JP2005290898A - 橋脚工法及び橋脚 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基礎杭とPC版からなるフーチングとを簡単に、かつ、短時間で連結することができる橋脚工法及びこの橋脚工法により形成された橋脚を提供することを目的とする。
【解決手段】 杭頭16にネジ孔17を形成した所定数の基礎杭7を土中に設置した後、これら所定数の基礎杭7の上にPC版のフーチング2を載せ、フーチングの上から笠ボルト20のネジ軸21をフーチング2に挿通し、更に基礎杭7の杭頭16に螺合させて締込むことにより、基礎杭7にフーチング2を固定する。これにより、圧接、溶接、鉄筋などの専門知識や専門技術が不要な簡単な作業で、短時間に基礎杭7にフーチング2を固定できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 杭頭16にネジ孔17を形成した所定数の基礎杭7を土中に設置した後、これら所定数の基礎杭7の上にPC版のフーチング2を載せ、フーチングの上から笠ボルト20のネジ軸21をフーチング2に挿通し、更に基礎杭7の杭頭16に螺合させて締込むことにより、基礎杭7にフーチング2を固定する。これにより、圧接、溶接、鉄筋などの専門知識や専門技術が不要な簡単な作業で、短時間に基礎杭7にフーチング2を固定できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は橋脚工法及び橋脚に関する。
橋脚工法として、地面にフーチング設置用ピットを掘削し、このピットの底面から土中に基礎杭を打込んだ後、前記ピット内にPC版からなるフーチングを配置して、基礎杭とフーチングを連結する技術が特許文献1に開示されている。
特開2001−329545
前記特許文献1に開示されている従来技術によれば、フーチングに形成されている狭い杭孔の中で基礎杭の主筋とフーチングの主筋を連結する必要があり、作業性が悪い上、時間がかかるという問題がある。
本発明は、この従来技術の問題を解消し、基礎杭とPC版からなるフーチングとを簡単に、かつ、短時間で連結することができる橋脚工法及びこの橋脚工法により形成された橋脚を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る橋脚工法(以下、本発明方法という。)は、杭頭にネジ孔を形成した所定数の基礎杭を土中に打込んだ後、これら所定数の基礎杭の上にPC版からなるフーチングを載せ、この後、ネジ軸とこれの一端に連設された笠部を備える笠ボルトのネジ軸をフーチングに挿通し、更に前記基礎杭の杭頭にねじ込むことにより、前記基礎杭にフーチングを固定することを特徴とする。
本発明方法によれば、基礎杭の上に載せたフーチングの上から笠ボルトを差込み、基礎杭の杭頭に捩じ込むことにより基礎杭にフーチングを固定することができるので、圧接装置、溶接装置など基礎杭の主筋とフーチングの主筋を連結するために特別の装置を準備する必要はなく、又、圧接、溶接、鉄筋工事などの特別の技術や知識は必要ではなく、しかも、圧接、溶接、結束などにより基礎杭の主筋とフーチングの主筋を番線などで結束する作業に比べて短時間で基礎杭にフーチングを固定できる。
本発明方法において、フーチングの上に橋脚を構築する工法は、特に限定されず、種々の公知の工法を採用することができるが、これら公知の工法の中では、いわゆるブロック工法を採用して、現場工期の短縮及び現場工費の削減を図ることが好ましい。
ここで、ブロック工法とは、橋脚を前記フーチング、橋脚ブロック及びウィングブロックと呼ばれる複数のPCブロックに分割形成し、前記フーチングから所定の高さに主筋を立上げた後、前記フーチング上に、予め主筋挿通孔を形成した少なくとも1個の橋脚ブロック及びウィングブロックを、前記主筋がこれら少なくとも1個の橋脚ブロック及びウィングブロックの主筋挿通孔に挿通されるようにして順に積上げ、前記主筋を緊結することにより前記フーチングに橋脚ブロック及びウィングブロックを固定することを特徴とする工法である。
次に、本発明に係る橋脚は、以上に説明した本発明方法により建築され、土中に埋設された所定数の基礎杭と、これら基礎杭の上に載置されたフーチングと、フーチングに挿通され各基礎杭に螺締されたネジ軸及び該ネジ軸の上端に外つば状に連設された笠部を有する笠ボルトとを備えることを特徴とする。
