JP2005295144A - 色キャリアブースト補正回路、固体撮像装置及び携帯用機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】画素間に生じる混色を補正し、S/N及び色再現に優れた映像信号を得ることができる色キャリアブースト補正回路を提供する。
【解決手段】バンドパスフィルタ104は、色キャリア成分を含む映像信号から色キャリア成分のみを抽出し、乗算器107は抽出した色キャリア成分の振幅を調整する。ローパスフィルタ109は、同色画素における色キャリア成分を含む映像信号を平滑化する。加算器111は、振幅が調整された色キャリア成分を平滑化された映像信号に加算し、色キャリアブースト補正信号を生成する。ローパスフィルタ113は、複数ラインの色キャリア成分を含む映像信号から、常に同じ信号成分を有する平均輝度信号を算出する。信号変換回路115は、平均輝度信号に応じて色キャリアブースト補正信号と平均輝度信号との混合比を設定し、加算器123は前記混合比に基づいて、色キャリアブースト補正信号と平均輝度信号とを混合する。
【選択図】 図1
【解決手段】バンドパスフィルタ104は、色キャリア成分を含む映像信号から色キャリア成分のみを抽出し、乗算器107は抽出した色キャリア成分の振幅を調整する。ローパスフィルタ109は、同色画素における色キャリア成分を含む映像信号を平滑化する。加算器111は、振幅が調整された色キャリア成分を平滑化された映像信号に加算し、色キャリアブースト補正信号を生成する。ローパスフィルタ113は、複数ラインの色キャリア成分を含む映像信号から、常に同じ信号成分を有する平均輝度信号を算出する。信号変換回路115は、平均輝度信号に応じて色キャリアブースト補正信号と平均輝度信号との混合比を設定し、加算器123は前記混合比に基づいて、色キャリアブースト補正信号と平均輝度信号とを混合する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、カラー固体撮像素子に必要なビデオカメラの信号処理部において使用される色キャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置及び携帯用機器に関するものである。
固体撮像装置は、異なる分光特性を有する色フィルタが任意の配列で画素毎に配列されたカラー固体撮像素子を有している。このカラー固体撮像素子から出力されたアナログ映像信号は、デジタル映像信号に変換された後、色キャリアブースト補正回路に入力され、必要なカメラ信号処理が行われる。
従来の色キャリアブースト補正回路の一例を以下に説明する。例えば、特許文献1に記載されたキャリアブースト補正回路は、補色色差線順次方式と呼ばれる“Ye,Cy,Mg,G”4色の色フィルタを配列したカラー固体撮像素子を前提にしており、固体撮像素子から得られる色キャリア成分を含む映像出力信号も、
“Ye+Mg(=2R+G+B),Cy+G(=2G+B),Ye+Mg,Cy+G,…,
Ye+G(=R+2G),Cy+Mg(=R+G+2B),Ye+G,Cy+Mg,…”のような画素毎、かつライン毎に時分割の信号配列となっている。この場合、隣接する2画素の平均信号は、常に“2R+3G+2B”の信号成分を有する平均輝度信号になる。
“Ye+Mg(=2R+G+B),Cy+G(=2G+B),Ye+Mg,Cy+G,…,
Ye+G(=R+2G),Cy+Mg(=R+G+2B),Ye+G,Cy+Mg,…”のような画素毎、かつライン毎に時分割の信号配列となっている。この場合、隣接する2画素の平均信号は、常に“2R+3G+2B”の信号成分を有する平均輝度信号になる。
さらに、このキャリアブースト補正回路では、アナログ/デジタル変換直後の元信号にキャリアブースト補正を施しているので、画面内にキズ(画素欠陥)が存在する固体撮像素子に適用した場合には誤補正となる可能性が生じる。キャリアブースト補正後の映像信号より輪郭補正を施せば、元信号との信号帯域の違いから、輪郭強調の効果にも影響する場合も考えられる。
近年、色再現に優れた原色フィルタを用いた固体撮像素子が主流となっており、その代表的な色フィルタの配列が原色ベイヤー方式である。この方式は“R,G,B”3色の原色フィルタを用いて、“R,Gr,R,Gr,…,Gb,B,Gb,B,…”のような時分割の映像出力信号を固体撮像素子から得ている。“Gr”と“Gb”とは、同じ“G”の色フィルタより得られる信号であるが、隣接する画素の色フィルタが異なるため、実際には完全に一致した信号成分とならない。画素間において、混色と呼ばれる信号の混入が生じている場合が多く、その影響で著しく色再現が悪くなる。
特開平11−113011号公報
本発明は、画素間に生じる混色(信号混入)を補正し、S/N、及び色再現に優れた映像信号を得ることができる色キャリアブースト補正回路、前記色キャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置及び携帯用機器を提供することを目的とする。
