JP2005292629A - シャッタ装置およびデジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像装置の最も被写体光側の受光面上の異物を簡便に除去できるシャッタを提供すること。
【解決手段】 シャッタ装置30は、撮像装置の撮像面Aを開閉する複数枚の遮光羽根32〜34から成るシャッタ幕31を具備している。遮光羽根32〜34の中で最も移動距離が長い遮光羽根32に、帯状部材32aを設け、シャッタ幕31のY方向への走行時に、撮像装置の最前受光面B上に気流F1を発生させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 シャッタ装置30は、撮像装置の撮像面Aを開閉する複数枚の遮光羽根32〜34から成るシャッタ幕31を具備している。遮光羽根32〜34の中で最も移動距離が長い遮光羽根32に、帯状部材32aを設け、シャッタ幕31のY方向への走行時に、撮像装置の最前受光面B上に気流F1を発生させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、シャッタ装置およびこれを備えるデジタルカメラに関する。
デジタルカメラは、撮像素子に被写体像を取り込むタイプのカメラであり、近年急速に普及している。被写体光は、撮像素子の撮像面に結像するので、この撮像面近傍にある撮像素子のカバーガラス或いは撮像素子の前方に配置されるローパスフィルタの表面にゴミや塵埃などの異物が付着すると、それが画像中に写し込まれ良好な画像を得ることができない。そのため、これらの異物を除去する技術として、カメラの筺体内にワイパ装置を備え、ワイパでカバーガラス或いはローパスフィルタの表面を自動的に擦るように構成されたデジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1の技術では、異物を自動的に除去するために、デジタルカメラ内に新たにワイパ装置を備えている。このワイパ装置による清掃は、撮影そのものに寄与する機能ではなく、ワイパ装置を新たに設けることは、カメラの小型化に反するとともに製造コストの面からも不利である。また、特許文献1の技術は、カバーガラス或いはローパスフィルタの表面に直接触れて異物を払拭するため、これらを傷付けてしまう恐れがあった。
(1)請求項1のシャッタ装置は、撮像装置の撮像面上に進退可能な遮光羽根を備え、遮光羽根に、該遮光羽根の移動時に撮像装置の最前受光面上に気流を発生させる気流生成手段を設けたことを特徴とする。
(2)請求項1のシャッタ装置において、気流生成手段は、撮像面に対する移動距離が遮光羽根の中で最も長い位置に延在する、撮像面側に突出する凸部材であることが好ましい。
(3)請求項1のシャッタ装置において、気流生成手段は、撮像面に対する移動距離が遮光羽根の中で最も長い位置に延在して形成された開口部と、開口部を通して撮像面の反対側から撮像面側へ空気を流入させる送風部材とを有することが好ましい。この送風部材は、遮光羽根の移動方向に沿った開口部の後ろ側で、撮像面側と反対側に突出する凸部材でもよい。
(4)請求項5のデジタルカメラは、撮像素子により被写体像を取り込むデジタルカメラであって、請求項1〜4のいずれかのシャッタ装置を備えることを特徴とする。
(2)請求項1のシャッタ装置において、気流生成手段は、撮像面に対する移動距離が遮光羽根の中で最も長い位置に延在する、撮像面側に突出する凸部材であることが好ましい。
(3)請求項1のシャッタ装置において、気流生成手段は、撮像面に対する移動距離が遮光羽根の中で最も長い位置に延在して形成された開口部と、開口部を通して撮像面の反対側から撮像面側へ空気を流入させる送風部材とを有することが好ましい。この送風部材は、遮光羽根の移動方向に沿った開口部の後ろ側で、撮像面側と反対側に突出する凸部材でもよい。
(4)請求項5のデジタルカメラは、撮像素子により被写体像を取り込むデジタルカメラであって、請求項1〜4のいずれかのシャッタ装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、遮光羽根に、撮像装置の最前受光面上に気流を発生させる気流生成手段を設けたので、シャッタ装置の駆動時に簡便に最前受光面上の異物を除去することができる。
以下、本発明の実施の形態によるシャッタ装置およびデジタルカメラについて、図1〜5を参照しながら説明する。
