JP2005293938A - 車両用前照灯冷却装置 - Google Patents

車両用前照灯冷却装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両走行時には点灯制御回路3を冷却するための電動ファン9の消費電力を抑える。
【解決手段】 リフレクタ5およびランプハウジング2に囲まれ且つ点灯制御回路3を収容する空間Kと、空間Kに車両走行風を導入する走行風導入ダクト11と、電動ファン9が駆動された時に発生するファン負圧を空間Kに導入するファン負圧導入ダクト12とを設け、空間K内に空気が流れる経路Pを形成した。
これにより、車両走行時には電動ファン9を駆動させることなく走行風導入ダクト11から車両走行風を効率良く空間Kに導いて点灯制御回路3を冷却したうえファン負圧導入ダクト12から排出する。これで電動ファン9の消費電力を抑え抑えて省エネルギーを図りながら、点灯制御回路3の冷却を行うことができる。また電動ファン9を駆動する時には、ファン負圧をファン負圧導入ダクト12から空間Kに導入することで、同様の冷却が可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用前照灯冷却装置に関するものであり、発熱部を有する前照灯を持つ車両に適用して有効である。
近年、車両用前照灯として放電灯が用いられている。放電灯は放電灯バルブ(発光体)内にキセノンガス等を封入し、一対の電極間に放電現象を起こして発光させるアーク放電型ランプであり、発光色が太陽光に近い白色で、且つ従来のハロゲンランプに比べ約70%の省電力で2倍以上の光量を得ることが可能である。従って前照灯に使用することで、視認性の向上が期待できる。
放電灯は、一般に、点灯始動時に数kVから数十kVの高電圧を発生させ、この電圧を放電灯に印加することにより、瞬時に放電を開始させて点灯させ、始動後は、35W程度の電力を印加して点灯を維持する。従って、放電灯を点灯させるためには、専用の点灯制御回路が必要となる。点灯制御回路は、大きくは、バッテリからの直流を昇圧するコンバータ部と、直流を交流に変換するインバータ部と、数十kVの高電圧を発生するイグナイタ部とから構成されている。
近年の放電灯を用いた車両用前照灯は、点灯制御回路もしくはその一部は小型化してランプハウジング内部、例えばリフレクタの背面に固定して収容され、且つ点灯制御回路に電気コネクタを内蔵して、このコネクタを介して放電灯バルブと点灯制御回路とを直接接続している。そのため、点灯制御回路は放電灯バルブの直近に配置されている。放電灯バルブは点灯時高温になる。一般に、ランプハウジングは、ランプハウジング内外の圧力差をなくすための通気孔が設けられている。
しかし、この通気孔の大きさは、水分や異物の侵入防止のため必要最小に設定され、ランプハウジング内を通過する空気流はほとんど発生しない。そのため、ランプハウジング内温度は高くなる。すなわち、点灯制御回路もしくはその一部の周囲温度が高くなると共に、点灯制御回路もしくはその一部は、放電灯バルブから直接熱伝導あるいは熱輻射を受けて、点灯制御回路もしくはその一部の温度が高温になる。これによって、点灯制御回路もしくはその一部に内蔵される電子素子に過大な熱負荷がかかることが懸念される。
この対策ともなる従来技術として、本出願人は先に特許文献1および特許文献2に開示されるものを出願している。特許文献1は、電動機駆動の送風機を換気手段として点灯制御回路部に強制的に外気を流すようにしたものである。また、特許文献2は、車両用の前照灯システムとして、熱交換器に空気を送風する送風機を有し、上記点灯制御回路にあたる前照灯制御手段はその送風機から送風される空気によって強制空冷されるようにしたものである。
特開2002−124123号公報 特開2002−12079号公報