この発明の一実施形態の色キャリアブースト補正回路は、固体撮像素子より得られる色キャリア成分を含む映像信号から前記色キャリア成分のみを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出した前記色キャリア成分の振幅を調整する調整手段と、前記固体撮像素子の同色画素における前記色キャリア成分を含む映像信号を平滑化する平滑化手段と、前記調整手段により振幅が調整された前記色キャリア成分を、前記平滑化手段により平滑化された前記映像信号に加算し、色キャリアブースト補正信号を得る加算手段と、前記固体撮像素子の複数ラインの色キャリア成分を含む映像信号から、常に同じ信号成分を有する平均輝度信号を算出する算出手段と、前記平均輝度信号に応じて前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号との混合比を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記混合比に基づいて、前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合する混合手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明の他の実施形態の固体撮像装置は、受光した光学像を光電変換して、色キャリア成分を含むアナログ映像信号を生成する固体撮像素子と、前記固体撮像素子により生成された前記アナログ映像信号を、前記色キャリア成分を含むデジタル映像信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、前記デジタル映像信号を隣接する複数ラインの同時信号として出力する複数個のラインメモリと、前記複数個のラインメモリから出力された前記複数ラインの同時信号から前記色キャリア成分のみを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出した前記色キャリア成分の振幅を調整する調整手段と、前記固体撮像素子の同色画素における前記色キャリア成分を含む映像信号を平滑化する平滑化手段と、前記調整手段により振幅が調整された前記色キャリア成分を、前記平滑化手段により平滑化された前記映像信号に加算し、色キャリアブースト補正信号を得る加算手段と、前記固体撮像素子における前記複数ラインの同時信号から、常に同じ信号成分を有する平均輝度信号を算出する算出手段と、前記平均輝度信号に応じて前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号との混合比を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記混合比に基づいて、前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合する混合手段と、前記混合手段により前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合した信号から色分離を行う色分離手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明の他の実施形態の携帯用機器は、受光した光学像を光電変換して、色キャリア成分を含むアナログ映像信号を生成する固体撮像素子と、前記固体撮像素子により生成された前記アナログ映像信号を、前記色キャリア成分を含むデジタル映像信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、前記デジタル映像信号を隣接する複数ラインの同時信号として出力する複数個のラインメモリと、前記複数個のラインメモリから出力された前記複数ラインの同時信号から前記色キャリア成分のみを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出した前記色キャリア成分の振幅を調整する調整手段と、前記固体撮像素子の同色画素における前記色キャリア成分を含む映像信号を平滑化する平滑化手段と、前記調整手段により振幅が調整された前記色キャリア成分を、前記平滑化手段により平滑化された前記映像信号に加算し、色キャリアブースト補正信号を得る加算手段と、前記固体撮像素子における前記複数ラインの同時信号から、常に同じ信号成分を有する平均輝度信号を算出する算出手段と、前記平均輝度信号に応じて前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号との混合比を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記混合比に基づいて、前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合する混合手段と、前記混合手段により前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合した信号から色分離を行う色分離手段と、前記複数個のラインメモリから出力された前記複数ラインの同時信号を用いて輪郭抽出を行い、輪郭を補正する輪郭補正信号を得る抽出手段と、前記色分離手段により色分離された信号と前記輪郭補正信号とからガンマ補正と輪郭加算を行い、標準映像信号を出力する後処理手段とを含む固体撮像装置と、前記後処理手段から出力された前記標準映像信号を記憶するフレームメモリと、前記フレームメモリに記憶された前記標準映像信号を表示する表示手段と、前記固体撮像装置、前記フレームメモリ、及び前記表示手段の動作を制御する制御回路とを具備することを特徴とする。
