JP2005291469A - プーリおよびこれを用いた動力伝達装置 - Google Patents

プーリおよびこれを用いた動力伝達装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 大きな回転トルクがかかってもピンが倒れない樹脂製プーリの提供を図る。
【解決手段】プーリ20は、外周側にベルト係合部を有する樹脂製のプーリ本体21と、プーリ本体21の所定位置から突き出てプーリ以外の他の部材12と係合するピン24と一体に設けられ且つインサート品としてプーリ本体21内にインサート成形される基板23と、を備えるインサート成形品である。そのため、単にピンをプーリ本体にインサート成形した構造とは異なり、プーリ本体21内では基板23がピン24の土台として機能し、ピン24とプーリ本体21との結合強度が向上する。他の部材12からピン24に大きな負荷がかかってもピン24が樹脂のプーリ本体21から倒れたり、プーリ本体21から抜けたりすることが防止される。これより金属製プーリに比べて軽量な樹脂プーリ20を実現でき、動力伝達装置1の軽量化が図られる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プーリとこれを用いた動力伝達装置に関するもので、自動車用空調装置の冷凍サイクルの圧縮機駆動用に好適なプーリおよび動力伝達装置に関する。
特許文献1にはトルクリミッター機能を持った動力伝達装置が開示されている。なお、この背景技術の説明でカッコ内の符号番号は特許文献1の図1中の符号番号に一致させてある。この動力伝達装置は、エンジンからの動力を受けて駆動する駆動側回転部材としてのプーリ(1、2)と、プーリ(1、2)と同軸上に並列配置されるとともにプーリ(1、2)によって回転駆動する従動側回転部材としてのハブ(9、11)と、を備えている。プーリ(1、2)とハブ(9、11)との間にはトルクリミッター機能を有する係合機構が設けられている。係合機構は、正常運転時には、プーリ(1、2)とハブ(9、11)とを連結してプーリ(1、2)の回転トルクをハブ(9、11)に伝達する。また、係合機構は、異常時(例えば圧縮機の焼きつき故障等によるロック時)には、プーリ(1、2)とハブ(9、11)との連結を解除する。これにより異常時にその他の部位の破損を防いでいる。
具体的には、係合機構は、金属製のプーリ(2)の圧入孔(2b)に圧入された金属製のピン(6)と、ハブ(11)に固定された金属製の保持部材(13)と、ピン(6)と連結し且つ保持部材(13)の間隙に保持される弾性体(7)と、を備えている。正常運転時には、弾性体(7)は保持部材(13)の間隙内に保持されたままハブ(11)とプーリ(2)とを連結し、異常時には弾性体(7)が弾性変形して保持部材(13)の間隙をくぐり抜けてハブ(11)とプーリ(2)とを連結を解除する。
特開平8−135752号公報
そのような装置において、金属製のプーリを樹脂製のプーリに変更できると、装置を軽量化できて好ましい。しかしながら、プーリに設けられるピンには、極めて大きな回転トルクがかかるため、大きな回転トルクがかかってもピンが倒れないように長期に亘って使用するには、金属製のプーリを構造を採用せざるを得ず、従来は樹脂製のプーリに変更するということは考えられていなかった。
仮に、樹脂プーリにピン圧入用の圧入孔を設けてピンを圧入する構造とすると、ピンおよび圧入孔の設計精度を極めて高くしたとしても、ピンと樹脂プーリとの熱収縮率の違いにより十分な締結力が得られないと考えられる。また、仮に、予めピンをインサート成形した樹脂プーリとした場合は、溶解樹脂の凝固時の収縮により、樹脂プーリとピンとの間の結合力が落ちてしまうと考えられる。
本発明は、解決しようとする問題点は、大きな回転トルクがかかってもピンが倒れない樹脂製のプーリの提供を目的とする。
請求項1の発明は、駆動源からの回転力を受けて回転するプーリであって、外周側にベルト係合部を有する樹脂製のプーリ本体と、前記プーリ本体の所定位置から突き出てプーリ以外の他の部材と係合するピンと一体に設けられ且つインサート品として前記プーリ本体内にインサート成形される基板と、を備えることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプーリであって、前記ピンが前記基板から複数突設されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のプーリであって、前記基板は前記プーリの回転方向とは交差する方向に突設された突片を備えることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