JP2005295906A - 作業車輌 - Google Patents

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良太 大橋
Manabu Kawakami
学 川上
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Abstract

【課題】車輌幅方向に振り分け配置された第1及び第2油圧ポンプユニットの間のスペースを有効に利用し得る作業車輌を提供する。
【解決手段】前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11のドレンポートを、互いの対向面以外の壁面に設ける。特に、両ポンプユニット10,11が制御軸を有する可変容積型とされる場合には、好ましくは、該制御軸を車輌幅方向外方へ延在させると共に、チャージサクションポート及び前記ドレンポートを車輌前後方向を向く何れかの壁面に設けることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、互いに別体とされた一対の油圧ポンプユニットを備えた作業車輌に関する。
一対の駆動輪をそれぞれ独立して変速駆動する為に、油圧ポンプユニット及び油圧モータユニットによって形成されるHSTを該一対の駆動輪毎に設けることは、従来から公知である。
特に、芯地旋回(ゼロターン)可能な乗用モアトラクタ等のように、旋回時の車体姿勢を安定させるべく一対の駆動輪の間にスペースを設ける必要がある作業車輌においては、第1及び第2油圧モータユニットを対応する駆動輪の近傍に位置するように車輌幅方向に振り分け配置させる構成が提案されている。(例えば、下記特許文献1参照)。
さらに、該特許文献1に記載の車輌においては、前記第1及び第2油圧モータユニットとそれぞれHSTを構成する第1及び第2油圧ポンプユニットが、独立して車輌フレームに装着されるようになっている。
詳しくは、前記第1及び第2油圧ポンプユニットはそれぞれ単独でユニットを形成しており、該第1及び第2油圧ポンプユニットを前記第1及び第2油圧モータユニットから離間された任意の位置に配置し得るようになっている。そして、前記第1及び第2油圧ポンプユニットの間は、油タンクやバッテリーなどの車輛搭載部品を収容するスペースに利用される。
このように、前記第1及び第2油圧ポンプユニットを独立して配置可能とすることにより、車輌の設計自由度を向上させることができるが、該従来の構成は、該第1及び第2油圧ポンプユニットの間の自由空間を最大限に利用するという観点においては十分な考慮がなされていない。
即ち、前記第1及び第2油圧ポンプユニットには、油タンクにドレン油を戻す為のドレンポートや該油タンクからチャージ油を吸引する為のチャージサクションポートを設ける必要がある。
従って、該第1及び第2油圧ポンプユニットの間の自由空間を最大限に利用する為には、これらのポートに対する配管を考慮する必要があるが、前記従来の構成においては、斯かる観点の考慮がなされていない。
米国特許第6332393号明細書
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、第1及び第2油圧ポンプユニットが車輌幅方向に振り分け配置されてなる作業車輌において、該第1及び第2油圧ポンプユニットの間の空間を有効に利用し得るように構成された作業車両の提供を、一の目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、駆動源によって作動的に駆動され、且つ、車輌の幅方向に振り分け配置された第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた作業車輌を提供する。
本発明において、前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、それぞれ、ポンプ本体と、前記ポンプ本体に対して作動流体を給排する為の油路が形成されたセンターセクションと、前記ポンプ本体を囲繞するポンプ本体収容空間を画するように、前記センターセクションに連結されるポンプケースと、前記ポンプ本体を回転駆動するポンプ軸であって、入力端部が前記駆動源に作動連結されるポンプ軸とを備えている。
対応する前記ポンプケース及び前記センターセクションは互いに連結されることによって、第1及び第2アッセンブリを形成する。該第1及び第2アッセンブリは、それぞれ、前記ポンプ本体収容空間を外方に開口するドレンポートと、対応する油圧モータユニットとの間を流体接続する油圧回路に対してチャージ油を供給すべく、油タンクから油を取り入れる為のチャージサクションポートとを有する。
前記ドレンポートは、前記各ポンプ軸の入力端部が同一方向を向くように前記第1及び第2アッセンブリを配置させた際に、該第1及び第2アッセンブリの壁面のうち,互いに対向する対向壁面以外の壁面に設けられている。
好ましくは、前記チャージサクションポートは、前記各ポンプ軸の入力端部が同一方向を向くように前記第1及び第2アッセンブリを配置させた際に、該第1及び第2アッセンブリの壁面のうち,互いに対向する対向壁面以外の壁面に設けられる。
好ましくは、前記ドレンポートは、対応する前記アッセンブリの壁面のうち,前記ポンプ軸の入力端部が位置する壁面以外の壁面に設けられる。
前記第1及び第2油圧ポンプユニットがポンプ本体の吸引/吐出量を変化させる制御軸を有する可変容積型とされる場合には、好ましくは、前記各制御軸は、対応する前記アッセンブリの壁面のうち,前記対向壁面とは反対側の壁面から外方へ延在される。
