JP2005308031A - 油圧ポンプセット及び油圧ポンプユニット - Google Patents

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良太 大橋
Manabu Kawakami
学 川上
Shigenori Sakigawa
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Abstract

【課題】 離間配置される第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた油圧ポンプセットにおいて、双方の油圧ポンプユニットへの圧油補給を行える安価な油圧ポンプセットを提供する。
【解決手段】 前記第1及び第2油圧ポンプユニットの一方にのみ駆動源によって作動的に駆動される補助ポンプ本体を有する補助ポンプユニットであって、該第1及び第2油圧ポンプユニットの双方に対してチャージ油を供給する補助ポンプユニットを備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、互いに離間配置される一対の油圧ポンプユニットを備えた油圧ポンプセット、及び油圧ポンプユニットに関する。
一対の駆動輪をそれぞれ独立して変速駆動する為に、油圧ポンプユニット及び油圧モータユニットによって形成されるHSTを該一対の駆動輪毎に設けることは、従来から公知である。
特に、芯地旋回(ゼロターン)可能な乗用モアトラクタ等のように、旋回時の車体姿勢を安定させるべく一対の駆動輪の間にスペースを設ける必要がある作業車輌においては、第1及び第2油圧モータユニットを対応する駆動輪の近傍に位置するように車輌幅方向に振り分け配置させる構成が提案されている。(例えば、下記特許文献1参照)。
該特許文献1に記載の車輌においては、さらに、前記第1及び第2油圧モータユニットとそれぞれHSTを構成する第1及び第2油圧ポンプユニットが、独立して車輌フレームに装着されるようになっている。
詳しくは、前記第1及び第2油圧ポンプユニットはそれぞれ単独でユニットを形成しており、該第1及び第2油圧ポンプユニットを前記第1及び第2油圧モータユニットから離間された任意の位置に配置し得るようになっている。
このように、該従来の構成は、前記第1及び第2油圧ポンプユニットを独立して配置可能とすることにより、車輌の設計自由度を向上させることができるが、一対のHSTに対する圧油補給に関しては、十分な考慮がなされていない。
即ち、前記従来の構成においては、一対の油圧ポンプユニットにそれぞれ専用のチャージポンプユニットが設けられている。
斯かる構成においては、チャージポンプユニット自体も一対用意しなければならないし、さらに、各チャージラインの油圧を設定するリリーフ弁等の油圧回路も一対備えなければならない。
米国特許第6332393号明細書
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、互いに離間配置される第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた油圧ポンプセットにおいて、前記第1及び第2油圧ポンプユニットへの圧油補給を効率的に行え、且つ、安価な油圧ポンプセットの提供を、一の目的とする。
又、本発明は、外部油圧装置への作動油供給に加えて、自らへの圧油補給を効率的に行える油圧ポンプユニットの提供を、他の目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、駆動源によって作動的に駆動され、且つ、互いに離間配置される第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた油圧ポンプセットであって、前記第1及び第2油圧ポンプユニットが、それぞれ、ポンプ本体と、該ポンプ本体に対して作動流体を給排する為の作動油路が形成されたセンターセクションと、前記ポンプ本体を液密に収容し得るように前記センターセクションに連結されるポンプケースと、一端部が前記駆動源に作動連結されたポンプ軸であって、前記ポンプ本体を回転駆動するポンプ軸とを備えた油圧ポンプセットを提供する。
本発明において、前記第1及び第2油圧ポンプユニットの一方は、前記駆動源によって作動的に駆動される補助ポンプ本体を有する補助ポンプユニットであって、該第1及び第2油圧ポンプユニットの双方に対してチャージ油を供給する補助ポンプユニットを備えている。
一形態において、前記補助ポンプユニットは、前記第1及び第2油圧ポンプユニットに対するチャージ油のみを供給するように構成される。
好ましくは、前記補助ポンプ本体は、前記一方の油圧ポンプユニットにおける前記ポンプ軸によって駆動されるものとされる。
好ましくは、前記補助ポンプユニットには、前記補助ポンプ本体の吐出ラインと通じる第1及び第2チャージサクションポートが形成され得る。該第1及び第2チャージサクションポートは、それぞれ、前記一方の油圧ポンプユニットにおける前記作動油路及び前記他方の油圧ポンプユニットにおける前記作動油路に流体接続される。
他態様においては、前記補助ポンプユニットは、外部油圧装置に対して作動油を供給すると共に、該外部油圧装置からの戻り油を前記第1及び第2油圧ポンプユニットに対するチャージ油として供給可能とされる。
該他態様において、好ましくは、前記補助ポンプ本体は、前記一方の油圧ポンプユニットにおける前記ポンプ軸によって駆動される。
好ましくは、前記補助ポンプユニットには、前記補助ポンプ本体の吐出ラインに通じる出力ポートであって、前記外部油圧装置の作動油を取り出す為の出力ポートと、前記外部油圧装置からの戻り油を受入可能なリターンラインと、前記リターンラインに通じる第1及び第2チャージサクションポートとが形成され得る。該第1及び第2チャージサクションポートは、それぞれ、前記一方の油圧ポンプユニットにおける前記作動油路及び前記他方の油圧ポンプユニットにおける前記作動油路に流体接続される。
より好ましくは、前記補助ポンプユニットは、前記出力ポートを前記外部油圧装置に流体接続する外部油圧装置作動位置と、前記出力ポートを前記リターンラインに流体接続する外部油圧装置停止位置とを、選択的にとり得る切換部材を備え得る。
前記種々の態様において、好ましくは、前記第1又は第2油圧ポンプユニットにおける前記ポンプ軸のうち,前記補助ポンプ本体を駆動していないポンプ軸には、該ポンプ軸によって駆動される冷却ファンが備えられる。
また、本発明は、前記目的を達成する為に、駆動源によって作動的に駆動される油圧ポンプユニットであって、ポンプ本体と、該ポンプ本体に対して作動流体を給排する為の作動油路が形成されたセンターセクションと、前記ポンプ本体を液密に収容し得るように前記センターセクションに連結されるポンプケースと、一端部が前記駆動源に作動連結されたポンプ軸であって、前記ポンプ本体を回転駆動するポンプ軸と、該ポンプ軸によって駆動される補助ポンプ本体を有する補助ポンプユニットであって、外部油圧装置に対して作動油を供給可能な補助ポンプユニットとを備えた油圧ポンプユニットを提供する。
前記補助ポンプユニットには、前記補助ポンプ本体の吐出ラインに通じる出力ポートであって、前記外部油圧装置の作動油を取り出す為の出力ポートと、前記外部油圧装置からの戻り油を流すリターンラインと、前記出力ポートを前記外部油圧装置に接続する外部油圧装置作動位置及び前記出力ポートを前記リターンラインに接続する外部油圧装置停止位置を選択的にとり得る切換部材とが備えられる。
好ましくは、前記補助ポンプユニットには、前記リターンラインに通じる第1及び第2チャージサクションポートが設けられる。前記第1チャージサクションポートは前記作動油路に流体接続され、且つ、前記第2チャージサクションポートは前記リターンラインを流れる流体を外部へ出力可能とされる。
本発明の一態様によれば、互いに離間配置される第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた油圧ポンプセットにおいて、該第1及び第2油圧ポンプユニットの一方に補助ポンプユニットを備え、該補助ポンプユニットによって該第1及び第2油圧ポンプユニットの双方に対してチャージ油を供給するように構成したので、製造コスト及び組立コストの低廉化を図ることができる。
又、前記補助ポンプユニットを、外部油圧装置の作動油をも供給し得るように構成すれば、該補助ポンプユニットによって吐出される圧油をより効率的に利用することができる。
さらに、本発明の他態様に係る油圧ポンプユニットは、補助ポンプ本体を有する補助ポンプユニットが、前記補助ポンプ本体の吐出ラインを外部油圧装置に接続する外部油圧装置作動位置及び該吐出ラインをリターンラインに接続する外部油圧装置停止位置を選択的にとり得る切換部材を備えている。
従って、外部油圧装置の有無に関わらず、及び、外部油圧装置の作動状態に関わらず、チャージ油を得ることができ、補助ポンプ本体からの吐出油を効率的に使用することができる。
実施の形態1.