のプーリであって、前記プーリは、プーリ内周側に配置され且つインサート品として前記プーリ本体内にインサート成形されるベアリングを備え、前記基板は前記ベアリングの外周に嵌合される嵌合口を備え、前記基板と前記ベアリングとを嵌合した状態で前記基板および前記ベアリングをインサート品としての前記プーリ本体にインサート成形したことを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のプーリであって、前記基板には複数の窓が形成されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載のプーリであって、前記基板と前記ベアリングとには互いに係合して相互間の相対的な回転を阻止する係合部が設けられ、前記基板と前記ベアリングとを結合して状態で、両部材をインサート品としてプーリ本体内にインサート成形したことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、駆動源からの回転力を受けて回転する駆動側回転部材としてのプーリと、前記プーリと同軸上に並列配置されるとともに前記プーリによって回転駆動する従動側回転部材と、前記プーリから前記従動側回転部材に向けて突設されたピンと、前記従動側回転部材に設けられて前記プーリのピンと係合する連結部と、を有する連結機構と、を備え、
前記連結機構は、前記プーリの駆動力を前記従動側回転部材へ伝達すると共に前記従動側回転部材の駆動負荷が所定値を超えた場合に駆動力の伝達を遮断するようにしたものである動力伝達装置であって、
前記プーリは、外周側にベルト係合部を有する樹脂製のプーリ本体と、前記プーリ本体の所定位置から突き出る前記ピンを一体に有し且つインサート品として前記プーリ本体内にインサート成形される基板と、を備えることを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項7に記載の動力伝達装置であって、前記ピンが前記基板から複数突設されていることを特徴とするものである。
請求項9の発明は、請求項7または8に記載の動力伝達装置であって、前記基板は、前記プーリの回転方向とは交差する方向に突設された突片を備えることを特徴とするものである。
請求項10の発明は、請求項7〜9の何れか1項に記載の動力伝達装置であって、前記プーリはプーリ内周側に配置され且つインサート品として前記プーリ本体内にインサート成形されるベアリングを備え、前記基板は前記ベアリングの外周に嵌合される嵌合口を備え、前記基板と前記ベアリングとを嵌合した状態で前記基板および前記ベアリングをインサート品として前記プーリ本体内にインサート成形したことを特徴とするものである。
請求項11の発明は、請求項7〜10の何れか1項に記載の動力伝達装置であって、前記基板には複数の窓が形成されていることを特徴とするものである。
請求項12の発明は、請求項7〜11の何れか1項に記載の動力伝達装置であって、前記基板と前記ベアリングとには互いに係合して相互間の相対的な回転を阻止する係合部が設けられ、前記基板と前記ベアリングとを結合して状態で、両部材をインサート品として前記プーリ本体内にインサート成形したことを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、単にピンをプーリ本体にインサート成形した構造とは異なり、ピンを一体に設けた基板をプーリ本体にインサート成形した構造であるため、樹脂製のプーリ本体内で基板がピンの土台として機能し、ピンとプーリ本体との結合強度が向上する。そのため、他の部材からピンに大きな負荷がかかってもピンが樹脂製のプーリ本体から倒れたり、プーリ本体から抜けたりすることが防止される。これより金属製プーリを廃止して、軽量な樹脂プーリを実現できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、ピンが基板から複数突設されている構造であるため、複数のピンを別々に保持しつつプーリ本体にインサート成形する必要がなくなり、プーリの製造が容易化する。
請求項3の発明によれば、請求項1または2の発明の効果に加え、基板はプーリの回転方向とは交差する方向に突設された突片を備える構造であるため、基板のプーリ本体内で周り止め力が向上し、さらにピンが倒れ難い構造となる。
