JP2005290073A - 高分子ヒドロゲルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 前述の様に複雑な製造工程、工程時間が長い、連続製造が困難といった課題を有し、製造工程の簡素化および省力化や得られる高分子ヒドロゲルの品質の均一化を達成することを目的としている。
【解決手段】 水膨潤性粘土鉱物の水分散液に、N−イソプルピルアクリルアミドと水の質量比が98:2から80:20である水性溶液を加え、次いで重合することを特徴とする高分子ヒドロゲルの製造方法を提供する。また、本発明は、水膨潤性粘土鉱物の水分散液に、N−イソプルピルアクリルアミドと水の質量比が98:2から80:20である水性溶液および重合開始剤および/または触媒を加え、次いで重合することを特徴とする高分子ヒドロゲルの製造方法をも提供する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、感温性ヒドロゲル重合体として有用なN−イソプロピルアクリルアミド系ヒドロゲルの製造方法に関する。
N−イソプロピルアクリルアミド系ヒドロゲルは感温性を有し、その特徴を生かし、医療材料、調光材料、吸排水材料、土壌改良材料などに有用な材料である。特に、N−イソプロピルアクリルアミド重合体と水膨潤性粘土鉱物からなる系有機・無機複合ヒドロゲルは、優れた透明性、力学物性、感温性などを併せ持ち、特に有用な材料である。
かかるN−イソプルピルアクリルアミド系ヒドロゲルとしては、水膨潤性粘土鉱物および水を含む反応溶液の調製において、水膨潤性粘土鉱物の水分散液に、針状結晶のN−イソプルピルアクリルアミドを加えて溶解し、重合開始剤、触媒を加えて重合反応させて製造する方法が開示されている(特許文献1参照)。
かかる製造法では、N−イソプルピルアクリルアミドが針状結晶であるため、嵩高く、また溶解に時間がかかり、非常に大きな溶解槽を使用するか、極めてゆっくり結晶を添加する必要がある。また、結晶の空隙に存在する空気により、反応溶液内に酸素が混入してしまい、酸素による重合阻害を防ぐために、再度、脱酸素操作が必要となる。さらに連続製造を行う際、針状結晶などの固体の連続定量供給には、粉体フィーダーが広く用いられるが、液体の連続定量供給に比べ定量精度が低く、安定した均一品質のヒドロゲルを製造することが困難であった。
特開2002−53629号公報
本発明は、前述の様に複雑な製造工程、工程時間が長い、連続製造が困難といった課題を有し、製造工程の簡素化および省力化や得られる高分子ヒドロゲルの品質の均一化を達成することを目的としている。
本発明者は、これらの課題に鑑み、鋭意研究を進めた結果、予め特定な割合のN−イソプルピルアクリルアミドを水に溶解し、それを水膨潤性粘土鉱物の水分散液に添加することにより本発明の目的を達成することができることを見出した。
すなわち、本発明は、水膨潤性粘土鉱物の水分散液に、N−イソプルピルアクリルアミドと水の質量比が98:2から80:20である水性溶液を加え、次いで重合することを特徴とする高分子ヒドロゲルの製造方法を提供する。
本発明は、水膨潤性粘土鉱物の水分散液に、特定な割合のN−イソプルピルアクリルアミドと水との水性溶液を添加して重合することにより、水膨潤性粘土鉱物の水分散液中へのN−イソプルピルアクリルアミドの溶解性を著しく向上し、しかも酸素を液中に混入することがないため脱酸素工程を省略化でき、さらにヒドロゲルの連続生産性を高めると同時に品質の安定したヒドロゲルをもたらすことができる。
本発明でいうN−イソプルピルアクリルアミド水性溶液とは、N−イソプルピルアクリルアミドと水の質量比が98:2から80:20であり、常温又は加温状態で液状であるものである。この範囲よりN−イソプルピルアクリルアミド水性溶液中の水含有量が少ないと、液状になる温度が上がり、水を含有しない場合、液状になる温度はN−イソプルピルアクリルアミド融点の61℃以上に達し、加熱・保温に対するエネルギー負荷が多くなり、さらに保管中N−イソプルピルアクリルアミドの熱重合の可能性がある。反対にこの範囲より水含有量が多くなると、液状になる温度は25℃まで下がるが、液液2相に分離し、連続製造を行う際、均一に定量供給することが困難になってしまう。本発明におけるN−イソプルピルアクリルアミド水性溶液のN−イソプルピルアクリルアミドと水の特に好ましい質量比は、90:10〜80:20である。また、必要に応じて他の水溶性有機モノマーをこの水溶液に混合してもよいが、定量供給性から、均一に溶解することが好ましい。
