JP2005291855A - 光ビーム特性評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リアルタイムでピッチ計測を行うことにより、複数の光ビームの特性を正確に評価することのできる光ビーム特性評価装置を提供する。
【解決手段】 被走査面を主走査方向に走査するのに用いられるビーム光源50を、走査中に1ドットに相当する走査期間中点灯させる点灯制御回路35と、被走査面に設けられてビーム光源50から射出された光ビームを検出する光ビーム検出手段52と、光ビーム検出手段52の検出結果に基づいて光ビームに要求される特性を評価する制御回路38とを具備する光ビーム特性評価装置であって、ビーム光源50は複数設けられて副走査方向に沿って複数の光ビームを射出し、点灯制御回路35はビーム光源50から射出される複数の光ビームを同時に点灯制御する一方、制御回路38は複数の光ビームを同時に評価する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザープリンタ、複写機等の画像形成装置の評価装置に関し、更に詳しくは、画像形成装置の書込みユニットから感光体ドラム、感光体ベルト等の潜像担持体に向けて照射される光ビームに要求される特性の評価を行う光ビーム特性評価装置に関するものである。
従来から、レーザープリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置では、作像ユニットに設けられた感光体ドラムの表面を、書込みユニットからの光ビームを用いて主走査方向に走査すると共に副走査方向に走査して感光体ドラムの表面に書込みを行うことにより静電潜像を形成し、この静電潜像が形成された感光体ドラムの表面にトナーを付着させて顕像化させることによりトナー像を形成し、このトナー像を転写紙に転写すると共に定着して、その転写紙に画像を形成するようにしたものが知られている。
その書込みユニットには、光ビームを走査するための走査光学系が設けられ、感光体ドラムの表面に対する主走査方向への走査はこの走査光学系により行われ、感光体ドラムの表面に対する副走査方向への走査はその感光体ドラムの回転により行われる。
ところで、これらの画像形成装置では、書込み対象としての感光体ドラムの表面に書込みを行うに際して、その書込みユニットの光ビームに要求される特性を評価するようにしている。
例えば、複写機を例に挙げると、原稿の画像情報を順次読み取ると共にこの画像情報を光ビームに変換しているが、感光体ドラムの表面での光ビームの書込み位置が設計的に予定された基準位置からずれるようなことがあると、原稿の画像情報に対応する画像をその基準位置に形成することができないという不都合が生じる。特に、書込みユニットに光ビームを発生するレーザー光源が2個設けられ、同時に2本の光ビームにより感光体ドラムの表面を主走査方向に走査して、通常の2倍の速度で感光体ドラムの表面に書込みを行う画像形成装置では、主走査方向の途中で、一方の光ビームの書込み位置と他方の光ビームの書込み位置とがずれるようなことがあると、原稿画像に忠実な画像を再現できないという問題がある。
1本の光ビームにより感光体ドラムに書込みを行う書込みユニットの場合、走査光学系を構成するポリゴンミラーの各面毎に書込み位置を求めることにより、ポリゴンミラーの各面での主走査方向の位置ずれ(主走査方向ピッチむら)、ポリゴンミラーの各面での副走査方向の位置ずれ(副走査方向ピッチむら)も評価対象となる。
複数本の多重光ビームにより感光体ドラムに書込みを行う書込みユニットの場合、これらの評価に加えてビーム間ピッチも評価対象となる。
ところで、従来、光ビームの主走査方向の特性の評価については、例えば、図7に示す構成のものが知られている(特許文献1参照)。
図7において、1は書込みユニット(光学ユニット)である。この書込みユニット1の内部には半導体レーザー2からなるビーム光源(レーザー光源)、ポリゴンミラー(回転多面鏡)3、fθレンズ4が設けられている。その半導体レーザー2は光アナログ変調器5により変調駆動される。光アナログ変調器5は原稿画像に対応して半導体レーザー2から射出されるレーザー光を強弱変調する。半導体レーザー2から射出されたレーザー光はポリゴンミラー3の回転により走査偏向される。
作像ユニットに設けられた感光体ドラムの表面に相当する被走査面相当面6には、主走査方向に間隔を開けて一対の光電変換素子7a,7bが設けられている。光電変換素子7a,7bの直前には受光位置精度(書込み位置精度)を高めるためにピンホール(丸い小孔)を有する遮光板8a,8bが設けられている。この一対のピンホール間の距離をLとする。