この発明によれば、画素間に生じる混色(信号混入)を補正し、S/N、及び色再現に優れた映像信号を得ることができる色キャリアブースト補正回路、前記色キャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置及び携帯用機器を提供することが可能である。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態の色キャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
まず、この発明の第1の実施形態の色キャリアブースト補正回路について説明する。
まず、この発明の第1の実施形態の色キャリアブースト補正回路について説明する。
図1は、第1の実施形態の色キャリアブースト補正回路の基本構成を示すブロック図である。
入力信号として、端子101,102,103から“IN_0H,IN_1H,IN_2H”なる3ライン分の映像信号がそれぞれ入力され、端子106から“CB_GAIN”なるキャリアブースト量を可変する設定信号(以下、キャリアブースト信号と記す)が入力される。また、出力信号として、端子126から“OUT_1H”なる1ライン分の映像信号が出力される。
先ず、端子102から入力された“IN_1H”なる映像信号は、色キャリア信号成分を分離抽出する水平方向のバンドパスフィルタ(H_BPF)104に入力される。バンドパスフィルタ104により分離抽出された色キャリア信号105は、端子106から入力された“CB_GAIN”なるキャリアブースト信号(第1の乗算係数)と、第1の乗算器107において乗算される。第1の乗算器107で乗算された補正用の色キャリア信号108は第1の加算器111に入力される。
端子102から入力された“IN_1H”なる映像信号は、同時に、同色画素平均を演算する水平方向のローパスフィルタ(H_LPF)109にも入力される。ローパスフィルタ109により平均・平滑化された映像信号110は、第1の加算器111に入力され、この第1の加算器111において、色キャリア信号108と映像信号110とが加算され、色キャリアブースト補正された映像信号112となる。
端子102から入力された“IN_1H”なる映像信号は、更に、端子101から入力された“IN_0H”なる映像信号、及び端子103から入力された“IN_2H”なる映像信号と共に、平均輝度信号114を得るための垂直方向のローパスフィルタ(V_LPF)113に入力される。
固体撮像素子の色フィルタ配列が原色ベイヤー方式である場合、仮に端子102より入力される映像信号“IN_1H”が、“R,Gr,R,Gr,…”の時、端子101より入力される映像信号“IN_0H”と、端子103より入力される映像信号“IN_2H”は共に“Gb,B,Gb,B,…”となる。逆に、端子102より入力される映像信号“IN_1H”が、“Gb,B,Gb,B,…”の時、端子101,103より入力される映像信号“IN_0H,IN_2H”は共に“R,Gr,R,Gr,…”となる。結果として、ローパスフィルタ113からは“R+Gr+Gb+B”の信号成分を有する平均輝度信号114が、常に出力される。
平均輝度信号114は、信号変換回路115に入力され、第2の乗算係数116となる。第2の乗算係数116は、第2の乗算器117に入力される。第2の乗算器117は、第1の加算器111より出力された、色キャリアブースト補正された映像信号112と第2の乗算係数116とを乗算する。
また、第2の乗算係数116は、インバータ119で反転されて第3の乗算係数120となり、第3の乗算器121に入力される。第3の乗算器121は、第3の乗算係数120と平均輝度信号114とを乗算する。仮に、第2の乗算係数116が“255”であった場合、反転された第3の乗算係数120は“0”となる。第2の乗算係数116が“254”であった場合には第3の乗算係数120は“1”であり、第2の乗算係数116が“253”であった場合には第3の乗算係数120は“2”である。第2,第3の乗算係数はこのように推移し、第2の乗算係数116と第3の乗算係数120との合計は常に“255”となる。これにより、第2の乗算器117で乗算された色キャリア成分を含む映像信号118と、第3の乗算器121で乗算された平均輝度信号122とは、加算した時に常に一定の輝度エネルギーを有する信号となる。
第2の加算器123において、色キャリア成分を含む映像信号118と平均輝度信号122とが加算され、色キャリアブースト補正が施された映像信号124となり、クリップ回路125に入力される。クリップ回路125は、計算上で生じる過大レベルを切捨てるもので、後段の処理方式により削除することも可能である。そして、色キャリアブースト補正が施された“OUT_1H”なる映像信号が、端子126より出力される。
図2は、図1におけるバンドパスフィルタ104、ローパスフィルタ109、ローパスフィルタ113の具体的な回路の一例である。
これらフィルタは、シフトレジスタ131と加算器132との組合せで構成されている。そして、これらフィルタより“1,−2,2,−2,1”なるタップ係数を有する色キャリア信号105が得られ、“1,0,2,0,1”なるタップ係数を有する同色画素間で平均・平滑化された映像信号110が得られる。さらに、水平・垂直方向に平均化された“1,2,1/2,4,2/1,2,1”なる平均輝度信号114が得られる。