以下に、本発明に係る油圧ポンプセットの好ましい第1の実施の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。
図1(a)及び(b)は、本実施の形態に係る油圧ポンプセット100が適用された作業車輌1Aの側面図及び正面図である。又、図2は、該作業車輌1Aの部分展開平面図である。
図1及び図2に示すように、前記油圧ポンプセット100は、互いに離間配置される第1及び第2油圧ポンプユニット10,11を有している。
なお、本実施の形態においては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は、車輌幅方向中央にスペースが存在するように、車輌幅方向に沿って離間配置されている。
まず、前記作業車輌1Aの構成について説明する。
図1及び図2に示すように、該作業車輌1Aは、芯地旋回(ゼロターン)可能なリアディスチャージ方式の乗用モアとされている。
詳しくは、該作業車輌1Aは、フレーム2と、該フレーム2に支持される駆動源3と、該駆動源3の近傍に配置され、且つ、伝動機構8を介して該駆動源3によって作動的に駆動される前記油圧ポンプセット100と、該油圧ポンプセット100と流体接続される第1及び第2油圧モータユニット20,21と、該第1及び第2油圧モータユニット20,21によって駆動される一対の駆動輪4(本実施の形態においては後輪)と、キャスタ輪5(本実施の形態においては前輪)とを備えている。
図1及び図2に示すように、本実施の形態において、前記駆動源3はバーチカルクランク軸型とされている。
該駆動源3は、前記フレーム2の後部側に設置された平板200に弾性部材203を介して載置されており、これにより、前記フレーム2に対して防振支持されるようになっている。
詳しくは、図2に示すように、該平板200の中央部には第1開口201が形成されている。
そして、前記駆動源3は、駆動軸3aの軸端に装着された駆動プーリ3bが、記第1開口201を通じて前記平板200の下方に位置するように、前記弾性部材203を介して前記平板200に取付けられる。
また、前記平板200には、前記第1開口201の前方に、幅広の第2開口202が形成されている。該第2開口202は、前記駆動源3と前記油圧ポンプセット100とを作動連結させる為のものである。
詳しくは、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は、車輌幅方向に離間された状態で、共通の基板100aに設置されている。
なお、後述するポンプ軸110の軸端は該基板100aを貫通して前記第2開口202を介して前記平板200の下方へ延びている。そして、該ポンプ軸110の軸端には、それぞれ、前記平板200の下方に位置するように、被駆動プーリ10a・10bが設置されている。
前記共通基板100aは、その左右長さ(車輌幅方向に沿った長さ)が前記第2開口の左右長さよりも長くされており、前記平板200と重合する部分が該平板200に締結されるようになっている。
斯かる構成を備えることにより、予め前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11を前記共通基板100aに設置した状態のサブアッセンブリを、前記フレーム2(前記平板200)に一挙に組み込めるようになっている。
なお、該サブアッセンブリの組込後に、前記被駆動プーリ10a・10bと前記駆動プーリ3bとの間に伝動ベルト3cが巻き回され、緊張を与えることで、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は駆動源3の回転方向と同一方向に回転される。
なお、本実施の形態においては、図1に示すように、前記駆動源3がバーチカルクランク軸型とされており、従って、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は各ポンプ軸110の回転軸線が上下方向に沿うように配置されているが、前記駆動源3がホリゾンタルクランク軸型のものであれば各ポンプ軸110の回転軸線を前後方向に沿わせるようにして配置されることもある。
図1(b)及び図2に示すように、前記第1及び第2油圧モータユニット20,21も、両者の間にスペースが存するように、車輌幅方向に振り分け配置されている。
そして、該作業車輌1Aは、前記構成に加えて、前後輪4,5間で昇降自在に吊下支持されたモア装置6と、前記スペース内に配設されたダクト7であって、車体後方に配設される集草バッグ(図示せず)に刈芝を案内する為のダクト7とを有している。
さらに、該作業車輌1Aにおいては、前記駆動源3の前方で前記フレーム2の幅方向中央上方に運転席600が配置され、その前方に左右一対の操縦ハンドル610が前後傾動自在に配置されている。
該一対の操縦ハンドル610は、それぞれ、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11を操作し得るように該第1及び第2油圧ポンプユニット10,11に連係されており、該一対の操縦ハンドル610を操作することによって、一対の作動油配管32を通じて流体接続された前記第1及び第2油圧モータユニット20,21の出力が制御される。
又、作業車輌1Aは、前記構成に加えて、前記第1油圧ポンプユニット10及び前記第2油圧ポンプユニット11の間に配設された油タンク15を有している。
該油タンク15は、後述するように、該第1及び第2油圧ポンプユニット10,11のドレン油を貯留すると共に、下記一対の油圧ライン30a,30bへのチャージ油供給源として作用する。
図3に、本実施の形態に係る油圧ポンプセット100の油圧回路図を示す。
前記第1油圧ポンプユニット10は、前記第1油圧モータユニット20との協働下に第1HSTを形成するように、油圧回路(本実施の形態においては、一対の第1油圧ライン30a)を介して該第1油圧モータユニット20と流体接続されている(図2参照)。
さらに、前記第1油圧ポンプユニット10及び前記第1油圧モータユニット20の少なくとも一方は可変容積型とされている。
同様に、前記第2油圧ポンプユニット11は、前記第2油圧モータユニット21との協働下に第2HSTを形成するように、油圧回路(本実施の形態においては、一対の第2油圧ライン30b)を介して該第2油圧モータユニット21と流体接続されている(図2参照)。
そして、前記第2油圧ポンプユニット11及び前記第2モータユニット21の少なくとも一方は可変容積型とされている。
