JP2005293174A - テキストデータ編集装置、テキストデータ編集方法及びテキストデータ編集プログラム - Google Patents

テキストデータ編集装置、テキストデータ編集方法及びテキストデータ編集プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テキストデータ全体の表示サイズを縮小した場合であっても、ユーザが文字データの内容を容易に把握することができるようにテキストデータの内容を表示することのできるテキストデータ編集装置を提供する。
【解決手段】テキストデータを言語的な意味を有する複数の部分情報に分割する分割手段104と、予め定められた条件にしたがって、分割手段104によって分割された複数の部分情報から、所定の部分情報を選択する選択手段114と、選択手段114によって選択された部分情報を編集することにより、サイズ変更手段114と、サイズ変更手段114によって編集された後のテキストデータをテキストデータ表示領域210に表示させる表示手段116とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集装置、テキストデータ編集方法及びテキストデータ編集プログラムに関するものである。
従来から、テレビジョン放送やDVD映像コンテンツにおいて、音声情報を補完する字幕の文字データ(クローズドキャプション)が提供されている。字幕の文字データは、聴覚障害者や難聴者だけでなく健聴者においても、画像に対応する音声が聞き取りにくい場合や聞き取り可能な形で再生することが困難な場合に特に有効である。
テレビジョン放送においては、ビデオ信号に文字多重信号が重畳されて文字データが提供される。具体的には、垂直ブランキング期間中に挿入される識別信号(VBI信号)を使用して文字データを伝送している。DVD等では多言語の字幕情報を映像や音声と共に記録することができる。また、デジタルハイビジョン放送では、副映像情報として字幕を伝送することができる。
文字データを表示できる表示領域の物理的な大きさはテレビ画面等の大きさによる制約を受ける。限られた表示領域により多くの情報を短時間に表示するために、スクロールして表示する方法や所定の時間間隔で文字データを切り替えて表示する方法が知られている。特に、テレビジョン放送等では映像とリンクさせて文字データを表示させた場合が多い。
スクロール表示や時間により内容を切り替える表示は、上述のテレビジョン放送等以外でも、例えば1行から数行の文字表示領域を備えた情報表示装置において採用されている。例えば、携帯電話、小型情報機器の表示画面、街頭や車内の電光掲示機、FM多重放送受信機などの機器である。
これらの装置においても表示領域の大きさと表示時間による制約を受けるので、スクロール表示等により限られた領域および時間により多くの文字データを表示することができる。
特開2003−122339号公報
しかし、表示させたい文字データの量が多くなってくると、限られた表示領域に文字データ総てを表示するのが困難になってくる。例えば、スクロール表示において、限られた表示領域に限られた時間内に総ての文字データを表示させる場合には、スクロール速度を大きくする必要がある。しかし、スクロール速度が大きくなり過ぎると、ユーザにとって、文字データの認識し難い表示となってしまう。
また、時間により表示を切り替える方法においては、切り替えるタイミングを早くする必要がある。しかし、この場合、1つの文字データ画面が表示される時間が短くなりすぎるとユーザが文字を認識する前に画面が切り替わってしまう。すなわち、ユーザにとって文字データの認識し難い表示となってしまう。
小型情報機器やパーソナルコンピュータにおいては、ユーザからの操作によりスクロールを行う方法が知られている。しかし、ユーザが逐次操作をしなければならず利便性が悪い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示すべき文字データの情報量が多い場合であっても、ユーザが文字データの内容を容易に把握することができるようにテキストデータの内容を表示することのできるテキストデータ編集装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集装置であって、前記テキストデータを言語的な意味を有する複数の部分情報に分割する分割手段と、予め定められた条件にしたがって、前記分割手段によって分割された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の絶対的なサイズである全体表示サイズを縮小するサイズ変更手段と、前記サイズ変更手段によって編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集方法であって、前記テキストデータを言語的な意味を有する複数の部分情報に分割する分割ステップと、予め定められた条件にしたがって、前記分割ステップにおいて分割された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の絶対的なサイズである全体表示サイズを縮小するサイズ変更ステップと、前記サイズ変更ステップにおいて編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明は、テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集処理をコンピュータに実行させるテキストデータ編集プログラムであって、前記テキストデータを言語的な意味を有する複数の部分情報に分割する分割ステップと、予め定められた条件にしたがって、前記分割ステップにおいて分割された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の絶対的なサイズである全体表示サイズを縮小するサイズ変更ステップと、前記サイズ変更ステップにおいて編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明は、テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集装置であって、言語的な意味を有する複数の部分情報に分割された前記テキストデータを取得する取得手段と、予め定められた条件にしたがって、前記取得手段によって取得された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の全体表示サイズを縮小するサイズ変更手段と、前記サイズ変更手段によって編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集方法であって、言語的な意味を有する複数の部分情報に分割された前記テキストデータを取得する取得ステッと、予め定められた条件にしたがって、前記取得ステップにおいて取得された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の全体表示サイズを縮小するサイズ変更ステップと、前記サイズ変更ステップにおいて編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明は、テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集処理をコンピュータに実行させるテキストデータ編集プログラムであって、言語的な意味を有する複数の部分情報に分割された前記テキストデータを取得する取得ステップと、予め定められた条件にしたがって、前記取得ステップにおいて取得された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の全体表示サイズを縮小するサイズ変更ステップと、前記サイズ変更ステップにおいて編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示ステップとを有することを特徴とする。
本発明にかかるテキストデータ編集装置は、言語的な意味を有する部分情報単位で編集を行うことによりテキストデータ全体のサイズを縮小するので、テキストデータ全体の表示サイズを縮小した場合であっても、ユーザは、文字データの内容を容易に把握することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるテキストデータ編集装置、テキストデータ編集方法及びテキストデータ編集プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示している。文字データ表示装置10は、本発明にかかるテキストデータ編集装置を構成する。