他の水溶性有機モノマーとしては、N−アルキルアクリルアミド、N,N−ジアルキルアクリルアミド、アクリルアミド等のアクリルアミド類、または、N−アルキルメタクリルアミド、N,N−ジアルキルメタクリルアミド、メタクリルアミド等のメタクリルアミド類が挙げられる。ここでアルキル基としては炭素数が1〜4のものが特に好ましく選択される。またエステル基を有する重合性不飽和基含有水溶性有機モノマーの具体例としては、メトキシエチルアクリレート、エトキシエチルアクリレート、メトキシエチルメタクリレート、エトキシエチルメタクリレートなどがあげられる。
これらのモノマーの添加量は、N−イソプルピルアクリルアミドに対して通常10質量%以下が好ましく、それを越えると、水性溶液にしなくとも、N−イソプルピルアクリルアミドと他の水溶液有機モノマーとの混合物が液状化するので、本発明を用いなくても良いが、N−イソプルピルアクリルアミド系ヒドロゲルの持つ感温性が制限される。
本発明のヒドロゲルの製造では、N−イソプルピルアクリルアミド単独系やN−イソプルピルアクリルアミドを主成分とするモノマーに於いて、特に効果を発揮する。
また、本発明でいう水膨潤性粘土鉱物とは、粘土鉱物のうち水に膨潤し均一分散可能なものであり、特に好ましくは水中で分子状(単一層)又はそれに近いレベルで均一分散可能な層状粘土鉱物である。例えば、水膨潤性スメクタイトや水膨潤性雲母などが用いられ、具体的には、ナトリウムを層間イオンとして含む水膨潤性ヘクトライト、水膨潤性モンモリロナイト、水膨潤性サポナイト、水膨潤性合成雲母などが挙げられる。
かかる水膨潤性粘土鉱物は、N−イソプロピルアクリルアミドを添加する前に予め水に均一に分散されており、目視的には水溶液に溶解している状態である。ここで均一に分散とは、該粘土鉱物の沈殿もしくは濁った水溶液となるような大きな粘土鉱物凝集体が無い状態を意味し、好ましくは1〜10層程度のナノメートルレベルの厚みで分散し、より好ましくは1又は2層程度の厚みで分散している。
本発明でN−イソプロピルアクリルアミドを添加する前の水膨潤性粘土鉱物の水分散液に於ける水膨潤性粘土鉱物の含有量は、特に制限されないが、好ましくは該水分散液中で1〜20質量%である。
本発明での溶媒は、水であるが、目的とする高分子ヒドロゲルが調製できる限り、水と混和する有機溶剤を含んでいても良い。また、塩などを含む水溶液も使用可能である。なお、高分子ゲル複合材調製後に水と混和する有機溶剤に全体を置換することも可能である。水と混和する有機溶剤としては、メタノール、エタノール、プロパノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフラン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド及びそれらの混合溶媒が挙げられる。
上記水膨潤性粘土鉱物の水分散液に上記N−イソプルピルアクリルアミド水性溶液を添加する場合、水膨潤性粘土鉱物とN−イソプルピルアクリルアミドとの割合は、ゲル合成が容易であることや均一性に優れることなどから、得られる高分子ヒドロゲルを構成する固形分の1〜90質量%が水膨潤性粘土鉱物であることが好ましく,より好ましくは5〜70質量%,特に好ましくは10〜60質量%である。
本発明では、上記水膨潤性粘土鉱物の水分散液に上記N−イソプルピルアクリルアミド水性溶液を通常常温で均一に混合されるが、場合により加温して混合してもよい。その際、重合開始剤および触媒を添加するのが好ましい。重合開始剤および触媒の添加量は、N−イソプルピルアクリルアミドに対して重合開始剤が好ましくは0.001〜5質量%で、触媒が好ましくは0.01〜1質量%である。