図3は、図1における信号変換回路115の入出力特性を示す図である。横軸に入力となる平均輝度信号114をとり、縦軸に出力となる第2の乗算係数116をとった場合の特性例を示している。
低輝度(0[%]前後)では乗算係数116が最小値“0”となり、中輝度(50[%]前後)では最大値“255”となり、高輝度(100[%]以上)では中間値“128”となっている。この特性により、低輝度部分では色キャリアブーストされない平均輝度信号となり、中輝度部分では色キャリアブーストされた映像信号となり、高輝度部分では1:1に混合された映像信号となる。
前記構成を有する色キャリアブースト補正回路によれば、画面内の暗部(低輝度部分)、及び明部(高輝度部分)の色キャリア成分を抑制しつつ、中輝度部分の色キャリア成分を増幅した色キャリアブースト信号が得られる。これにより、画素間に生じる混色(信号混入)を補正でき、S/N、及び色再現に優れた映像信号を得ることができる。また、クリップ回路125を備えているため、過大な色キャリア成分によって生じる過大出力信号を除去でき、以降の信号処理におけるビット数を削減できる。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態のキャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。
次に、この発明の第2の実施形態のキャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。
図4は、第2の実施形態のキャリアブースト補正回路の基本構成を示すブロック図である。この第2の実施形態では、図1に示した前記第1の実施形態に対して、小振幅の色キャリア成分を抑圧するノイズキャンセル回路206と、アナログ映像信号の利得を自動調整するアナログ利得調整回路が動作しているとき、色キャリアブースト量を自動的に抑える第2の信号変換回路209とが追加され、クリップ回路125が削除されている。
端子202から入力された “IN_1H”なる映像信号は、色キャリア信号成分を分離抽出する水平方向のバンドパスフィルタ(H_BPF)204に入力される。バンドパスフィルタ204により分離抽出された色キャリア信号205は、小振幅成分を抑圧するノイズキャンセル回路206に入力され、小振幅成分が圧縮された色キャリア信号207となる。
端子208から入力される“AGC”なる信号(可変利得値)は、アナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する前のアナログ利得を決定しているもので、一般に低照度時に利得を増やして感度を上げる働きを有する。しかし、高利得を得ても映像信号のS/Nは悪化し、結果として色ノイズが増える。この状態で色キャリアブースト補正を行えば、誤補正によって色ノイズを目立たせることになる。
そこで、端子208から入力される“AGC”なる信号を第2の信号変換回路209に入力し、高利得時には小さく、低利得時には大きくなるような、第1の乗算係数210を発生させる。色キャリア信号207と第1の乗算係数210は、第1の乗算器211において乗算され、補正用の色キャリア信号212となる。
端子202から入力される“IN_1H”なる映像信号は、同時に、同色画素平均を演算する水平方向のローパスフィルタ(H_LPF)213にも入力される。ローパスフィルタ213により平均・平滑化された映像信号214が、第1の加算器215に入力され、補正用の色キャリア信号212と加算されて、色キャリアブースト補正された映像信号216となる。
端子202から入力された“IN_1H”なる映像信号は、更に、端子201から入力された“IN_0H”なる映像信号、及び端子203から入力された“IN_2H”なる映像信号と共に、平均輝度信号218を得るための垂直方向のローパスフィルタ(V_LPF)217に入力される。
平均輝度信号218は、第1の信号変換回路219に入力され、第2の乗算係数220となる。第2の乗算係数220と色キャリアブースト補正された映像信号216は、第2の乗算器221に入力され、乗算されて、色キャリア成分を含む映像信号222となる。同時に、第2の乗算係数220は、インバータ223を通り第3の乗算係数224となり、第3の乗算器225に入力される。この第3の乗算係数224と平均輝度信号218は、第3の乗算器225により乗算され、平均輝度信号226となる。
第2の乗算器221で乗算された色キャリア成分を含む映像信号222と、第3の乗算器225で乗算された平均輝度信号226とが、第2の加算器227で加算され、色キャリアブースト補正された“OUT_1H”なる映像信号が、端子228より出力される。
図5は、図4におけるノイズキャンセル回路206の代表的な入出力特性を示す図である。横軸が入力であり、縦軸が出力である。この図に示す入出力特性により、入力された映像信号の小振幅成分が“0”に抑圧されているのがわかる。
図6は、図4における第2の信号変換回路209の代表的な入出力特性を示す図である。横軸に“AGC”なる信号をとり、縦軸に出力となる第1の乗算係数210をとった場合の特性例を示している。“AGC”なる信号が高利得時には小さく、低利得時には大きくなるような第1の乗算係数210を発生する。
