JP2005293420A - サーバ装置、及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動機の数又は滞在時間を基に、無線タグ近傍における混雑状況を迅速かつ正確に推定することである。
【解決手段】 本発明に係る混雑状況推定サーバ30は、無線タグ10の発信エリアA1に在圏する移動機21から送信される、移動機ID、無線タグID、取得時刻を受信する。混雑状況推定サーバ30は、取得時刻に発信エリアA1に在圏する移動機の数を算出し、これらの移動機の平均滞在時間を算出する。更に、混雑状況推定サーバ30は、これらの算出結果に施設の特性を反映させて、各移動機のユーザ毎に予想待ち時間を算出する。予想待ち時間は、移動機21に送信され、ユーザに提示される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、サーバ装置、情報処理方法に関する。
従来、移動体の位置や数を利用して所定領域内に存在する人の数を推定し、該推定結果が反映された各種情報を提供するサービスが提案されている。例えば、特許文献1には、以下に説明する遊園地情報提供システムが開示されている。すなわち、遊園地情報提供システムは、遊園地内を移動するキャラクタや入場者の位置及びこれらの数に関する情報をセンサにより収集してセンタ装置に送信する。センタ装置は、PDA(Personal Digital Assistants)を用いて、イベント会場やアトラクション等の施設に関する情報を提供する。
特開2003−16219号公報
上記従来技術における情報提供は、遊園地における移動キャラクタや入場者の位置及び数が考慮されたものではあるが、遊園地内の特定のエリアに関するものではない。すなわち、上記特定のエリアと移動体数とは関連付けられたものではなく、所定領域としての遊園地に入場した者の総数と各入場者の位置を把握することはできるが、遊園地内の混雑状況を施設毎に個別に把握することは困難であった。また、各施設における混雑状況を正確に推定するためには、入場者の待ち時間を推定結果に反映させることが好ましいが、上記従来技術では、この点は考慮されていない。
そこで、本発明の課題は、移動機の数又は滞在時間を基に、無線タグ近傍における混雑状況を迅速かつ正確に推定することである。
上記課題を解決すべく、本発明に係るサーバ装置は、無線タグから移動機に送信される当該無線タグの識別情報と、前記移動機の識別情報とを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された無線タグ識別情報に基づいて、前記無線タグの設置場所を特定する特定手段と、前記受信手段により受信された移動機識別情報を使用して、所定時刻において前記設置場所の近傍に位置する移動機の数を算出する移動機数算出手段と、前記移動機数算出手段により算出された移動機数を使用して、前記移動機のユーザの予想待ち時間を算出する待ち時間算出手段と、前記待ち時間算出手段により算出された前記予想待ち時間を通知する通知手段とを備える。
また、本発明に係る情報処理方法は、サーバ装置が、無線タグから移動機に送信される当該無線タグの識別情報と、前記移動機の識別情報とを受信する受信ステップと、前記受信ステップにて受信された無線タグ識別情報に基づいて、前記無線タグの設置場所を特定する特定ステップと、前記受信ステップにて受信された移動機識別情報を使用して、所定時刻において前記設置場所の近傍に位置する移動機の数を算出する移動機数算出ステップと、前記移動機数算出ステップにて算出された移動機数を使用して、前記移動機のユーザの予想待ち時間を算出する待ち時間算出ステップと、前記待ち時間算出ステップにて算出された前記予想待ち時間を通知する通知ステップとを含む。
ここで、所定時刻には、例えば無線タグの電波発信周期程度の時間幅をもたせてもよい。設置場所の近傍とは、無線タグの発信する電波の到達範囲内である。また、予想待ち時間とは、一又は複数の無線タグが付近に設置された施設の利用を待ち、移動機を携帯するユーザが、当該施設を利用可能になるまでに経過することが予想される時間である。
これらの発明によれば、無線タグから移動機に送信された識別情報と移動機の識別情報とがサーバ装置により受信されると、無線タグの識別情報に基づいてその設置場所が特定される。その後、移動機の識別情報を使用して、所定時刻において設置場所の近傍に位置する移動機の数が算出され、更にこの移動機数を使用して、移動機のユーザの予想待ち時間が算出される。一般的に、混雑状況は、予想待ち時間と相関関係を有し、予想待ち時間が長い施設ほど、混雑しているということができる。したがって、予想待ち時間から、無線タグ近傍における混雑状況が迅速かつ正確に推定される。予想待ち時間の算出結果は、移動機のユーザに通知される。その結果、移動機のユーザは、無線タグ近傍における正確な混雑状況を容易に知ることができる。