従って、本発明の橋脚によれば、本発明方法により得ることができる効果を得ることができる。
以上に説明したように、本発明方法によれば、基礎杭の上に載せたフーチングの上から笠ボルトを差込み、基礎杭の杭頭にねじ込むことにより基礎杭にフーチングを固定できるので、圧接、溶接、鉄筋工事などについての特別の知識や技術が無くても簡単に基礎杭にフーチングを固定することができるという効果を得ることができる。
又、圧接、溶接等により基礎杭の主筋とフーチングの主筋を連結する従来技術に比べると、圧接や溶接のための準備時間が不要であり短時間で基礎杭にフーチングを固定することができるという効果を得ることができる。
更に、番線などを用いて基礎杭の主筋とフーチングの主筋を連結する従来技術に比べると、1個の笠ボルトで1本の基礎杭とフーチングを固定することができるので、短時間で基礎杭とフーチングを固定することができるという効果を得ることができる。
加えて、圧接、溶接、鉄筋工などについての専門知識や専門技術が不要になるので、人手を集め易くなる上、労賃を安価にでき、人件費の面から工費を一層削減することができる。
もちろん、基礎設計の段階において、地下埋設物の位置を考慮して基礎杭の位置を決定することにより、地下埋設物を移設せずに施工することができる。
次に、本発明に係る橋脚によれば、上記本発明方法により建設されるので、以上に説明した本発明方法により得られる効果を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る橋梁の正面図であり、図2は図1のA矢指部を拡大して示す正面図であり、図3は前記橋梁に用いるフーチングの斜視図であり、図4は前記橋梁に用いる橋脚ブロックの斜視図であり、図5は前記橋梁に用いるウィングブロックの斜視図であり、図6は前記橋梁の上部の縦断正面図であり、図7は前記橋梁の上部の側面図であり、図8は前記橋梁を建設する橋梁工事の工程図である。
図8に示すように、この橋梁工事は、土質及び地下埋設物の調査(S1)を実施し、この調査結果に基づいて、基礎を含めた橋梁の設計(S2)をし、設計された構造に合わせて、図1に示すフーチング2、橋脚ブロック3、ウィングブロック4、桁5、床版側壁ブロック6などの部品を工場生産(S3)する。
又、図8に示すように、部品の工場生産(S3)と並行して、又は、部品の工場生産(S3)が終了した後、施工現場で基礎工事(S4)が実施される。
この基礎工事(S4)では、予め設計された橋脚1を設置する位置に、必要に応じて、基礎の設置の妨げとなる土砂を掘削して除去する根切工事を行った後、基礎杭7を土中に配設し、更にこの後、必要に応じて基礎下地11を形成する。
例えば図1に示すように、所定数の基礎杭7を地下に設置する場合には、ピット8を掘削し、ピット8の底面9を均す根切工事をしてから、所定数の基礎杭7をピット8内の土中に設置する。
図1に示すように、このピット8の深さはその底面9が各基礎杭7の上端面10の位置と同等以上に深く設定してあればよく、ここでは、ピット8の底面9と基礎杭7の上端面10の間に必要に応じて、地下水対策のための栗石層12からなる基礎下地11を配置できる程度にピット8の深さを基礎杭7の上端面10よりも深く設定している。
もちろん、この基礎下地11は本発明に必須のものではないので省略して、ピット8の底面9の深さが基礎杭7の上端面10の深さと同等になるようにピット8を掘削してもよい。
基礎杭7を土中に設置する方法は、特に限定されるものではないが、例えば、この実施例では、工期を短縮するために、PCコンクリート製のパイルをパイルハンマーで土中に打込む方法、又は杭孔をアースオーガなどにより形成した後、PCコンクリート製のパイルを挿入する方法を採用する。
図8に示すように、基礎杭7の設置後(S4)、必要に応じて、栗石を敷いて栗石層12を形成することにより、ピット8内底部に、上面が平坦な基礎下地11を形成し、更にこの後、フーチング2を設置する(S5)。
ここで、基礎下地11は、栗石層12と共に、又は栗石層12に代えて砂層、土層、瀝層などで構成してもよい。又、栗石層12、砂層、土層、瀝層などに代えて、又は栗石層12、砂層、土層、瀝層などと共にステコン層を設けてもよいが、この実施例では、ステコン層を省略することにより、ステコン打設及びステコン養生の工事を省略して、現場施工工期を一層短縮すると共に人手を省くようにしている。