〈第1の実施の形態〉
図1は、本発明の第1の実施の形態によるシャッタ装置が搭載されるデジタルカメラの構成を模式的に示す全体構成図である。デジタルカメラ100は、交換レンズ10がカメラボディ20に装着されて構成される。交換レンズ10内には、被写体光Lを透過させる撮影レンズ11が収納されている。
〈第1の実施の形態〉
図1は、本発明の第1の実施の形態によるシャッタ装置が搭載されるデジタルカメラの構成を模式的に示す全体構成図である。デジタルカメラ100は、交換レンズ10がカメラボディ20に装着されて構成される。交換レンズ10内には、被写体光Lを透過させる撮影レンズ11が収納されている。
カメラボディ20内には、観察光学系として、クイックリターンミラー21、スクリーン22、ペンタプリズム23および接眼レンズ24が配置されている。また、カメラボディ20内には、オートフォーカス機構として、補助ミラー25、焦点検出モジュール26、CPU27およびレンズ駆動モータ28が配置され、さらに、シャッタ装置30および撮像装置40が収納されている。シャッタ装置30は、撮像素子41およびローパスフィルタ42を有する撮像装置40の前方、すなわち、被写体側に配設されている。
本実施の形態のシャッタ装置30は、一般的な先幕、後幕を有するフォーカルプレーンシャッタとは異なり、撮像素子41に対して被写体光を露光するか遮光するかを択一的に制御する開閉動作を行う。従って、露光時間は、撮像素子41を電気的に制御して調節する。シャッタ装置30は、3枚の遮光羽根32〜34から成るシャッタ幕31と、遮光羽根32〜34を所定のタイミングで走行開始、走行終了させる駆動機構(不図示)とを有する。
被写体光Lは、撮影レンズ11で屈折作用を受けてクイックリターンミラー21へ入射する。クイックリターンミラー21で上方に反射された被写体光Lは、スクリーン22上で結像し、この被写体像は、ペンタプリズム23を介して接眼レンズ24により観察される。一方、クイックリターンミラー21を透過した被写体光Lの一部は、補助ミラー25で下方に反射されて焦点検出モジュール26に入射し、焦点検出モジュール26で焦点が検出される。この焦点検出信号は、CPU27へ送出され、CPU27で焦点位置が演算され、撮影レンズ11の駆動量が決定される。この駆動量信号は、CPU27からレンズ駆動モータ28へ送出され、レンズ駆動モータ28により撮影レンズ11が光軸方向に駆動されて焦点が合致する。
クイックリターンミラー21が上方に跳ね上げられると、被写体光Lは、シャッタ装置30のシャッタ幕31を照射する。本実施の形態では、シャッタ幕31は、遮光羽根32,33,34の3枚から成り、図中、上から下へ移動することにより撮像素子41の撮像面から退避する。従って、遮光羽根32の上端が最も移動距離が長く、遮光羽根33,34の順に移動距離が短くなる。遮光羽根32,33,34は、移動が完了した時には、シャッタ装置30の下方に重なり合って収納され、撮像素子41の撮像面を開放する。これにより、被写体光Lは、シャッタ装置30で遮られることなく、ローパスフィルタ42を透過して撮像素子41の撮像面に結像する。そして、撮像素子41で受光された被写体光Lの信号に基づいて被写体像を撮像する。
図2および3を参照して、シャッタ装置30の構造を詳細に説明する。図2(a)は、シャッタ幕31が撮像素子41の撮像面Aを遮蔽している状態を模式的に示す部分断面図であり、図2(b)は、シャッタ幕31が撮像面Aを開放しつつある走行途中の状態を模式的に示す部分断面図である。被写体光Lの入射方向をX,シャッタ幕31の走行方向をYとし、撮像面AのY方向の寸法をhとする。図3は、最も移動距離が長い遮光羽根32の形状を模式的に示す斜視図である。
遮光羽根32には、その長手方向に延在し、ローパスフィルタ42側に突出した帯状部材32aが設けられている。遮光羽根32は、アームと連結するための2つの孔が形成された基部p1と先端部q1がシャッタ装置30の枠に規制されて移動するために、帯状部材32aは、基部p1と先端部q1に挟まれた領域内に設けられる。帯状部材32aは、遮光羽根32と一体に形成されていてもよいし、別の部材であってもよい。一体形成の場合は、例えば遮光羽根32に折り曲げ加工を施すことにより作製することができる。別の部材の場合は、例えば帯状部材32aを遮光羽根32に接着することにより作製することができる。