本発明に係るサーバ装置において好ましくは、前記受信手段により受信された無線タグ識別情報及び移動機識別情報を使用して、前記設置場所の近傍における前記移動機の滞在時間を算出する滞在時間算出手段を更に備え、前記待ち時間算出手段は、前記移動機数に加えて、前記滞在時間算出手段により算出された滞在時間を使用して、前記移動機のユーザの予想待ち時間を算出する。
本発明によれば、予想待ち時間の算出に際して、設置場所の近傍における移動機数はもとより、移動機の滞在時間も考慮される。待ち人数が多くても回転が速ければ施設の予想待ち時間は短くなるところ、回転率は滞在時間と相関関係を有し、移動機の滞在時間が短いほど回転が速いことが推測できる。すなわち、たとえ移動機数が多くても、移動機の滞在時間が短い場合には、待ち行列の進行が速いため、待ち時間を短く予想することが好ましい。このように、移動機の数に加えて滞在時間を考慮することで、サーバ装置は、予想待ち時間ひいては混雑状況を、より正確に推定することが可能となる。
本発明に係るサーバ装置においては、前記移動機数算出手段により算出された移動機数と、前記滞在時間算出手段により算出された滞在時間とを使用して、前記設置場所の近傍における将来の混雑状況を推定する推定手段を更に備え、前記通知手段は、前記推定手段により推定された前記混雑状況を通知するものとしてもよい。
本発明によれば、移動機の数及び滞在時間を使用して、予想待ち時間の算出のみならず、将来の混雑状況の推定が行われる。将来の混雑状況とは、例えば、混雑状況が経時的に増大するか、減少するか、変化しないのか等といった情報である。これらの情報は、過去における混雑状況の経時的変化から推測することができる。現時点では、予想待ち時間が長いあるいは混雑している状況にあっても、将来的には混雑状況が緩和される可能性が高い場合には、移動機のユーザは、その施設に並ぶ(若しくは並び続ける)ことが有効であるが、本発明によれば、そのような判断を適確に行うことができる。
本発明によれば、移動機の数又は滞在時間を基に、無線タグ近傍における混雑状況を迅速かつ正確に推定することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態における混雑状況推定システムについて説明する。図1は、本実施の形態における混雑状況推定システムの概要を説明するための図である。図1に示す様に、混雑状況推定システム1は、例えば、五つの無線タグ10〜14と、三台の移動機21〜23と、混雑状況推定サーバ30(サーバ装置に対応)と、三台のサービス提供サーバ41〜43とを備えて構成される。
無線タグ10〜14は、施設Aにおける混雑状況を推定する為に施設Aに対応付けられ、その近傍に設置された周知慣用の無線タグである。施設Aに最も近い位置、すなわちユーザの待ち時間が0の位置には、無線タグ10が設置されている。更に、施設Aから二番目に近い位置には無線タグ11が設置され、以下、施設Aから遠ざかる方向に順に、無線タグ12,13,14がそれぞれ設置されている。施設Aは、例えば、アトラクション、レストラン、イベント会場などである。
無線タグ10〜14は、施設Aの順番待ちをするユーザが存在する方向に指向性を有する。無線タグ10〜14は、所定の周波数帯(例えば200〜500MHz)を使用して、所定の周期T(例えば1〜10秒)で、後述の無線タグIDを発信する。各無線タグ10〜14が無線タグIDを発信可能なエリア(以下、「発信エリア」と記す。)は、各ユーザの位置を高精度に判定可能とする観点から、ユーザ所有の移動機21〜23に有効な電波が到達可能な範囲内で、極力小さい領域であることが望ましい。好適には、半径2〜3m程度である。また、各無線タグ10〜14の形成する発信エリアは、各発信エリア間における隙間領域や重複領域を作らないように、ユーザの列に沿って、その中心位置が等間隔になる様に形成されることが望ましい。
移動機21〜23は、施設Aの順番待ちをするユーザによって携帯される。移動機21〜23は、例えば携帯電話であるが、これに限らず、PDAやノートパソコンであってもよい。移動機21,22,23は、無線タグから発信される電波を受信して読み取るリーダ部21a,22a,23aを有する。これにより、移動機21〜23は、無線タグ10〜14の発信エリアの何れかに入圏した際に、対応する無線タグから発信される無線タグIDを取得する。移動機21〜23は、無線タグIDを取得したことを契機として、自端末の識別情報である移動機ID、及び無線タグIDの取得時刻を示す情報を混雑状況推定サーバ30宛に送信する。これらの情報は、基地局B及びネットワークNを経由して、無線タグIDと共に送信される。