図2と図3に示すように、前記フーチング2には工場生産時に各基礎杭7に対応する位置に該フーチング2を上下に貫通する所定数の貫通孔19が形成されている。
各貫通孔19は、後述する笠ボルト20のネジ軸21よりも大径で、該笠ボルト20の笠部22及び前記杭頭16の外径よりも小径に形成され、これら貫通孔19の位置を各基礎杭7の位置に合わせて前記フーチング2を基礎杭7の上に載せ、笠ボルト20で各基礎杭7に固定する。
各笠ボルト20は、例えば鉄からなり、前記杭頭16のネジ孔17に螺合されるネジ軸21と、これの一端に前記貫通孔19よりも大径の外つば状に連設された笠部22とを備え、フーチング2の上からネジ軸21を貫通孔19に挿通し、更に、ネジ孔17に螺合して締込むことにより、前記フーチング2が基礎杭7に固定される。
このようにして、本発明方法に従って、土中に埋設された所定数の基礎杭7と、これら基礎杭7の上に載置されたフーチング2と、フーチング2に挿通され各基礎杭7に螺締されたネジ軸21及び該ネジ軸21の上端に外つば状に連設された笠部22を有する笠ボルト20とを備える構造物が得られる。
この実施例では、必要に応じて、上記笠部22にその上面から貫通孔19内に連通する充填孔23が形成され、笠ボルト20を螺締した後、この充填孔23から貫通孔19に例えばモルタル等からなる充填材24を充填し、凝固させることにより基礎杭7及び笠ボルト20に対するフーチング2の横滑りを防止する。
又、この実施例では、必要に応じて、前記基礎杭7とフーチング2との間に例えば板ゴムなどからなる緩衝材25を挿入して、フーチング2の下面が損傷することを防止すると共に、フーチング2と基礎杭7の間に地下水が進入して、ネジ孔17及びネジ軸21の発錆や、ネジ孔17及びネジ軸21の錆の成長を長期間にわたって防止できるようにしている。
更に、この実施例では、ネジ孔17及びネジ軸21の発錆や、ネジ孔17及びネジ軸21の錆の成長を一層長期間にわたって防止するために、必要に応じて、該ネジ孔17及びネジ軸21にグリースなどの撥水材を塗着している。
なお、前記充填孔23は笠ボルト20を回転させる工具を差込む差込孔に兼用することができる。
又、この実施例では、図2に示すように、フーチング2の一部の主筋26が前記貫通孔19内を通過するように配筋されて充填材24を補強するようにしているが、このことは本発明に必須のことではない。
更に、前記緩衝材25は省略してもよく、逆に、基礎下地の全面にわたって設けてもよい。
図8に示すように、フーチング2の設置(S5)が終了すると、上部工、即ち、フーチング2の上に橋脚ブロック3、ウィングブロック4、桁5、床版側壁ブロック6などを組立てる上部工組立(S6)が行われる。
実際には、この上部工組立(S6)を笠ボルト20が基礎杭7に螺締された後、フーチング2の設置(S5)終了前に開始して、グラウト24の貫通孔19への打込み及び養生の工期を上部工組立(S6)の工期に重複させることにより、工期を一層短縮することができるが、ここでは、説明を簡単にするために、フーチング2の設置(S5)終了後に上部工組立(S6)を開始するものとして説明を進める。
上部工組立(S6)においては、前記フーチング2に橋脚ブロック3及びウィングブロック4を固定する橋脚組立と、ウィングブロック4の上に桁5を固定する桁架けと、桁5の上に床版側壁ブロック3を固定する路床組立を順に行う。
図4の斜視図に示すように、前記橋脚ブロック3は中実の直方形に形成された鉄筋コンクリートブロックであり、その四方の周囲部には所定の間隔を置いて該橋脚ブロック3の下面から上面に貫通する所定数の主筋挿通孔27が形成されている。
又、図5の斜視図に示すように、前記ウィングブロック4は前記橋脚ブロック3に対応させる直方形の中央部28と、その左右両側に張り出させた、先細りの翼部29を備える鉄筋コンクリートブロックであり、前記中央部28には、橋脚ブロック3の主筋挿通孔27に対応させて、その下面から上面に貫通する主筋挿通孔30が形成されている。
更に、このウィングブロック4の上面には、前後方向及び左右方向にそれぞれ所定の間隔を置いて所定数のアンカーボルト31を突出させてある。