前記構成を有する色キャリアブースト補正回路によれば、バンドパスフィルタ204の後段にノイズキャンセル回路206を接続することにより、分離抽出した色キャリア成分の微小ノイズを抑圧でき、S/Nの高い色キャリアブースト信号を得ることができる。また、アナログ映像信号の利得を自動調整するアナログ利得調整回路が動作しているときはS/Nが悪いが、この動作時に色キャリア成分のブースト量を抑えることが可能となり、色ノイズを目立たなくできる。
[第3の実施形態]
次に、この発明の第3の実施形態の色キャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。
次に、この発明の第3の実施形態の色キャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。
図7は、第3の実施形態の色キャリアブースト補正回路を備えた固体撮像装置の構成を示すブロック図である。
レンズ301を通った光学像は受光部302で光電変換され増幅されて、アナログ映像信号となる。このアナログ映像信号は、アナログ/デジタル変換器(以下、A/D変換器と記す)303に入力され、アナログ映像信号からデジタル映像信号に変換される。A/D変換器303にてデジタル化された映像信号は、前処理部304に入力され信号処理される。前処理部304においては、レンズシェーディング補正、ホワイトバランス調整、キズ(画素欠陥)補正などが行われる。
前処理部304で処理された映像信号306(0H)は、第1のラインメモリ307に入力され、1H分遅延された映像信号308(1H)となる。映像信号308(1H)は、第2のラインメモリ309に入力され、更に1H分遅延された映像信号310(2H)となる。映像信号310(2H)は、第3のラインメモリ311に入力され、更に1H分遅延された映像信号312(3H)となる。さらに、映像信号312(3H)は、第4のラインメモリ313に入力され、更に1H分遅延された映像信号314(4H)となる。
このようにして得られた映像信号306、308、310、312、314の5ライン分の映像信号のうち、隣接する3ラインの映像信号が各々、3個の色キャリアブースト補正回路320、322、324に入力される。すなわち、映像信号306、308、310が第1の色キャリアブースト補正回路320へ入力され、映像信号308、310、312が第2の色キャリアブースト補正回路322へ入力され、さらに映像信号310、312、314が第3の色キャリアブースト補正回路324へ入力される。色キャリアブースト補正回路320,322,324は、各々独立した、図1または図4に示した色キャリアブースト補正回路を含んでいる。
その後、第1の色キャリアブースト補正回路320から出力される“OUT_1H”なる映像信号321と、第2の色キャリアブースト補正回路322から出力される“OUT_2H”なる映像信号323と、第3の色キャリアブースト補正回路324から出力される“OUT_3H”なる映像信号325とが、次の色分離(同時化)回路326に入力され、RGB同時信号となる。
一方、映像信号308(1H)、310(2H)、312(3H)は、色キャリアブースト補正とは独立した、水平輪郭強調回路327へ入力され、水平輪郭補正信号328となる。同様に、映像信号306(0H)、310(2H)、314(4H)が、垂直輪郭強調回路329へ入力され、垂直輪郭補正信号330となる。さらに、先のRGB同時信号、水平輪郭補正信号328、及び垂直輪郭補正信号330が後処理部331に入力され信号処理される。後処理部331においては、色補正、ガンマ補正(γ補正)、RGB→YUV変換、及び輪郭加算などが行われ、標準映像信号332となり端子333より出力される。
図8は水平輪郭強調回路327の具体的な回路の一例であり、図9は垂直輪郭強調回路329の具体的な回路の一例である。これら水平輪郭強調回路327は、シフトレジスタ341、加算器342、及びインバータ343の組合せで構成され、垂直輪郭強調回路329は、加算器342とインバータ343の組合せで構成されている。
前記構成を有する固体撮像装置では、画面内の暗部(低輝度部分)、及び明部(高輝度部分)の色キャリア成分を抑制しつつ、中輝度部分の色キャリア成分を増幅した色キャリアブースト信号が得られる。また、クリップ回路を備えているため、過大な色キャリア成分によって生じる過大出力信号を除去でき、以降の信号処理におけるビット数を削減できる。また、バンドパスフィルタ204の後段にノイズキャンセル回路206を接続することにより、分離抽出した色キャリア成分の微小ノイズを抑圧でき、S/Nの高い色キャリアブースト信号を得ることができる。さらに、アナログ映像信号の利得を自動調整するアナログ利得調整回路が動作しているときはS/Nが悪いが、この動作時に色キャリア成分のブースト量を抑えることが可能となり、色ノイズを目立たなくできる。したがって、色再現と色S/Nに優れた標準映像信号を生成することができる。