請求項4の発明によれば、請求項1〜3の何れかの発明の効果に加え、基板の嵌合口が基板の位置決めガイドとなり、ピンの位置決めがしやすくなる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4の何れかの発明の効果に加え、基板には複数の窓が形成されているため、インサート成形する際に成形金型内に基板が存在しても基板の窓を通じて溶解樹脂が流通できるため、溶解樹脂の流動性悪化を極力抑えることができる。また、プーリ本体と基板との結合強度が向上する利点もある。
請求項6の発明によれば、請求項1〜5の何れかの発明の効果に加え、基板とベアリングとには互いに係合して相互間の相対的な回転を阻止する係合部が設けられ、基板とベアリングとを結合して状態で両部材をインサート品としてプーリ本体内にインサート成形した構造であるため、ベアリングと基板とは樹脂にモールドされる以前に機械的に結合することとなる。言い換えると、樹脂製のプーリ本体の内部で基板はベアリングの外周から突設されたフランジ部として機能する。そのため、プーリ本体とベアリングとの接触面積が広がることとなり、ベアリングとプーリ本体と結合強度が向上する。
請求項7の発明によれば、単にピンをプーリ本体にインサート成形した構造とは異なり、ピンを一体に設けた基板をプーリ本体にインサート成形した構造であるため、樹脂製のプーリ本体内で基板がピンの土台として機能し、プーリ本体との結合強度が向上する。そのため、連結部との間に生じる所定の運転トルクで、ピンが樹脂製のプーリ本体から倒れたり、プーリ本体から抜けたりすることが防止される。これにより埋設されるピンに大きな負荷がかかっても運転可能な樹脂プーリを実現できる。結果、動力伝達装置を軽量化できる。
請求項8の発明によれば、請求項7の発明の効果に加え、複数のピンを別々に保持しつつインサート成形する必要がなくなり、プーリの製造が容易化する。
請求項9の発明によれば、請求項7または8の発明の効果に加え、基板のプーリ本体内で周り止め力が向上し、さらにピンが倒れ難い構造となる。
請求項10の発明によれば、請求項7〜9の何れかの発明の効果に加え、基板の嵌合口が基板の位置決めガイドとなり、ピンの位置決めがしやすくなる。
請求項11の発明によれば、請求項7〜10の何れかの発明の効果に加え、インサート成形する際に成形金型内に基板が存在しても基板の窓を通じて溶解樹脂が流通できるため、溶解樹脂の流動性悪化を極力抑えることができる。また、プーリ本体と基板との結合強度が向上する利点もある。
請求項12の発明によれば、請求項7〜11の何れかの発明の効果に加え、ベアリングと基板とは樹脂にモールドされる以前に機械的に結合することとなる。言い換えると、プーリ本体の内部で基板はベアリングの外周から突設されたフランジ部として機能する。そのため、プーリ本体とベアリングとの接触面積が広がることとなり、ベアリングとプーリ本体と結合強度が向上する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
第1実施形態:図1〜図6は本発明の第1実施形態の動力伝達装置を示すものである。図1は本発明の第1実施形態の動力伝達装置の要部側面図、図2は同動力伝達装置の縦断面図、図3は同動力伝達装置に用いる樹脂プーリの概略斜視図、図4は同樹脂プーリにインサート成形されるベアリングおよび基板の組立状態を概略的に説明する概略図、図5は図1の動力伝達装置の組立方法の説明図、図6は図1の動力伝達装置の動力遮断後の状態を示す要部側面図である。
「動力伝達装置の全体構造」
まず、動力伝達装置1の全体構造を説明する。図2において、2はクラッチレス圧縮機(従動側機器)のハウジングで、そのボス部2aにはプーリ20(駆動側回転部材)が回転自在に支持されている。ハウジング2には、ボス部2aに対して同軸状に配置されると共にボス部2aから外方へ突出した回転軸7が収容されている。回転軸7の端部には、ハブ10(従動側回転部材)が固着されている。
ハブ10には、複数個のピン挿入孔11が回転軸7を中心とする同一円周上に所定(この例では120°)の角度間隔をおいて形成されており、ここに円柱状のピン13が貫通状態で固定されている。
図1に示すように、プーリ20の一方(ハブ側)の端面には複数個(この例では3つ)の円柱状のピン24がプーリ20の中心点を中心とする同一円周上に所定(この例では120°)の角度間隔をおいて立設されている。このプーリ20のピン24は連結部材12を介してハブ10のピン13と連結されている。
