に点灯する大当りランプ41、42が配置されている。なお、各ランプ41、42はカバー内に装着されている。
図2(a)は変動入賞装置11の上面図(特に、裏機構を示す)、図2(b)は変動入賞装置11の正面図である。
これらの図において、変動入賞装置11は前述したように取付ベース20、区画部材21、22、23、一対の可動部材24、25、上部可動部材26を備えており、このうち区画部材21、22、23は取付ベース20に固定されて動かない部材である。これらの区画部材21、22、23は入賞空間51と遊技領域3とを区画し、入賞空間51を取り囲むようにその周囲に配置されている。
なお、第1始動入賞口12、13に入賞すると、可動部材24、25が0.4秒の開放を1回行い、第2始動入賞口14に入賞すると、可動部材24、25が0.5秒の開放を1回行う。
補助遊技よりも有利な態様での特別遊技とは、大当り遊技のことであり、可動部材24、25が所定回数(例えば、15回)の開閉動作を行うとともに、1回の開閉動作の開放時間が30秒に設定されている。ただし、30秒が経過する前に、カウントセンサ62からの検出信号に基づき変動入賞装置11内に9個の遊技球の入賞が認められると、その時点で可動部材24、25は閉状態に変換する。即ち、特別遊技は、補助遊技よりも可動部材24、25の開閉回数が多く、また、可動部材24、25の開閉動作の1回の開放時間が長いという構成により、補助遊技よりも有利な態様で行われるのである。
したがって、可動部材24が開放状態に変換すると、この可動部材24のある位置(つまり側方入賞開口部71a)を通って遊技球が入賞空間51に入賞可能であり、一方、上部可動部材26が開放状態に変換すると、この上部可動部材26のある位置(つまり上方入賞開口部73)を通って遊技球が入賞空間51に入賞可能であるという構成である。
一方、可動部材25も同様に、軸85によって支持されて回動自由な構成であり、さらに軸85は取付ベース20の軸筒86の内部を貫通してリンク機構87に連結され、リンク機構87には可動部材開放ソレノイド84から力が伝達されるという構成になっている。そして、同様に可動部材25は可動部材開放ソレノイド84のオン/オフによって側方入賞開口部71を開放状態と閉鎖状態とに変換する構成である。
このように、上部可動部材26は連結部材93、軸91を介して保持部材94によって保持可能な構成であり、保持部材94は上部可動部材26を閉鎖状態に保持する保持状態と、保持状態を解除した解除状態とに変換することになる。
したがって、本実施の形態では上部可動部材26を開放状態から閉鎖状態に変換させる変換部材96を備え、保持部材94を解除状態に変換すると上部可動部材26を自重により開放状態となるように構成するとともに、変換部材96を開放状態の上部可動部材26の揺動を許容する位置に退避させるように構成したものとなっている。
変換部材96の位置は変換部材位置検出センサ99によって検出されるようになっており、変換部材位置検出センサ99は変換部材96の初期位置(デフォルト位置)としては退避位置、つまり上部可動部材26の揺動を許容する位置を検出する。
次に、本例のパチンコ機の制御系統について、図3を参照して説明する。
図3において、150は遊技制御装置であり、遊技制御装置150は遊技の総括的制御(遊技進行の制御やそのための各被制御機器の直接的又は間接的な制御含む)を行うもので、パチンコ遊技等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用マイコン151(遊技用マイクロコンピュータ:いわゆるアミューズチップ用のICとして製造)と、発振器151a(クロック生成回路)と、入力インターフェース152と、出力インターフェース153とを含んで構成され、さらに遊技用マイコン151は、CPU154、ROM155、及びRAM156を備えている。
遊技制御装置150の入力インターフェース152には、第1始動口センサ63a、63b、第2始動口センサ64、特定領域センサ61、カウントセンサ62、入賞口センサ65a〜65d、変換部材位置検出センサ99からの検出信号が入力される。