しかしながら、上記した従来技術では、いずれも前照灯制御回路部の冷却を行うために、車両走行時にも送風機を稼動させなくてはならず、送風機による消費電力が増加するという問題点がある。本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、車両走行時には前照灯制御回路部を冷却するための送風機の消費電力を抑えることのできる車両用前照灯冷却装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項5に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、空気と熱交換して冷却用流体を冷却する熱交換器(8)と、熱交換器(8)の空気流れ下流側に配設されて熱交換器(8)に空気を通風させるための電動機駆動の送風機(9)と、通電により照射光を発する発光体(4)、発光体(4)と車両バッテリとの間に介在して発熱体且つ冷却対象となる点灯制御手段(3)、発光体(4)からの照射光を前方に向けて反射するリフレクタ(5)、発光体(4)とリフレクタ(5)と点灯制御手段(3)もしくはその一部とを内部に収容するランプハウジング(2)を備え、発光体(4)と点灯制御手段(3)もしくはその一部とが直接接続されていて車両前方側を照らす前照灯(1)とを有する車両に適用され、
リフレクタ(5)およびランプハウジング(2)に囲まれ且つ点灯制御手段(3)もしくはその一部を収容する空間(K)と、空間(K)に車両走行風を導入する走行風導入路(11)と、送風機(9)が駆動された時に発生するファン負圧を空間(K)に導入するファン負圧導入路(12)とを設け、空間(K)内に空気が流れる経路(P)を形成したことを特徴としている。
本発明は、走行風導入路(11)とファン負圧導入路(12)とを設けることにより、車両走行時には送風機(9)を駆動させることなく車両走行風を効率良く空間(K)に導いて点灯制御手段(3)を冷却したうえファン負圧導入路(12)から排出することができる。尚、前照灯(1)への空気流入側である走行風導入路(11)と、前照灯(1)からの空気流出側であるファン負圧導入路(12)とは、空間(K)内でこの場合の発熱部である点灯制御手段(3)をはさんで極力対向する位置に設け、流通する空気が点灯制御手段(3)周りを通るようにしている。
この請求項1に記載の発明によれば、車両走行時には点灯制御手段(3)を冷却するための送風機(9)の消費電力を抑えて省エネルギーを図りながら、発熱部である点灯制御手段(3)の冷却を行うことができる。また、車両停車時(車両走行用エンジンのアイドリング時)や低速走行時などで送風機(9)を駆動する時には、その送風機(9)駆動によって発生するファン負圧をファン負圧導入路(12)から空間(K)に導入することで、走行風導入路(11)から空気を吸入して点灯制御手段(3)を冷却したうえファン負圧導入路(12)から排出することとなる。
また、請求項2に記載の発明では、空間(K)とランプハウジング(2)の外部とを連通させる排風口(13)を設けたことを特徴としている。これは、車両走行風を導入している時にファン負圧導入路(12)からの排風では通風抵抗が大きいため、発熱部である点灯制御手段(3)を冷却した後の空気が通風抵抗を極力受けずに排風できるよう、点灯制御手段(3)の空気流れ下流側のランプハウジング(2)に排風口(13)を設けたものである。この請求項2に記載の発明によれば、車両走行時で走行風にて冷却を行う時の通風抵抗が小さくなり、より効率的に発熱部である点灯制御手段(3)を冷却することができる。
また、請求項3に記載の発明では、排風口(13)の外部側面に、内部となる空間(K)内の気圧がエンジンルーム内の気圧よりも高いときに外部側に開き、内部となる空間(K)内の気圧がエンジンルーム内の気圧以下であるときは排風口(13)を閉じるようにした排気側ラム圧弁手段(14)を設けたことを特徴としている。これは、排風口(13)が単純な開口部だけではランプハウジング(2)内部へ水や塵埃が侵入するおそれがある。また、送風機(9)を駆動してファン負圧によって点灯制御手段(3)を冷却する場合、ファン負圧導入路(12)で導いた負圧により排風口(13)から空気吸入してしまい、点灯制御手段(3)周りを通らないため冷却しないまま排風されるおそれがある。