連結部材12は高炭素鋼等のバネ材により作製されたリーフスプリング状のもので、所定形状に打ち抜かれた同形同大の1枚以上(この例では2枚であるが1枚であってもよい)の板材Mを厚み方向に重ね合わせることにより形成されている(図1参照)。この連結部材12は、二股状のもので、スリット状の隙間16を介して対向する一対の側片12aを備えている。連結部材12の連結端側には、隙間16に連通形成され且つピン13の外周部に当接してピン24を回転自在に係合する貫通孔14を有している。また、連結部材12の開放端側には、両側片12a、12aの先端部分に形成されピン24を狭持する狭持部15、15を備えている。この狭持部15、15は、ピン24の外周部に沿って形成される凹曲面15、15として構成され、この凹曲面15の両端縁にはピン24の外周部に接触する凸部17A、17Bを備えている。凸部17A、17Bは凸円形状に形成されて、凹曲面15、15のうち凸部17A、17Bのみがピン24の外周部と接触するようになっており、凹曲面15のうち凸部17A、17B以外の部位はピン24の外周部とクリアランスをもっている。連結端側(基端側)の凸部17A、17A間の距離Lは、開放端側(先端側)の凸部17B、17B間の距離L’よりも大きくなっている。また、一対の側片12a,12a間の隙間16の幅wは、ピン24の外周径よりもわずかに大きくなっており、ピン24を移動自在に収容できるようになっている。
この動力伝達装置1の組立工程において、プーリ20とハブ10とを連結する際には、プーリ20のピン24とハブ10のピン13とを連結部材12で連結することで行われる。具体的にはまず、図5に示すように連結部材12の貫通孔14内にピン13の嵌合すると共に連結部材12の隙間16内にピン24を挿入する。次いで、ハブ10を回転しないように固定した状態で、プーリ20を正転(矢印方向に回転)させる。これにより、隙間16内のピン24を開放端側に移動させてピン24を開放端側の狭持部15,15内に向けて押し込む。これによって連結部材12の側片12a,12aが開く方向に弾性変形し、ピン24が狭持部15,15間に押し込まれていく。最終的に連結部材12の側片12a,12aが弾性復帰し、図1に示すようにピン24が連結部材12の狭持部15,15内に狭持された状態となる。
「動力伝達装置の動作」
次に、上記のように構成された動力伝達装置の動作を説明する。図示せぬエンジンンの動力が図示せぬベルトを介してプーリ20と、プーリ20が回転する。プーリ20の回転は、ピン24、連結部材12、及びピン13を介してハブ10に伝達されて、回転軸7が回転する。これにより駆動機としてのエンジンの動力を得て、従動機としての圧縮機が動作することとなる。
圧縮機内部に焼付等が生じて負荷トルクが所定値を超えた場合には、各連結部材12の狭持部15、15に狭持されたピン24が、連結部材12の側片12a,12aを押し広げて連結部材12から離脱する。これにより、プーリ20から回転軸7への動力の伝達が遮断されてプーリ20が空転するので(図6参照)、圧縮機およびエンジンに加え動力伝達装置1のその他の部位を損傷させずに済む。
ここで、連結部材12を利用したことによるさらなる作用効果を付記する。
連結部材12は、ピン24を狭持する狭持部15,15がその端縁の凸部17A、17Bのみでピン24の外周に接触する構造である。そのため、ピン24をがたつかずに狭持することができる。これにより異音が生じたり、連結部材12が摩耗するのを防ぐことができる。また、狭持部15,15間に狭持されたピン24を開放端側へ離脱させるための力が安定するという利点もある。
また、凸部17A、17Bは凸円形状に形成されてピン24の外周に点接触する構造である。そのため、凸部17A、17Bの摩耗が少なくなってピン24が離脱する際の力の大きさが変動しにくくなるという利点がある。
また、連結端側の凸部17A、17A間の距離Lが、開放端側の凸部17B、17B間の距離L’よりも大きい構造である。そのため、隙間16内に挿入されたピン24を曲面15,15間に押し込むために側片12a,12aを開かせる力が、曲面15,15間に狭持されたピン24を開放端側へ離脱させるために側片12a,12aを開かせる力よりも小さくなっている。
また、連結部材12は、連結部材12の開放端から連結端側に延びる隙間16が連結端側の貫通孔14と連通した構造である。そのため、連結工程において、隙間16内に挿通させたピン24を、隙間16の開放端側の狭持部15,15間に押し込む際に連結部材12が全長にわたって変形することとなる。このため、連結部材12の小型化を図ることができる。
また、連結部材12は複数枚(この例では2枚)の板材Mを厚み方向に重ね合わせることにより形成された構造である。そのため、連結部材12を構成する板材Mの打ち抜き加工が容易となり、加工性が向上すると共にバリや変形等が発生しにくくなり、連結部材12の寸法精度が向上する。
「プーリ20の構造」
この実施形態のプーリ20は樹脂プーリであり、以下の詳しく説明する。
