JP2005289639A - スイングアーム式ドラムワインダー - Google Patents
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Abstract
【課題】 旧巻取軸が満巻になった時に、張力及び接圧を制御した新巻取軸にウエブを巻き替え、新巻取軸においても所要の巻き取り硬さで巻き取るドラムワインダーを提供する。
【解決手段】 反転アーム及びスイングアームを具備し、スイングアーム上の新巻取軸をモーターで駆動すると共にスイングアームをエアーシリンダーで回動する。
【選択図】 図1
【解決手段】 反転アーム及びスイングアームを具備し、スイングアーム上の新巻取軸をモーターで駆動すると共にスイングアームをエアーシリンダーで回動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、紙、プラスチックフィルム等のウエブを巻き取るドラムワインダーに関する。
紙、プラスチックフィルム等のウエブを巻き取るドラムワインダーにおいて、旧巻取軸のウエブ巻き量が所定値になった時にウエブを切断すると共に、接着糊を塗布した新巻取軸をドラム表面上のウエブに押し付けることで新巻取軸へウエブを巻き替えて、新巻取軸で巻き取ることは、既に従来から行われている。
この種のドラムワインダーとして、例えば、図4に示すように、新巻取軸41は反転アーム42のU字溝43に保持されている。
接着糊を塗布した新巻取軸41を図示しないアーム等でドラム44表面上のウエブ45に押し付けると共に図示しない切断装置でウエブ45を切断し、新巻取軸41にウエブ45を巻きつけて旧巻取軸46から新巻取軸41へのウエブ45の巻き替えをする。
接着糊を塗布した新巻取軸41を図示しないアーム等でドラム44表面上のウエブ45に押し付けると共に図示しない切断装置でウエブ45を切断し、新巻取軸41にウエブ45を巻きつけて旧巻取軸46から新巻取軸41へのウエブ45の巻き替えをする。
しかしながら、上述した構成のドラムワインダー40にあっては、新巻取軸41はウエブ45を巻き取るにしたがってU字溝43を矢印F方向に直線状にスライドしていく。
直線状にスライドしている新巻取軸41をモーター等で駆動することは機構が非常に複雑になり過ぎるので、回転するドラム44表面上のウエブ45に新巻取軸41を高圧で押し付けて駆動せざるを得なかった。
従って、新巻取軸41では低張力及び低接圧でウエブ45を巻き取ることが出来ないので、新巻取軸41でのウエブ45の巻き取り硬さが硬いものになってしまうという問題点があった。
直線状にスライドしている新巻取軸41をモーター等で駆動することは機構が非常に複雑になり過ぎるので、回転するドラム44表面上のウエブ45に新巻取軸41を高圧で押し付けて駆動せざるを得なかった。
従って、新巻取軸41では低張力及び低接圧でウエブ45を巻き取ることが出来ないので、新巻取軸41でのウエブ45の巻き取り硬さが硬いものになってしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、新巻取軸の巻き始めから張力及び接圧を制御して巻き取り、新巻取軸においても所要の巻き取り硬さでウエブを巻き取るドラムワインダーを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、紙、プラスチックフィルム等のウエブを巻き取るドラムワインダーにおいて、
前記ドラムワインダーのドラム軸心を反転中心とする反転アーム及び反転アーム上の一点を回動中心とするスイングアームを具備すると共に、前記反転中心に設けた第一回転軸及び/又は前記回動中心に設けた第二回転軸を介してモーターで前記スイングアーム上にある新巻取軸を駆動することを特徴とする。
前記ドラムワインダーのドラム軸心を反転中心とする反転アーム及び反転アーム上の一点を回動中心とするスイングアームを具備すると共に、前記反転中心に設けた第一回転軸及び/又は前記回動中心に設けた第二回転軸を介してモーターで前記スイングアーム上にある新巻取軸を駆動することを特徴とする。
これにより、新巻取軸の巻き始めから所要の張力及び接圧に制御できるので、新巻取軸においてもウエブを所要の巻き取り硬さで巻き取ることが出来る。
以下、本発明に係るスイングアーム式ワインダーを実施例により図面を用い詳細に説明する。
[実施例]
図1は本発明の実施例を示すスイングアーム式ドラムワインダーの定常巻き取り時の側面図、図2は同じく反転アームが反転終了時の側面図、図3は同じく新巻取軸を移動フレームに受け渡す時の側面図である。