なお、この実施形態では、水平輪郭強調回路327及び垂直輪郭強調回路329を、前処理部304、ラインメモリ308、310、312、314の後段に配置し、色キャリアブースト補正を行う前の信号を用いて、水平輪郭補正信号328及び垂直輪郭補正信号330を求めている。これにより、水平輪郭補正信号328及び垂直輪郭補正信号330を、精度良く求めることができる。仮に、色キャリアブースト補正回路320、322、324の後段に水平輪郭強調回路327及び垂直輪郭強調回路329を配置した場合、精度良い水平輪郭補正信号328及び垂直輪郭補正信号330を得ることはできない。色キャリアブースト補正回路は垂直方向に異なる3つの水平ラインのデータを使用して映像信号を作成しているため、この映像信号は垂直方向にぼやけた信号となってしまう。このため、色キャリアブースト補正を行った後の信号を用いると、精度良い水平輪郭補正信号328及び垂直輪郭補正信号330を求めることができないからである。
[第4の実施形態]
次に、この発明の第4の実施形態の色キャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。
次に、この発明の第4の実施形態の色キャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。
図10は、第4の実施形態の色キャリアブースト補正回路を備えた固体撮像装置の構成を示すブロック図である。図7に示した前記第3の実施形態との違いは、プリγ補正(高輝度振幅圧縮“DRC”)を行うDRC回路305が追加され、第1〜第4のラインメモリ307、309、311、313のビット数を削減し規模縮小を図ると共に、色キャリアブースト補正回路320、322、324へ与える映像信号に対してのみ、逆γ補正(高輝度振幅伸長“DRE”)を行う回路315、316、317、318、319を挿入し、元の(リニアな)映像信号に戻してから色キャリアブースト補正を行っている点である。プリγ補正は映像信号の振幅を非線形特性で圧縮する補正であり、逆γ補正は映像信号の振幅を前記非線形特性と逆特性で伸長する補正である。
図10に示すように、前処理部304と第1のラインメモリ307との間にDRC回路305を配置している。また、DRC回路305と色キャリアブースト補正回路320との間にDRE回路315を配置し、第1のラインメモリ307と色キャリアブースト補正回路320、322との間にDRE回路316を配置している。第2のラインメモリ309と色キャリアブースト補正回路322、320との間にDRE回路317を、第3のラインメモリ311と色キャリアブースト補正回路324、322との間にDRE回路318を、さらに第4のラインメモリ313と色キャリアブースト補正回路324との間にDRE回路319を、それぞれ配置している。
この実施形態では、プリγ補正を行うDRC回路305と、逆γ補正を行うDRE回路315,316,317、318、319とによって映像信号の量子化精度は落ちるが、色キャリアブースト補正回路320、322、324において量子化精度が復元される。このため、以降の色分離回路326〜後処理部331には悪影響が少ない。さらに、プリγ補正を行うDRC回路305による処理後の映像信号から輪郭補正信号の抽出が行えるので、輪郭強調のための処理が行い易いという利点もある。
前記構成を有する固体撮像装置によれば、最小限のビット数のラインメモリを準備すればよいため、回路規模を小さくすることができる。その他の構成及び効果は、前記第3の実施形態と同様である。
[第5の実施形態]
次に、この発明の第5の実施形態のキャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。
次に、この発明の第5の実施形態のキャリアブースト補正回路を含む固体撮像装置について説明する。
図11は、第5の実施形態の色キャリアブースト補正回路を備えた固体撮像装置の構成示すブロック図である。この第5の実施形態は、図10に示した前記第4の実施形態において、プリγ補正を行うDRC回路305の直後に配置した、逆γ補正を施すDRE回路315を削減したものである。
図11に示すように、DRC回路305と色キャリアブースト補正回路320との間に配置されたDRE回路315を削除し、前処理部304で処理された映像信号(0H)を色キャリアブースト補正回路320に直接入力したものである。その他の構成及び動作は、前記第4の実施形態と同様である。
前記構成を有する固体撮像装置によれば、前記第4の実施形態よりも回路規模を小さく、かつ低価格で実現することができる。その他の構成及び効果は、前記第3の実施形態と同様である。
次に、前記第3〜第5の実施形態の固体撮像装置を搭載した携帯用機器について説明する。
図12は、前記実施形態の固体撮像装置を含む携帯用機器の構成を示すブロック図である。図12に示すように、固体撮像装置11により撮像された映像信号はフレームメモリ12に入力され記憶される。このフレームメモリ12に記憶された映像信号は、LCDなどの表示器13へ出力され、表示器13により表示される。制御回路14は、固体撮像装置11、フレームメモリ12、及び表示器13の動作を制御する。さらに、フレームメモリ12に記憶された映像信号は、制御回路14によりメモリカード15に記録される。