なお、本実施の形態においては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11が可変容積型とされ、且つ、前記第1及び第2油圧モータユニット20,21が固定容積型とされている。
以下、前記第1油圧ポンプユニット10及び第2油圧ポンプユニット11の構成について詳述する。
図4に、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11の模式縦断側面図を示す。
又、図5及び図6に、それぞれ、図4におけるV-V線及びVI-VI線に沿った断面図を示す。
図4及び図5に示すように、前記第1油圧ポンプユニット10は、前記駆動源3に作動連結されるポンプ軸110と、該ポンプ軸110によって駆動されるポンプ本体120と、該ポンプ本体120に対して作動油を給排する油路が形成された第1センターセクション130aと、前記ポンプ本体120を囲繞するように該第1センターセクション130aに連結されるポンプケース140とを備えている。
前記第2油圧ポンプユニット11は、前記ポンプ軸110と、前記ポンプ本体120と、前記第1センターセクション130aとは異なる油路が形成された第2センターセクション130bと、前記ポンプケース140とを備えている。
即ち、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は、センターセクションを除き、実質的に同一構成とされている。
前記ポンプ軸110は、一端部111が前記ポンプケース140及び対応する前記センターセクション130a,130bが連結されてなるアッセンブリから外方へ延在するように、該アッセンブリに支持されている。
本実施の形態においては、前記一端部111が前記アッセンブリから下方へ延在されている(図1(a)参照)。
そして、該一端部111は、適宜の伝動機構8(図示の形態においてはプーリー及びベルト)を介して、前記駆動源3に作動連結されている(図1及び図2参照)。
本実施の形態においては、前記ポンプ本体120は、前記ポンプ軸110の回転に伴って往復運動を行うピストンユニット121と、該ピストンユニット121を往復動自在に支持するシリンダブロック122とを有している。
前述の通り、本実施の形態においては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は可変容積型とされている。
従って、前記第1及び第2ポンプユニット10,11は、前記構成に加えて、前記ポンプ本体120の吸引/吐出量を変化させる出力調整部材150と、該出力調整部材150を傾転させる制御軸160とを備えている。
本実施の形態においては、前記出力調整部材150として可動斜板が用いられ、前記制御軸160としてトラニオン軸が用いられている。
なお、本実施の形態においては、前記油タンク15との干渉を防止する為に、前記制御軸160は、車輌幅方向外方へ延在されている。
前記ポンプケース140は、対応する前記センターセクション130と連結されることにより、対応するポンプ本体120を収容する前記アッセンブリを構成し得るようになっている。
詳しくは、前記ポンプケース140は、ポンプ軸方向一端側に位置する端壁141と、該端壁141からポンプ軸110の軸線方向他端側に延びる周壁142とを有している。
前記周壁142は、ポンプ軸110の軸線方向他端側が開口143とされている。該開口143は、前記ポンプ本体120が挿通可能な大きさとされている。
前記第1及び第2センターセクション130a,130bは、対応する前記ポンプケース140との協働下に対応する前記ポンプ本体120を回転可能に支持しつつ、且つ、前記開口143を閉塞するように、該対応するポンプケース140に連結される。
詳しくは、該第1及び第2センターセクション130a,130bは、ポンプ軸110と直交する第1端面131であって、前記ポンプケース140と対向する第1端面131(本実施の形態においては、下面)を有している。
該第1端面131は、前記ポンプ本体120を回転自在に支持する支持領域131aと、該支持領域131aの径方向外方に位置する当接領域131bであって、前記ポンプケース140に当接される当接領域131bとを含む。
そして、前記第1及び第2センターセクション130における第1端面131と、対応する前記ポンプケース140における周壁142の端面とを当接させることによって、対応する前記ポンプ本体120を収容するポンプ本体収容空間Sが画されるようになっている。
なお、該第1及び第2センターセクション130に形成された油路については後述する。
前記油圧ポンプセット100においては、前記第1及び第2ポンプユニット10,11の一方のみに、対応する前記ポンプ軸110によって駆動される補助ポンプユニット170が備えられている。
図3,図4及び図6に示すように、本実施の形態においては、前記補助ポンプユニット170は、前記第1油圧ポンプユニット10に備えられている。
該補助ポンプユニット170は、対応するポンプ軸110によって駆動される補助ポンプ本体171と、該補助ポンプ本体171を囲繞する補助ポンプケース172とを有している。
本実施の形態においては、前記補助ポンプユニット170は、前記第1センターセクション130aにおける前記第1端面131とは反対側の第2端面132(本実施の形態においては上面)に連結されている。
詳しくは、前記ポンプ軸110は、入力端部を構成する前記一端部111が前記ポンプケース140の前記端壁141を貫通して外方へ延在されると共に、他端部112が前記第1センターセクション130aを貫通して外方へ延在されている。
そして、前記補助ポンプ本体171は前記ポンプ軸110の他端部112によって駆動されている。
又、前記補助ポンプケース172は、前記補助ポンプ本体171を囲繞するように、前記第1センターセクション130aの第2端面132に連結されている。
前記補助ポンプユニット170を有さない油圧ポンプユニット(本実施の形態においては、第2油圧ポンプユニット11)は、前記構成に加えて、対応する前記ポンプ軸110によって駆動される冷却ファン180を備えている。
詳しくは、前記第2油圧ポンプユニット11においても、前記ポンプ軸110は他端部112が前記第2センターセクション130bを貫通して外方へ延在されている。
そして、前記冷却ファン180は、該ポンプ軸110の他端部112によって駆動されるようになっている。
ここで、本実施の形態に係る油圧ポンプセット100の油圧回路について説明する。