混雑状況推定サーバ30は、ネットワークNに有線接続されており、移動機21〜23から送信される無線タグID、移動機ID、及びID取得時刻を受信する。詳細な処理内容に関しては、動作説明において後述するが、混雑状況推定サーバ30は、無線タグIDと移動機IDとID取得時刻とを基に、施設Aにおける移動機数(待ち人数)、及び各人の平均滞在時間を算出する。また、混雑状況推定サーバ30は、無線タグIDと、算出された移動機数及び平均滞在時間とを基に、後述の待ち時間指数を算出する。更に、混雑状況推定サーバ30は、各移動機21,22,23から施設A目前までの無線タグ数を検出し、当該算出結果と上記待ち時間指数とから、各移動機毎の予想待ち時間を算出する。
混雑状況推定サーバ30は、特定の施設Aに関して、過去の待ち時間指数と現在の待ち時間指数とを基に、待ち時間指数の変化量を算出する。混雑状況推定サーバ30は、変化量の算出結果の正負から、以後の混雑状況の変化を推定する。また、混雑状況推定サーバ30は、予想待ち時間の算出結果、及び混雑状況の推定結果を、ネットワークN及び基地局Bを介して、各移動機21,22,23に通知する。あるいは、ネットワークNを介して、サービス提供サーバ41〜43に通知することもできる。
サービス提供サーバ41〜43は、混雑状況推定サーバ30から通知された上記算出結果及び推定結果を用いて、不特定多数の移動機ユーザに対する施設の宣伝や特定のユーザに対する優遇サービスの提供を行う。
次いで、図2〜図6を参照して、混雑状況推定システムの構成を説明する。
本構成説明では、移動機21のユーザが無線タグ10の発信エリアA1内に在圏する場合を例に採るが、本システムがかかる態様に限定されないのは上述の通りである。図2は、本実施の形態における混雑状況推定システム1の機能的構成を示す図である。図2に示す様に、混雑状況推定サーバ30は、移動機21とサービス提供サーバ41と通信可能に接続されている。
混雑状況推定サーバ30は、機能的には、ID受信部301(受信手段に対応)と、設置場所対応テーブル302と、設置場所特定部303(特定手段に対応)と、移動機数算出テーブル304(移動機数算出手段に対応)と、移動機数算出部305と、滞在時間算出テーブル306と、平均滞在時間算出部307(滞在時間算出手段に対応)と、待ち時間指数算出部308と、無線タグ数検出部309と、予想待ち時間算出部310(待ち時間算出手段に対応)と、推定結果送信部311(通知手段に対応)と、待ち時間指数格納部312と、施設選定部313と、混雑状況推定部314(推定手段に対応)とを備える。
ID受信部301は、無線タグ10のIDの受信を契機として移動機21から送信される、無線タグ10のID、移動機21のID、及び移動機21が前者のIDを取得した時刻を示す情報を受信する。これらの情報は、混雑状況推定サーバ30からの要求を待たずに送信(プッシュ送信)されるものとしてもよいし、上記要求に応じて送信されるものとしてもよい。
設置場所対応テーブル302には、無線タグの設置場所に関する各種情報が予め格納されている。すなわち、図3に示す様に、設置場所対応テーブル302は、無線タグID領域302aと、位置情報領域302bと、設置場所名領域302cと、設置場所識別子領域302dとを有する。無線タグID領域302aには、無線タグに一意に割り当てられた識別情報として、無線タグID(例えば、“0000001”、…、“0000011”、“0000012”、…)が格納されている。
位置情報領域302bには、無線タグが設置されている位置の緯度及び経度(例えば、“N35.26,E139.37”、…、“N35.42,E139.46”、“N35.43,E139.46”、…)が、「位置情報」として格納されている。設置場所名領域302cには、無線タグが設置されている施設の名称(例えば、“○○ビル”、…、“○×遊園地ジェットコースター列1)”、…)が、「設置場所名」として登録されている。なお、“○×遊園地ジェットコースター”は、対応する無線タグが、当該施設の目前(待ち時間が0の位置)に設置されていることを示し、“○×遊園地ジェットコースター列1)”は、同一の無線タグが、当該施設から2番目に近い位置に設置されていることを示す。
設置場所識別子領域302dには、無線タグが設置されている施設の識別情報と、当該施設における各無線タグの設置順序を表す数字とを組み合わせたデータが、「設置場所識別子」として格納されている。例えば、“○×遊園地ジェットコースター”の識別番号として“0555”が割り当てられている場合には、当該施設の待ち時間が0の位置に設置されている無線タグの設置場所識別子として、“0555-0”なるデータが格納される。同じく2番目に近い位置に設置されている無線タグの設置場所識別子としては、“0555-1”が格納され、3番目に近い位置に設置されている無線タグの設置場所識別子としては、“0555-2”が格納される。これにより、取得された無線タグIDから、設置位置(同一の施設における設置順序を含む)や施設名を特定できるようになっている。
設置場所特定部303は、設置場所対応テーブル302を参照して、ID受信部301により受信された無線タグIDを基に、該IDにより識別される無線タグが設置されている位置(設置場所)を特定する。