上記重合開始剤としては、好ましくは水に分散性を有し、系全体に均一に含まれるものが用いられる。特に好ましくは層状に剥離した粘土鉱物と強い相互作用を有するカチオン系ラジカル重合開始剤である。具体的には、重合開始剤として水溶性の過酸化物、例えばペルオキソ二硫酸カリウムやペルオキソ二硫酸アンモニウム、水溶性のアゾ化合物、例えば、和光純薬工業株式会社製のVA−044、V−50、V−501などが好ましく用いられる。その他、ポリエチレンオキシド鎖を有する水溶性のラジカル開始剤なども用いられる。
また触媒としては、3級アミン化合物であるN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミンやβ−ジメチルアミノプロピオニトリルなどが好ましく用いられる。
本発明に於いて、水膨潤性粘土鉱物とN−イソプルピルアクリルアミドとの均一な水性液は、重合触媒および開始剤の種類などに合わせて0℃〜100℃の範囲の重合温度に設定され、また重合時間も触媒、開始剤、重合温度、モノマー量などの重合条件によって異なり、一概に規定できないが、一般に数十秒〜十数時間の間で行う。
本発明でN−イソプルピルアクリルアミド系ヒドロゲルの製造を行う場合、上記水膨潤性粘土鉱物の水分散液と上記N−イソプルピルアクリルアミド水性溶液とに含まれる水を調整する。また、N−イソプルピルアクリルアミド系ヒドロゲルの製造の際に、水膨潤性粘土鉱物とN−イソプルピルアクリルアミドとの均一な水性液に上記の重合開始剤及び/又は触媒の他にN,N’―メチレンビスアクリルアミドなどの有機架橋剤を添加することができる。
而して、本発明の製造法では、液体状態のN−イソプルピルアクリルアミドを水膨潤性粘土鉱物の水分散液加えることができるため、瞬時にN−イソプルピルアクリルアミドを溶解することができ、また酸素の混入がなく、非常に工程を簡略化することが可能となり、感温性を有し、その特徴を生かし、医療材料、調光材料、吸排水材料、土壌改良材料などに有用な高分子ヒドロゲルが得られる。
特に、本発明で得られる高分子ヒドロゲルには、強靱でタフネスのあるヒドロゲルや、透明又は均一白色のヒドロゲルや低温側で透明及び/又は体積膨潤状態にあり、高温側で不透明及び/又は体積収縮状態に可逆的に変化する臨界温度(Tc)を有するものが含まれ、当該ヒドロゲルのゲル乾燥体は、水に浸漬することにより可逆的にヒドロゲルに戻すことができるものであり、生活用品、医薬・医療、農業、土木、工業分野等の広い分野で有効である。
次いで本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこの実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1)
50mlのバイアルビンに100℃で2時間真空乾燥した水膨潤性合成ヘクトライト(英国ロックウッドアディティブス製「Laponite XLG」)0.80gを20℃イオン交換水18.87g中に攪拌しながら少量ずつ加え、無色透明の溶液を調製した。この溶液を脱酸素し後、N−イソプルピルアクリルアミドと水の質量比が98:2である60℃の水性溶液2.31gを攪拌しつつ溶液に加えた。瞬時に混合したので、この溶液を攪拌したまま、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン16μlと2%過硫酸カリウム水溶液1.0gを撹拌して加え、均一な反応溶液を調製した。N−イソプロピルアクリルアミドの添加開始から重合反応を開始するまでの所要時間は1分であった。次いで、この反応溶液を20℃の水浴中で15時間重合を行った。
重合後、得られた感温性有機・無機複合ヒドロゲルを50℃の恒温槽で1時間保持したところ、収縮により14.82gの水が排出された。これに含まれる未反応のN−イソプロピルアクリルアミドをガスクロマトグラフで測定したところ、100ppmであった。
(実施例2)
50mlのバイアルビンに100℃で2時間真空乾燥した水膨潤性合成ヘクトライト(英国ロックウッドアディティブス製「Laponite XLG」)0.80gを20℃イオン交換水18.35g中に攪拌しながら少量ずつ加え、無色透明の溶液を調製した。
