JP2005293947A - 片口放電灯の製造方法と該方法に供される封体並びに該方法で形成された片口放電灯 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
(a)発光部(3)を形成すると共に発光部(3)の基部にてその内面間に間隙(H)が形成される状態で該発光部(3)の連続部分(R)が扁平状に形成された封体(10)を形成する工程、
(b)マウント(M)を該発光部(3)内に配設し、電極(1)(2)の給電部(4)(5)を封体(10)内に仮止めする工程、
(c)扁平連続部分(R)の一部の封止により給電部(4)(5)を一次封止部(6)(7)に封止し且つ発光部(3)に連通する充填物供給通孔(8)を形成する工程、
(d)充填物供給通孔(8)から発光部(3)内に必要充填物(11)を充填する工程、
(e) 填物供給通孔(8)の少なくとも一部を閉塞する工程、
とで構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図11
Description
(a) 頂点が半球状に形成され、他端が開口している封体を用い、半球状の頂点に排気管を接続し、
(b) 一対の電極が並設されている電極マウントを封体内に挿入し、前記一対の電極を半球状の頂点部分内に配置し、電極マウントの給電部を封体内に弾接させて電極マウントを封体内に仮止めし、
(c) アルゴンガス等の不活性ガスを流しつつ半球状の頂点部分を中空の回転楕円体状に形成して、この部分を一対の電極が並設された状態の発光部とすると共に発光部の基部側部分を封止し、電極マウントの給電部を構成する金属箔をこの封止部に埋設し、
(d) 前記排気管を利用して必要充填物(水銀や沃化物)を封入し、発光部内にキセノンガスを封入した後、排気管の根本を封切するという方法が一般的に用いられていた。
(a) 一端閉塞、他端開放の管状封体に一対の電極が並設された電極マウントを挿入し、発光部となる閉塞端に一対の電極を並設・配置して、電極マウントの給電部に取り付けられている仮止め部材を封体内に弾接させて仮止めし、
(b) 前記発光部となる閉塞端内に水銀や沃化物等の必要充填物を充填し、
(c) 発光部を液体窒素などで冷却しつつ封止部分となる発光部の基部側全体を強熱・軟化させ、
(d) 前記発光部が回転楕円状となるように形成すると共に発光部に隣接する封止部内に給電部の一部を構成する金属箔を埋設するというものである。
(a) ガラス管(10a)を加工して、ガラス管(10a)の先端に発光部(3)となる空間部(3a)を形成すると共に該空間部(3a)の基部側にてその内面間に間隙(H)が形成される状態で該空間部(3a)の連続部分(R)が扁平状に形成された封体(10)を形成する工程、
(b) 並設されている一対の電極(1)(2)並びにこれらに接続された給電部(4)(5)とで構成されたマウント(M)を封体(10)内に挿入し、前記一対の電極(1)(2)を該空間部(3a)内に配設し、電極(1)(2)に接続された給電部(4)(5)にて前記封体(10)内に前記マウント(M)を仮止めする工程、
(c) 前記扁平連続部分(R)を加熱した後、扁平連続部分(R)の一部を封止して前記給電部(4)(5)を一次封止部内に封止すると共に1次封止部(6)(7)に沿って該空間部(3a)に連通する充填物供給通孔(8)を形成する工程、
(d) 充填物供給通孔(8)から該空間部(3a)内に必要充填物(11)を充填する工程、
(e) 充填物供給通孔(8)の少なくとも一部を閉塞する工程、
とで構成されていることを特徴とする。
(a) ガラス管(10a)を加工して、ガラス管(10a)の先端に発光部(3)となる空間部(3a)を形成すると共に該空間部(3a)の基部側にてその内面間に間隙(H)が形成される状態で該空間部(3a)の連続部分(R)が扁平状に形成された封体(10)を形成する工程、
(b-1) 並設されている一対の電極(1)(2)並びにこれらに接続された給電部(4)(5)とで構成されたマウント(M)を封体(10)内に挿入し、前記一対の電極(1)(2)を該空間部(3a)内に配設し、電極(1)(2)に接続された給電部(4)(5)にて前記封体(10)内に前記マウント(M)を仮止めする工程と、
(b-2) 該空間部(3a)に必要充填物(11)を充填する工程、
(c) 該空間部(3a)を冷却しつつ該扁平連続部分(R)を加熱・閉塞して発光部(3)を形成する工程、
とで構成されていることを特徴とする。
(a) ガラス管(10a)を加工して、ガラス管(10a)の先端に発光部(3)となる空間部(3a)を形成すると共に該空間部(3a)の基部側にてその内面間に間隙(H)が形成される状態で該空間部(3a)の連続部分(R)が扁平状に形成された封体(10)を形成する工程、
(b) 並設されている一対の電極(1)(2)並びにこれらに接続された給電部(4)(5)とで構成されたマウント(M)を封体(10)内に挿入し、前記一対の電極(1)(2)を該空間部(3a)内に配設し、電極(1)(2)に接続された給電部(4)(5)にて前記封体(10)内に前記マウント(M)を仮止めする工程、
(c) 前記扁平連続部分(R)を加熱した後、扁平連続部分(R)の一部を封止して前記給電部(4)(5)を一次封止部(6)(7)内に封止すると共に1次封止部(6)(7)に沿って該空間部(3a)に連通する充填物供給通孔(8)を形成する工程、
(d) 充填物供給通孔(8)から発光部内に必要充填物(11)を充填する工程、
(e) 空間部(3a)の反対側に位置する封体(10)の根元(10b)を封切する工程、
(f) 充填物供給通孔(8)の少なくとも一部を閉塞する工程、
とで構成されていることを特徴とする。
(a) ガラス管(10a)を加工して、ガラス管(10a)の先端に発光部(3)となる空間部(3a)を形成すると共に該空間部(3a)の基部側にてその内面間に間隙(H)が形成される状態で該空間部(3a)の連続部分(R)が扁平状に形成された封体(10)を形成する工程、
(b-1) 並設されている一対の電極(1)(2)並びにこれらに接続された給電部(4)(5)とで構成されたマウント(M)を封体(10)内に挿入し、前記一対の電極(1)(2)を該空間部(3a)内に配設し、電極(1)(2)に接続された給電部(4)(5)にて前記封体(10)内に前記マウント(M)を仮止めする工程と、