移動機数算出テーブル304には、ID受信部301により受信された無線タグID、移動機ID、及びIDの取得時刻が収集され、それぞれ対応付けられて時系列に蓄積される。移動機数算出テーブル304は、図4に示す様に、移動機ID領域304aと、取得時刻領域304bと、無線タグID領域304cとを有する。移動機ID領域304aには、移動機21を含む移動機から随時送信されてくる、各移動機に固有の識別情報(例えば、“01234567890”、“98765432109”、…、“34567890123”、…)が、「移動機ID」として格納される。同様に、取得時刻領域304bには、移動機21を含む移動機が無線タグIDを取得した時刻(例えば、“14:45:10:59”、“14:45:10:35”、…、“14:44:50:13”、…)が、「取得時刻」として履歴的に格納される。更に、無線タグID領域304cには、移動機21を含む移動機から随時送信されてくる無線タグID(例えば、“0000012”、…)が格納される。
移動機数算出部305は、移動機数算出テーブル304を参照しながら、無線タグIDをキーとして、同一の時刻に同一の設置場所に存在している移動機の数を算出する。同一の時刻とは、無線タグによるIDの発信周期±α時間内にあれば、必ずしも完全に一致した時刻でなくてもよい。例えば、発信周期Tが7秒であり、αを1秒にとった場合には、所定の時刻からの9秒間を同一の時刻とみなす。また、同一の設置場所とは、発信される無線タグIDが同一の場所である。上述した様に、無線タグIDは、設置場所の識別子に一意であるので、同一の施設を利用しようとするユーザであっても、並ぶ位置によっては、異なる場所に存在するとみなすことができる。
例えば、図4においては、取得時刻領域304b内の最上段に位置する“14:45:10:59”を起点として、これより9秒前までに取得された無線タグIDのうち、無線タグID領域304c内の同じく最上段に位置する“0000012”と同一の無線タグIDが、計数の対象となる。この計数対象となるレコードを図4の「X」に示す。移動機数算出部305は、かかる無線タグIDを計数することで、時刻14:45:01:59〜14:45:10:59の9秒間に、“0000012”により識別される無線タグの発信エリアに在圏した移動機の数、つまり同一の時刻に同一の場所に存在したユーザの数を算出することができる。
滞在時間算出テーブル306には、ID受信部301により受信された無線タグID、移動機ID、及びIDの取得時刻が収集され、相互に対応付けられて蓄積される。これにより、移動機ID及び無線タグIDをキーとして、同一の移動機が同一の設置場所に滞在している時間を算出することが可能となる。移動機数算出テーブル304では、これらの情報は、移動機IDを問わず時系列に格納されるものとしたが、滞在時間算出テーブル306においては、移動機IDをキーとして、移動機IDが同一のレコードを検索可能なように時系列に格納される。
すなわち、滞在時間算出テーブル306は、図5に示す様に、移動機ID領域306aと、取得時刻領域306bと、無線タグID領域306cとを有する。移動機ID領域306aには、移動機21を含む移動機から随時送信されてくる、各移動機に固有の識別情報(例えば、“01234567890”)が、「移動機ID」として格納される。同様に、取得時刻領域306bには、移動機21を含む移動機が無線タグIDを取得した時刻(例えば、“14:30:10:47”、“14:30:15:45”、…、“14:45:10:59”、…)が、「取得時刻」として履歴的に格納される。更に、無線タグID領域306cには、移動機21を含む移動機から随時送信されてくる無線タグID(例えば、“0000011”、“0000012”、…)が格納される。
平均滞在時間算出部307は、滞在時間算出テーブル306を参照して、各移動機が同一の設置場所に滞在している時間を算出し、これらの平均値を算出する。ここで、同一の設置場所とは、上述の設置場所識別子の前半部分(無線タグが設置されている施設の識別情報)が同一であることはもとより、その後半部分(当該施設における各無線タグの設置順序)が同一であることを要する。
例えば、図5を参照すると、移動機ID“01234567890”に対応する無線タグIDが“0000012”である取得時刻は、“14:30:23:12”から“14:45:10:59”までの間(図5のY参照)である。したがって、“01234567890”を有する移動機は、およそ15分の間、“0000012”によって識別される無線タグの発信エリアに在圏していることが推定される。平均滞在時間算出部307は、この約15分間を、一の移動機の滞在時間とし、同一の発信エリアに在圏する全ての移動機に関しても同様に、滞在時間を算出する。更に、平均滞在時間算出部307は、上記全ての移動機の滞在時間の平均値を算出し、これを平均滞在時間として、待ち時間指数算出部308に出力する。これにより、ある無線タグ近傍における一人あたりの待ち時間が推定される。