斯かる態様において、より好ましくは、前記ドレンポートは、対応する前記アッセンブリの壁面のうち,前記制御軸が設けられた壁面以外の壁面に設けられる。
前記種々の態様において、前記ドレンポート及び前記チャージサクションポートは、対応する前記アッセンブリの同一壁面に設けられる。
例えば、前記ドレンポート及び前記チャージサクションポートは、前記ポンプケースに設けられる。
これに代えて、前記ドレンポートは前記ポンプケースに設けられ、前記チャージサクションポートは前記センターセクションに設けられ得る。
前記種々の態様において、前記第1及び第2油圧ポンプユニットの少なくとも一方は、前記ポンプ軸によって駆動されるチャージポンプ本体と、該チャージポンプ本体を囲繞するように前記ポンプケース又は前記センターセクションに連結されるチャージポンプケースであって、該ポンプケース及び該センターセクションと共に前記アッセンブリを構成するチャージポンプケースとを含むチャージポンプユニットを備え得る。
斯かる態様において、例えば、前記チャージポンプユニットを備えた油圧ポンプユニットは、前記チャージサクションポートが前記チャージポンプケースに設けられ得る。
さらに、前記チャージポンプユニットを有する油圧ポンプユニットは、前記ドレンポートも前記チャージポンプケースに設けられ得る。
前記種々の態様において、前記第1及び第2アッセンブリの前記対向壁面の間には、前記ドレンポート及び前記チャージサクションポートが流体接続される前記油タンクが配設され得る。
又、本発明は、車輌幅方向に振り分け配置された第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた作業車輌であって、前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、互いの対向面以外の面にドレンポートを有している作業車輌を提供する。
好ましくは、前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、互いの対向面以外の壁面にチャージサクションポートを有し得る。
前記第1及び第2油圧ポンプユニットが、出力調整部材と、該出力調整部材を外部操作する制御軸とを有する可変容積型とされている場合には、好ましくは、前記制御軸は、前記第1及び第2油圧ポンプユニットの前記対向面とは反対側の壁面から車輌幅方向外方へ延在され、且つ、前記ドレンポートは、車輌前後方向を向く何れかの壁面に設けられる。
斯かる態様において、より好ましくは、前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、前記チャージサクションポート及び前記ドレンポートが車輌前後方向一方側を向く壁面に設けられ、且つ、作動油ポートが車輌前後方向他方側を向く壁面に設けられる。
本発明によれば、車輌幅方向に振り分け配置された第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた作業車輌において、前記第1及び第2油圧ポンプユニットのドレンポートを互いの対向面以外の壁面に設けたので、該第1及び第2油圧ポンプユニットの間の自由空間を有効に利用することができる。
特に、該両ポンプユニットの間に油タンクを配設する場合には、前記ドレンポートと該油タンクとを流体接続する配管を無理なく配置させることができる。
又、前記第1及び第2油圧ポンプユニットが制御軸を有する可変容積型とされる場合には、該制御軸を前記対向面とは反対側の壁面から車輌幅方向外方へ延在させると共に、前記ドレンポートを該制御軸が設けられた壁面以外の壁面に設けることができる。
斯かる構成によれば、前記ドレンポートに連結される配管と、前記制御軸に連結されるリンク機構との干渉を有効に防止できる。
さらに、前記ドレンポートを、作動油ポートが設けられた壁面以外の壁面に設ければ、作動油ポートに連結される作動油配管と、前記ドレンポートに連結されるドレン配管との干渉を有効に防止できる。
実施の形態1.
以下に、本発明に係る作業車輌1Aの好ましい第1の実施の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。
図1(a)及び(b)は、本実施の形態に係る作業車輌1Aの側面図及び正面図である。又、図2(a)は、該作業車輌1Aの部分展開平面図である。
図1及び図2に示すように、該作業車輌1Aは、芯地旋回(ゼロターン)可能なリアディスチャージ方式の乗用モアとされている。
詳しくは、該作業車輌1Aは、フレーム2と、該フレーム2に支持される駆動源3と、該駆動源3の近傍に配置され、且つ、伝動機構8を介して該駆動源3によって作動的に駆動される一対の第1及び第2油圧ポンプユニット10,11と、該第1及び第2油圧ポンプユニット10,11と流体接続される第1及び第2油圧モータユニット20,21と、該第1及び第2油圧モータユニット20,21によって駆動される一対の駆動輪4(本実施の形態においては後輪)と、キャスタ輪5(本実施の形態においては前輪)とを備えている。
なお、本実施の形態においては、図1に示すように、前記駆動源3がバーチカルクランク軸型とされており、従って、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は各ポンプ軸110の回転軸線が上下方向に沿うように配置されているが、前記駆動源3がホリゾンタルクランク軸型のものであれば各ポンプ軸110の回転軸線を前後方向に沿わせるようにして配置されることもある。