しかし、この請求項3に記載の発明によれば、車両走行時で空間(K)内に走行風を導入しているときは空間(K)内の気圧が高くなるため、排気側ラム圧弁手段(14)は外側に開いて冷却風を通風抵抗小で排風すると共に、その排風によって水や塵埃の侵入が防がれる。また、それ以外で空間(K)内にファン負圧を導入しているときは排気側ラム圧弁手段(14)が外側より排風口(13)を閉じるため、排風口(13)から空気吸入を防ぐと共に水や塵埃の侵入も防がれる。
また、請求項4に記載の発明では、空間(K)に外気を導入する外気導入路(15)を設けたことを特徴としている。これは、送風機(9)を駆動してファン負圧によって点灯制御手段(3)を冷却する場合、走行風導入路(11)からの空気吸入だけでは吸入抵抗が大きいためで、吸入抵抗が少なくなるように設けた外気導入路(15)からも空気吸入を行うものである。この請求項4に記載の発明によれば、ファン負圧によって冷却を行う時の吸入抵抗が小さくなり、より効率的に発熱部である点灯制御手段(3)を冷却することができる。
また、請求項5に記載の発明では、外気導入路(15)に、内部となる空間(K)の気圧が外気導入路(15)内の圧力よりも低い場合に内部側に開き、内部となる空間(K)の気圧が外気導入路(15)内の圧力以上のときは外気導入路(15)を閉じるようにした吸気側ラム圧弁手段(16)を設けたことを特徴としている。これは、外気導入路(15)が常に空間(K)と連通していた場合、送風機(9)を停止して車両走行風によって点灯制御手段(3)を冷却する場合、走行風導入路(11)で導いた走行風が外気導入路(15)から流出してしまい、点灯制御手段(3)周りを通らないため冷却しないまま排風されるおそれがある。
しかし、この請求項5に記載の発明によれば、車両走行時で空間(K)内に走行風を導入しているときは空間(K)内の気圧が高くなって吸気側ラム圧弁手段(16)は外気導入路(15)を閉じるため、上記のような外気導入路(15)からの空気流出が防がれる。
また、請求項6に記載の発明では、ファン負圧導入路(12)に通路面積可変手段(17)を設けると共に、送風機(9)が駆動され、且つ熱交換器(8)に充分な通風が必要な場合には通路面積可変手段(17)にてファン負圧導入路(12)の通路面積を小さく可変し、それ以外の場合は通路面積可変手段(17)にてファン負圧導入路(12)の通路面積を大きく可変することを特徴としている。
この請求項6に記載の発明によれば、熱交換器(8)に充分な通風が必要なときには、ファン負圧導入路(12)を必要最小限の通路面積に絞って、熱交換器(8)側への通風を優先させながら点灯制御手段(3)の冷却を行うと共に、前照灯(1)の冷却だけで送風機(9)を駆動するときにはファン負圧導入路(12)を最大限の通路面積に開いて前照灯(1)側への通風を増やすようにすることにより、前照灯(1)の冷却だけで送風機(9)を駆動するときには、送風機(9)の消費電力を抑えて省エネルギーを図りながら、発熱部である点灯制御手段(3)の冷却を行うことができる。ちなみに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。尚、各図において、同一構成部分には同一符号を付してある。まず本発明に係る主要構成である車両用の前照灯1の概要構成について説明する。図1は本発明の実施形態に係る車両用前照灯1の縦断面図である。この車両用前照灯1を車両に搭載した場合、図の紙面左右方向が車両前後方向となり、紙面上下方向が車両上下方向となる。
図1に示すように、車両用前照灯1は、透光性のレンズ2aを一体的に有するランプハウジング2内に、発光体としての放電灯バルブ4、ランプハウジング2に保持・固定され且つその表面側(放電灯バルブ4側)が反射鏡を形成しているリフレクタ5、放電灯バルブ4の点灯を制御する点灯制御回路(点灯制御手段)3、およびリフレクタ5の裏面に取付けられると共に点灯制御回路3を保持固定する固定部材であるホルダ6を収容することによって構成される。点灯制御回路3は本実施形態での発熱体且つ冷却対象であり、リフレクタ5の裏面に配置されている。