図2(b)に示されるように、シャッタ幕31がY方向に走行すると、帯状部材32aにより、ローパスフィルタ42の受光面、すなわち撮像装置40の最前面(以下、最前受光面B)に沿って気流F1が発生する。気流F1は、シャッタ幕31の走行中、最前受光面B上を走行方向の逆、つまり−Y方向に流れ続け、最前受光面Bの全面に発生する。なお、気流F1の発生領域は、最前受光面Bの全面でなくとも、少なくとも高さhに相当する領域であってもよい。最前受光面B上にゴミや塵埃などの異物が付着していた場合、この気流F1により異物が吹き飛ばされ、最前受光面Bは清浄な状態に回復する。なお、本実施の形態では、ローパスフィルタの表面を最前受光面Bとして説明したが、ローパスフィルタを有さない撮像装置の場合は、撮像素子のカバーガラスの表面が最前受光面Bに相当する。また、撮像素子の受光面側にローパスフィルタや赤外カットフィルタが一体化された撮像装置の場合は、撮像装置の最も被写体に近い入射面が最前受光面Bに相当する。
一般に、異物を除去する効果は、気流F1の強さまたは速さに依存する。気流F1の強さは、帯状部材32aの寸法と形状に依存し、シャッタ幕31の走行速度に比例する。単に帯状部材32aの寸法を大きくするのは、シャッタ幕31の走行に対して抵抗となり、移動中の遮光羽根32の平面性を悪化させる恐れがあるので、帯状部材32aのデザイン上の工夫が必要であり、例えば、帯状部材32aの傾斜角度を45°程度に設定したり、帯状部材32aのエッジを直線状或いは鋸歯状にするのがよい。
以上説明したように、第1の実施の形態のシャッタ装置30は、遮光羽根の中で最も移動距離が長い遮光羽根32に、シャッタ幕31の走行時に最前受光面B上に気流を発生させる部材である帯状部材32aを設けた。従って、シャッタ幕31の走行と同時に最前受光面Bに発生する気流F1によって、最前受光面B上の異物を除去することができる。シャッタ幕31は、レリーズ前に撮像素子41の撮像面Aに不要な光が入射しないように設けられており、本来的にデジタルカメラに必須のものである。従って、従来技術のような異物除去のためだけに用いられるワイパ装置を用いる必要がなく、製造コストを抑えることができる。また、撮影者が意識することなしに、撮影する度に異物除去処理が行われるので、使い勝手に優れている。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態のシャッタ装置が搭載されるデジタルカメラも図1に示したデジタルカメラ100と基本的には同じ構成である。図4および図5を参照して説明する本実施の形態では、シャッタ装置50の構造が第1の実施の形態のシャッタ装置30と異なるので、シャッタ装置50の構造と作用効果のみを説明する。
第2の実施の形態のシャッタ装置が搭載されるデジタルカメラも図1に示したデジタルカメラ100と基本的には同じ構成である。図4および図5を参照して説明する本実施の形態では、シャッタ装置50の構造が第1の実施の形態のシャッタ装置30と異なるので、シャッタ装置50の構造と作用効果のみを説明する。
図4および図5を参照して、シャッタ装置50の構造を詳細に説明する。シャッタ装置50は、シャッタ装置30と同様の3枚の遮光羽根52〜54から成るシャッタ幕51と、これらを駆動する不図示の駆動機構とを有する。図4(a)は、シャッタ幕51が撮像素子41の撮像面Aを遮蔽している状態を模式的に示す部分断面図であり、図4(b)は、シャッタ幕51が撮像面Aを開放しつつある走行途中の状態を模式的に示す部分断面図である。図5は、最も移動距離が長い遮光羽根52の形状を示す斜視図である。なお、シャッタ幕51を構成する他の遮光羽根は、第1の実施の形態のものと同一であってもよいので、これらについては説明を省略する。
遮光羽根52には、その長手方向に延在するスリット(開口部)52aが形成されている。更に、遮光羽根52には、スリット52aの長手方向に平行に延在する帯状部材(送風部材)52bが設けられている。帯状部材52bは、遮光羽根52の移動方向に沿ったスリット52aの後ろ側(−Y方向)で、ローパスフィルタ42と反対側(−X方向)に突出している。遮光羽根52は、アームと連結するための2つの孔が形成された基部p2と先端部q2がシャッタ装置50の枠に規制されて移動するために、帯状部材52aは、基部p2と先端部q2に挟まれた領域内に設けられる。また、帯状部材52bは、被写体光Lがスリット52aを通して撮像面Aへ到達しないようにする遮光作用も必要であるので、帯状部材52bの長さと幅は、スリット52aの長さと幅よりも大きく設定される。このことから、スリット52aも基部p2と先端部q2に挟まれた領域内に設けられる。