図1(b)及び図2に示すように、前記第1及び第2油圧モータユニット20,21は、両者の間にスペースが存するように、車輌幅方向に振り分け配置されている。
そして、該作業車輌1Aは、前記構成に加えて、前後輪4,5間で昇降自在に吊下支持されたモア装置6と、前記スペース内に配設されたダクト7であって、車体後方に配設される集草バッグ(図示せず)に刈芝を案内する為のダクト7とを有している。
さらに、該作業車輌1Aにおいては、前記駆動源3の前方で前記フレーム2の幅方向中央上方に運転席600が配置され、その前方に左右一対の操縦ハンドル610が前後傾動自在に配置されている。
該一対の操縦ハンドル610は、それぞれ、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11を操作し得るように該第1及び第2油圧ポンプユニット10,11に連係されており、該一対の操縦ハンドル610を操作することによって、一対の作動油配管32を通じて流体接続された前記第1及び第2油圧モータユニット20,21の出力が制御される。
又、本実施の形態に係る作業車輌1Aにおいては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11も、両者の間にスペースが存するように、車輌幅方向に振り分け配置されている。
そして、該作業車輌1Aは、前記構成に加えて、前記第1油圧ポンプユニット10及び前記第2油圧ポンプユニット11の間に配設された油タンク15を有している。
該油タンク15は、後述するように、該第1及び第2油圧ポンプユニット10,11のドレン油を貯留すると共に、一対の油圧ライン30へのチャージ油供給源として作用する。
なお、前記油タンク15の近傍には、前記駆動源3のためのバッテリー(図示せず)も配置されている。
図3に、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11の油圧回路図を示す。
前記第1油圧ポンプユニット10は、前記第1油圧モータユニット20との協働下に第1HSTを形成するように、油圧回路(本実施の形態においては、一対の油圧ライン30)を介して該第1油圧モータユニット20と流体接続されている。
さらに、前記第1油圧ポンプユニット10及び前記第1油圧モータユニット20の少なくとも一方は可変容積型とされている。
同様に、前記第2油圧ポンプユニット11は、前記第2油圧モータユニット21との協働下に第2HSTを形成するように、油圧回路(本実施の形態においては、一対の油圧ライン30)を介して該第2油圧モータユニット21と流体接続されている。
そして、前記第2油圧ポンプユニット11及び前記第2モータユニット21の少なくとも一方は可変容積型とされている。
なお、本実施の形態においては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11が可変容積型とされ、且つ、前記第1及び第2油圧モータユニット20,21が固定容積型とされている。
以下、第1油圧ポンプユニット10の構成について詳述する。
なお、前記第2油圧ポンプユニット11は実質的に該第1油圧ポンプユニット10と同一構成を有している。従って、図中、第2油圧ポンプユニット11の構成部材については、第1油圧ポンプユニット10におけると同一符号を付して、その説明を省略する。
図4に、図2におけるIV-IV線に沿った前記第1油圧ポンプユニット10の縦断側面図を示す。又、図5に、図2におけるV-V線に沿った前記第1油圧ポンプユニット10の縦断背面図を示す。なお、図4中の符号F及びRは、それぞれ、車輌長手方向前方及び後方を示している。又、図5中の符号O及びIは、それぞれ、車輌幅方向外方及び内方を示している。
図4及び図5に示すように、前記第1油圧ポンプユニット10は、前記駆動源3に作動連結されるポンプ軸110と、該ポンプ軸110によって駆動されるポンプ本体120と、該ポンプ本体120に対して作動油を給排する油路が形成されたセンターセクション130と、前記ポンプ本体120を囲繞するように該センターセクション130に連結されるポンプケース140とを備えている。
前記ポンプ軸110は、一端部111が、前記ポンプケース140及び前記センターセクション130が連結されてなるアッセンブリから外方へ延在するように、該アッセンブリに支持されている。
本実施の形態においては、前記一端部111が前記アッセンブリから下方へ延在されている。
そして、該一端部111は、適宜の伝動機構8(図示の形態においてはプーリー及びベルト)を介して、前記駆動源3に作動連結されている(図1及び図2参照)。
本実施の形態においては、前記ポンプ本体120は、前記ポンプ軸110の回転に伴って往復運動を行うピストンユニット121と、該ピストンユニット121を往復動自在に支持するシリンダブロック122とを有している。
前述の通り、本実施の形態においては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は可変容積型とされている。
従って、前記第1及び第2ポンプユニット10,11は、前記構成に加えて、前記ポンプ本体120の吸引/吐出量を変化させる出力調整部材150と、該出力調整部材150を傾転させる制御軸160とを備えている。
本実施の形態においては、前記出力調整部材150として可動斜板が用いられ、前記制御軸160としてトラニオン軸が用いられている。
なお、本実施の形態においては、前記油タンク15との干渉を防止する為に、前記制御軸160は、車輌幅方向外方へ延在されている。