半導体レーザー2を一走査期間中常時点灯させた状態で、ポリゴンミラー3を回転させて、光ビームP1を主走査方向Q1に走査すると、光電変換素子7aが光ビームP1を受光した後、光電変換素子7bが光ビームP1を受光し、受光時間の差と距離Lとにより、この書込みユニット1の光ビームP1の実際の走査速度を算出して求めることができる。この実際に測定された光ビームP1の走査速度が設計により予定された設計走査速度に対して速すぎたり遅すぎたりすると書込み基準位置がずれることになる。
そこで、この実際に測定された光ビームの走査速度が設計走査速度の許容誤差内にあるかを評価し、この許容誤差を超えている場合には、書込みユニットの走査速度が許容誤差内に入るように、ポリゴンミラー3の回転速度等を調節している。
この従来の光ビーム特性評価装置では、書込み位置そのものを直接的に求めることができず、あえて求めることにすると、光電変換素子7aから出力信号が出力されてから光電変換素子7bから出力信号が出力されるまでの時間を求め、距離Lをこの時間で除算して実際の走査速度を求め、この走査速度を書込み位置に変換するための演算が必要であり、書込み位置を求めるための算出手順が煩雑となる。また、評価すべき光ビームの評価特性も限られたものとなる。
次に、感光体ドラムの表面上での光ビームP1のビーム径が設計で予定した設計値からずれた場合には、転写紙上に形成される画像のエッジがぼけたり、走査線われを生じたりして、画質が低下するという不都合がある。したがって、光ビームの被走査面でのビーム径又はビーム形状を評価することも要求される。
従来、光ビームのビーム径の評価は、ピンホール又はスリットを感光体ドラムの表面に相当する位置に設け、その直後に受光素子を設けて、静止状態での光ビームのビーム径を計測するようにしたものが知られている。しかしながら、この従来のビーム径の計測方法では、走査状態でのビーム径を計測することができない。
そこで、走査状態でのビーム径を計測するために、図8に示すように、感光体ドラムの表面に相当する被走査面相当面6に一次元CCD9を設け、この一次元CCD9に向かって進行する光ビームP1の光路中に、この光ビームP1を被走査面相当面に結像させる対物レンズ10を設け、光ビームPのビームスポットSを主走査方向に沿って矢印Q1方向に移動させつつ、この一次元CCD9を矢印Q2方向にn回駆動走査して、各画素C1〜Cnの光量信号の一走査分を積算記憶する記憶回路と、この記憶回路からの信号を演算することにより光ビーム径を算出する評価方法及び光ビーム径評価装置が提案されている
(特許文献2参照)。
ところで、この従来の評価方法では、一次元CCD9を矢印Q2方向に一度駆動走査して、次に再び、一次元CCD9を矢印Q2方向に駆動走査するときには、一次元CCD9の一走査期間t1だけ時間が経過するため、この一走査期間t1の間に光ビームP1は主走査方向(矢印Q1方向)に移動している。したがって、この評価方法は、図9に模式的に示すようにビームスポットSを静止させてn個の一次元CCD9を等間隔毎に配設した構成と等価である。
この評価方法では、図9から明らかなように、一次元CCD9の一走査期間t1の間に光ビームP1は主走査方向に移動しており、ビームスポットSが間引かれた状態で一次元CCD9に取り込まれることとなる。さらに、一次元CCD9のある画素Ciを駆動走査してその画素情報を読み取ってからこれに隣接する画素Ci+1を駆動走査してその画素情報を読み取るまでの駆動走査時間△tの間にも、光ビームP1が主走査方向(矢印Q1方向)に移動するので、光ビームP1に対して一次元CCD9を斜めに駆動走査してビームスポットSの画像を取り込むことと等価となり、ビーム径の量子化時に誤差が発生しやすい。このビーム径の量子化時の評価誤差は、光ビームP1の走査速度が大きくなればなるほど大きくなる。
したがって、この従来の光ビーム特性評価方法(光ビームのビーム径評価方法)では、ビーム径の評価精度を向上させ難いという問題が残存している。
そこで、被走査面を走査するのに用いられるビーム光源を、走査中に1ドットに相当する走査時間中点灯させることによって、光ビームに要求される特性を測定するようにした光ビーム特性評価装置が提案されている(特許文献3参照)。
上記光ビーム特性評価装置においては、複数の光源を有する半導体レーザーアレイ、または複数の半導体レーザーやレーザーアレイを組み合わせて複数の光ビームを射出させており、被走査面における複数の光ビームの特性を評価する場合は、それぞれの光ビームを順番に点灯させている。これは、2つ以上の光ビームのピッチ(光ビームと光ビームとの間隔)が接近すると、光ビームスポットが重なって光ビームスポットの正しい位置やビーム径が計測できなくなるので、これを回避するためである。