スリット52aは、例えば遮光羽根52にプレス抜き加工を施すことにより作製することができる。帯状部材52bは、上述したように、スリット52aよりも大きく設ける必要があるので、遮光羽根52と一体に形成することはできず、例えば接着のような接合加工で作製される。
図4(b)に示されるように、シャッタ幕51が走行すると、シャッタ幕51に対して−X側から+X側へスリット52aを通して空気が流入し、ローパスフィルタ42の受光面、すなわち最前受光面Bに沿って気流F2が発生する。帯状部材52bは、シャッタ幕51の走行に伴い、スリット52aを通して空気を最前受光面Bに向かって送り込む送風作用をなす。気流F2は、シャッタ幕51の走行中、最前受光面B上を走行方向の逆、つまり−Y方向に流れ続け、最前受光面Bの全面に発生する。最前受光面B上にゴミや塵埃などの異物が付着していた場合、この気流F2により異物が吹き飛ばされ、最前受光面Bは清浄な状態に回復する。
一般に、異物を除去する効果は、気流F2の強さまたは速さに依存する。気流F2の強さは、スリット52aの開口の大きさ、帯状部材52bの寸法と形状に依存し、シャッタ幕51の走行速度に比例する。第1の実施の形態と同様に、単に帯状部材52bの寸法を大きくするのは、シャッタ幕51の走行に対して抵抗となり、移動中の遮光羽根52の平面性を悪化させる恐れがあるので、帯状部材52bのデザイン上の工夫が必要であり、例えば、帯状部材52bの傾斜角度を45°程度に設定したり、帯状部材52bのエッジを直線状或いは鋸歯状にするのがよい。
第2の実施の形態によるシャッタ装置50も第1の実施の形態によるシャッタ装置30と同様の作用効果を奏することができる。
以下、第1および第2の実施の形態のシャッタ装置の変形例を述べる。これらの実施の形態では、帯状部材32a,52bが突起物として最前受光面B上に気流を発生させるが、突起物は1つのみに限らない。例えば、多数の突起物または凹部(ディンプル)を遮光羽根32,52の最前受光面B側に設けてもよい。多数の突起物や凹部は、寸法、形状が相互に異なっていてもよい。このように、多数の突起物や凹部を配設することによって、最前受光面B上に乱流を発生させることも可能になる。最前受光面Bに付着した異物の種類や状態によっては、乱流或いは渦流の方が異物の除去には、より有効な場合がある。また、帯状部材32a,52bや多数の突起物、凹部の代わりに、最前受光面B上まで伸びて軽く接触するブラシ状の突出物を遮光羽根32,52に設けてもよい。これらの帯状部材、突起物、凹部、ブラシ状の突出物は、併用してもよい。
第2の実施の形態のシャッタ装置50では、シャッタ幕51の走行時に帯状部材52bは、最前受光面B上に空気を送り込む送風部材として作用する。これとは反対に、帯状部材52bの配設位置やその傾斜角度を変えることにより、シャッタ幕51の走行時に最前受光面B側からスリット52aを通して空気を吸引して最前受光面B上に気流を発生させるように構成してもよい。
第1および第2の実施の形態のシャッタ装置30,50では、気流発生部材は、最も移動距離が長い遮光羽根32,52に設けられているが、複数の遮光羽根が重ねられる順を変えれば、遮光羽根34,54に設けることもできる。また、第1および第2の実施の形態のシャッタ装置30,50では、いずれもシャッタ幕は1組構成であるが、本発明は、先幕と後幕の2組構成の、いわゆるフォーカルプレーンシャッタ装置にも適用できる。この場合、気流発生部材は、最も移動距離が長い遮光羽根2枚のうち最前受光面Bに近い方の遮光羽根に設けるのが望ましい。また、本発明は、遮光羽根が1枚のみのシャッタ装置にも応用でき、この場合も、撮像面に対して最も移動距離が長くなる位置に気流発生部材を設ければよい。
図1に示したデジタルカメラ100に搭載されるシャッタ装置30,50では、シャッタ幕31,51がレリーズ時に走行して最前受光面B上の異物を除去するようにした。しかし、掃除モードを設定した上で、シャッタ幕31,51を開閉させるようにしても良い。この場合、異物除去を任意の時点で行うことができる。また、掃除モードでシャッタ幕31,51を開閉する速度をレリーズ時の開閉速度より高速にすれば、異物除去の気流速度が早くなり、異物除去効果をより発揮させることができる。掃除モード設定時は、シャッタ幕31,51を繰り返し開閉させると、さらに異物除去効果を発揮させることができる。