前記センターセクション130及び前記ポンプケース140は互いに連結されることにより、前記ポンプ本体120を収容する前記アッセンブリを構成し得るようになっている。
詳しくは、前記ポンプケース140は、ポンプ軸方向一端側に位置する端壁141と、該端壁141からポンプ軸110の軸線方向他端側に延びる周壁142とを有している。
前記周壁142は、ポンプ軸110の軸線方向他端側が開口143とされている。該開口143は、前記ポンプ本体120が挿通可能な大きさとされている。
前記センターセクション130は、前記ポンプケース140との協働下に前記ポンプ本体120を回転可能に支持しつつ、前記開口143を閉塞するように、該ポンプケース140に連結される。
詳しくは、該センターセクション130は、ポンプ軸110と直交する第1端面131であって、前記ポンプケース140と対向する第1端面131(本実施の形態においては、下面)を有している。
該第1端面131は、前記ポンプ本体120を回転自在に支持する支持領域131aと、該支持領域131aの径方向外方に位置する当接領域131bであって、前記ポンプケース140に当接される当接領域131bとを含む。
そして、前記センターセクション130における第1端面131と前記ポンプケース140における周壁142の端面とを当接させることによって、前記ポンプ本体120を収容するポンプ本体収容空間Sが画されるようになっている。
なお、該センターセクション130及びポンプケース140に形成された油路及びポートについては後述する。
図3〜図5に示すように、本実施の形態においては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は、さらに、チャージポンプユニット170を備えている。
該チャージポンプユニット170は、対応するポンプ軸110によって駆動されるチャージポンプ本体171と、該チャージポンプ本体171を囲繞するチャージポンプケース172とを有している。
本実施の形態においては、前記チャージポンプユニット170は、前記センターセクション130における前記第1端面131とは反対側の第2端面132(本実施の形態においては上面)に連結されている。
詳しくは、前記ポンプ軸110は、前記入力端部を構成する一端部111が前記ポンプケース140の前記端壁141を貫通して外方へ延在されると共に、他端部112が前記センターセクション130を貫通して外方へ延在されている。
そして、前記チャージポンプ本体171は前記ポンプ軸110の他端部112によって駆動されている。
又、前記チャージポンプケース172は、前記チャージポンプ本体171を囲繞するように、前記センターセクション130の第2端面132に連結されている。
ここで、前記第1油圧ポンプユニット10の油圧回路について説明する。
なお、前記第2油圧ポンプユニット11の油圧回路は、実質的に該第1油圧ポンプユニット10の油圧回路と同一である。従って、図中、同一部材又は相当部材には同一符号を付して、該第2油圧ポンプユニット11の油圧回路の説明は省略する。
図3に示すように、前記第1油圧ポンプユニット10は、対応する第1油圧モータユニット20との間を流体接続する前記一対の油圧ライン30と、一端部が油タンク15に連通され且つ他端部が前記一対の油圧ラインのそれぞれに連通されたチャージライン50と、一端部が前記ポンプ本体収容空間Sに連通され且つ他端部が前記油タンク15に連通されたドレンライン60とを有している。
図6(a)に、図5におけるVI-VI線に沿った前記第1油圧ポンプユニット10におけるセンターセクション130の横断平面図を示す。又、図6(b)に、前記第2油圧ポンプユニット11におけるセンターセクション130の横断面図を示す。
なお、図6中の符号F,R,O及びIは、それぞれ、センターセクション130を基準にして、車輌長手方向前方,車輌長手方向後方,車輌幅方向外方及び車輌幅方向内方を示している。
図3及び図6に示すように、前記一対の油圧ライン30は、前記センターセクション130に穿孔された一対の作動油路31と、該一対の作動油路31のそれぞれを前記第1油圧モータユニット20に連通する一対の作動油配管32(図1及び図2参照)とを有している。
前記一対の作動油路31は、一端部が外方に開口して作動油ポート30Pを形成し、且つ、他端部が前記ポンプ本体120における一対のキドニーポート120Pにそれぞれ連通されている。
本実施の形態においては、前記一対の作動油路31の前記一端部は、前記センターセクション130における第1〜第4側面133a〜133dのうち,他方の油圧ポンプユニット(即ち、第2油圧ポンプユニット11)と対向する側面133a以外の側面133b〜133dの何れかに開口されている。
詳しくは、前記センターセクション130は、前記第1及び第2端面131,132に加えて、ポンプ軸110の軸線方向と略平行に延びる第1側面〜第4側面133a〜133dを有している。
第1側面133aは他方の油圧ポンプユニット11と対向するように車輌幅方向内方を向き、第2側面133bは該第1側面133aとは反対方向(即ち、車輌幅方向外方)を向いている。
又、第3側面133cは車輌長手方向一方(本実施の形態においては車輌長手方向前方)を向き、第4側面133dは該第3側面133cとは反対方向(即ち、車輌長手方向後方)を向いている。
そして、前記一対の作動油路31の第1端部30Pは、前記第1側面133a以外の何れかの側面133b〜133d(本実施の形態においては、第4側面133d)において外方へ開いている。