この溶液を脱酸素をした後、N−イソプルピルアクリルアミドと水の質量比が80:20である40℃の水性溶液2.83g攪拌した溶液に加えた。瞬時に混合し、この溶液を攪拌したまま、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン16μlと2%過硫酸カリウム水溶液1.0gを撹拌して加え、均一な反応溶液を調製した。N−イソプロピルアクリルアミドの添加開始から重合反応を開始するまでの所要時間は1分であった。
次いで、この反応溶液を20℃の水浴中で15時間重合を行った。重合後、得られた感温性有機・無機複合ヒドロゲルを50℃の恒温槽で1時間保持したところ、収縮により14.95gの水が排出された。これに含まれる未反応のN−イソプロピルアクリルアミドをガスクロマトグラフで測定したところ、100ppmであった。
(比較例1)
50mlのバイアルビンに100℃で2時間真空乾燥した水膨潤性合成ヘクトライト(英国ロックウッドアディティブス製「Laponite XLG」)0.80gを20℃イオン交換水18.92g中に攪拌しながら少量ずつ加え、無色透明の溶液を調製した。
この溶液を脱酸素した後、N−イソプルピルアクリルアミド結晶2.26gを攪拌したまま5分間かけて少量ずつ加え、未溶解結晶がバイアルビンから溢れ出るのを防いだ。窒素雰囲気で、さらに10分間攪拌を継続し結晶を完全に溶解させた。次いで、この溶液を攪拌したまま、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン16μlと2%過硫酸カリウム水溶液1.0gを撹拌して加え、均一な反応液を調製した。N−イソプロピルアクリルアミドの添加開始から重合反応を開始するまでの所要時間は17分であった。
次いで、この反応溶液を20℃の水浴中で15時間重合を行った。重合後、得られた感温性有機・無機複合ヒドロゲルを50℃の恒温槽で1時間保持したところ、収縮により14.86gの水が排出された。これに含まれる未反応のN−イソプロピルアクリルアミドをガスクロマトグラフで測定したところ、100ppmであった。
(比較例2)
50mlのバイアルビンに100℃で2時間真空乾燥した水膨潤性合成ヘクトライト(英国ロックウッドアディティブス製「Laponite XLG」)0.80gを20℃イオン交換水18.92g中に攪拌しながら少量ずつ加え、無色透明の溶液を調製した。
この溶液を脱酸素した後、N−イソプルピルアクリルアミド結晶2.26gを攪拌したまま5分間かけて少量ずつ加え、未溶解結晶がバイアルビンから溢れ出るのを防いだ。さらに10分間攪拌を継続し結晶を完全に溶解させた。次いで、この溶液を攪拌したまま、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン16μlと2%過硫酸カリウム水溶液1.0gを撹拌して加え、均一な反応液を調製した。N−イソプロピルアクリルアミドの添加開始から重合反応を開始するまでの所要時間は16分であった。
次いで、この反応溶液を20℃の水浴中で15時間重合を行った。重合後、得られた感温性有機・無機複合ヒドロゲルを50℃の恒温槽で1時間保持したところ、収縮により15.02gの水が排出された。これに含まれる未反応のN−イソプロピルアクリルアミドをガスクロマトグラフで測定したところ、300ppmであった。

Claims (3)

  1. 水膨潤性粘土鉱物の水分散液に、N−イソプルピルアクリルアミドと水の質量比が98:2から80:20である水性溶液を加え、次いで重合することを特徴とする高分子ヒドロゲルの製造方法。
  2. 水膨潤性粘土鉱物の水分散液に、N−イソプルピルアクリルアミドと水の質量比が98:2から80:20である水性溶液および重合開始剤および/または触媒を加え、次いで重合することを特徴とする高分子ヒドロゲルの製造方法。
  3. 水膨潤性粘土鉱物の含有量が、得られる高分子ヒドロゲルを構成する固形分の1〜90質量%である請求項1または2に記載の高分子ヒドロゲルの製造方法。




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