特開平5−284293号公報 特開平4−351928号公報 特開平11−72383号公報
しかしながら、上記特許文献3の技術では、点灯の切換時間が必要なため、リアルタイムでのピッチ計測が難しいという問題がある。一般に、ポリゴンモータの回転ムラや書込み開始位置ずれ(同期検知位相合わせ精度)により、主走査ピッチには主走査ピッチ誤差が、また光軸ずれ(ハウジングの振動やピッチ調整時の外力により)により、副走査ピッチには副走査ピッチ誤差がそれぞれ加わっており、リアルタイムでピッチ計測を行わないと、計測結果に主走査ピッチ誤差や副走査ピッチ誤差が影響し、光ビーム特性の正確な評価結果が得られない。
しかも、光ビーム特性評価装置を用いての評価は実際の動作状態とは若干異なっており、主走査ピッチ誤差や副走査ピッチ誤差の影響はできる限り取り除くのが望ましい。
本発明の課題は、リアルタイムでピッチ計測を行うことにより、複数の光ビームの特性を正確に評価することのできる光ビーム特性評価装置を提供することになる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被走査面を主走査方向に走査するのに用いられるビーム光源を、走査中に1ドットに相当する走査期間中点灯させる点灯制御回路と、前記被走査面に設けられて前記ビーム光源から射出された光ビームを検出する光ビーム検出手段と、該光ビーム検出手段の検出結果に基づいて前記光ビームに要求される特性を評価する評価処理手段とを具備する光ビーム特性評価装置であって、前記ビーム光源は複数設けられて副走査方向に沿って複数の光ビームを射出し、前記点灯制御回路は前記ビーム光源から射出される複数の光ビームを同時に点灯制御する一方、前記評価処理手段は前記複数の光ビームを同時に評価することを特徴としている。
上記構成によれば、ビーム光源から射出された複数の光ビームが同時に点灯制御されるので、リアルタイムでピッチ(主走査ピッチと副走査ピッチ)計測を行うことが可能となり、複数の光ビームの位置やビーム径を高速に且つ高精度に測定することができる。その結果、複数の光ビームの特性を正確に評価することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記点灯制御回路は、前記複数のビーム光源のうち、全てのビーム光源、または選択された幾つかのビーム光源を同時に点灯させることを特徴としている。このようにすれば、点灯制御の自由度が高くなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記点灯制御回路は、前記複数のビーム光源の各点灯を主走査方向に数ドット分位置をずらした点灯パターンに点灯制御することを特徴としている。このようにすれば、全ドットに対するピッチ計測を同時に行うことが可能となる。
本発明によれば、リアルタイムでピッチ計測を行うことができ、これにより、複数の光ビームの特性を正確に評価することが可能となる。
また、複数の光ビームに対してピッチ計測を同時に行っているので、計測時間は増加せず、コストアップを抑制することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る光ビーム特性評価装置の概略構成を示している。この光ビーム特性評価装置は、複数のビームを同時に点灯し1ドットの主走査の点灯位置を制御可能な点灯制御回路35と、ビーム光源50と、ビーム走査部51と、光ビーム検出手段(CCDカメラ)52と、複数のビームを同時に評価する評価処理手段としての制御回路38とを備えている。また、点灯制御回路35には点灯位置制御回路35Aが設けられ、制御回路38には、画像処理ボード39と、点灯制御回路35に接続されたインターフェース(I/F)38Aがそれぞれ設けられている。
図2は、評価対象としての光ビーム光源(レーザー光源)を搭載した書込みユニットと、この書込みユニットから射出された光ビームが書込まれる感光体ドラムとの位置関係の一例を示す斜視図である。
この図2において、ビーム光源50として、レーザーダイオード(半導体レーザー)LD1,LD2,…が設けられ、これらレーザーダイオードLD1,LD2,…に対応してコリメートレンズ11,12,…が配置されている。本実施例では、後述するようにレーザーダイオードLD1,LD2,…は4個設けられている。そのため、コリメートレンズ11,12,…も4個設けられている。なお、レーザーダイオードやコリメートレンズは6個ずつ又は8個ずつでもよい。