図3に示すように、前記第1油圧ポンプユニット10は、対応する第1油圧モータユニット20との間を流体接続する前記一対の第1油圧ライン30aと、前記油タンク15と前記補助ポンプ本体171との間に延びる吸入ライン51と、前記補助ポンプ本体171からの吐出油を流す吐出ライン53と、一端部が前記吐出ライン53に流体接続され、且つ、他端部が前記一対の第1油圧ライン30aにそれぞれ流体接続された第1チャージライン50aと、該第1油圧ポンプユニット10における前記ポンプ本体収容空間S内のドレン油を前記油タンク15へ戻す為の第1ドレンライン60aとを有している。
一方、前記第2油圧ポンプユニット11は、対応する第2油圧モータユニット21との間を流体接続する前記一対の第2油圧ライン30bと、一端部が前記吐出ライン53に流体接続され、且つ、他端部が前記一対の第2油圧ライン30bにそれぞれ流体接続された第2チャージライン50bと、該第2油圧ポンプユニット11における前記ポンプ本体収容空間S内のドレン油を前記油タンク15へ戻す為の第2ドレンライン60bとを有している。
図3及び図5に示すように、前記一対の第1油圧ライン30aは、前記第1センターセクション130aに穿孔された一対の第1作動油路31aと、該一対の第1作動油路31aのそれぞれを前記第1油圧モータユニット20に連通する一対の作動油配管32(図1及び図2参照)とを有している。
前記一対の第1作動油路31aは、一端部が外方に開口して第1作動油ポート30P1を形成し、且つ、他端部が対応する前記ポンプ本体120における一対のキドニーポート120Pにそれぞれ連通されている(図5参照)。
前記一対の第2油圧ライン30bは、前記第2センターセクション130bに穿孔された一対の第2作動油路31bと、該一対の第2作動油路31bのそれぞれを前記第2油圧モータユニット20に連通する一対の作動油配管32(図1及び図2参照)とを有している。
前記一対の第2作動油路31bも同様に、一端部が外方に開口して第2作動油ポート30P2を形成し、且つ、他端部が対応する前記ポンプ本体120における一対のキドニーポート120Pにそれぞれ連通されている(図6参照)。
前記吸入ライン51は、図2,図3,図4及び図6に示すように、一端部が前記油タンク15に連通されたサクション配管510と、一端部が前記アッセンブリの外面に開口されてサクションポート172inを形成し且つ他端部が前記補助ポンプ本体171の吸入部に連通された吸入油路511とを有している。
なお、本実施の形態において、前記サクションポート172inは、前記補助ポンプケース172に設けられている。
前記吐出ライン53は、一端部が前記補助ポンプ本体171の吐出部に連通され且つ他端部が前記補助ポンプケースの外表面に開口されるように、前記補助ポンプケース172に形成された吐出油路530を有している。
より詳しくは、図3に示すように、前記吐出油路530は、前記補助ポンプ本体171の吐出部に連通された共通吐出油路531と、該共通吐出油路531から分岐された第1吐出油路532a及び第2吐出油路532bとを有している。
該第1及び第2吐出油路532a,532bは、それぞれ、一端部が前記共通吐出油路531に連通され、且つ、他端部が前記補助ポンプケース172の外表面に開口して第1及び第2チャージ吐出ポート50P1out,50P2outを形成している。
本実施の形態において、前記第1チャージ吐出ポート50P1outは、前記第1センターセクション130aとの当接面に開口している。
他方、前記第2チャージ吐出ポート50P2outは、該第1油圧ポンプユニットの外方へ圧油を供給し得るように、前記補助ポンプケース172の一側面(本実施の形態においては、後側面)に開口している(図6参照)。
本実施の形態に係る油圧ポンプユニット10は、さらに、前記吐出ライン53の油圧を設定するチャージ圧設定ライン55を有している。
本実施の形態においては、該チャージ圧設定ライン55は、前記吸入ライン51及び前記吐出ライン53を連通するように、前記補助ポンプケース172に形成されたチャージ圧設定油路550と、該チャージ圧設定油路550に介挿されたリリーフ弁56とを有している。
前記第1チャージライン50aは、図2,図3,図4及び図6に示すように、一端部が前記第1吐出油路532aに連通する第1チャージサクションポート50P1を形成し、且つ、他端部が前記一対の作動油路31aのそれぞれに連通されるように、前記第1センターセクション130aに形成されたチャージ油路52aを有している。
本実施の形態において、前記第1チャージサクションポート50P1は、前記第1チャージ吐出ポートと流体接続されるように、前記補助ポンプケース172との当接面に設けられている。
詳しくは、前記チャージ油路52aは、前記第1チャージサクションポート50P1を形成する共通チャージ油路40と、分岐点Cにおいて該共通チャージ油路40から分岐され且つ前記一対の作動油路31aにそれぞれ連通された一対の分岐油路41とを有している(図3及び図5参照)。
そして、前記一対の分岐油路41には、それぞれ、チェック弁42が設けられている。
該チェック弁42は、前記チャージライン50aから前記一対の油圧ライン30aへの圧油の流入を許容し、且つ、逆向きの圧油の流れを防止する為に備えられる。
なお、本実施の形態においては、該チェック弁42は絞り43(図3参照)を有しており、厳格な出力調整部材150の制御を要すること無く、HSTの中立状態を得られるようになっている。
なお、本実施の形態においては、図5に示すように、前記センターセクション130aには、前記一対の作動油路31aの間を連通するように、該一対の作動油路31aと略直交する方向に穿孔された単一油路が設けられている。
そして、該単一油路が、前記一対の分岐油路41を形成するようになっている。
斯かる構成を備えることにより、前記一対の分岐油路41を効率的に設けることができる。
前記第2チャージライン50bは、図3に示すように、一端部が前記吐出ライン53に流体接続され、且つ、他端部が前記一対の第2油圧ライン30bに流体接続されるようになっている。
本実施の形態においては、該第2チャージライン50bは、適宜の配管(本実施の形態においては、チャージ配管515)を介して、前記第2チャージ吐出ポート50P2outに流体接続され得るように、前記第2前記第2センターセクション130bに形成された第2チャージ油路52bを有している。