文字データ表示装置10は、本実施の形態における文字データ表示装置10に特徴的なテキストデータ編集処理を行う処理部100と、処理部100によって処理されたテキストデータを表示する表示画面200とを備えている。なお、処理部100によって処理されたテキストデータは、表示画面200にテキストデータを表示すべく設けられた表示領域210に表示される。表示領域210は、スクロール表示することができる。
処理部100は、テキストデータ取得部102、分割部104、重要度決定部106、重要度テーブル108、制御情報取得部110、サイズ比較部112、サイズ変更部114および表示部116を備えている。
テキストデータ取得部102は、外部から表示画面に表示すべき文字データであるテキストデータを取得する。例えば、ユーザからの入力によりテキストデータを取得してもよい。または、通信受信手段や放送受信手段を介してテキストデータを取得してもよい。また、記録媒体に格納されているテキストデータを読み出して取得してもよい。
分割部104は、テキストデータ取得部102が取得したテキストデータを、言語的に意味を持つ単位に分割する。本実施の形態においては、形態素解析処理により、形態素を1単位とする部分データに分割する。さらに、分割された部分データごとに、各部分データに含まれる形態素の品詞を示す情報を付与する。
なお、言語的に意味を持つ単位は、形態素に限定されるものではない。例えば、「単語」、「文節」、「連文節」、「文」または「段落」などであってもよい。
重要度決定部106は、重要度テーブル108を利用して分割部104によって得られた各部分データに対する重要度を決定する。
重要度テーブル108は、各部分データに対する重要度を決定するときに利用するテーブルである。図2は、重要度テーブル108のデータ構成を模式的に示している。重要度テーブル108は、各形態素の品詞と、重要度とを対応付けている。したがって、重要度テーブル108を利用することにより、例えば名詞の重要度を「1.0」と特定することができる。
重要度決定部106は、重要度テーブル108を利用して分割部104によって得られた各部分データに対する重要度を決定する。
ここで、本実施の形態にかかる重要度決定部106と重要度テーブル108は、特許請求の範囲に記載の品詞判別手段を構成する。
制御情報取得部110は、外部から設定表示速度(N)および設定表示時間(T)を取得する。ここで、設定表示速度(N)とは、テキストデータ取得部102が取得したテキストデータ全体を表示領域に表示させるときの速度である。また、設定表示時間(T)とは、テキストデータ取得部102が取得したテキストデータ全体を表示させるのに要する時間である。
制御情報取得部110は、設定表示速度(N)および設定表示時間(T)をユーザからの入力により取得してもよい。すなわち、設定表示速度(N)および設定表示時間(T)は、ユーザの所望の値であって、任意に変更可能な値である。また、他の例としては、制御情報取得部110は、外部機器を介して設定表示速度(N)および設定表示時間(T)を取得してもよい。
ユーザからの入力により制御情報を取得する場合、ユーザは以下の条件に従って設定表示速度を入力する。すなわち、標準速表示を行う場合には「N=1」を入力する。一時停止する場合には「N=0」を入力する。低速表示を行う場合には「0<N<1」を、高速表示を行う場合には「1<N<∞」を入力する。スキップ表示を行う場合には「N=∞」を入力する。低速逆順表示を行う場合には「−1<N<0」を入力する。標準速逆順表示を行う場合には「N=−1」を入力する。高速逆順表示を行う場合には「N<−1」を入力する。なお、「∞」は計算機上では十分大きな数値を代用して用いればよい。
サイズ比較部112は、制御情報取得部110から制御情報を取得する。ここで、制御情報とは、設定表示速度(N)および設定表示時間(T)を含む情報である。また、テキストデータ取得部102からテキストデータを取得する。そしてテキストデータを表示領域に表示する場合のテキスト全体表示サイズと、表示領域の絶対的なサイズである、表示領域サイズとを比較する。
サイズ変更部114は、テキストデータ全体を表示領域に表示した場合の全体表示サイズが表示領域サイズよりも大きい場合に重要度決定部106によって決定された重要度に応じて部分データを選択し、選択した部分データの部分表示サイズを縮小する。ここで、サイズ変更部114は、サイズ比較部112による比較結果に基づいて、縮小の程度を決定する。なお、本実施の形態にかかるサイズ変更部114は、特許請求の範囲にかかる選択手段およびサイズ変更手段を構成する。
表示部116は、サイズ変更部114によって編集された後のテキストデータを表示領域210に表示する。表示部116は、表示領域210に対してテキストデータをスクロール表示する。
図3は、文字データ表示装置10がテキストデータを表示するときの処理を示すフローチャートである。まず、テキストデータ取得部102は、外部からテキストデータを取得する(ステップS100)。次に、分割部104は、テキストデータ取得部102が取得したテキストデータを形態素単位の部分データに分割する(ステップS102)。分割部104はさらに、分割した各部分データに対して部分表示時間を付与する。ここで、部分表示時間とは、部分データを表示領域に表示するときに要する時間である。
図4は、分割部104の分割処理により得られた部分データを示している。ここでは、「単語の言語情報を利用して表示することで、早送りのときに内容を探しやすくなります。」というテキストデータに対する部分データを示している。図4において、「/」は部分データの区切りを示している。
また、各部分データには部分表示時間が付与されている。図4においては各部分データの上部に示している。本実施の形態においては、1文字1秒でスクロール表示される。従って、例えば、「単語」という部分データには2文字含まれているので、当該部分データに対して部分表示時間2秒が付与されている。また、テキストデータには40文字含まれている。従って、テキストデータ全体を表示するのに要する全表示時間(T0)は、40秒である。
次に、重要度決定部106は、重要度テーブル108を参照して、各部分データの品詞に応じた重要度を決定する(ステップS104)。図5は、各部分データに対して決定された重要度を示している。例えば、「単語」という部分データの品詞は、名詞である。したがって、重要度テーブル108を利用し、重要度は「1.0」と特定される。そして、重要度「1.0」が付与される。重要度決定部106は、重要度が割り当てられた各部分データをサイズ変更部114に出力する。
一方、制御情報取得部110は、外部から設定表示速度(N)と設定表示時間(T)とを取得する(ステップS106)。次に、サイズ比較部112は、制御情報取得部110から取得した制御情報とテキストデータ取得部102から取得したテキストデータに基づいて、テキストデータを表示領域に表示する場合の表示サイズと表示領域のサイズとを比較する(ステップS108)。
図6は、実施の形態1における文字データ表示装置10がテキストデータを表示する表示領域210を示している。表示画面200は、スクロール表示可能であって、図6に示すように、テキストデータは表示画面200を右から左に向かって移動する。このため、表示画面200は、表示画面200の表示幅211に対応する文字数以上の文字数のテキストデータを表示することができる。
この場合、サイズ比較部112は、表示画面200の実際の大きさと、設定表示速度と、設定表示時間により定まるサイズを表示領域サイズとする。例えば、表示幅211が10文字表示可能であって、設定表示速度が1文字/1秒であるとすると、30秒間には30文字表示可能である。従って、この場合の表示領域サイズは30文字に相当する。
この場合には、テキストデータに30文字以上の文字が含まれている場合には、テキストデータの全体表示サイズが表示領域サイズよりも大きいと判断する。また、テキストデータに30文字よりも少ない文字が含まれている場合には、テキストデータの全体表示サイズが表示領域サイズよりも小さいと判断する。