図3の斜視図に示すように、前記フーチング2の上面の中央部には前記橋脚ブロック3を受け止める長方形の接合面32が形成され、この接合面32と橋脚ブロック3との間に隙間が生じないようにするために、必要に応じて、この接合面32を覆う鉄板、鋼板などの金属板、合成樹脂板などの板材を予め当該フーチング2に埋設しておく。
又、前記フーチング2の中央部には、この接合面32の周縁部において前記橋脚ブロック3の各主筋挿通孔27に対応する位置に、当該フーチング2に前記橋脚ブロック3及びウィングブロック4を緊結するための例えばピアノ線からなる橋脚用主筋33の下端部33aが、前記フーチング2の下面から前記接合面32に貫通し、かつ、該接合面32から上方に突出するように埋設されている。
前記橋脚組立では、基礎杭7に固定されたフーチング2の上面に突出させた橋脚用主筋33の下端部33aに例えば圧接、溶接などによりピアノ線からなる補長部33bを継足すことにより、前記フーチング2の中央部に所定の高さまで所定数の橋脚用主筋33を立上げ、この後、各橋脚用主筋33が対応する橋脚ブロック3の主筋挿通孔27に挿通されるようにして最下段の橋脚ブロック4を前記フーチング2の上に積上げる。
この後、必要に応じて、補長部33bの継足しと、橋脚ブロック3の積上とを繰返した後、同様にして前記ウィングブロック4を最上段の橋脚ブロック3の上に積上げ、例えば前記ウィングブロック4の上側に突出させた橋脚用主筋33にナット34を螺合し、締込んで該橋脚用主筋33を緊結することにより、前記フーチング2に所定数の橋脚ブロック3とウィングブロック4が固定され、PCコンクリートブロックからなる橋脚1が完成される。このとき、前記緊結位置には、必要に応じて、ウィングブロック4の上面の損傷を防ぐため、鉄板、鋼板などの台座が埋設される。
なお、必要に応じて、前記橋脚ブロック3の上下両端面及びウィングブロック4の中央部28の下面は、予め鉄板、鋼板などの金属板、合成樹脂板などの板材で覆い、フーチング2と橋脚ブロック3の接合面、又は橋脚ブロック3どうしの接合面、若しくは橋脚ブロック3とウィングブロック4との接合面において隙間が生じることを防止するようにしている。
又、前記ウィングブロック4の主筋挿通孔30の上端部は前記ナット34を該ウィングブロック4の上面から沈めるために座刳加工してある。
更に、必要に応じて、前記橋脚用主筋33を緊結した後、ウィングブロック4の上面から突出する橋脚用主筋33の部分を切取る。
なお、橋脚用主筋33の発錆や、錆の成長を一層長期間にわたって防止するために、必要に応じて、主筋挿通孔30の上端部からグリースなどの撥水材を流し込み、橋脚用主筋33に塗着している。
ところで、前記フーチング2に橋脚ブロック3及びウィングブロック4を固定する橋脚組立が終了した後、図6と図7に示すように、ウィングブロック4の上に所定数の桁5の端部が耐震ゴムシート35を挟んで固定される。
各耐震ゴムシート35は、図6に示すようにゴムシート35aの上下両面に例えば鉄板、鋼板などからなる取付板35bを例えば加硫接着により貼着したものであり、図6と図7に示すように、ウィングブロック4上の所定の位置に載置され、その上に載置された桁5の端部と共に前記アンカーボルト31を用いてウィングブロック4に固定する。
ウィングブロック4の上に所定数の桁5を固定した後、桁5の間に予め工場生産されたスペーサブロック36を横一列に並べて挿入し、全ての桁5及びスペーサブロック36にわたってタイロッド37を挿通し、両端から緊結することにより桁5が横に移動することを防止する。
桁架けが終了すると、桁5の上に床版側壁ブロック6を載せ、ボルト38により床版側壁ブロック6を桁5に固定して上部工組立を完了させ、床版側壁ブロック6の路床39を舗装した後(S7)、後片付け(S8)をする。
この舗装方法は特に限定されず、例えば路床39の上面をコールタールなどによりタックコートした後、所定の厚さにわたってアスファルト40で舗装するアスファルト舗装法が採用される。
もちろん、この路床39の舗装に代えて、前記路床39上に鉄道路床を形成することも可能である。
なお、前記ピット8は、必要に応じて、工期内でフーチング2の設置後の適当な時期、例えば前記充填材24の養生期間経過後に埋め戻される。