ランプハウジング2は樹脂成形体からなり、図1に示すように、車両前方側に透光性のレンズ2aを一体的に有している。また、ランプハウジング2内には、放電灯バルブ4、リフレクタ5および点灯制御回路3が収容されている。放電灯バルブ4は、点灯制御回路3と直接電気的に接続されている。
リフレクタ5は、前面側に凹面状の反射鏡が形成され、その中央部には、放電灯バルブ4を保持するための保持部が形成されている。リフレクタ5は、全体が金属材料で構成されているか、または、樹脂材料などの非金属材料と金属材料の二種以上の材料を組み合わせて構成されている。非金属材料と金属材料との組み合わせからなるリフレクタ5としては、例えば、樹脂材料の表面にアルミニウム金属膜を蒸着させたものがある。そして、リフレクタ5は放電灯バルブ4の放射光を反射鏡で前方へ反射させ、予め定めた車両用配光パターンを得ることができるように構成されている。
一方、リフレクタ5の裏面側にはホルダ6を当接させて固定するための取付け面が設けられている。取付け面には、ホルダ6を固定するための雌ねじ孔が設けられている。このホルダ6には後述する点灯制御回路3が取付けられている。すなわち、リフレクタ5の裏面側に点灯制御回路3がホルダ6を介して固定されている。
放電灯バルブ4を点灯制御する点灯制御回路3は、略直方体のケースに電気回路を内蔵しており、この電気回路は、図示しない車両バッテリからの直流電圧を昇圧するコンバータ部、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部、点灯始動時に必要な高電圧を発生するイグナイタ部などから構成され、放電灯バルブ4を点灯させるための電力制御を行うものである。
点灯制御回路3は、リフレクタ5の裏側に固定されているホルダ6に取付けられる。また、点灯制御回路3は雌型の図示しないコネクタを内蔵し、このコネクタを介して放電灯バルブ4にリード線を介することなく直接接続される。点灯制御回路3には、図1に示すように先端にコネクタ3cを有するリード線3bが接続され、このリード線3bにより図示しない車両バッテリから点灯制御回路3へ電力が供給される。
また、点灯制御回路3の温度をより効果的に下げるために、点灯制御回路3の後面および側面には、図1に示すように放熱フィン3aが設けられている。尚、点灯制御回路3とは、上述のコンバータ部、インバータ部、およびイグナイタ部を含む点灯制御用の回路全体、もしくはイグナイタ部を意味し、少なくともイグナイタ部を含む回路構成を意味する。
点灯制御回路3をリフレクタ5に取付けるための固定部材であるホルダ6は、樹脂、あるいは金属から形成されている。ホルダ6には、リフレクタ5の取付け面の雌ねじ孔に対応して孔が設けられている。ボルトを孔に通してリフレクタ5の取付け面の雌ねじ孔に締付けることにより、ホルダ6がリフレクタ5に固定されている。また、ホルダ6には、図1に示すように、放電灯バルブ4をリフレクタ5に向かって押圧固定するためのスプリング7が回動自在に保持されると共に、このスプリング7の先端部を係止するための係止部が設けられている。また、ホルダ6には点灯制御回路3を固定するための雌ねじ孔が設けられている。
次に、本発明に関する構成の説明を行う。図2は車両走行時の状態を示し、(a)は本発明の一実施形態における車両の前照灯1近傍の水平模式図、(b)は(a)中のA視図である。また、図3は車両停車時(低速走行時を含む)の状態を示し、(a)は本発明の一実施形態における車両の前照灯1近傍の水平模式図、(b)・(c)は(a)中のA視図である。
車両前端部において、8Aは熱交換器としてのラジエータであり、8Bは熱交換器としてのコンデンサであり、9はラジエータ8Aおよびコンデンサ8Bに冷却風を送風する電動ファン(電動機駆動の送風機)である。