詳しくは、前記第2チャージ油路52bは、一端部が前記チャージ配管515に接続可能な第2チャージサクションポート50P2を形成し、且つ、他端部が前記一対の作動油路31bのそれぞれに連通されるように、前記第2センターセクション130bに形成されている。
より詳しくは、前記第2チャージ油路52bは、前記第2チャージサクションポート50P2を形成する共通チャージ油路40と、分岐点Cにおいて該共通チャージ油路40から分岐され且つ前記一対の作動油路31bにそれぞれ連通された一対の分岐チャージ油路41とを有している(図3及び図5参照)。
そして、該一対の分岐チャージ油路41のそれぞれには、前記第1油圧ポンプユニット10におけると同様、チェック弁42及び絞り弁43が介挿されている。
本実施の形態において、前記第1ドレンライン60aは、一端部が前記第1油圧ポンプユニット10における前記ポンプ本体収容空間Sに連通され且つ他端部が前記第2油圧ポンプユニット11における前記ポンプ本体収容空間Sに連通されるように構成されている。
これに対し、前記第2ドレンライン60bは、一端部が前記第2油圧ポンプユニット11における前記ポンプ本体収容空間Sに連通され且つ他端部が前記油タンク15に連通されるように構成されている。
詳しくは、前記第1油圧ポンプユニット10は、図3及び図4に示すように、自身のポンプ本体収容空間Sを外方に開口する第1ドレンポート60P1と、一端部が該第1ドレンポート60P1に連通された第1ドレン配管62aとを有している。
そして、前記第2油圧ポンプユニット11は、前記第1ドレン配管62aの他端部が連通されるドレン入力ポート60Pinと、自身のポンプ本体収容空間Sを外方に開口する第2ドレンポート60P2と、一端部が該第2ドレンポート60P2に連通され且つ他端部が前記油タンク15に連通された第2ドレン配管62bとを有している。
本実施の形態においては、前記第1ドレンポート60P1,ドレン入力ポート60Pin及び第2ドレンポート60P2は、前記ポンプケース140に設けられている。
詳しくは、前述の通り、本実施の形態において、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11は共通のポンプケース140を有している。
該共通ポンプケース140は、図4に示すように、対応するポンプ本体収容空間Sを外部に開く為の開口65を少なくとも2個以上有している。
そして、前記第1油圧ポンプユニット10におけるポンプケース140においては、不要な開口65がプラグ66によって閉塞されている。
これに対し、前記第2油圧ポンプユニット11におけるポンプケース140においては、一の開口65が前記ドレン入力ポート60Pinとして使用され、且つ、他の開口65が前記第2ドレンポート60P2として使用されている(図4参照)。
本実施の形態に係る油圧ポンプセット100においては、前記第1油圧ポンプユニット10は、さらに、前記一対の第1油圧ライン30aの間を連通するバイパスライン70aを有している(図3参照)。
該バイパスライン70aは、故障時等において、車輌を強制的に牽引する際に、前記一対の第1油圧ライン30a間に圧力差が生じることを防止する為に備えられる。
同様に、前記第2油圧ポンプユニット11も、前記一対の第2油圧ライン30bの間を連通するバイパスライン70bを有している。
なお、該バイパスライン70bは、前記バイパスライン70aと実質的に同一構成を有している。従って、該バイパスライン70bについては、図中、前記バイパスライン70aと同一符号又は同一符号にbを付して、その詳細な説明を省略する。
図3及び図5に示すように、本実施の形態においては、前記バイパスライン70aは、前記一対の第1作動油路31aの間を連通するように、前記第1センターセクション130aに形成されたバイパス油路71aと、該バイパス油路71aを選択的に連通/遮断させる切換弁72とを有している。
好ましくは、図5に示すように、前記バイパス油路71aは、前記ポンプ軸110を挟んで、前記一対の分岐油路41を形成する単一油路とは反対側に位置される。
即ち、前記第1作動油路31aは、一端部が前記第1作動油ポート30P1を形成するように第1センターセクション130aの外表面に開口すると共に、他端部が対応する前記ポンプ軸110を越えて前記第1作動油ポート30P1とは反対側の領域まで延びている。
そして、前記一対の分岐油路41は、前記ポンプ軸110を基準にして一方側の領域(図示の形態では、前記第1作動油ポート30P1に近接する側の領域)において、前記一対の第1作動油路31aの間を連通するように配置されている。
これに対し、前記バイパス油路71aは、前記ポンプ軸110を基準にして他方側の領域(図示の形態では、前記第1作動油ポート30P1とは離間された側の領域)において、前記一対の第1作動油路31aの間を連通するように配置されている。
斯かる構成を備えることにより、前記一対の第1作動油路31a,前記前記一対の分岐油路41及び前記バイパス油路71aの効率的な配置を実現することができる。
なお、前記切換弁72は、それぞれ、前記第1及び第2センターセクション130の外部から操作し得るように、前記バイパス油路71a,71bに介挿されている。
斯かる構成の油圧ポンプセット100においては、以下の効果を得ることができる。
即ち、前述の通り、本実施の形態においては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11の一方のみに補助ポンプユニット170が備えられている。そして、該補助ポンプユニット170によって、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11の双方にチャージ油が供給されるように構成されている。
従って、第1及び第2油圧ポンプユニット10,11のそれぞれにチャージポンプユニットが備えられていた従来構成に比して、付設される補助ポンプユニットの数量を減らすことができ、これにより、製造コスト及び組立コストの低廉化を図ることができる。
さらに、チャージ油の油圧を設定するリリーフ弁56等の油圧回路も一つだけ設ければよく、これによってもコストの低廉化を図ることができる。
さらに、本実施の形態においては、前記補助ポンプユニット170を対応する油圧ポンプユニット(本実施の形態においては前記第1油圧ポンプユニット10)におけるポンプ軸110の他端部によって駆動されるように構成している。
従って、前記駆動源3から前記補助ポンプユニット170への伝動経路を別途備える必要がなく、これにより、さらなるコスト低廉化を図ることができる。
実施の形態2.