また、図2において、15は光路合成用光学部材、16は1/4波長板、17,18はビーム整形光学系である。これらレーザーダイオードLD1,LD2,…、コリメートレンズ11,12,…、および各光学要素15〜18はレーザー光源部(ビーム光源)Souを構成している。レーザー光源部Souから射出された光ビームP1は、走査光学系の一部を構成するポリゴンミラー19に導かれ、このポリゴンミラー19の各面20a〜20fにより主走査方向Q1に反射偏向される。
その反射偏向された光ビームはfθ光学系の一部を構成する反射ミラー21,22に導かれ、反射ミラー22により反射偏向された光ビームは、fθ光学系23を通過して斜設反射ミラー24に導かれ、この斜設反射ミラー24により感光体ドラム25の表面26に導かれる。感光体ドラム25の表面26はその光ビームP1により主走査方向Q1にリニアーに走査される。この表面26が光ビームP1による被走査面であり、この被走査面に書込みが行われる。
レーザー光源部Sou、ポリゴンミラー19、反射ミラー21,22、fθレンズ23、反射ミラー24は書込みユニット1に搭載され、感光体ドラム25は作像ユニット(図示省略)に搭載されている。
書込みユニット1には、反射ミラー24の長手方向両側(光ビームの主走査方向Q1)に同期センサ27,28が設けられている。同期センサ27は書込み開始タイミングの決定に用いられ、同期センサ28は書込み終了タイミングの決定に用いられる。
次に、本発明に係る光ビーム特性評価装置の具体例を図3を参照しつつ説明する。
その図3において、29はポリゴンミラー駆動用のパルスモータ、30はそのパルスモータ駆動制御用の駆動制御回路である。感光体ドラム25の表面26に相当する被走査面相当面31には、光ビーム検出手段52としてCCDカメラ32〜34が設けられている。そして、CCDカメラ32〜34は各エリア型撮像素子(撮像面)32a〜34aが光ビームP1の走査開始側から走査終了側に向かって等間隔となるよう配置されている。
すなわち、CCDカメラ32〜34は、書込みユニットが搭載される画像形成装置(複写機等)の書込みユニットから出射された光ビームが照射される光ビーム照射部材(潜像担持体)の光照射開始位置(シート最大サイズの光照射開始位置)、光照射終了位置、中間位置に配置され、実際に使用すべき位置を評価することができる。
レーザーダイオードLD1,LD2,…は点灯制御回路35により点灯制御される。その点灯制御回路35は時刻計時用のクロックパルスを発振するクロックパルス発振器36とクロックパルスをカウントするカウント回路37とを備えている。点灯制御回路35には同期センサ27の同期パルスが入力される。
点灯制御回路35と駆動制御回路30は、制御回路38により制御される。その制御回路38には画像処理用の入力ボード39が設けられている。ここでは、この入力ボード39には入力系統が3個のもの、例えば、R,G,Bの入力系統を有する画像処理ボードが用いられている。
エリア型撮像素子32aは主走査方向開始側に設けられ、エリア型撮像素子34aは主走査方向終了側に設けられ、エリア型撮像素子33aは主走査方向中央位置に設けられ、各エリア型撮像素子32a〜34aの画像出力は入力ボード39を通じて制御回路38に取り込まれる。その制御回路38は、算出回路40と評価処理回路41とを有する。
なお、図1に示したビーム走査部51は、図3においては、ポリゴンミラー19やfθ光学系23等に相当している。
次に、上記構成の光ビーム特性評価装置の作用について説明する。
図4に示すように、光ビームを評価する場合、レーザーダイオードLD1,LD2,LD3,LD4を同時に点灯させ、各ドット(ビームスポット)を被走査面相当面31上に形成させる。このとき、レーザーダイオードLD1によってドット61が、レーザーダイオードLD2によってドット62が、レーザーダイオードLD3によってドット63が、レーザーダイオードLD4によってドット64がそれぞれ形成され、これらドット61〜64は副走査方向に沿って配置される。
また、各ドットが主走査方向に範囲Aで左右にずれるようレーザーダイオードLD1〜LD4の照射の向きが調整されている。図4においては、ドット61を基準にして、ドット62はドット61よりも左側に、ドット63はドット61と同位置に、ドット64はドット61よりも右側になるよう調整されている。
このように、レーザーダイオードLD1〜LD4を同時に点灯させることにより、リアルタイムで主走査ピッチと副走査ピッチの計測を行うことが可能となり、各ドット61〜64の位置や径を高速に且つ高精度に測定することができる。その結果、複数の光ビームの特性を正確に評価することが可能となる。