ちなみに、ラジエータ8Aは、エンジンルーム内に配置されており、内燃機関である車両走行用エンジンの冷却水が流通する複数本のラジエータチューブからなるラジエータコア、およびラジエータチューブの長手方向両端側に配設されて各ラジエータチューブに連通するラジエータタンクなどから構成された周知のマルチフロー型の熱交換器である。コンデンサ8Bはラジエータ8Aと同様に、冷媒が流通する複数本のコンデンサチューブからなるコンデンサコア、およびコンデンサチューブの長手方向両端側に配設されて各コンデンサチューブに連通するコンデンサタンクなどから構成された周知のマルチフロー型の熱交換器である。
10は、電動ファン9とラジエータ8Aとの隙間を覆うようにして電動ファン9を支持すると共に、電動ファン9がラジエータ8Aより空気流れ後方側から空気を吸入する(電動ファン9により誘起された空気流がラジエータ8Aおよびコンデンサ8Bを迂回してしまう)ことを防止するシュラウドである。
そして、前照灯1のランプハウジング2内には、リフレクタ5裏面とランプハウジング2に囲まれる空間Kが形成されている。点灯制御回路3は、この空間Kに収容されている。更に、ランプハウジング2の後部上方には、空間Kに車両走行風を導入する走行風導入ダクト(走行風導入路)11が接続された走行風導入口11aが開口している。走行風導入ダクト11の他端は、車両のグリルなど走行風を取り入れられる部位に開口している。
また、ランプハウジング2の後部下方には、電動ファン9が駆動された時に発生するファン負圧を空間Kに導入するファン負圧導入ダクト(ファン負圧導入路)12が接続されたファン負圧導入口12aが開口している。よって、ファン負圧導入ダクト12の他端は、電動ファン9のすぐ上流で熱交換器8との間のシュラウド10に開口している。
これらの導入口11a、12aおよび空間Kにより点灯制御回路3周りに冷却空気が流れる空気経路(経路)Pが形成されている。また、本実施形態の前照灯1のランプハウジング2の後方下面には、空間Kとランプハウジング2の外部とを連通させる排風口13を開口させている。そしてその排風口13の外部側面に、排気側ラム圧弁(排気側ラム圧弁手段)14を設けている。この排気側ラム圧弁14は、例えばゴム板など可撓性を有する部材でできており、内部となる空間K内の気圧がエンジンルーム内の気圧よりも高いときに外部側に開き、それ以外のときは排風口13を閉じるようになっている。
更に、ランプハウジング2の後方上面の走行風導入口11aと対向する図示しない位置には、空間Kとランプハウジング2の外部とを連通させて外気を導入する外気導入ダクト(外気導入路)15を接続した外気導入口15a(図2・3参照)を開口させている。この外気導入ダクト15の他端は車両フェンダー部F内に連通させてある。フェンダー部Fは、外装の鉄板F1と強度部材F2の二重構造となっており、その隙間には外気と同等温度の空気が流れているため、この空気を冷却風として取り込むものである。
そして外気導入口15aのランプハウジング2内部側面に、吸気側ラム圧弁(吸気側ラム圧弁手段)16を設けている。この吸気側ラム圧弁16は、例えばゴム板など可撓性を有する部材でできており、内部となる空間Kの気圧が外気導入ダクト15内の圧力よりも低い場合に内部側に開き、それ以外のときは外気導入口15aを閉じるようになっている。
また、先のファン負圧導入ダクト12には、通路面積可変ドア(通路面積可変手段)17を設けている。この通路面積可変ドア17は、電動ファン9が駆動され、且つラジエータ8Aやコンデンサ8Bで充分な通風が必要な場合には通路面積可変ドア17にてファン負圧導入ダクト12の通路面積を小さく可変し、それ以外の場合は通路面積可変ドア17にて前記ファン負圧導入ダクト12の通路面積を大きく可変するようにしている。