以下、本発明に係る油圧ポンプセットの第2の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図7に、本実施の形態に係る油圧ポンプセット100Bが適用された作業車輌1Bの部分平面図を示す。又、図8に、該油圧ポンプセット100Bの油圧回路図を示す。
なお、本実施の形態において、前記実施の形態1におけると同一又は相当部材には同一符号又は同一符号に「B」を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る油圧ポンプセット100Bは、前記実施の形態1に係る油圧ポンプセット100において、前記補助ポンプユニット170に代えて、補助ポンプユニット170Bを備えている。
即ち、前記実施の形態1における前記補助ポンプユニット170は、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10,11に対するチャージ油のみを供給するチャージ専用の低圧型とされていたが、本実施の形態における補助ポンプユニット170Bは、油圧リフト装置等の外部油圧装置300(図8参照)に対して作動油を供給すると共に、該外部油圧装置300からの戻り油を第1及び第2油圧ポンプユニット10B,11Bに対するチャージ油として供給可能な高圧型とされている。
該油圧ポンプセット100Bは、前記補助ポンプユニット172Bを有する第1油圧ポンプユニット10Bと、該第1油圧ポンプユニットとは離間配置される前記第2油圧ポンプユニット11Bとを備えている。
前記第2油圧ポンプユニット11Bは、前記実施の形態1における第2油圧ポンプユニット11と同一である。
従って、前記実施の形態1におけると同一部材には同一符号を付して、該第2油圧ポンプユニット11Bの説明は省略する。
本実施の形態に係る油圧ポンプセット100Bにおける第1油圧ポンプユニット10Bは、前記補助ポンプユニット170に代えて、補助ポンプユニット170Bを備える点を除き、前記実施の形態1における第1油圧ポンプユニット10と実質的に同一である。
従って、前記実施の形態1におけると同一部材には同一符号を付して、下記においては、補助ポンプユニット170Bについてのみ詳細に説明する。
図9に、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10B,11Bの模式縦断側面図を示す。
又、図10及び図11に、それぞれ、図9におけるX-X線及びXI-XI線に沿った断面図を示す。なお、図9〜図11は、それぞれ、前記実施の形態1における図4〜図6に対応している。
さらに、図12に、前記第1油圧ポンプユニット10Bにおける部分縦断側面図を示す。
図8,図9及び図11に示すように、本実施の形態における補助ポンプユニット172Bは、対応するポンプ軸110によって駆動される補助ポンプ本体171Bと、該補助ポンプ本体171Bを囲繞する補助ポンプケース172Bとを有している。
斯かる補助ポンプユニット170Bを有する第1油圧ポンプユニット10Bは、前記一対の第1油圧ライン30aと、前記吸入ライン51と、前記補助ポンプ本体171からの吐出油を流す吐出ライン53Bと、前記吐出ライン53Bから供給される圧油を外部油圧装置300へ供給すると共に、該外部油圧装置300からの戻り油を流す外部油圧取り出しライン320と、前記外部油圧取り出しライン320に流体接続可能な戻りライン310と、一端部が前記戻りライン310に流体接続され、且つ、他端部が前記一対の第1油圧ライン30aにそれぞれ流体接続された第1チャージライン50aと、前記第1ドレンライン60aとを有している。
前記吸入ライン51は、図8及び図11等に示すように、前記サクション配管510と、前記吸入油路511とを有している。
前記吸入油路511は、一端部が外表面に開口して前記サクション配管510と接続可能な入力ポート172inを形成し、且つ、他端部が前記補助ポンプ本体171の吸引部に連通するように、前記補助ポンプケース172Bに形成されている。
前記吐出ライン53Bは、図8及び図11等に示すように、前記補助ポンプケース172Bに形成された吐出油路530Bを有している。
該吐出油路530Bは、一端部が前記補助ポンプ本体171の吐出部に連通され、且つ、他端部が出力ポート53Boutを形成している。
前記戻りライン310は、前記補助ポンプケース172Bに形成された戻り油路311を有している。
該戻り油路311は、図8に示すように、前記外部油圧取り出しライン320に流体接続可能な共通戻り油路312と、該共通戻り油路312から分岐された第1戻り油路313a及び第2戻り油路313bとを有している。
前記共通戻り油路312は、一端部が前記外部油圧取り出しライン320に流体接続可能な入力ポート310inを形成している。
前記第1及び第2戻り油路313a,313bは、それぞれ、一端部が前記共通戻り油路312に連通され、且つ、他端部が前記補助ポンプケース172Bの外表面に開口して第1及び第2チャージ吐出ポート50P1out,50P2outを形成している。
該第1及び第2チャージ吐出ポート50P1out,50P2outは、それぞれ、前記第1チャージライン50a及び前記第2チャージライン50bに流体接続されるようになっている。
本実施の形態において、前記第1チャージ吐出ポート50P1outは、前記第1センターセクション130aとの当接面に開口している。
他方、前記第2チャージ吐出ポート50P2outは、該第1油圧ポンプユニットの外方へ圧油を供給し得るように、前記補助ポンプケース172の一側面(本実施の形態においては、後側面)に開口している(図11参照)。
なお、本実施の形態においては、該第1油圧ポンプユニット10Bは、さらに、前記吐出ライン53B又は前記外部油圧取り出しライン320を、選択的に前記戻りライン310に連通させ得る切換部材350を備えている。
即ち、該第1油圧ポンプユニット10Bにおいては、前記切換部材350を操作することによって、前記吐出ライン53Bを流れる圧油が前記外部油圧装置300へ送られてから前記外部油圧取り出しライン320を介して前記戻りライン310へ戻される状態と、前記吐出ライン53Bを流れる圧油が前記外部油圧装置300をバイパスして直接に前記戻りライン310へ流される状態とを切換可能となっている。
詳しくは、本実施の形態において、前記外部油圧装置300は復動式とされている。従って、前記第1油圧ポンプユニット10Bは、前記外部油圧取出ライン320として、第1給排ライン321及び第2給排ライン322の2本の油圧ラインを有している。
そして、前記切換部材350は、前記第1給排ライン321及び前記第2給排ライン322にそれぞれ通じる第1及び第2給排ポート320P1,320P2を有している。
斯かる切換部材350は、図8に示すように、前記吐出油路530Bの前記出力ポート53Boutを前記第1給排ポート320P1に接続する一方、第2給排ポート320P2を前記戻り油路311の前記入力ポート310inに接続する第1外部油圧装置作動位置351(1)と、前記出力ポート53Boutを前記第2給排ポート320P2に接続する一方、第1給排ポート320P1を前記入力ポート310inに接続する第2外部油圧装置作動位置351(2)と、前記出力ポート53Boutを前記入力ポート310inに接続する一方、第1給排ポート320P1及び第2給排ポート320P2をブロックする外部油圧装置停止位置352とを、選択的にとり得るように構成されている。なお、図8においては、該切換部材350は外部油圧装置停止位置352に位置している。
なお、本実施の形態においては、該切換部材350はスプール弁式に構成して前記補助ポンプケース172Bに内装されているが、当然ながら、該切換部材350を該第1油圧ポンプユニット10Bとは離間配置したり、ロータリ弁に構成することも可能である。