ここで、入賞口センサ65a〜65dは一般入賞口31、32、33、34に入賞した入賞球をそれぞれ検出するセンサであり、遊技盤に一般入賞口がn個ある場合には、入賞口センサはn個配置される。
排出制御装置162は遊技盤1の各入賞口毎に設けられた第1始動口センサ63a、63b、第2始動口センサ64、特定領域センサ61、カウントセンサ62、入賞口センサ65a〜65dにより遊技球の入賞が検出されると、入賞口の入賞価値に対応して予め設定された賞球数の情報(賞球データ)が遊技制御装置150から送信されてくるので、この情報に基づき排出装置165を制御して賞球データに応じた賞球を排出する制御を行う。
なお、本例の場合、図示省略した電源ユニット(各制御装置やソレノイド等に所定電力を供給する回路基板よりなるユニット)には、遊技制御装置150のRAM156にバックアップ電源を供給するバックアップ電源168が備えられている。バックアップ電源168は排出制御装置162のRAM(図示省略)にもバックアップ電源を供給している。
そして、上記バックアップ電源168の働きによって、遊技制御装置150のRAM156と排出制御装置162のRAMは、電源遮断時(停電時含む)でも、所定のバックアップ保証期間の間はその全データが記憶保持可能となっている。
次に、本実施の形態の遊技機で行われる遊技の流れについて、図4に示すタイミングチャート及び図5〜7に示す変位図を参照しながら説明する。
(a)普段遊技
まず、ガイドレール2を介して遊技領域中に打込まれた遊技球が一般入賞口31、32、33、34の何れかに入賞すると、何れかの入賞口センサ65a〜65dによって入賞が検出され、この入賞に応じた賞球として5個の遊技球が排出される。
なお、賞球の排出については、遊技制御装置150で入賞口の入賞価値に対応して予め設定された賞球数の情報(賞球データ)を排出制御装置162に送信し、この情報に基づき排出装置165が賞球の排出を行い、これは後述の賞球排出についても同様の制御であり、詳細な説明は略す。
また、一般入賞口31、32、33、34の何れにも入らない場合には遊技領域中に打込まれた遊技球はアウト玉回収口35を通過して回収される。
このように普段遊技では、上述の遊技が繰り返して行われる。
(b−1)可動部材の開閉
普段遊技を行いながら、やがて遊技球が第1始動入賞口12、13の何れかに入賞すると、第1始動口センサ63a、63bによって検出(何れか一方で検出)され、遊技制御装置150の制御によって可動部材開放ソレノイド84がオンする。可動部材開放ソレノイド84がオンすると、可動部材開放ソレノイド84の力がリンク機構83、87を介して軸81、85にそれぞれ伝達されて可動部材24、25が閉鎖状態から開放状態に変換される。このとき、図4(a)に示すように、可動部材開放ソレノイド84はT1(0.4秒)なる期間だけオンし、可動部材24、25がT1だけ開放する。
T1なる期間が経過すると、今度は遊技制御装置150の制御によって可動部材開放ソレノイド84がオフする。これにより、可動部材開放ソレノイド84の有するスプリングの弾性力によって可動部材開放ソレノイド84のロッドが引き戻されて、リンク機構83、87及び軸81、86を介して可動部材24、25がそれぞれ閉鎖状態の位置に戻る。
しかしながら、図5に示すように、例えば可動部材24が開放したのみで、上部可動部材26が閉鎖している状態では、可動部材24の球受面24aにより側方側から入賞空間51側に向けて案内される遊技球P1は、P2、P3という軌跡を辿って、殆ど全てが特別入賞部52を跨いで反対側の一般入賞部54の方に入ってしまう。特に、特別入賞部52の周囲は一般入賞部53、54の方に傾斜するような面が形成されており、この傾斜面に当接した遊技球P3は一般入賞部54の方に落下していき、特別入賞部52には入り難い。
第1始動入賞口12、13の方が入賞しやすく、多くの場合には普段遊技を行いながら、第1始動入賞口12、13への入賞という遊技が繰り返して行われる。
遊技の繰り返しにより、遊技球が第2始動入賞口14に入賞すると、第2始動口センサ64によって検出され、図4(b)に示すように遊技制御装置150の制御によって可動部材開放ソレノイド84がT2(0.5秒)なる期間だけオンして可動部材24、25がT2だけ開放する。この期間T2は球が第1始動入賞口12、13に入賞した場合の期間T1より長くなっていて有利である。