図7(a)に、図4におけるVII-VII線に沿った前記第1油圧ポンプユニット10におけるチャージポンプケース172の横断平面図を示す。又、図7(b)に、前記第2油圧ポンプユニット11におけるチャージポンプケース172の横断面図を示す。
前記チャージライン50は、図3に示すように、一端部が前記油タンク15に連通されたチャージ配管51と、一端部が前記アッセンブリの外面に開口されてチャージサクションポート50Pを形成し且つ他端部が前記一対の作動油路31のそれぞれに連通されたチャージ油路52とを有している。
本実施の形態において、前記チャージ油路52は、前記チャージポンプケース172に形成された第1チャージ油路53と、前記センターセクション130に形成された第2チャージ油路54とを有している。
前記第1チャージ油路53は、前記チャージサクションポート50Pを形成する一端部が前記チャージポンプケース172における第1〜第4側面173a〜173dのうち,他方の油圧ポンプユニット(即ち、第2油圧ポンプユニット11)と対向する側面173a以外の側面173b〜173dの何れかに開口し、且つ、他端部が前記センターセクション130との当接面172aに開口している。
即ち、図4,5及び7に示すように、前記チャージポンプケース172は、前記センターセクション130と同様に、ポンプ軸110と直交する第1端面172aであって、前記センターセクション130と対向する第1端面172a(本実施の形態においては下面)と、該第1端面172aとは反対側に位置する第2端面172b(本実施の形態においては上面)と、前記ポンプ軸の軸線方向と略平行に延びる第1〜第4側面173a〜173dとを有している。
本実施の形態においては、前記第1チャージ油路53の一端部(チャージサクションポート50P)は前記チャージポンプケース172の第3側面173cに開口し(図7参照)、且つ、該第1チャージ油路53の他端部は該チャージポンプケース172の第1端面172aに開口している。
なお、本実施の形態においては、前記第1チャージ油路53に前記チャージポンプ本体171が介挿されている。
さらに、前記チャージポンプケース172には、前記チャージポンプ本体171を挟んで、チャージ油の流れ方向前流側及び後流側を接続するチャージ圧設定ライン55が形成されている。該チャージ圧設定ライン55には、リリーフ弁56が介挿されている。
前記第2チャージ油路54は、一端部が、前記第1チャージ油路53の他端部に連通するように、前記センターセクション130の第2端面132に開口し、且つ、他端部が、前記一対の作動油路31にそれぞれ連通されている。
詳しくは、該第2チャージ油路54は、前記第1チャージ油路53に連通された共通チャージ油路40と、分岐点Cにおいて該共通チャージ油路40から分岐され且つ前記一対の作動油路31にそれぞれ連通された一対の分岐油路41とを有している(図3及び図6参照)。
前記一対の分岐油路41には、それぞれ、チェック弁42が設けられている。
該チェック弁42は、前記チャージライン50から前記一対の作動油路31への圧油の流入を許容し、且つ、逆向きの圧油の流れを防止する為に備えられる。
なお、本実施の形態においては、該チェック弁42は絞り43(図3参照)を有しており、厳格な出力調整部材150の制御を要すること無く、HSTの中立状態を得られるようになっている。
前記ドレンライン60は、前記ポンプ本体収容空間Sを外方に連通するドレンポート60Pと、一端部が該ドレンポート60Pに連通され且つ他端部が前記油タンク15に連通されたドレン配管62とを有している。
図8に、図4におけるVIII-VIII線に沿った前記ポンプケース140の横断平面図を示す。
図3及び図8に示すように、本実施の形態においては、前記ドレンポート60Pは前記ポンプケース140に形成されている。
詳しくは、前記ドレンポート60Pは、前記ポンプケース140の第3側面144cに開口されている。
即ち、該ポンプケース144は、前記センターセクション130及び前記チャージポンプケース172と同様、前記ポンプ軸110の軸線方向に沿って延びる第1〜第4側面144a〜144dを有している。
前記第1側面144aは他方の油圧ポンプユニットと対向するように車輌幅方向内方を向き、第2側面144bは該第1側面144aとは反対方向(即ち、車輌幅方向外方)を向いている。又、第3側面144cは車輌長手方向一方(本実施の形態においては車輌長手方向前方)を向き、第4側面144dは該第3側面144cとは反対方向(即ち、車輌長手方向後方)を向いている。
なお、本実施の形態に係る第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は、さらに、前記一対の油圧ライン30の間を連通するバイパスライン70を有している。
該バイパスライン70は、故障時等において、車輌を強制的に牽引する際に、前記一対の油圧ライン30間に圧力差が生じることを防止する為に備えられる。
本実施の形態においては、前記バイパスライン70は、前記一対の作動油路31の間を連通するように、前記センターセクションに形成された第1バイパス油路71と、該第1バイパス油路71を選択的に連通/遮断させる切換弁72とを有している。
前記第2バイパス油路71は、前記ポンプ軸110を挟んで、前記第1バイパス油路41とは反対側に位置されている。
前記切換弁72は、前記センターセクション130の第2側面133bから操作可能に設置されている。
斯かる構成の作業車輌1Aにおいては、以下の効果を得ることができる。