本発明の実施形態によれば、原色ベイヤー配列の固体撮像素子においても、垂直方向の複数ラインの映像信号から、常に“R+Gr+Gb+B”の信号成分を有する平均輝度信号を得ることができる。また、前処理部においてキズ補正を施した後の映像信号に対して、キャリアブースト補正を施すことが可能となり誤補正からも回避できる。また、輪郭補正用の信号経路からキャリアブースト補正を外すことで、輪郭強調の効果にも影響しない信号処理部を構成できる。さらに、キャリアブースト補正により、画素間における信号の混入を相殺でき、色再現を向上させることができる。さらに、キャリアブースト補正回路から出力される出力信号における量子化精度を元信号に比べて増大できるので、後処理部においてS/Nに優れた色分離(同時化)処理も可能になる。
また、前述した各実施形態はそれぞれ、単独で実施できるばかりでなく、適宜組み合わせて実施することも可能である。さらに、前述した各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、各実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することも可能である。
101,102,103…端子、104…バンドパスフィルタ(H_BPF)、105…色キャリア信号、106…端子、107…第1の乗算器、108…色キャリア信号、109…ローパスフィルタ(H_LPF)、110…映像信号、111…第1の加算器、112…映像信号、113…ローパスフィルタ(V_LPF)、114…平均輝度信号、115…信号変換回路、116…第2の乗算係数、117…第2の乗算器、118…映像信号、119…インバータ、120…第3の乗算係数、121…第3の乗算器、122…平均輝度信号、123…第2の加算器、124…映像信号、125…クリップ回路、126…端子、131…シフトレジスタ、132…加算器、201,202,203…端子、204…バンドパスフィルタ(H_BPF)、205…色キャリア信号、206…ノイズキャンセル回路、207…色キャリア信号、208…端子、209…第2の信号変換回路、210…第1の乗算係数、211…第1の乗算器、212…色キャリア信号、213…ローパスフィルタ(H_LPF)、214…映像信号、215…第1の加算器、216…映像信号、217…ローパスフィルタ(V_LPF)、218…平均輝度信号、219…第1の信号変換回路、220…第2の乗算係数、221…第2の乗算器、222…映像信号、223…インバータ、224…第3の乗算係数、225…第3の乗算器、226…平均輝度信号、227…第2の加算器、228…端子。
Claims (5)
- 固体撮像素子より得られる色キャリア成分を含む映像信号から前記色キャリア成分のみを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出した前記色キャリア成分の振幅を調整する調整手段と、
前記固体撮像素子の同色画素における前記色キャリア成分を含む映像信号を平滑化する平滑化手段と、
前記調整手段により振幅が調整された前記色キャリア成分を、前記平滑化手段により平滑化された前記映像信号に加算し、色キャリアブースト補正信号を得る加算手段と、
前記固体撮像素子の複数ラインの色キャリア成分を含む映像信号から、常に同じ信号成分を有する平均輝度信号を算出する算出手段と、
前記平均輝度信号に応じて前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号との混合比を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記混合比に基づいて、前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合する混合手段と、
を具備することを特徴とする色キャリアブースト補正回路。 - 受光した光学像を光電変換して、色キャリア成分を含むアナログ映像信号を生成する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子により生成された前記アナログ映像信号を、前記色キャリア成分を含むデジタル映像信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
前記デジタル映像信号を隣接する複数ラインの同時信号として出力する複数個のラインメモリと、
前記複数個のラインメモリから出力された前記複数ラインの同時信号から前記色キャリア成分のみを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出した前記色キャリア成分の振幅を調整する調整手段と、
前記固体撮像素子の同色画素における前記色キャリア成分を含む映像信号を平滑化する平滑化手段と、
前記調整手段により振幅が調整された前記色キャリア成分を、前記平滑化手段により平滑化された前記映像信号に加算し、色キャリアブースト補正信号を得る加算手段と、
前記固体撮像素子における前記複数ラインの同時信号から、常に同じ信号成分を有する平均輝度信号を算出する算出手段と、
前記平均輝度信号に応じて前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号との混合比を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記混合比に基づいて、前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合する混合手段と、