テキストデータ全体の表示サイズが表示領域のサイズよりも大きい場合には(ステップS110,Yes)、サイズ変更部114は、部分データ単位で表示サイズを縮小する(ステップS112)。そして、表示部116は、縮小後のテキストデータを表示領域に表示する(ステップS114)。
一方、テキストデータ全体の表示サイズが表示領域のサイズよりも小さい場合には(ステップS110,No)、表示部116は、テキストデータを表示する(ステップS114)。以上で、文字データ表示処理が完了する。
ここで、サイズ変更部114における縮小処理について詳述する。サイズ変更部114は、各部分データのスクロール方向における表示幅を変更することにより、設定表示時間を変更する。具体的には、サイズ変更部114は、制御情報取得部110が取得した制御情報に含まれる設定表示速度(N)および設定表示時間(T)を利用して、式(1)に従い表示幅伸縮率を算出する。
Figure 2005293174
なお、上式(1)において、「i」は各単位の順位、「wi」は単位(形態素)、「li」は各単位の表示時間、「αi」は表示情報に基づく重み、「T0」は入力テキストデータの標準的な全表示時間、「T」は重み付け後の設定表示時間、「N」は設定表示速度を示している。
図7は、式(1)から得られた各部分データに対する表示幅伸縮率を示している。なお、本図に示す表示幅伸縮率は、テキストデータ全体の全表示時間(T0)が40秒であって、かつ制御情報として、設定表示時間(T)が30秒、設定表示速度(N)が3倍に指定されている場合の値である。
サイズ変更部114は、さらに図7に示す表示幅伸縮率から各部分データに対する部分表示時間(Ti)を決定する。図8は、図7に示す表示幅伸縮率から求めた各部分データの部分表示時間を示している。
例えば、1文字のスクロール方向における表示幅を1/2にすることにより、当該文字を表示する時間を半分にすることができる。この場合、当該文字の表示速度が2倍になったとみなすことができる。
サイズ変更部114は、図8に示す部分データの表示時間を表示制御データとして表示部116に出力する。そして、表示部116は、サイズ変更部114から取得した表示制御データに従ってテキストデータを表示する。
図9は、表示部116がテキストデータを表示する様子を示している。図9に示すように各部分データを図8に示す部分表示時間に対応した部分表示サイズで表示することによりテキストデータの全体表示サイズを縮小することができる。表示時間が長いほど部分データの表示幅が小さくなる。本実施の形態においては、表示幅だけでなく縦横同一の縮小率で縮小している。
このように、スクロール速度を変更することなく、各部分データの表示幅を変更することにより、表示時間を短縮することができる。さらに、表示幅を変更する際には、助詞などテキストデータの内容を把握する上で比較的重要度の低い文字を優先的に変更対象としているので、サイズ変更後もユーザは容易に内容を把握することができる。
図10は、実施例1に係る文字データ表示装置10のハードウェア構成を示す図である。文字データ表示装置10は、ハードウェア構成として、文字データ表示装置10におけるテキストデータ編集処理を実行するテキストデータ編集プログラムなどが格納されているROM52と、ROM52内のプログラムに従って文字データ表示装置10の各部を制御し、バッファリング時間変更処理等を実行するCPU51と、ワークエリアが形成され、文字データ表示装置10の制御に必要な種々のデータを記憶するRAM53と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F57と、各部を接続するバス62とを備えている。
先に述べた文字データ表示装置10における文字表示プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(R)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
この場合には、文字表示プログラムは、文字データ表示装置10において上記記録媒体から読み出して実行することにより主記憶装置上にロードされ、上記ソフトウェア構成で説明した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本実施の形態の文字表示プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
そうした第1の変更例としては、文字データ表示装置10は、部分データに分割された状態でテキストデータを外部から取得してもよい。図11は、第1の変更例にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示すブロック図である。第1の変更例にかかる文字データ表示装置10の処理部100は、分割部104を有さない。
このように、他の機器においてテキストデータを部分データに分割しておき、部分データ単位で外部からテキストデータを取得してもよい。
この場合、重要度決定部106は、テキストデータ取得部102から部分データとしてテキストデータを取得する。そして、実施の形態1において説明した処理によって各部分データに対する重要度を決定する。なお、これ以外の構成および処理は、第1の実施の形態における処理と同様である。
また、第2の変更例としては、文字データ表示装置10は、表示画面200を備えなくともよい。この場合、表示部116は、文字データ表示装置10とは別に準備された表示装置に対してサイズを変更した後のテキストデータを出力する。
また、第2の変更例としては、実施の形態1のサイズ変更部114は、設定表示速度、設定表示時間およびテキストデータ全体の全表示時間に基づいて、総ての部分データの表示サイズを変更したが、これにかえて、重要度の低い部分データの表示サイズのみを変更してもよい。なお、本例のサイズ変更部114は、特許請求の範囲に記載の部分情報数決定手段を構成する。
例えば、重要度が最も低い句読点の部分データについてのみ表示サイズを変更してもよい。さらに、句読点の部分データの表示サイズを変更してもテキストデータ全体の表示サイズが表示領域の表示サイズよりも大きい場合には、2番目に重要度が低い助詞等の部分データの表示サイズを変更してもよい。
この場合さらに、部分データの最少サイズを定めておいてもよい。そして、設定されている設定表示速度等の制限により句読点の部分データに対して最少サイズ以下の表示サイズが算出された場合には、句読点の部分データのサイズを最少サイズとする。
このとき、テキストデータ全体の表示サイズは、なお表示領域の表示サイズよりも大きい。そこで、次に2番目に重要度が低い助詞等の部分データの表示サイズを変更する。同様に、設定されている設定表示速度等の制限により、助詞等の部分データに対して最少サイズ以下の表示サイズが算出された場合には、助詞等の部分データの表示サイズを最少サイズとする。そして、3番目に重要度が低い形容詞等の部分データの表示サイズを変更する。
このように、重要度が低い順に表示サイズを変更することにより重要な文字を見やすく保ちつつテキストデータ全体の表示サイズを縮小することができる。
また、第3の変更例としては、本実施の形態においては大小2つのサイズでテキストデータを表示したが、3つ以上のサイズでテキストデータを表示してもよい。例えば、予め重要度に応じて3段階のサイズを決定しておき、サイズ変更部114は、各部分データの重要度に基づいて大中小3つのサイズのうちいずれかのサイズを決定する。そして、各部分データのサイズを決定したサイズに変更する。
また、第4の変更例としては、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10は、処理後のテキストデータを横方向にスクロールする表示領域210に表示したが、他の例としては図12に示すように縦方向にスクロールする表示領域220に対してテキストデータを表示してもよい。
また、第5の変更例としては、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10のサイズ変更部114は、所定の部分データの表示サイズを縮小したが、これにかえて、部分データ自体を削除してもよい。すなわち重要度の低い部分データを削除してもよい。この場合も、テキストデータを構成する複数の部分データの一部を削除するので、テキストデータ全体の全体表示サイズを縮小することができる。