なお、当然ながら、前記外部油圧装置300を単動式とすることも可能である。斯かる場合には、前記外部油圧取り出しライン320は、前記吐出ライン53B及び前記外部油圧装置300とを流体接続する単一の油圧ラインとされる。
該第1油圧ポンプユニット10Bは、前記種々の油圧ラインに加えて、前記外部油圧装置300の作動油圧を設定する作動圧設定ライン330と、前記戻りライン310のチャージ油圧を設定するチャージ圧設定ライン55Bとを備えている。
本実施の形態においては、前記作動圧設定ライン330は、一端部が前記吐出ライン53Bに連通され且つ他端部が前記戻りライン310に連通されるように、前記補助ポンプケース172Bに形成された作動圧設定油路331と、該作動圧設定油路331に介挿された作動油調圧弁332とを有している。
又、前記チャージ圧設定ライン55Bは、一端部が前記戻りライン310に連通され且つ他端部が前記吸入ライン51に連通されるように、前記補助ポンプケース172Bに形成されたチャージ圧設定油路550Bと、該チャージ圧設定油路550Bに介挿されたチャージリリーフ弁56とを有している。
斯かる構成の油圧ポンプセット100Bにおいては、単一の補助ポンプユニット170Bによって、前記第1及び第2油圧ポンプユニット10B,11Bの双方に対してチャージ油を補給できると共に、さらに、外部油圧装置300に対して作動油も供給することができる。
従って、従来構成に比して、製造コスト及び組立コストの低廉化を図ることができる。
なお、本実施の形態2におけるような、外部油圧装置300からの戻り油をチャージ油として用いる態様においては、好ましくは、前記吐出ライン53Bの一部の圧油を前記戻りライン310へバイパスする分流ライン370を設けることができ、これにより、チャージ油供給を安定且つ確実に行うことができる。
具体的には、前記実施の形態2に係る油圧ポンプユニット10Bにおいて、さらに、一端部が前記吐出ライン53Bに連通され且つ他端部が前記戻りライン310に連通された分流ライン370と、前記吐出ライン53Bと前記分流ライン370との連通点Dよりも圧油流れ方向下流側において該吐出ライン53Bに介挿された第1絞り弁371と、前記分流ライン370に介挿された第2絞り弁372とを備えることができる(図13(a)参照)。
斯かる定比分流弁方式を採用することで、前記戻りライン310へは、前記外部油圧取り出しライン320からの戻り圧油に加えて、前記第1絞り弁371及び第2絞り弁372によって画される絞り比に応じた油量の圧油が前記吐出ライン53Bから流入することになる。
従って、チャージ油供給を安定且つ確実に行うことができる。
又、前記第2絞り弁372に代えて、前記第1絞り弁371の圧油流れ方向下流側の油圧をパイロット圧とする制御弁375を備えることも可能である(図13(b)参照)。
斯かる流量一定型流量制御弁方式を採用することにより、前記補助ポンプ本体171の回転速度に拘わらず、前記外部油圧装置300へは前記第1絞り弁371によって画される略一定の油量が流れ、且つ、余剰油量は前記分流ライン370へ流れることになる。
従って、チャージ油供給を安定且つ確実に行うことができる。
なお、前記各実施の形態においては、前記補助ポンプユニット170,170Bを対応するポンプ軸110によって駆動するように構成したが、当然ながら、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。
即ち、前記補助ポンプユニット170,170Bが前記駆動源3によって作動的に駆動される限り、種々の形態が含まれる。例えば、前記補助ポンプユニット170,170Bが対応する油圧ポンプユニットから離間配置された態様においては、前記第1及び第2油圧ポンプユニット用の伝動経路8とは別経路によって前記補助ポンプユニット170,170Bを駆動することもできるし、若しくは、前記駆動源3によって直接駆動することもできる。
又、前記各実施の形態においては、前記各油圧ポンプユニットにおける一対の分岐チャージ油路41にそれぞれ絞り付チェック弁42を介挿したが、これに代えて、前記一対の分岐チャージ油路41の一方にリリーフ機能付きチェック複合弁390を用いることも可能である。
図14に、該複合弁を備えた変形態様におけるセンターセクション130a,130bの油圧回路図を示す。
又、図15に、該センターセクション130a,130bの横断平面図を示す。
図15に示すように、該複合弁390は、リリーフ弁体として作用するインナー弁体390aと、チェック弁体として作用するアウター弁体390bとを備えている。
図示の形態においては、該複合弁390は、一端部に前記インナー弁体390aが設けられた軸体391と、該軸体391が挿通される中央孔を有するリング体392であって、外周面に前記アウター弁体390bが設けられたリング体392とを備えている。
前記インナー弁体390aは、前記リング体392の前記中央孔に設けられたインナー弁座に着座するようになっている。
前記アウター弁体390bは、前記一方の分岐チャージ油路41と対応する作動油路31a,31bとの連通孔内周面に設けられたアウター弁座に着座するようになっている。
前記複合弁390は、さらに、前記軸体391の他端部に軸線方向位置固定可能に設けられたバネ係止体393と、前記アウター弁体392が前記アウター弁座に着座されるように前記リング体392を付勢するリリーフバネ394であって、前記バネ係止体393及び前記リング体392の間に配設されたリリーフバネ394と、前記バネ係止体393を挟んで前記リリーフバネ394とは反対側において、該バネ係止体393と固定部材(図示の形態では、プラグ396)との間に配設されたチェックバネ395とを備えている。
斯かる構成の複合弁390は、以下のように作動する。
即ち、対応する一方の油圧ライン30a,30bの油圧が所定値以下の通常状態においては、前記チャージライン50a,50bからのチャージ油によって、前記軸体391及び前記リング体392は一体的に前記チェックバネ395を圧縮させる方向へ押動される。斯かる動作によって、前記チャージライン50a,50bから前記一方の油圧ライン30a,30bへのチャージ油の流入が許容される。
これに対し、前記一方の油圧ライン30a,30bの油圧が所定値を越えた過圧状態においては、該一方の油圧ライン30a,30bの油圧によって、前記軸体391(及び前記バネ係止体393)のみが前記リリーフバネ394を圧縮させる方向へ押動される。斯かる動作によって、該一方の油圧ライン30a,30bの圧油は前記リング体392の中央孔を介して流出され、これにより、該一方の油圧ライン30a,30bの油圧が所定値まで戻される。
なお、該複合弁390は、車輌前進時に高圧となる側の回路に設けても良いし、及び/又は、車輌後進時に高圧となる側の回路に設けることもできる。
又、前記各実施の形態においては、ポンプ軸110が垂直方向を向くように構成された第1及び第2油圧ポンプユニットを例に説明したが、当然ながら、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。即ち、ポンプ軸110が車輌前後方向、又は、車輌幅方向を向くように構成された油圧ポンプユニットを採用することも可能である。
又、例えば、単一の油圧モータユニットを有し、且つ、該単一の油圧モータユニットからの出力をディファレンシャルギヤ装置を介して左右の駆動輪へ伝達するように構成された作業車輌においては、前記外部油圧装置300を駆動可能な補助ポンプユニット170,170Bを有する第1油圧ポンプユニット10,10Bのみを単独で備えることができる。なお、斯かる使用態様においては、前記第2チャージ吐出ポート50P2outは閉止される。