(b-2) 該空間部(3a)に必要充填物(11)を充填する工程、
(c) 該空間部(3a)の反対側に位置する封体(10)の根元(10b)を封切する工程、
(d) 該空間部(3a)を冷却しつつ該扁平連続部分(R)を加熱・閉塞する工程、
とで構成されていることを特徴とする。
(3) 発光部
(3a) 空間部
(4)(5) 給電部
(6)(7) 1次封止部
(8) 充填物供給通孔
(9) 2次封止部
(10) 封体
(R) 扁平状連続部分
(H) 間隙
Claims (8)
- (a) ガラス管を加工して、ガラス管の先端に発光部となる空間部を形成すると共に該空間部の基部側にてその内面間に間隙が形成される状態で該空間部の連続部分が扁平状に形成された封体を形成する工程、
(b) 並設されている一対の電極とこれらに連続した給電部とで構成されたマウントを封体内に挿入し、前記一対の電極を該空間部内に配設し、電極に接続された給電部にて前記封体内に前記マウントを仮止めする工程、
(c) 前記扁平連続部分を加熱した後、扁平連続部分の一部を封止して前記給電部を一次封止部内に封止すると共に1次封止部に沿って該空間部に連通する充填物供給通孔を形成する工程、
(d) 充填物供給通孔から該空間部内に必要充填物を充填する工程、
(e) 充填物供給通孔の少なくとも一部を閉塞する二次封止工程、
とで構成されている片口放電灯の製造方法。 - (a) ガラス管を加工して、ガラス管の先端に発光部となる空間部を形成すると共に該空間部の基部側にてその内面間に間隙が形成される状態で該空間部の連続部分が扁平状に形成された封体を形成する工程、
(b-1) 並設されている一対の電極とこれらに連続した給電部とで構成されたマウントを封体内に挿入し、前記一対の電極を該空間部内に配設し、電極に接続された給電部にて前記封体内に前記マウントを仮止めする工程と、
(b-2) 該空間部に必要充填物を充填する工程、
(c) 該空間部を冷却しつつ該扁平連続部分を加熱・閉塞して発光部を形成する工程、
とで構成されている片口放電灯の製造方法。 - (a) ガラス管を加工して、ガラス管の先端に発光部となる空間部を形成すると共に該空間部の基部側にてその内面間に間隙が形成される状態で該空間部の連続部分が扁平状に形成された封体を形成する工程、
(b) 並設されている一対の電極とこれらに連続した給電部とで構成されたマウントを封体内に挿入し、前記一対の電極を該空間部内に配設し、電極に接続された給電部にて前記封体内に前記マウントを仮止めする工程、
(c) 前記扁平連続部分を加熱した後、扁平連続部分の一部を封止して前記給電部を一次封止部内に封止すると共に1次封止部に沿って該空間部に連通する充填物供給通孔を形成する工程、
(d) 充填物供給通孔から該空間部内に必要充填物を充填する工程、
(e) 該空間部の反対側に位置する封体の根元を封切する工程、
(f) 充填物供給通孔の少なくとも一部を閉塞する二次封止工程、
とで構成されている片口放電灯の製造方法。 - (a) ガラス管を加工して、ガラス管の先端に発光部となる空間部を形成すると共に該空間部の基部側にてその内面間に間隙が形成される状態で該空間部の連続部分が扁平状に形成された封体を形成する工程、
(b-1) 並設されている一対の電極とこれらに連続した給電部とで構成されたマウントを封体内に挿入し、前記一対の電極を該空間部内に配設し、電極に接続された給電部にて前記封体内に前記マウントを仮止めする工程と、
(b-2) 該空間部に必要充填物を充填する工程、
(c) 該空間部の反対側に位置する封体の根元を封切する工程、
(d) 該空間部を冷却しつつ該扁平連続部分を加熱・閉塞する工程、
とで構成されている片口放電灯の製造方法。 - 封体内に電極を仮止めした後、前記電極に連なる給電部の電極基部に一致する扁平連続部分の一致部分を加熱して給電部の電極基部を扁平連続部分の一致部分内に埋設・仮固定する工程を更に追加することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の片口放電灯の製造方法。
- 2次封止において、2次封止部が発光部の曲率と一致して形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の片口放電灯の製造方法。
- ガラス管の先端に発光部となる空間部が形成され、該空間部の基部側にてその内面間に間隙が形成される状態で該空間部の連続部分が扁平状に形成されていることを特徴とする封体。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の方法よって形成されたことを特徴とする片口放電灯。
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JPH02186530A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-07-20 | Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh | ランプ管体の製造法 |
JPH06140001A (ja) * | 1992-10-05 | 1994-05-20 | Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh | 高圧放電ランプおよびその製造方法 |
JPH07192696A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-28 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 管球、点灯装置および照明器具 |
JP2002298738A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-10-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発光管の製造方法及び放電ランプ |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004105146A patent/JP4555591B2/ja not_active Expired - Fee Related
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