また、第6の変更例としては、実施の形態1においては、図3に示す処理順で処理が行われたが、テキストデータ取得にかかる処理(ステップS100)から重要度決定にかかる処理(ステップS104)と、制御情報取得にかかる処理(ステップS106)とは、互いに独立の処理であるので、並行して行われてもよく、また、制御情報取得にかかる処理(ステップS106)を先に行ってもよい。
(実施の形態2)
次に実施の形態2にかかる文字データ表示装置10について説明する。実施の形態2にかかる文字データ表示装置10は、外部から取得した音声データに対し音声認識を行いテキストデータを生成する。図13は、実施の形態2にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示すブロック図である。実施の形態2にかかる処理部100は、テキストデータ取得部102に替えて音声データ取得部120およびテキストデータ生成部122を有する。この点で実施の形態にかかる処理部100と異なっている。
音声データ取得部120は、外部から音声データを取得する。テキストデータ生成部122は、音声データ取得部120から音声データを取得する。そして、音声データに対して音声認識によりその発音内容を解析し、テキストデータに変換する。
例えば、ユーザからのマイク入力により音声データを取得してもよい。または、通信受信手段や、放送受信手段を介して音声データを取得してもよい。さらにまた、記録媒体に格納されている音声データを読み出してもよい。
このように、実施の形態2にかかる文字データ表示装置10は、音声データから生成したテキストデータに対して表示処理を行うことができる。
実施の形態2にかかる文字データ表示装置10のこれ以外の構成および処理は、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の構成および処理と同様である。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3にかかる文字データ表示装置10について説明する。図14は、実施の形態3にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示すブロック図である。実施の形態3にかかる文字データ表示装置10は、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の機能構成に加えて記憶部300をさらに備えている。この点で、他の実施の形態にかかる文字データ表示装置10と異なっている。
記憶部300は、例えば半導体メモリやハードディスク、光学式の記録媒体などで構成される。また、記憶部300は、文字データ表示装置10に着脱可能に設けられている。
実施の形態3にかかる処理部100は、例えばテキストデータの表示に先立って各部分データの部分表示時間(Ti)を算出しておく。そして、記憶部300は、算出された部分表示時間(Ti)を格納する。
図15は、記憶部300に格納されている表示制御データの一例を示している。図15に示すように表示制御データ310は、各部分データと各部分データの部分表示時間とを対応付けたデータである。
サイズ変更部114は、表示指示を受け付けると記憶部300の表示制御データ310を読み込む。そして、制御情報取得部110が取得した制御情報に基づいて、サイズ変更処理を行う。
このように、記憶部300は、テキストデータのサイズ変更を行うときに利用すべき中間情報を表示制御データとして格納している。したがって、例えば取得したタイミングで出力しない場合には、表示制御データ310を記憶部300に格納しておくことにより、出力時の処理の迅速化を図ることができる。
また、記憶部300は、着脱可能に取り付けられているので、記憶部300を他の表示機器に読み込ませることにより、他の機器においても高速表示を行うことができる。
なお、実施の形態3にかかる文字データ表示装置10のこれ以外の構成および処理は、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の構成および処理と同様である。
実施の形態3にかかる記憶部300は、表示制御データとして各部分データの部分表示時間を格納したが、記憶部300に格納される表示制御データ310の内容は本実施の形態に限定されるものではない。
そうした変更例としては、表示制御データ310は、図16に示すように各部分データと品詞とを対応付けたデータであってもよい。この場合、表示指示を受け付けると、重要度決定部106が重要度を決定し、以下、実施の形態1の図3において説明したステップS104以降の処理が行われる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4にかかる文字データ表示装置10について説明する。実施の形態4にかかる文字データ表示装置10は、テキストデータを音声データおよび映像データと同期させて表示させる。
図17は、実施の形態4にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示している。文字データ表示装置10は、実施の形態1にかかる処理部100および表示画面200に加えて、音声データ処理部400と、映像データ処理部500とを備えている。この点で、他の実施の形態と異なっている。
音声データ処理部400は、音声データ取得部402と、音声再生速度変換部404と、音声出力部406とを有している。映像データ処理部500は、映像データ取得部502と、映像再生速度504と、映像出力部506とを有している。
音声データ取得部402は、テキストデータと同期させて出力すべき音声データを外部から取得する。音声再生速度変換部404は、音声データ取得部402から音声データを取得する。また、サイズ変更部114から設定表示速度(N)および設定表示時間(T)を取得する。音声再生速度変換部404は、設定表示速度(N)および設定表示時間(T)に基づいて、音声データの再生時間を伸縮する。
音声出力部406は、音声再生速度変換部404によって再生時間が伸縮された後の音声データを表示部116がテキストデータを表示するのに同期させて出力する。
映像データ取得部502は、テキストデータと同期させて出力すべき映像データを外部から取得する。映像再生速度504は、映像データ取得部502から映像データを取得する。また、サイズ変更部114から設定表示速度(N)および設定表示時間(T)を取得する。映像再生速度504は、設定表示速度(N)および設定表示時間(T)に基づいて、映像データの再生時間を伸縮する。
映像出力部506は、映像再生速度504によって再生時間が伸縮された後の映像データを表示部116がテキストデータを表示するのに同期させて表示画面200に表示させる。
このように、実施の形態4にかかる文字データ表示装置10は、映像および音声とともに、サイズを変更した後のテキストデータを表示することができる。
これ以外の実施の形態4にかかる文字データ表示装置10の構成および処理は、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の構成および処理と同様である。
実施の形態4にかかる第1の変更例としては、実施の形態4にかかる文字データ表示装置10においては、音声データおよび映像データ自体に処理を施すことによって、再生時間を伸張したが、音声データ取得部402および映像データ取得部502におけるデータの取得速度を制御してもよい。これによっても、再生時間を伸張することができる。
また、第2の変更例としては、実施の形態4にかかる文字データ表示装置10は、音声データとテキストデータはそれぞれ別個の情報として取得したが、音声データ取得部402が取得する音声データからテキストデータを取得してもよい。具体的には、図13において説明したように、処理部100は、テキストデータ取得部102に替えて音声データ取得部120およびテキストデータ生成部122を有する。そして、音声データ取得部120は、音声データ取得部402から音声データを取得する。
また、第3の変更例としては、処理部100は、映像データおよび音声データの伸縮に合わせてテキストデータのサイズを変更してもよい。