待ち時間指数算出部308は、設置場所特定部303により特定された設置場所識別子と、移動機数算出部305により算出された移動機数と、平均滞在時間算出部307により算出された平均滞在時間とから、待ち時間指数Eを算出する。待ち時間指数Eは、一の無線タグの発信エリアに入ってから別の無線タグの発信エリアに移るまでの時間、換言すれば単位無線タグ当たりの待ち時間を示す数値である。待ち時間指数Eは、各設置場所に特有の値であり、移動機数及び平均滞在時間が同一であっても、設置場所によってその値は異なるが、待ち時間指数Eが大きい程、待ち時間が長くなる点においては、設置場所間で共通している。例えば、回転の速い施設(遊園地のアトラクション等)や一度に多数のユーザが利用可能な施設(映画館等)に関しては、待ち時間指数Eは、その値が小さくなる様に、設置場所識別子を使用して決定される。
無線タグ数検出部309は、ID受信部301により受信された無線タグIDを基に、設置場所対応テーブル302を参照して、無線タグ数Fを検出する。無線タグ数Fとは、無線タグIDの送信元である移動機が現在地から施設に達するまでの区間に設置されている同施設の無線タグの数である。現在地における無線タグは含まない。再び図3を参照すると、例えば、移動機21が無線タグID“0000013”を送信した場合には、当該IDに対応する設置場所識別子が“0555-2”であることから、現時点における無線タグ数Fは2と検出される。その後、移動機21のユーザが前進して、無線タグID“0000012”の発信エリアに移行すると、無線タグ数Fは1に減少する。
予想待ち時間算出部310は、待ち時間指数算出部308により算出された待ち時間指数Eと、無線タグ数検出部309により検出された無線タグ数Fとから、予想待ち時間を算出する。予想待ち時間の算出には、待ち時間指数Eが使用されるので、予想待ち時間は、算出対象となる施設における移動機数Cや平均滞在時間Dの変化に伴って経時的に変化する。また、予想待ち時間の算出には、無線タグ数が使用されるので、予想待ち時間は、算出対象となる移動機の現在位置によって異なる。例えば、待ち時間指数Eが単位発信エリア当たりの待ち時間を示す場合には、予想待ち時間算出部310は、待ち時間指数Eに無線タグ数Fを乗算することにより、予想待ち時間Gを算出する。予想待ち時間Gは、混雑状況推定サーバ30に無線タグIDを送信した全ての移動機のユーザに有効となるように、各移動機毎に個別に算出される。算出結果は、推定結果送信部311に出力される。
推定結果送信部311は、予想待ち時間算出部310により算出及び入力された予想待ち時間Gを無線タグIDの送信元である全ての移動機及びサービス提供サーバ41宛に送信する。また、推定結果送信部311は、混雑状況推定部314による混雑状況の推定結果に関しても同様に、上記移動機及びサービス提供サーバ41宛に送信する。予想待ち時間Gは、推定結果送信部311において一時的に保持され、所定容量又は所定時間若しくは回数に達したことを契機として、一括して送信される。なお、予想待ち時間Gは、予想待ち時間算出部310から入力される都度、個々に送信されるものとしてもよい。また、混雑状況の推定結果に関しても同様に、一括送信されることが好ましいが、混雑状況推定部314から入力される都度、送信されるものとしてもよい。
待ち時間指数格納部312には、待ち時間指数算出部308により算出された待ち時間指数Eが、施設に対応付けられて格納される。この待ち時間指数Eは、上述した様に、各施設に特有の値であるが、滞在するユーザの数や平均滞在時間に応じて経時的に変化する。この変化に伴い、格納されている待ち時間指数Eは更新される。ある時刻における待ち時間指数格納部312内部のデータ格納例を図6に示す。格納されている待ち時間指数Eは、対応する施設の選定に応じて読み出され、後述の混雑状況の推定に使用される。
施設選定部313は、混雑状況推定サーバ30の管理者による操作に従って、混雑状況の推定対象となる施設を選定する。
混雑状況推定部314は、施設選定部313により選定された施設の現在の待ち時間指数Eを待ち時間指数格納部312から取得し、過去に取得して保持した待ち時間指数Eからの変化量βを算出する。待ち時間指数Eの変動を混雑状況の推定に迅速かつ適確に反映させるために、待ち時間指数Eにおける現在と過去との時間差は、有効な値を算出可能な範囲内で短いことが望ましい。例えば、無線タグの発信周期が7秒である場合には、上記時間差は7〜20秒程度である。混雑状況推定部314は、変化量βの値に基づいて混雑状況の推定を行う。すなわち、混雑状況推定部314は、βが正の値である場合には以後の混雑状況は増大するものと推定し、反対に、βが負の値である場合には以後の混雑状況は緩和されるものと推定する。これら混雑状況の推定結果は、推定結果送信部311に出力される。
次に、図7〜図9を参照して、本実施の形態における混雑状況推定システム1の動作を説明し、併せて、本発明に係る情報処理方法を構成する各ステップについて説明する。