次に、上記構成における本実施形態での特徴と、その作動における効果について述べる。まず、空気と熱交換して冷却用流体を冷却する熱交換器8と、熱交換器8の空気流れ下流側に配設されて熱交換器8に空気を通風させるための電動ファン9と、通電により照射光を発する放電灯バルブ4、放電灯バルブ4と車両バッテリとの間に介在して発熱体且つ冷却対象となる点灯制御回路3、放電灯バルブ4からの照射光を前方に向けて反射するリフレクタ5、放電灯バルブ4とリフレクタ5と点灯制御回路3もしくはその一部とを内部に収容するランプハウジング2を備え、放電灯バルブ4と点灯制御回路3もしくはその一部とが直接接続されていて車両前方側を照らす前照灯1とを有する車両に適用され、
リフレクタ5およびランプハウジング2に囲まれ且つ点灯制御回路3もしくはその一部を収容する空間Kと、空間Kに車両走行風を導入する走行風導入路11と、電動ファン9が駆動された時に発生するファン負圧を空間Kに導入するファン負圧導入路12とを設け、空間K内に空気が流れる経路Pを形成している。
本発明は、走行風導入路11とファン負圧導入路12とを設けることにより、車両走行時には電動ファン9を駆動させることなく車両走行風を効率良く空間Kに導いて点灯制御回路3を冷却したうえファン負圧導入路12から排出することができる。尚、前照灯1への空気流入側である走行風導入路11と、前照灯1からの空気流出側であるファン負圧導入路12とは、空間K内でこの場合の発熱部である点灯制御回路3をはさんで極力対向する位置に設け、流通する空気が点灯制御回路3周りを通るようにしている。
これによれば、車両走行時には点灯制御回路3を冷却するための電動ファン9の消費電力を抑えて省エネルギーを図りながら、発熱部である点灯制御回路3の冷却を行うことができる。また、車両停車時(車両走行用エンジンのアイドリング時)や低速走行時などで電動ファン9を駆動する時には、その電動ファン9駆動によって発生するファン負圧をファン負圧導入路12から空間Kに導入することで、走行風導入路11から空気を吸入して点灯制御回路3を冷却したうえファン負圧導入路12から排出することとなる。
また、空間Kとランプハウジング2の外部とを連通させる排風口13を設けている。これは、車両走行風を導入している時にファン負圧導入路12からの排風では通風抵抗が大きいため、発熱部である点灯制御回路3を冷却した後の空気が通風抵抗を極力受けずに排風できるよう、点灯制御回路3の空気流れ下流側のランプハウジング2に排風口13を設けたものである。これによれば、車両走行時で走行風にて冷却を行う時の通風抵抗が小さくなり、より効率的に発熱部である点灯制御回路3を冷却することができる。
また、排風口13の外部側面に、内部となる空間K内の気圧がエンジンルーム内の気圧よりも高いときに外部側に開き、内部となる空間K内の気圧がエンジンルーム内の気圧以下であるときは排風口13を閉じるようにした排気側ラム圧弁14を設けている。これは、排風口13が単純な開口部だけではランプハウジング2内部へ水や塵埃が侵入するおそれがある。また、電動ファン9を駆動してファン負圧によって点灯制御回路3を冷却する場合、ファン負圧導入路12で導いた負圧により排風口13から空気吸入してしまい、点灯制御回路3周りを通らないため冷却しないまま排風されるおそれがある。
しかし、これによれば、車両走行時で空間K内に走行風を導入しているときは空間K内の気圧が高くなるため、排気側ラム圧弁14は外側に開いて冷却風を通風抵抗小で排風すると共に、その排風によって水や塵埃の侵入が防がれる。また、それ以外で空間K内にファン負圧を導入しているときは排気側ラム圧弁14が外側より排風口13を閉じるため、排風口13から空気吸入を防ぐと共に水や塵埃の侵入も防がれる。
また、空間Kに外気を導入する外気導入路15を設けている。これは、電動ファン9を駆動してファン負圧によって点灯制御回路3を冷却する場合、走行風導入路11からの空気吸入だけでは吸入抵抗が大きいためで、吸入抵抗が少なくなるように設けた外気導入路15からも空気吸入を行うものである。これによれば、ファン負圧によって冷却を行う時の吸入抵抗が小さくなり、より効率的に発熱部である点灯制御回路3を冷却することができる。