前記第1油圧ポンプユニット10のチャージサクションポート50P及びドレンポート60Pは、該第1油圧ポンプユニット10を構成する第1アッセンブリ100の第1側面103a以外の何れかの側面103b〜103dに設けられている。
同様に、前記第2油圧ポンプユニット11のチャージサクションポート50P及びドレンポート60Pは、該第2油圧ポンプユニット11を構成する第2アッセンブリ200の第1側面203a以外の何れかの側面203b〜203dに設けられている。
詳しくは、前記ポンプケース140,前記センターセクション130及び前記チャージポンプケース172からなる第1アッセンブリ100は、ポンプ軸110に直交する第1端面101であって、ポンプ軸110の入力端部が貫通する第1端面101と、該第1端面101とは反対側に位置する第2端面102と、ポンプ軸110の軸線方向に延びる第1側面103aであって、前記第2アッセンブリ200と対向する第1側面103aと、該第1側面103aとは反対側に位置する第2側面103bと、ポンプ軸110の軸線方向に延びる第3側面であって、車輌長手方向一方(本実施の形態においては前方)を向く第3側面103cと、該第3側面103cとは反対側に位置する第4側面103dとを有している。
なお、本実施の形態において、前記第1アッセンブリ100の第1端面101及び第2端面102は、それぞれ、前記ポンプケース140の端壁141及び前記チャージポンプケース172の第2端面172bによって画されている。
斯かる構成の前記第1及び第2アッセンブリ100,200は共に、対向面(第1側面)以外の壁面に前記チャージサクションポート50P及び前記ドレンポート60Pが設けられている。
従って、該第1及び第2油圧ポンプユニット10,20の間に可及的に大きなスペースを確保することができる。
特に、本実施の形態におけるように、前記油タンク15が前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11の間に配設されている場合に、前記チャージサクションポート50P及び前記ドレンポート60Pを互いの対向面に設けると、該第1及び第2油圧ポンプユニット10,11の間の自由空間の一部が配管の引き回し等のスペースで占められてしまい、結果として車輌搭載部品を収容し得るスペースが小さくなる。従って、容積的に満足する比較的大型の油タンク15やバッテリーなどを前記自由空間に設置できないことが生じ得る。
これに対し、本実施の形態におけるように、前記チャージサクションポート50P及び前記ドレンポート60Pを対向面以外の壁面に設ければ、油タンク15とこれらのポート50P,60Pとの間の配管連結を無理なく行うことができ、従って、該両ポンプユニット10,11の間に、容積的に満足する比較的大型の油タンク15やバッテリーなどを配設することができる。
好ましくは、前記チャージサクションポート50P及び前記ドレンポート60Pを、前記入力軸110の入力端部111が位置する壁面(本実施の形態においては第1端面101)以外の壁面に設けることができる。
又、本実施の形態におけるように、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11が可変容積型とされている場合には、より好ましくは、前記チャージサクションポート50P及び前記ドレンポート60Pを、前記制御軸160が位置する壁面(本実施の形態においては第2側面103b,203b)以外の壁面に設けることができる。
斯かる構成を備えることにより、入力軸110及び制御軸160や、該両軸110,160に連結される種々の部材と、前記チャージサクションポート50P及び前記ドレンポート60Pに接続されるチャージ配管51及びドレン配管62との干渉を防止することができる。
さらに好ましくは、前記チャージサクションポート50P及び前記ドレンポート60Pを、前記作動油ポート30Pが位置する壁面(本実施の形態においては第4壁面103d,203d)以外の壁面に設けることができる。
斯かる構成を備えることにより、前記チャージ配管51及び前記ドレン配管62と、前記一対の作動油配管との干渉を有効に防止できる。
なお、前記チャージサクションポート50P及び前記ドレンポート60Pは共に、対応する配管51,62を介して、単一の前記油タンク15に接続される。
従って、これらのポート50P,60Pを同一壁面に設けることにより、チャージ配管51及びドレン配管62のレイアウト最適化及び配管作業効率化を図ることができる。
又、本実施の形態においては、前記チャージ配管51は、前記油タンクに連通される共通チャージ配管と、該共通チャージ配管から分岐され、前記第1及び第2油圧ポンプユニットのドレンポートにそれぞれ連通される第1及び第2チャージ配管とを有するものとしている(図2(a)参照)。
同様に、前記ドレン配管62も、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11の各ドレンポート60Pに連通される第1及び第2ドレン配管と、該両配管内のドレン油を合流してから前記油タンクに戻す共通ドレン配管とを有している(図2(a)参照)。
当然ながら、これらの外部配管51,62は種々の形態が適用できる。
例えば、図2(b)に示すように、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11のドレン油を独立した配管を介して油タンク15に戻すように構成することもできるし、及び/又は、該第1及び第2油圧ポンプユニット10,11のチャージ油を独立した配管を介して吸引することも可能である。
実施の形態2.