この実施形態のプーリ20は、図2、図3に示すように、外周側にベルト係合部21aを有する樹脂製のプーリ本体21と、プーリ内周側に配置されプーリ本体21内にインサート品として一体にインサート成形されているベアリング22と、プーリ本体21内に同じくインサート品として一体にインサート成形されている金属製の基板23と、を備える。
基板23は、図2、図4aに示すように前記連結部材12と係合する複数(この例では3つ)のピン24が一体に設けられた金属板である。また、基板23は、図4aに示すように中央部にベアリング22の外周に嵌合される嵌合口23aを備えた環状円板である。
金属製のベアリング22および基板23と樹脂製のプーリ本体21とからなるインサート成型品は、図4bに示すごとく基板23とベアリング22とを嵌合した状態でこの組立品をインサート品として図示せぬ射出成形用の金型内に配置しておいて金型内に樹脂を射出し、樹脂のプーリ本体21と金属製のベアリング22および基板23を合体したものである。
「効果」
以下、この実施形態の効果をまとめる。
第1に、この実施形態によれば、単にピンをプーリ本体にインサート成形した構造とは異なり、ピン24を一体に設けた基板23をプーリ本体21内にインサート成形した構造であるため、プーリ本体21内で基板23がピン24の土台として機能し、ピン24とプーリ本体21との結合強度が向上する。そのため、他の部材(この例では連結部材12)からピン24に大きな負荷がかかってもピン24が樹脂からなるプーリ本体21から倒れたり、プーリ本体21から抜けたりすることが防止される。これより金属製プーリに比べて軽量な樹脂プーリ20を実現でき、動力伝達装置1の軽量化が図られる。
また付随効果として、基板23にピン24を一体に設けたことで、基板23を位置決めガイドにしてピン24の位置決めがしやすくなる利点もある。また、基板23がプーリ本体21の骨格部材として機能することで、プーリ本体21の強度が向上することも期待される。
第2に、この実施形態によれば、複数のピン24、24、24が基板23から突設されている構造であるため、複数のピンを別々に保持しつつプーリ本体にインサート成形する必要がなくなり、プーリの製造が容易化する。図12は比較例として、各ピン124を別々に保持した状態でプーリ本体21にインサート成形する例であり、このような場合、各ピン124毎にピン124の両端を保持する位置決めピン125、126が必要になり、インサート金型が複雑になる。なお、図12中、一つのピン124のみを代表して図示してその他のピン124は省略してある。
第3に、この実施形態によれば、基板23がベアリング22外周と嵌合する嵌合口23aを備える構造であるため、基板23の嵌合口23aが基板23の位置決めガイドとなりピン24の位置決めがさらに容易になる。特に、プーリ本体21およびベアリング22と、ピン24との同軸度が向上する。
「基板の変形例」
次に基板の変形例を説明する。
図7は基板の第1の変形例である。この第1変形例の基板23Bは、プーリ20の回転方向とは交差(この例では直交)する方向に突設された突片31を備えている。この突片31は、プレスにより素材としての金属板から切り起こしにより折り曲げ形成されてものである。なお、切り起こしにより抜かれた部分は窓32となる。この第1変形例の基板23Bを利用すると、基板23Bがプーリ20の回転方向とは交差する方向に突設された突片31を備える構造であるため、基板23Bのプーリ本体21内で周り止め力が向上し、さらにピン24が倒れ難い構造となる。
図8は基板の第2の変形例である。この第2変形例の基板23Cは、複数(この例では3つ)の窓41が形成された構造である。窓41は基板23Cの周方向に沿って扇状に形成されており、これにより基板23Cは窓41を挟んでに対向して内周フレーム部42と外周フレーム部43とを備えた構造となっている。
この第2変形例の基板23Cを利用すると、重量の嵩む金属からなる基板23Cの容積が減るため、プーリ4および動力伝達装置1がさらに軽量化されることとなる。また、この第2変形例の基板23Cを利用すると、インサート成形する際に成形金型内に基板23Cが存在しても基板23Cの窓41を通じて溶解樹脂が流通できるため、成形金型内に基板が存在することによる溶解樹脂の流動性悪化を極力抑えることができる。また、プーリ本体21と基板23Cとの結合強度が向上する利点もある。
第2実施形態
図10、図11は本発明の第2実施形態の動力伝達装置のプーリ20を示すものである。この第2実施形態のプーリ20では、基板23Dとベアリング22Dとには互いに係合して相互間の相対的な回転を阻止する係合部51、52が設けられている。より具体的には、基板23Dの嵌合口23aの周縁から、内周側に凸設された係合用の凸部51が周方向に向けて等間隔に設けられ、一方、ベアリング22Dの外輪の外周には、内周側に凹設された係合用の凸部52が周方向にむけて等間隔に設けられている。