また、外気導入路15に、内部となる空間Kの気圧が外気導入路15内の圧力よりも低い場合に内部側に開き、内部となる空間Kの気圧が外気導入路15内の圧力以上のときは外気導入路15を閉じるようにした吸気側ラム圧弁16を設けている。これは、外気導入路15が常に空間Kと連通していた場合、電動ファン9を停止して車両走行風によって点灯制御回路3を冷却する場合、走行風導入路11で導いた走行風が外気導入路15から流出してしまい、点灯制御回路3周りを通らないため冷却しないまま排風されるおそれがある。
しかし、これによれば、車両走行時で空間K内に走行風を導入しているときは空間K内の気圧が高くなって吸気側ラム圧弁16は外気導入路15を閉じるため、上記のような外気導入路15からの空気流出が防がれる。
また、ファン負圧導入路12に通路面積可変ドア17を設けると共に、電動ファン9が駆動され、且つ熱交換器8に充分な通風が必要な場合には通路面積可変ドア17にてファン負圧導入路12の通路面積を小さく可変し、それ以外の場合は通路面積可変ドア17にてファン負圧導入路12の通路面積を大きく可変するようにしている。
これによれば、熱交換器8に充分な通風が必要なときには、ファン負圧導入路12を必要最小限の通路面積に絞って、熱交換器8側への通風を優先させながら点灯制御回路3の冷却を行うと共に、前照灯1の冷却だけで電動ファン9を駆動するときにはファン負圧導入路12を最大限の通路面積に開いて前照灯1側への通風を増やすようにすることにより、前照灯1の冷却だけで電動ファン9を駆動するときには、電動ファン9の消費電力を抑えて省エネルギーを図りながら、発熱部である点灯制御回路3の冷却を行うことができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、前照灯の発光体として放電灯を用いた場合で説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、要は前照灯内に存在する発熱体を冷却する冷却装置と拡大解釈することができる。そのため、発光体としては白熱灯やハロゲンランプなどであっても良いし、これらの従来ランプに替えて高効率で長寿命な発光ダイオード(LED)などであっても良い。特に発光ダイオードを用いた場合など、リフレクタや点灯制御回路などを構成しない場合もある。また、発光ダイオードを用いた場合はその多数の発光ダイオードを配列して搭載した金属板などが発熱体となって冷却対象となる。
また、上述の実施形態では、前照灯1への空気流入側である走行風導入ダクト11と外気導入ダクト15とは別体であり、前照灯1からの空気流出側であるファン負圧導入ダクト12と排風口13とは別体であるが、本発明はこれに限るものではなく、走行風導入ダクト11と外気導入ダクト15とは途中で一体となって前照灯1へ流入する構造であっても良いし、排風口13はランプハウジング2に限らず、例えばファン負圧導入ダクト12の流入部に一体に設けても良い。また、各導入路11・12・15は、ランプハウジング2やシュラウド10などと一体に構成しても良い。
また、上述の実施形態において、点灯制御回路3は一個の部品であるが、これが複数に分割していても良い。例えば、イグナイタ部とコンバータ部+インバータ部とに分割し、イグナイタ部をリフレクタ5に固定し、コンバータ部+インバータ部をランプハウジング2内の適所に固定し、イグナイタ部とコンバータ部+インバータ部とを電線で接続する構成であっても良い。また、外気導入ダクト15はフェンダー部F内に接続しているがこれに限るものではない。また、熱交換器8としてコンデンサ8Bの無い構成であっても良い。また、通路面積可変ドア17は、バタフライドアに限らず片持ちの板ドアであっても良いし、そもそもドア手段に限るものではない。
本発明の実施形態に係る車両用前照灯1の縦断面図である。 車両走行時の状態を示し、(a)は本発明の一実施形態における車両の前照灯1近傍の水平模式図、(b)は(a)中のA視図である。 車両停車時の状態を示し、(a)は本発明の一実施形態における車両の前照灯1近傍の水平模式図、(b)・(c)は(a)中のA視図である。