また、第3の変更例としては、文字データ表示装置10は、さらに記憶部を備えてもよい。図18は、記憶部に格納されている情報を模式的に示している。実施の形態4にかかる記憶部は、実施の形態3において説明した記憶部300に格納されていた、図15に示した表示制御データ310に加えて、同期データ311を格納している。同期データ311は、音声データおよび映像データの再生時間と、各部分データの表示時間とを対応付けたデータである。
例えば、同期データ311において、p−time=480000,seq−text=1およびtext=「単語の言語情報を・・・」が対応付けて格納されている。この情報により、音声データおよび映像データのp−time=480000の再生時間における情報が出力されるときに、seq−text=1が表示される。
このように、記憶部に格納されている情報を利用することにより、音声データ、映像データおよびテキストデータを同期させて出力することができる。
また、第4の変更例としては、実施の形態3における変更例と同様に、記憶部に格納されている表示制御データ310の内容は本実施の形態に限定されるものではない。図19は、記憶部に格納されている情報を模式的に示している。図16に示した表示制御データ312に加えて、同期データ313を格納している。この場合も、記憶部に記憶されている情報を利用することにより、音声データ、映像データおよびテキストデータを同期させて出力することができる。
(実施の形態5)
次に実施の形態5にかかる文字データ表示装置10について説明する。実施の形態5にかかる文字データ表示装置10は、行単位で縦にスクロールする文字表示領域に文字情報を表示させる。すなわち、文字データ表示装置10は、行単位でスクロールする表示形式に併せて文字データ表示処理を行う。
図20は、実施の形態5にかかる表示画面202および表示領域212を示している。テキストデータは表示領域212に表示される。表示領域212は、下から上に向かってスクロール表示する。すなわち、テキストデータは、行単位でスクロール表示される。
図21は、実施の形態5にかかる重要度テーブル108のデータ構成を模式的に示している。重要度テーブル108は、接続詞と、重要度とを対応付けている。したがって、重要度テーブル108を利用することにより、例えば「しかし、」という接続詞を含む部分データの重要度を「1.0」と特定することができる。すなわち、本実施の形態にかかる重要度決定部106および重要度テーブル108は、特許請求の範囲に記載のキーワード検索手段を構成する。
図22は、テキストデータ取得部102が取得したテキストデータを示している。図22においては各部分データ(1)〜(8)の接続詞のみを示し、他の部分については省略して示している。本実施の形態における分割部104は、図22に示すように文節単位の部分データに分割する。
以下、制御情報取得部110が2倍の設定表示速度および設定表示時間40秒を取得し、かつテキストデータの全表示時間が80秒である場合について説明する。この場合、設定表示速度が2倍であるので、テキストデータの全表示時間を40秒に短縮する。すなわち、テキストデータの表示サイズを1/2に縮小する。
具体的には、重要度決定部106は、重要度テーブル108を参照し、分割部104から取得した各部分データに対する重要度を決定する。また、サイズ比較部112は、表示領域サイズがテキストデータの全表示サイズの2倍であると判断する。そして、サイズ変更部114は、重要度決定部106が決定した重要度の高い接続詞に対応する部分データから順に選択する。そして、選択した部分データの部分表示時間の合計が実表示時間40秒にできるだけ近く、かつ40秒以内となるように、部分データを選択する。サイズ変更部114はこうして選択した複数の部分データを識別する部分データIDを含む表示制御データを生成する。そして、表示部116は、表示制御データに示された部分データを表示領域212に表示する。
図23は、表示領域212に表示されるテキストデータを示している。すなわち、図23に示す部分データは、図22に示したテキストデータから選択されたものである。このように、サイズ変更部114は、設定された表示時間内に表示可能な部分データを重要度が高い順に選択する。すなわち、これ以外の部分データを削除する。
これにより、各文字の表示サイズを縮小することなく、かつテキストデータ全体の全体表示速度を大きくすることなくテキストデータを表示することができる。
なお、実施の形態5においては、重要度テーブル108は、接続詞と重要度とを対応付けていたが、重要度を決定するときに利用する情報はこれに限定されるものではない。例えば、各部分データについて、単語数、文字数、名詞や動詞といった自立語の数、自立語の割合などを求めてもよい。この場合には、この結果に応じて各部分データの優先度を決定してもよい。求めるようにしてもよい。
また、他の例としては、設定表示速度に予め閾値を設定してもよい。実施の形態5にかかる文字データ表示装置10においては、ユーザから指定される設定表示速度(N)応じて全表示時間が決定される。このため、設定表示速度(N)が高い値に設定された場合には、表示される部分データの数が少なくなる。
そこで、表示される単位の数が予め設定した閾値未満となった場合には、サイズ変更部114は、表示速度(N)の値を低速に変更する。そして、その速度で決定される全表示時間に表示可能な部分データを選択する。これにより、ユーザが見やすい状態でテキストデータを表示することができる。
実施の形態5にかかる文字データ表示装置10の構成および処理は、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の構成および処理と同様である。
(実施の形態6)
次に実施の形態6にかかる文字データ表示装置10のサイズ変更部114は、各部分データの使用頻度に基づいて重要度を決定する。実施の形態6にかかる文字データ表示装置10は、この点で他の実施の形態にかかる文字データ表示装置10と異なっている。
また、実施の形態6にかかる文字データ表示装置10は、実施の形態5において図20を参照しつつ説明した表示領域212にテキストデータを表示する。
図24は、重要度テーブル108のデータ構成を模式的に示している。重要度テーブル108は、単語の組と確率値とを対応付けている。本実施の形態においては、2つの単語の組み合わせと、当該単語の組み合わせが使用される使用頻度に対応する確率値とを対応付けている。なお、確率値は、新聞や雑誌など、無作為に選択された多種多様な媒体の文書に基づいて算出された値である。このため、世間一般でよく使用される表現、すなわち単語の組み合わせにおいては確率値は大きくなる。また、あまり使われない単語の組み合わせ、すなわち一般的でない表現では確率値は小さくなる。
従って、大きい確率値に対応する単語の組み合わせはよく使われる表現なので、正確に表示しなくても前後関係から当該単語の組み合わせを容易に推測できると推測される。一方、小さい確率値に対応する単語の組み合わせは特異な表現なので、前後関係等からその表現を推測することが難しいと推測される。そこで、重要度決定部106は、確率値が小さいものほど重要度が大きいと判断する。ここで、本実施の形態にかかる重要度決定部106は、特許請求の範囲にかかるキーワード検索手段を構成する。
以下、テキストデータ取得部102が図25に示すテキストデータを取得し、制御情報取得部110が2倍の設定表示速度を取得した場合の処理について説明する。なお、テキストデータ全体の表示時間は52秒であるとする。
一方、分割部104は、テキストデータ取得部102からテキストデータを取得すると、文節単位の部分データに分割する。分割部104はさらに連続する2つの部分データを組み合わせて単語の組とする。
サイズ比較部112は、設定表示速度が2倍であるから、実表示時間を26秒として、表示サイズを比較する。重要度決定部106は、重要度テーブル108を参照して、各単語の組に対する確率値を決定する。図26は、分割部104によって得られた単語の組と、各単語の組に対して決定された確率値とを示している。
サイズ変更部114は、図26に示す確率値に基づいて編集対象となる部分データを決定する。ここで、サイズ変更部114は、前述のように確率値が小さいほど重要度が大きいと判断できる。