無線タグ10は、約7秒の周期で無線タグIDを発信している(S1)。
ユーザの移動に伴って、移動機21が無線タグ10の発信エリアに入ると、移動機21は、無線タグリーダ部21aにより、無線タグIDを受信する(S2)。
S3では、無線タグIDの受信を契機として、移動機21から混雑状況推定サーバ30に対して、移動機21のID及び無線タグIDの取得時刻(現在時刻)が、無線タグ10のIDと共に送信される。
混雑状況推定サーバ30は、S3で送信された移動機ID、現在時刻、及び無線タグIDをID受信部301により受信すると、これらの情報を、移動機数算出テーブル304、滞在時間算出テーブル306内部の対応する領域に格納する(S4)。
なお、本実施の形態では、各テーブルに格納される時刻は、移動機21で取得及び送信されたものとしたが、混雑状況推定サーバ30側で取得されたものであっても勿論よい。
S5では、設置場所特定部303により、設置場所対応テーブル302を参照した設置場所の特定処理が実行される。設置場所の特定は、S4で受信された無線タグIDと、無線タグID領域302aに格納されている無線タグIDとを照合することにより行われる。この結果、双方の無線タグが一致したレコードに存在する識別子の設置場所が、現時点における移動機21の設置場所として特定される。
S1〜S5の各処理においては、簡単の為、移動機21のみの位置(設置場所)を特定する手法について説明したが、移動機22,23を含む他の移動機に関しても同様の手順で、その位置の特定が可能である。以下、複数の移動機に関してS1〜S5の処理が実行された場合を想定して、S6以降の処理の説明を行う。
S6では、移動機数算出部305により、移動機数算出テーブル304を参照した移動機数Cの算出処理が実行される。移動機数Cの算出処理に関しては、構成において説明したので、詳細な説明は省略するが、S6では、同一時刻に無線タグIDを同一とする移動機IDの数が計数される。
続いて、移動機数算出部305は、S6で算出された移動機数Cが0より大きいか否かを判定する(S7)。判定の結果、移動機数Cが0より大きい場合には(S7;YES)、施設Aで待っているユーザが少なくとも1人は存在するものと判断し、S8以降の処理に移行する。
S8においては、平均滞在時間算出部307により、滞在時間算出テーブル306を参照した平均滞在時間Dの算出処理が実行される。かかる算出処理に関しては、構成において説明したので詳細な説明は省略するが、S8では、設置場所(無線タグID)を同一とする複数の移動機が、当該設置場所に継続して滞在している時間の平均値が算出される。平均滞在時間Dは、一つの設置場所に関して算出すれば足りるが、同一施設の複数の設置場所に関して算出した後に更にそれらの平均値を算出してもよい。これにより、滞在時間の推定精度が増す。
続いて、平均滞在時間算出部307は、S8で算出された平均滞在時間Dと、無線タグ10による無線タグIDの発信周期との大小比較を行う(S9)。比較対象となる発信周期は、施設の特性や現時点の移動機数などに応じて、係数を適宜設定可能であり、例えば係数が2の場合における発信周期としては2Tが使用される。本実施の形態では、約7秒の発信周期を想定しているので、S9では、平均滞在時間Dと14秒との比較が行われる。
当該比較の結果、平均滞在時間Dが2T以上である場合には(S9;YES)、設置場所、移動機数C、平均滞在時間Dの各情報が平均滞在時間算出部307経由で待ち時間指数算出部308に出力される。設置場所はS5で特定されたものが出力され、移動機数CはS6で算出されたものが出力され、平均滞在時間DはS8で算出されたものが出力される。出力後、S10以降の処理に移行する。
S10では、待ち時間指数算出部308により、待ち時間指数Eの算出処理が実行される。かかる算出処理に関しては、構成において説明したので詳述は避けるが、S10では、施設の特性、現時の移動機数及び平均滞在時間が少なくとも勘案された待ち時間指数Eが算出される。待ち時間指数Eに関しても平均滞在時間Dと同様に、一つの設置場所に関して算出すれば足りるが、同一施設の複数の設置場所に関して算出した後にそれらの平均値を算出してもよい。これにより、各施設における待ち時間の推測を、より高精度に行うことが可能となる。また、待ち時間指数算出部308は、算出された待ち時間指数Eを待ち時間指数格納部312に格納する。
図8に移りS11では、無線タグ数検出部309により、設置場所対応テーブル302を参照して、各移動機から施設目前(目的地)までの区間に設置されている無線タグの数の検出が行われる。無線タグ数Fの検出は、移動機から送信された無線タグIDに対応する設置場所識別子の後半部分を読み取ることにより、上述した手法で可能である。