図1は本発明の実施例を示すスイングアーム式ドラムワインダーの定常巻き取り時の側面図、図2は同じく反転アームが反転終了時の側面図、図3は同じく新巻取軸を移動フレームに受け渡す時の側面図である。
先ず、図1を用いて、前述のスイングアーム式ドラムワインダー1の構造を説明する。
ドラム4は駆動モーター18で駆動されており、移動フレーム14上に着脱及び回転可能に取り付けられている旧巻取軸10は第二巻取モーター20で駆動されている。移動フレーム14は移動シリンダー21により矢印Cで示すように左右に移動する。
ドラム4は駆動モーター18で駆動されており、移動フレーム14上に着脱及び回転可能に取り付けられている旧巻取軸10は第二巻取モーター20で駆動されている。移動フレーム14は移動シリンダー21により矢印Cで示すように左右に移動する。
反転アーム6はドラム4の軸心を反転中心7として架台13上に反転可能な状態で取り付けられ、第一エアーシリンダー16で反転される。
又、スイングアーム5は反転アーム6上の回動中心8で回動可能に取り付けられ第二エアーシリンダー17で回動される。
又、スイングアーム5は反転アーム6上の回動中心8で回動可能に取り付けられ第二エアーシリンダー17で回動される。
スイングアーム5上に着脱可能で且つ回転可能に取り付けられている新巻取軸9は、第一回転軸11、第二回転軸12及びベルト等の動力伝達手段を介して第一巻取モーター19で駆動される。
ウエブ2流れ方向で新巻取軸9より上流側位置に、ウエブ2を切断するランニングカッター15がある。
ウエブ2流れ方向で新巻取軸9より上流側位置に、ウエブ2を切断するランニングカッター15がある。
次に、図1、図2及び図3を用いて、前述のスイングアーム式ワインダー1の動作を説明する。
図1に示すように、定常時には新巻取軸9は第二エアーシリンダー17でドラム4から離されていて、図示しない前装置から供給されるウエブ2は、矢印A方向にドラム4を回転させる駆動モーター18及び矢印B方向に旧巻取軸10を回転させる第二巻取モーター20の駆動力で旧巻取軸10に巻き取られている。
この際、製品ロール3の外径が大きくなるにしたがって移動フレーム14は移動シリンダー21に押されながら矢印Cの右方向へ移動していく。
図1に示すように、定常時には新巻取軸9は第二エアーシリンダー17でドラム4から離されていて、図示しない前装置から供給されるウエブ2は、矢印A方向にドラム4を回転させる駆動モーター18及び矢印B方向に旧巻取軸10を回転させる第二巻取モーター20の駆動力で旧巻取軸10に巻き取られている。
この際、製品ロール3の外径が大きくなるにしたがって移動フレーム14は移動シリンダー21に押されながら矢印Cの右方向へ移動していく。
製品ロール3が所定の巻き量に達すると、接着糊を塗布され且つ第一巻取モーター19で所要の張力になるように駆動されている新巻取軸9は、第二エアーシリンダー17でドラム4表面上のウエブ2に所要の圧力で押し付けられると同時にランニングカッター15がウエブ2の流れに対して直角方向に走りウエブ2を切断し、ウエブ2は切断部から新巻取軸9に巻き付けられる。
新巻取軸9にウエブ2が巻きつけられると、図2に示すように、移動フレーム14は移動シリンダー21で矢印D方向へ移動して製品ロール3がドラム4から離れて、反転アーム6が第一エアーシリンダー16により反転させられて所定位置に停止する。
図3に示すように、製品ロール3を降ろした移動フレーム14は移動シリンダー21で矢印E方向に移動させられて新巻取軸9をスイングアーム5から受け取り、新巻取軸9は旧巻取軸10となりウエブ2を巻き取っていく。
新巻取軸9を移動フレーム14に受け渡したスイングアーム5と反転アーム6は図1の元の位置に第一エアーシリンダー16によって戻され、図1の定常巻き状態になる。
新巻取軸9を移動フレーム14に受け渡したスイングアーム5と反転アーム6は図1の元の位置に第一エアーシリンダー16によって戻され、図1の定常巻き状態になる。
本実施例においては、新巻取軸9は巻き取り始めから移動フレーム14受け渡すまで、第一巻取モーター19で巻き取り張力が制御でき、又、第二エアーシリンダー17でドラム4への接圧力が制御できる。
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることは言うまでもない。例えば、第一巻取モーター19は第一回転軸11または第二回転軸12に直結しても構わない。又、第一エアーシリンダー16はモーターに置き換えても良い。