具体的には、図26に示した各単語の組(1)〜(23)のうち、予め設定された確率閾値以下の値を示す単語の組については低速(通常速度)表示の対象とする。一方、確率閾値より大きい値を示す単語の組は高速(倍速)表示の対象とする。
例えば、確率閾値として「0.01」が設定されている場合には、単語の組(2)、(8)、(9)、(13)、(19)、(20)、(22)は、低速表示の対象となる。一方、(1)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(10)、(11)、(12)、(14)、(15)、(16)、(17)、(18)、(21)、(23)は、高速表示の対象となる。
さらに、サイズ変更部114は、高速表示のときの表示速度を決定する。具体的には、まず低速表示対象の組み合わせ(2)、(8)、(9)、(13)、(19)、(20)、(22)に関わる単位を通常表示するのに要する時間が合計25秒であることを検出する。
そしてサイズ変更部114は、実表示時間26秒のうち上記25秒との差である1秒の間に、高速表示の対象となった単語の組(1)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(10)、(11)、(12)、(14)、(15)、(16)、(17)、(18)、(21)、(23)を表示することとする。すなわち、高速表示の表示速度を27倍と決定する。
サイズ変更部114はさらに、以上によって決定した各部分データの表示速度を示す表示制御データを生成し、表示部116に送る。表示部116は、表示制御データにしたがって、テキストデータのうち、単語の組(2)、(8)、(9)、(13)、(19)、(20)、(22)に関わる部分データを通常表示し、かつ(1)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(10)、(11)、(12)、(14)、(15)、(16)、(17)、(18)、(21)、(23)に関わる部分データを27倍速表示する。
図27は、表示領域212に表示されるテキストデータを示している。27倍速表示される部分データは人間の目では内容をほとんど読み取れない。従って、図27に示すように、通常表示される部分データのみ人間の目に文字として認識されるように表示される。
以上のように、本実施の形態の文字データ表示装置10は、一般的でない表現の表示速度を比較的遅くすることにより、テキストデータ全体の表示速度を一律に早くする場合に比べて、テキストデータの内容をユーザが理解しやすいように表示することができる。
実施の形態6にかかる文字データ表示装置10のこれ以外の構成および処理は、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の構成および処理と同様である。
実施の形態6にかかる第1の変更例としては、図26に示すような連続する2つの単位の組(1)〜(23)に分類するのにかえて、連続する3つ以上の単位の組に分類してもよい。
また、第2の変更例としては、確率閾値は固定値であったが、他の例としては、確率閾値は、サイズ変更部114が任意に変更してもよい。例えば、まず予め設定された値を用いて通常の速度で表示する部分データの合計時間を算出する。さらに、このとき定まる表示速度が制御情報取得部110を介して取得した設定表示速度をから定まる実表示時間を超える場合には、サイズ変更部114は確率閾値を変更してもよい。
また、第3の変更例としては、各部分データに対して2段階の速度を決定するのにかえて、3段階以上の速度を決定してもよい。
また、第4の変更例としては、速度を大きくするのにかえて、対応する部分データを削除してもよい。
(実施の形態7)
図28は、実施の形態6にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示している。実施の形態7にかかる文字データ表示装置10は、表示領域214に表示する文字情報を時間間隔をおいて切り替えながら、順次表示させる。この点で、他の実施の形態にかかる文字データ表示装置10と異なっている。
図29は、実施の形態7にかかる表示画面204と表示領域214を示している。テキストデータは、表示領域214に順次表示される。例えば、2行単位で3秒毎に切り替えて表示する。
また、実施の形態7にかかる処理部100は、重要度決定部106および重要度テーブル108を有さない。すなわち、実施の形態6にかかる文字データ表示装置10においては、各部分データの重要度によらず、予め定められた規則に従って、編集対象となる部分データを選択する。
図30は、分割部104による分割処理によって得られた部分データを示している。ここでは、「表示間隔を一律に短くする方法では表示速度を高倍速にすると読み取れなくなる」というテキストデータに対する部分データを示している。図30において、「|」は部分データの区切りを示している。
なお、分割部104は、文節単位の部分データに分割したが、分割単位は実施の形態に限定されるものではない。例えば、「形態素」、「単語」、「連文節」、「文」または「段落」であってもよい。分割部104は、表示領域214の幅とテキストデータに含まれる各文字のサイズによって定めてもよい。
また、サイズ変更部114は、制御情報取得部110から取得した設定表示速度(N)に基づいて、部分データ単位でデータを削除する。
以下、表示速度が2倍に設定された場合について説明する。この場合サイズ変更部114は、部分データの数を1/2に削減する。具体的には、図30に示すようにテキストデータにおける順序に配列された複数の部分データを1つおきに削除する。図31は、テキストデータに含まれる部分データを1つおきに削除した結果を示している。また、図32は、図31に示すように部分データが1つおきに間引かれたテキストデータを表示する様子を示している。
また、例えば、表示速度が3倍に設定された場合には、テキストデータにおける順序に配列された連続する3つ部分データのうち1つの部分データを残し、残りの2つの部分データを削除する。このように、設定表示速度に応じて部分データを削除する。
このように、1つおきに部分データを削除しているので、テキストデータの概略を理解することができる。また、各文字のサイズを縮小したり、表示切替間隔を短縮する必要がないので、各文字をユーザにとって見やすい大きさおよび速度で表示することができる。
なお、本実施の形態にかかる文字データ表示装置10のこれ以外の構成および処理は、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の構成および処理と同様である。
なお、本実施の形態においては、1つおきなど、配置位置に関する規則にしたがって部分データを間引く方法について説明したが、間引く部分データを選択する方法は実施の形態に限定されるものではない。例えば、漢字の多い部分データは優先的に残してもよい。これにより、テキストデータの内容を把握する上で比較的重要な単語を含む部分データを残すことができる。このように、部分データの内容を考慮した規則にしたがって部分データを間引いてもよい。
他の例としては、文字データ表示装置10は、図17を参照しつつ説明した実施の形態4にかかる文字データ表示装置10のように、音声データ処理部400および映像データ処理部500をさらに備えてもよい。そして、表示部116は、音声データおよび映像データと同期させてテキストデータを表示してもよい。
文字データ表示装置10は、さらに記憶部を備えてもよい。図33は、記憶部に格納されているデータのデータ構成を模式的に示している。図33に示すように記憶部は、テキストデータに対する表示制御データ330と同期データ331とを格納している。
表示制御データ330においては、テキストデータの冒頭からの文字数によって分割一が示されている。なお、表示制御データ330においては、いずれの部分データを削除するかに関する情報は格納されていない。サイズ変更部114は、制御情報取得部110を介して設定表示速度を取得したときにいずれの部分データを削除するかを決定する。
このように、記憶部に格納されている情報を利用することにより、音声データ、映像データおよびテキストデータを同期させて出力することができる。
(実施の形態8)