この第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、基板23Dとベアリング22Dとを結合した状態でこの両部材23D、22Dをインサート品としてインサート形成した構造であるため、図11bに示すようにベアリング22Dと基板23Dとは樹脂にモールドされる以前に機械的に結合することとなる。言い換えると、樹脂からなるプーリ本体21の内部では基板23Dがベアリング22D外周から突設されたフランジ部として機能する。そのため、プーリ本体21とベアリング22Dとの接触面積が広がることとなり、ベアリング22Dとプーリ本体21と結合強度が向上する。これによりさらにピン24がたおれ難い構造となる。
なお、上述の第1、第2実施形態では、図9aに示すようにピン24Aは基板23と一体成形されたものであったが、本発明にあってはこれに限られず、例えば図9bに示すようにピン24Bが基板23に溶接により接合されたものや、図9cに示すようにピン24Cがプレス加工により基板23から中空状に突設されたものであってもよい。図9aに示す例ではピン24Aの強度を高く維持できる利点がある。また図9bに示す例では従来のピン24Bをそのまま流用できる利点がある。また図9cの例ではピン24Cの外周形状に若干の撓みを持たせたい場合に有効となる。
なお、以上の実施形態では、連結部材として二股状の連結部材12を用いているが、本発明ではその他の連結部材を用いてもよいし、またその他の連結手段を用いてもよい。
また以上の実施形態では、車両用空調装置の圧縮機の回転軸に固着されたハブ(従動側回転部材)と、エンジンにより回転するプーリ(駆動側回転部材)とを連結した動力伝達装置で説明したが、本発明はその他の従動側回転部材と駆動側回転部材とを連結する動力伝達装置に適用することができる。
また、以上の実施形態では、動力伝達装置に利用されるプーリについて説明したが、本発明はその他の装置に用いられるプーリに利用できる。その他にも本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の変形を施すことができる。
本発明の第1実施形態である動力伝達構造の要部側面図。 同動力伝達装置の縦断面図、 同動力伝達装置に用いる樹脂プーリの概略斜視図。 インサート品としてのベアリングおよび基板の組立状態を概略的に説明する斜視図。 図1の動力伝達装置の組立方法の説明図。 図1の動力伝達装置の動力遮断後の状態を示す要部側面図。 プーリの基板の第1の変形例を示す図。 プーリの基板の第2の変形例を示す図。 基板のピンの構造例を示す図。 別の実施形態のプーリを示す正面図。 図10のプーリにインサート成形されるベアリングと基板との組立状態を概略的に説明する斜視図。 比較例としてピンを樹脂にインサート成形する様子を概略的に説明する図。
符号の説明
1…動力伝達装置
4…プーリ(駆動側回転部材)
10…ハブ(従動側回転部材)
12…連結部材
13…ピン
20…樹脂プーリ
21…プーリ本体
21a…ベルト係合部
22、22D…ベアリング
23、23B、23C、23D…基板
23a…嵌合口
24、24A、24B、24C…ピン
31…突片
32、41…窓
51…凸部(係合部)
52…凸部(係合部)

Claims (12)

  1. 駆動源からの回転力を受けて回転するプーリ(20)であって、
    外周側にベルト係合部(21a)を有する樹脂製のプーリ本体(21)と、
    前記プーリ本体(21)の所定位置から突き出てプーリ以外の他の部材(12)と係合するピン(24)(24A)(24B)(24C)と一体に設けられ且つインサート品として前記プーリ本体(21)内にインサート成形される基板(23)(23B)(23C)(23D)と、
    を備えることを特徴とするプーリ(20)。
  2. 請求項1に記載のプーリ(20)であって、
    前記ピン(24)が前記基板(23)(23B)(23C)(23D)から複数突設されていることを特徴とするプーリ(20)。
  3. 請求項1または2に記載のプーリ(20)であって、
    前記基板(23B)は、前記プーリの回転方向とは交差する方向に突設された突片(31)を備えることを特徴とするプーリ(20)。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のプーリ(20)であって、