以下、本発明に係る作業車輌の第2の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施の形態において、前記実施の形態1におけると同一又は相当部材には同一符号又は同一符号に「B」を付して、その詳細な説明を省略する。
図9に、本実施の形態に係る作業車輌1Bの部分平面図を示す。
又、図10に、該作業車輌1Bにおけるチャージポンプケース172Bの横断平面図を示す。なお、該図10は、前記実施の形態1における図7に対応している。
図10に示すように、本実施の形態においては、前記ドレンポート60Pがチャージポンプケース172Bに設けられている。
即ち、本実施の形態におけるドレンライン60Bは、一端部が前記ポンプ本体収容空間Sに開口し且つ他端部が前記チャージポンプケース172の第3側面173cに開口するように、前記センターセクション及び前記チャージポンプケース172Bに形成されたドレン油路61と、前記ドレン配管62とを有している。
そして、前記ドレン油路61の他端部が前記ドレンポート60Pを形成している。
斯かる構成の作業車輌においても、前記実施の形態1におけると同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
以下、本発明の係る作業車輌の第3の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施の形態において、前記実施の形態1又は2におけると同一又は相当部材には同一符号又は同一符号に「C」を付して、その詳細な説明を省略する。
図11に、本実施の形態に係る作業車輌1Cの部分平面図を示す。
又、図12に、該作業車輌1Cにおける第1及び第2油圧ポンプユニット10C,11Cの油圧回路図を示す。さらに、図13に、本実施の形態における第1油圧ポンプユニット10Cの縦断側面図を示す。又、図14に、図13におけるXIV-XIV線に沿ったセンターセクション130Cの横断平面図を示す。
なお、図13及び図14は、それぞれ、前記実施の形態1における図4及び図6に対応している。
図12及び図13に示すように、本実施の形態においては、前記第1油圧ポンプユニット10Cは、前記チャージポンプユニット170に代えて、冷却ファン180を有している。該冷却ファン180からの起風はセンターセクション130Cに直接当たり、その中を流れる圧油を効率的に冷却する。
なお、前記第2油圧ポンプユニット11Cは、該第1油圧ポンプユニット10Cと実質的に同一構成を有している。従って、該第2油圧ポンプユニット11Cの詳細な説明は省略する。
前述の通り、チャージポンプユニット170の代わりに前記冷却ファン180を備えたことにより、本実施の形態においては、前記チャージサクションポート50Pがセンターセクション130Cに設けられている。
即ち、前記実施の形態1及び2においては、前記チャージポンプユニット170によって強制的にチャージ油を前記一対の油圧ライン30の低圧側に送り込んでいたが、本実施の形態においては、チャージ油を、前記一対の油圧ライン30内で負圧が生じたときに自然吸引するように構成されている。
具体的には、図13及び図14に示すように、本実施の形態におけるチャージライン50Cは、前記チャージ配管51と、前記チャージサクションポート50Pを形成する一端部が前記センターセクション130Cの第3側面133cに開口し、且つ、他端部が前記一対の作動油路31のそれぞれに連通するように、前記センターセクション130Cに形成されたチャージ油路54Cとを有している。
斯かる構成の作業車輌においても、前記実施の形態1及び2におけると同様の効果を得ることができる。
なお、前記各実施の形態においては、ポンプ軸110が垂直方向を向くように構成された第1及び第2油圧ポンプユニットを例に説明したが、当然ながら、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。即ち、ポンプ軸110が車輌前後方向、又は、車輌幅方向を向くように構成された油圧ポンプユニットを採用することも可能である。
図1(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の実施の形態1に係る作業車輌の側面図及び正面図である。 図2(a)は、図1に示す作業車輌の部分展開平面図である。図2(b)は、外部配管のレイアウトを変更した変形例を示している。 図3は、図1及び図2に示す作業車輌における第1及び第2油圧ポンプユニットの油圧回路図である。 図4は、前記第1油圧ポンプユニットの縦断側面図であり、図2におけるIV-IV線に沿った断面を示している。 図5は、図4に示す第1油圧ポンプユニットの縦断背面図であり、図2におけるV-V線に沿った断面を示している。 図6(a)及び(b)は、それぞれ、前記第1及び第2油圧ポンプユニットにおけるセンターセクションの横断平面図であり、図5におけるVI-VI線に沿った断面を示している。 図7(a)及び(b)は、それぞれ、前記第1及び第2油圧ポンプユニットにおけるチャージポンプケースの横断平面図であり、図4におけるVII-VII線に沿った断面を示している。 図8(a)及び(b)は、それぞれ、前記第1及び第2油圧ポンプユニットにおけるポンプケースの横断平面図であり、図4におけるVIII-VIII線に沿った断面を示している。 図9は、本発明の実施の形態2に係る作業車輌の部分展開平面図である。 図10は、図9に示す作業車輌におけるチャージポンプの横断平面図である。 図11は、本発明の実施の形態3に係る作業車輌の部分展開平面図である。 図12は、図11に示す作業車輌における第1及び第2油圧ポンプユニットの油圧回路図である。 図13は、図11及び図12に示す作業車輌における第1油圧ポンプユニットの縦断側面図である。 図14は、図11及び図12に示す作業車輌におけるセンターセクションの横断平面図であり、図13におけるXIV-XIV線に沿った断面を示している。
符号の説明
1A〜1C 作業車輌
3 駆動源
10,10B,10C 第1油圧ポンプユニット
20,20B,20C 第2油圧ポンプユニット
15 油タンク
30P 作動油ポート
50P チャージサクションポート
60P ドレンポート
110 ポンプ軸
120 ポンプ本体
130 センターセクション
140 ポンプケース
160 制御軸
170 チャージポンプユニット
171 チャージポンプ本体
172 チャージポンプケース
100,100B,100C 第1アッセンブリ