次に、実施の形態8にかかる文字データ表示装置10について説明する。実施の形態8にかかる文字データ表示装置10は、実施の形態6にかかる文字データ表示装置10と同様に表示領域に表示する文字情報を時間間隔をおいて切り替えながら、順次表示する。実施の形態6にかかる文字データ表示装置10は、各部分データにおける所定の単語の出現頻度に応じて削除する部分データを決定する。この点で、他の実施の形態にかかる文字データ表示装置10と異なっている。
図34は、実施の形態8にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示している。実施の形態8にかかる処理部100は、テキストデータ取得部102と分割部104と、サイズ変更部114と、表示部116とを備えている。さらに、実施の形態1にかかる処理部100の重要度決定部106と、重要度テーブル108と、制御情報取得部110と、サイズ比較部112とに替えて、検索条件取得部130と、検索部132とを有している。また、表示画面204は、切り替え表示可能な表示領域214を有している。
検索条件取得部130は、外部から部分データから所定の単語を検索するための検索条件を取得する。ここで、検索条件には、検索対象となるキーワードと、抽出閾値とを含んでいる。ここで、抽出閾値とは、キーワードの出現回数の閾値であって、部分データを削除するか否かを判断するための値である。
検索部132は、分割部104から部分データを取得する。また、検索条件取得部130から検索条件を取得する。そして、分割部104から取得した部分データのうちから検索条件に合致する部分データを選択する。すなわち、検索部132は、キーワードが抽出閾値以上の回数出現している部分データを選択する。
ここで、本実施の形態にかかる検索部132は、特許請求の範囲に記載のキーワード検索手段およびキーワードカウント手段を構成する。
図35は、分割部104によって得られた部分データを示している。なお、実施の形態6にかかる分割部104は、文単位の部分データに分割する。図35において破線は部分データの区切り位置を示している。
図35においては、キーワードとして「再生」、「時間」および「制御」の3つが指定されている。また、抽出閾値として「2」が指定された場合の検索結果を併せて示している。図に示すように、第3部分データ603、第5部分データ605、第6部分データ606、第7部分データ607、第11部分データ611にそれぞれキーワードが2コ以上検出されている。
サイズ変更部114は、検索部132が検索条件に合致すると判断した部分データを残し、これ以外の部分データを削除する。そして、表示部116は、テキストデータに含まれる複数の部分データのうちの一部が削除された後のテキストデータを表示領域214に表示する。
図36は、表示領域214に表示されたテキストデータを示している。このように、部分データを削除するので、各文字の表示サイズを縮小することなく、かつ表示切替間隔を短縮することなくテキストデータ全体の表示サイズを縮小することができる。
なお、実施の形態8にかかる文字データ表示装置10のこれ以外の構成および処理は、実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の構成および処理と同様である。
他の例としては、実施の形態8にかかる文字データ表示装置10のサイズ変更部114は、抽出閾値により検索条件に合致しなかった部分データを削除したが、これにかえて、検索条件に合致しなかった部分データの表示切り替え間隔を短縮してもよい。
他の例としては、文字データ表示装置10は、図17を参照しつつ説明した実施の形態4にかかる文字データ表示装置10のように、音声データ処理部400および映像データ処理部500をさらに備えてもよい。そして、表示部116は、音声データおよび映像データと同期させてテキストデータを表示してもよい。
文字データ表示装置10はさらに記憶部を備えてもよい。図37は、記憶部のデータ構成を模式的に示している。記憶部は、表示制御データ340と同期データ341とを格納している。ここで、表示制御データ340は、部分データ毎に抽出されたキーワードの数を格納している。なお、部分データ自体は格納されていなくともよい。
以上のように、本発明にかかるテキストデータ編集装置は、テキストデータを表示領域に表示する処理に有用であり、特に、テキストデータのサイズを変更して表示する処理に適している。
この発明の実施の形態1にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示す図である。 重要度テーブル108のデータ構成を模式的に示す図である。 文字データ表示装置10がテキストデータを表示するときの処理を示すフローチャートである。 分割部104の分割処理により得られた部分データを示す図である。 各部分データに対して決定された重要度を示す図である。 実施の形態1における文字データ表示装置10がテキストデータを表示する表示領域210を示す図である。 式(1)から得られた各部分データに対する表示幅伸縮率を示す図である。 図7に示す表示幅伸縮率から求めた各部分データの部分表示時間を示す図である。 表示部116がテキストデータを表示する様子を示す図である。 実施例1に係る文字データ表示装置10のハードウェア構成を示す図である。 第1の変更例にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示すブロック図である。 表示領域220を示す図である。 実施の形態2にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示すブロック図である。 記憶部300に格納されている表示制御データの一例を示す図である。 表示制御データ310を模式的に示す図である。 実施の形態4にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示す図である。 記憶部に格納されている情報を模式的に示す図である。 記憶部に格納されている情報を模式的に示す図である。 実施の形態5にかかる表示画面202および表示領域212を示す図である。 実施の形態5にかかる重要度テーブル108のデータ構成を模式的に示す図である。 テキストデータ取得部102が取得したテキストデータを示す図である。 表示領域212に表示されるテキストデータを示す図である。 重要度テーブル108のデータ構成を模式的に示す図である。 テキストデータを模式的に示す図である。 分割部104によって得られた単語の組と、各単語の組に対して決定された確率値とを示す図である。 表示領域210に表示されるテキストデータを示す図である。 実施の形態6にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示す図である。 実施の形態6にかかる表示画面204および表示領域214を示す図である。 分割部104による分割処理によって得られた部分データを示す図である。 テキストデータに含まれる部分データを1つおきに削除した結果を示す図である。 図31に示すように部分データが1つおきに間引かれたテキストデータを表示する様子を示す図である。 記憶部に格納されているデータのデータ構成を模式的に示す図である。 実施の形態6にかかる文字データ表示装置10の概略構成を示す図である。 分割部104によって得られた部分データを示す図である。 表示領域212に表示されたテキストデータを示す図である。 記憶部のデータ構成を模式的に示す図である。
符号の説明
10 文字データ表示装置
51 CPU
52 ROM
53 RAM
57 通信I/F
62 バス
100 処理部
102 テキストデータ取得部
104 分割部
106 重要度決定部
108 重要度テーブル
110 制御情報取得部
112 サイズ比較部
114 サイズ変更部
116 表示部
120 音声データ取得部
122 テキストデータ生成部
130 検索条件取得部
132 検索部
200 表示画面
202 表示画面
210 表示領域
211 表示幅
212 表示領域
300 記憶部
400 音声データ処理部
402 音声データ取得部
404 音声再生速度変換部
406 音声出力部
500 映像データ処理部
502 映像データ取得部
504 映像再生速度変換部
506 映像出力部

Claims (18)

  1. テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集装置であって、