    前記プーリ(20)は、プーリ内周側に配置され且つインサート品として前記プーリ本体(21)内にインサート成形されるベアリング(22)(22D)を備え、
    前記基板(23)(23B)(23C)(23D)は、前記ベアリング(22)(22D)の外周に嵌合される嵌合口(23a)を備え、
    前記基板(23)(23B)(23C)(23D)と前記ベアリング(22)(22D)とを嵌合した状態で、前記基板(23)(23B)(23C)(23D)および前記ベアリング(22)(22D)をインサート品として前記プーリ本体(21)内にインサート成形したことを特徴とするプーリ(20)。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のプーリ(20)であって、
    前記基板(23B)(23C)には複数の窓(32)(41)が形成されていることを特徴とするプーリ(20)。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のプーリ(20)であって、
    前記基板(23D)と前記ベアリング(22D)とには互いに係合して相互間の相対的な回転を阻止する係合部(51、52)が設けられ、
    前記基板(23D)と前記ベアリング(22D)とを結合して状態で、両部材(23D、22D)をインサート品として前記プーリ本体(21)内にインサート成形したことを特徴とするプーリ(20)。
  7. 駆動源からの回転力を受けて回転する駆動側回転部材としてのプーリ(20)と
    前記プーリ(20)と同軸上に並列配置されるとともに前記プーリ(20)によって回転駆動する従動側回転部材(10)と、
    前記プーリ(20)から前記従動側回転部材(10)に向けて突設されたピン(24)(24A)(24B)(24C)と、前記従動側回転部材(10)に設けられて前記プーリ(20)のピン(24)(24A)(24B)(24C)と係合する連結部材(12)と、を有する連結機構と、を備え、
    前記連結機構は、前記プーリ(20)の駆動力を前記従動側回転部材(10)へ伝達すると共に前記従動側回転部材(10)の駆動負荷が所定値を超えた場合に駆動力の伝達を遮断する動力伝達装置(1)であって、
    前記プーリ(20)は、
    外周側にベルト係合部(21a)を有する樹脂製のプーリ本体(21)と、前記プーリ本体(21)の所定位置から突き出る前記ピン(24)(24A)(24B)(24C)と一体に設けられ且つインサート品として前記プーリ本体(21)内にインサート成形される基板(23)(23B)(23C)(23D)と、を備えることを特徴とする動力伝達装置(1)。
  8. 請求項7に記載の動力伝達装置(1)であって、
    前記ピン(24)が前記基板(23)(23B)(23C)(23D)から複数突設されていることを特徴とする動力伝達装置(1)。
  9. 請求項7または8に記載の動力伝達装置(1)であって、
    前記基板(23B)は、前記プーリの回転方向とは交差する方向に突設された突片(31)を備えることを特徴とする動力伝達装置。
  10. 請求項7〜9の何れか1項に記載の動力伝達装置(1)であって、
    前記プーリ(20)は、プーリ内周側に配置され且つインサート品として前記プーリ本体(21)内にインサート成形されるベアリング(22)(22D)を備え、
    前記基板(23)(23B)(23C)(23D)は、前記ベアリング(22D)の外周に嵌合される嵌合口(23a)を備え、
    前記基板(23)(23B)(23C)(23D)と前記ベアリング(22)(22D)とを嵌合した状態で、前記基板(23)(23B)(23C)(23D)および前記ベアリング(22)(22D)をインサート品として前記プーリ本体(21)内にインサート成形したことを特徴とする動力伝達装置(1)。
  11. 請求項7〜10の何れか1項に記載の動力伝達装置(1)であって、
    前記基板(23B)(23C)には複数の窓(32)(41)が形成されていることを特徴とする動力伝達装置(1)。
  12. 請求項7〜11の何れか1項に記載の動力伝達装置(1)であって、
    前記基板(23D)と前記ベアリング(22D)とには互いに係合して相互間の相対的な回転を阻止する係合部(51、52)が設けられ、
    前記基板(23D)と前記ベアリング(22D)とを結合して状態で、両部材(23D、22D)をインサート品として前記プーリ本体(21)内にインサート成形したことを特徴とする動力伝達装置(1)。
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