また、第2始動入賞口14への入賞時には、変換部材96は開放状態の上部可動部材26の揺動を許容する位置に退避(図2に示す位置)しており、上部可動部材26が開放状態になっても自由な揺動を妨げることはない。
このように、第2始動入賞口14に球が入賞すると、一対の可動部材24、25及び上部可動部材26が協働して球を受け入れ易い開放状態に変位する。
さて、第2始動入賞口14に球が入賞して一対の可動部材24、25及び上部可動部材26が協働して球を受け入れ易い開放状態に変位した場合、図5に示すように、遊技領域3を流下して可動部材24の球受面24aにより受け入れられた遊技球P1は、球受面24aに沿って変動入賞装置11の側方側から入賞空間51側に向けて転動する。このとき、上部可動部材26は開放状態にあり、その回動自由端部に遊技球が当接してP4、P5の軌跡を辿って更に下方に進み、次いで、ほぼ特別入賞部52の真上に到達してP6という位置まで落下し易い。これは、遊技球が上部可動部材26の回動自由端部に当接すると上部可動部材26に対して揺動のための初速を付与することとなる一方、遊技球の運動エネルギーが減少して変動入賞装置11の側方側から入賞空間51側に向けて転動する速度が減衰し、進行方向が修正されて特別入賞部52の方を向くように案内されるからである。
なお、変動入賞装置11内に入賞するのは、一方の可動部材24の側からのみでなく、当然に可動部材25の側からも入賞可能であり、しかも物理的にも特別入賞部52に入賞不可能というものではない、ケースによっては確率は極めて低いが、偶然に可動部材25の側から入賞した遊技球が特別入賞部52に入ることは有り得る。
上部可動部材26が閉鎖位置に復帰すると、その後0.2秒の経過を待って、今度は上部可動部材閉鎖モータ98が逆方向(反閉鎖方向:変換部材96の初期位置方向)に回転を始める。上部可動部材閉鎖モータ98が反閉鎖方向に回転していくと、反時計回りに変換部材96が変位して連結部材93から離れていき、結局、変換部材96が初期位置に復帰する。そうすると、変換部材96が変換部材位置検出センサ99に当接し、変換部材位置検出センサ99の出力レベルがH(ハイ)になると、上部可動部材閉鎖モータ98を停止させる。
このようにして、変換部材96を退避位置から上部可動部材26を閉鎖位置に変位させた後、再び退避位置に復帰させる動作が行われる。
補助遊技が行われている最中に、図5に示すように、遊技球が特別入賞部52に入賞すると、当該補助遊技よりも有利な態様で可動部材24、25を開放状態に変換する特別遊技としての大当り遊技が発生する。
大当り遊技では、図4(c)に示すように、可動部材開放ソレノイド84がT3なる期間だけオンし、可動部材24、25がT3だけ開放する。T3はT1、T2よりも長い時間(T3>T1、T2)である。T3が経過すると、可動部材開放ソレノイド84がオフし、可動部材24、25が閉鎖する。
この場合、大当り遊技の方が補助遊技よりも可動部材24、25の開放時間が長く、しかも可動部材24、25の開放回数も断然多く、大当り遊技の方が有利である。このような大当り遊技により、遊技者は多くの出玉を得ることが可能になる。
また、複数の始動入賞口として第1始動入賞口12、13及び第2始動入賞口14を設け、各始動入賞口の種類に応じて上部可動部材26を開放状態に変換するか否かを決定(つまり第2始動入賞口14に入賞した場合のみ上部可動部材26を開放状態に変換する)しているので、始動入賞口の種類に対応して特別入賞部61ヘの遊技球の入賞率を変化させることができ、遊技者の興趣が更に増す。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図8は第2の実施の形態の変動入賞装置201を示している。図8において、変動入賞装置201は上部可動部材26の開放状態への回動を規制する規制部材202を備えており、規制部材202は所定の弾力性を有するスプリング(衝撃吸収部材)により構成されている。規制部材202は筒状部材203に固定端部側が挿入されて保持され、筒状部材203は取付孔204によって取付ベース20に固定されている。