以上に説明したように、この橋梁工法においては、杭頭9にネジ孔からなるネジ孔17を形成した所定数の基礎杭7を土中に設置した後、これら所定数の基礎杭7の上にPC版からなるフーチング2を載せ、この後、ネジ軸21とこれの一端に外つば状に連設された笠部22を備える笠ボルト20のネジ軸21をフーチング2に挿通し、更に前記基礎杭7の杭頭9に螺合させて締込むことにより、前記基礎杭7にフーチング2を連結する橋梁工法が採用されているので、施工現場でのコンクリート、グラウトなどの打設や養生に時間を取られずに、簡単な作業で、短時間で基礎杭7にフーチング2を固定できるようになる。
又、基礎杭7にフーチング2を固定するために、圧接、溶接、鉄筋工事などについての専門知識や専門技術は不要であり、広範囲にわたって人手を募ることができるので、人手を集め易くなると共に、労賃を安価にすることができる。
更に、この橋脚工法においては、前記フーチング2から所定の高さに橋脚用主筋33を立上げ、前記フーチング2上に予め主筋挿通孔27、30を形成した少なくとも1個の橋脚ブロック3及びウィングブロック4を、前記橋脚用主筋33がこれら少なくとも1個の橋脚ブロック3及びウィングブロック4の主筋挿通孔27、30に挿通されるように積上げた後、前記橋脚用主筋33を緊結することにより、施工現場でのコンクリート、グラウトなどの打設や養生に時間を取られずに、簡単な作業で、前記フーチング2に橋脚ブロック3及びウィングブロック4を固定して、PCコンクリートブロック橋脚1を形成することができるので、上部工組立(S6)の工期を短縮することができる。
そして、基礎工事(S3)、フーチングの設置(S5)及び上部工組立(S6)の工期を短縮できることにより、例えば基礎工事(S3)以後片付けまでの現場施工期間を10日以内の短期間に短縮することができると共に、現場施工の工費を削減することができる。
図9は本発明の他の実施例に係る橋梁の縦断正面図である。
この実施例の橋梁は、前記フーチング2の下面に基礎杭7の上部を突入させる凹部14が形成され、この凹部14に基礎杭7の上部を突入させることにより、笠ボルト20のネジ軸21を短縮すると共に、フーチング2と基礎杭7とを噛合せて、フーチング2の基礎杭7及び笠ボルト20に対する横ずれを防止するようにしている。
又、この工法によれば、フーチング2の基礎杭7及び笠ボルト20に対する横ずれを防止するための充填材24が不要になるので、笠ボルト20の充填孔23を省略して、笠ボルト20を安価にすることができると共に、充填材24を省略して資材費用を削減できる上、充填材24の打込み、養生などが不要になるので、現場施工時間を一層大幅に短縮することができると共に現場工費を一層大幅に削減することができる。
なお、前記緩衝材25は基礎杭7の上面と周面上部を覆うキャップ形に形成され、その弾性変形により基礎杭7とフーチング2の位置ずれを所定の範囲内で許容できるようにしている。
この実施例のその他の構成、作用ないし効果は前記本発明の一実施例における
それらと同様である。
それらと同様である。
2 フーチング
7 基礎杭
16 杭頭
17 ネジ孔
20 笠ボルト
21 ネジ軸
22 笠部
7 基礎杭
16 杭頭
17 ネジ孔
20 笠ボルト
21 ネジ軸
22 笠部
Claims (3)
- 杭頭にネジ孔を形成した所定数の基礎杭を土中に設置した後、これら所定数の基礎杭の上にPC版からなるフーチングを載せ、この後、ネジ軸とこれの一端に連設された笠部を備える笠ボルトのネジ軸をフーチングに挿通し、更に前記基礎杭の杭頭に螺合させて締込むことにより、前記基礎杭にフーチングを固定することを特徴とする橋脚工法。
- 前記フーチングから所定の高さに主筋を立上げ、前記フーチング上に予め主筋挿通孔を形成した少なくとも1個の橋脚ブロック及びウィングブロックを、前記主筋がこれら少なくとも1個の橋脚ブロック及びウィングブロックの主筋挿通孔に挿通されるように積上げた後、前記主筋を緊結することにより前記フーチングに橋脚ブロック及びウィングブロックを固定することを特徴とする請求項1に記載の橋脚工法。
- 請求項1又は2に記載された橋脚工法により建設され、土中に埋設された所定数の基礎杭と、これら基礎杭の上に載置されたフーチングと、フーチングに挿通され各基礎杭に螺締されたネジ軸及び該ネジ軸の上端に外つば状に連設された笠部を有する笠ボルトとを備えることを特徴とする橋脚。
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