JP2005293629A - Sram装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源電圧が下がったときにリーク電流の値を小さく保つと共に、動作速度を速くすることができるSRAM装置を提供する。
【解決手段】セル電源線から流れるリーク電流を低減する手段か、ビット線からセル内部に流れるリーク電流を低減する手段を設ける。電源線とSRAMセルとの間に、ワード線に同期してスイッチングするトランジスタを具えるか、グランド線とSRAMセルとの間に、ワード線に同期してスイッチングするトランジスタを具えるか、ワード線に同期してセル電源線の電位を変化させるように構成するか、非アクセス時にワード線電位を負電位に落とすように構成するか、NMOS型のビット線負荷回路を具え、書き込み回路のプルアップトランジスタをNMOSトランジスタとするか、隣り合う行同士がセル電源線を共有しないように配置する。
【選択図】図1
【解決手段】セル電源線から流れるリーク電流を低減する手段か、ビット線からセル内部に流れるリーク電流を低減する手段を設ける。電源線とSRAMセルとの間に、ワード線に同期してスイッチングするトランジスタを具えるか、グランド線とSRAMセルとの間に、ワード線に同期してスイッチングするトランジスタを具えるか、ワード線に同期してセル電源線の電位を変化させるように構成するか、非アクセス時にワード線電位を負電位に落とすように構成するか、NMOS型のビット線負荷回路を具え、書き込み回路のプルアップトランジスタをNMOSトランジスタとするか、隣り合う行同士がセル電源線を共有しないように配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、SRAM装置に関する。
SRAM(Static Random Access Memory)装置のスタンバイ時の電力の大部分は、データ保持のために必要なメモリセルのリーク電流によって消費される。
従来のSRAM装置におけるメモリセル回路及び周辺回路では、電源電圧が下がったときにリーク電流の値を小さく保つことと、動作速度を速くすることとを両立させることが困難であった。
本発明は、電源電圧が下がったときにリーク電流の値を小さく保つと共に、動作速度を速くすることができるSRAM装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、電源線とSRAMセルとの間に、ワード線に同期してスイッチングするトランジスタを具えることを特徴とするSRAM装置である。
請求項2に記載の発明は、グランド線とSRAMセルとの間に、ワード線に同期してスイッチングするトランジスタを具えることを特徴とするSRAM装置である。
請求項3に記載の発明は、ワード線に同期してセル電源線の電位を変化させるように構成したことを特徴とするSRAM装置である。
請求項4に記載の発明は、非アクセス時にワード線電位を負電位に落とすように構成したことを特徴とするSRAM装置である。
請求項5に記載の発明は、NMOS型のビット線負荷回路を具え、書き込み回路のプルアップトランジスタがNMOSトランジスタであることを特徴とするSRAM装置である。
請求項6に記載の発明は、隣り合う行同士がセル電源線を共有しないように配置したことを特徴とするSRAM装置である。
請求項7に記載の発明は、ワード線電位を3値制御することを特徴とするSRAM装置である。
本発明によれば、セル電源線から流れるリーク電流を低減するか、ビット線からセル内部に流れるリーク電流を低減することにより、SRAM装置のデータ保持電力を削減することができる。微細なデバイスを、高い信頼性を保ちながら低電圧動作させることが可能になる。待機時のワード線電位を負電位に落とすことで、ビット線からのリーク電流が低減されるので、しきい値電圧が非常に低くなった場合にも、読み出し遅延の増加や読み出し誤作動を防止することができる。セル電源線電位はワード線に同期して変化するので、特別なタイミング回路などを用意する必要がない。低電源電圧で動作する論理回路と同じ製造プロセス上でSRAM装置を設計できるので、SRAM装置を内蔵するLSIの製造コストを上昇させない。セルにトランジスタを付加した場合、このトランジスタを書き込みサイクルで切って小振幅書き込みを行うことで、書き込みに要する電力を大幅に削減できる。
本発明によるSRAM装置は、セル電源線から流れるリーク電流を低減するか、ビット線からセル内部に流れるリーク電流を低減することによってその効果を得る。図1は、スタンバイ時において6トランジスタCMOS型メモリセルに流れるリーク電流の経路を示す回路図である。この図の例において、SRAMセル回路はNMOSトランジスタMT1、MT2、MN1及びMN2と、PMOSトランジスタMP1及びMP2とを具え、BL及びBLはビット線であり、VDDはセル電源線である。以後、図2、3及び5においても同様のSRAMセル回路を例として説明する。図1において、セル電源線からのリーク電流をLP2及びLP3、ビット線からのリーク電流をLP1及びLP4として示す。
まず、セル電源線から流れるリーク電流、すなわち図1のLP2及びLP2を低減する発明について説明する。セル電流線から流れるリーク電流を低減するために、アクセスされていないメモリセルのデータ保持電圧を下げる。これを、メモリセルにリーク電流削減用のトランジスタを1個追加し、このトランジスタのゲート電位によってオン/オフを制御するか、従来の6トランジスタ型のセルを用い、セル電源線の電位を動的に制御することによって達成することができる。
図2は、前者のメモリセルにリーク電流削減用のトランジスタを具えるSRAMセル回路の回路図である。図2Aは、NMOS(図中のMN3)を追加する発明、図2BはPMOS(図中のMP3)を追加する発明である。これらの新たに追加されたトランジスタは、ワード線が活性化される場合にはオンになり、そうでない場合、すなわちデータ保持状態ではオフになる。オフの場合はメモリセルに実効的にかかる電圧が低下し、DIBL(Drain Induced Barrier Lowering)効果と基板バイアス効果の両方が働くので、セル電源線からのリーク電流が減る。
図3は、後者のセル電源線の電位を動的に制御するSRAMセル回路を示す回路図である。この発明では、6トランジスタ型セルのセル電源線電位を制御回路31によって制御する。セルに追加されるトランジスタがないので、面積増加率を低く保つことができる。1つのチップ上で2種類の電源電圧を作り出すために、オンチップ又はオフチップの電圧変換回路(DC/DCコンバータ)を用いる。図2Aの場合と同様に、ワード線が活性化される場合にはセル電源線は高電位(VDDH)になり、そうでない場合は低電位(VDDL)になる。電源電圧が低い場合は、DIBL効果によってリーク電流が減り、また電源電圧も下げているので、電力に換算するとリーク電力は大幅に削減される。