S12においては、予想待ち時間算出部310により、S10で算出された待ち時間指数Eと、S11で検出された無線タグ数Fとから、予想待ち時間Gが算出される。予想待ち時間Gは、例えば待ち時間指数Eと無線タグ数Fとの乗算により、各移動機毎に個別に算出される。移動機のユーザの待ち時間は、施設の特性、待ち人数、行列の進み具合、ユーザの現在位置などによって異なるが、S12の算出処理により、これらの諸条件が予想待ち時間に確実に反映される。これにより、移動機のユーザや第三者に予想待ち時間を提示するための準備処理が完了する。
S13では、S12で算出された予想待ち時間Gが、推定結果送信部311により、所定の宛先に送信される。推定結果送信部311は、予想待ち時間Gを各移動機宛に直接送信してもよいし、サービス提供サーバ41に送信してもよい。サービス提供サーバ41は、予想待ち時間Gを一旦受信した後、これを更に有益な情報に加工した上で、各移動機宛に送信する。
なお、S7において、移動機数Cが0であると判定された場合には(S7;NO)、施設Aで待っているユーザは存在しないものと判断できるので、S8〜S12の処理は省略されS14に移行する。すなわち、移動機数算出部305は、予想待ち時間Gに数値“0”を設定して、予想待ち時間算出部310に出力する。予想待ち時間“0”は、S13で、移動機又はサービス提供サーバ41に通知される。
同様に、S9における比較の結果が平均滞在時間D<2Tである場合には(S9;NO)、施設Aにおけるユーザの待ち時間は、0とみなすことができる程度に極めて短いものと判断できるので、S10〜S12の処理は省略されS14に移行する。その結果、ユーザには、予想待ち時間として“0”が提示される。
以上、予想待ち時間を算出する処理について説明したが、次いで、将来の混雑状況を推定する処理について説明する。図9は、混雑状況を推定する処理を説明するためのフローチャートである。
まず、施設選定部313により、混雑状況の推定対象となる施設が選定されると(T1)、混雑状況推定部314は、図7のS10において待ち時間指数格納部312に格納された待ち時間指数Eを取得する(T2)。
混雑状況推定部314は、過去の待ち時間指数Eを履歴的に保持しており、現在時刻の待ち時間指数Eと、過去の一時点における待ち時間指数Eとの差を算出する(T3)。この算出結果は、待ち時間指数の変化量βとして使用される。現在の混雑状況から、必ずしも将来の混雑状況を予測できるとは限らないが、混雑状況推定部314は、過去における混雑状況の推移としての変化量βを基に、より蓋然性の高い混雑状況の変化を将来の混雑状況として推定する。
具体的には、混雑状況推定部314は、変化量βと0との大小関係を判定し、変化量βが0より大きい値(正の値)である場合には(T4;YES)、現在、混雑状況が増大していると判断できることから、以後も時間の経過に伴って、より混雑する状況にあるものと推定する(T5)。これに対して、変化量βが0より小さい値(負の値)である場合には(T6;YES)、現在、混雑状況が緩和していると判断できることから、以後も時間の経過に伴って、より緩和される状況にあるものと推定する(T7)。更に、変化量βが上記何れの値にも該当しない場合(β=0の場合)には(T6;NO)、以後も、時間の経過に伴う混雑状況の変化はないものと推定する(T8)。
T5、T7、T8の何れかで推定された混雑状況は、混雑状況推定部314から推定結果送信部311に出力された後、推定結果送信部311により、所定の宛先に送信される。所定の宛先とは、予想待ち時間Gの送信先と同様に、各移動機、サービス提供サーバ41の何れかであってもよいし、その双方であってもよい。なお、送信される混雑状況の推定結果は、増大を表す“+”、緩和を表す“−”、変化無しを表す“0”、といった方向性を示すデータに限らず、混雑状況の変化の度合いを示すデータ(例えば、変化量β自体)を含む。
予想待ち時間や混雑状況に関しては、本発明において用途を限定するものではないが、例えば以下の様な使用が可能である。サービス提供者は、予想待ち時間の算出結果を、対応する施設周辺の入場者に対して移動機経由で通知する。また、サービス提供者は、混雑状況が緩和された場合に、その旨を、全入場者に向けて通知する。これにより、入場者は、自己が利用可能な施設がどの程度混雑しているかをリアルタイムに把握することができ、時間の有効活用に資する。また、サービス提供者にとっても、待ち時間の短いアトラクションやレストランを優先的に宣伝する等して、施設の効率的な利用促進が可能になるといった利点がある。更には、サービス提供者は、各入場者の属性情報を登録しておくことにより、例えばお年寄りや身体障害者が長時間待っている場合には健常者に優先して施設を利用してもらうといった優遇サービスを実施することもできる。