    前記テキストデータを言語的な意味を有する複数の部分情報に分割する分割手段と、
    予め定められた条件にしたがって、前記分割手段によって分割された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の絶対的なサイズである全体表示サイズを縮小するサイズ変更手段と、
    前記サイズ変更手段によって編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示手段と
    を備えたことを特徴とするテキストデータ編集装置。
  2. 予め定められた条件に従って、前記分割手段によって分割された各部分情報の重要度を決定する重要度決定手段をさらに備え、
    前記選択手段は、前記重要度決定手段によって決定された前記重要度に基づいて前記部分情報を選択することを特徴とする請求項1に記載のテキストデータ編集装置。
  3. 前記部分情報と前記重要度とを対応付ける重要度決定テーブルをさらに備え、
    前記重要度決定手段は、前記重要度決定テーブルにおいて前記部分情報に対応付けられている重要度を、当該部分情報の重要度として決定することを特徴とする請求項2に記載のテキストデータ編集装置。
  4. 前記サイズ変更手段は、前記選択手段によって選択された前記部分情報を削除することを特徴とする請求項2または3に記載のテキストデータ編集装置。
  5. 前記サイズ変更手段は、前記選択手段によって選択された前記部分情報を前記テキストデータ表示領域に表示するときの絶対的なサイズである部分表示サイズを縮小することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載のテキストデータ編集装置。
  6. 前記サイズ変更手段は、前記テキストデータ表示領域が前記テキストデータをスクロール表示する場合に、前記スクロール方向における前記部分表示サイズを縮小することを特徴とする請求項5に記載のテキストデータ編集装置。
  7. 前記サイズ変更手段は、前記重要度決定手段によって決定された前記重要度に応じて定まる縮小率で前記部分表示サイズを縮小することを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載のテキストデータ編集装置。
  8. 前記分割手段は、単語を含む部分情報に分割し、
    前記分割手段によって得られた前記部分情報の単語の品詞を判別する品詞判別手段をさらに備え、
    前記重要度決定手段は、前記品詞判別手段によって判別された前記単語情報の品詞に基づいて前記重要度を決定することを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載のテキストデータ編集装置。
  9. 予め定められたキーワードを各部分情報から検索するキーワード検索手段をさらに備え、
    前記重要度決定手段は、前記キーワード検索手段によるキーワードの検索結果に基づいて各部分情報の重要度を決定することを特徴とする請求項2から8のいずれか一項に記載のテキストデータ編集装置。
  10. 前記キーワード検索手段が各部分情報から検索したキーワードの個数をカウントするキーワードカウント手段をさらに備え、
    前記重要度決定手段は、前記キーワードカウント手段がカウントしたカウント数に基づいて前記重要度を決定することを特徴とする請求項9に記載のテキストデータ編集装置。
  11. 前記キーワードと、各キーワードが任意の文書中で使用される使用頻度に基づいて決定された重要度とを対応付ける重要度決定テーブルをさらに備え、
    前記キーワード検索手段は、前記重要度決定テーブルに含まれる前記キーワードを検索することを特徴とする請求項9または10に記載のテキストデータ編集装置。
  12. 前記キーワードと、各キーワードが任意の文書において使用される使用頻度に基づいて決定された重要度とを対応付ける重要度決定テーブルをさらに備え、
    前記重要度決定手段は、前記重要度決定テーブルを利用して前記重要度を決定することを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載のテキストデータ編集装置。
  13. 前記テキストデータ表示領域のサイズと前記テキストデータ全体の全体表示サイズとを比較するサイズ比較手段をさらに備え、
    前記サイズ比較手段による比較結果に基づいて、前記サイズ変更手段が編集すべき前記部分情報の数を決定する部分情報数決定手段と
    をさらに備え、
    前記選択手段は、前記部分情報数決定手段が決定した数の前記部分情報を選択することを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載のテキストデータ編集装置。
  14. 前記テキストデータ表示領域のサイズと前記テキストデータ全体の全体表示サイズとを比較するサイズ比較手段をさらに備え、
    前記サイズ変更手段は、前記サイズ比較手段による比較の結果、前記テキスト全体表示サイズが前記テキスト表示領域のサイズに比べて大きい場合に、前記テキストデータの前記全体表示サイズを縮小することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のテキストデータ編集装置。
  15. 前記サイズ比較手段は、前記表示領域が前記テキストデータをスクロール表示する場合に、スクロール表示するスクロール表示領域のサイズ、スクロール速度、および前記テキストデータを表示させるべきスクロール表示時間に基づいて定まる前記テキストデータ表示領域と、前記テキストデータ全体のサイズとを比較することを特徴とする請求項14に記載のテキストデータ編集装置。
  16. テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集装置であって、
    言語的な意味を有する複数の部分情報に分割された前記テキストデータを取得する取得手段と、
    予め定められた条件にしたがって、前記取得手段によって取得された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の全体表示サイズを縮小するサイズ変更手段と、
    前記サイズ変更手段によって編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示手段と
    を備えたことを特徴とするテキストデータ編集装置。
  17. テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集方法であって、
    前記テキストデータを言語的な意味を有する複数の部分情報に分割する分割ステップと、
    予め定められた条件にしたがって、前記分割ステップにおいて分割された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の絶対的なサイズである全体表示サイズを縮小するサイズ変更ステップと、
    前記サイズ変更ステップにおいて編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示ステップと
    を有することを特徴とするテキストデータ編集方法。
  18. テキストデータ表示領域に表示すべきテキストデータを編集するテキストデータ編集処理をコンピュータに実行させるテキストデータ編集プログラムであって、
    前記テキストデータを言語的な意味を有する複数の部分情報に分割する分割ステップと、
    予め定められた条件にしたがって、前記分割ステップにおいて分割された複数の前記部分情報から、所定の部分情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された前記部分情報を編集することにより、前記テキストデータ表示領域に前記テキストデータを表示するときの前記テキストデータ全体の絶対的なサイズである全体表示サイズを縮小するサイズ変更ステップと、
    前記サイズ変更ステップにおいて編集された後の前記テキストデータを前記テキストデータ表示領域に表示させる表示ステップと
    を有することを特徴とするテキストデータ編集プログラム。
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