図4は、セル電源線駆動回路の一例を示す回路図である。ワード線に同期して動作させるので、デコーダの出力をバッファリングしてセル電源線として供給する。バッファの最終段はツ上のCMOSインバータで、PMOSのソース側がVDDHに、NMOSのソース側がVDDLに接続されるので、セル電源線の電位はワード線の活性、不活性に応じてVDDH又はVDDLになる。
ビット線からのリーク電流を削減する発明について説明する。従来のSRAMと異なり、非活性なワード線の電位を負に設定する。これにより、メモリセルのトランスファーゲート(図1中のMT1及びMT2)の実効的なしきい値電圧が増大し、ビット線からセル内部に流れ込むリーク電流が削減される。従来の回路にこのような仕組みを導入すると、トランスファーゲートのゲート酸化膜に耐圧、すなわち電源電圧異常の電圧がかかるので、信頼性の問題を引き起こすおそれがある。
図5は、このような問題を解決した、本発明によるビット線からのリーク電流を削減するSRAM装置の一例を示す回路図である。51はビット線プリチャージ回路、52はセル電源線駆動回路、53はワード線駆動回路、54は書き込み用のバッファ回路である。ビット線プリチャージ回路51には、PMOSの代わりにNMOSを用いる。これにより、ビット線電位は電源電位からしきい値電圧分だけ落ちるので、トランスファーゲートに耐圧異常の電圧が掛からない。ワード線駆動回路53のNMOSゲート入力に、常時オンのNMOSパスゲートを加える。このようにすることで、NMOSのゲート電位が電源電圧まで上がることを避けられるので、ワード線ドライバに耐圧以上の電圧がかからない。通常のSRAMでは隣り合う行同士でセル電源線を共有しているが、このようにすると片方が活性化されたときに、セル電源電位はVDDHに上昇するので、もう片方の列のトランスファーゲートに耐圧以上の電圧がかかる。
本発明では、この問題を解決する2通りの方法を提示する。1つは、多層メタル配線を用いて、隣り合う行のセル電源線が共有されないようにレイアウトすることである。
もう1つは、ワード線ドライバの出力が、VDDH、0.0V及び負電位の3通りの値を取れるようにドライバを設計し、活性化される行とセル電源線を共有する行のワード線電位が0.0Vになるようにすることである。
31 制御回路
51 ビット線プリチャージ回路
52 セル電源線駆動回路
53 ワード線駆動回路
54 書き込み用のバッファ回路
51 ビット線プリチャージ回路
52 セル電源線駆動回路
53 ワード線駆動回路
54 書き込み用のバッファ回路
Claims (7)
- 電源線とSRAMセルとの間に、ワード線に同期してスイッチングするトランジスタを具えることを特徴とするSRAM装置。
- グランド線とSRAMセルとの間に、ワード線に同期してスイッチングするトランジスタを具えることを特徴とするSRAM装置。
- ワード線に同期してセル電源線の電位を変化させるように構成したことを特徴とするSRAM装置。
- 非アクセス時にワード線電位を負電位に落とすように構成したことを特徴とするSRAM装置。
- NMOS型のビット線負荷回路を具え、書き込み回路のプルアップトランジスタがNMOSトランジスタであることを特徴とするSRAM装置。
- 隣り合う行同士がセル電源線を共有しないように配置したことを特徴とするSRAM装置。
- ワード線電位を3値制御することを特徴とするSRAM装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004102691A JP2005293629A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | Sram装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004102691A JP2005293629A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | Sram装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005293629A true JP2005293629A (ja) | 2005-10-20 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004102691A Pending JP2005293629A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | Sram装置 |
Country Status (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007193928A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-08-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体記憶装置 |
JP2008159249A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Fujitsu Ltd | メモリー・セルのリーケージを低減するpgゲート・データ保持技術 |
WO2009088020A2 (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-16 | The New Industry Research Organization | 半導体メモリおよびプログラム |
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CN105869668A (zh) * | 2016-03-25 | 2016-08-17 | 西安交通大学 | 应用于dvs系统的抗辐照dice存储单元 |
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2004
- 2004-03-31 JP JP2004102691A patent/JP2005293629A/ja active Pending
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