以上説明した様に、混雑状況推定システム1によれば、混雑状況推定サーバ30は、移動機21を発信エリアA1内に有する無線タグ10の設置場所を特定し、当該発信エリアA1に在圏する移動機の総数を算出する。更に、混雑状況推定サーバ30は、発信エリアA1に在圏する各移動機の、発信エリアA1における平均滞在時間を算出し、上記設置場所と移動機数と平均滞在時間とから待ち時間指数を算出する。そして、この待ち時間指数と、無線タグ10から施設までの無線タグ数とに基づく予想待ち時間を算出する。これにより、どの施設で何人が待っているのか、各々の待ち人(移動機のユーザ)はその施設でどれ位の時間待っているのかが、予想待ち時間に明確に反映される。したがって、混雑状況推定サーバ30がかかる予想待ち時間を各移動機に送信することで、待ち人は、正確な予想待ち時間を簡易迅速に把握することが可能となる。
また、混雑状況推定サーバ30は、各施設の待ち時間指数の経時的変化を常時監視しており、待ち時間指数が増大している場合にはその施設が混雑しつつあるものと推定し、待ち時間指数が減少している場合には施設が空きつつあるものと推定する。ある時点で施設が混雑していても、それ以降混雑状況が緩和される場合には、移動機のユーザは、その施設の利用を待つという選択が有効である。反対に、ある時点で施設が空いていても、それ以降混雑状況が増大する場合には、現在施設の利用を待っていないユーザがその施設の利用を待つという選択はあまり有効ではない。ユーザは、このような混雑状況の変化を見越して、所望の施設に並ぶタイミングの判断や並ぶ施設の選択を効果的に行うことが可能となる。
混雑状況推定システムの概要を説明するための図である。 混雑状況推定サーバの機能的構成を示す図である。 設置場所対応テーブルのデータ格納例を示す図である。 移動機数算出テーブルのデータ格納例を示す図である。 滞在時間算出テーブルのデータ格納例を示す図である。 待ち時間指数格納部のデータ格納例を示す図である。 予想待ち時間提示処理の前半部分を説明するためのフローチャートである。 予想待ち時間提示処理の後半部分を説明するためのフローチャートである。 混雑状況提示処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…混雑状況推定システム、10…無線タグ、21…移動機、30…混雑状況推定サーバ、301…ID受信部、303…設置場所特定部、305…移動機数算出部、307…平均滞在時間算出部、310…予想待ち時間算出部、311…推定結果送信部、41…サービス提供サーバ

Claims (4)

  1. 無線タグから移動機に送信される当該無線タグの識別情報と、前記移動機の識別情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された無線タグ識別情報に基づいて、前記無線タグの設置場所を特定する特定手段と、
    前記受信手段により受信された移動機識別情報を使用して、所定時刻において前記設置場所の近傍に位置する移動機の数を算出する移動機数算出手段と、
    前記移動機数算出手段により算出された移動機数を使用して、前記移動機のユーザの予想待ち時間を算出する待ち時間算出手段と、
    前記待ち時間算出手段により算出された前記予想待ち時間を通知する通知手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記受信手段により受信された無線タグ識別情報及び移動機識別情報を使用して、前記設置場所の近傍における前記移動機の滞在時間を算出する滞在時間算出手段を更に備え、
    前記待ち時間算出手段は、前記移動機数に加えて、前記滞在時間算出手段により算出された滞在時間を使用して、前記移動機のユーザの予想待ち時間を算出することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記移動機数算出手段により算出された移動機数と、前記滞在時間算出手段により算出された滞在時間とを使用して、前記設置場所の近傍における将来の混雑状況を推定する推定手段を更に備え、
    前記通知手段は、前記推定手段により推定された前記混雑状況を通知することを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. サーバ装置が、
    無線タグから移動機に送信される当該無線タグの識別情報と、前記移動機の識別情報とを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信された無線タグ識別情報に基づいて、前記無線タグの設置場所を特定する特定ステップと、
    前記受信ステップにて受信された移動機識別情報を使用して、所定時刻において前記設置場所の近傍に位置する移動機の数を算出する移動機数算出ステップと、
    前記移動機数算出ステップにて算出された移動機数を使用して、前記移動機のユーザの予想待ち時間を算出する待ち時間算出ステップと、
    前記待ち時間算出ステップにて算出された前記予想待ち時間を通知する通知ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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