以上説明したように本発明によれば、紙、プラスチックフィルム等のウエブを巻き取るドラムワインダーにおいて、前記ドラムワインダーのドラム軸心を反転中心とする反転アーム及び反転アーム上の一点を回動中心とするスイングアームを具備すると共に、前記反転中心に設けた第一回転軸及び/又は前記回動中心に設けた第二回転軸を介してモーターで前記スイングアーム上にある新巻取軸を駆動するので、新巻取軸の巻き取り始めから移動フレームに受け渡すまでの間も、制御された張力及び接圧でウエブを巻き取り、所要の巻き取り硬さでウエブを巻き取る事ができる。
1 スイングアーム式ドラムワインダー
2 ウエブ
4 ドラム
5 スイングアーム
6 反転アーム
7 反転中心
8 回動中心
9 新巻取軸
11 第一回転軸
12 第二回転軸
19 第一巻取モーター
2 ウエブ
4 ドラム
5 スイングアーム
6 反転アーム
7 反転中心
8 回動中心
9 新巻取軸
11 第一回転軸
12 第二回転軸
19 第一巻取モーター
Claims (1)
- 紙、プラスチックフィルム等のウエブを巻き取るドラムワインダーにおいて、
前記ドラムワインダーのドラム軸心を反転中心とする反転アーム及び反転アーム上の一点を回動中心とするスイングアームを具備すると共に、前記反転中心に設けた第一回転軸及び/又は前記回動中心に設けた第二回転軸を介してモーターで前記スイングアーム上にある新巻取軸を駆動することを特徴とするドラムワインダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004136840A JP2005289639A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | スイングアーム式ドラムワインダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004136840A JP2005289639A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | スイングアーム式ドラムワインダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005289639A true JP2005289639A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35323031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004136840A Pending JP2005289639A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | スイングアーム式ドラムワインダー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005289639A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101862765A (zh) * | 2010-07-16 | 2010-10-20 | 中国重型机械研究院有限公司 | 摆臂式上套筒系统 |
CN102963746A (zh) * | 2012-12-11 | 2013-03-13 | 佳源机电工业(昆山)有限公司 | 废料卷取机 |
CN105084068A (zh) * | 2015-08-11 | 2015-11-25 | 张家港市兰航机械有限公司 | 牵引收卷机中的牵引装置 |
CN109573697A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-04-05 | 新乐华宝塑料机械有限公司 | 一种塑料薄膜四工位卷取非接触传动装置 |
CN110817513A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-21 | 长沙博能科技股份有限公司 | 一种带材自动收卷机 |
CN115303583A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-11-08 | 界首市希尔发新材料科技有限公司 | 可快速下料的捆草网生产用卷收打包装置 |
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2004
- 2004-04-05 JP JP2004136840A patent/JP2005289639A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102963746B (zh) * | 2012-12-11 | 2015-06-10 | 佳源机电工业(昆山)有限公司 | 废料卷取机 |
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