その他の構成は第1の実施の形態と同様であり、同一番号が付されている。
このような構成によれば、可動部材24、25により受け入れた遊技球の衝接により上部可動部材26が揺動し、該揺動した上部可動部材26が衝撃吸収部材より構成される規制部材202に衝接するので、衝撃吸収部材202のテンションや高さを調整することにより、可動部材24の球受面24aが側方側から入賞空間51側に向けて案内する遊技球の速度の減速程度を調整できる。したがって、特別入賞部61ヘの遊技球の入賞率をきめ細かく変更することができ、遊技店と遊技者との利益の均衡を保てるという効果がある。
(a)変動入賞装置における各部材の作動時間は上記実施の形態の例に限るものではなく、遊技機の種類や遊技内容に合せて適切に定めればよい。
(b)また、変動入賞装置における各部材の大きさや位置関係についても、本発明の目的の範囲内で適切に定めればよく、実施の形態に限定されない。
11 変動入賞装置
12、13 第1始動入賞口
14 第2始動入賞口
21、22、23 区画部材
24、25 可動部材
26 上部可動部材
51 入賞空間
52 特別入賞部
53、54 一般入賞部
71 側方入賞開口部
73 上方入賞開口部
84 可動部材開放ソレノイド
94 保持部材
95 上部可動部材開放ソレノイド
96 変換部材
98 上部可動部材閉鎖モータ
99 変換部材位置検出センサ
150 遊技制御装置
Claims (4)
- 遊技領域に、始動入賞口と、入賞空間が形成された変動入賞装置と、を配設し、
該変動入賞装置は、
前記入賞空間の周囲に配設され、入賞空間と遊技領域とを区画する区画部材と、
前記区画部材の側部を切り欠いて形成された側方入賞開口部に設けられ、球受面をほぼ起立させて当該側方入賞開口部を閉鎖する閉鎖状態と、当該球受面が側方側から前記入賞空間側に向けて下り傾斜するように回動して当該側方入賞開口部を開放する開放状能と、に変換する可動部材と、
前記入賞空間の下流側に設けられた特別入賞部と、を備え、
前記始動入賞口ヘの遊技球の入賞に基づいて前記可動部材を閉鎖状態から開放状態に変換する補助遊技を発生し、該補助遊技中に可動部材により前記入賞空間に受け入れられた遊技球が前記特別入賞部に入賞すると、当該補助遊技よりも有利な態様で可動部材を開放状態に変換する特別遊技を発生する遊技機において、
前記変動入賞装置は、前記区画部材の上部を切り欠いて形成された上方入賞開口部に、該上方入賞開口部を閉鎖する閉鎖状態と、回動自由端部を下方の前記入賞空間側に回動させて当該上方入賞開口部を開放する開放状態と、に変換する上部可動部材を備え、
開放状態中の前記可動部材の球受面により側方側から前記入賞空間側に向けて案内される遊技球を、開放状態中の前記上部可動部材の回動自由端部に当接させて前記特別入賞部に向けて案内するようにしたことを特徴とする遊技機。 - 前記変動入賞装置は、
前記上部可動部材を閉鎖状態に保持する保持状態と、保持状態を解除した解除状態とに変換する保持部材と、
前記上部可動部材を開放状態から閉鎖状態に変換させる変換部材と、を備え、
前記保持部材を解除状態に変換すると前記上部可動部材を自重により開放状態となるように構成するとともに、前記変換部材を開放状態の前記上部可動部材の揺動を許容する位置に退避させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記変動入賞装置は、
前記上部可動部材の開放状態への回動を規制する規制部材を備え、
該規制部材を衝撃吸収部材により構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。 - 前記始動入賞口を複数設け、
始動入賞口の種類に応じて前記上部可動部材を開放状態に変換するか否かを決定するように構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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