また、2組のシャッタ幕を使用するフォーカルプレーンシャッタでは、先幕と後幕との間の間隔がシャッタスピードで異なる。そのため、上記のような掃除モードを設定したときは、最前受光面B上でもっとも効果的な気流を発生させる間隔のシャッタスピードを自動的に選択することが好ましい。この最適な間隔は、メーカーにて事前に評価試験を行って設定することができる。
本発明は、シャッタ装置の遮光羽根に、シャッタ幕の走行時に、撮像装置の最前面上に気流を発生させるように構成されたシャッタ装置に特徴がある。本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されない。
10:交換レンズ
20:カメラボディ
30,50:シャッタ装置
31,51:シャッタ幕
32,52:最も移動距離が長い遮光羽根
33,34,53,54:遮光羽根
40:撮像装置
41:撮像素子
42:ローパスフィルタ
100:デジタルカメラ
A:撮像面
B:最前受光面
F1,F2:気流
L:被写体光
20:カメラボディ
30,50:シャッタ装置
31,51:シャッタ幕
32,52:最も移動距離が長い遮光羽根
33,34,53,54:遮光羽根
40:撮像装置
41:撮像素子
42:ローパスフィルタ
100:デジタルカメラ
A:撮像面
B:最前受光面
F1,F2:気流
L:被写体光
Claims (5)
- 撮像装置の撮像面上に進退可能な遮光羽根を備え、
前記遮光羽根に、該遮光羽根の移動時に前記撮像装置の最前受光面上に気流を発生させる気流生成手段を設けることを特徴とするシャッタ装置。 - 請求項1に記載のシャッタ装置において、
前記気流生成手段は、前記撮像面に対する移動距離が前記遮光羽根の中で最も長い位置に延在する、前記撮像面側に突出する凸部材であることを特徴とするシャッタ装置。 - 請求項1に記載のシャッタ装置において、
前記気流生成手段は、前記撮像面に対する移動距離が前記遮光羽根の中で最も長い位置に延在して形成された開口部と、
前記開口部を通して前記撮像面の反対側から撮像面側へ空気を流入させる送風部材とを有することを特徴とするシャッタ装置。 - 請求項3に記載のシャッタ装置において、
前記送風部材は、前記遮光羽根の移動方向に沿った前記開口部の後ろ側で、前記撮像面側と反対側に突出する凸部材であることを特徴とするシャッタ装置。 - 撮像素子により被写体像を取り込むデジタルカメラにおいて、
請求項1〜4のいずれか一項に記載のシャッタ装置を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004110017A JP2005292629A (ja) | 2004-04-02 | 2004-04-02 | シャッタ装置およびデジタルカメラ |
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JP2004110017A JP2005292629A (ja) | 2004-04-02 | 2004-04-02 | シャッタ装置およびデジタルカメラ |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015178184A1 (ja) * | 2014-05-23 | 2015-11-26 | オリンパス株式会社 | 光調節装置 |
-
2004
- 2004-04-02 JP JP2004110017A patent/JP2005292629A/ja active Pending
Cited By (2)
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WO2015178184A1 (ja) * | 2014-05-23 | 2015-11-26 | オリンパス株式会社 | 光調節装置 |
JP2015222390A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-10 | オリンパス株式会社 | 光調節装置 |
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