図1(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の実施の形態1に係る油圧ポンプセットが適用された作業車輌の側面図及び正面図である。 図2は、図1に示す作業車輌の部分展開平面図である。 図3は、前記実施の形態1に係る油圧ポンプセットの油圧回路図である。 図4は、前記実施の形態1に係る油圧ポンプセットにおける第1及び第2油圧ポンプユニットの模式縦断側面図である。 図5は、図4におけるV-V線に沿った断面図である。 図6は、図4におけるVI-VI線に沿った断面図である。 図7は、本発明の実施の形態2に係る油圧ポンプセットが適用された作業車輌の部分展開平面図である。 図8は、前記実施の形態2に係る油圧ポンプセットの油圧回路図である。 図9は、前記実施の形態2に係る油圧ポンプセットにおける第1及び第2油圧ポンプユニットの模式縦断側面図である。 図10は、図9におけるX-X線に沿った断面図である。 図11は、図9におけるXI-XI線に沿った断面図である。 図12は、前記実施の形態2に係る油圧ポンプセットにおける第1油圧ポンプユニットの部分縦断側面図である。 図13(a)及び(b)は、それぞれ、吐出ラインから戻りラインへの分流ラインを備えた前記実施の形態2に係る油圧ポンプユニットの変形態様の部分油圧回路図である。 図14は、本発明の変形態様に係る第1及び第2油圧ポンプユニットの部分油圧回路図である。 図15は、図14に示す変形態様におけるセンターセクションの横断平面図である。
符号の説明
1A,1B 作業車輌
3 駆動源
10,10B 第1油圧ポンプユニット
20,20B 第2油圧ポンプユニット
50a 第1チャージライン
50P1 第1チャージサクションポート
51 吸入ライン
53 吐出ライン
53B 吐出ライン
53Bout 出力ポート
50P1out 第1チャージ吐出ポート
50P2out 第2チャージ吐出ポート
50b 第2チャージライン
50P2 第2チャージサクションポート
310 戻りライン
110 ポンプ軸
120 ポンプ本体
130a 第1センターセクション
130b 第2センターセクション
140 ポンプケース
170 補助ポンプユニット
171 補助ポンプ本体
172 補助ポンプケース
180 冷却ファン
300 外部油圧装置
350 切換部材

Claims (11)

  1. 駆動源によって作動的に駆動され、且つ、互いに離間配置される第1及び第2油圧ポンプユニットを備えた油圧ポンプセットであって、
    前記第1及び第2油圧ポンプユニットは、それぞれ、ポンプ本体と、該ポンプ本体に対して作動流体を給排する為の作動油路が形成されたセンターセクションと、前記ポンプ本体を液密に収容し得るように前記センターセクションに連結されるポンプケースと、一端部が前記駆動源に作動連結されたポンプ軸であって、前記ポンプ本体を回転駆動するポンプ軸とを備え、
    さらに、前記第1及び第2油圧ポンプユニットの一方は、前記駆動源によって作動的に駆動される補助ポンプ本体を有する補助ポンプユニットであって、該第1及び第2油圧ポンプユニットの双方に対してチャージ油を供給する補助ポンプユニットを備えていることを特徴とする油圧ポンプセット。
  2. 前記補助ポンプユニットは、前記第1及び第2油圧ポンプユニットに対するチャージ油のみを供給するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧ポンプセット。
  3. 前記補助ポンプ本体は、前記一方の油圧ポンプユニットにおける前記ポンプ軸によって駆動されることを特徴とする請求項1又は2に記載の油圧ポンプセット。
  4. 前記補助ポンプユニットには、前記補助ポンプ本体の吐出ラインと通じる第1及び第2チャージ吐出ポートが形成されており、
    前記第1及び第2チャージ吐出ポートは、それぞれ、前記一方の油圧ポンプユニットにおける前記作動油路及び前記他方の油圧ポンプユニットにおける前記作動油路に流体接続されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の油圧ポンプセット。
  5. 前記補助ポンプユニットは、外部油圧装置に対して作動油を供給すると共に、該外部油圧装置からの戻り油を前記第1及び第2油圧ポンプユニットに対するチャージ油として供給可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の油圧ポンプセット。
  6. 前記補助ポンプ本体は、前記一方の油圧ポンプユニットにおける前記ポンプ軸によって駆動されることを特徴とする請求項5に記載の油圧ポンプセット。
  7. 前記補助ポンプユニットには、前記補助ポンプ本体の吐出ラインに通じる出力ポートであって、前記外部油圧装置の作動油を取り出す為の出力ポートと、
    前記外部油圧装置からの戻り油を受入可能なリターンラインと、
    前記リターンラインに通じる第1及び第2チャージ吐出ポートとが形成されており、
    前記第1及び第2チャージ吐出ポートは、それぞれ、前記一方の油圧ポンプユニットにおける前記作動油路及び前記他方の油圧ポンプユニットにおける前記作動油路に流体接続されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の油圧ポンプセット。
  8. 前記補助ポンプユニットは、前記出力ポートを前記外部油圧装置に流体接続する外部油圧装置作動位置と、前記出力ポートを前記リターンラインに流体接続する外部油圧装置停止位置とを、選択的にとり得る切換部材を備えていることを特徴とする請求項7に記載の油圧ポンプセット。
  9. 前記第1又は第2油圧ポンプユニットにおける前記ポンプ軸のうち,前記補助ポンプ本体を駆動していないポンプ軸には、該ポンプ軸によって駆動される冷却ファンが備えられていることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の油圧ポンプセット。
  10. 駆動源によって作動的に駆動される油圧ポンプユニットであって、
    ポンプ本体と、
    該ポンプ本体に対して作動流体を給排する為の作動油路が形成されたセンターセクションと、
    前記ポンプ本体を液密に収容し得るように前記センターセクションに連結されるポンプケースと、
    一端部が前記駆動源に作動連結されたポンプ軸であって、前記ポンプ本体を回転駆動するポンプ軸と、
    該ポンプ軸によって駆動される補助ポンプ本体を有する補助ポンプユニットであって、外部油圧装置に対して作動油を供給可能な補助ポンプユニットとを備え、
    該補助ポンプユニットには、前記補助ポンプ本体の吐出ラインに通じる出力ポートであって、前記外部油圧装置の作動油を取り出す為の出力ポートと、
    前記外部油圧装置からの戻り油を流すリターンラインと、
    前記出力ポートを前記外部油圧装置に接続する外部油圧装置作動位置と、前記出力ポートを前記リターンラインに接続する外部油圧装置停止位置とを、選択的にとり得る切換部材とが備えられていることを特徴とする油圧ポンプユニット。
  11. 前記補助ポンプユニットには、前記リターンラインに通じる第1及び第2チャージ吐出ポートが設けられており、
    前記第1チャージ吐出ポートは前記作動油路に流体接続され、
    前記第2チャージ吐出ポートは前記リターンラインを流れる流体を外部へ出力可能とされていることを特徴とする請求項10に記載の油圧ポンプユニット。
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