前記混合手段により前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合した信号から色分離を行う色分離手段と、
を具備することを特徴とする固体撮像装置。 - 前記アナログ/デジタル変換手段により変換された前記デジタル映像信号にホワイトバランス調整と画素欠陥補正を施し、前記複数個のラインメモリへ供給する前処理手段と、
前記複数個のラインメモリから出力された前記複数ラインの同時信号を用いて輪郭抽出を行い、輪郭を補正する輪郭補正信号を得る抽出手段と、
前記色分離手段により色分離された信号と前記輪郭補正信号とからガンマ補正と輪郭加算を行う後処理手段と、
をさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。 - 前記前処理手段と前記複数個のラインメモリとの間に配置され、前記前処理手段から出力された前記デジタル映像信号に非線形振幅圧縮を施して前記複数個のラインメモリへ供給する圧縮手段と、
前記複数個のラインメモリと前記抽出手段との間に配置され、前記複数個のラインメモリから出力された前記複数ラインの同時信号に、前記非線形振幅圧縮と逆特性の非線形振幅伸長を施して前記抽出手段へ供給する伸長手段と、
を具備することを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。 - 受光した光学像を光電変換して、色キャリア成分を含むアナログ映像信号を生成する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子により生成された前記アナログ映像信号を、前記色キャリア成分を含むデジタル映像信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
前記デジタル映像信号を隣接する複数ラインの同時信号として出力する複数個のラインメモリと、
前記複数個のラインメモリから出力された前記複数ラインの同時信号から前記色キャリア成分のみを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出した前記色キャリア成分の振幅を調整する調整手段と、
前記固体撮像素子の同色画素における前記色キャリア成分を含む映像信号を平滑化する平滑化手段と、
前記調整手段により振幅が調整された前記色キャリア成分を、前記平滑化手段により平滑化された前記映像信号に加算し、色キャリアブースト補正信号を得る加算手段と、
前記固体撮像素子における前記複数ラインの同時信号から、常に同じ信号成分を有する平均輝度信号を算出する算出手段と、
前記平均輝度信号に応じて前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号との混合比を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記混合比に基づいて、前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合する混合手段と、
前記混合手段により前記色キャリアブースト補正信号と前記平均輝度信号とを混合した信号から色分離を行う色分離手段と、
前記複数個のラインメモリから出力された前記複数ラインの同時信号を用いて輪郭抽出を行い、輪郭を補正する輪郭補正信号を得る抽出手段と、
前記色分離手段により色分離された信号と前記輪郭補正信号とからガンマ補正と輪郭加算を行い、標準映像信号を出力する後処理手段と、
を含む固体撮像装置と、
前記後処理手段から出力された前記標準映像信号を記憶するフレームメモリと、
前記フレームメモリに記憶された前記標準映像信号を表示する表示手段と、
前記固体撮像装置、前記フレームメモリ、及び前記表示手段の動作を制御する制御回路と、
を具備することを特徴とする携帯用機器。
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JP2004106251A JP2005295144A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 色キャリアブースト補正回路、固体撮像装置及び携帯用機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004106251A JP2005295144A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 色キャリアブースト補正回路、固体撮像装置及び携帯用機器 |
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JP2004106251A Pending JP2005295144A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 色キャリアブースト補正回路、固体撮像装置及び携帯用機器 |
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2004
- 2004-03-31 JP JP2004106251A patent/JP2005295144A/ja active Pending
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