符号の説明
1…前照灯
2…ランプハウジング
3…点灯制御回路(点灯制御手段)
4…放電灯バルブ(発光体)
5…リフレクタ
8…熱交換器
8A…ラジエータ
8B…コンデンサ
9…電動ファン(電動機駆動の送風機)
11…走行風導入ダクト(走行風導入路)
12…ファン負圧導入ダクト(ファン負圧導入路)
13…排風口
14…排気側ラム圧弁(排気側ラム圧弁手段)
15…外気導入ダクト(外気導入路)
16…吸気側ラム圧弁(吸気側ラム圧弁手段)
17…通路面積可変ドア(通路面積可変手段)
K…空間
P…空気経路(経路)

Claims (6)

  1. エンジンルーム内に配され、空気と熱交換して冷却用流体を冷却する熱交換器(8)と、
    前記熱交換器(8)の空気流れ下流側に配設されて前記熱交換器(8)に空気を通風させるための電動機駆動の送風機(9)と、
    通電により照射光を発する発光体(4)、前記発光体(4)と車両バッテリとの間に介在して発熱体且つ冷却対象となる点灯制御手段(3)、前記発光体(4)からの照射光を前方に向けて反射するリフレクタ(5)、前記発光体(4)と前記リフレクタ(5)と前記点灯制御手段(3)もしくはその一部とを内部に収容するランプハウジング(2)を備え、前記発光体(4)と前記点灯制御手段(3)もしくはその一部とが直接接続されていて車両前方側を照らす前照灯(1)とを有する車両に適用され、
    前記リフレクタ(5)および前記ランプハウジング(2)に囲まれ且つ前記点灯制御手段(3)もしくはその一部を収容する空間(K)と、
    前記空間(K)に車両走行風を導入する走行風導入路(11)と、
    前記送風機(9)が駆動された時に発生するファン負圧を前記空間(K)に導入するファン負圧導入路(12)とを設け、前記空間(K)内に空気が流れる経路(P)を形成したことを特徴とする車両用前照灯冷却装置。
  2. 前記空間(K)と前記ランプハウジング(2)の外部とを連通させる排風口(13)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯冷却装置。
  3. 前記排風口(13)の外部側面に、内部となる前記空間(K)内の気圧が前記エンジンルーム内の気圧よりも高いときに外部側に開き、内部となる前記空間(K)内の気圧が前記エンジンルーム内の気圧以下であるときは前記排風口(13)を閉じるようにした排気側ラム圧弁手段(14)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の車両用前照灯冷却装置。
  4. 前記空間(K)に外気を導入する外気導入路(15)を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用前照灯冷却装置。
  5. 前記外気導入路(15)に、内部となる前記空間(K)の気圧が前記外気導入路(15)内の圧力よりも低い場合に内部側に開き、内部となる前記空間(K)の気圧が前記外気導入路(15)内の圧力以上のときは前記外気導入路(15)を閉じるようにした吸気側ラム圧弁手段(16)を設けたことを特徴とする請求項4に記載の車両用前照灯冷却装置。
  6. 前記ファン負圧導入路(12)に通路面積可変手段(17)を設けると共に、前記送風機(9)が駆動され、且つ前記熱交換器(8)に充分な通風が必要な場合には前記通路面積可変手段(17)にて前記ファン負圧導入路(12)の通路面積を小さく可変し、それ以外の場合は前記通路面積可変手段(17)にて前記ファン負圧導入路(12)の通路面積を大きく可変することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両用前照灯冷却装置。
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