102a 第1側面(対向側面)
102b 第2側面
103c 車輌前方を向く第3側面
103d 車輌後方を向く第4側面
200,200B,200C 第2アッセンブリ

Claims (15)

  1. 駆動源によって作動的に駆動され、且つ、車輌の幅方向に振り分け配置された第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた作業車輌であって、
    前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、それぞれ、
    ポンプ本体と、
    前記ポンプ本体に対して作動流体を給排する為の油路が形成されたセンターセクションと、
    前記ポンプ本体を囲繞するポンプ本体収容空間を画するように、前記センターセクションに連結されるポンプケースと、
    前記ポンプ本体を回転駆動するポンプ軸であって、入力端部が前記駆動源に作動連結されるポンプ軸とを備え、
    対応する前記ポンプケース及び前記センターセクションによって形成される第1及び第2アッセンブリには、それぞれ、前記ポンプ本体収容空間を外方に開口するドレンポートと、対応する油圧モータユニットとの間を流体接続する油圧回路に対してチャージ油を供給すべく、油タンクから油を取り入れる為のチャージサクションポートとが設けられており、
    前記ドレンポートは、前記各ポンプ軸の入力端部が同一方向を向くように前記第1及び第2アッセンブリを配置させた際に、該第1及び第2アッセンブリの壁面のうち,互いに対向する対向壁面以外の壁面に設けられていることを特徴とする作業車輌。
  2. 前記チャージサクションポートは、前記各ポンプ軸の入力端部が同一方向を向くように前記第1及び第2アッセンブリを配置させた際に、該第1及び第2アッセンブリの壁面のうち,互いに対向する対向壁面以外の壁面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の作業車輌。
  3. 前記ドレンポートは、対応する前記アッセンブリの壁面のうち,前記ポンプ軸の入力端部が位置する壁面以外の壁面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車輌。
  4. 前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、ポンプ本体の吸引/吐出量を変化させる制御軸を有する可変容積型とされており、
    前記各制御軸は、対応する前記アッセンブリの壁面のうち,前記対向壁面とは反対側の壁面から外方へ延在されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の作業車輌。
  5. 前記ドレンポートは、対応する前記アッセンブリの壁面のうち,前記制御軸が設けられた壁面以外の壁面に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の作業車輌。
  6. 前記ドレンポート及び前記チャージサクションポートは、対応する前記アッセンブリの同一壁面に設けられていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の作業車輌。
  7. 前記ドレンポートは前記ポンプケースに設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の作業車輌。
  8. 前記チャージサクションポートは前記センターセクションに設けられていることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の作業車輌。
  9. 前記第1及び第2油圧ポンプユニットの少なくとも一方は、前記ポンプ軸によって駆動されるチャージポンプ本体と、該チャージポンプ本体を囲繞するように前記ポンプケース又は前記センターセクションに連結されるチャージポンプケースであって、該ポンプケース及び該センターセクションと共に前記アッセンブリを構成するチャージポンプケースとを含むチャージポンプユニットを備えており、
    前記チャージポンプユニットを備えた油圧ポンプユニットは、前記チャージサクションポートが前記チャージポンプケースに設けられていることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の作業車輌。
  10. 前記チャージポンプユニットを有する油圧ポンプユニットは、前記ドレンポートも前記チャージポンプケースに設けられていることを特徴とする請求項9に記載の作業車輌。
  11. 前記第1及び第2アッセンブリの前記対向壁面の間には、前記ドレンポート及び前記チャージサクションポートが流体接続される前記油タンクが配設されていることを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の作業車輌。
  12. 車輌幅方向に振り分け配置された第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた作業車輌であって、
    前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、互いの対向面以外の壁面にドレンポートを有していることを特徴とする作業車輌。
  13. 前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、互いの対向面以外の壁面にチャージサクションポートを有していることを特徴とする請求項12に記載の作業車輌。
  14. 前記第1及び第2油圧ポンプユニットは制御軸を有する可変容積型とされ、
    前記制御軸は、前記第1及び第2油圧ポンプユニットの前記対向面とは反対側の壁面から車輌幅方向外方へ延在されており、
    前記ドレンポートは、車輌前後方向を向く壁面に設けられていることを特徴とする請求項12又は13に記載の作業車輌。
  15. 前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、前記チャージサクションポート及び前記ドレンポートが車輌前後方向一方側を向く壁面に設けられ、且つ、作動油ポートが車輌前後方向他方側を向く壁面に設けられていることを特徴とする請求項14に記載の作業車輌。
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