図5では、光ビームを評価する場合、レーザーダイオードLD1,LD3を同時に点灯させ、レーザーダイオードLD2,LD4は消灯させている。図5において、実線で示されたドット61,63はレーザーダイオードLD1,LD3が点灯していることを示し、破線で示されたドット62,64はレーザーダイオードLD2,LD4が消灯していることを示している。このようにすれば、点灯制御の自由度が高くなる。
なお、上記とは逆に、レーザーダイオードLD1,LD3を消灯させ、レーザーダイオードLD2,LD4を同時に点灯させてもよい。また、レーザーダイオードLD1,LD2,LD3,LD4のいずれか3つを同時に点灯させ、残りの1つを消灯させるようにしてもよい。
図6は、光ビームを評価する場合、レーザーダイオードLD1〜LD4を同時に点灯させるとともに、各ドット61〜64が主走査方向に数ドット分位置をずらした点灯パターンとなるよう、各レーザーダイオードLD1〜LD4の照射方向を調整することを示している。この場合、ドット61に対する各ドット62,63,64のオフセットが予め設定されているが、図6においては、各ドット62,63,64の測定値が設定したオフセットからずれている。すなわち、ドット62は図の右側に+Xずれ、ドット63は±0でずれはなく、ドット64は図の左側に−Xずれている。これらずれは主位置偏差であり、この主位置偏差は「測定値−オフセット」で算出できる。
図6のようにすれば、ドット61〜64の重なりが生じないため、全ドット61〜64に対するピッチ計測を同時に行うことが可能となり、測定時間を短縮することができる。
なお、図6ではドット61〜64が斜めに配置される点灯パターンであったが、ドット61〜64の各々を主走査方向に沿って左右交互に数ドット分ずつずらした、つまり千鳥足状に配置した点灯パターンにすることもできる。
本発明に係る光ビーム特性評価装置の概略構成図である。 書込みユニットの内部構成の概略を示す斜視図である。 本発明に係る光ビーム特性評価装置の内部構成の詳細を示す図である。 4個のレーザーダイオードを点灯させて光ビームを評価する一例を示す図である。 4個のレーザーダイオードのうち、2個のレーザーダイオードを点灯させて光ビームを評価する一例を示す図である。 4個のレーザーダイオードを点灯させるとともに、主走査方向に数ドット分位置をずらした点灯パターンで、光ビームを評価する一例を示す図である。 光ビーム走査特性評価装置の従来例を示す説明図である。 光ビーム走査特性評価装置の従来例を示す図であって、光ビームの走査中のビーム径測定を一次元ラインCCDを用いて測定する状態を示す説明図である。 図8に示す走査中の光ビームを静止させたとみなして、走査中の光ビームのビーム径を図8に示す一次元ラインCCDを用いて測定すると考えたときの説明図である。
符号の説明
19 ポリゴンミラー
23 fθ光学系
35 点灯制御回路
38 制御回路(評価処理手段)
50 ビーム光源
51 ビーム走査部
52 光ビーム検出手段
61〜64 ドット
LD1〜LD4 レーザーダイオード

Claims (3)

  1. 被走査面を主走査方向に走査するのに用いられるビーム光源を、走査中に1ドットに相当する走査期間中点灯させる点灯制御回路と、前記被走査面に設けられて前記ビーム光源から射出された光ビームを検出する光ビーム検出手段と、該光ビーム検出手段の検出結果に基づいて前記光ビームに要求される特性を評価する評価処理手段とを具備する光ビーム特性評価装置であって、
    前記ビーム光源は複数設けられて副走査方向に沿って複数の光ビームを射出し、
    前記点灯制御回路は前記ビーム光源から射出される複数の光ビームを同時に点灯制御する一方、前記評価処理手段は前記複数の光ビームを同時に評価することを特徴とする光ビーム特性評価装置。
  2. 請求項1に記載の光ビーム特性評価装置において、
    前記点灯制御回路は、前記複数のビーム光源のうち、全てのビーム光源、または選択された幾つかのビーム光源を同時に点灯させることを特徴とする光ビーム特性評価装置。
  3. 請求項1に記載の光ビーム特性評価装置において、
    前記点灯制御回路は、前記複数のビーム光源の各点灯を主走査方向に数ドット分位置をずらした点灯パターンに点灯制御することを特徴とする光ビーム特性評価装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218730A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Fuji Xerox Co Ltd 光走査光学系の計測方法及び計測装置

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